JPH08263710A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JPH08263710A
JPH08263710A JP6298495A JP6298495A JPH08263710A JP H08263710 A JPH08263710 A JP H08263710A JP 6298495 A JP6298495 A JP 6298495A JP 6298495 A JP6298495 A JP 6298495A JP H08263710 A JPH08263710 A JP H08263710A
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Seiichiro Tsuji
誠一郎 辻
Makoto Takahashi
誠 高橋
Kousuke Takeda
浩佐 武田
Reiko Taguma
玲子 田熊
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特にドアの可動範囲に存在する幼児とドアの衝
突から回避することができ、幼児保護を正しく行なうこ
とができる自動改札装置を提供する。 【構成】ドア6の可動範囲における温度を検知する温度
センサ7を設け、この温度センサ7の出力により、ドア
6の可動範囲人に人間の体温付近の温度を有する物体
(人間の頭部)が存在するか否かを判別し、物体が存在
して、かつ、ポール部8の検知器10が非検知状態であ
れば、ドア6の可動範囲に幼児とみなせる物体が存在す
るものと判別し、その物体がいなくなるまで、ドア6の
動作を禁止するように制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、鉄道関係の
駅において、通行者が投入する乗車券を取込んで改札業
務を自動的に行なう自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば、鉄道関係において、改
札業務の省力化を目的として、鉄道などの施設の入場口
あるいは出場口などに設けられ、施設を利用する利用者
(通行者)が施設に入場あるいは出場する際、または、
施設の乗換えを行なう際、利用者が携帯する乗車券(記
録媒体)を取込んで検査し、乗車券が正当であれば利用
者の通過を許可し、不当であれば利用者の通過を阻止す
る自動改札装置が導入されている。
【0003】この種の自動改札装置は、入場、出場、あ
るいは乗換えの際に、利用者によって投入口に投入され
た乗車券の片面(裏面)に形成された磁気記録部に記録
されている磁気情報(たとえば、入場駅および有効な料
金などの改札情報)を読取り、この読取った情報に基づ
いて利用者の通過の許可あるいは阻止を決定し、その乗
車券に所定の処理、たとえば、券面に対する印刷処理
や、磁気記録部に対する磁気記録処理などを施した後、
その乗車券を取出口に排出するものである。
【0004】さて、一般に、このような自動改札装置で
は、通行の許可および阻止は、自動改札装置本体に取付
けられたドアを開閉動作させることによって行なってお
り、利用者の投入した乗車券が入場および出場できない
ものである場合、また、乗車券でないものを投入して通
行しようとした場合、あるいは、乗車券を投入すること
無しに通過しようとした場合、ドアを閉じ、利用客の通
行を阻止し、適切な乗車券を投入、または、精算機、係
員の方にて処理を行なってほしい旨のアナウンスを行な
っている。
【0005】また、たとえば、就学以前の子供は乗車券
無しで通行を許可しており、自由に自動改札装置内の通
路を通行することができる。そのため、大人の利用者が
通行しようとして、適切な乗車券でない、もしくは、乗
車券無しで通行しようとした場合に、ドアを閉じる動作
をするが、その際、就学以前の子供がドア付近にいた場
合、ドアでその子供の頭部をたたいてしまう可能性があ
るため、現在の自動改札装置においては幼児保護機能を
備えている。
【0006】一般に、自動改札装置には、通行者の通行
を検知する人間検知機能があり、通路内を通行する通行
者の検知を行なって、乗車券の情報と合わせることによ
り、ドアを開閉し、通行の許可および阻止を行なってい
る。幼児保護機能は、この人間検知機能に使用している
センサ情報を基に、ドア付近に子供が立っている場合に
は、ドアの開閉動作を禁止し、みだりに子供をドアでた
