JP2007150369A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送容器の入れ替えおよび搬送を自動化して工場全体の自動化を図る。
【解決手段】半導体ウェハ1を収容可能なFOUP2間における半導体ウェハ1の移し替えが行われる移し替え部4と、複数のFOUP2を保管可能なストッカー5と、移し替え部4とストッカー5との間でFOUP2を移動させるクレーン7とによって構成され、半導体ウェハ1をFOUP2から他のFOUP2に移し替える移し替え部4と、FOUP2の保管を行うストッカー5とが一体化されたことにより、半導体ウェハ1の移し替え時のFOUP2の配置および移し替え後のFOUP2の移動を自動で行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造技術に関し、特に大形の半導体ウェハの搬送容器間の移し替えに適用して有効な技術に関する。
半導体工場内における直径300mmの半導体ウェハの搬送技術について記載されている(例えば、非特許文献1参照)。
株式会社プレスジャーナル、1997年12月20日発行、「月刊Semiconductor World 1998年1月号」、131〜155頁
次世代の直径300mmの半導体ウェハに種々の処理を行う半導体工場では、この半導体ウェハの搬送(移し替えも含む)に自動化が必須技術と考えられている。
なお、半導体工場での半導体ウェハの処理の流れを考えた場合、結晶メーカから購入した半導体ウェハをシッピングボックスと呼ばれる搬送容器から各処理工程内で使用するFOUP(Front Opening Unified Pod)と呼ばれる搬送容器に移し替える工程や、汚れたFOUPから洗浄済みのFOUPに半導体ウェハを移し替える工程などがある。
そこで、直径200mmの半導体ウェハの場合、搬送容器間で半導体ウェハを移し替える際には、移し替え装置を単体でクリーンルーム内に設置し、移し替え時の移し替え装置
のローダへの搬送容器の配置と、移し替え後の搬送容器の移動とを作業者が行っている。
その際、まず、作業者によって搬送容器を移し替え装置のローダに配置し、その後、移載動作を開始させる。
ここでは、移載ロボットなどの移し替え手段によって自動で一方の搬送容器から他方の搬送容器に半導体ウェハを移し替える。
移し替え完了後、半導体ウェハを収容した搬送容器を次の工程に搬送し、そこで、半導体ウェハに所定の処理を行う。
ところが、前記した技術の直径200mmの半導体ウェハの搬送(移し替え)では、作業者が介在しているため、作業者が不在の場合、そこで処理が止まってしまうという問題が起こる。
また、直径300mmの半導体ウェハを収容する搬送容器は、その重量が重いため、作業者を介在させると、作業の安全上に問題が発生する。
したがって、搬送容器間での半導体ウェハの移し替えと、移し替え前後の搬送容器の搬送とを自動化しなければならない。
本発明の目的は、搬送容器の入れ替えおよび搬送を自動化して工場全体の自動化を図ることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、本発明の半導体装置の製造方法は、被処理物である半導体ウェハを収容可能な搬送容器を保管する保管部と、前記搬送容器間で前記半導体ウェハの移し替えが行われる移し替え部とを備えた搬送装置を準備する工程と、前記搬送装置において、前記保管部の前記搬送容器を前記移し替え部に移動して前記移し替え部に設けられたローダに自動で前記搬送容器を配置する工程と、前記搬送容器間で前記移し替え手段によって前記半導体ウェハを移し替える工程と、前記半導体ウェハの移し替え後、前記ローダから前記保管部に自動で前記搬送容器を移動する工程と、前記半導体ウェハを収容した前記搬送容器を前記搬送装置の前記保管部からウェハ処理装置に移動する工程と、前記ウェハ処理装置によって前記半導体ウェハに所望の処理を行う工程と、前記処理終了後、前記ウェハ処理装置から前記半導体ウェハを取り出して、前記処理済みの前記半導体ウェハを用いて半導体装置を組み立てる工程とを有するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1).被処理物の移し替え時の搬送容器の配置、移し替えおよび移し替え後の搬送容器の移動を自動で行うとともに、保管部によって複数の搬送容器を保管できるため、被処理物の移し替えの自動化を図ることができ、かつ移し替え前後の搬送容器のバッファ機能を持つことができる。
(2).移し替え部と保管部とを有することにより、両者を一体にした搬送装置とすることができる。その結果、被処理物の搬送容器間での移し替えを投資面、スペース面および運用面で効率良く行うことが可能になる。
