JPH0325241Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325241Y2 JPH0325241Y2 JP1984138568U JP13856884U JPH0325241Y2 JP H0325241 Y2 JPH0325241 Y2 JP H0325241Y2 JP 1984138568 U JP1984138568 U JP 1984138568U JP 13856884 U JP13856884 U JP 13856884U JP H0325241 Y2 JPH0325241 Y2 JP H0325241Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- frame
- number wheel
- side play
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はカウンタの改良に関し、さらに詳しく
はその計数表示を行なう数字車のサイドプレー調
整構造の改良に関する。
はその計数表示を行なう数字車のサイドプレー調
整構造の改良に関する。
複数個の数字車を備えたカウンタ等において
は、各数字車の成形上の製造誤差を吸収し、円滑
な駆動を目的として数字車間あるいは数字車とフ
レーム側板間に適当な間隙余裕、すなわちサイド
プレーが設けられている。そして、このサイドプ
レー調整するため、従来は数字車とフレーム側板
間に位置して数字車軸上に適当な厚さのスプリン
グワツシヤ、コイルスプリング等のサイドプレー
調整部材を組込み、数字車を他方側板間に付勢す
る構造が採用されている。ところで、上述したサ
イドプレー調整は小型カウンタにおいても当然必
要であるが、この場合数字車とフレーム側板間に
スペースがないという問題がある。このため、例
えばサイドプレー調整部材をばね板によつて形成
し、その一端を零復帰レバーの支軸に組付けかつ
他端を数字車側面に押当て、これによつて数字車
群に側圧を付与した構造のものが提供されてい
る。しかしながら、かかる構造では零復帰レバー
をフレームに組込む際、サイドプレーばねも同時
に組付ける必要があり、しかもその先端を数字車
軸側に組合わせて数字車の組立てを行なうといつ
た面倒な作業を行なわなければならず、小型カウ
ンタではその組立が非常に煩雑で、作業能率が悪
いといつた欠点がある。実開昭49−81176号「デ
ジタルクロツクの表示ドラム位置規制装置」に
は、弧状のばね板によつてサイドプレー調整部材
を構成し、しかもこのばね板はフレーム側板にワ
ンタツチで取付けられるデジタルクロツクが開示
されている。かかる構造のものは、ばね板の組付
けが極めて簡単に行なうことができるが、数字車
の組立に先行してこれをフレーム側板に組付けな
ければならないため、これらの組立に際してばね
板が変形しないように注意して行なわなければな
らず、カウンタ組立後にばね力の調整等が必要に
なつた場合には、分解、調整、再組立といつた手
順によりこれを行なわなければならない。
は、各数字車の成形上の製造誤差を吸収し、円滑
な駆動を目的として数字車間あるいは数字車とフ
レーム側板間に適当な間隙余裕、すなわちサイド
プレーが設けられている。そして、このサイドプ
レー調整するため、従来は数字車とフレーム側板
間に位置して数字車軸上に適当な厚さのスプリン
グワツシヤ、コイルスプリング等のサイドプレー
調整部材を組込み、数字車を他方側板間に付勢す
る構造が採用されている。ところで、上述したサ
イドプレー調整は小型カウンタにおいても当然必
要であるが、この場合数字車とフレーム側板間に
スペースがないという問題がある。このため、例
えばサイドプレー調整部材をばね板によつて形成
し、その一端を零復帰レバーの支軸に組付けかつ
他端を数字車側面に押当て、これによつて数字車
群に側圧を付与した構造のものが提供されてい
る。しかしながら、かかる構造では零復帰レバー
をフレームに組込む際、サイドプレーばねも同時
に組付ける必要があり、しかもその先端を数字車
軸側に組合わせて数字車の組立てを行なうといつ
た面倒な作業を行なわなければならず、小型カウ
ンタではその組立が非常に煩雑で、作業能率が悪
いといつた欠点がある。実開昭49−81176号「デ
ジタルクロツクの表示ドラム位置規制装置」に