たくことのないような制御を行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、人間検知機
能は、現在、自動改札装置上に配置されたセンサのパタ
ーンおよびシーケンスによって、その機能を実現してい
るが、その人間検知用のセンサはドア上部にも設けられ
ている。また、現在の自動改札装置においては、ポール
部と呼んでいる枠状のものがあり、そこには人間検知用
のセンサおよび利用者案内用のランプなどが配置されて
おり、ドア上方のポール部にも人間検知用のセンサが配
置されている。
【0008】大人が通行する場合、ドア上部のセンサと
ドア上方のポール部にあるセンサのどちらも遮るような
配置にしてある。ポール部よりも身長の低い通行者が通
行した場合、この2つのセンサのうち、ポール部に配置
してあるセンサは遮らず、ドア上部のセンサのみを遮る
ことになる。このような場合、自動改札装置は、子供が
ドア付近にいると判断し、ドアの動作を禁止させる。こ
れにより、ドア付近にいる子供にドアが当たることはな
くなる。
【0009】しかしながら、ドアの可動範囲を全て検知
することはできず、ドア上方のセンサの状態だけで決ま
ってしまうため、そのセンサにかからないように幼児が
立っていた場合、あるいは、ドアの上辺の高さよりも身
長の低い幼児がいた場合、ドア上部のセンサで検知する
ことはできず、幼児保護機能が動作せず、ドアが動作す
る可能性があり、非常に危険である。
【0010】そこで、本発明は、特にドアの可動範囲に
存在する幼児とドアの衝突から回避することができ、幼
児保護を正しく行なうことができる自動改札装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の自動改札装置
は、通行者が通行する通路を形成する装置本体と、この
装置本体の前記通路の出口側に対応する端部に開閉動作
可能に設けられ、前記通行者の通行を制御するドアと、
前記通路に進入する前記通行者が提示する、改札情報が
記録されている記録媒体から前記改札情報を読取る読取
手段と、この読取手段で読取った改札情報に基づき前記
記録媒体の正否を判定する判定手段と、この判定手段の
判定結果に応じて前記ドアを開閉制御する第1の制御手
段と、前記ドアの可動範囲に物体が存在するか否かを検
知する物体検知手段と、この物体検知手段が物体の存在
を検知したとき、前記判定手段の判定結果にかかわらず
前記ドアの動作を禁止せしめる第2の制御手段とを具備
している。
【0012】また、本発明の自動改札装置は、通行者が
通行する通路を形成する装置本体と、この装置本体の前
記通路の出口側に対応する端部に開閉動作可能に設けら
れ、前記通行者の通行を制御するドアと、前記通路に進
入する前記通行者が提示する、改札情報が記録されてい
る記録媒体から前記改札情報を読取る読取手段と、この
読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体の正
否を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に応
じて前記ドアを開閉制御する第1の制御手段と、前記ド
アの可動範囲における温度を検知する温度検知手段と、
この温度検知手段の検知結果に基づき前記ドアの可動範
囲に所定温度の物体が存在するか否かを判別する物体判
別手段と、この物体判別手段が物体の存在を判別したと
き、前記判定手段の判定結果にかかわらず前記ドアの動
作を禁止せしめる第2の制御手段とを具備している。
【0013】また、本発明の自動改札装置は、通行者が
通行する通路を形成する装置本体と、この装置本体の前
記通路の出口側に対応する端部に開閉動作可能に設けら
れ、前記通行者の通行を制御するドアと、前記通路に進
入する前記通行者が提示する、改札情報が記録されてい
る記録媒体から前記改札情報を読取る読取手段と、この
読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体の正
否を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に応
じて前記ドアを開閉制御する第1の制御手段と、前記ド
アの可動範囲における温度を検知する温度検知手段と、
この温度検知手段の検知結果に基づき前記ドアの可動範
囲に所定温度の物体が存在するか否かを判別する物体判
別手段と、前記装置本体の上部に立設され、前記通路を