(3).ウェハ処理装置状態確認作業用の複数のモニタウェハの複数の搬送容器への分割移し替えまたは複数の搬送容器に収容された複数のモニタウェハの1つの搬送容器への合併移し替えを行うことにより、モニタウェハを保管部の搬送容器に保管しておき、必要に応じて所望の搬送容器に必要枚数だけ短時間でモニタウェハを移し替えることが可能になる。これにより、ウェハ処理装置状態確認作業の自動化を図ることができる。
(4).移し替え部と保管部とを個別の設計とすることにより、被処理物の移し替えを行う必要がある搬送容器が保管された保管部のみに対して、後付けで移し替え部を取り付けることが可能になる。これにより、搬送装置の設置に関してフレキシビリティを確保することができる。
(5).搬送容器と搬送装置との標準化を行うことにより、シッピングボックス⇔FOUP、FOUP⇔FOUP、シッピングボックス⇔FOUPなどあるゆる搬送容器の組み合わせに対応することができる。これにより、種々の搬送容器間での被処理物の移し替えと、これら搬送容器の搬送を自動で行うことができ、その結果、工場全体の自動化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態)
図1および図2は本発明による搬送装置の構造の実施の形態の一例を示す平面図、図3は本発明の搬送装置が設置されたクリーンルームの構造の一例を示す部分構成図、図4は図3に示すクリーンルームのA部の構造を示す拡大部分平面図、図5は本発明の搬送装置に用いられる搬送容器の一例であるシッピングボックスの構造を示す斜視図、図6は本発明の搬送装置に用いられる搬送容器の一例であるFOUPの構造を示す斜視図、図7は本発明の搬送装置に用いられる搬送容器の一例であるオープンカセットの構造を示す斜視図、図8は本発明の半導体装置の製造方法で用いられる自動搬送車の構造の一例を示す部分斜視図であり、(a)はAGV、(b)はRGV、(c)はOHS、図9は本発明の搬送装置の移し替え部に設けられた移し替え手段である移載ロボットの構造の一例を示す側面図、図10(a),(b)は本発明の搬送装置を用いた半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図、図11(a),(b),(c)は本発明の搬送装置を用いた半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図、図12は本発明の半導体装置の製造方法で用いられる自動搬送車の一例であるOHTの構造を示す部分斜視図である。
本実施の形態の搬送装置は、図3に示すクリーンルーム3内に設置され、半導体製造ライン、特に、半導体前工程ラインで、半導体ウェハ1(被処理物)を収容可能な搬送容器間で半導体ウェハ1を自動で移し替える機能を有するとともに、前記搬送容器を保管する機能も有する移載ステーション100である。
なお、本実施の形態では、半導体ウェハ1が直径300mmの大形である場合を説明するが、ただし、半導体ウェハ1の大きさは、これに限定されるものではなく、直径200mmであってもよく、また、それ以外の大きさであってもよい。
まず、図1に示す搬送装置を用いて、本実施の形態の搬送装置の基本構成について説明すると、半導体ウェハ1(被処理物)を収容可能な搬送容器間における半導体ウェハ1の移し替えが行われる移し替え部4と、複数の前記搬送容器を保管可能な保管部であるストッカー5と、移し替え部4とストッカー5との間で前記搬送容器を移動させるクレーン7(搬送容器移動手段)とによって構成され、半導体ウェハ1の移し替え時の前記搬送容器の配置および移し替え後の前記搬送容器の移動を自動で行うものである。
すなわち、移載ステーション100である図1に示す搬送装置は、半導体ウェハ1を搬送容器から他の搬送容器に移し替える移し替え部4と、搬送容器の保管を行うストッカー5とを一体にしたものである。
なお、図1に示す搬送装置は、FOUP2(搬送容器)と呼ばれるキャリアカセット間で半導体ウェハ1の移し替えが行われる場合を示したものである。
また、図1に示す搬送装置の移し替え部4には、半導体ウェハ1をFOUP2間で移し替える移載ロボット6(移し替え手段)と、移載ロボット6の両脇のセット位置にFOUP2を配置させるローダ8と、半導体ウェハ1およびFOUP2における移し替え前後の識別情報であるIDを認識するIDリーダ11(識別情報認識手段)とが設けられている。
なお、IDリーダ11は、例えば、半導体ウェハ1もしくはFOUP2などの搬送容器に付されたIDを画像処理などによって認識するものであるが、ただし、必ずしも設けられていなくてもよく、あるいは、半導体ウェハ1とFOUP2とのうち、何れか一方のIDを読み取るものであってもよい。
また、移し替え部4には、図9に示す移し替え手段である移載ロボット6が設けられている。
