JPH0826548B2 - 化粧型枠 - Google Patents

化粧型枠

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JPH0826548B2
JPH0826548B2 JP1163924A JP16392489A JPH0826548B2 JP H0826548 B2 JPH0826548 B2 JP H0826548B2 JP 1163924 A JP1163924 A JP 1163924A JP 16392489 A JP16392489 A JP 16392489A JP H0826548 B2 JPH0826548 B2 JP H0826548B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、種類や断面形状の異なる基礎の施工に適用
できる化粧型枠に関する。
(従来の技術) 本出願人は、特公昭63−16532号及び特願昭63−14114
9号(特開平1−310021号)において、木造住宅の基礎
などに使用する化粧型枠を提案している。この化粧型
枠、例えば一般基礎用化粧型枠は、第10図に示すように
無石綿等の薄形板材からなる化粧型枠板P,P1と、対向す
る化粧型枠板間を連結するセパレートSとを具備するも
のである。そしてこの化粧型枠を使用して基礎を施工す
るには、ベースBの設置面B1上に化粧型枠板P,P1を対向
して配置し、化粧型枠板間にセパレートSを渡して、こ
のセパレートの両端を化粧型枠板の内面に設けた一対の
リブR間の溝に係合させることにより化粧型枠を組立て
てから、化粧型枠の下部を土砂で埋戻し、化粧型枠板間
にコンクリートCaを打設するもので、その後に内部地盤
上に防湿用コンクリートCを打設して、べたコンクリー
ト床造を施工する。
この化粧型枠は、コンクリート打込み時には型枠部材
となり、充填したコンクリートCaの養生後はコンクリー
トCaと共に基礎の一部を構成し、基礎の仕上げ材とな
る。
(発明が解決しようとする課題) 基礎には、前述した一般基礎の他に第11図に示すもの
がある。すなわち、 第11図(a)に示す内部コンクリートC上端面を、外
部地盤Eより高く打つ立上り基礎K1、そして内部コンク
リート(べたコンクリート)Cと一体の基礎K2、一般基
礎の断面形状を変えたもの、例えば同図(b)に示すよ
うに切欠きKaを形成したいわゆる2段基礎K3、同図
(C)に示すや風呂の回りの一般基礎のレベルHより背
の高い立下り基礎K4等がある。さらに、同図(d)に示
すカーポート等が一般基礎のレベルHより立下り基礎K5
等がある。
本発明の目的は、上記のような様々な種類と形状を持
つ基礎の施工に容易にしかも簡単な構成で対応できる化
粧型枠を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の化粧型枠の特徴は、化粧型枠1A,1B,1Cが、間
隔を置いて対向している化粧型枠板1a,1b,1cと、両化粧
型枠板間に配置し、支持部10で上記化粧型枠板を支持す
る支持装置2とを具備し、上記支持装置を挾んで位置し
ている上記化粧型枠板のうち一側又は両側の化粧型枠板
は、その下端面が、支持装置の設置面から離れているこ
とにある。支持装置2としては、両側にそれぞれ配置し
てある支持枠5と、両支持枠間を連結する連結枠6,6aと
によって支持フレームを構成し、上記各支持枠に支持枠
の外側方に位置する化粧型枠板1a,1b,1cを支持する支持
部10を設けている。両支持枠5,5間に押え体11,11aを配
設している。押え体11,11aの両端部には支持枠5の支持
部10による化粧型枠板1a,1b,1cの支持状態を固定するた
めの押え部13,13aを設けてある。支持枠5は、下端部に
化粧型枠板1aを位置保持するための溝形の位置保持部8
を有する台板7を設けてもよい。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
まず、第1A図及び第2図に示す化粧型枠1Aについて説
明する。
化粧型枠1Aは、ベースB上面に間隔を置いて対向位置
している化粧型枠板1a,1bと、化粧型枠板の内側に配設
され、化粧型枠板を吊持する支持装置である支持フレー
ム2とを具備している。
化粧型枠板1a,1bは、無石綿、樹脂等の板材からな
り、内面に被支持部となる一対のリブ3,3aを水平方向に
全長に設けてある。1対のリブ3,3aを上下方向に等間隔
を複数条にわたって設けてある。1対のリブ3,3aは断面
が鳩尾状に形成され、両者の間であり溝4を形成してい
る。
化粧型枠板1a及び化粧型枠板1bの高さは、内部コンク