定義するための枠体と、この枠体の前記ドアと対応する
部位に設けられ、そこを通過する所定の身長以上の通行
者を検知する通行者検知手段と、前記物体判別手段が物
体の存在を判別し、かつ、前記通行者検知手段が通行者
を検知していないとき、前記判定手段の判定結果にかか
わらず前記ドアの動作を禁止せしめる第2の制御手段と
を具備している。
【0014】また、本発明の自動改札装置は、通行者が
通行する通路を形成する装置本体と、この装置本体の前
記通路の出口側に対応する端部に開閉動作可能に設けら
れ、前記通行者の通行を制御するドアと、前記通路に進
入する前記通行者が提示する、改札情報が記録されてい
る記録媒体から前記改札情報を読取る読取手段と、この
読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体の正
否を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に応
じて前記ドアを開閉制御する第1の制御手段と、前記ド
アの可動範囲の上端に物体が存在するか否かを検知する
第1の物体検知手段と、前記ドアの可動範囲の下端に物
体が存在するか否かを検知する第2の物体検知手段と、
この第1および第2の物体検知手段が共に物体の存在を
検知したとき、前記判定手段の判定結果にかかわらず前
記ドアの動作を禁止せしめる第2の制御手段とを具備し
ている。
【0015】さらに、本発明の自動改札装置は、通行者
が通行する通路を形成する装置本体と、この装置本体の
前記通路の出口側に対応する端部に開閉動作可能に設け
られ、前記通行者の通行を制御するドアと、前記通路に
進入する前記通行者が提示する、改札情報が記録されて
いる記録媒体から前記改札情報を読取る読取手段と、こ
の読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体の
正否を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に
応じて前記ドアを開閉制御する第1の制御手段と、前記
ドアの可動範囲の上端に物体が存在するか否かを検知す
る第1の物体検知手段と、前記ドアの可動範囲の下端に
物体が存在するか否かを検知する第2の物体検知手段
と、前記装置本体の上部に立設され、前記通路を定義す
るための枠体と、この枠体の前記ドアと対応する部位に
設けられ、そこを通過する所定の身長以上の通行者を検
知する通行者検知手段と、前記第1および第2の物体検
知手段が共に物体の存在を検知し、かつ、前記通行者検
知手段が通行者を検知していないとき、前記判定手段の
判定結果にかかわらず前記ドアの動作を禁止せしめる第
2の制御手段とを具備している。
【0016】
【作用】ドアの可動範囲に物体が存在するか否かを検知
し、物体の存在を検知したとき、記録媒体の正否を判定
する判定手段の判定結果にかかわらずドアの動作を禁止
せしめることにより、特にドア可動範囲に存在する幼児
とドアの衝突から回避することができ、幼児保護を正し
く行なうことができ、安全性の向上が図れる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本実施例に係る鉄道関係の駅に
設置される自動改札装置の外観構成を概略的に示すもの
である。自動改札装置1は、通常、2台1組として駅の
改札口などに設置され、両者の間に通行者が通行する通
路が形成される。
【0018】自動改札装置本体2の上面の一端部には、
たとえば、有効期間や利用区間などの改札情報が磁気エ
ンコード記録された磁気式の乗車券(定期券や普通乗車
券など)が投入される投入口3が設けられ、他端部に
は、投入口3から受入れた乗車券を排出する取出口4が
設けられている。なお、上記投入口3には、そこを開閉
するシャッタ(図示しない)が設けられている。
【0019】本体2上の取出口4の前方には、通行者や
駅員などに対して案内を行なうための案内表示部5が設
けられている。本体2の通路側の側面の両端部には、そ
れぞれ通行者の通行を制御する開閉動作可能なドア6,
6が設けられており、通行可否の判定結果に基づき、こ
のドア6,6が開閉制御されるようになっている。
【0020】本体2の通路側の側面で、出口側のドア6
の先端部と対応する上部には、ドア6の可動範囲におけ
る温度を検知する温度検知手段としての温度センサ7が