この移載ロボット6は、本体部6aと、これと水平方向に回転自在に連結されたアーム部6bと、半導体ウェハ1を載せて支持するハンド部6cとからなり、一方のFOUP2からハンド部6cに半導体ウェハ1を載せた状態で取り出し、その後、他方のFOUP2に移し替えるものである。
なお、被処理物(半導体ウェハ1)の移し替え手段については、前記被処理物を一方の搬送容器から他方の搬送容器に移し替えることが可能な手段であれば、移載ロボット6以外の他の構造のものであってもよい。
また、ストッカー5は、多段棚構造のものであり、複数のFOUP2などの搬送容器を多段式で保管することが可能な構造になってる。
さらに、ストッカー5には、図1に示すように、半導体ウェハ1の移し替え時に、棚に載置されたFOUP2を取り出して移し替え部4のローダ8に移動させるクレーン7が設置されている。
このクレーン7は、FOUP2などの搬送容器を把持可能なハンドリング機構を備えているとともに、多段構造の棚に対応して昇降かつ水平移動可能なものである。
なお、ストッカー5内に、クレーン7とは別に他の移動専用ロボットを設置しておき、この移動専用ロボットを用いて、ストッカー5(の固定棚位置)から移し替え部4にFOUP2などの搬送容器を搬送してもよい。
また、ストッカー5には、開閉自在な搬入出窓5a,5b,5cが設けられており、搬入出窓5aは、搬送容器のベイ(工程)間搬送を行う際に搬送容器を出し入れする窓であり、搬入出窓5bは、搬送容器をベイ内搬送する際に搬送容器を出し入れする窓であり、搬入出窓5cは、搬送容器の洗浄などが目的で作業者によって搬送容器を出し入れする窓である。
ただし、それぞれの搬入出窓5a,5b,5cは、他の目的で搬送容器を搬入出することも可能である。
次に、移載ステーション100が設置された図3に示す半導体工場のクリーンルーム3内の概略構造について説明する。
図3に示すクリーンルーム3は、種々のクリーンルーム3の一例であり、本実施の形態の搬送装置である移載ステーション100が、ベイ内とウェハ投入室17とに設置された例である。
なお、半導体工場では、工程(ベイ)ごとにウェハ処理装置10がまとまって設置されており、このベイ間を複雑に往来することにより、プロセス処理が進められていく。その際の搬送容器の搬送形態は、ベイとベイを結ぶベイ間搬送と、ベイ内においてウェハ処理装置10まで搬送容器を運ぶベイ内搬送との2つの形態に分けられる。
ここで、このクリーンルーム3で用いられる搬送容器と自動搬送車について説明する。
図5に示す搬送容器は、FOSB(Front Opening Shipping Box)と呼ばれるシッピングボックス13であり、半導体ウェハ1を、例えば、25枚程度密閉状態で収容可能なケースの一種である。
なお、シッピングボックス13は、主に、結晶メーカから半導体ウェハ1を搬入する際に、半導体ウェハ1の搬送容器として用いられるものである。
また、シッピングボックス13は、本体部13aと開閉扉であるドア部13bとによって構成され、その本体部13aには、図8に示す自動搬送車のハンドリング機構のハンドリング用のロボットハンド部13cやボトムレール13eが設けられ、さらに、作業者のハンドリング用のマニュアルハンド部13dなどが設けられている。
なお、シッピングボックス13のドア部13bの開閉は、作業者によって手動で行われる。
図6に示す搬送容器は、FOUP2であり、シッピングボックス13と同様に、半導体ウェハ1を、例えば、25枚程度密閉状態で収容可能なケースの一種である。
なお、FOUP2は、主に、半導体ウェハ1の前工程において、半導体ウェハ1に所望の処理を行う際の搬送容器として用いられるものである。
また、FOUP2は、本体部2aと開閉扉であるドア部2bとによって構成され、その本体部2aには、前記自動搬送車のハンドリング機構のハンドリング用のロボットハンド部2c、ボトムレール2eおよびサイドレール2fなどが設けられており、さらに、作業者のハンドリング用のマニュアルハンド部2dが設けられている。
なお、FOUP2のドア部2bの表面には、ドア部2bの開閉を自動で行うためのロック用切り欠き2gや位置決め用切り欠き2hが形成されている。
したがって、FOUP2のドア部2bの開閉動作は、図3に示すウェハ処理装置10のドア開閉機構と連結して自動で行われる。
図7に示す搬送容器は、オープンカセット14であり、シッピングボックス13と同様に、半導体ウェハ1を、例えば、25枚程度収容可能なケースの一種である。
ただし、オープンカセット14は、半導体ウェハ1を開放状態で収容するものである。
なお、オープンカセット14は、高いクリーン度が要求される雰囲気のもとで主に用いられるものであり、本体部14aの一端に半導体ウェハ1の搬入出用の開口部14bが形成されている。
