JPS6315964Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6315964Y2
JPS6315964Y2 JP17435881U JP17435881U JPS6315964Y2 JP S6315964 Y2 JPS6315964 Y2 JP S6315964Y2 JP 17435881 U JP17435881 U JP 17435881U JP 17435881 U JP17435881 U JP 17435881U JP S6315964 Y2 JPS6315964 Y2 JP S6315964Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
side plate
button member
protrusion
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17435881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5881674U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17435881U priority Critical patent/JPS5881674U/ja
Publication of JPS5881674U publication Critical patent/JPS5881674U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6315964Y2 publication Critical patent/JPS6315964Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカウンタの押釦部材の改良に関する。
押釦部材を押圧操作することによつて、数字車
を一斉に零復帰させるいわゆる押釦零復帰カウン
タが知られている。例えば、テープレコーダに付
設されテープの走行量を積算表示するテープカウ
ンタは、フレーム側板に案内溝を設け、この案内
溝に零復帰機構を作動する押釦部材を摺動自在に
組込んでいる。
第1図および第2図はテープカウンタの概略構
成を説明する図で、図において1は底板と、一対
の側板2とから構成された略上向きコ字状のフレ
ーム、5および6は側板間に支架された支軸7に
回転自在に軸装された数字車および段付歯車8は
底板に設けた軸受筒10に回転自在に軸装され前
記段付歯車と噛合するウオーム9が設けられたウ
オーム軸、11はウオーム軸の下端に固定された
プーリ、12は側板に支架された支軸に同軸に回
動自在に支持されたハートカム押圧片を有する零
復帰ブラケツト部材、13はこの部材に支架され
た支軸14上に回転自在に軸装され前記段付歯車
および数字車間に介在して回転伝達を行うピニオ
ンである。プーリ11はテープ駆動源とベルトに
よつて連結され、テープの走行に伴つて回転力の
伝達を受ける。プーリ11と一体に回転するウオ
ーム軸8のウオームを介して段付歯車6が回転さ
れ、この歯車の回転がピニオン13を介して数字
車5へと伝達され、数字車上にテープの走行量が
積算表示される。数字車5は側板2に設けた案内
溝15に摺動自在に組付けた押釦部材20の押圧
操作によつて一斉に零復帰される。
第3図および第4図を参照して従来の押釦部材
を設明すれば、合成樹脂材料で成形された押釦部
材20は、側板2を挾む一対の板状ガイド部2
1,22と、これらガイド部を連結しかつ案内溝
15に係合する連結部23と、操作部24とから
構成されている。側板2の内面に位置する一方ガ
イド部21の下縁には、前記ピニオン軸14が係
合する傾斜カム面25が設けられている。なお、
同図において16はピニオン軸14の位置決めを
行う段部17を構成するため、側板2の内側面に
設けられた凹部、18は押釦部材20の抜止めを
行うため側板2の外側面上縁に突設された楔状の
ストツパである。かかる構成において、操作部2
4を介して押釦部材20を押圧降下させると、ガ
イド部21の傾斜カム面25によつてピニオン軸
14が押され、零復帰ブラケツト部材12は第2
図時計方向へと回転する。この動作によつて数字
車5、段付歯車6とピニオン13との噛合が解除
されると同時にハートカム押圧片がハートカムを
押圧し数字車の零復帰が行なわれる。
ところで、フレーム側板2に組付けた押釦部材
20が円滑に作動されるためには、この押釦部材
の各部と側板との間に適当な間隙が必要とされ
る。一方、押釦部材20の操作部24は、操作
性、外観仕様上等の理由から、一般的には数字車
軸7の軸線延長上に位置される。換言すれば、連
結部23を中心としてその両側にガイド部21,
22と操作部24とが設けられた形状を呈してい
る。そして操作部24の内側面とフレーム側板2
との間には、側板より突出する数字車軸7の端部
との衝合をさけるため、若干の間隙Dが保持され
る。したがつて、押釦部材20はこの間隙Dと前
記各部と側板との間隙とに帰因して、第4図に示
すように傾き現象を呈する。このような押釦部材
20の傾き現象は、カウンタを機器に取付けた場
合、外観上極めて悪印象を与えることになる。こ
の悪印象は、操作部24が図に示すような矩形の
ものの場合には一層強調され、テープレコーダな
どのように外観仕様を重視する機器においては極
めて重大な問題であつた。
本考案は、かかる事情から従来のカウンタ、特
に詳細には押釦部材の基本的形状、機能仕様をま
つたく変更することなく上述した傾き現象を完全
に一掃したもので、操作部の内側面に突部を一体
に突設し、この突部がフレーム側板の外側面に当
たることによつて操作部、換言すれば押釦部材の
傾動を阻止するように構成したことを特徴とした
ものである。
以下、本考案について第5図および第6図を参
照して詳細に説明する。
