JPH08258005A - 直角二面かんな盤の送材装置退避機構 - Google Patents
直角二面かんな盤の送材装置退避機構Info
- Publication number
- JPH08258005A JPH08258005A JP8633095A JP8633095A JPH08258005A JP H08258005 A JPH08258005 A JP H08258005A JP 8633095 A JP8633095 A JP 8633095A JP 8633095 A JP8633095 A JP 8633095A JP H08258005 A JPH08258005 A JP H08258005A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feeding device
- planer
- column
- material feeding
- table side
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- Pending
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- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 切削刃物の取付、取外し作業を容易にし、切
削刃物の取付位置確認も正確にできるようにし、また、
送材装置を有する直角二面かんな盤でも手で材料を送り
切削できるようにすることである。 【構成】 コラム17の上端には送材装置18を水平回
動自在に設け、材料29を手で送り切削する場合には、
送材装置18を反テーブル側へ退避させ、手で材料29
をガイド12,13に押し付けながら送り込み横かんな
刃で切削する。かんな刃を交換する場合は、送材装置2
8を反テーブル側へ退避させることでテーブル5,6上
面にスペースができるので、この状態でかんな刃の取外
し取付け作業を行う。
削刃物の取付位置確認も正確にできるようにし、また、
送材装置を有する直角二面かんな盤でも手で材料を送り
切削できるようにすることである。 【構成】 コラム17の上端には送材装置18を水平回
動自在に設け、材料29を手で送り切削する場合には、
送材装置18を反テーブル側へ退避させ、手で材料29
をガイド12,13に押し付けながら送り込み横かんな
刃で切削する。かんな刃を交換する場合は、送材装置2
8を反テーブル側へ退避させることでテーブル5,6上
面にスペースができるので、この状態でかんな刃の取外
し取付け作業を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送材装置を有する直角
二面かんな盤の送材装置退避機構に関するものである。
二面かんな盤の送材装置退避機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭50ー73092号公報に
記載のように、本体フレームの側面に間隔をおいて2個
のサポートを固定し、サポートにそれぞれ円形断面のコ
ラムを垂直に取付け、両コラムの上端部を連結フレーム
で互いに結合させ、送材ローラを備えた送材装置を両コ
ラムに昇降自在に、かつ送材装置が本体フレームのテー
ブルと平行になるように支持し、サポートと連結フレー
ムとに回転自在に支持した昇降ねじのねじ部を昇降台に
螺合し、連結フレームに昇降ねじを回転させる駆動装置
を配設していた。
記載のように、本体フレームの側面に間隔をおいて2個
のサポートを固定し、サポートにそれぞれ円形断面のコ
ラムを垂直に取付け、両コラムの上端部を連結フレーム
で互いに結合させ、送材ローラを備えた送材装置を両コ
ラムに昇降自在に、かつ送材装置が本体フレームのテー
ブルと平行になるように支持し、サポートと連結フレー
ムとに回転自在に支持した昇降ねじのねじ部を昇降台に
螺合し、連結フレームに昇降ねじを回転させる駆動装置
を配設していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の送材装置では、
材料を切削し摩耗したかんな刃を交換する場合、送材装
置を最上位置にしてもテーブル面との間隔を広くとるこ
とができず、定規側のかんな刃固定ボルトの取付け、取
外し作業が面倒でかんな刃の交換に時間がかかってい
た。また、送材装置がテーブル上方に位置するため、テ
ーブル上方からかんな刃の取付状態を確認することがで
きないので、テーブル面とかんな刃の位置確認が正確に
できず、かんな刃がテーブル面に対して斜めになる場合
もある。このため、材料の寸法精度が出ず、材料を無駄
にしてしまうなどの問題があった。
材料を切削し摩耗したかんな刃を交換する場合、送材装
置を最上位置にしてもテーブル面との間隔を広くとるこ
とができず、定規側のかんな刃固定ボルトの取付け、取
外し作業が面倒でかんな刃の交換に時間がかかってい
た。また、送材装置がテーブル上方に位置するため、テ
ーブル上方からかんな刃の取付状態を確認することがで
