JP2588726Y2 - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はディスク再生装置に関
し、特に光ピックアップを往復移動させるための駆動ギ
ヤの取付構造の改良に関するものである。
し、特に光ピックアップを往復移動させるための駆動ギ
ヤの取付構造の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ディスク再生装置において、光
ピックアップに取り付けられたラックに噛み合う駆動ギ
ヤをモータで駆動して光ピックアップをディスクに対し
て往復移動させるようにしている。従来、この駆動ギヤ
をシャーシに取り付けるため、駆動ギヤと軸部を別体に
形成し、駆動ギヤの軸孔にこの軸部に挿入した後、軸部
の一端をシャーシにかしめ等で固着しておき、軸部の他
端に抜け止め用のＥリングを固着するように構成したも
のが一般に知られている。
ピックアップに取り付けられたラックに噛み合う駆動ギ
ヤをモータで駆動して光ピックアップをディスクに対し
て往復移動させるようにしている。従来、この駆動ギヤ
をシャーシに取り付けるため、駆動ギヤと軸部を別体に
形成し、駆動ギヤの軸孔にこの軸部に挿入した後、軸部
の一端をシャーシにかしめ等で固着しておき、軸部の他
端に抜け止め用のＥリングを固着するように構成したも
のが一般に知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の駆動ギヤの取付構造においては、駆動ギヤと
軸部を別体に製作しなければならないため、部品点数も
多くなり、コスト高になるばかりでなく、組み立てにも
手間がかかるという問題点があった。
うな従来の駆動ギヤの取付構造においては、駆動ギヤと
軸部を別体に製作しなければならないため、部品点数も
多くなり、コスト高になるばかりでなく、組み立てにも
手間がかかるという問題点があった。
【０００４】本考案はこのような従来の課題に鑑みてな
されたものであり、駆動ギヤと軸部とを一体化すると共
に、シャーシの軸受部に長孔または開放端を有する凹溝
を形成することにより、軸部をシャーシに固着すること
なく取り付けできるようにし、または、駆動ギヤと軸部
とを一体化すると共に、軸部をシャーシの凹溝または長
孔に傾斜して嵌挿することにより、駆動ギヤを簡単にシ
ャーシに取付けできるようにして、部品コストの低減お
よび組立ての簡略化をはかったディスク再生装置を提供
することを目的とする。
されたものであり、駆動ギヤと軸部とを一体化すると共
に、シャーシの軸受部に長孔または開放端を有する凹溝
を形成することにより、軸部をシャーシに固着すること
なく取り付けできるようにし、または、駆動ギヤと軸部
とを一体化すると共に、軸部をシャーシの凹溝または長
孔に傾斜して嵌挿することにより、駆動ギヤを簡単にシ
ャーシに取付けできるようにして、部品コストの低減お
よび組立ての簡略化をはかったディスク再生装置を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本考案
は、モータ軸に取り付けられたウォームによって駆動さ
れ、ピックアップに取付けられたラックと噛合して該ピ
ックアップを往復動させる駆動ギヤを備えたディスク再
生装置であって、両端に軸部を有する駆動ギヤと、該軸
部の少なくとも一端が遊挿される凹溝及び長孔のいずれ
か１つが形成された軸受部を有するシャーシとを備え、
前記ウォーム及び／またはラックにより該軸部を前記シ
ャーシの凹溝及び長孔のいずれかの底面に押圧せしめる
ようにしたことを特徴とするものである。
は、モータ軸に取り付けられたウォームによって駆動さ
れ、ピックアップに取付けられたラックと噛合して該ピ
ックアップを往復動させる駆動ギヤを備えたディスク再
生装置であって、両端に軸部を有する駆動ギヤと、該軸
部の少なくとも一端が遊挿される凹溝及び長孔のいずれ
か１つが形成された軸受部を有するシャーシとを備え、
前記ウォーム及び／またはラックにより該軸部を前記シ
ャーシの凹溝及び長孔のいずれかの底面に押圧せしめる
ようにしたことを特徴とするものである。
【０００６】また、請求項２記載の本考案は、モータ軸
に取付けられたウオームによって駆動されピックアップ
に取付けられたラックと噛合して該ピックアップを往復
動させる駆動ギヤを備えたディスク再生装置であって、
両端に軸部を有する駆動ギヤと、該軸部の一端に形成さ
れた弾性を有する弾性フック部と、該弾性フック部を回
転自在に保持する丸孔が形成された第１軸受部および該