リートC側に面している化粧型枠板1aを短くして、化粧
型枠板の下端面を内部コンクリートCの上端面に一致又
はやや下方に位置するようにしてある。
支持フレーム2は、第2図に示すように両側に位置し
ている支持枠である支持板5,5と、両支持板間を連結す
る連結枠である連結板6とで構成され、図示の例では側
板間に連結板を上中下の3段にそれぞれ配設して「日」
の字形状に組立てられている。
両支持板5,5の下端側方には台板7,7を設けてある。台
板7,7は、支持板5,5からL字形に折曲げられて溝形の化
粧型枠板用の位置保持部8,8を形成し、先端には釘孔9,9
を開けてある。背の高い方の化粧型枠板1bが位置保持部
8内に差込まれる。
すべての連結板6,…のうち、最上段の連結板は支持板
5,5と一体に形成されて支持板と共に門型フレームを形
成し、中段及び下段の連結板6は、両端が垂直に折り曲
げられて、その折曲げ片を支持板5,5の内面に差込み溝
により取付けてある。
支持フレーム2の支持板5,5には、上段と中段の連結
板6の各端部よりわずか下方の位置から支持部であるフ
ック10,…を斜め上方に突出してあり、各フックは支持
板5,5の一部を打抜いて折り曲げ加工されたものであ
る。
各フック10,…で化粧型枠板1a,1bのリブ3を支持して
いる。フック10は、第3図に示すように、一対のリブ3,
3aのうち、下方のリブ3の下面と係合して、化粧型枠板
1a,1bを下から支えている。リブ3における化粧型枠板1
a,1bの支持状態を固定化するために、押え体である押え
板11を連結板6上に重ねて取付けピン12によって取付け
てある。
押え板11は、第3図及び第4図示の例によれば、取付
けピン12を回転中心として支持板5,5間を回転可能であ
る。押え板11の両端部には、押え部である押え片13,13
を設けてある。押え片13,13は押え板11から斜め上方に
切り起され、化粧型枠板1a,1bの溝4,4内に挿入可能であ
る。押え板11を、第4図の位置から矢印方向に回転させ
て、押え片13,13を溝4,4内に圧入すれば、ばね力に抗し
て変形するからばねの反発力によって、押え片がリブ3
をフック10側に押圧して、くさびの機能をして、フック
との間でリブ3を強力に保持するから化粧型枠板1a,1b
の支持が強化される。押え板11は、支持フレーム2の変
形を防止し、化粧型枠板1a,1bの間隔を確保するセパレ
ータの機能もする。
化粧型枠板1a,1b間には、第5図に示すように化粧型
枠板の間隔を保持するためのセパレート14を設けて、セ
パレートの両端部は溝4,4に係止されている。
次に、化粧型枠1Aを使用してコンクリート基礎を施工
する方法を説明する。
予め押え板11を取付けピン12を中心として所定角度回
転させて、第4図示の状態にしておく。そこでまず、第
1A図に示すベースB上のコンクリートに墨を打ち、この
墨に沿って支持フレーム2を間隔を置いて順次並べて行
き、支持フレームの台板7を釘でコンクリート上に固定
する。そして第2図左側の化粧型枠板1bを台板7の位置
保持部8に差入れて位置保持すると共にフック10にリブ
3の下面を掛け止めて支持板5,5に化粧型枠板1bを吊
る。同様にして、他側の化粧型枠板1aもフック10により
支持板5,5に吊る。その後、押え板11を回転さて、押え
片13をばね力に抗して溝4に圧入して、フック10による
支持を固定する。そして化粧型枠板1a,1b間にセパレー
ト14,14を渡して、セパレートの両端部を溝4に係合さ
せて、セパレートを固定して化粧型枠板の間隔を確保す
る。その後、内部地盤上に内部コンクリートCと化粧型
枠板1a,1b間にコンクリートCaを打設する。コンクリー
ト養生後、コンクリートCaは、化粧型枠板1a,1bと一体
となる。
鉄筋Tの配筋作業は、支持フレーム2を並べて固定し
た後でも、また化粧型枠板1a,1bを支持板5に支持した
後でもいずれでもよい。
連結板の取付方法の他の例として、第6,7図に示すよ
うに連結板6aの両端部を支持板5の内面に固着した受板
15の内側に差し込むようにしてもよい。
第6図〜第8図は、押え手段の他の例を示すものであ
る。この例では、押え板11aの両端を下方に斜めに折曲
げて押え片13a,13aを形成し、各押え片を第7図に示す
ように化粧型枠板のリブ3,3a間の溝に挿入可能であっ
て、内面でリブ3aの上面と係合可能である。そして係合
状態では、ビス孔17,17を利用してビス18によって連結
板6aと押え板11aとを結合して、押え片13aとフック10と
でリブ3を保持する。
押え板11aを取付けるには、支持フレーム2で化粧型
