JPH08266865A - ディーゼルエンジン用排ガス浄化触媒 - Google Patents

ディーゼルエンジン用排ガス浄化触媒

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JPH08266865A
JPH08266865A JP7074139A JP7413995A JPH08266865A JP H08266865 A JPH08266865 A JP H08266865A JP 7074139 A JP7074139 A JP 7074139A JP 7413995 A JP7413995 A JP 7413995A JP H08266865 A JPH08266865 A JP H08266865A
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silica
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正洽 杉浦
Yoko Kumai
葉子 熊井
Koichi Kasahara
光一 笠原
Norihiko Aono
紀彦 青野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CO等の酸化・分解性能の維持・向上と、SO
3 の生成のより十分な抑制とを同時に実現可能なディー
ゼルエンジン用排ガス浄化触媒を提供することを目的と
する。 【構成・作用】白金族元素を担持した触媒担持層にさら
にVとLa等との複合酸化物を担持させる。また、シリ
カ等からなる触媒担持層にさらにアルカリ金属を担持さ
せる。さらに、触媒担持層が少なくともシリカ及びアル
カリ土類金属を有する場合、シリカとアルカリ土類金属
とで複合酸化物を形成させる。これらにより、CO等の
酸化・分解性能を維持しつつ、SO3 の生成をほぼ確実
に抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジン用
排ガス浄化触媒に関し、詳しくは、ディーゼルエンジン
からの排ガス中に含まれる有害成分である一酸化炭素
(CO)、炭化水素(HC)及び可溶性有機成分(SO
F(Soluble OrganicFractio
n))を浄化するとともに、硫酸塩(サルフェート)の
排出量を低減する排ガス浄化触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンについては、排ガスの
厳しい規制とそれに対処できる技術の進歩とにより、排
ガス中の有害成分は確実に減少されてきている。しか
し、ディーゼルエンジンについては、有害成分がパティ
キュレート(炭素微粒子、サルフェート等の硫黄系微粒
子、高分子量炭化水素微粒子等)として排出されるとい
う特異な事情から、規制も技術の進歩もガソリンエンジ
ンに比べて遅れており、確実に排ガスを浄化できる排ガ
ス浄化装置の開発が望まれている。
【0003】現在までに開発されているディーゼルエン
ジン用排ガス浄化装置としては、大きく分けてトラップ
型の排ガス浄化触媒を用いたトラップ型排ガス浄化装置
と、オープン型の排ガス浄化触媒を用いたオープン型排
ガス浄化装置とが知られている。トラップ型の排ガス浄
化触媒としては、セラミック製の目封じタイプのハニカ
ム体(ディーゼルパティキュレートフィルタ(DP
F))等を採用し得る。この排ガス浄化触媒を用いた排
ガス浄化装置では、DPF等で排ガスを濾過してパティ
キュレートを捕集し、圧損が上昇すればバーナ等で蓄積
したパティキュレートを燃焼させることによりDPF等
を再生するようになっている。また、パティキュレート
の捕集とともにCO、HC及びSOFを酸化・分解させ
るべく、DPF等の担体基材にアルミナ等により触媒担
持層を形成し、この触媒担持層に白金(Pt)等を担持
させた排ガス浄化触媒も検討されている。
【0004】一方、オープン型の排ガス浄化触媒として
は、セラミック製のストレートフロータイプのハニカム
体等からなる担体基材と、この担体基材にアルミナ等に
より形成された触媒担持層と、この触媒担持層にガソリ
ンエンジンと同様に担持されたPt等とを採用し得る。
このオープン型排ガス浄化装置によれば、Pt等の触媒
作用によりCO等の酸化・分解が可能である。
【0005】しかし、上記白金等をもつトラップ型又は
オープン型排ガス浄化装置では、触媒担持層が排ガス中
のSO2 を吸着し、高温時にSO2 がPt等の触媒作用
により酸化されてSO3 として排出されてしまう。特
に、ディーゼルエンジンにおいては、排ガス中に酸素ガ
スも充分存在し、この酸素ガスによってSO2 が酸化さ
れてSO3 として排出されやすい。そして、SO2 はパ
ティキュレートとして測定されないが、SO3 はパティ
キュレートとして測定される。また、SO3 は排ガス中
に多量に存在する水蒸気と容易に反応して硫酸ミストを
形成し、サルフェートとして排出されてしまう。このた
