JPH08264940A - プリント配線基板のスルーホール加工方法 - Google Patents
プリント配線基板のスルーホール加工方法Info
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/42—Plated through-holes or plated via connections
- H05K3/429—Plated through-holes specially for multilayer circuits, e.g. having connections to inner circuit layers
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- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
基板にスルーホールを加工する方法に関し、スルーホー
ルの開口部と内部の径を均一化し、プレスフィットピン
とスルーホール内壁導体層との電気的、機械的接合の信
頼性を向上させることを目的とする。 【構成】 多層配線基板にスルーホールを加工する方法
において、第1ドリルを用いて多層配線基板に貫通孔を
形成し、第1ドリルより外径の大きい第2ドリルを用い
て前記貫通孔と同軸で基板表面から所定深さに至る孔を
形成し、形成された孔の内壁にメッキ加工により導体層
を形成することを特徴とする。
Description
スルーホール加工方法に関し、とくに、プレスフィット
ピンを有する電子部品を実装するためのプリント配線基
板のスルーホール加工方法に関する。
ーホールを加工する場合には、プリント配線板にドリル
を用いて貫通孔を形成した後、メッキ加工によって貫通
孔の内壁に導体層を形成するようにしている。
方法によってスルーホールを加工すると、スルーホール
の開口部のメッキ層が厚くなり開口部の穴径が内部の穴
径に比べて小さくなる。従って、従来の方法で加工した
スルーホールにプレスフィットピンを挿入すると、ピン
とスルーホールの内部メッキ層との接触圧が弱くなり、
ピンとメッキ層との間に信頼性の高い電気的および機械
的な接続を得ることが難しいという問題があった。
されたもので、スルーホールの開口部と内部の径をほぼ
均一にし、プレスフィットピンとスルーホールの内壁メ
ッキ層との間の接続性を向上させることが可能なスルー
ホール加工方法を提供するものである。
ント配線基板にスルーホールを加工する方法において、
第1ドリルを用いて多層配線基板に貫通孔を形成し、第
1ドリルより外径の大きい第2ドリルを用いて前記貫通
孔と同軸で基板表面から所定深さに至る孔を形成し、形
成された孔の内壁にメッキ加工により導体層を形成する
ことを特徴とするプリント配線基板のスルーホール加工
方法を提供するものである。
用導体層と絶縁層からなる2〜6層程度の積層基板であ
り、プレスフィットピンを有する部品を実装するための
スルーホールを備える。
5〜1.0mm程度の直径を有し、半径方向に弾性を有す
るピンであり、スルーホールに圧入したときに、その弾
性によりピンとスルーホールの内壁導体層との接続や基
板の内部導体層との電気的な接続を確保すると共に、ピ
ンをスルーホールに機械的に固定するようになってい
る。
使用し、基板への穴加工時には、NCボール盤に装備さ
れているスピンドルに装着し、通常25000〜800
00rpmの速度で回転させる。
る工程と、第2ドリルで基板表面から所定深さに至る孔
を形成する工程とは、いずれが先に行われてもよい。第
2ドリルで加工する孔の基板表面からの深さは、基板厚
さのほぼ2分の1程度であればよいが、基板の内部導体
層の位置、基板厚さ、プレスフィットピンのサイズおよ
びドリル先端角度などにより決定される。
スルーホールの内壁のメッキ厚さやプレスフィットピン
サイズを考慮して決定される。次に、第1および第2ド
リルで形成した孔に形成される内壁導体層の材料として
は、銀−パラジウムや銅を使用することができる。
ッキ加工は、例えば、次のようにして行う。スルーホー
ルに導電性を付与した無電解銅メッキ後を行い、電解銅
メッキにより所定の厚みの銅を析出させる。
導体層を有する多層配線基板にスルーホールを加工する
方法において、第1ドリルを用いて多層配線基板に内部
導体層を介して貫通孔を形成し、第1ドリルより外径の
大きい第2ドリルを用いて前記貫通孔と同軸で基板表面
から内部導体層に至る孔を形成し、形成された孔の内壁
にメッキ加工により導体層を形成することを特徴とする
プリント配線基板のスルーホール加工方法を提供するも
のである。
層配線基板に内部の導体層を介して貫通孔を形成する工
程と、第2ドリルで内部導体層に至る孔を形成する工程
とは、いずれが先に行われてもよい。
は、内部導体層の上面がその孔の先に露出する程度、つ
まりドリルの先端が内部導体層の上面を若干研削する程
度の深さである。
通孔に対して、その径よりも大きい孔が第2ドリルによ
り基板の表面側の開口部に形成されるので、メッキ加工
によりこの孔の内壁に導体層を形成するとき、開口部か
ら基板内部までのスルーホール径がほぼ均一になり、プ
レスフィットピンのスルーホールへの装着が容易になる
と共に、ピンと内壁導体層との電気的接続における信頼
性が向上する。
開口部と内部の径がほぼ均一化されるのでプレスフィッ
トピンとスルーホールの内壁導体層とが確実に接続され
ると共に、基板の内部導体層とスルーホールの内壁導体
層との接合面積が増大するので、両者の電気的な接続の
信頼性が向上することになる。
詳述する。これによってこの発明が限定されるものでは
ない。図1はこの発明の一実施例を示す工程説明図であ
る。
した多層配線基板1は、NCボール盤の加工台上の所定
位置にベークライト板3と共に固定される。なお、基板
1は2.0〜3.3mmの厚さを有するポリイミド製のF
R−4基板であり、内部導体層2は70〜100μmの
厚さを有している。
た外径0.50mmのドリルを25000〜80000r