は、弧状のばね板によつてサイドプレー調整部材
を構成し、しかもこのばね板はフレーム側板にワ
ンタツチで取付けられるデジタルクロツクが開示
されている。かかる構造のものは、ばね板の組付
けが極めて簡単に行なうことができるが、数字車
の組立に先行してこれをフレーム側板に組付けな
ければならないため、これらの組立に際してばね
板が変形しないように注意して行なわなければな
らず、カウンタ組立後にばね力の調整等が必要に
なつた場合には、分解、調整、再組立といつた手
順によりこれを行なわなければならない。
本考案は、かかる事情から数字車、ピニオン等
の部材をフレームに組立てた後、ワンタツチ操作
でサイドプレー調整部材の組付けを行い得るよう
にし、もつて組立工程の大幅な合理化を達成した
カウンタを提供することを目的としたものであ
る。
の部材をフレームに組立てた後、ワンタツチ操作
でサイドプレー調整部材の組付けを行い得るよう
にし、もつて組立工程の大幅な合理化を達成した
カウンタを提供することを目的としたものであ
る。
この目的を達成した本考案に係るカウンタは、
ばね板によつて略く字状に形成されるとともにそ
の下端から屈折頂部に達する案内溝が設けられた
サイドプレー調整部材を備え、このサイドプレー
調整部材を前記案内溝に数字車シヤフトを嵌入す
るようにして、フレーム側板と数字車間に介挿す
るように組付けることを特徴としたものである。
以下実施例に基づき、本考案を詳細に説明する。
ばね板によつて略く字状に形成されるとともにそ
の下端から屈折頂部に達する案内溝が設けられた
サイドプレー調整部材を備え、このサイドプレー
調整部材を前記案内溝に数字車シヤフトを嵌入す
るようにして、フレーム側板と数字車間に介挿す
るように組付けることを特徴としたものである。
以下実施例に基づき、本考案を詳細に説明する。
実施例は、テープレコーダに組込まれてテープ
の走行量を表示するテープカウンタを示し、図に
おいて、１はカウンタフレームで左右一対をなす
側板２，３および底板４により全体が略コ字状を
なすように合成樹脂材により一体に形成され、ま
たその底板４の一部に設けられた円筒状軸受部５
にはその上端にウオーム６を有し、下端にプーリ
７を固着したウオーム軸（図示せず）が軸支され
ている。８は前記両側板２，３に両端を支持され
た数字車軸で、この数字車軸８には歯車９と３個
の数字車１０，１１，１２が回転自在に軸装され
ている。歯車９の側部には前記ウオーム６と噛合
するウオームギヤ１３が一体的に形成され、また
各数字車１０，１１，１２の一側面にはそれぞれ
歯車１４とハートカム１５とが同心状に一体に形
成されている。１６はフレーム１の一方側板３に
組付けられた零復帰押釦で、その押圧操作により
図示しない零復帰レバーを回動させてそのハート
カム押圧片が各数字車１０，１１，１２のハート
カム１５に係合してこれらを一斉に零復帰させ
る。歯車９および各数字車１０，１１，１２間に
は零復帰レバーに軸架された支軸上に回転自在に
軸装された桁送りピニオン（図示せず）が介在さ
れ、その桁上げ動作を行なうことは言うまでもな
い。１７は前記数字車１０，１１，１２等からな
る計数機構部を覆う防塵用のカバーで、このカバ
ー１７は全体が透明な合成樹脂材により略筐体状
に形成され、前記フレーム１の上方からこれに被
せられる。なお、１７ａはこのカバーの上面部に
設けられ前記数字車１０，１１，１２の表示値を
拡大して読取ることができる読取窓で、カマボコ
型のレンズ部として形成されている。２０は、フ
レーム側板２と数字車１２間に組込まれたサイド
プレー調整片で、ばね板材を略“く”字状に折曲
してなり、その下端中央からやや平面とされ数字
車側面の受部として作用する屈折頂部２１に達す
るスリツト２２が設けられている。調整片２０の
高さ寸法はフレーム底板４とカバー１７との対向
間隔よりもやや大であり、またスリツト２２の幅
寸法は数字車軸８の軸径よりもやや大に構成され
ている。しかして、サイドプレー調整片２０は、
カウンタ組立後、スリツト２２に数字車軸８を嵌
入するようにして、フレーム側板２と数字車１２
間に差込むようにして組込まれる。組込まれたサ
イドプレー調整片２０は、上端がその後にカウン
タフレーム１の上部に組付けたカバー１７の内面
にまた下端がフレーム底板４にそれぞれ当接し、
これらに挟持された状態で組付けられる。なお、