きないので、テーブル面とかんな刃の位置確認が正確に
できず、かんな刃がテーブル面に対して斜めになる場合
もある。このため、材料の寸法精度が出ず、材料を無駄
にしてしまうなどの問題があった。
【0004】また、送材ローラでは送りきれない重い材
料や湿った材料等、送材装置を使わないで材料を手で送
り加工したい場合には、送材装置を取外さなければ作業
ができないなどの問題もあった。
料や湿った材料等、送材装置を使わないで材料を手で送
り加工したい場合には、送材装置を取外さなければ作業
ができないなどの問題もあった。
【0005】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解消し、かんな胴の取付、取外し作業を容易にし、
かんな胴の取付位置確認も正確にできるようにすること
である。また、他の目的は、送材装置を有する直角二面
かんな盤でも手で材料を送り切削できるようにすること
である。
点を解消し、かんな胴の取付、取外し作業を容易にし、
かんな胴の取付位置確認も正確にできるようにすること
である。また、他の目的は、送材装置を有する直角二面
かんな盤でも手で材料を送り切削できるようにすること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、材料を支持
するテーブルに横かんな胴と、該横かんな胴と直角に縦
かんな胴とを設け、該テーブルに対向した位置に昇降自
在な送材装置を有する直角二面かんな盤において、前記
テーブルにコラムを昇降自在に嵌合させ、該コラムに前
記送材装置を反テーブル側へ回動自在に嵌合させること
により達成される。
するテーブルに横かんな胴と、該横かんな胴と直角に縦
かんな胴とを設け、該テーブルに対向した位置に昇降自
在な送材装置を有する直角二面かんな盤において、前記
テーブルにコラムを昇降自在に嵌合させ、該コラムに前
記送材装置を反テーブル側へ回動自在に嵌合させること
により達成される。
【0007】
【作用】材料を手で送り切削する手押かんな盤として使
用する場合には、送材装置を反テーブル側へ退避させ、
手で材料をガイドに押し付けながら送り込みかんな胴で
切削する。
用する場合には、送材装置を反テーブル側へ退避させ、
手で材料をガイドに押し付けながら送り込みかんな胴で
切削する。
【0008】かんな胴を交換する場合は、手押かんな盤
として使用する場合と同様の方法で、送材装置を反テー
ブル側へ退避させることでテーブル上面にスペースがで
き、この状態でかんな胴の取外し取付け作業を行う。
として使用する場合と同様の方法で、送材装置を反テー
ブル側へ退避させることでテーブル上面にスペースがで
き、この状態でかんな胴の取外し取付け作業を行う。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図8を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す直角二面かんな盤の
正面図、図2は図1の右側面図、図3は図1の平面図、
図4は反テーブル側に送材装置を位置させた状態を示す
側面図、図5は図4の上面図である。
る。図1は本発明の一実施例を示す直角二面かんな盤の
正面図、図2は図1の右側面図、図3は図1の平面図、
図4は反テーブル側に送材装置を位置させた状態を示す
側面図、図5は図4の上面図である。
【0010】図において、ベース1上部中央に横かんな
刃2を有する横かんな胴3を配設し、この横かんな胴3
の前側にハンドル4の回転で昇降自在な移動テーブル5
と、後側に横かんな刃2の刃先と上面が一致している固
定テーブル6とをベース1上に設けている。横かんな胴
3は、ベルト7を介してベース1内部に設けた横かんな
胴用モータ8と連結している。
刃2を有する横かんな胴3を配設し、この横かんな胴3
の前側にハンドル4の回転で昇降自在な移動テーブル5
と、後側に横かんな刃2の刃先と上面が一致している固
定テーブル6とをベース1上に設けている。横かんな胴
3は、ベルト7を介してベース1内部に設けた横かんな
胴用モータ8と連結している。
【0011】横かんな胴3の後方(図1において左方)
にはテーブル5,6上面に対し直角に縦かんな刃9を有
する縦かんな胴10を立設し、縦かんな胴10の前側に
ハンドル11の回転で図1から見て前後に移動自在な移
動ガイド12と、後側に縦かんな刃9の刃先とガイド面
が一致している固定ガイド13とをテーブル5,6に設
けている。縦かんな胴10はベルト14を介してベース
1内部に設けた縦かんな胴用モータ15と連結してい
る。
にはテーブル5,6上面に対し直角に縦かんな刃9を有
する縦かんな胴10を立設し、縦かんな胴10の前側に
ハンドル11の回転で図1から見て前後に移動自在な移
動ガイド12と、後側に縦かんな刃9の刃先とガイド面
が一致している固定ガイド13とをテーブル5,6に設
けている。縦かんな胴10はベルト14を介してベース
1内部に設けた縦かんな胴用モータ15と連結してい
る。
【0012】固定テーブル6の後部側面には中空状のコ