pmの速度で回転させ、基板1に貫通孔4を同図の
(b)に示すように形成する。
た外径0.55mmのドリルを前述と同様の速度で回転さ
せ、貫通孔4と同軸の孔5を所定深さまで形成する(図
1の(c))。
し(図1の(d))、形成された孔の内壁にメッキ処理
によって、導体層6を形成し(図1の(e))、スルー
ホールを完成させる。なお、図1において、孔4と孔5
の加工順序は、いずれを先に行ってもよい。
基板1の断面図である。図2においては、2回のドリル
加工により異なる直径D1=0.50mm、D2=0.5
5mmを有する孔が2段に加工されるので、内壁導体層6
が形成された後のスルーホールにおいて、基板中央部の
内径d1と、開口部の内径d2とがほぼ等しくなる。
する位置に形成されるので、内部導体層2と内壁導体層
6との接合面積が広くなる。これに対して、図3の断面
図に示された従来例においては、1回のみのドリル加工
により得られる直径D1の孔にメッキ加工を施すので、
開口部の内径d2が基板中央部の内径d1よりも小さく
なる上、内部導体層2と内壁導体層6との接触面積が図
2に比べて小さくなる。
程において、D2=0.55mmのドリルで形成する孔の
深さを決定する方法を示す説明図である。図4は角度θ
を有するドリル先端部により、厚さtの内部導体層2の
一部が斜めに削り取られる場合を示し、図5はドリル先
端部によって直線的に削り取られる部分xが得られるま
でさらに深く加工した場合を示している。
は、0<x<tになるように、外径0.55mmのドリル
の加工深さを決定する。それによって、内部導体層2の
ドリルによる断面積が従来(図3)に比べて広くなるこ
とになる。
の内部導体層2a,2bを有する場合の孔の加工例を示
す。この場合に、各孔の加工工程は図1に準ずるが、図
のように、大きい方の径を有するドリルによる加工深さ
は、内部導体層2a,2bの深さに応じて決定される。
内部導体層2a,2bを有し、それらを共通に貫通する
スルーホールを形成する場合を示す。この場合には、外
径の異なる3つのドリルを用いて同軸で3段階の孔が図
1に示すように順次加工される。
の内径とスルーホール中央部の内径とがほぼ一致するの
で、プレスフィットピンが容易に装着できると共に、そ
のピンとスルーホールとの電気的および機械的接続にお
ける信頼性が向上する。
形成時にドリルによって加工される孔が内部導体層の位
置で段差を有するので、その内部導体層とスルーホール
の内壁導体層との接合部面積が増大し、両者の電気的接
続に関する信頼性が向上する。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 プリント配線基板にスルーホールを加工
する方法において、第1ドリルを用いて多層配線基板に
貫通孔を形成し、第1ドリルより外径の大きい第2ドリ
ルを用いて前記貫通孔と同軸で基板表面から所定深さに
至る孔を形成し、形成された孔の内壁にメッキ加工によ
り導体層を形成することを特徴とするプリント配線基板
のスルーホール加工方法。 - 【請求項2】 内部に導体層を有する多層配線基板にス
ルーホールを加工する方法において、 第1ドリルを用いて多層配線基板に内部導体層を介して
貫通孔を形成し、第1ドリルより外径の大きい第2ドリ
ルを用いて前記貫通孔と同軸で基板表面から内部導体層
に至る孔を形成し、形成された孔の内壁にメッキ加工に
より導体層を形成することを特徴とするプリント配線基
板のスルーホール加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6110995A JP4004075B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | プリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6110995A JP4004075B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | プリント配線基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08264940A true JPH08264940A (ja) | 1996-10-11 |
JP4004075B2 JP4004075B2 (ja) | 2007-11-07 |
Family
ID=13161592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6110995A Expired - Fee Related JP4004075B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | プリント配線基板 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4004075B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7411474B2 (en) | 2005-10-11 | 2008-08-12 | Andrew Corporation | Printed wiring board assembly with self-compensating ground via and current diverting cutout |
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-
1995
- 1995-03-20 JP JP6110995A patent/JP4004075B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4004075B2 (ja) | 2007-11-07 |
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