軸部の他端が遊嵌される凹溝および長孔のいずれかが形
成された第２軸受部を有するシャーシとを備え、前記ラ
ックにより前記軸部を前記凹溝および長孔のいずれかの
底面に押圧せしめるようにしたことを特徴とするもので
ある。
に取付けられたウオームによって駆動されピックアップ
に取付けられたラックと噛合して該ピックアップを往復
動させる駆動ギヤを備えたディスク再生装置であって、
両端に軸部を有する駆動ギヤと、該軸部の一端に形成さ
れた弾性を有する弾性フック部と、該弾性フック部を回
転自在に保持する丸孔が形成された第１軸受部および該
軸部の他端が遊嵌される凹溝および長孔のいずれかが形
成された第２軸受部を有するシャーシとを備え、前記ラ
ックにより前記軸部を前記凹溝および長孔のいずれかの
底面に押圧せしめるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【０００７】
【作用】請求項１記載の本考案では、前記構成になって
いるので、駆動ギヤの軸部の一端を一方の軸受部の凹溝
または長孔に傾斜させて遊嵌し、他端を他方の軸受部に
嵌入させることにより駆動ギヤの組立ができる。また、
駆動ギヤと噛合するウォーム及び／またはラックにより
軸部は軸受部の凹溝または長孔内の底面に押圧され、ず
れや抜け落ちが防止される。
いるので、駆動ギヤの軸部の一端を一方の軸受部の凹溝
または長孔に傾斜させて遊嵌し、他端を他方の軸受部に
嵌入させることにより駆動ギヤの組立ができる。また、
駆動ギヤと噛合するウォーム及び／またはラックにより
軸部は軸受部の凹溝または長孔内の底面に押圧され、ず
れや抜け落ちが防止される。
【０００８】また、請求項２記載の本考案では、前記構
成になっているので、駆動ギヤの軸部の他端を、シャー
シの第２軸受部の凹溝または長孔に傾斜させて嵌挿し、
弾性フック部を第１軸受部の丸孔に係入させることによ
り、駆動ギヤの組立てができる。また、駆動ギヤと噛合
するラックにより軸部は第２軸受部の凹溝または長孔内
の底面に押圧される。
成になっているので、駆動ギヤの軸部の他端を、シャー
シの第２軸受部の凹溝または長孔に傾斜させて嵌挿し、
弾性フック部を第１軸受部の丸孔に係入させることによ
り、駆動ギヤの組立てができる。また、駆動ギヤと噛合
するラックにより軸部は第２軸受部の凹溝または長孔内
の底面に押圧される。
【０００９】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本考案のディスク再生装置の第一実施例を
示す要部の分解斜視図、図２は組み立て完成時の側面
図、図３は図２のIII−III矢視断面図である。先ず、構
成につき説明する。図１において、１００は本考案のデ
ィスク再生装置であり、ディスク再生装置１００はシャ
ーシ１の開口部２の両端に形成された切欠部３にピック
アップ４のガイド軸５が嵌合固着されている。該ピック
アップ４の側部にはラック６が固着されている。７は前
記シャーシ１の下側に取り付けられたフィードモータ
で、その駆動軸にはウォーム８が固着されている。９は
ターンテーブル（図示せず）用のモータである。１０は
駆動ギヤであり、駆動ギヤ１０は前記ウォーム８に噛合
するウォームホイール１１と、前記ラック６に噛合する
ピニオン１２と、両端の軸部１３，１４とが一体に形成
されている。この駆動ギヤ１０の軸部１３，１４は、前
記シャーシ１に折曲形成された軸受部１５，１６に回転
自在に支持されている。図１〜図３に示す第一実施例で
は、前記ピニオン１２側の軸受部１５には上方に開放し
た凹溝１７が、また、ウォームホイール１１側には横方
に開放した凹溝１８が各々形成されている。
する。図１は本考案のディスク再生装置の第一実施例を
示す要部の分解斜視図、図２は組み立て完成時の側面
図、図３は図２のIII−III矢視断面図である。先ず、構
成につき説明する。図１において、１００は本考案のデ
ィスク再生装置であり、ディスク再生装置１００はシャ
ーシ１の開口部２の両端に形成された切欠部３にピック
アップ４のガイド軸５が嵌合固着されている。該ピック
アップ４の側部にはラック６が固着されている。７は前
記シャーシ１の下側に取り付けられたフィードモータ
で、その駆動軸にはウォーム８が固着されている。９は
ターンテーブル（図示せず）用のモータである。１０は
駆動ギヤであり、駆動ギヤ１０は前記ウォーム８に噛合
するウォームホイール１１と、前記ラック６に噛合する
ピニオン１２と、両端の軸部１３，１４とが一体に形成
されている。この駆動ギヤ１０の軸部１３，１４は、前
記シャーシ１に折曲形成された軸受部１５，１６に回転