め、これらの排ガス浄化装置では、高温時にサルフェー
トの排出によりパティキュレート量が増大するという問
題がある。
【0006】かかる実情から、触媒担持層にPt、ロジ
ウム(Rh)及びパラジウム(Pd)とともにバナジウ
ム酸化物を担持させた排ガス浄化触媒が提案されている
(特公平2−32934号公報)。この提案の排ガス浄
化触媒によれば、バナジウム酸化物がPt等に何らかの
形で作用してSO3 の生成を抑制することが可能であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各提案の
排ガス浄化触媒では、CO等の酸化・分解性能の維持
と、SO3 の生成の抑制とが未だ十分でないことが明ら
かとなった。本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たものであり、CO等の酸化・分解性能の維持・向上
と、SO3 の生成のより十分な抑制とを同時に実現可能
なディーゼルエンジン用排ガス浄化触媒を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1のディーゼルエンジン用排ガス浄化触媒
は、触媒担持層と、該触媒担持層に担持された白金族元
素と、を有するディーゼルエンジン用排ガス浄化触媒に
おいて、前記触媒担持層には、さらにバナジウムと、ラ
ンタン、セリウム、イットリウム及びタングステンの少
なくとも一種との複合酸化物が担持されていることを特
徴とする。
【0009】この排ガス浄化触媒は、触媒担持層と、こ
の触媒担持層に担持された白金族元素とでペレット状に
形成され得る他、担体基材と一体のものとして形成され
ることもできる。担体基材としては、コージェライト製
等のDPF、ストレートフロータイプのハニカム体、ペ
レット等を採用することができる。また、金属製ハニカ
ム体を採用することもできる。
【0010】触媒担持層は、アルミナ、シリカ、チタニ
ア、ゼオライト、シリカ−アルミナ及びチタニア−アル
ミナ等の耐火性無機酸化物により形成することができ
る。耐火性無機酸化物は、平均粒径が20μm以下、比
表面積が10m2 /g以上のものであることが好まし
い。耐火性無機酸化物が20μmを超える平均粒径であ
り、かつ10m2 /g未満の比表面積であれば、十分な
SOFの分解性能が得られない虞れがある。また、触媒
担持層のコート量は、排ガス浄化触媒の単位容積当り、
10〜120g/lであることが好ましい。
【0011】白金族元素としては、代表的なPt、パラ
ジウム(Pd)、ロジウム(Rh)の他、ルテニウム
(Ru)、オスニウム(Os)及びイリジウム(Ir)
の少なくとも一種を採用することができる。例えば、P
tの担持量は、排ガス浄化触媒の単位容積当り、0.0
1〜10.0g/lであることが好ましい。Ptの担持
量が0.01g/l未満では、十分な酸化・分解性能が
得られない虞れがある。逆に、10.0g/lを超えて
Ptを担持しても、酸化・分解性能の向上が僅かであ
り、排ガス浄化触媒が高価となる。特に、Ptの担持量
が0.1〜3.0g/lである場合は酸化・分解性能と
コストとの両面で好ましい。
【0012】Pdの担持量は、排ガス浄化触媒の単位容
積当り、0.01〜20.0g/lであることが好まし
い。Pdの担持量が0.01g/l未満では、十分な酸
化・分解性能が得られない虞れがある。逆に、20.0
g/lを超えてPdを担持しても、酸化・分解性能の向
上が僅かであり、排ガス浄化触媒が高価となる。特に、
Pdの担持量が0.5〜3.0g/lである場合は酸化
・分解性能とコストとの両面で好ましい。
【0013】Rhの担持量は、排ガス浄化触媒の単位容
積当り、0.01〜1.0g/lであることが好まし
い。Rhの担持量が0.01g/l未満では、十分な酸
化・分解性能が得られない虞れがある。逆に、1.0g
/lを超えてRhを担持しても、酸化・分解性能の向上
が僅かであり、排ガス浄化触媒が高価となる。特に、R
hの担持量が0.05〜0.5g/lである場合は酸化
・分解性能とコストとの両面で好ましい。
【0014】バナジウム(V)は、ランタン(La)、
セリウム(Ce)、イットリウム(Y)及びタングステ
ン(W)の少なくとも一種と複合酸化物を形成してい
る。複合酸化物の担持量は、排ガス浄化触媒の単位容積
当り、1g〜70g/lであることが好ましい。複合酸
化物中のVにおける排ガス浄化触媒への担持量は、排ガ
ス浄化触媒の単位容積当り、0.01〜0.5モル/l
であることが好ましい。Vの担持量が0.01モル/l
未満では、十分な酸化・分解性能が得られない虞れがあ
る。また、0.5モル/lを超えてVを担持しても、酸
化・分解性能の向上が僅かであり、排ガス浄化触媒が高
価となる。特に、Vの担持量が0.05〜0.5モル/
lである場合は酸化・分解性能とコストとの両面で好ま
しい。
【0015】複合酸化物中のLa、Ce、Y及びWの少
