JPH082569Y2 - 運行記録計におけるカウンターの位置決め構造 - Google Patents

運行記録計におけるカウンターの位置決め構造

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JPH082569Y2
JPH082569Y2 JP1990055975U JP5597590U JPH082569Y2 JP H082569 Y2 JPH082569 Y2 JP H082569Y2 JP 1990055975 U JP1990055975 U JP 1990055975U JP 5597590 U JP5597590 U JP 5597590U JP H082569 Y2 JPH082569 Y2 JP H082569Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラック等に搭載される運行記録計に係わ
り、走行距離を積算して表示するためのカウンターの位
置決め構造に関する。
〔従来の技術〕
運行記録計は車両の速度や走行距離を表示するととも
に、この速度や走行距離を経時的にチャート紙に記録す
る装置であり、例えば第4図のようになっている。
図において、10は速度計や時計等を表示する表示窓を
有する前面カバー、20は走行距離積算計の表示窓を有す
るカウンターカバー、30は前面カバー10の背後に取り付
けられてチャート紙を回転するメーターケース、40はチ
ャート紙に記録する記録針やその駆動機構等を収容する
本体ケースである。前面カバー10の下辺部とカウンター
カバー20の上辺部とはヒンジ構造で結合されており、こ
のヒンジ構造により前面カバー10は図の矢印のように回
動可能にされ、前面カバー10を手前に倒してメーターケ
ース30を本体ケース40から露出させることにより、メー
ターケース30の背面に対してチャート紙を着脱できるよ
うになっている。
第3図は上記運行記録計の断面図(第4図のA−A断
面)であり、カウンターカバー20の背後には、本体ケー
ス40の下部と一体にされたカウンターケース41内にカウ
ンター42(走行距離積算計)が収容されている。また、
本体ケース40内には、記録針44aを駆動する駆動機構44
が収容され、カウンター42に取り付けられた伝導軸43が
駆動機構44と連動する筒型連結軸45に連結されている。
そして、カウンター42は、筒型連結軸45を介して駆動機
構44から駆動力が伝達され、記録針44aと連動して車両
の走行距離を積算する。
また、カウンターカバー20のカウンター42側に形成さ
れた凹部20aとカウンター42に形成された凸部42aとが係
合され、カウンター42の背後に取り付けられた弾性板42
bの付勢力に抗して、カウンターカバー20はカウンター
ケース41の前面に図示しないネジで固定されている。こ
れにより、カウンター42はカウンターカバー20に対して
位置決めされた状態で固定されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のような運行記録計の製造過程では、
本体ケース40側とカウンター42とをそれぞれ別工程で製
造し、カウンター42に取り付けられた伝導軸43をカウン
ターケース41の壁面41aの開口部に通しながらカウンタ
ー42をカウンターケース41内に収容し、弾性板42bの付
勢力に抗してカウンターカバー20をカウンターケース41
に固定するようにしている。
このため、カウンターカバー20を取り付けるときに
は、カウンター42の凸部42aがカウンターカバー20の凹
部20aに係合するようにカウンター42の位置を加減し、
さらにカウンター42を押圧したときにこのカウンター42
の背面すなわち弾性板42bがカウンターケース41の正し
い位置になるようにしなければならないため、組み付け
作業に手間を要するという課題がある。
本考案は、運行記録計の製造過程でカウンターの組み
付け作業を容易にすることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するためになした本考案の運行記録
計におけるカウンターの位置決め構造は、本体ケースの
前面に形成されたカウンターケース内にカウンターを収
容し、該カウンターケースの前面を覆うカウンターカバ
ーを上記カウンターのフレームに当接させた状態で該カ
ウンターをカウンターケースに固定するとともに、上記
カウンターカバーとカウンターとの当接部分の一方に形
成した屋根型凸部と他方に形成したV型凹部とを係合さ
せることにより上記カウンターとカウンターカバーとの
