JPS607122Y2 - ツイン帯鋸盤における送材装置 - Google Patents

ツイン帯鋸盤における送材装置

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Publication number
JPS607122Y2
JPS607122Y2 JP18624281U JP18624281U JPS607122Y2 JP S607122 Y2 JPS607122 Y2 JP S607122Y2 JP 18624281 U JP18624281 U JP 18624281U JP 18624281 U JP18624281 U JP 18624281U JP S607122 Y2 JPS607122 Y2 JP S607122Y2
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JP
Japan
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band saw
support stand
twin
wood
stand
Prior art date
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Expired
Application number
JP18624281U
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English (en)
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JPS5892003U (ja
Inventor
真人 杉山
正勝 望月
Original Assignee
株式会社田中機械製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社田中機械製作所 filed Critical 株式会社田中機械製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、1次加工の丸太挽きと2次加工の製品取り
とが1台のツイン帯鋸盤でできるようにした、ツイン帯
鋸盤における送材装置に関する。
1台のツイン帯鋸盤で1次加工の丸太挽きもできるし2
次加工の製品取りもできるようにしていると、もともと
2台必要なのが1台ですむようになるので、経費節減、
場所節約等の上で大いに貢献できるのであるが、そのよ
うなものはこれまで存在しなかった。
この考案は、1台のツイン帯鋸盤において丸太挽きと製
品取りとがともにできるようにした便利な送材装置を提
供することを目的とする。
以下、この考案の実施態様を図面を参照しながら説明す
る。
第1図はこの考案の1実施態様の平面図、第2図は第1
図の■−■断面図、第3図は第1図の■−m断面の拡大
図である。
1と2はそれぞれ対向させて配置した帯鋸盤であり、帯
鋸盤1及び帯鋸盤2はそれぞれ前進後退できるようにな
ついる。
3は帯鋸盤1に取付けた帯鋸であり、4は帯鋸盤2に取
付けた帯鋸である。
なお、図示は省略したが帯鋸盤1側には定規装置を取付
けていて、その定規装置は前進させて使用状態にしたり
後退させて格納状態にしたりできるようになっている。
また帯鋸盤2側には、木材をその定規装置に押圧しなが
ら送るための送りローラーを取付けているが、この送り
ローラーも前進させて使用状態にしたり後退させて格納
状態にしたりできるようになっている。
なお、それら定規装置や送りローラー装置は下方へ回動
させて格納するようにしてもよいし、とにかく格納方法
は任意である。
以上のようなツイン帯鋸盤の前後に送材ラインを配置し
ているが、その送材ラインの送込み側には1本の長い支
持台5を配置している。
支持台5は、その上に木材を乗せて支持するものである
が、ここでまず支持台5の構造の詳細を第4図〜第6図
により説明する。
支持台5の前端に支柱6を立て、支柱6の上端と支持台
5の上面との垂直位置にそれぞれ取付けたベアリングの
間に固定金具7を回動自在に取付けている。
固定金具7の後面には後方に向けて多数の釘8,8・・
・・・・を植え込んでいる。
固定金具7の下端には偏心させてレバー9の一端をピン
により止めている。
レバー9の他端側は摺動ブロック10にピンにより止め
ているが、摺動ブロック10は支持台5内を前進後退が
できるようになっており、摺動ブロック10には孔の内
面に雌ねじを切っている。
そして、支持台5内の前端から後端付近にまで1本の長
い回動棒11を回動自在にかけ渡ししているか回動棒1
1の前端付近には雄ねじを切っていて、その雄ねじに摺
動ブロック10の雌ねじをねじ込んでいるのである。
回動棒11の後端側はユニバーサルジヨイント12を介
して操作棒13に連結しており、操作棒13の後端側は
支持台5外へと出して、操作棒13の後端にはつまみ1
4を取付けている。
以上に説明した支持台5の機構は、支持台5上に木材を
支持させる際の芯出しのためのものである。
すなわち、木材を支持台5上に乗せて木材の後端側を持
上げながら前方へ押し、木材の前端を固定金具7の釘8
,8・・・・・・に押し込んだ後、前方にある2つの帯
鋸3,4をにらみながらつまみ14を回動させると、ユ
ニバーサルジヨイント12を介して回動棒11が回動し
、摺動ブロック10が前進又は後退してレバー9を前進