ラムホルダ16を取付け、コラムホルダ16の内部にコ
ラム17が嵌合している。コラム17の上端には送材装
置18を水平回動自在に設けられている。回動構造の詳
細は後で説明する。
ラムホルダ16を取付け、コラムホルダ16の内部にコ
ラム17が嵌合している。コラム17の上端には送材装
置18を水平回動自在に設けられている。回動構造の詳
細は後で説明する。
【0013】送材装置18内部には複数個の送材ローラ
19,19・・・とそれを駆動する送材用モータ20を
配設し、チェーン21で送材ローラ19と送材用モータ
20とを連結している。コラム17の下端は昇降ねじ2
2にねじ嵌合し、ベース1内部に設けた昇降用モータ2
3で昇降ねじ22を回転することにより、コラム17は
コラムホルダ16を案内に送材装置18とともに昇降す
る。
19,19・・・とそれを駆動する送材用モータ20を
配設し、チェーン21で送材ローラ19と送材用モータ
20とを連結している。コラム17の下端は昇降ねじ2
2にねじ嵌合し、ベース1内部に設けた昇降用モータ2
3で昇降ねじ22を回転することにより、コラム17は
コラムホルダ16を案内に送材装置18とともに昇降す
る。
【0014】送材装置18の回動構造を図6を用いて説
明する。図6は送材装置の回動構造を示す断面図であ
る。コラム17上端部の細径部17a外周に2個の軸受
24,24を上下に配設し、軸受24,24間に軸受固
定用のカラー25を取付け、この軸受24,24の外周
に送材装置18の回転部26をはめこんでいる。これ
で、送材装置18は回転部26を中心に水平回動可能と
なり、通常、図2に示すように送材装置18がテーブル
5,6上に位置している状態から、図4に示す反テーブ
ル側へ退避したい場合には、送材装置18を図3におい
て矢印B方向へ180度回動させる。
明する。図6は送材装置の回動構造を示す断面図であ
る。コラム17上端部の細径部17a外周に2個の軸受
24,24を上下に配設し、軸受24,24間に軸受固
定用のカラー25を取付け、この軸受24,24の外周
に送材装置18の回転部26をはめこんでいる。これ
で、送材装置18は回転部26を中心に水平回動可能と
なり、通常、図2に示すように送材装置18がテーブル
5,6上に位置している状態から、図4に示す反テーブ
ル側へ退避したい場合には、送材装置18を図3におい
て矢印B方向へ180度回動させる。
【0015】送材装置18の回転部26上に形成した穴
部26aにクランプレバー27のおねじ部27aを挿通
し、さらにおねじ部27aはコラム17上面から垂直方
向に形成したねじ穴17bにねじ嵌合する。これで、コ
ラム17と送材装置18との連結を固定及び解除する。
部26aにクランプレバー27のおねじ部27aを挿通
し、さらにおねじ部27aはコラム17上面から垂直方
向に形成したねじ穴17bにねじ嵌合する。これで、コ
ラム17と送材装置18との連結を固定及び解除する。
【0016】送材装置18をテーブル側又は反テーブル
側に位置させるとき、適正な位置に位置決めさせる構成
について、図7,図8を用いて説明する。図7はテーブ
ル側に送材装置が位置している場合を示す図6のA−A
線断面図、図8は反テーブル側に送材装置が位置してい
る場合を示す図6のA−A線断面図である。コラム17
の太径部17c上端外周にリング状のヘッド位置決め用
ストッパ28をはめこみ、このヘッド位置決め用ストッ
パ28の適所にはテーブル側位置決め用のストッパボル
ト29と、反テーブル側位置決め用の突起部30が形成
されている。送材装置18の回転部26外周にはテーブ
ル側、反テーブル側でそれぞれストッパボルト29、突
起部30と当接する突起部31を形成している。なお、
テーブル側の位置決めは、ストッパボルト29を出入れ
することで、突起部31と接触する位置(送材装置18
の位置)を微調整することができる。
側に位置させるとき、適正な位置に位置決めさせる構成
について、図7,図8を用いて説明する。図7はテーブ
ル側に送材装置が位置している場合を示す図6のA−A
線断面図、図8は反テーブル側に送材装置が位置してい
る場合を示す図6のA−A線断面図である。コラム17
の太径部17c上端外周にリング状のヘッド位置決め用
ストッパ28をはめこみ、このヘッド位置決め用ストッ
パ28の適所にはテーブル側位置決め用のストッパボル
ト29と、反テーブル側位置決め用の突起部30が形成
されている。送材装置18の回転部26外周にはテーブ
ル側、反テーブル側でそれぞれストッパボルト29、突
起部30と当接する突起部31を形成している。なお、
テーブル側の位置決めは、ストッパボルト29を出入れ
することで、突起部31と接触する位置(送材装置18
の位置)を微調整することができる。
【0017】横かんな胴用モータ8,縦かんな胴用モー
タ15,送材用モータ20はそれぞれ横かんな胴用スイ
ッチ32,縦かんな胴用スイッチ33,送材用スイッチ
34と接続している。
タ15,送材用モータ20はそれぞれ横かんな胴用スイ
ッチ32,縦かんな胴用スイッチ33,送材用スイッチ