自在に支持されている。図１〜図３に示す第一実施例で
は、前記ピニオン１２側の軸受部１５には上方に開放し
た凹溝１７が、また、ウォームホイール１１側には横方
に開放した凹溝１８が各々形成されている。
【００１０】次に、作用につき説明する。駆動ギヤ１０
を若干斜めにした状態で内側の軸受部１５の凹溝１７に
上部から嵌め込み、次いで外側の軸受部１６の凹溝１８
に横から嵌め込む。そしてピックアップ４及びモータ
７，９をシャーシ１に取り付けることにより、ラック６
はピニオン１２の上部に、ウォーム８はウォームホイー
ル１１の側部に各々噛合し、これにより一方の軸部１３
は凹溝１７の底面１９に、また他方の軸部１４は凹溝１
８の底面２０に各々押圧され、凹溝１７，１８内に回転
自在に支持される。
を若干斜めにした状態で内側の軸受部１５の凹溝１７に
上部から嵌め込み、次いで外側の軸受部１６の凹溝１８
に横から嵌め込む。そしてピックアップ４及びモータ
７，９をシャーシ１に取り付けることにより、ラック６
はピニオン１２の上部に、ウォーム８はウォームホイー
ル１１の側部に各々噛合し、これにより一方の軸部１３
は凹溝１７の底面１９に、また他方の軸部１４は凹溝１
８の底面２０に各々押圧され、凹溝１７，１８内に回転
自在に支持される。
【００１１】即ち、駆動ギヤ１０が、ピニオン１２とウ
ォームホイール１１と軸部１３，１４とを一体に形成し
ているので、別体の軸部が不要となり、コストが低減さ
れる。また、シャーシ１の軸受部１５，１６にはそれぞ
れ上部開放及び側部開放の凹溝が形成されているので、
駆動ギヤの軸部を傾斜させて挿入することができ、従っ
て軸部と一体化されている駆動ギヤを簡単に組み込むこ
とが可能となる。しかもウォーム及びラックを利用して
軸部が軸孔から外れないように押圧しているので、別途
にＥリング等の抜け止め手段が不要となり、組立が簡単
で生産性が向上するという効果がある。
ォームホイール１１と軸部１３，１４とを一体に形成し
ているので、別体の軸部が不要となり、コストが低減さ
れる。また、シャーシ１の軸受部１５，１６にはそれぞ
れ上部開放及び側部開放の凹溝が形成されているので、
駆動ギヤの軸部を傾斜させて挿入することができ、従っ
て軸部と一体化されている駆動ギヤを簡単に組み込むこ
とが可能となる。しかもウォーム及びラックを利用して
軸部が軸孔から外れないように押圧しているので、別途
にＥリング等の抜け止め手段が不要となり、組立が簡単
で生産性が向上するという効果がある。
【００１２】図４は本考案の第２実施例の要部を示す図
である。図４に示す第２実施例は、内側の軸受部１５に
は上下方向に向く長孔２１が、また外側の軸受部１６に
は軸部１４が回転自在に遊嵌される丸孔２２が各々形成
され、かつ駆動ギヤ１０のウォームホイール１１の内側
面にはリング状の凸部２３が一体に形成されている。こ
の凸部２３は前記ラック６の側面に摺接している。
である。図４に示す第２実施例は、内側の軸受部１５に
は上下方向に向く長孔２１が、また外側の軸受部１６に
は軸部１４が回転自在に遊嵌される丸孔２２が各々形成
され、かつ駆動ギヤ１０のウォームホイール１１の内側
面にはリング状の凸部２３が一体に形成されている。こ
の凸部２３は前記ラック６の側面に摺接している。
【００１３】上記第２実施例では、組み立てに際し軸部
１３を斜め上方から長孔２１に挿入し、次いで軸部１４
を丸孔２２に嵌め込み、ラック６を凸部２３に摺接させ
ながらピックアップにねじ止めする。これにより駆動ギ
ヤ１０は軸受部１６とラック６との間に挟まれた状態と
なり、軸方向への動きが阻止されて抜け落ちることが防
止される。
１３を斜め上方から長孔２１に挿入し、次いで軸部１４
を丸孔２２に嵌め込み、ラック６を凸部２３に摺接させ
ながらピックアップにねじ止めする。これにより駆動ギ
ヤ１０は軸受部１６とラック６との間に挟まれた状態と
なり、軸方向への動きが阻止されて抜け落ちることが防
止される。
【００１４】図５〜７は請求項２に係る本考案のディス
ク再生装置の一実施例の要部を示す図であり、図１〜３
に示す実施例と同一構成には同一符号をつける。図５，
６に示すディスク再生装置２００では、駆動ギヤ１０の
軸方向一端の軸部１４は二分割され先端に係止凸部分を
有し縮径可能な弾性を有する弾性フック部１４Ａが形成
されている。軸部１３，１４はシャーシ１に折曲形成さ
れている軸受部１５および軸受部１６に回転自在に支持
されている。駆動ギヤ１０のピニオン１２側の第１軸受
部である軸受部１５には上方に開放した凹溝１７が形成