又は後退させ、固定金具7を右方向又は左方向へ回動さ
せることにより、木材の先端を左右に振って帯鋸3゜4
による切断に適する位置にするのである。
この芯出しのための作動状況については第6図がはっき
り示している。
支持台5の上面には間隔をおいて爪15.15を取付け
、木材をしつかり固定させるよ−うにしている。
支持台5の後端付近にはかすがい金具16を取付けてい
るが、かすがい金具16は支持する木材の長さに合わせ
ながら前後方向の位置調節ができるようにしている。
かすがい金具16は、後方へ回動させて待機させたり、
前方へ回動させてかすがいを木材の後端上部に打込んだ
りできるようにしている。
この支持台5は、上に木材を乗せたままツイン帯鋸盤を
通過して送出し側にまで前進し、またふたたび元の位置
にまで後退できるようになっているのであるが、ここで
支持台5の送込み側のガイド機構を説明する。
送込み側の送材ラインの中央にはガイド台17を配置し
ているが、ガイド台17の上面には数箇所にコロ18,
18・・・・・・を取付け、両側には上方に向けて2組
のガイドローラー19.19・・・・・・をそれぞれ対
向させて取付け、さらに前端付近には同じく上方に向け
てガイドローラー20と駆動ローラー21とを対向させ
て取付けている。
ガイド台17のコロ18,18・・・・・・上であって
ガイドローラー19.19・・・・・・間やガイドロー
ラー20と駆動ローラー21との間に支持台5を乗せ、
油圧モーターにより駆動ローラー21を駆動させて支持
台5を前進後退させるのである。
送出し側にも対向させてガイドローラー22と駆動ロー
ラー23とを配置していて、前進してきた支持台5の前
端がそれらの間に達した後はそれらも同じく支持台5を
前進後退させる働きをする。
なお、ガイドローラー22や駆動ローラー23は、支持
台5を使用せずに板挽き等をする際には下方へ格納でき
るようになってる。
そして図示は省略したが、送出し側のラインの中央には
レールをしき、レール上を台車が走るようにしているの
であるが、前進してきた支持台5の前端がガイドローラ
ー22と駆動ローラー23との間を通過した後にその台
車上に乗って、台車は支持台5の前端を乗せたまま前進
し、後退時も支持台5の前端を乗せたまま後退して、そ
の前端が帯鋸盤1゜2の近くに達したところで台車だけ
置いていくようにしているのである。
送出し側には仕分装置や返送装置などがついているが、
24.24は仕分板であり、仕分板24.24は上方へ
回動して挽き終った材をはねのけるものである。
なお、仕分板24.24は、支持台5を使用せずに板挽
き等をする際は下方へ回動して格納できるようにしてい
る。
25,25・・・・・・は返送ローラーであるが、返送
ローラー25゜25・・・・・・は送込み側にも設けて
いる。
送出し側の返送ローラー25,25・・・・・・は支持
台5を使用しながら挽く場合には上昇させていて、仕分
板24から背板がそれらの上に落下するようになってお
り、支持台5を格納して手作業により挽く場合には、下
方へ回動させて返送ローラーとして使用するようになっ
ている。
送込み側に配置したガイド台17は支持台5を乗せたま
ま側方へ格納できるようにしているのであるが、次のそ
の格納機構を説明する。
ガイド台17の側面に摺動部材26,26・・・・・・
の前端を取付けているが、摺動部材26,26・・・・
・・は固定台27.27・・・・・・に取付けたガイド
体28,28・・・・・・によりガイドさせている。
摺動部材26,26・・・・・・の後端は1本の摺動枠
29により連結しているが、固定台27に1端を支持さ
せたシリンダー30から伸びるロッドのl端を摺動枠2
9に取付けている。
シリンダー30に油圧をかけたとき摺動枠29が後退し
てガイド体28.28・・・・・・にガイドされながら
摺動部材26,26・・・・・・も後退して、支持台5
を乗せたままガイド台17を後退させて柿納するのであ
る。
31.31・・・・・・は木材を送材ラインの方へ送る
ためのチェーンコンベヤであり、32,32・・・・・
・はストッパーであり、33.33・・・・・・は木材
を支持台5上に移す前に一時的に置くためのローラーで
ある。
以上に示した送材装置は、次のようにして使用する。
丸太はチェーンコンベヤ31,31・・・・・・により
運んでローラー33.33・・・・・・を経由して支持
台5上に移す。
支持台5の後方にいる作業員が丸太の後方を持上げたま
ま丸太の前端を固定金具7の釘8,8・・・・・・に押
しつけた後、前方にある帯鋸3,4を見ながら操作棒1
3のつまみ14を左又は右へ回動させて丸太の前方を左
右へ振って芯出しをする。
そして、丸太の後方側を支持台5上へ落として爪15,
15・・・・・・を刺して固定し、後方のかすがい金具
16を前方へ回動させて丸太の後端上方に打ち込むと、
支持台5上に丸太を固定したことになる。
ここで帯鋸3や帯鋸4を回転させながら駆動ローラー2
1や駆動ローラー23を駆動させると、支持台5が送ら
れて支持台5上に固定された丸太の両側が帯鋸3や帯鋸
4に切り落とされていく。
切り落とされた端板は仕分装置により分けられその後支
持台5はそのまま後退して元の位置に帰る。
木材を90度回転させて支持台5上に固定してふたたび
両側を切り落とすと、角材が得られる。
つぎに、支持台5を格納させてしまって手作業により板
材等を挽く場合の手順を述べる。
シリンダー30に油圧をけるとガイド体28.28・・