34と接続している。
【0018】上記構成において、材料35の側面と底面
の二面を同時加工する場合、まず、材料35底面の切込
量を設定するために、ハンドル4を回し、移動テーブル
5を下げ、横かんな刃2刃先と移動テーブル5上面との
間に段差を設ける。この段差が材料35の切込量とな
る。材料35側面の切込量設定は、同じくハンドル11
を回し、移動ガイド12を後方へ移動させ、縦かんな刃
9刃先と移動ガイド12のガイド面との間に段差を設け
る。
の二面を同時加工する場合、まず、材料35底面の切込
量を設定するために、ハンドル4を回し、移動テーブル
5を下げ、横かんな刃2刃先と移動テーブル5上面との
間に段差を設ける。この段差が材料35の切込量とな
る。材料35側面の切込量設定は、同じくハンドル11
を回し、移動ガイド12を後方へ移動させ、縦かんな刃
9刃先と移動ガイド12のガイド面との間に段差を設け
る。
【0019】次に、それぞれのスイッチ32,33,3
4を入れ、横かんな胴3、縦かんな胴10、送材ローラ
19を回転駆動させる。そして、材料35を移動テーブ
ル5上に載置し、横かんな胴3側へ送りこむことで、材
料35は送材ローラ19,19・・・で送材され、ま
ず、横かんな胴3の横かんな刃2で材料35の底面を切
削し、次に、縦かんな胴10の縦かんな刃9で材料35
の側面を切削する。
4を入れ、横かんな胴3、縦かんな胴10、送材ローラ
19を回転駆動させる。そして、材料35を移動テーブ
ル5上に載置し、横かんな胴3側へ送りこむことで、材
料35は送材ローラ19,19・・・で送材され、ま
ず、横かんな胴3の横かんな刃2で材料35の底面を切
削し、次に、縦かんな胴10の縦かんな刃9で材料35
の側面を切削する。
【0020】送材装置18を反テーブル側へ退避させ、
材料を手で送り切削する手押かんな盤の機能として使用
する場合には、縦かんな胴10および送材ローラ19が
回転すると危険なため、スイッチ32,33,34はオ
フの状態にしておく。クランプレバー27を緩め、コラ
ム17と送材装置18の固定状態を解除し、送材装置1
8を図3の矢印B方向へ反テーブル側へ退避させ、18
0度回動させると、図8に示すようにコラム17の突起
部31がヘッド位置決め用ストッパ28の突起部30と
当接する。この状態で、再度、クランプレバー27を締
め付け、コラム17と送材装置18を固定する。
材料を手で送り切削する手押かんな盤の機能として使用
する場合には、縦かんな胴10および送材ローラ19が
回転すると危険なため、スイッチ32,33,34はオ
フの状態にしておく。クランプレバー27を緩め、コラ
ム17と送材装置18の固定状態を解除し、送材装置1
8を図3の矢印B方向へ反テーブル側へ退避させ、18
0度回動させると、図8に示すようにコラム17の突起
部31がヘッド位置決め用ストッパ28の突起部30と
当接する。この状態で、再度、クランプレバー27を締
め付け、コラム17と送材装置18を固定する。
【0021】材料35を切削するときは、縦かんな刃9
が材料35に接触しないようハンドル11で移動ガイド
12を前方に移動させ、移動ガイド12のガイド面を縦
かんな刃9の刃先、固定ガイド13のガイド面と同一面
にし、材料35底面の切込量は、上記と同様の方法で設
定する。次に、スイッチ32を入れ、横かんな胴3を回
転駆動させ、手で材料35をガイド12,13に押し付
けながら送り込み、横かんな刃2で切削する。
が材料35に接触しないようハンドル11で移動ガイド
12を前方に移動させ、移動ガイド12のガイド面を縦
かんな刃9の刃先、固定ガイド13のガイド面と同一面
にし、材料35底面の切込量は、上記と同様の方法で設
定する。次に、スイッチ32を入れ、横かんな胴3を回
転駆動させ、手で材料35をガイド12,13に押し付
けながら送り込み、横かんな刃2で切削する。
【0022】送材装置18をテーブル側へ戻すときは、
クランプレバー27を緩め、コラム17と送材装置18
の固定状態を解除し、送材装置18を図3の矢印C方向
へ回動させ、180度回動させると、図7に示すように
コラム17の突起部31がヘッド位置決め用ストッパ2
8のストッパボルト29の先端と当接する。この位置で
クランプレバー27を締め付け、コラム17と送材装置
18を固定する。これで、送材装置18を正規のテーブ
ル側へ戻す際、正確にテーブル5,6の長手方向に対し
平行に位置設定できる。
クランプレバー27を緩め、コラム17と送材装置18
の固定状態を解除し、送材装置18を図3の矢印C方向
へ回動させ、180度回動させると、図7に示すように
コラム17の突起部31がヘッド位置決め用ストッパ2
8のストッパボルト29の先端と当接する。この位置で
クランプレバー27を締め付け、コラム17と送材装置
18を固定する。これで、送材装置18を正規のテーブ
ル側へ戻す際、正確にテーブル5,6の長手方向に対し
平行に位置設定できる。
【0023】かんな刃3を交換する場合は、手押かんな
盤として使用する場合と同様の方法で、送材装置18を
反テーブル側へ退避させることで、図4,図5に示すよ