なくとも一種における排ガス浄化触媒への担持量は、排
ガス浄化触媒の単位容積当り、0.01〜0.5モル/
lであることが好ましい。La等の担持量が0.01モ
ル/l未満では、十分な酸化・分解性能が得られない虞
れがある。また、0.5モル/lを超えてLa等を担持
しても、酸化・分解性能の向上が僅かであり、排ガス浄
化触媒が高価となる。特に、La等の担持量が0.01
〜0.5モル/lである場合は酸化・分解性能とコスト
との両面で好ましい。
【0016】この排ガス浄化触媒はトラップ型排ガス浄
化装置又はオープン型排ガス浄化装置に具体化可能であ
る。 (2)請求項2のディーゼルエンジン用排ガス浄化触媒
は、触媒担持層と、該触媒担持層に担持された白金族元
素と、を有するディーゼルエンジン用排ガス浄化触媒に
おいて、前記触媒担持層は、シリカ、ゼオライト、シリ
カ−アルミナ及びチタニア−アルミナの少なくとも一種
からなり、該触媒担持層には、さらにアルカリ金属が担
持されていることを特徴とする。
【0017】担体基材、触媒担持層及び白金族元素は請
求項1の排ガス浄化触媒と同様である。但し、触媒担持
層は、シリカ−アルミナの耐火性無機酸化物により形成
することがCO等の浄化率向上の点で好ましい。アルカ
リ金属としては、リチウム(Li)、ナトリウム(N
a)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、セシウム
(Cs)、フランシウム(Fr)の少なくとも一種を採
用することができる。
【0018】Li等の担持量は、排ガス浄化触媒の単位
容積当り、0.01〜0.1モル/lであることが好ま
しい。Li等の担持量が0.01モル/l未満では、十
分な酸化・分解性能が得られない虞れがある。また、
0.1モル/lを超えてLi等を担持しても、酸化・分
解性能の向上が僅かであり、排ガス浄化触媒が高価とな
る。特に、Li等の担持量が0.01〜0.05モル/
lである場合は酸化・分解性能とコストとの両面で好ま
しい。
【0019】(3)請求項3のディーゼルエンジン用排
ガス浄化触媒は、触媒担持層と、該触媒担持層に担持さ
れた白金族元素と、を有するディーゼルエンジン用排ガ
ス浄化触媒において、前記触媒担持層は少なくともシリ
カ及びアルカリ土類金属を有し、該シリカは該アルカリ
土類金属と複合酸化物を形成していることを特徴とす
る。
【0020】担体基材及び白金族元素は請求項1の排ガ
ス浄化触媒と同様である。触媒担持層は少なくともシリ
カを有する。例えば、無定形シリカ、ゼオライト及びシ
リカ−アルミナにより形成することができる。無定形シ
リカ等の平均粒径と触媒担持層のコート量とについては
請求項1の排ガス浄化触媒と同様である。アルカリ土類
金属としては、カルシウム(Ca)、ストロンチウム
(Sr)、バリウム(Ba)、ラジウム(Ra)、ベリ
リウム(Be)、マグネシウム(Mg)の少なくとも一
種を採用することができる。
【0021】シリカとアルカリ土類金属とは複合酸化物
を形成している。この場合、混合原子比{アルカリ土類
金属/(アルカリ土類金属+珪素)}は2〜65%であ
ることが好ましい。混合原子比が2%未満又は混合原子
比が65%を超えれば、CO等の酸化・分解性能と、S
3 の生成の抑制とを両立しにくい。特に、混合原子比
が10〜50%である場合は酸化・分解性能とSO3
生成の抑制との両面で好ましい。
【0022】
【作用】
(1)従来のように触媒担持層にPt等とともに単にバ
ナジウム酸化物を担持させた排ガス浄化触媒では、本発
明者らの試験結果によれば、SO3 の生成の抑制が未だ
十分でない。このため、本発明者らは、上記課題を解決
するために鋭意研究した結果、白金族元素を担持した触
媒担持層にさらにVとLa等との複合酸化物を担持させ
れば、CO等の酸化・分解性能を維持しつつ、従来の排
ガス浄化触媒に比べてSO3の生成をより抑制できるこ
とを見出し、本発明を完成した。
【0023】すなわち、請求項1の排ガス浄化触媒で
は、VとLa等との複合酸化物がPt等の白金族元素に
何らかの形で作用し、CO等の酸化・分解性能を維持し
つつ、SO3 の生成を抑制することが可能である。ま
た、従来の排ガス浄化触媒のように、バナジウム酸化物
を触媒担持層に単に担持させただけでは、毒性物質であ
るバナジウム酸化物が外気に飛散しやすい。また、使用
中に700℃程度以上に加熱されて昇華し、外気に蒸発
する場合もある。こうして外気に飛散等すれば、また飛
散等の後で外気中の水分に溶解すれば、環境汚染を生じ
る懸念がある。
【0024】この点、請求項1の排ガス浄化触媒では、
VがLa等と複合酸化物を形成しており、毒性物質であ
るバナジウム酸化物が外気に飛散しにくい。また、使用
中に700℃程度以上に加熱されても、昇華しにくく、
外気に蒸発しにくい。 (2)また、本発明者らは、上記課題を解決するために
鋭意研究した結果、シリカ等からなる触媒担持層にさら
にアルカリ金属を担持させれば、CO等の酸化・分解性