・・・・にガイドされながら摺動部材26,26・・・
・・・等が後退して支持台5を乗せたままガイド台17
等も後退して、送材ラインの位置を外れて格納されてし
まう。
送出し側のガイドローラー22、駆動ローラー23、仕
分板24.24等も格納させてしまう。
そして、帯鋸盤1側におて格納させていた定規装置を出
してセットし、帯鋸盤2側において格納させていた送り
ローラー装置を出して定規装置と対向させ、帯鋸3と帯
鋸4の位置を決めた後に定規に沿わせながら木材を送っ
て帯鋸3及び帯鋸4により一挙に2枚の板を挽く。
以上、この考案の1実施態様を示したが、この考案の実
施態様としては以上のものに限られるわけではない。
たとえば、支持台5の送り機構としてガイドローラーと
駆動ローラーとによるものを示したが、その送り機構と
してはその他任意のものが採用できる。
また、木材を支持する支持台5を乗せてガイドするガイ
ド台17を送材ラインの中央の使用位置から水平移動さ
せて格納させるようにしたものを示したが、ガイド台1
7はなんらかのやり方により下方に回動させて格納させ
るようにしてもよいし、下方向に平行移動させて格納さ
せるようにしてもよい。
その格納方法は任意である。
この考案の構成は以上の通りであるが、この考案は以下
のようなすぐれた効果を奏するものである。
この考案に係るツイン帯鋸盤における送材装置において
は、送材ラインの送込み側において木材を支持する支持
台5を乗せてガイドするガイド台17を送材ラインの中
央に置いて使用状態にし、ツイン帯鋸盤により木材の両
側を切り落としたり、又は支持台5を乗せたままガイド
台17を送材ラインの中央から格納させて、逆に一方の
帯鋸盤1において格納させていた定規装置や他方の帯鋸
盤2において格納させていた送りローラー装置を使用状
態にしてツイン帯鋸盤により板挽き等をすることができ
る。
したがって、1台で丸太挽きゃ製品取りができるの、経
費節減、場所節約等の上で大いに貢献できる。
また、ガイド台17を使用して木材を支持台5に支持さ
せて挽く場合は、支持台5をガイド台17等においてガ
イドさせるようにしているので、木材はまっすぐに進行
する。
したがって、未経験者でも正確な製品を作ることができ
る。
なおこの点、従来のものにおいては、木材を挿入側のト
ロ車に乗せて帯鋸盤に挿入し、受取り側のトロ車に乗せ
て受取るようにしているが、挿入側のトロ車から受取り
側のトロ車へ乗せかえる段階で木材が多少ぐらつくおそ
れがあったので相当の熟練者しか曲りのない正確な製品
を作ることができなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施態様の平面図、第2図は第1
図の■−■断面図、第3図は第1図の■−III断面の
拡大図、第4図はその実施態様の要部の部分断面正面図
、第5図は第4図の■−■断面図、第6図はその要部の
部分断面平面図である。 1・・・・・・帯鋸盤、2・・・・・・帯鋸盤、3・・
・・・・帯鋸、4・・・・・・帯鋸、5・・・・・・支
持台、17・・・・・・ガイド台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの帯鋸盤1及び帯鋸盤2を対向させて配置し、それ
    らの帯鋸盤1及び帯鋸盤2にそれぞれ取付けた帯鋸3及
    び帯鋸4がそれぞれ前進後退して位置調節ができるよう
    にしたツイン帯鋸盤において、一方の帯鋸盤1において
    は定規装置を使用状態にしたり又は格納状態にしたりで
    きるようにしており、しかも他方の帯鋸盤2においては
    前記の定規装置に対応させて送りローラー装置を使用状
    態にしたり又は格納状態にしたりできるようにしており
    、かつ送材ラインの送込み側において木材を支持する支
    持台5を乗せてガイドするガイド台17を送材ラインの
    中央に置いて使用状態にしたり又は使用状態の位置から
    外して格納状態にしたりできるよう&ビシた、ツイン帯
    鋸盤における送材装置。
JP18624281U 1981-12-16 1981-12-16 ツイン帯鋸盤における送材装置 Expired JPS607122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18624281U JPS607122Y2 (ja) 1981-12-16 1981-12-16 ツイン帯鋸盤における送材装置

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JP18624281U JPS607122Y2 (ja) 1981-12-16 1981-12-16 ツイン帯鋸盤における送材装置

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Publication Number Publication Date
JPS5892003U JPS5892003U (ja) 1983-06-22
JPS607122Y2 true JPS607122Y2 (ja) 1985-03-09

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ID=29988014

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