JP2763451B2 - 媒体状態表示方式 - Google Patents

媒体状態表示方式

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JP2763451B2
JP2763451B2 JP4173210A JP17321092A JP2763451B2 JP 2763451 B2 JP2763451 B2 JP 2763451B2 JP 4173210 A JP4173210 A JP 4173210A JP 17321092 A JP17321092 A JP 17321092A JP 2763451 B2 JP2763451 B2 JP 2763451B2
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徹 酒井
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PII EFU YUU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体状態表示方式、特
に複数の情報媒体を装備する情報媒体交換装置におい
て、装置内の情報媒体の有無及び情報媒体の挿入・排出
動作時のその状態を発光ランプによって色を分けて表示
するようにした媒体状態表示方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の情報化時代のもとにおいては、広
い分野において大量の情報が流通しているため、電子技
術の応用による情報処理装置を利用する事例が次第に増
大している。そして情報処理装置の高性能化、ソフト技
術の進歩による操作の高度化と相まって、今後も更に適
用範囲が広くなることが予想される。しかしながら情報
量の増大、処理速度の増大に伴なって媒体に記録された
情報が消失若しくは損傷する可能性が増加している。こ
のような非所望な事態が惹起するのを防止するため、一
般に上記記録情報に対する処理、未処理の如何に拘ら
ず、所謂バックアップ処理を行なうことにより、記録情
報の保護を図っている。
【0003】上記のようなバックアップ処理を行なうに
は、磁気ディスク装置若しくは磁気テープ装置を使用す
るのが一般的であるが、高密度の磁気記録媒体の開発が
進んだため、例えば8mm磁気テープを使用したヘリカル
スキャン方式の使用により大容量の情報記録が可能にな
っている。従って従来においては、オープンリール磁気
テープ等を使用した大規模かつ高価であったバックアッ
プ装置も、情報のビットコストが低減された今日におい
ては、8mm磁気テープを使用するものが最適と認められ
るに至り、今後も更に小型化が進展すると予想される。
【0004】図5は本発明の対象であるテープ状媒体オ
ートチェンジャ装置の例を示す概念図である。図5にお
いて、1は収納部であり、例えば箱型に形成され、テー
プ状の情報媒体を内蔵するカセット(図示せず)を収納
可能に形成されたスロット状のマガジン2を複数個設け
てある。3はドライブ部であり、カセット内のテープ状
の情報媒体に対して読出書込を行ない得るように形成さ
れており、カセット挿入排出用の開口4を備えている。
5はカセット挿入排出部であり、カセットの装置内への
挿入および装置外への排出を行ない得るように形成され
ている。
【0005】次に6はチェンジャ部であり、収納部1、
ドライブ部3およびカセット挿入排出部5と対向して移
動可能に形成されている。すなわちチェンジャ部6は左
右方向(X方向)に移動可能に形成されたXキャリッジ
7と、Xキャリッジ7内に上下方向(Z方向)に移動可
能に形成されたZキャリッジ8と、このZキャリッジ8
内に前後方向(Y方向)に移動可能に形成されたYキャ
リッジ9とから構成される。1aは収納部ドアである。
【0006】上記の構成により、収納部1内に収納され
ているカセットをチェンジャ部6を介してドライブ部3
に挿入し、所定の記録再生処理を実行し、実行後再び収
納部1内の所定のマガジン2に収納することができる。
また新規のカセットを収納部1若しくはドライブ部3に
収納若しくは挿入する場合には、まず新規のカセットを
カセット挿入排出部5に挿入し、チェンジャ部6を介し
て実行する。一方収納部1若しくはドライブ部3内のカ