能を維持しつつ、SO3 の生成をほぼ確実に抑制できる
ことを見出し、本発明を完成した。
【0025】すなわち、請求項2の排ガス浄化触媒で
は、アルカリ金属がPt等の白金族元素に何らかの形で
作用し、CO等の酸化・分解性能を維持しつつ、SO3
の生成を抑制することが可能である。なお、触媒担持層
をチタニアで形成し、この触媒担持層にPt、Rh及び
Pdとともにアルカリ金属やアルカリ土類を担持させた
排ガス浄化触媒は既に提案されている(特開平4−25
0851号公報)。しかし、この提案は触媒担持層をチ
タニアに限定しており、触媒担持層がシリカ、ゼオライ
ト、シリカ−アルミナ及びチタニア−アルミナの少なく
とも一種からなる請求項2の排ガス浄化触媒を何ら示唆
あるいは開示するものではない。
【0026】(3)硫黄による被毒を避けるため、ディ
ーゼルエンジン用排ガス浄化触媒の触媒担持層として
は、シリカ、チタニア又はジルコニアが適すると言われ
ている。しかし、本発明者らの試験結果によれば、これ
らのみで触媒担持層を形成し、この触媒担持層にPt等
の白金族元素を担持したのでは、SO3 の生成の抑制が
できない。
【0027】このため、本発明者らは、上記課題を解決
するために鋭意研究した結果、触媒担持層が少なくとも
シリカを有する場合、このシリカをアルカリ土類金属と
複合酸化物を形成させれば、CO等の酸化・分解性能を
維持しつつ、SO3 の生成をほぼ確実に抑制できること
を見出した。また、アルミナとアルカリ土類金属との複
合酸化物では、CO等の酸化・分解性能の維持と、SO
3 の生成の抑制とができないことも見出した。こうし
て、本発明を完成した。
【0028】すなわち、請求項3の排ガス浄化触媒で
は、シリカとアルカリ土類金属との複合酸化物がPt等
の白金族元素に何らかの形で作用する。また、請求項3
の排ガス浄化触媒では、生成してしまったSO3 をアル
カリ土類金属に取り込み、外気にSO3 を排出しないと
考えられる。このため、請求項3の排ガス浄化触媒で
は、CO等の酸化・分解性能を維持しつつ、SO3 の生
成を抑制することが可能である。
【0029】
【実施例】以下、各請求項記載の発明を具体化した実施
例を比較例とともに試験1〜3により説明する。なお、
各請求項の技術的範囲はこれらの実施例に限定されるも
のでないことはいうまでもない。 (試験1)試験1では実施例1〜10及び比較例1〜5
の排ガス浄化触媒により、請求項1の技術的効果を確認
している。
【0030】「実施例1」担体基材としてコージェライ
ト製のストレートフロータイプのハニカム体(400セ
ル/in2 、直径80mm、長さ95mm)を用意す
る。この担体基材にアルミナ粉末、アルミナ水和物及び
純水からなるスラリーをコートし、乾燥後、500℃で
1時間焼成して、担体基材上に活性アルミナからなる触
媒担持層を形成した。
【0031】この触媒担持層を形成した担体基材を塩化
白金水溶液に浸漬し、Ptを担持する。また、酸化バナ
ジウムを加熱シュウ酸水溶液に溶解した液(以下、シュ
ウ酸バナジウム水溶液という。)と、シュウ酸ランタン
溶液とにPtを担持した担体基材を浸漬し、VとLaと
を担持する。こうして、実施例1の排ガス浄化触媒(実
施例触媒1という。以下、同様。)を得た。
【0032】この実施例触媒1の触媒担持層をX線回折
で調査したところ、VとLaとの一部が複合酸化物を形
成していた。実施例触媒1の触媒担持層の種類並びに担
持物質の種類及び担持量を表1に示す(以下、同
様。)。
【0033】
【表1】
【0034】「実施例2」シュウ酸ランタン溶液をシュ
ウ酸セリウム溶液に変更した以外は、実施例1と同様に
して実施例触媒2を得た。 「実施例3」シュウ酸ランタン溶液を硝酸イットリウム
溶液に変更した以外は、実施例1と同様にして実施例触
媒3を得た。
【0035】「実施例4」シュウ酸ランタン溶液をメタ
タングステン酸アンモニウム水溶液に変更した以外は、
実施例1と同様にして実施例触媒4を得た。 「実施例5」Ptの担持量を変えた以外は、実施例1と
同様にして実施例触媒5を得た。
【0036】「実施例6」Ptの担持量を変えた以外
は、実施例1と同様にして実施例触媒6を得た。 「実施例7」実施例1と同種の担体基材にアルミナ粉
末、酸化バナジウム粉末、炭酸セリウム粉末、アルミナ
水和物及び純水からなるスラリーをコートし、乾燥後、
500℃で1時間焼成して、担体基材上にV及びCeを
含む活性アルミナからなる触媒担持層を形成した。
【0037】この触媒担持層を形成した担体基材を白金
アンミンヒドロキシド溶液に浸漬し、Ptを担持する。
また、硝酸ロジウム溶液にPtを担持した担体基材を浸
漬し、Rhを担持する。こうして、実施例触媒7を得
た。この実施例触媒7の触媒担持層をX線回折で調査し
たところ、VとCeとの一部が複合酸化物を形成してい
た。
【0038】「実施例8」白金アンミンヒドロキシド溶
液を硝酸パラジウム溶液に変更した以外は、実施例7と
