JPH07183658A - プリント配線板の側面スルーホールの形成方法 - Google Patents
プリント配線板の側面スルーホールの形成方法Info
- Publication number
- JPH07183658A JPH07183658A JP32422693A JP32422693A JPH07183658A JP H07183658 A JPH07183658 A JP H07183658A JP 32422693 A JP32422693 A JP 32422693A JP 32422693 A JP32422693 A JP 32422693A JP H07183658 A JPH07183658 A JP H07183658A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、プリント配線板の端面に形成した、
孔内にめっき膜層を有するスルーホールを半開状に切削
加工した場合に、孔内のめっき膜層剥がれ、スルーホー
ルの切削面にバリの発生を抑えて、接触不良が起こらな
い電極端子とする側面スルーホールの形成方法を提供す
るものである。 【構成】プリント配線板の端面に形成された、孔内にメ
ッキ膜層11を有する円筒状のスルーホール1個に対し
て、少なくとも2本のドリルビット14により、スルー
ホール10を半開状に切削して外部との電極端子とする
側面スルーホール15の形成方法において、前記少なく
とも2本のドリルビットの各々が、異なる刃の形状と、
異なる回転方向からなるドリルビットにより、半開状の
スルーホールに切削することを特徴とする側面スルーホ
ールの形成方法である。
孔内にめっき膜層を有するスルーホールを半開状に切削
加工した場合に、孔内のめっき膜層剥がれ、スルーホー
ルの切削面にバリの発生を抑えて、接触不良が起こらな
い電極端子とする側面スルーホールの形成方法を提供す
るものである。 【構成】プリント配線板の端面に形成された、孔内にメ
ッキ膜層11を有する円筒状のスルーホール1個に対し
て、少なくとも2本のドリルビット14により、スルー
ホール10を半開状に切削して外部との電極端子とする
側面スルーホール15の形成方法において、前記少なく
とも2本のドリルビットの各々が、異なる刃の形状と、
異なる回転方向からなるドリルビットにより、半開状の
スルーホールに切削することを特徴とする側面スルーホ
ールの形成方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板の端面
に形成された孔内にメッキ膜層を有する円筒状のスルー
ホールを半開状に切削して、外部との電極端子とする側
面スルーホールの形成方法に関する。
に形成された孔内にメッキ膜層を有する円筒状のスルー
ホールを半開状に切削して、外部との電極端子とする側
面スルーホールの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板(Printed circuit boa
rd)の端面に形成された、孔内にメッキ膜層を有する円
筒状のスルーホールを、半開状(スルーホールを縦半分
に断裁した状態)に切削することで、外部との電極端子
とする側面スルーホール(端面メタライジングとも称す
る)の形成方法が、プリント配線板における一つの加工
技術として一般的に行われている。
rd)の端面に形成された、孔内にメッキ膜層を有する円
筒状のスルーホールを、半開状(スルーホールを縦半分
に断裁した状態)に切削することで、外部との電極端子
とする側面スルーホール(端面メタライジングとも称す
る)の形成方法が、プリント配線板における一つの加工
技術として一般的に行われている。
【0003】従来、このプリント配線板の端面に形成し
た、孔内にめっき膜層を有するスルーホールを、半開状
に切削する加工技術は、例えば、金型によりプリント配
線板の端面に形成した円筒状のスルーホールを断ち割る
ように断裁する(図示はしない)方法、また、ドリルビ
ット24を時計廻りに回転させて、スルーホール20周
囲の孔壁22に連続して孔を開けて切削する(図4Aを
参照)方法、また、カッター刃Kをチェーンソーのよう
に回転させて、スルーホールに対して直線的に切削を行
う(図4Bを参照)方法、更に、切削する円筒状のスル
ーホール20の径より大きな径のドリルビット24によ
り、スルーホールの約半分に上方から重ねるようにして
孔を開けて切削する(図4Cを参照)方法が一般的に行
われている。
た、孔内にめっき膜層を有するスルーホールを、半開状
に切削する加工技術は、例えば、金型によりプリント配
線板の端面に形成した円筒状のスルーホールを断ち割る
ように断裁する(図示はしない)方法、また、ドリルビ