セットを装置外に排出する場合には、チェンジャ部6を
介して一旦カセット挿入排出部5に排出した後、装置外
に排出する。
【0007】図8は上記構成のテープ状媒体オートチェ
ンジャ装置の構成例を示すブロック図である。図8にお
いて、21、22は論理制御部であり、各々端子#1、
#2および#3、#4からスモール・コンピュータ・シ
ステム・インターフェイス(以下SCSIと記す)を介
して外部ホスト・プロセッサ、ホスト1、ホスト2と接
続されている。論理制御部21はCPUならびにSCS
Iプロトコル・コントローラ(以下SPCと記す)SP
CA、SPCBおよびSPC1、SPC2を内蔵すると
共に、クロスコール可能に構成されている。そして一方
の論理制御部21はSCSIを介して、ドライブ部2
3、24を制御可能に、他方の論理制御部22はメカ制
御基板25を介してメカユニット26および電源27、
冷却用のファン28を制御可能に構成されている。
【0008】次にメカ制御基板25内はメカ制御ブロッ
ク29および電源制御ブロック30から構成されると共
に、メカユニット26は収納部31、カセット挿入排出
部32およびチェンジャ部33とから構成される。そし
てメカ制御ブロック29はメカユニット26内のカセッ
ト挿入排出部32およびチェンジャ部33と、電源制御
ブロック30は電源27と接続されている。なお電源制
御ブロック30にはホスト1および/またはホスト2か
ら制御可能にエクステンデッド・ディスク・パワー・コ
ントロール・インターフェイス(以下E−DPCIと記
す)を接続してある。なおACINは外部電源との接続
部である。
【0009】上記構成の従来のテープ状媒体オートチェ
ンジャ装置において、ドライブ部23若しくは24に情
報媒体を内蔵するカセットを挿入し、読出しおよび書込
みの動作を行なう場合の手順について説明すると次の如
くである。
【0010】まず、例えばホスト1からのコマンドによ
り、ドライブ部23若しくは24がドライブドアオープ
ンとなり、カセットの挿入が可能の状態となる。チェン
ジャ部32内に介装されたキャリッジ移動が開始される
が、この際当該ドライブドアオープンの動作がホスト1
によって確認される。
【0011】ホスト1が上記確認を完了したのち、ホス
ト1からのコマンドにより論理制御部21およびメカ制
御基板25を介してメカユニット26を構成するチェン
ジャ部33が作動する。すなわちチェンジャ部33に介
装されているキャリッジ移動により、ドライブ部23若
しくは24内に前記情報媒体を内蔵するカセット挿入が
実行され、その後ドライブドアクローズとなる。そして
ドライブ部23若しくは24におけるR/W動作の実行
前に、前記ドライブドアクローズの動作が確認される。
【0012】ホスト1による上記動作の確認がされた
後、R/W動作が実行され、その後ドライブドアオープ
ンとなる。そしてこのドライブドアオープンをホスト1
が確認した後に、チェンジャ部33にコマンドが発信さ
れ、カセット取出、ドライブドアクローズ、キャリッジ
移動が実行され、ドライブ部23若しくは24における
カセットの処理が終了するのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】複数の情報媒体を装備
した情報媒体交換装置では、データ管理及び情報媒体保
護のため、ホストCPUからの指示でのみ情報媒体のカ
セット挿入排出部5を介しての挿入・排出が可能である
が、例えば一度に複数の情報媒体を系外、すなわち装置
外から収納部1に格納したい場合は、その都度ホストC
PUからコマンドを出して情報媒体を挿入する必要があ
り、ホストCPUと情報媒体交換装置とが離れていると
不都合が生じる。
【0014】また、情報媒体の挿入・排出を行なう時、
オペレータの操作ミス等により誤った情報媒体収納個所
を選択指示した場合に、その誤った操作をしたことがオ
ペレータに通知されないまま情報媒体の挿入・排出が行
なわれてしまう可能性がある。
【0015】この様な事態が発生しない情報媒体交換装
置の媒体状態表示方式が望まれる。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
図である。同図において、16は情報媒体交換装置であ