同様にして実施例触媒8を得た。 「実施例9」実施例1と同種の担体基材にシリカ粉末、
シリカゾル及び純水からなるスラリーをコートし、乾燥
後、500℃で1時間焼成して、担体基材上にシリカか
らなる触媒担持層を形成した。
【0039】この触媒担持層を形成した担体基材を塩化
白金酸水溶液に浸漬し、Ptを担持する。また、シュウ
酸バナジウムとシュウ酸ランタン溶液とにPtを担持し
た担体基材を浸漬し、VとLaとを担持する。こうし
て、実施例触媒9を得た。この実施例触媒9の触媒担持
層をX線回折で調査したところ、VとLaとの一部が複
合酸化物を形成していた。
【0040】「実施例10」実施例1と同種の担体基材
にチタニア粉末、チタニアゾル及び純水からなるスラリ
ーをコートし、乾燥後、500℃で1時間焼成して、担
体基材上にチタニアからなる触媒担持層を形成した。こ
の触媒担持層を形成した担体基材を白金アンミンヒドロ
キシド溶液に浸漬し、Ptを担持する。また、シュウ酸
バナジウムとシュウ酸ランタン溶液とにPtを担持した
担体基材を浸漬し、VとLaとを担持する。こうして、
実施例触媒10を得た。
【0041】この実施例触媒10の触媒担持層をX線回
折で調査したところ、VとLaとの一部が複合酸化物を
形成していた。 「比較例1」シュウ酸バナジウムとシュウ酸ランタン溶
液とにPtを担持した担体基材を浸漬しなかった以外
は、実施例1と同様にして比較例1の排ガス浄化触媒
(比較例触媒1という。以下、同様。)を得た。
【0042】「比較例2」シュウ酸ランタン溶液にPt
を担持した担体基材を浸漬しなかった以外は、実施例1
と同様にして比較例触媒2を得た。 「比較例3」シュウ酸バナジウム溶液にPtを担持した
担体基材を浸漬しなかった以外は、実施例1と同様にし
て比較例触媒3を得た。
【0043】「比較例4」シュウ酸バナジウム溶液にP
tを担持した担体基材を浸漬しなかった以外は、実施例
7と同様にして比較例触媒4を得た。 「比較例5」シュウ酸バナジウム溶液にPtを担持した
担体基材を浸漬しなかった以外は、実施例8と同様にし
て比較例触媒5を得た。
【0044】「評価1」3.6lの直噴ディーゼルエン
ジンのオープン型排ガス浄化装置に各実施例触媒1〜1
0及び各比較例触媒1〜5を取り付ける。定角点のフル
スロットルで500時間運転した後、2500回転の1
00N・mにおいて、入りガスのCO、HC及びパティ
キュレートを分析するとともに、出ガスのCO、HC及
びパティキュレートを分析する。そして、CO及びHC
の浄化率(%)を数1で算出した。なお、この時の入り
ガス温度は250℃である。
【0045】
【数1】
【0046】次に、トルクを180N・m、入りガス温
度を450℃とし、入りガスと出ガスとのパティキュレ
ートを分析し、パティキュレートの転換率(%)を数1
で算出した。また、各実施例触媒1〜10及び各比較例
触媒1〜5を10cc切出して水50mlに浸漬し、2
4時間放置した後、水の中のV量をICPで測定する。
そして、Vの溶解率(%)を数2で算出した。
【0047】
【数2】
【0048】結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】表2より、実施例触媒1〜10では、Vの
溶解率が低く、CO及びHCの浄化率を維持しつつ、比
較例触媒1〜5に比べてパティキュレートの転換率を低
く抑えることができることがわかる。これは、実施例触
媒1〜10では、高温時にSO3 の生成をより抑制して
いるため、サルフェートの排出量を減少させているから
である。 (試験2)試験2では実施例11〜20及び比較例6〜
9の排ガス浄化触媒により、請求項2の技術的効果を確
認している。
【0051】「実施例11」上記試験1の実施例1と同
種の担体基材にシリカ−アルミナ粉末、アルミナ水和物
及び純水からなるスラリーをコートし、乾燥後、500
℃で1時間焼成して、担体基材上に活性アルミナからな
る触媒担持層を形成した。この触媒担持層を形成した担
体基材を塩化白金酸水溶液に浸漬し、Ptを担持する。
【0052】次いで、硝酸カリウム溶液にPtを担持し
た担体基材を浸漬し、Kを担持する。こうして、実施例
触媒11を得た。実施例触媒11の触媒担持層の種類、
耐火性無機酸化物の平均粒径及びコート量並びに担持物
質の種類及び担持量を表3に示す(以下、同様。)。
【0053】
【表3】
【0054】「実施例12」硝酸カリウム溶液を硝酸ナ
トリウム溶液に変更した以外は、実施例11と同様にし
て実施例触媒12を得た。 「実施例13」硝酸カリウム溶液を硝酸リチウム溶液に
変更した以外は、実施例11と同様にして実施例触媒1
3を得た。
【0055】「実施例14」実施例1と同種の担体基材
にシリカ粉末、シリカゾル及び純水からなるスラリーを
コートし、乾燥後、500℃で1時間焼成して、担体基
材上にシリカからなる触媒担持層を形成した。この触媒
担持層を形成した担体基材を白金アンミンヒドロキシド