され、また、前記ウオームホイール１１側の第２軸受部
である軸受部１６には軸部１４が嵌入される丸孔２２が
形成されている。
ク再生装置の一実施例の要部を示す図であり、図１〜３
に示す実施例と同一構成には同一符号をつける。図５，
６に示すディスク再生装置２００では、駆動ギヤ１０の
軸方向一端の軸部１４は二分割され先端に係止凸部分を
有し縮径可能な弾性を有する弾性フック部１４Ａが形成
されている。軸部１３，１４はシャーシ１に折曲形成さ
れている軸受部１５および軸受部１６に回転自在に支持
されている。駆動ギヤ１０のピニオン１２側の第１軸受
部である軸受部１５には上方に開放した凹溝１７が形成
され、また、前記ウオームホイール１１側の第２軸受部
である軸受部１６には軸部１４が嵌入される丸孔２２が
形成されている。
【００１５】次に作用を説明する。駆動ギヤ１０の軸部
１３を内側の軸受部１５の凹溝１７に上方から嵌め込
み、次いで、外側の軸受部１６の丸孔２２に軸部１４を
挿入する。軸部１４が縮径可能な弾性を有する弾性フッ
ク部１４Ａとなっているので、軸部の弾性フック部１４
Ａは縮径して丸孔２２内を通り、係止凸部分が通過後は
軸径が復元して軸受部１６に回転自在に係合し抜けるこ
とがない。また、ピックアップ４およびモータ７および
９をシャーシ１に取付けることにより、ラック６はピニ
オン１２の上側に噛合し、これにより一方の軸部１３は
凹溝１７の底面１９に押圧され、軸受部１５に回転自在
に保持される。即ち、組立が簡単で生産性が大幅に向上
する。
１３を内側の軸受部１５の凹溝１７に上方から嵌め込
み、次いで、外側の軸受部１６の丸孔２２に軸部１４を
挿入する。軸部１４が縮径可能な弾性を有する弾性フッ
ク部１４Ａとなっているので、軸部の弾性フック部１４
Ａは縮径して丸孔２２内を通り、係止凸部分が通過後は
軸径が復元して軸受部１６に回転自在に係合し抜けるこ
とがない。また、ピックアップ４およびモータ７および
９をシャーシ１に取付けることにより、ラック６はピニ
オン１２の上側に噛合し、これにより一方の軸部１３は
凹溝１７の底面１９に押圧され、軸受部１５に回転自在
に保持される。即ち、組立が簡単で生産性が大幅に向上
する。
【００１６】尚、上記実施例において、軸受部１５の凹
溝１７は上方に開放となっているが、上部が閉じている
長孔であってもよい。このときは軸部１３を長孔内に挿
入した後、軸部１４の弾性フック部１４Ａを丸孔２２内
に挿入し、回転自在に係合させ、組み立てる。
溝１７は上方に開放となっているが、上部が閉じている
長孔であってもよい。このときは軸部１３を長孔内に挿
入した後、軸部１４の弾性フック部１４Ａを丸孔２２内
に挿入し、回転自在に係合させ、組み立てる。
【００１７】
【考案の効果】以上説明したように、請求項１記載の本
考案によれば、駆動ギヤと軸部とを一体に形成したの
で、別体のギヤ軸が不要となり、コストが低減されると
共に、軸受部の少なくとも一方には凹溝または長孔を形
成したので、駆動ギヤの軸部を傾斜させて挿入すること
ができ、従って軸部と一体化されている駆動ギヤを簡単
に組み込むことが可能となる。しかもウォーム及び／ま
たはラックを利用して軸部が軸孔から外れないように押
圧しているので、別途にＥリング等の抜け止め手段が不
要となり、組立が簡単で生産性が大幅に向上するること
ができる。
考案によれば、駆動ギヤと軸部とを一体に形成したの
で、別体のギヤ軸が不要となり、コストが低減されると
共に、軸受部の少なくとも一方には凹溝または長孔を形
成したので、駆動ギヤの軸部を傾斜させて挿入すること
ができ、従って軸部と一体化されている駆動ギヤを簡単
に組み込むことが可能となる。しかもウォーム及び／ま
たはラックを利用して軸部が軸孔から外れないように押
圧しているので、別途にＥリング等の抜け止め手段が不
要となり、組立が簡単で生産性が大幅に向上するること
ができる。
【００１８】また、請求項２記載の本考案によれば、駆
動ギヤと軸部とを一体に形成したので、別体の軸部が不
要となり、コストが低減される。また、軸受部には凹溝
または長孔を形成したので、駆動ギヤの軸部を傾斜させ
て挿入することができると共に、軸部の一端に弾性フッ
ク部を形成しているので、これを軸受部の丸孔に係止す
ることにより駆動ギヤを簡単にシャーシの軸受部に組み
込むことができるばかりでなく、弾性フックの係合によ
りＥリング等の抜け止め手段が不要となり、組立てが簡
単となり、生産性を大幅に向上することができる。
動ギヤと軸部とを一体に形成したので、別体の軸部が不
要となり、コストが低減される。また、軸受部には凹溝