続いて、図8(a)に示す自動搬送車は、AGV(Auto-matic Guided Vehicle)12と呼ばれ、クリーンルーム3の床に形成されたガイドテープ12a上を走行するものである。
図8(b)に示す自動搬送車は、RGV(Reil Guided Vehicle)15と呼ばれ、クリーンルーム3の床に形成されたガイドレール15a上を走行するものである。
図8(c)に示す自動搬送車は、OHS(Over Head Shuttle)16と呼ばれる馬乗り形の天井走行用の搬送車であり、クリーンルーム3の天井に形成された天井レール16a上を走行するものである。
なお、AGV12およびRGV15は、図3に示すベイ内搬送で使用され、OHS16は、ベイ間搬送で使用される。
また、ベイ内搬送では、図12に示すOHT(Overhead Hoist Transfer) 18と呼ばれる吊り下げ形の天井走行用の搬送車が用いられることもある。このOHT18は、ウェハ処理装置10のローダ箇所まで吊り下げ用のワイヤが伸びてFOUP2を置くものである。
図2に示すウェハ投入室17は、内部に設置された移載ステーション100において、結晶メーカから搬入しかつシッピングボックス13に収容された半導体ウェハ1をFOUP2に移し替えるための部屋である。
すなわち、クリーンルーム3へのウェハ投入に図1に示す移載ステーション100を用いた例である。
したがって、ウェハ投入室17の移載ステーション100のストッカー5には、シッピングボックス13、FOUP2およびオープンカセット14などの種々の搬送容器が保管されている。
なお、図3に示すクリーンルーム3においては、ウェハ投入室17に移載ステーション100を用い、かつ、このウェハ投入室17のみ高い清浄度クラス(例えば、クラス1)にすることにより、クリーンルーム3内のウェハ投入室外の清浄度クラスを、例えば、クラス1000〜100000程度にすることができる。
また、図4は、図3に示すクリーンルーム3において、搬送容器間で半導体ウェハ1の移し替えを必要とするベイと、必要としないベイとを示したものである。
ここで、半導体ウェハ1の移し替えは、例えば、FOUP2を洗浄する際に行われる。
つまり、FOUP2などの搬送容器を洗浄する必要があるベイでは、図4の上側のベイに示すように、移載ステーション100を設置し、一方、図4の下側のベイに示すように、搬送容器間での半導体ウェハ1の移し替えを行う必要のないベイでは、ストッカー5のみを設置する。
したがって、移し替え部4とストッカー5とが一体となった移載ステーション100を設置することにより、クリーンルーム3内のレイアウトを大きく変更することなく、かつ、不要な設備投資を抑えることができる。さらに、図4に示す下側のベイに対しても、ストッカー5に後から移し替え部4を取り付けて移載ステーション100とすることもでき、低コストで、設備の設置効率の向上を図り、フレキシブルなクリーンルーム3を実現できる。
次に、図1〜図11を用いて、本実施の形態の搬送方法について説明する。
ここでは、前記搬送方法を、図10および図11に示す本実施の形態の半導体装置の製造方法に含めて説明する。
なお、前記半導体装置の製造方法は、図1および図2に示す搬送装置を用いたものであるとともに、本実施の形態では、半導体前工程ラインにおけるフォトリソグラフィ工程を例に取り上げ、半導体ウェハ1に露光処理を行う場合を説明する。
図10および図11は、フォトリソグラフィによって加工を施す工程の一例として、ベース基板であるシリコン基板1001の主面に堆積(デポジション)されたSiO2 (二酸化珪素)膜1002に微細な孔であるコンタクトホール1002aを形成する場合を簡単に示したものである。
まず、半導体ウェハ1を収容可能なFOUP2、シッピングボックス13およびオープンカセット14などの搬送容器を保管するストッカー5(保管部)と、前記搬送容器間で半導体ウェハ1の移し替えが行われる移し替え部4とを備えた搬送装置である移載ステーション100を準備する。
本実施の形態では、図3に示すクリーンルーム3において、ウェハ投入室17とベイ内とに移載ステーション100が設置されている場合を説明する。
まず、複数の半導体ウェハ1が収容されたシッピングボックス13を結晶メーカから納入した後、シッピングボックス13の梱包を解く。
続いて、シッピングボックス13のドア部13bを開け、図2に示す移載ステーション100のストッカー5の搬入出窓5bを介して、シッピングボックス13をストッカー5の所定の棚に載置する。
その後、半導体ウェハ1をシッピングボックス13からFOUP2(シッピングボックス13からオープンカセット14に移し替えてもよいが、ここでは、FOUP2に移し替える場合を説明する)に移し替える。