溶液に浸漬し、Ptを担持する。
【0056】次いで、硝酸カリウム溶液にPtを担持し
た担体基材を浸漬し、Kを担持する。こうして、実施例
触媒14を得た。 「実施例15」硝酸カリウム溶液を硝酸ナトリウム溶液
に変更した以外は、実施例14と同様にして実施例触媒
15を得た。
【0057】「実施例16」塩化白金酸水溶液を硝酸パ
ラジウム溶液に変更した以外は、実施例11と同様にし
て実施例触媒16を得た。 「実施例17」白金アンミンヒドロキシド溶液を硝酸パ
ラジウム溶液に変更した以外は、実施例14と同様にし
て実施例触媒17を得た。
【0058】「実施例18」白金アンミンヒドロキシド
溶液を硝酸パラジウム溶液及び硝酸ロジウム溶液に変更
した以外は、実施例14と同様にして実施例触媒18を
得た。 「実施例19」硝酸カリウム溶液を硝酸ナトリウム溶液
に変更した以外は、実施例18と同様にして実施例触媒
19を得た。
【0059】「実施例20」担体基材としてコージェラ
イト製のDPF(200セル/in2 、直径80mm、
長さ95mm)を用意する。この担体基材により実施例
11と同様にして実施例触媒20を得た。 「比較例6」実施例1と同種の担体基材にアルミナ粉
末、アルミナ水和物及び純水からなるスラリーをコート
し、乾燥後、500℃で1時間焼成して、担体基材上に
活性アルミナからなる触媒担持層を形成した。
【0060】この触媒担持層を形成した担体基材を塩化
白金酸水溶液に浸漬し、Ptを担持する。こうして、比
較例触媒6を得た。 「比較例7」硝酸カリウム溶液にPtを担持した担体基
材を浸漬せず、かつ耐火性無機酸化物の平均粒径及びコ
ート量を変えた以外は、実施例14と同様にして比較例
触媒7を得た。
【0061】「比較例8」硝酸カリウム溶液にPtを担
持した担体基材を浸漬せず、耐火性無機酸化物の平均粒
径及びコート量を変え、かつPtの担持量を変えた以外
は、実施例14と同様にして比較例触媒8を得た。 「比較例9」硝酸カリウム溶液にPtを担持した担体基
材を浸漬せず、かつ耐火性無機酸化物の平均粒径及びコ
ート量を変えた以外は、実施例20と同様にして比較例
触媒9を得た。
【0062】「評価2」各実施例触媒11〜20及び各
比較例触媒6〜9を用い、評価1と同様、入りガスのC
O、HC及びSOFを分析するとともに、出ガスのC
O、HC及びSOFを分析する。但し、実施例触媒20
及び比較例触媒9はトラップ型排ガス浄化装置に取り付
けている。そして、CO、HC及びSOFの浄化率
(%)を上記数1で算出した。なお、この時の入りガス
温度は250℃であり、SOFの捕集には希釈トンネル
を用い、ソックスレー抽出で定量した。
【0063】次に、トルクを180N・m、入りガス温
度を380℃とし、入りガスと出ガスとのSO2 を分析
し、SO2 の転換率(%)を上記数1で算出した。結果
を表4に示す。
【0064】
【表4】
【0065】表4より、実施例触媒11〜20では、C
O及びHCの浄化率を維持しつつ、比較例触媒6〜9に
比べてSO2 の転換率を向上できることがわかる。この
ため、実施例触媒11〜20では、硫酸ミストを形成し
にくく、サルフェートの排出量が低減してパティキュレ
ート量が減少することがわかる。また、実施例触媒11
〜13、20より、触媒担持層をシリカ−アルミナの耐
火性無機酸化物により形成することがCO等の浄化率向
上の点で好ましいことがわかる。 (試験3)試験3では実施例21〜27及び比較例10
〜14の排ガス浄化触媒により、請求項3の技術的効果
を確認している。
【0066】「実施例21」128gの硝酸マグネシウ
ム(Mg(NO3 2 ・6H2 O)に蒸留水1lを加
え、溶液Aを調製する。また、104gの珪酸エチル
(Si(OC2 5 ))にイソプロパノール500ml
を加え、溶液Bを調製する。溶液Aに溶液Bを加え、よ
く攪拌しつつアンモニア水を少しづつ添加し、PH=1
1の混合溶液を得る。この混合溶液を100℃で2時間
熟成し、濾過して溶質を蒸留水で洗浄する。そして、溶
質を120℃で一昼夜乾燥後、空気中において600℃
で3時間焼成し、SiO2 −MgO粉末(原子比=1:
1)を得た。
【0067】次いで、0.5wt%のジニトロジアンミ
ン白金水溶液100g中にSiO2−MgO粉末を50
g浸漬し、水浴上で加熱し、水分を蒸発させた。続い
て、120℃で一昼夜乾燥後、空気中において500℃
で1時間焼成し、10〜20メッシュアンダーで整粒す
る。こうして、Ptを担持したSiO2 −MgO(混合
原子比50%)からなるペレット状の実施例触媒21を
得た。
【0068】この実施例触媒21の触媒担持層をX線回
折で調査したところ、MgOの回折パターンは弱く、S
iO2 とMgOとがほとんど全て複合酸化物を形成して
いた。実施例触媒21の触媒担持層の種類及びアルカリ
土類金属の混合原子比(%)並びに担持物質の種類及び
担持量を表5に示す(以下、同様。)。
【0069】
【表5】
【0070】「実施例22」28.4gの硝酸マグネシ