位置決めを行うようにした運行記録計におけるカウンタ
ーの位置決め構造であって、前記屋根型凸部の屋根型お
よび前記V型凹部のV型をなす各傾斜面を前記カウンタ
ーの長手方向と直角な方向に傾斜させて形成するととも
に、該屋根型凸部と該V型凹部とを上記カウンターの長
手方向に対する少なくとも一端側に形成し、前記カウン
ターケースの前記カウンターカバーと反対側の底部であ
って上記カウンターの長手方向に対する上記屋根型凸部
およびV型凹部と反対側の片側端部と、該片側端部に対
向する前記フレームの底側との、一方に突起を形成し、
他方に該突起に嵌合する嵌合穴を形成し、該嵌合穴を上
記突起に嵌合させることにより上記カウンターを前記突
起および嵌合穴の位置で一点支持した状態で前記屋根型
凸部とV型凹部とを係合させるようにしたことを特徴と
する。
〔作用〕
本考案の運行記録計におけるカウンターの位置決め構
造によれば、カウンターをカウンターケースに配置する
とき、カウンターケースの底部とカウンターのフレーム
との、一方の突起と他方の嵌合穴とを嵌合させることに
よりカウンターケースに対してカウンターが一点で位置
決めされる。また、カウンターの長手方向に対して上記
突起および嵌合穴と反対側でカウンターカバーとカウン
ターとの当接部分には前記屋根型凸部とV型凹部とが形
成されているので、カウンターカバーをカウンターケー
スに固定するとき、カウンターを上記突起の位置で一点
支持した状態で上記屋根型凸部とV型凹部とを係合させ
ることによりカウンターの位置を容易に決めることがで
きる。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案実施例の位置決め構造を
適用した運行記録計のカウンター部分を示す図であり、
第1図は運行記録計の下面からみた一部破砕断面図、第
2図はカウンターカバーを外した状態を示す正面図であ
る。
図において、1はカウンターケース、2はカウンタ
ー、3はカウンターカバーである。
カウンターケース1において、11はカウンター収容
部、12は図示しない駆動機構側の壁面、13は壁面12から
カウンター収容部11側に突出して形成されたボス(突
起)であり、このボス13は、カウンター2に対して、カ
ウンター2に取り付けられた伝導軸4側に形成されてい
る。また、カウンター収容部11の両側には、カウンター
カバー3を固定するための支持台141,142が形成されて
いる。
カウンター2において、21は伝導軸4に固定されたウ
ォームギア、22はウォームギア21と噛合する駆動ギア、
23は文字車、24はピニオン25は『コ』の字型のフレーム
であり、伝導軸4、文字車23およびピニオン24はフレー
ム25に軸支して保持され、伝導軸4およびウォームギア
21の回転によって駆動ギア22が回転され、この駆動ギア
22の回転量に応じてピニオン24で文字車23が順次桁上げ
され、走行距離が積算される。フレーム25の駆動ギア22
側のカウンターカバー3と対向する位置には、四角柱状
凸部25aが形成され、この四角柱状凸部25aと反対側でカ
ウンターカバー3と対向する位置には端部が屋根型で傾
斜面25b1,25b2がカウンター2の長手方向に対して直角
な方向に傾斜された屋根型凸部25bが形成されている。
また、フレーム25のカウンターケース1の壁面12側に
は、ボス13に嵌合する嵌合穴25cがボス13の位置に形成
され、さらに、このフレーム25の嵌合穴25cと反対側に
はL型の板バネ26が取り付けられている。
カウンターカバー3において、31はカウンター2の積
算距離を視認するために文字車23と対向して配された表
示窓であり、この表示窓31のフレーム25と対向する内側
でカウンター2の長手方向に対して前記ボス13と反対側
には凹面がV字状で屋根型凸部25bの傾斜面25b1,25b2
に係合するV型凹部3bが形成されている。
そして、フレーム25の嵌合穴25cにカウンターケース
のボス13が嵌合され、四角柱状凸部25aがカウンターカ
バー3に押圧され、屋根型凸部25bとV型凹部3bとが係
合した状態で、板バネ26の付勢力に抗して、カウンター
カバー3が支持台141,142において、ボルト51,52によ
ってカウンターケース1に固定されている。
上記のようにカウンター2を組み付けるときには、以
下のように行う。
先ず、カウンターケース1の壁面12に形成した穴に伝
導軸4を通しながらカウンター2をカウンター収容部11
内に入れ、フレーム25の嵌合穴25cをボス13に嵌合させ
てカウンター2をカウンターケース1に収容する。次
に、カウンター2をカウンターケース1に対してボス13