ット24を時計廻りに回転させて、スルーホール20周
囲の孔壁22に連続して孔を開けて切削する(図4Aを
参照)方法、また、カッター刃Kをチェーンソーのよう
に回転させて、スルーホールに対して直線的に切削を行
う(図4Bを参照)方法、更に、切削する円筒状のスル
ーホール20の径より大きな径のドリルビット24によ
り、スルーホールの約半分に上方から重ねるようにして
孔を開けて切削する(図4Cを参照)方法が一般的に行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
加工技術における、金型を用いて、円筒状のスルーホー
ルを半開状に断ち割るように断裁する方法では、プリン
ト配線板の総厚が0.6mm以上の場合と、スルーホー
ルの孔径が1.00mm以下の小さい場合には、断裁の
際にスルーホールが潰れてしまい、この加工技術を使用
することは不可能である。
加工技術における、金型を用いて、円筒状のスルーホー
ルを半開状に断ち割るように断裁する方法では、プリン
ト配線板の総厚が0.6mm以上の場合と、スルーホー
ルの孔径が1.00mm以下の小さい場合には、断裁の
際にスルーホールが潰れてしまい、この加工技術を使用
することは不可能である。
【0005】更に、図4(A),(B),(C)に示
す、いずれの加工技術においても、ドリルビット24の
回転方向が時計廻りに回転するため、又カッター刃Kの
回転方向とカッター刃全体が一方向に進行するため、又
スルーホール20の径より大きな径のドリルビット24
の回転方向を時計廻りに回転させて、一気に半開状のス
ルーホールにするために、スルーホール20や孔内のめ
っき膜層21の断面が垂直に切削できずに、バリ(のこ
ぎり刃状)が発生したり、孔壁よりめっき膜層剥がれ2
1aが発生する場合がある。更に、この切削によりラン
ド22剥がれ(プリント配線板のスルーホールを構成す
る、片面又は表裏の銅箔部分の剥がれ)も発生する場合
もある。このめっき膜層剥がれやバリ、或いはランド剥
がれは、電極としての接触不良の原因になり問題となっ
ている(図5を参照)。
す、いずれの加工技術においても、ドリルビット24の
回転方向が時計廻りに回転するため、又カッター刃Kの
回転方向とカッター刃全体が一方向に進行するため、又
スルーホール20の径より大きな径のドリルビット24
の回転方向を時計廻りに回転させて、一気に半開状のス
ルーホールにするために、スルーホール20や孔内のめ
っき膜層21の断面が垂直に切削できずに、バリ(のこ
ぎり刃状)が発生したり、孔壁よりめっき膜層剥がれ2
1aが発生する場合がある。更に、この切削によりラン
ド22剥がれ(プリント配線板のスルーホールを構成す
る、片面又は表裏の銅箔部分の剥がれ)も発生する場合
もある。このめっき膜層剥がれやバリ、或いはランド剥
がれは、電極としての接触不良の原因になり問題となっ
ている(図5を参照)。
【0006】そこで本発明は、プリント配線板の端面に
形成した、孔内にめっき膜層を有する円筒状のスルーホ
ールを半開状に切削加工した場合に、孔内のめっき膜層
剥がれやスルーホールの孔壁の切削面にバリが発生せ
ず、かつ、ランド剥がれが起こらない側面スルーホール
の形成方法を提供するものである。
形成した、孔内にめっき膜層を有する円筒状のスルーホ
ールを半開状に切削加工した場合に、孔内のめっき膜層
剥がれやスルーホールの孔壁の切削面にバリが発生せ
ず、かつ、ランド剥がれが起こらない側面スルーホール
の形成方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は目的を達成する
ために、プリント配線板の端面に形成された、孔内にめ
っき膜層11を有する円筒状のスルーホール10を、半
開状に切削して外部との電極端子とする側面スルーホー
ル15の形成方法において、前記円筒状のスルーホール
1個に対して、少なくとも2本のドリルビット14によ
り、該スルーホールの右下側及び左下側孔壁に孔を開け
るように、半開状のスルーホールに切削することを特徴
とする側面スルーホール15の形成方法である。
ために、プリント配線板の端面に形成された、孔内にめ
っき膜層11を有する円筒状のスルーホール10を、半
開状に切削して外部との電極端子とする側面スルーホー
ル15の形成方法において、前記円筒状のスルーホール
1個に対して、少なくとも2本のドリルビット14によ
り、該スルーホールの右下側及び左下側孔壁に孔を開け
るように、半開状のスルーホールに切削することを特徴
とする側面スルーホール15の形成方法である。
【0008】また、前記少なくとも2本のドリルビット
14の各々が、異なる刃の形状と、異なる回転方向から