ウムと、208gの珪酸エチルとを用いた以外は、実施
例21と同様とし、Ptを担持したSiO2 −MgO
(混合原子比10%)からなる実施例触媒22を得た。 「実施例23」118gの硝酸カルシウム(Ca(NO
3 2 ・4H2 O)と、104gの珪酸エチルとを用い
てPH=12とした以外は、実施例21と同様とし、P
tを担持したSiO2 −CaO(混合原子比50%)か
らなる実施例触媒23を得た。
【0071】「実施例24」10wt%の酢酸バリウム
水溶液200gにSiO2 (比表面積200m2 /g)
48gを浸漬し、水浴上で加熱し、水分を蒸発させた。
そして、120℃で一昼夜乾燥後、空気中において60
0℃で3時間焼成し、SiO2 −BaO粉末(原子比=
10:1)を得た。このSiO2 −BaO粉末に実施例
21と同様にPtを担持する。こうして、Ptを担持し
たSiO2 −BaO(混合原子比9%)からなる実施例
触媒24を得た。
【0072】「実施例25」ジニトロジアンミン白金水
溶液をジニトロジアンミンパラジウム水溶液に変更した
以外は、実施例21と同様とし、Pdを担持したSiO
2 −MgO(混合原子比50%)からなる実施例触媒2
5を得た。 「実施例26」2.5gの硝酸マグネシウムと、208
gの珪酸エチルとを用いた以外は、実施例21と同様と
し、Ptを担持したSiO2 −MgO(混合原子比1
%)からなる実施例触媒26を得た。
【0073】「実施例27」256gの硝酸マグネシウ
ムと、52gの珪酸エチルとを用いた以外は、実施例2
1と同様とし、Ptを担持したSiO2 −MgO(混合
原子比80%)からなる実施例触媒27を得た。 「比較例10」0.5wt%のジニトロジアンミン白金
水溶液100g中にγ−Al2 3 (比表面積100m
2 /g)50g浸漬し、水浴上で加熱し、水分を蒸発さ
せた。続いて、120℃で一昼夜乾燥後、空気中におい
て500℃で1時間焼成し、10〜20メッシュアンダ
ーで整粒する。こうして、Ptを担持したγ−Al2
3 からなる比較例触媒10を得た。
【0074】「比較例11」13wt%の酢酸バリウム
水溶液200gにγ−Al2 3 (比表面積100m2
/g)51gを浸漬し、水浴上で加熱し、水分を蒸発さ
せた。そして、120℃で一昼夜乾燥後、空気中におい
て500℃で3時間焼成し、Al2 3 −BaO粉末
(原子比=10:1)を得た。このAl2 3 −BaO
粉末に実施例21と同様にPtを担持する。こうして、
Ptを担持したAl2 3 −BaO(混合原子比9%)
からなる比較例触媒11を得た。
【0075】この比較例触媒11の触媒担持層をX線回
折で調査したところ、BaOの回折パターンは弱く、A
2 3 とBaOとがほとんど全て複合酸化物を形成し
ていた。 「比較例12」0.5wt%のジニトロジアンミン白金
水溶液100g中にSiO2 (比表面積200m2
g)50g浸漬し、水浴上で加熱し、水分を蒸発させ
た。続いて、120℃で一昼夜乾燥後、空気中において
500℃で1時間焼成し、10〜20メッシュアンダー
で整粒する。こうして、Ptを担持したSiO2 からな
る比較例触媒12を得た。
【0076】「比較例13」ジニトロジアンミン白金水
溶液をジニトロジアンミンパラジウム水溶液に変更した
以外は、比較例12と同様とし、Pdを担持したSiO
2 からなる比較例触媒13を得た。 「比較例14」0.5wt%のジニトロジアンミン白金
水溶液100g中にSiO2 (比表面積200m2
g)30gと、MgO20gとを浸漬し、水浴上で加熱
し、水分を蒸発させた。続いて、120℃で一昼夜乾燥
後、空気中において500℃で1時間焼成し、10〜2
0メッシュアンダーで整粒する。こうして、Ptを担持
したSiO2 及びMgOからなる比較例触媒14を得
た。
【0077】この比較例触媒14の触媒担持層をX線回
折で調査したところ、MgOの顕著な回折パターンが認
められた。 「評価3」各実施例触媒21〜27及び各比較例触媒1
0〜14を用い、オープン型排ガス浄化装置として、下
記条件で生成する硫酸ミストを粉塵計で測定した。 この評価では、硫酸ミストが検出され始めるまでの時間
(分)と、反応開始から5時間後の硫酸ミストの生成量
とについて測定した。結果を表6に示す。
【0078】
【表6】
【0079】「評価4」評価3の試験終了後の各実施例
触媒21〜27及び各比較例触媒10〜14を用い、下
記条件でHCの50%浄化温度(℃)を測定した。 HCの浄化率(%)は数3で算出した。
【0080】
【数3】
【0081】結果を合わせて表6に示す。表6より、例
えば、Ptを担持したものについてみれば、実施例触媒
21〜24、26、27における硫酸ミストの濃度は比
較例触媒10〜12、14に対して14〜42%低くな
っていることがわかる。
【0082】また、実施例触媒21と比較例触媒14と
を比較すると、複合化により硫酸ミスト濃度が低下し、