設けられている。温度センサ7は、ドア6の可動範囲の
温度を検知することにより、ドア6の可動範囲に所定温
度の物体(たとえば、幼児の頭部)が存在するか否かを
判別するためのもので、たとえば、焦電形エリア温度セ
ンサが用いられる。
【0021】なお、温度センサ7は、実際には、図2に
示すように、1組として対をなす2台の自動改札装置
1,1にそれぞれ設けられていて、ドア6の可動範囲の
温度を検知できる検知エリアSEとなるように、取付位
置および検知感度などが設定されている。
【0022】本体2の上部には、通行者の通路を定義す
るための枠状のポール部(枠体)8が立設されている。
そして、ポール部8および本体2の各通路側の側面に
は、通行者検知手段としての複数の光学的なセンサ、た
とえば、出口検知器9,10、進入検知器11,12、
および、中央通過検知器13がそれぞれ設けられてい
る。出口検知器9は、投入口3の部分を通過する通行者
を検知し、出口検知器10は、案内表示部6の部分を通
過する通行者を検知し、進入検知器11は、アンテナ部
5の部分を通過する通行者を検知し、進入検知器12
は、取出口4の部分を通過する通行者を検知し、中央通
過検知器13は、通路の中央部を通過する通行者を検知
するものである。
【0023】また、ポール部8上には、本装置の動作状
態(小児券の投入、無効券の投入や機器の異常など)を
表示する状態表示部14が設けられている。図3は、本
体2の内部構成を概略的に示すものである。すなわち、
投入口3と取出口4との間には、投入口3から投入され
た乗車券Pを取出口4へ搬送するための搬送路21が形
成されている。搬送路21上には、複数の検知器22,
23,24,25が設けられており、これらによって搬
送路21上を搬送される乗車券Pの通過が検知されるよ
うになっている。各検知器22〜25は、たとえば、光
源と受光素子とからなる光学的なセンサであり、乗車券
Pが光源と受光素子との間を通過したときの遮光により
乗車券Pを検知するようになっている。
【0024】搬送路21上には、投入口3から取出口4
までの間に、乗車券Pの磁気記録部に記録されている磁
気情報を読取る読取手段としての読取ヘッド(磁気ヘッ
ド)26,27、乗車券Pの磁気記録部に対して磁気情
報を書込む書込手段としての書込ヘッド(磁気ヘッド)
28,29、乗車券Pに記録した磁気情報を読取る読取
手段としての読取ヘッド(磁気ヘッド)30,31が設
けられている。
【0025】各読取・書込ヘッド26〜31には、搬送
路21として所定の間隔をあけ、かつ、それぞれの間隔
を保持するように、それぞれ回転ローラ32〜37が設
けられている。
【0026】なお、各読取・書込ヘッド26〜31は、
乗車券Pが表裏どちらかの状態で投入されたときにも、
裏面の磁気記録部に対して磁気情報の読取り、および、
書込みが可能なように、搬送路21の上下にそれぞれ1
対ずつ設けられている。
【0027】搬送路21上には、乗車券Pを振り分ける
振分ゲート38,39が設けられている。振分ゲート3
8は、普通乗車券とそれ以外のもので後処理が異なるた
め、乗車券Pをその幅に応じて、たとえば、ストアード
フェアカード(以下、SFカードと略称する)などはS
F処理部40側に、普通乗車券はサーマルプリンタ4
1、および、入鋏パンチ42側にそれぞれ振り分けるた
めのものである。振分ゲート39は、投入された乗車券
Pが排出すべきものであった場合に、その乗車券Pを取
出口4の方向に振り分け、また、投入された乗車券Pが
集札すべきものであった場合に、その乗車券Pを集札部
43の方向へ振り分けるものである。
【0028】図4は、上記のように構成された自動改札
装置の制御系統の構成を示すものである。すなわち、こ
の制御系統は、自動改札装置全体の制御を司るCPU
(セントラル・プロセッシング・ユニット)51、CP
U51の制御プログラムなどを記憶しているROM(リ
ード・オンリ・メモリ)52、乗車券Pから読取った情
報の記憶、および、制御プログラムのバッファとして情
報を記憶する記憶手段としてのRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)53、乗車券Pの使用が開始された入場
駅(あるいは、入場駅に対応した入場駅コード)に対応
した運賃情報を記憶している運賃メモリ54、前記温度
センサ7が接続されたインタフェイス回路55、前記読
取ヘッド26,27,30,31を制御する読取回路5