枠板1a,1bを支持した後、化粧型枠板1a,1b間から押え板
を水平にしたまま両端部を溝4にスライドさせる。
なお、化粧型枠板1a,1bに設ける被支持部は上例では
断面鳩尾状のリブ3,3aで構成したが、この例に限られ
ず、例えば第9図に利召す断面T字形の掛止め部3bであ
ってもよい。
化粧型枠板、セパレート、このセパレートと化粧型枠
板との連結手段のそれぞれの構成は、図示の例に限られ
ず、既に本出願人が提案している手段その他の公知のも
のを使用してもよい。
第1B図は他の化粧型枠1Bを示し、この化粧型枠を使用
してべたコンクリートCと一体の基礎の施工例を示すも
のである。
この例においては、化粧型枠板1c,1cの高さを等しく
してあり、両化粧型枠板の下面は、ベースBの設置面か
ら内部コンクリートCの厚み分だけ離してある。その他
の構成は第1A図示の例と同様であり、対応する構成部分
について、符号を一致させてある。
第1C図は他の化粧型枠1Cを示し、この化粧型枠を使用
して一般基礎の変形例である内側に切欠き16がある2段
基礎の施工例を示すものである。
この例においては、右側に位置する化粧型枠板を上下
に分離させて、上方の化粧型枠板1aと化粧型枠板1bの間
隔を狭く、下方の化粧型枠板1dと化粧型枠板1bの間隔を
広くとってある。
そして化粧型枠板1aと化粧型枠板1bとを支持フレーム
2で支持している。化粧型枠板1bと化粧型枠板1dとは、
セパレート14によって間隔が保持されると共に連結さ
れ、また化粧型枠板1aと化粧型枠板1bとの間もセパレー
ト14によって間隔が保持されている。
第1A図、第1B図及び第1C図の例によれば、化粧型枠板
1a,1b,1cが支持装置2により吊持され、化粧型枠板が位
置保持されるため、施工が簡易かつ迅速にできる。化粧
型枠板は、支持装置2により化粧型枠板の間隔が確保で
きる。押え体を設けることによって支持部10において化
粧型枠板の支持が強化され、化粧型枠板の支持が安定す
る。
(発明の効果) 本発明によれば、簡単な構成により一般基礎はもちろ
ん立上り立下り基礎等の基礎に容易に対応できるほか、
いわゆる2段基礎のように断面形状の異なる基礎の施工
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図及び第1C図は各実施例の化粧型枠を使用
したコンクリート基礎を示す縦断面図、 第2図は第1A図示例における支持フレームで化粧型枠板
を支持している状態を示す斜視図、 第3図はフックとリブとの結合関係を示す拡大断面図、 第4図は押え板と連結板との関係を示す斜視図、 第5図はセパレートの取付け状態を示す断面図、 第6図〜第8図は押え手段の他の例を示し、第6図は使
用状態を示す拡大断面図、第7図は支持板の側面図、第
8図は押え板を示す斜視図、第9図は化粧型枠板の被支
持部の他の例の断面図、 第10図は従来の化粧型枠を使用して施工した基礎を示す
断面図、 第11図(a)〜(d)は各種の基礎を示す断面図であ
る。 1A,1B,1C……化粧型枠、 1a,1b,1c,1d,1e……化粧型枠板、 2……支持装置(支持フレーム)、2a……支持装置、 3,3a……リブ、3b……掛止め部、 4……溝、5……支持枠(支持板)、 6,6a……連結枠(連結板)、7……台板、 8……位置保持部、10……支持部(フック)、 11,11a……押え体(押え板)、13,13a……押え部(押え
片)、 14……セパレート、B……ベース、 C,Ca……コンクリート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔を置いて対向している化粧型枠板と、 両化粧型枠板間に配置し、支持部で上記化粧型枠板を支
    持する支持装置と を具備し、上記支持装置を挾んで位置している上記化粧
    型枠板のうち一側又は両側の化粧型枠板は、その下端面
    が、支持装置の設置面から離れており、 上記支持装置は、両側にそれぞれ配置してある支持枠
    と、両支持枠間を連結する連結枠とによって支持フレー
    ムを構成し、上記各支持枠に支持枠の外側方に位置する
    化粧型枠板を支持する支持部を設けてあり、上記両支持
    枠間に押え体を配設し、押え体の両端部に支持枠の支持
    部による化粧型枠板の支持状態を固定するための押え部
    を設けてあることを特徴とする化粧型枠。
JP1163924A 1989-06-28 1989-06-28 化粧型枠 Expired - Lifetime JPH0826548B2 (ja)

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