うに、テーブル5,6上面にスペースができ、横かんな
胴3,縦かんな胴10の取外し取付け作業が楽にできる
とともに、横かんな胴3,縦かんな胴10の取付位置の
確認を正確に行うことができる。
盤として使用する場合と同様の方法で、送材装置18を
反テーブル側へ退避させることで、図4,図5に示すよ
うに、テーブル5,6上面にスペースができ、横かんな
胴3,縦かんな胴10の取外し取付け作業が楽にできる
とともに、横かんな胴3,縦かんな胴10の取付位置の
確認を正確に行うことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、送材装置をコラムを中
心に反テーブル側へ回動できるようしたので、テーブル
上面にスペースを設けることができ、かんな胴の交換が
楽に行えるとともに、かんな胴の取付位置確認が正確に
できる。また、送材装置を用いないで材料を手で送り加
工したい場合でも、送材装置を取外す必要がなく、送材
装置を反テーブル側へ退避させるだけで簡単に切削作業
を行える。
心に反テーブル側へ回動できるようしたので、テーブル
上面にスペースを設けることができ、かんな胴の交換が
楽に行えるとともに、かんな胴の取付位置確認が正確に
できる。また、送材装置を用いないで材料を手で送り加
工したい場合でも、送材装置を取外す必要がなく、送材
装置を反テーブル側へ退避させるだけで簡単に切削作業
を行える。
【図1】本発明になる直角二面かんな盤の一実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の上面図である。
【図4】反テーブル側に送材装置を位置させた状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図5】図4の上面図である。
【図6】送材装置の回動構造を示す断面図である。
【図7】テーブル側に送材装置が位置している場合を示
す図6のA−A線断面図である。
す図6のA−A線断面図である。
【図8】反テーブル側に送材装置が位置している場合を
示す図6のA−A線断面図である。
示す図6のA−A線断面図である。
5…移動テーブル、6…固定テーブル、17…コラム、
17a…細径部、17b…ねじ穴、17c…太径部、1
8…送材装置、19…送材ローラ、20…送材用モー
タ、24…軸受、26…回転部、26a…穴部、27…
クランプレバー、27a…おねじ部、28…ヘッド位置
決め用ストッパ、29…ストッパボルト、30,31…
突起部。
17a…細径部、17b…ねじ穴、17c…太径部、1
8…送材装置、19…送材ローラ、20…送材用モー
タ、24…軸受、26…回転部、26a…穴部、27…
クランプレバー、27a…おねじ部、28…ヘッド位置
決め用ストッパ、29…ストッパボルト、30,31…
突起部。
Claims (1)
- 【請求項1】 材料を支持するテーブルに横かんな胴
と、該横かんな胴と直角に縦かんな胴とを設け、該テー
ブルに対向した位置に昇降自在な送材装置を有する直角
二面かんな盤において、前記テーブルにコラムを昇降自
在に嵌合させ、該コラムに前記送材装置を反テーブル側
へ回動自在に嵌合させたことを特徴とする直角二面かん
な盤の送材装置退避機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8633095A JPH08258005A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 直角二面かんな盤の送材装置退避機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8633095A JPH08258005A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 直角二面かんな盤の送材装置退避機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08258005A true JPH08258005A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13883834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8633095A Pending JPH08258005A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 直角二面かんな盤の送材装置退避機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08258005A (ja) |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP8633095A patent/JPH08258005A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010313 |