なるドリルビットにより、半開状のスルーホールに切削
することを特徴とするものである。
14の各々が、異なる刃の形状と、異なる回転方向から
なるドリルビットにより、半開状のスルーホールに切削
することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の側面スルーホール15の形成方法は、
少なくとも2本のドリルビット14で、1個のスルーホ
ール10の対して、4分の1づつ2箇所の孔壁に孔を開
けるようにして半開状の側面スルーホール15に切削す
るもので、スルーホールの径が変化しても、切削面を滑
らかに形成することができる。しかも、少なくとも2本
のドリルビット14の刃の形状を、各々が異なる右下側
切削と左下側切削をするための刃の形状にして、かつ、
このドリルビット14の回転方向も、時計廻り回転と逆
の時計廻りの回転をさせて、スルーホール10の右下外
側から孔内を経て右外側方向に、一方のドリルビット1
4は、左下外側から孔内を経て左外側方向に、孔壁に孔
を開けるように切削するので、スルーホール孔内の左側
に発生する切削面のめっき膜層11の剥がれや、切削面
のバリを抑えることが可能になる。
少なくとも2本のドリルビット14で、1個のスルーホ
ール10の対して、4分の1づつ2箇所の孔壁に孔を開
けるようにして半開状の側面スルーホール15に切削す
るもので、スルーホールの径が変化しても、切削面を滑
らかに形成することができる。しかも、少なくとも2本
のドリルビット14の刃の形状を、各々が異なる右下側
切削と左下側切削をするための刃の形状にして、かつ、
このドリルビット14の回転方向も、時計廻り回転と逆
の時計廻りの回転をさせて、スルーホール10の右下外
側から孔内を経て右外側方向に、一方のドリルビット1
4は、左下外側から孔内を経て左外側方向に、孔壁に孔
を開けるように切削するので、スルーホール孔内の左側
に発生する切削面のめっき膜層11の剥がれや、切削面
のバリを抑えることが可能になる。
【0010】
【実施例】図に基づき実施例を詳細に説明する。図1
は、プリント配線板における孔内にめっき膜層を有する
スルーホールの一例を示す斜視図である。また、図2
は、プリント配線板の端面に形成されたスルーホールを
半開状に切削した側面スルーホールの一例を示す斜視図
である。
は、プリント配線板における孔内にめっき膜層を有する
スルーホールの一例を示す斜視図である。また、図2
は、プリント配線板の端面に形成されたスルーホールを
半開状に切削した側面スルーホールの一例を示す斜視図
である。
【0011】本発明は、プリント配線板に形成された、
孔内にめっき膜層11を有するスルーホール10のう
ち、端面に形成したスルーホール10を半開状(スルー
ホールを縦半分に断裁した状態)に切削することで、外
部との電極端子とするものである。しかし、孔内にめっ
き膜層11を有するスルーホール10に対して、これを
切削する場合に、孔内のめっき膜層剥がれや切削面及び
孔内にバリを発生させない加工技術を提供するものであ
る。すなわち、本発明は、プリント配線板の端面に形成
されたスルーホール10のうち、1個のスルーホールに
対して、少なくとも2本のドリルビット14により半開
状に切削するもので、先ず、片方の1本のドリルビット
14で、スルーホール10の孔壁に孔を開けるように、
右下側の4分の1程度を切削する。更に、一方のドリル
ビット14で残りの左下側の4分の1程度を切削し、半
開状の側面スルーホール15とする。
孔内にめっき膜層11を有するスルーホール10のう
ち、端面に形成したスルーホール10を半開状(スルー
ホールを縦半分に断裁した状態)に切削することで、外
部との電極端子とするものである。しかし、孔内にめっ
き膜層11を有するスルーホール10に対して、これを
切削する場合に、孔内のめっき膜層剥がれや切削面及び
孔内にバリを発生させない加工技術を提供するものであ
る。すなわち、本発明は、プリント配線板の端面に形成
されたスルーホール10のうち、1個のスルーホールに
対して、少なくとも2本のドリルビット14により半開
状に切削するもので、先ず、片方の1本のドリルビット
14で、スルーホール10の孔壁に孔を開けるように、
右下側の4分の1程度を切削する。更に、一方のドリル
ビット14で残りの左下側の4分の1程度を切削し、半
開状の側面スルーホール15とする。
【0012】このスルーホールの切削の場合に、孔内の
めっき膜層11の剥がれや、切削表面及び孔内にバリが
発生する原因としては、ドリルビット14やカッター刃
の回転方向が、時計廻り方向に一方回転させて切削し半
開状のスルーホールとするために、切削面の左内側にめ
っき膜層の剥がれやバリが発生する。従って、本発明