フレーム底板４あるいはカバー１７の内面等にサ
イドプレー調整片２０の回り止め防止用として溝
部を形成しても良い。
の走行量を表示するテープカウンタを示し、図に
おいて、１はカウンタフレームで左右一対をなす
側板２，３および底板４により全体が略コ字状を
なすように合成樹脂材により一体に形成され、ま
たその底板４の一部に設けられた円筒状軸受部５
にはその上端にウオーム６を有し、下端にプーリ
７を固着したウオーム軸（図示せず）が軸支され
ている。８は前記両側板２，３に両端を支持され
た数字車軸で、この数字車軸８には歯車９と３個
の数字車１０，１１，１２が回転自在に軸装され
ている。歯車９の側部には前記ウオーム６と噛合
するウオームギヤ１３が一体的に形成され、また
各数字車１０，１１，１２の一側面にはそれぞれ
歯車１４とハートカム１５とが同心状に一体に形
成されている。１６はフレーム１の一方側板３に
組付けられた零復帰押釦で、その押圧操作により
図示しない零復帰レバーを回動させてそのハート
カム押圧片が各数字車１０，１１，１２のハート
カム１５に係合してこれらを一斉に零復帰させ
る。歯車９および各数字車１０，１１，１２間に
は零復帰レバーに軸架された支軸上に回転自在に
軸装された桁送りピニオン（図示せず）が介在さ
れ、その桁上げ動作を行なうことは言うまでもな
い。１７は前記数字車１０，１１，１２等からな
る計数機構部を覆う防塵用のカバーで、このカバ
ー１７は全体が透明な合成樹脂材により略筐体状
に形成され、前記フレーム１の上方からこれに被
せられる。なお、１７ａはこのカバーの上面部に
設けられ前記数字車１０，１１，１２の表示値を
拡大して読取ることができる読取窓で、カマボコ
型のレンズ部として形成されている。２０は、フ
レーム側板２と数字車１２間に組込まれたサイド
プレー調整片で、ばね板材を略“く”字状に折曲
してなり、その下端中央からやや平面とされ数字
車側面の受部として作用する屈折頂部２１に達す
るスリツト２２が設けられている。調整片２０の
高さ寸法はフレーム底板４とカバー１７との対向
間隔よりもやや大であり、またスリツト２２の幅
寸法は数字車軸８の軸径よりもやや大に構成され
ている。しかして、サイドプレー調整片２０は、
カウンタ組立後、スリツト２２に数字車軸８を嵌
入するようにして、フレーム側板２と数字車１２
間に差込むようにして組込まれる。組込まれたサ
イドプレー調整片２０は、上端がその後にカウン
タフレーム１の上部に組付けたカバー１７の内面
にまた下端がフレーム底板４にそれぞれ当接し、
これらに挟持された状態で組付けられる。なお、
フレーム底板４あるいはカバー１７の内面等にサ
イドプレー調整片２０の回り止め防止用として溝
部を形成しても良い。
以上のように構成された実施例テープカウンタ
は、数字車等の組立後フレーム側板２と数字車１
２との間の間隙中に挿入するようにしてサイドプ
レー調整片２０を組込むようにしたものであるか
ら、組立作業は極めて簡単になるとともに、組立
完了後に再調整を行う必要が生じた場合にもカバ
ー１７およびサイドプレー調整片２０のみを取外
してこれを行なうだけで良く極めて合理的であ
る。
は、数字車等の組立後フレーム側板２と数字車１
２との間の間隙中に挿入するようにしてサイドプ
レー調整片２０を組込むようにしたものであるか
ら、組立作業は極めて簡単になるとともに、組立
完了後に再調整を行う必要が生じた場合にもカバ
ー１７およびサイドプレー調整片２０のみを取外
してこれを行なうだけで良く極めて合理的であ
る。
なお、実施例テープカウンタでは、略筐体状を
なすカバー１７とフレーム底板４間でサイドプレ
ー調整片２０を挟持するようにしたが、サイドプ
レー調整片２０の抜止め、回り止めは種々変更す
ることは自由で、例えばカバー側板に係合孔を設
けるとともに調整片２０の一部にこれと係合する
突部を形成するといつた上記先願と同様の公知の
構成も採用することができることは勿論である。
なすカバー１７とフレーム底板４間でサイドプレ
ー調整片２０を挟持するようにしたが、サイドプ
レー調整片２０の抜止め、回り止めは種々変更す
ることは自由で、例えばカバー側板に係合孔を設
けるとともに調整片２０の一部にこれと係合する
突部を形成するといつた上記先願と同様の公知の
構成も採用することができることは勿論である。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、