その際、搬送装置である移載ステーション100において、動作開始のスタートスイッチをONにすると、まず、ストッカー5の所定の棚に載置された半導体ウェハ1入りシッピングボックス13をクレーン7によって把持し、このクレーン7によって自動でシッピングボックス13を移し替え部4に移動させる。
さらに、移し替え部4のローダ8に半導体ウェハ1入りシッピングボックス13を配置する。
同様にして、予めストッカー5の棚に保管されていた空のFOUP2をクレーン7によ
って把持して移し替え部4に移動させ、そこで、このFOUP2をローダ8に配置する。
その後、搬送容器間で、図2および図9に示す移載ロボット6によって半導体ウェハ1を移し替える。
すなわち、移載ロボット6によってシッピングボックス13から半導体ウェハ1を取り出し、これをFOUP2に移し替える。
なお、本実施の形態の移載ステーション100には、その移し替え部4にIDリーダ11が設置されているため、シッピングボックス13からFOUP2に半導体ウェハ1を移し替える際に、半導体ウェハ1、シッピングボックス13およびFOUP2における移し替え前後のID(識別情報)を認識する。
すなわち、半導体ウェハ1を移し替える前に、まず、シッピングボックス13とFOUP2のそれぞれのIDを読み取る。続いて、移載ロボット6によってシッピングボックス13から半導体ウェハ1を取り出し、そこで、取り出した半導体ウェハ1のIDを読み取る。
その後、移載ロボット6によって半導体ウェハ1を支持し、これをFOUP2に移し替える。
なお、半導体ウェハ1の移し替えは、1枚ずつ必要枚数だけ順次行う。
続いて、この移し替え後のシッピングボックス13とFOUP2のIDを再び読み取る。
なお、IDの読み取りについては、必ずしも行うものではなく、また、搬送容器あるいは半導体ウェハ1の何れか一方のIDのみを読み取ってもよい。
半導体ウェハ1のシッピングボックス13からFOUP2への移し替え終了後、シッピングボックス13と半導体ウェハ1を収容したFOUP2とを、再び、クレーン7により自動でローダ8からストッカー5の所定の棚に移動させる。
その後、移し替えが行われた半導体ウェハ1を収容したFOUP2を移載ステーション100のストッカー5から所定のウェハ処理装置10に移動させる。
すなわち、ストッカー5の搬入出窓5aおよびウェハ投入室17の搬入出窓17aを介してFOUP2をウェハ投入室外に配置されたベイ間搬送用の自動搬送車であるOHS16上に載置し、その後、このOHS16によって所定のベイのストッカー5(例えば、図4に示す下側に設置された移し替えを行わないストッカー5)にFOUP2を搬送し、一端、このストッカー5にFOUP2を保管する。
続いて、ウェハ処理装置10によって半導体ウェハ1にフォトリソグラフィ処理を行うための所定の前処理を行う。
その後、前記前処理を終えた半導体ウェハ1に対して、フォトリソグラフィ工程のベイで以降の処理を行っていく。
まず、ベース基板であるシリコン基板1001上にSiO2 膜1002(酸化膜)を形成し、その後、SiO2 膜1002の上にレジスト膜1003を形成して図10(a)に示すような半導体ウェハ1を準備する。
つまり、本実施の形態のフォトリソグラフィ加工では、図10(a)に示すように、シリコン基板1001の主面上にSiO2 膜1002を堆積し、さらに、SiO2 膜1002上にレジスト膜1003を塗布(形成)した半導体ウェハ1を準備する。
続いて、複数の半導体ウェハ1を収容したFOUP2をベイ内搬送であるAGV12(RGV15の場合もある)に移し替え、必要な処理に応じてAGV12を所定のウェハ処理装置10まで移動させる。
まず、ウェハ処理装置10である露光装置の前までAGV12を移動させ、このウェハ処理装置10を用いて、半導体ウェハ1に露光処理を行う。
なお、ウェハ処理装置10内の清浄度クラスは、例えば、クラス1である。
まず、露光パターンを半導体ウェハ1のレジスト膜1003に露光する。
ここでは、半導体ウェハ1に露光する露光パターンが形成されたレチクルに、図10(b)に示すように、露光光9を照射することにより、前記露光パターンを半導体ウェハ1のレジスト膜1003に露光する。
つまり、露光光9をシリコン基板1001の主面のレジスト膜1003に照射することにより露光処理を行う。
この際、前記レチクルを通過することにより、露光光9がレジスト膜1003に照射される。ここでは、直径ΔWの開口孔形成領域1003bには露光光9は照射されない。
本実施の形態では、レジスト膜1003はネガ形のものである。
続いて、露光終了後、処理済みの半導体ウェハ1をウェハ処理装置10から取り出し、再び、FOUP2に収容する。