は、1個のスルーホール10に対して、少なくとも2本
のドリルビット14により切削するもので、しかも、各
々のドリルビット14の刃の形状を異なる形状にして、
このドリルビットにより切削し半開状のスルーホール1
5にするものである。更に、各々のドリルビット14の
回転方向も、逆の時計廻りに回転させて、スルーホール
10の孔壁に孔を開けるように右下側、左下側4分の1
づつを切削することで、めっき膜層の剥がれやバリの発
生を抑えるものである。
めっき膜層11の剥がれや、切削表面及び孔内にバリが
発生する原因としては、ドリルビット14やカッター刃
の回転方向が、時計廻り方向に一方回転させて切削し半
開状のスルーホールとするために、切削面の左内側にめ
っき膜層の剥がれやバリが発生する。従って、本発明
は、1個のスルーホール10に対して、少なくとも2本
のドリルビット14により切削するもので、しかも、各
々のドリルビット14の刃の形状を異なる形状にして、
このドリルビットにより切削し半開状のスルーホール1
5にするものである。更に、各々のドリルビット14の
回転方向も、逆の時計廻りに回転させて、スルーホール
10の孔壁に孔を開けるように右下側、左下側4分の1
づつを切削することで、めっき膜層の剥がれやバリの発
生を抑えるものである。
【0013】<実施例1>図3に基づき具体的実施例を
説明する。図3は、本発明の実施例における上面から見
た側面スルーホールの形成方法の一例を示す工程説明図
である。
説明する。図3は、本発明の実施例における上面から見
た側面スルーホールの形成方法の一例を示す工程説明図
である。
【0014】図3(A)に示すように、孔内にめっき膜
層11を有する1個のスルーホール10に対して、先
ず、時計回りの回転をするドリルビット14で、スルー
ホール右下側の孔壁に、孔を開けるように4分の1程度
切削する(図3B)。次いで、時計回りと逆の回転で、
前述の右下側の孔壁を切削した際に使用したドリルビッ
ト14とは、逆の刃の形状のドリルビット14で、左下
側の孔壁に、孔を開けるように4分の1程度切削する
(図3C)。この切削により図3(D)に示すように、
半開状の側面スルーホール15を形成することができ
る。
層11を有する1個のスルーホール10に対して、先
ず、時計回りの回転をするドリルビット14で、スルー
ホール右下側の孔壁に、孔を開けるように4分の1程度
切削する(図3B)。次いで、時計回りと逆の回転で、
前述の右下側の孔壁を切削した際に使用したドリルビッ
ト14とは、逆の刃の形状のドリルビット14で、左下
側の孔壁に、孔を開けるように4分の1程度切削する
(図3C)。この切削により図3(D)に示すように、
半開状の側面スルーホール15を形成することができ
る。
【0015】本発明の側面スルホールの形成方法によれ
ば、図3(D)に示すように、隣接する半開状に切削し
た側面スルーホール15aとの間の絶縁板13が、切削
残りにより突出部16できるが、外部電極との接触には
影響はしない。但し、切削をして図2に示す側面スルー
ホールの状態にすることが望ましい。
ば、図3(D)に示すように、隣接する半開状に切削し
た側面スルーホール15aとの間の絶縁板13が、切削
残りにより突出部16できるが、外部電極との接触には
影響はしない。但し、切削をして図2に示す側面スルー
ホールの状態にすることが望ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明の側面スルーホールの形成方法に
よれば、少なくとも2本のドリルビットにより、1個の
スルーホールに対して、孔壁を4分の1づつ孔を開ける
ようにして半開状のスルーホールに切削するもので、ス
ルーホールの径が変化しても、切削面を滑らかに形成す
ることができる。しかも、各々のドリルビットの刃の形
状を、それぞれ異なる右下側切削と左下側切削をするた
めの刃の形状にして、かつ、このドリルビットの回転方
向も、時計廻り回転と逆の時計廻りの回転にして、いず
れのドリルビットも左右の外側方向に向かって回転し、
スルーホールの孔壁に孔を開けるように切削するので、
スルーホール孔内の左側に発生するめっき膜層剥がれ
や、切削面のバリを抑えることができる。従って、形状
的に良好で、外部との導通不良を起こさない電極端子を
形成することができる。
よれば、少なくとも2本のドリルビットにより、1個の
スルーホールに対して、孔壁を4分の1づつ孔を開ける
ようにして半開状のスルーホールに切削するもので、ス
ルーホールの径が変化しても、切削面を滑らかに形成す
ることができる。しかも、各々のドリルビットの刃の形
状を、それぞれ異なる右下側切削と左下側切削をするた