の位置で一点で位置決めした状態で、カウンター2の長
手方向(文字車23の軸方向)に対して上記ボス13と反対
側になる屋根型凸部25bに、カウンターカバー3のV型
凹部3bを係合させ、そのままカウンター2を押下した状
態で、ボルト51,52によってカウンターカバー2をカウ
ンターケース1に固定する。
このように、カウンター2はカウンターケース1に対
して一点で位置決めされ、さらに、カウンターカバー3
とカウンターケース1とは予め設定された位置関係にあ
るので、カウンターカバー3に対してカウンター2をV
型凹部3bと屋根型凸部25bの部位の一箇所で係合させれ
ばよいので、組み付け作業が容易になる。また、組み付
け状態においては、第1図を底面図と見たとき、カウン
ター2のボス13および嵌合穴25c側では上下および左右
方向への移動がボス13および嵌合穴25cによって規制さ
れ、カウンター2の屋根型凸部25bおよびV型凹部3b側
では上下方向への移動が屋根型凸部25bおよびV型凹部3
bによって、また、左右方向への移動がボス13および嵌
合穴25cによって規制されそれぞれ規制される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、カウンターとカ
ウンターカバーとの当接部分で係合する屋根型凸部とV
型凹部とをカウンターの長手方向に対する少なくとも一
端側に形成し、カウンターを収容するカウンターケース
の底部でカウンターの長手方向に対する上記屋根型凸部
およびV型凹部と反対側の片側端部と、カウンターのフ
レームとの、一方に形成した突起と他方に形成した嵌合
穴とを嵌合させることにより、カウンターをカウンター
ケースに配置した状態でカウンターケースに対してカウ
ンターを一点で位置決めするようにしたので、カウンタ
ーカバーをカウンターケースに固定するとき、カウンタ
ーを前記突起および嵌合穴の位置で一点支持した状態で
前記屋根型凸部とV型凹部とを係合させることによりカ
ウンターの位置を容易に決めることができ、運行記録計
の製造過程でカウンターの組み付け作業が容易になる。
また、前記突起および嵌合穴の部位と前記屋根型凸部お
よびV型凹部の部位との2か所だけでカウンターがカウ
ンターカバー面と平行な方向へ動くのを規制することが
でき、簡単な構造でカウンターを確実に固定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を適用した運行記録計のカウンタ
ー部分を示す一部破砕断面図、 第2図は同カウンター部分のカウンターカバーを外した
状態を示す正面図、 第3図は従来の運行記録計の断面図、 第4図は同運行記録計の外観を示す図である。 1……カウンターケース、13……ボス、2……カウンタ
ー、24……フレーム、25b……屋根型凸部、25c……嵌合
穴、3……カウンターカバー、3b……V型凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースの前面に形成されたカウンター
    ケース内にカウンターを収容し、該カウンターケースの
    前面を覆うカウンターカバーを上記カウンターのフレー
    ムに当接させた状態で該カウンターをカウンターケース
    に固定するとともに、上記カウンターカバーとカウンタ
    ーとの当接部分の一方に形成した屋根型凸部と他方に形
    成したV型凹部とを係合させることにより上記カウンタ
    ーとカウンターカバーとの位置決めを行うようにした運
    行記録計におけるカウンターの位置決め構造であって、 前記屋根型凸部の屋根型および前記V型凹部のV型をな
    す各傾斜面を前記カウンターの長手方向と直角な方向に
    傾斜させて形成するとともに、該屋根型凸部と該V型凹
    部とを上記カウンターの長手方向に対する少なくとも一
    端側に形成し、 前記カウンターケースの前記カウンターカバーと反対側
    の底部であって上記カウンターの長手方向に対する上記
    屋根型凸部およびV型凹部と反対側の片側端部と、該片
    側端部に対向する前記フレームの底側との、一方に突起
    を形成し、他方に該突起に嵌合する嵌合穴を形成し、 該嵌合穴を上記突起に嵌合させることにより上記カウン
    ターを前記突起および嵌合穴の位置で一点支持した状態
    で前記屋根型凸部とV型凹部とを係合させるようにした
    ことを特徴とする運行記録計におけるカウンターの位置
    決め構造。
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