その後、このFOUP2をAGV12に載置し、他のウェハ処理装置10である現像装置の前まで搬送し、そこで、レジスト膜1003の現像を行う。
その際、露光装置の場合と同じ方法で、現像装置内に半導体ウェハ1を移載し、そこで半導体ウェハ1を順次現像する。
これにより、露光光9が照射されなかった直径ΔWの開口孔形成領域1003bのみが現像液に溶けて除去され、図11(a)に示すように、そこに開口孔1003aが形成される。
続いて、酸化膜であるSiO2 膜1002のエッチングを行う。
すなわち、現像終了後、前記現像装置から半導体ウェハ1を取り出し、FOUP2に順
次収容した後、再び、AGV12を用いて、FOUP2をエッチング装置の前まで運ぶ。
その後、露光装置の場合と同じ方法で、エッチング装置内に半導体ウェハ1を移載し、そこで半導体ウェハ1を順次エッチングする。
つまり、図11(a)に示すレジスト膜1003の開口孔1003aから露出したSiO2 膜1002をエッチングによって除去し、これにより、図11(b)に示すように、SiO2 膜1002にコンタクトホール1002aを形成する。
その後、アッシングなどによってレジスト膜1003を除去する。
すなわち、エッチング処理終了後、前記エッチング装置から半導体ウェハ1を取り出し、FOUP2に順次収容した後、再び、AGV12を用いてFOUP2をアッシング装置の前まで運ぶ。
その後、露光装置の場合と同じ方法で、アッシング装置内に半導体ウェハ1を移載し、そこで半導体ウェハ1を順次アッシング処理する。
これにより、図11(c)に示すように、露光パターンである直径ΔWのコンタクトホール1002aを有するSiO2 膜1002をシリコン基板1001上に形成したことになる。
その後、同様の露光方法を繰り返して、半導体ウェハ1の各チップ領域に所望の回路パターンを形成し、これにより、各チップ領域に所望の半導体集積回路を形成する。
なお、所定の工程を終了した半導体ウェハ1に対してこれを収容したFOUP2の洗浄を行う際には、例えば、図3に示すクリーンルーム3において、図4に示すような移載ステーション100が設置されたベイまで、ベイ間搬送用のOHS16によって洗浄が行われる半導体ウェハ1入りFOUP2を搬送する。
まず、図1に示す移載ステーション100のストッカー5の搬入出窓5aからこのFOUP2を搬入してストッカー5の棚に載置する。
その後、移載ステーション100において、半導体ウェハ1をFOUP2から他のFOUP2に移し替える。
その際、動作開始のスタートスイッチをONにすると、まず、ストッカー5の所定の棚に載置された半導体ウェハ1入りFOUP2をクレーン7によって把持し、このクレーン7によって自動でFOUP2を移し替え部4に移動させる。
さらに、移し替え部4のローダ8に半導体ウェハ1入りFOUP2を配置する。
同様にして、予めストッカー5の棚に保管されていた他のFOUP2をクレーン7によ
って把持して移し替え部4に移動させ、そこで、このFOUP2をローダ8に配置する。
その後、搬送容器間で、図1および図9に示す移載ロボット6によって半導体ウェハ1を移し替える。
すなわち、移載ロボット6によってFOUP2から半導体ウェハ1を取り出し、これを他のFOUP2に移し替える。
その際、ウェハ投入室17で行った方法と同様に、移し替え前後の2つのFOUP2および半導体ウェハ1のIDを、IDリーダ11によって読み取る。
さらに、移し替え終了後、空となったFOUP2と半導体ウェハ1を収容したFOUP2とを、再び、クレーン7により自動でローダ8からストッカー5の所定の棚に移動させる。
その後、移し替えが行われた半導体ウェハ1を収容したFOUP2を、移載ステーション100のストッカー5の搬入出窓5aを介してOHS16上に載置し、その後、このOHS16によって所定のベイのストッカー5(例えば、図4に示す下側に設置された移し替えを行わないストッカー5)にFOUP2を搬送し、一端、このストッカー5にFOUP2を保管する。
一方、空になったFOUP2をストッカー5の搬入出窓5cから取り出し、他のエリアに設置された洗浄装置で洗浄する。
その後、前工程処理を終えた半導体ウェハ1を収容したFOUP2を後工程処理のエリアに搬送し、そこで、後工程を開始する。
つまり、ダイシングによって半導体ウェハ1から個々の半導体チップを取得し、この半導体チップを用いてダイボンディング、ワイヤボンディングおよび封止などを行って所望の半導体装置を組み立てる。
なお、ワイヤボンディングや封止の種類については、半導体装置のタイプに応じて変更可能なものである。
本実施の形態の搬送方法および装置ならびにそれを用いた半導体装置の製造方法によれば、以下のような作用効果が得られる。