または長孔を形成したので、駆動ギヤの軸部を傾斜させ
て挿入することができると共に、軸部の一端に弾性フッ
ク部を形成しているので、これを軸受部の丸孔に係止す
ることにより駆動ギヤを簡単にシャーシの軸受部に組み
込むことができるばかりでなく、弾性フックの係合によ
りＥリング等の抜け止め手段が不要となり、組立てが簡
単となり、生産性を大幅に向上することができる。
【図１】本考案に係るディスク再生装置の第一実施例の
要部分解斜視図である。
要部分解斜視図である。
【図２】図１に示す第一実施例の側面図である。
【図３】図２のIII−III矢視断面図である。
【図４】本考案に係るディスク再生装置の第２実施例の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図５】本考案に係るディスク再生装置の第３実施例の
要部分解斜視図である。
要部分解斜視図である。
【図６】図５に示す実施例の組立て後の側面図である。
【図７】図６に示す実施例のVII−VII矢視断面図であ
る。
る。
１ シャーシ ４ ピックアップ ６ ラック ８ ウォーム １０ 駆動ギヤ １３ 軸部 １４ 軸部 １４Ａ 弾性フック部 １５ 軸受部（第１軸受部） １６ 軸受部（第２軸受部） １７ 凹溝 １８ 凹溝 １９ 底面 ２０ 底面 ２１ 長孔 ２２ 丸孔
Claims (2)
- 【請求項１】 モータ軸に取り付けられたウォームによ
って駆動されピックアップに取付けられたラックと噛合
して該ピックアップを往復動させる駆動ギヤを備えたデ
ィスク再生装置であって、両端に軸部を有する駆動ギヤ
と、該軸部の少なくとも一端が遊挿される凹溝及び長孔
のいずれかが形成された軸受部を有するシャーシとを備
え、前記ウォーム及び／またはラックにより該軸部を前
記シャーシの凹溝及び長孔のいずれかの底面に押圧せし
めるようにしたことを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項２】 モータ軸に取付けられたウオームによっ
て駆動されピックアップに取付けられたラックと噛合し
て該ピックアップを往復動させる駆動ギヤを備えたディ
スク再生装置であって、両端に軸部を有する駆動ギヤ
と、該軸部の一端に形成された弾性を有する弾性フック
部と、該弾性フック部を回転自在に保持する丸孔が形成
された第１軸受部および該軸部の他端が遊嵌される凹溝
および長孔のいずれかが形成された第２軸受部を有する
シャーシとを備え、前記ラックにより前記軸部を前記凹
溝および長孔のいずれかの底面に押圧せしめるようにし
たことを特徴とするディスク再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992089516U JP2588726Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992089516U JP2588726Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | ディスク再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652057U JPH0652057U (ja) | 1994-07-15 |
| JP2588726Y2 true JP2588726Y2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=13972965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992089516U Expired - Fee Related JP2588726Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588726Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3882934B2 (ja) | 2004-07-13 | 2007-02-21 | 船井電機株式会社 | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP1992089516U patent/JP2588726Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0652057U (ja) | 1994-07-15 |
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