り、当該情報媒体交換装置16に対して本発明が適用さ
れているもの、17はその操作パネル面、1は収納部で
あり、情報が記録される情報媒体を複数個筺体内に収納
するもの、3はドライブ部であり、上記情報媒体に対し
て読み書きを行なうもの、6はチェンジャ部であり、上
記収納部1に収納されている情報媒体の内、指定された
情報媒体を上記ドライブ部3等に自動搬送するもの、1
8は情報媒体挿入排出部であり、収納部1に収納されて
いる情報媒体を情報媒体交換装置16の外部へ排出し、
情報媒体交換装置16の外部から収納部1に格納すべき
情報媒体を挿入するためのもの、19は制御部であり、
ホストCPUからのコマンド或いは操作パネル面17か
らの信号を受け、そのコマンドの内容等に従ってドライ
ブ部3やチェンジャ部6や情報媒体挿入排出部18等の
制御を行なうもの、2はマガジンであり、情報媒体を収
納するもの、41はセンサであり、マガジン2に情報媒
体が収納されているか否かを検出するもの、43はラン
プであり、収納部1の各情報媒体収納個所、すなわちマ
ガジン2にそれぞれ対応して設けられた3種の色表示が
可能なもの、44はスイッチであり、上記マガジン2に
それぞれ対応して設けられているもの、45はランプ点
灯手段であり、センサ41の検出信号に基づき、マガジ
ン2に情報媒体が収納されているときには対応のランプ
43を第1の色で表示させると共に、情報媒体が収納さ
れていないときには当該ランプ43を消灯させ、かつ図
示されていないホストCPUからの挿入・排出のコマン
ド発行の下で、情報媒体挿入排出部18を介して情報媒
体の装置外及び装置内への挿入・排出をランプ43の第
2、第3の色で表示させるもの、46はタイマであり、
上記情報媒体の装置外及び装置内への挿入・排出の際表
示されるランプ43を、挿入・排出動作終了後も所定時
間その点灯を保持させるものである。
【0017】そして、ランプ43は、上記ホストCPU
からの挿入・排出のコマンド発行の下でのスイッチ操作
において、スイッチ44により選択された対応マガジン
2に情報媒体が収納されている場合には、その対応ラン
プ43を排出モードの第2の色で表示し、情報媒体が収
納されていない場合には、その対応ランプ43を挿入モ
ードの第3の色で表示するようになっている。この点灯
制御はセンサ41の検出信号に基づいてランプ点灯手段
45により行なわれるように構成されている。
【0018】また、上記ホストCPUからの挿入・排出
のコマンド発行の下で、上記情報媒体の装置外及び装置
内への挿入・排出をホストCPUから指示を受けたと
き、当該指示が排出実行指示のとき、その排出実行指示
のマガジン2の対応ランプ43は排出モードの第2の色
で表示し、当該指示が挿入実行指示のとき、その挿入実
行指示のマガジン2の対応ランプ43は挿入モードの第
3の色で表示するようになっている。この点灯表示は、
ホストCPUからの指示に基づき、ランプ点灯手段45
により行なわれるように構成されている。
【0019】
【作用】収納部1のマガジン2に情報媒体が収納されて
いるか否かが各マガジン2に設置されているセンサ41
によって検出され、ランプ点灯手段45を介して操作パ
ネル面17に設けられた対応のランプ43が第1の色で
点灯表示される。これにより消灯しているランプ43の
対応マガジン2には情報媒体が収納されていない状態に
あることをオペレータは認識することができる。
【0020】収納部1に収納されている情報媒体を装置
外に排出する場合、或いは新たに装置外から収納部1に
情報媒体を収納する場合、図示されていないホストCP
Uから情報媒体の挿入・排出を許可するコマンドが制御
部19に送られ、情報媒体挿入排出部18を挿入・排出
可能状態に制御する。この様な状態の下で、操作パネル
面17に設置されているスイッチ44の操作及びホスト
CPUからの指示に基づく情報媒体挿入排出部18を介
しての情報媒体の挿入又は排出が実行される。
【0021】操作パネル面17のスイッチ操作による場
合、スイッチ44により選択された対応マガジン2に情
報媒体が収納されているとき、すなわち上記第1の色で
点灯表示されているランプ43のスイッチ44を投入す
ると、排出モードとなり、ランプ点灯手段45を介して
当該ランプ43は第2の色で点灯表示される。またスイ
