JPH0516659Y2 - - Google Patents

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JPH0516659Y2
JPH0516659Y2 JP1987187805U JP18780587U JPH0516659Y2 JP H0516659 Y2 JPH0516659 Y2 JP H0516659Y2 JP 1987187805 U JP1987187805 U JP 1987187805U JP 18780587 U JP18780587 U JP 18780587U JP H0516659 Y2 JPH0516659 Y2 JP H0516659Y2
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reel
shaft
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claw
chassis
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カセツトテープ等におけるリール台
の取付機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のリール台は、第2図に示すような構造で
ある。即ち、シヤーシ21にボス22が形成さ
れ、このボス22には支柱23が圧入固定されて
いる。
支柱23には、六面形状のリール爪保持部24
aを有するリール台歯車24が回転自在に嵌めら
れており、リール台歯車24は図示しないモータ
によつて回転駆動される。リール台歯車24のリ
ール爪保持部24aの上端には、テープを巻き取
るためのリール爪25が上下動自在に取付けられ
ている。また、リール爪25はリール台歯車24
と一体的に回転可能である。リール爪25は、リ
ール爪保持部24aの外周に嵌められた圧縮コイ
ルバネ26によりリール爪保持部24aの先端側
に向かつて付勢されている。リール爪25の先端
およびリール台歯車24とボス22との間には、
ポリスライダ27,28が支柱23に嵌められて
おり、リール爪25が圧縮コイルバネ26の付勢
力によつて抜け出るのを防止している。
また、リール台歯車24のシヤーシ側には反射
部と非反射部が印刷された反射板29が貼りつけ
られている。反射板29に対向する位置には、回
路基板31に取付けられたホトセンサ30がシヤ
ーシ21に位置決めされてねじ32を用いて固定
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のリール台では、シヤーシ21に支柱23
を固定し、この固定された支柱23に、リール台
歯車24、リール爪25、圧縮コイルバネ26の
構成部品を組み込んでいくので、組立てが面倒で
ある。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑み、リール台の構成部品
の点数を少なくし、組立てが簡単であるリール台
を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案は、テープを巻き取るためのリール爪を
有し該リール爪の回転中心となるリール爪と一体
成形のリール軸と、該リール軸を回転自在に支持
する支持部を有するシヤーシと、該支持部と上記
リール爪との間に介在し上記リール軸の軸方向に
付勢するバネと、上記リール爪と一体に形成され
たリール台歯車と、該リール台歯車の上記リール
爪側に設けられた反射板と、該反射板と対向しか
つ上記リール台歯車の上方に配置されたホトセン
サと、上記シヤーシを貫通した上記リール軸に取
り付けられ上記バネの付勢力により上記リール軸
が抜け出ないようにする抜け止め部材とを有する
ことである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案に係るリール
台の取付機構の実施例について説明する。
第1図は、本考案のリール台の構造を示す縦断
面図である。第1図において、1は合成樹脂で成
形されたテープレコーダのシヤーシであり、シヤ
ーシ1には、2つの軸受部1b,1cを有するリ
ール軸支持用円筒部1aが形成されている。リー
ル軸支持用円筒部1aには、リール軸2が嵌めら
れており、リール軸支持用円筒部1aに形成され
た2つの軸受部1b,1cによつて、リール軸2
が支承されている。このリール軸2には、図示さ
れないアイドラ歯車により駆動回転が伝達される
リール台歯車3と、リール軸2の上端に形成され
てテープを巻き取るための図示されないカセツト
テープのリールハブと係合するリール爪4と、リ
ール爪4とリール台歯車3との間に形成されたカ
ウンター等の駆動ベルト用V溝5とが一体に合成
樹脂により成形されている。
また、このリール軸2は、シヤーシ1の下側ま
で延びており、ポリスライダ7が嵌装されている
と共に、抜け止め部材としてのブレーキ部材9が
圧入固定されている。ブレーキ部材9は、圧縮コ
イルバネ6の付勢力によりリール軸2が上方に抜
け出るのを防止している。ポリスライダ7は、回
転するリール軸2と回転しないシヤーシ1との間
に挟まれており、リール軸2が回転したときに、
ポリスライダ7とブレーキ部材9との当接面で摩
擦が働き、図示しないテープにバツクテンシヨン
を発生させている。