6、前記書込ヘッド28,29を制御する書込回路5
7、前記振分ゲート38,39をそれぞれ駆動制御する
ゲート制御回路58、前記サーマルプリンタ41を制御
する印刷制御回路59、前記入鋏パンチ部42を制御す
るパンチ制御回路60、前記表示部5,14を制御する
表示制御回路61、前記検知器9〜13の各検知出力に
基づき通行者の通過状況などを検知する人間検知回路6
2、前記検知器22〜25の各検知出力に基づき乗車券
Pの搬送状況などを検知する乗車券検知回路63、前記
SF処理部40を制御するSF処理制御回路64、前記
搬送路21などの搬送系を駆動する搬送用モータ65を
駆動制御する搬送制御回路66、前記ドア7を駆動する
ドア開閉機構67を制御するドア制御回路68、およ
び、本装置を制御する図示しないホストコンピュータと
の間で情報の伝送を行なう伝送制御回路69などから構
成されている。
【0029】次に、上記のような構成において、図5に
示すフローチャートを参照して動作を説明する。まず、
図示しない電源スイッチが投入されると、CPU51
は、投入口3に乗車券Pが投入されたか否かをチェック
し(S1)、投入されない場合、通路中央部に設けられ
た検知器13が通行者を検知しているか否かをチェック
する(S2)。このチェックの結果、検知器13が通行
者を検知していない場合、CPU51は、ステップS1
に戻り、検知していた場合は、たとえば、乗車券Pを投
入しないで進入したものと判断し、現在ドア6が開状態
にあるか否かをチェックする(S3)。
【0030】このチェックの結果、ドア6が開状態にな
ければ、CPU51は、ドア6が閉状態にあるものと判
断し、処理を終了する。上記チェックの結果、ドア6が
開状態にあれば、CPU51は、温度センサ7の出力を
インタフェイス回路55を介して読込むことにより、ド
ア6の可動範囲に人間の体温付近の温度(たとえば、4
0℃付近)を有する物体が存在するか否かをチェックす
る(S4)。
【0031】このチェックの結果、所定温度の物体が存
在すれば、CPU51は、ポール部8の出口部に設けら
れた検知器10が通行者を検知しているか否かをチェッ
クする(S5)。このチェックの結果、検知器10が通
行者を検知していない場合、CPU51は、ドア6の可
動範囲に身長の低い幼児とみなせる物体がいるものと最
終的に判断し、ステップS4に戻り、幼児がいなくなる
まで、ステップS4,S5の処理を繰り返す。すなわ
ち、この場合、ドア6の可動範囲に幼児とみなせる物体
がいるので、その物体がいなくなるまでドア6を閉じる
のを禁止せしめるものである。
【0032】ステップS4のチェックの結果、所定温度
の物体が存在しなくなった場合、CPU51は、ドア制
御回路68にドア閉命令を送ることによりドア6を閉じ
(S6)、処理を終了する。また、ステップS5のチェ
ックの結果、検知器10が通行者を検知していた場合、
CPU51は、ドア6の可動範囲に身長の高い大人とみ
なせる物体がいるものと判断し、この場合、ドア6を閉
じて(S6)、処理を終了する。
【0033】一方、ステップS1のチェックの結果、投
入口3に乗車券Pが投入された場合、その乗車券Pに対
する判定処理が行なわれる(S7)。すなわち、投入さ
れた乗車券Pは、搬送路21によって取出口4へと搬送
されるが、その搬送途中において、読取ヘッド26(ま
たは27)によって、乗車券Pに磁気記録されている改
札情報が読取られ、読取回路56を介してCPU51に
送られる。
【0034】CPU51は、上記読取情報から、その乗
車券Pの有効性を判定し、その判定の結果、乗車券Pが
無効であればステップS3に進み、前記同様な動作を行
なうことにより、ドア6を閉じるが、その場合、ドア6
の可動範囲に幼児とみなせる物体がいれば、その物体が
いなくなるまでドア6を閉じるのを禁止せしめること
は、前述同様である。また、この場合、CPU51は、
表示制御回路61を介して案内表示部5にドア閉となっ
た理由などを表示する。
【0035】ステップS7の判定処理において、乗車券
Pが有効であると判定された場合、CPU51は、書込
回路57を介して書込ヘッド28(または29)を制御
することにより、乗車券Pに対して入場日時および入場
駅などの入場情報を書き込むとともに、現在ドア6が閉
状態にあるか否かをチェックする(S8)。
【0036】このチェックの結果、ドア6が閉状態にな
ければ、CPU51は、ドア6が開状態にあるものと判