ッチ44により選択された対応マガジン2に情報媒体が
収納されていないとき、すなわち消灯しているランプ4
3のスイッチを投入すると、挿入モードとなり、ランプ
点灯手段45を介して当該ランプ43は第3の色で点灯
表示される。
【0022】ホストCPUからの挿入・排出指示の場
合、ホストCPUから排出実行指示を制御部19が受け
ると、その排出実行指示を受けているマガジン2の対応
ランプ43は、ランプ点灯手段45の制御により第2の
色で点灯表示される。またホストCPUから挿入実行指
示を制御部19が受けると、その挿入実行指示を受けて
いるマガジン2の対応ランプ43は、ランプ点灯手段4
5の制御により第3の色で点灯表示される。
【0023】これらの挿入・排出動作が実行される際の
点灯ランプは、チェンジャ部6による情報媒体の挿入・
排出動作終了後においても、タイマ46により所定時間
その表示を継続させ、オペレータの便宜がはかられてい
る。
【0024】
【実施例】図2は本発明の一実施例操作パネル面図を示
しており、符号17、43、44は図1のものに対応し
ている。
【0025】ランプ43は図1で説明した様に、第1な
いし第3の3種類の色で表示できるようになっており、
例えば2色発光が可能で2色同時点灯により第3の色に
よる表示が行なわれる。3色発光による第1ないし第3
の3種類の色表示であってもよい。
【0026】当該ランプ43及びランプ43と対をなす
スイッチ44は、例えば図5に示された収納部1の各マ
ガジン2とそれぞれ1対1で対応している。操作パネル
面17に設置されているスイッチ及びランプを簡単に説
明する。
【0027】101はオンライン・スイッチであり、当
該オンライン・スイッチ101の投入により、その対応
ランプ111が点灯し、ホストCPUとの通信が可能と
なる。
【0028】102はヘッドクリーニング・スイッチで
あり、当該ヘッドクリーニング・スイッチ102の投入
により、ドライブ部3のヘッドをクリーニングテープ等
でクリーニングさせる。
【0029】103はマガジンエジェクト・スイッチで
あり、当該マガジンエジェクト・スイッチ103の投入
により、通常はソフトウェアでロックされている収納部
1のマガジンドアが手動で開放可能にする。
【0030】104はエグゼクト・スイッチであり、当
該エグゼクト・スイッチ104の投入により、上記説明
のスイッチ44で指定されるマガジン2の情報媒体の挿
入・排出を実際に実行せしめる。
【0031】105はキャンセル・スイッチであり、当
該キャンセル・スイッチ105の投入により、上記エグ
ゼクト・スイッチ104の効力を取消す。106はマガ
ジンプロテクト・スイッチであり、当該マガジンプロテ
クト・スイッチ106の投入により、その対応ランプ1
12が点灯し、上記マガジンエジェクト・スイッチ10
3の動作をソフトウェアで無効にする。つまり当該マガ
ジンプロテクト・スイッチ106が投入されていると、
収納部1のマガジンドアが手動で開放されなくなり、ユ
ーザの不用意な情報媒体の接触を防止し、情報媒体に格
納されている内容の保護をはかるようにしている。
【0032】107はパワー・スイッチであり、当該パ
ワー・スイッチ107の投入により、パワー・ランプ1
14が点灯し、電源の供給を行なう。113はパワーリ
モート・ランプであり,装置の外部から電源が入れられ
た状態であることを表示する。
【0033】115はチェック・ランプであり、当該チ
ェック・ランプ115の点灯は装置に異常が発生してい
ることを表示する。図3、図4は本発明に係るランプ表
示の一実施例フローチャートを示しており、図2のラン
プの表示動作を当該図3、図4のフローチャートと共に
図1、図5を参照しながら説明する。
【0034】パワー・スイッチ107が投入されると
(ステップ1)、制御部19を介してランプ点灯手段4
5に情報媒体の存否を表示するランプ43にリセット、
すなわち消灯させる信号を発生させ、ランプ43の総て
を消灯させる(ステップ2)。
【0035】次に制御部19は収納部1の各マガジン2
に情報媒体が収納されているか否かを調べるため、各マ
ガジン2に設置されているセンサ41の検出信号を順に
調べてゆく。すなわち、予め番号が付けられている#1
マガジン2を調べ(ステップ3)、当該#1マガジン2