すなわち、半導体ウェハ1の移し替え時のFOUP2などの搬送容器の配置、移し替えおよび移し替え後の搬送容器の移動を自動で行うとともに、ストッカー5(保管部)によって複数の搬送容器を保管できるため、半導体ウェハ1の移し替えの自動化を図ることができ、かつ移し替え前後の搬送容器のバッファ機能を持つことができる。
すなわち、搬送容器間での半導体ウェハ1の移し替えおよびストッカー5からの搬送容器の出し入れを自動化でき、かつ、ストッカー5に搬送容器のバッファ機能を持たせることができる。
さらに、移し替え部4とストッカー5とを有することにより、両者を一体にした移載ステーション100(搬送装置)とすることができる。
その結果、半導体ウェハ1の搬送容器間での移し替えを投資面、スペース面および運用面で効率良く行うことが可能になる。
なお、本実施の形態では、被処理物が半導体ウェハ1である。したがって、半導体前工程ラインの物流のキーポイントである半導体ウェハ1の搬送容器間の移し替えを、ストッカー5と一体となった移し替え部4で行うことができ、これにより、半導体工場内の物流を妨げることなく移し替えを行うことができる。
さらに、本実施の形態のように、半導体ウェハ1が大形(例えば、直径300mm)の場合、半導体ウェハ1の移し替えを作業者を介在させずに自動で行うことができるため、安全性を確保することができる。
また、移載ステーション100において移し替え部4とストッカー5とを個別の設計とすることにより、半導体ウェハ1の移し替えを行う必要がある搬送容器が保管されたストッカー5のみに対して、後付けで移し替え部4を取り付けることが可能になる。
すなわち、特定のストッカー5のみに移し替え部4を取り付けることができる。
これにより、移載ステーション100の設置に関してフレキシビリティを確保することができる。
また、搬送容器と移載ステーション100との標準化を行うことにより、シッピングボックス13⇔FOUP2、FOUP2⇔FOUP2、シッピングボックス13⇔FOUP2などあるゆる搬送容器の組み合わせに対応することができる。
これにより、種々の搬送容器間での半導体ウェハ1の移し替えと、これら搬送容器の搬送を自動で行うことができ、その結果、工場全体の自動化を図ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、実施の形態で説明した移載ロボット6は、半導体ウェハ1を1枚ずつ移し替えるものであったが、図9に示す移載ロボット6のハンド部6cが積層されて複数設けられていることにより、複数の半導体ウェハ1を同時に一括して移し替えることもできる。
これにより、移し替えに費やす時間を大幅に短縮することができ、移し替えの作業の効率化を図ることができる。
また、被処理物として、ウェハ処理装置10の状態を確認するモニタウェハを使用し、かつ前記実施の形態の搬送装置を用いて、1つの搬送容器に収容された複数のモニタウェハの複数の前記搬送容器への分割移し替え、あるいは、複数の搬送容器に収容された複数の前記モニタウェハの1つの搬送容器への合併移し替えを行うことにより、複数のモニタウェハを他の複数の搬送容器に分けて収容することや、または、複数のモニタウェハを他の搬送容器に合併して収容することが可能になる。
したがって、モニタウェハをストッカー5の搬送容器に保管しておき、必要に応じて所望の搬送容器に必要枚数だけ短時間でモニタウェハを移し替えることが可能になる。
これにより、モニタウェハの自動供給を行うことができ、その結果、ウェハ処理装置10の状態確認作業の自動化を図ることができる。
また、前記実施の形態における移載ロボット6は、ローダ8を兼ね備えたものであってもよい。
なお、移載ステーション100である搬送装置が、移し替え部4とストッカー5とを兼ね備えたことにより、1つの搬送容器における被処理物の並べ替え(ソート)を行うことができる。
また、前記実施の形態では、移し替え部4とストッカー5とが一体となった搬送装置の場合を説明したが、前記搬送装置は、ストッカー5の内部に移し替え部4を取り付けた移し替え機構内蔵のストッカー5であってもよい。
さらに、半導体装置の製造方法として、フォトリソグラフィ工程の場合を説明したが、半導体製造工程は、移載ステーション100(搬送装置)を設置して搬送容器間での半導体ウェハ1の移し替えが行われる工程であれば、フォトリソグラフィ工程以外の拡散や洗浄工程などの如何なる半導体製造工程であってもよい。
また、前記実施の形態では、被処理物が半導体ウェハ1の場合を説明したが、前記被処理物は、例えば、ディスク基板などであってもよく、その場合の搬送装置は、磁気ディスクの製造ラインなどで用いられる移載ステーション100となる。
本発明は、大形の半導体ウェハの搬送に好適である。