断し、処理を終了する。上記チェックの結果、ドア6が
閉状態にあれば、CPU51は、温度センサ7の出力を
インタフェイス回路55を介して読込むことにより、ド
ア6の可動範囲に人間の体温付近の温度(たとえば、4
0℃付近)を有する物体が存在するか否かをチェックす
る(S9)。
【0037】このチェックの結果、所定温度の物体が存
在すれば、CPU51は、ポール部8の出口部に設けら
れた検知器10が通行者を検知しているか否かをチェッ
クする(S10)。このチェックの結果、検知器10が
通行者を検知していない場合、CPU51は、ドア6の
可動範囲に身長の低い幼児とみなせる物体がいるものと
最終的に判断し、ステップS9に戻り、幼児がいなくな
るまで、ステップS9,S10の処理を繰り返す。すな
わち、この場合、ドア6の可動範囲に幼児とみなせる物
体がいるので、その物体がいなくなるまでドア6を開く
のを禁止せしめるものである。
【0038】ステップS9のチェックの結果、所定温度
の物体が存在しなくなった場合、CPU51は、ドア制
御回路68にドア開命令を送ることによりドア6を開き
(S11)、処理を終了する。また、ステップS10の
チェックの結果、検知器10が通行者を検知していた場
合、CPU51は、ドア6の可動範囲に身長の高い大人
とみなせる物体がいるものと判断し、この場合、ドア6
を開いて(S11)、処理を終了する。
【0039】なお、判定処理を終了した乗車券Pは、取
出口4へ排出され、取出口4から乗車券Pが抜き取られ
るのを待機する。このように、ドア6の可動範囲におけ
る温度を検知する温度センサ7を設け、この温度センサ
7の出力により、ドア6の可動範囲人に人間の体温付近
の温度を有する物体(人間の頭部)が存在するか否かを
判別し、物体が存在して、かつ、ポール部8の検知器1
0が非検知状態であれば、ドア6の可動範囲に幼児とみ
なせる物体が存在するものと判別し、ドア6の動作を禁
止するように制御を行なうことによって、ドア6の可動
範囲に存在する幼児とドア6の衝突から回避することが
でき、幼児保護を正しく行なうことができる。
【0040】なお、前記実施例では、ドア6の可動範囲
の温度を検知する温度センサ7を設け、この温度センサ
7の出力により、ドア6の可動範囲人に人間の体温付近
の温度を有する物体(人間の頭部)、つまり幼児が存在
するか否かを判別する場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものでなく、たとえば、図6に示す
ように、本体2のドア6の上部および下部に、それぞれ
物体検知手段としてのラインセンサ15,16を水平方
向に設置し、これらラインセンサ15,16の1画素で
も遮るものがあり、かつ、そのドア6の上部のポール部
8に配置してある検知器10は遮られていない場合、ド
ア6の可動範囲に幼児とみなせる物体が存在するものと
判断し、その物体がいなくなるまでドア6を開くのを禁
止せしめるようにしてもよい。
【0041】この場合の制御系統の構成図は図7に示す
ようになり、動作を説明するフローチャートは図8に示
すようになる。図8において、図5と異なる点は、図5
のステップS4,S9がそれぞれステップS4a,S4
b,S9a,S9bとなっている。
【0042】すなわち、ステップS4a,S9aでは、
ドア6の下方に設けられたラインセンサ16が1画素で
も暗状態にあるか否かをチェックし、暗状態になければ
ステップS6に進み、暗状態にあればステップS4b,
S9bに進む。ステップS4b,S9bでは、ドア6の
上方に設けられたラインセンサ15が1画素でも暗状態
にあるか否かをチェックし、暗状態になければステップ
S4a,S9aに戻り、暗状態にあればステップS5,
S10に進む。
【0043】このように、ドア6の上部および下部にそ
れぞれラインセンサ15,16を配設し、このラインセ
ンサ15,16の状態によって、ドア6の可動範囲に物
体が存在するか否かを判別し、物体が存在して、かつ、
ポール部8の検知器10が非検知状態であれば、ドア6
の可動範囲に幼児とみなせる物体が存在するものと判別
し、ドア6の動作を禁止するように制御を行なうことに
よって、ドア6の可動範囲に存在する幼児とドア6の衝
突から回避することができ、幼児保護を正しく行なうこ
とができる。
【0044】なお、前記実施例では、ドア6の可動範囲
に幼児とみなせる物体が存在するか否かの判別に、ポー