ブレーキ部材9には、歯車形状のブレーキゴム
8が摺動部8aで摺動可能に嵌められていると共
に、このブレーキゴム8を嵌め易くするために内
側に撓むことができるようにするための円筒状切
欠10と、リール軸2への圧入用の空気抜き孔1
1が形成されている。
さらに、リール台歯車3のリール爪4側の面に
は、反射部と非反射部とが交互に印刷された反射
板13が貼りつけられている。反射板13の対向
する位置には、ホトセンサ12が回路基板14に
取付けられており、回路基板14は図示されない
シヤーシ1に形成された支柱により固定されてい
る。
このホトセンサ12と反射板13とにより、リ
ール台の回転検出機構が構成されており、リール
台の巻戻し、録再、早送りモードによる回転方向
や回転数を検出している。
このようにして組立られたリール台の動作につ
いて説明する。
テープレコーダーの巻戻し、録再、早送りモー
ドにおいて、リール台歯車3には、図示されない
モータからアイドラ歯車を介して回転が伝達され
る。リール台歯車3の回転は、一体成形されたリ
ール爪4や、リール軸2に伝達される。リール爪
4には、図示されないカセツトテープのリールハ
ブが係合しているので、リール爪4の回転により
カセツトテープが回転する。又、カセツト挿入
時、リール爪4にリールハブが当たつたとき、圧
縮コイルバネ6が撓んでリール台全体を下降し、
カセツトの挿入を妨げない所謂緩衝機能をリール
台全体で行つている。
つぎに、巻戻し、録再、早送りモードを止める
ときには、ブレーキゴム8に図示されないブレー
キレバーが当接し、ブレーキゴム8の回転を停止
させるので、ブレーキゴム8とブレーキ部材9と
の間でスリツプしてリール軸2にブレーキがかか
り、リール台の回転を停止させることができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のようにテープを巻き取るため
のリール爪を有し該リール爪の回転中心となる該
リール爪と一体形成のリール軸と、該リール軸を
回転自在に支持する支持部を有するシヤーシと、
上記支持部と上記リール爪との間に介在し上記リ
ール軸の軸方向に付勢するバネと、上記リール爪
と一体に形成されたリール台歯車と、該リール台
歯車の上記リール爪側に設けられた反射板と、該
反射板と対向しかつ上記リール台歯車の上方に配
置されたホトセンサと、上記シヤーシを貫通した
上記リール軸に取り付けられ上記バネの付勢力に
より上記リール軸が抜け出ないようにする抜け止
め部材とを有するリール台の取付機構としたの
で、支柱を固定する必要がなく、部品点数を減少
させることができ、組み立てが簡単になり、コス
トの低減ができ、かつリールの回転制御が確実に
行えるという実用上極めて重要な効果を奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は
従来例の縦断面図である。 1……シヤーシ、1a……リール軸支持用円筒
部、1b,1c……軸受部、2……リール軸、3
……リール台歯車、4……リール爪、6……圧縮
コイルバネ、7……ポリスライダ、8……ブレー
キゴム、9……ブレーキ部材、12……ホトセン
サ、13……反射板、14……回路基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープを巻き取るためのリール爪を有し該リー
    ル爪の回転中心となる該リール爪と一体形成のリ
    ール軸と、該リール軸を回転自在に支持する支持
    部を有するシヤーシと、該支持部と上記リール爪
    との間に介在し上記リール軸の軸方向に付勢する
    バネと、上記リール爪と一体に形成されたリール
    台歯車と、該リール台歯車の上面に設けられた反
    射板と、該反射板の回転域でかつ上記リール台歯
    車の上方に配置されたホトセンサと、上記シヤー
    シを貫通した上記リール軸に取り付けられ上記バ
    ネの付勢力により上記リール軸が抜け出ないよう
    にする抜け止め部材とを備えたことを特徴とする
    リール台の取付機構。
JP1987187805U 1987-12-11 1987-12-11 Expired - Lifetime JPH0516659Y2 (ja)

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JP1987187805U JPH0516659Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

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JPS4939686A (ja) * 1972-08-24 1974-04-13

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JPS593391Y2 (ja) * 1978-05-01 1984-01-30 セイコーインスツルメンツ株式会社 テ−プレコ−ダ

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JPH0193629U (ja) 1989-06-20

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