ばね板で形成されたサイドプレー調整片を、数字
車等の組立を完了した後数字車とフレーム側板と
の間に差込むようにして組付ければよく、組立作
業が従来のものと比較して極めて簡単となり、作
業能率が大幅に向上し、しかも組立後の再調整も
簡単に行なうことができ、実用上の効果は極めて
大である。
ばね板で形成されたサイドプレー調整片を、数字
車等の組立を完了した後数字車とフレーム側板と
の間に差込むようにして組付ければよく、組立作
業が従来のものと比較して極めて簡単となり、作
業能率が大幅に向上し、しかも組立後の再調整も
簡単に行なうことができ、実用上の効果は極めて
大である。
第１図は本考案の一実施例として示すテープカ
ウンタの要部分解斜視図、第２図は側断面図であ
る。 １……カウンタフレーム、２，３……側板、４
……底板、８……数字車軸、１０，１１，１２…
…数字車、１７……カバー、２０……サイドプレ
ー調整片、２１……屈折頂部、２２……スリツ
ト。
ウンタの要部分解斜視図、第２図は側断面図であ
る。 １……カウンタフレーム、２，３……側板、４
……底板、８……数字車軸、１０，１１，１２…
…数字車、１７……カバー、２０……サイドプレ
ー調整片、２１……屈折頂部、２２……スリツ
ト。
Claims (1)
- コ字状をなすカウンタフレーム１と、このフレ
ームの両側板２，３間に横架した軸８上に回転自
在に支持された複数個の数字車１０，１１，１２
と、これら数字車間に介在して各桁数字車の桁送
り動作を行なうピニオンと、前記カウンタフレー
ム１の一方側板２と数字車１２間に介挿され数字
車群を他方側板３に付勢するサイドプレー調整部
材２０とを備えるカウンタにおいて、前記サイド
プレー調整部材２０は、ばね板によつて略く字状
に折曲げ形成されるとともにその下端から屈折頂
部に達するスリツト２２を有し、このスリツト２
２に前記数字車軸８を嵌入することを特徴とした
カウンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13856884U JPS6065859U (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | カウンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13856884U JPS6065859U (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | カウンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6065859U JPS6065859U (ja) | 1985-05-10 |
| JPH0325241Y2 true JPH0325241Y2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=30310872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13856884U Granted JPS6065859U (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | カウンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6065859U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS642192U (ja) * | 1987-06-23 | 1989-01-09 |
-
1984
- 1984-09-14 JP JP13856884U patent/JPS6065859U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS642192U (ja) * | 1987-06-23 | 1989-01-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6065859U (ja) | 1985-05-10 |
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