本発明による搬送装置の構造の実施の形態の一例を示す平面図である。 本発明による搬送装置の構造の実施の形態の一例を示す平面図である。 本発明の搬送装置が設置されたクリーンルームの構造の一例を示す部分構成図である。 図3に示すクリーンルームのA部の構造を示す拡大部分平面図である。 本発明の搬送装置に用いられる搬送容器の一例であるシッピングボックスの構造を示す斜視図である。 本発明の搬送装置に用いられる搬送容器の一例であるFOUPの構造を示す斜視図である。 本発明の搬送装置に用いられる搬送容器の一例であるオープンカセットの構造を示す斜視図である。 (a),(b),(c)は本発明の半導体装置の製造方法で用いられる自動搬送車の構造の一例を示す部分斜視図であり、(a)はAGV、(b)はRGV、(c)はOHSである。 本発明の搬送装置の移し替え部に設けられた移し替え手段である移載ロボットの構造の一例を示す側面図である。 (a),(b)は本発明の搬送装置を用いた半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図である。 (a),(b),(c)は本発明の搬送装置を用いた半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法で用いられる自動搬送車の一例であるOHTの構造を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 半導体ウェハ(被処理物)
2 FOUP(搬送容器)
2a 本体部
2b ドア部
2c ロボットハンド部
2d マニュアルハンド部
2e ボトムレール
2f サイドレール
2g ロック用切り欠き
2h 位置決め用切り欠き
3 クリーンルーム
4 移し替え部
5 ストッカー(保管部)
5a,5b,5c 搬入出窓
6 移載ロボット(移し替え手段)
6a 本体部
6b アーム部
6c ハンド部
7 クレーン(搬送容器移動手段)
8 ローダ
9 露光光
10 ウェハ処理装置
11 IDリーダ(識別情報認識手段)
12 AGV
12a ガイドテープ
13 シッピングボックス(搬送容器)
13a 本体部
13b ドア部
13c ロボットハンド部
13d マニュアルハンド部
13e ボトムレール
14 オープンカセット(搬送容器)
14a 本体部
14b 開口部
15 RGV
15a ガイドレール
16 OHS
16a 天井レール
17 ウェハ投入室
17a 搬入出窓
18 OHT
100 移載ステーション(搬送装置)
1001 シリコン基板
1002 SiO2 膜
1002a コンタクトホール
1003 レジスト膜
1003a 開口孔
1003b 開口孔形成領域

Claims (4)

  1. 被処理物である半導体ウェハを収容可能な搬送容器を保管する保管部と、前記搬送容器間で前記半導体ウェハの移し替えが行われる移し替え部とを備えた搬送装置を準備する工程と、
    前記搬送装置において、前記保管部の前記搬送容器を前記移し替え部に移動して前記移し替え部に設けられたローダに自動で前記搬送容器を配置する工程と、
    前記搬送容器間で前記移し替え手段によって前記半導体ウェハを移し替える工程と、
    前記半導体ウェハの移し替え後、前記ローダから前記保管部に自動で前記搬送容器を移動する工程と、
    前記半導体ウェハを収容した前記搬送容器を前記搬送装置の前記保管部からウェハ処理装置に移動する工程と、
    前記ウェハ処理装置によって前記半導体ウェハに所望の処理を行う工程と、
    前記処理終了後、前記ウェハ処理装置から前記半導体ウェハを取り出して、前記処理済みの前記半導体ウェハを用いて半導体装置を組み立てる工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記搬送容器間で前記半導体ウェハを移し替える際に、前記半導体ウェハまたは前記搬送容器もしくはその両者における移し替え前後の識別情報を認識することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または2記載の半導体装置の製造方法において、前記搬送容器間で前記半導体ウェハを移し替える際に、前記搬送容器に収容された複数の前記半導体ウェハを同時に移し替えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1,2または3記載の半導体装置の製造方法において、1つの前記搬送容器に収容された複数の前記被処理物であるモニタウェハの複数の前記搬送容器への分割移し替えまたは複数の前記搬送容器に収容された複数の前記モニタウェハの1つの前記搬送容器への合併移し替えを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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