めの刃の形状にして、かつ、このドリルビットの回転方
向も、時計廻り回転と逆の時計廻りの回転にして、いず
れのドリルビットも左右の外側方向に向かって回転し、
スルーホールの孔壁に孔を開けるように切削するので、
スルーホール孔内の左側に発生するめっき膜層剥がれ
や、切削面のバリを抑えることができる。従って、形状
的に良好で、外部との導通不良を起こさない電極端子を
形成することができる。
【図1】プリント配線板における孔内にめっき膜層を有
するスルーホールの一例を示す斜視図である。
するスルーホールの一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例におけるプリント配線板の端面
に形成されたスルーホールを半開状に切削した側面スル
ーホールの一例を示す斜視図である。
に形成されたスルーホールを半開状に切削した側面スル
ーホールの一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例における上面から見た側面スル
ーホールの形成方法の一例を示す工程説明図である。
ーホールの形成方法の一例を示す工程説明図である。
【図4】従来の側面スルーホールの形成方法を示す説明
図である。
図である。
【図5】従来の側面スルーホールにおけるめっき膜層剥
れやバリの状態を示す説明図である。
れやバリの状態を示す説明図である。
10,20 …スルーホール 11,21…めっき膜層 21a…めっき膜層剥がれ 12,22…ランド 13 …絶縁板 14,24…ドリルビット 15 …側面スルーホール(半開状のスルーホール) 15a…隣接する側面スルーホール 16 …絶縁板残の突出部 K …カッター刃
Claims (2)
- 【請求項1】プリント配線板の端面に形成された、孔内
にめっき膜層を有する円筒状のスルーホールを、半開状
に切削して外部との電極端子とする側面スルーホールの
形成方法において、前記円筒状のスルーホール1個に対
して、少なくとも2本のドリルビットにより、該スルー
ホールの右下側及び左下側の孔壁に孔を開けるようにし
て、半開状のスルーホールに切削することを特徴とする
側面スルーホールの形成方法。 - 【請求項2】前記少なくとも2本のドリルビットの各々
が、異なる刃の形状と、異なる回転方向からなるドリル
ビットにより、該スルーホールの右下側及び左下側の孔
壁に孔を開けるようにして、半開状のスルーホールに切
削することを特徴とする請求項1に記載の側面スルーホ
ールの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32422693A JPH07183658A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリント配線板の側面スルーホールの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32422693A JPH07183658A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリント配線板の側面スルーホールの形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07183658A true JPH07183658A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18163451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32422693A Pending JPH07183658A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリント配線板の側面スルーホールの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07183658A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020085635A (ko) * | 2001-05-09 | 2002-11-16 | 주식회사 심텍 | 캐슬형 인쇄회로기판의 외곽 라우팅 방법 |
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-
1993
- 1993-12-22 JP JP32422693A patent/JPH07183658A/ja active Pending
Cited By (11)
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