第5図は上記第3図に対応するカウンタの要部
正面図、第6図は押釦部材の側面図を示し、従来
のものと同一部品ならびに同一構成部分は同一符
号を付し、その構成ならびに作用の説明は省略す
る。
本考案の最も特徴とするところは、押釦部材2
0の操作部24の内側面に、この内側面とフレー
ム側板2との間隔を保持する突部30を一体に突
設したことにある。すなわち、押釦部材20の操
作部24には、ガイド部22を連設した側面と反
対側の内側面Hの側縁に沿つて、高さ方向のリブ
状突部30を一体に突設する。この突部30は、
操作部側面からの突出量Mがフレーム側板2から
突出する数字車軸7の軸端の突出量Nよりも大で
あり、操作部24とガイド部22との段部22A
の厚みとほぼ等しい。換言するならば、操作部2
4の内側面Hにはガイド部22の基部とリブ状突
部30とによつて凹所31が構成され、この凹所
31に数字車軸7の軸端が位置するのである。
実施例押釦部材は以上のように構成されるもの
であるから、操作部24の内側面とフレーム側板
2の外側面間は、突部30によつてその間隔が保
持され、これによつて押釦部材20の傾き現象は
確実に防止される。
なお、上記実施例では、操作部24の内側面に
リブ状突部30を一体に突設したがその形状はこ
れに限定されるものではないことは勿論である。
以上詳細に説明したように、本考案によれば従
来の押釦部材の形状を何ら変更することなく、従
来の金型にわずかな追加工を施こす等の極めて簡
単な対応によつて押釦部材の傾き現象を確実に防
止することができ、実用上効果は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はテープカウンタの正面図
および側面図、第3図は従来の押釦部材を備えた
テープカウンタの要部正面図、第4図はその押釦
部材の傾き現象を説明する図、第5図は本考案に
係る押釦部材を備えたテープカウンタの要部正面
図、第6図は押釦部材の側面図である。 1……フレーム、2……側板、5……数字車、
7……数字車軸、8……ウオーム軸、9……ウオ
ーム、11……プーリ、12……零復帰ブラケツ
ト部材、13……ピニオン、14……ピニオン
軸、15……案内溝、20……押ボタン部材、2
1,22……ガイド部、23……連結部、24…
…操作部、25……傾斜カム面、30……突部、
31……凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム側板2に設けた案内溝15に沿つて摺
    動自在に組込まれ、前記側板を挟む一対の板状ガ
    イド部21,22と、これらガイド部を連結しか
    つ前記案内溝に係合する連結部23と、操作部2
    4と、前記一方のガイド部側縁に形成され零復帰
    機構を作動するカム25とから構成されたカウン
    タの押釦部材において、前記操作部の内側面にフ
    レーム側板より突出する数字車軸7の端部の突出
    量よりもやや大なる高さ寸法の突部30を形成し
    たことを特徴としたカウンタの押釦部材の構造。
JP17435881U 1981-11-24 1981-11-24 カウンタの押釦部材の構造 Granted JPS5881674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17435881U JPS5881674U (ja) 1981-11-24 1981-11-24 カウンタの押釦部材の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17435881U JPS5881674U (ja) 1981-11-24 1981-11-24 カウンタの押釦部材の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5881674U JPS5881674U (ja) 1983-06-02
JPS6315964Y2 true JPS6315964Y2 (ja) 1988-05-06

Family

ID=29966337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17435881U Granted JPS5881674U (ja) 1981-11-24 1981-11-24 カウンタの押釦部材の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5881674U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5881674U (ja) 1983-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6315964Y2 (ja)
JPS62176916U (ja)
JPS642195Y2 (ja)
JPH0337082Y2 (ja)
JP3306646B2 (ja) リミットスイッチ
JPS589328Y2 (ja) 押釦零復帰カウンタ
JPH0442794Y2 (ja)
JPS6313571Y2 (ja)
JPS63117882U (ja)
JPH0314678Y2 (ja)
JPS60114736U (ja) 毎葉印刷機における見当制御装置
JPH0325241Y2 (ja)
JPS589324Y2 (ja) 押釦零復帰カウンタ
JPS638993Y2 (ja)
JPH0110663Y2 (ja)
JPS62163152U (ja)
JPH0731187Y2 (ja) 目安装置のクリック機構
JPS5924541Y2 (ja) ロ−ラ印字機用接点装置
JPS638986Y2 (ja)
JPS6149383U (ja)
JPH0129654Y2 (ja)
JPS63133917U (ja)
JPS63151315U (ja)
JPH0476785B2 (ja)
JPS6335928U (ja)