ル部8の検知器10が非検知状態であることをも条件に
入れたが、この条件は必ずしも入れる必要はなく、少な
くとも温度センサ7あるいはラインセンサ15,16の
出力に基づくドア6の可動範囲に物体が存在するか否か
の判別を行なえばよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、特
にドアの可動範囲に存在する幼児とドアの衝突から回避
することができ、幼児保護を正しく行なうことができる
自動改札装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動改札装置の外観を
概略的に示す斜視図。
【図2】温度センサの検知エリアを説明するための模式
図。
【図3】自動改札装置の内部構成を概略的に示す構成
図。
【図4】制御系統の構成を概略的に示すブロック図。
【図5】動作を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の他の実施例に係るラインセンサの設置
状態を説明するための要部側面図。
【図7】同じく他の実施例に係る制御系統の構成を概略
的に示すブロック図。
【図8】同じく他の実施例に係る動作を説明するための
フローチャート。
【符号の説明】
1……自動改札装置、2……自動改札装置本体、3……
投入口、4……取出口、6……ドア、7……温度セン
サ、8……ポール部(枠体)、9〜13……検知器、1
5,16……ラインセンサ、21……搬送路、26,2
7……読取ヘッド、 28,29……書込ヘッド、51
……CPU、52……ROM、53……RAM、55…
…インタフェイス回路、56……読取回路、57……書
込回路、62……人間検知回路、63……乗車券検知回
路、67……ドア開閉機構、68……ドア制御回路、P
……磁気式乗車券。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田熊 玲子 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行者が通行する通路を形成する装置本
    体と、 この装置本体の前記通路の出口側に対応する端部に開閉
    動作可能に設けられ、前記通行者の通行を制御するドア
    と、 前記通路に進入する前記通行者が提示する、改札情報が
    記録されている記録媒体から前記改札情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体
    の正否を判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に応じて前記ドアを開閉制御す
    る第1の制御手段と、 前記ドアの可動範囲に物体が存在するか否かを検知する
    物体検知手段と、 この物体検知手段が物体の存在を検知したとき、前記判
    定手段の判定結果にかかわらず前記ドアの動作を禁止せ
    しめる第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】 通行者が通行する通路を形成する装置本
    体と、 この装置本体の前記通路の出口側に対応する端部に開閉
    動作可能に設けられ、前記通行者の通行を制御するドア
    と、 前記通路に進入する前記通行者が提示する、改札情報が
    記録されている記録媒体から前記改札情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体
    の正否を判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に応じて前記ドアを開閉制御す
    る第1の制御手段と、 前記ドアの可動範囲における温度を検知する温度検知手
    段と、 この温度検知手段の検知結果に基づき前記ドアの可動範
    囲に所定温度の物体が存在するか否かを判別する物体判
    別手段と、 この物体判別手段が物体の存在を判別したとき、前記判
    定手段の判定結果にかかわらず前記ドアの動作を禁止せ
    しめる第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】 通行者が通行する通路を形成する装置本
    体と、 この装置本体の前記通路の出口側に対応する端部に開閉
    動作可能に設けられ、前記通行者の通行を制御するドア