硫酸ミスト検出開始時間が長くなっていることがわか
る。このため、実施例触媒21〜25、27における硫
酸ミストの検出開始時間は比較例触媒10〜14と比べ
て著しく長くなっている。一方、実施例触媒21〜27
におけるHCの50%浄化率温度は、比較例触媒10〜
14と比べて同等レベルといえる。
【0083】このため、実施例触媒21〜27では、C
O等の酸化・分解性能を維持しつつ、SO3 の生成をほ
ぼ確実に抑制できることがわかる。これは、実施例触媒
21〜27では、生成してしまったSO3 をアルカリ土
類金属に硫酸マグネシウム等の形で取り込むことができ
るため、外気にSO3 を排出しないからであると考えら
れる。
【0084】また、実施例21、22、26、27のデ
ータから、アルカリ土類金属の添加量、すなわち混合原
子比が多くなる程、SO3 の生成の抑制効果が大きくな
ることがわかる。しかし、おおむね混合原子比が10%
を超えると、酸化・分解性能が低下している。このた
め、混合原子比が2〜65%程度、特に、混合原子比が
10〜50%であれば、酸化・分解性能とSO3 の生成
の抑制との両面で好ましいことがわかる。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように、各請求項のディー
ゼルエンジン用排ガス浄化触媒では、各請求項記載の構
成を採用しているため、次のような優れた効果を奏する
ことができる。 (1)請求項1の排ガス浄化触媒では、白金族元素を担
持した触媒担持層にさらにVとLa等との複合酸化物を
担持させているため、CO等の酸化・分解性能を維持し
つつ、従来の排ガス浄化触媒に比べてSO3 の生成をよ
り抑制できる。
【0086】また、請求項1の排ガス浄化触媒では、V
がLa等と複合酸化物を形成しているため、毒性物質で
あるバナジウム酸化物が外気に飛散等しにくく、環境維
持を実現できる。 (2)請求項2の排ガス浄化触媒では、シリカ等からな
る触媒担持層にさらにアルカリ金属を担持させているた
め、CO等の酸化・分解性能を維持しつつ、SO3 の生
成をほぼ確実に抑制できる。
【0087】(3)請求項2の排ガス浄化触媒では、触
媒担持層のシリカとアルカリ土類金属とにより複合酸化
物を形成しているため、CO等の酸化・分解性能を維持
しつつ、SO3 の生成をほぼ確実に抑制できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/652 B01J 23/56 301A 29/068 ZAB 23/64 102A F01N 3/10 ZAB 103A (72)発明者 佐藤 あけみ 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山下 公一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 坂野 幸次 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 杉浦 正洽 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 熊井 葉子 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 笠原 光一 静岡県小笠郡大東町千浜7800番地 キャタ ラー工業株式会社内 (72)発明者 青野 紀彦 静岡県小笠郡大東町千浜7800番地 キャタ ラー工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】触媒担持層と、該触媒担持層に担持された
    白金族元素と、を有するディーゼルエンジン用排ガス浄
    化触媒において、 前記触媒担持層には、さらにバナジウムと、ランタン、
    セリウム、イットリウム及びタングステンの少なくとも
    一種との複合酸化物が担持されていることを特徴とする
    ディーゼルエンジン用排ガス浄化触媒。
  2. 【請求項2】触媒担持層と、該触媒担持層に担持された
    白金族元素と、を有するディーゼルエンジン用排ガス浄
    化触媒において、 前記触媒担持層は、シリカ、ゼオライト、シリカ−アル
    ミナ及びチタニア−アルミナの少なくとも一種からな
    り、 該触媒担持層には、さらにアルカリ金属が担持されてい
    ることを特徴とするディーゼルエンジン用排ガス浄化触
    媒。
  3. 【請求項3】触媒担持層と、該触媒担持層に担持された
    白金族元素と、を有するディーゼルエンジン用排ガス浄
    化触媒において、 前記触媒担持層は少なくともシリカ及びアルカリ土類金
    属を有し、該シリカは該アルカリ土類金属と複合酸化物
    を形成していることを特徴とするディーゼルエンジン用
    排ガス浄化触媒。
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