    と、 前記通路に進入する前記通行者が提示する、改札情報が
    記録されている記録媒体から前記改札情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体
    の正否を判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に応じて前記ドアを開閉制御す
    る第1の制御手段と、 前記ドアの可動範囲における温度を検知する温度検知手
    段と、 この温度検知手段の検知結果に基づき前記ドアの可動範
    囲に所定温度の物体が存在するか否かを判別する物体判
    別手段と、 前記装置本体の上部に立設され、前記通路を定義するた
    めの枠体と、 この枠体の前記ドアと対応する部位に設けられ、そこを
    通過する所定の身長以上の通行者を検知する通行者検知
    手段と、 前記物体判別手段が物体の存在を判別し、かつ、前記通
    行者検知手段が通行者を検知していないとき、前記判定
    手段の判定結果にかかわらず前記ドアの動作を禁止せし
    める第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  4. 【請求項4】 通行者が通行する通路を形成する装置本
    体と、 この装置本体の前記通路の出口側に対応する端部に開閉
    動作可能に設けられ、前記通行者の通行を制御するドア
    と、 前記通路に進入する前記通行者が提示する、改札情報が
    記録されている記録媒体から前記改札情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体
    の正否を判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に応じて前記ドアを開閉制御す
    る第1の制御手段と、 前記ドアの可動範囲の上端に物体が存在するか否かを検
    知する第1の物体検知手段と、 前記ドアの可動範囲の下端に物体が存在するか否かを検
    知する第2の物体検知手段と、 この第1および第2の物体検知手段が共に物体の存在を
    検知したとき、前記判定手段の判定結果にかかわらず前
    記ドアの動作を禁止せしめる第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】 通行者が通行する通路を形成する装置本
    体と、 この装置本体の前記通路の出口側に対応する端部に開閉
    動作可能に設けられ、前記通行者の通行を制御するドア
    と、 前記通路に進入する前記通行者が提示する、改札情報が
    記録されている記録媒体から前記改札情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段で読取った改札情報に基づき前記記録媒体
    の正否を判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に応じて前記ドアを開閉制御す
    る第1の制御手段と、 前記ドアの可動範囲の上端に物体が存在するか否かを検
    知する第1の物体検知手段と、 前記ドアの可動範囲の下端に物体が存在するか否かを検
    知する第2の物体検知手段と、 前記装置本体の上部に立設され、前記通路を定義するた
    めの枠体と、 この枠体の前記ドアと対応する部位に設けられ、そこを
    通過する所定の身長以上の通行者を検知する通行者検知
    手段と、 前記第1および第2の物体検知手段が共に物体の存在を
    検知し、かつ、前記通行者検知手段が通行者を検知して
    いないとき、前記判定手段の判定結果にかかわらず前記
    ドアの動作を禁止せしめる第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105472346A (zh) * 2015-12-28 2016-04-06 王成财 一种视频监控方法
WO2017057274A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 フジテック株式会社 セキュリティゲート、エレベータの群管理システム、及びエレベータシステム

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