に情報媒体存在の検出信号が出力されているとき(ステ
ップ4)、ランプ点灯手段45を介して対応の#1ラン
プ43を第1の色、例えば緑色で点灯表示させる(ステ
ップ5)。そして次の#2マガジン2についての情報媒
体の存否を調べる(ステップ6、7)。なおステップ4
で情報媒体の存否の検出信号が出力されていないときに
は、次の#2マガジン2についての情報媒体の存否が調
べられる(ステップ6、7)。
【0036】収納部1に設置されている総てのマガジン
2についての情報媒体の存否が調べられたとき(ステッ
プ6)、情報媒体を収納しているマガジン2の対応ラン
プ43には、その存在を表示する緑色が点灯する。
【0037】情報媒体挿入排出部18を用いての情報媒
体の挿入・排出は、上記説明の如く、ホストCPUから
の挿入・排出のコマンドが発行され、情報媒体の挿入・
排出が許可されている状態の下で行なわれる。この様な
状態にあるときマガジン2に対応して設けられているス
イッチ44の押下が制御部19に入力されると(ステッ
プ8)、制御部19は当該押下されたスイッチ44に対
応したマガジン2に情報媒体が収納されているか否かを
調べ(ステップ9)、情報媒体が収納されているとき、
ランプ点灯手段45を介して、その対応ランプ43を第
2の色、例えば橙色で点灯させ、排出モードであること
を表示させる(ステップ10)。そして操作パネル面1
7のエグゼクト・スイッチ104の押下を待って(ステ
ップ11)、制御部19はチェンジャ部6を作動させ、
押下された上記スイッチ44の対応マガジン2からその
収納されている情報媒体を情報媒体挿入排出部18に自
動搬送させる(ステップ12)。このときタイマ46が
作動を開始し、予め設定されている所定時間、すなわち
排出動作終了後も上記排出モードの橙色点灯表示を維持
させる(ステップ13)。タイマ46が作成する所定時
間が終了すると、ランプ点灯手段45は当該橙色の点灯
表示を消灯させ(ステップ14)、当該マガジン2には
情報媒体が収納されていない状態のランプ表示に移行す
る。
【0038】ステップ9で情報媒体が収納されていない
とき、制御部19はランプ点灯手段45を介してその対
応ランプ43を第3の色、つまり上記緑色と橙色との2
灯を同時に点灯させた2灯点灯色で点灯させ、挿入モー
ドであることを表示させる(ステップ15)。そして操
作パネル面17のエグゼクト・スイッチ104の押下を
待って(ステップ16)、制御部19はチェンジャ部6
を作動させ、情報媒体挿入排出部18に挿入されている
情報媒体を押下された上記スイッチ44の対応マガジン
2に自動搬送し格納させる(ステップ17)。このとき
もタイマ46が作動を開始し、予め設定されている所定
時間、すなわち挿入動作終了後も上記挿入モードの2灯
点灯色の点灯表示を維持させる(ステップ18)。タイ
マ46が作成する所定時間が終了すると、ランプ点灯手
段45は当該2灯の同時点灯表示に替え、当該マガジン
2に情報媒体が収納されている状態を示す緑色のランプ
表示を行なわせる(ステップ19)。
【0039】一方、ステップ8で操作パネル面17のス
イッチ44の押下ではなく、ホストCPUからの挿入実
行指示が制御部19に入力されると(ステップ20)、
制御部19はランプ点灯手段45を介してホストCPU
が挿入指示をしているマガジン2のその対応ランプ43
を第3の色、すなわち上記緑色と橙色との2灯を同時に
点灯させた2灯点灯色で点灯させ、挿入モードであるこ
とを表示させる(ステップ21)。以下上記説明のステ
ップ17、18、19が実行される。
【0040】ステップ20でホストCPUからの指示が
挿入実行指示ではなく、排出実行指示であるとき(ステ
ップ22)、制御部19はランプ点灯手段45を介して
ホストCPUが排出指示しているマガジン2のその対応
ランプ43を第2の色、すなわち橙色で点灯させ、排出
モードであることを表示させる(ステップ23)。以下
上記説明のステップ12、13、14が実行される。
【0041】また、ステップ22でホストCPUからの
指示が排出実行指示でもないときには、そのまま待機状
態となり、上記スイッチ44の押下或いはホストCPU
からの挿入排出実行指示の入力を待つ(ステップ8、2
0、22)。
【0042】本発明は、上記情報媒体が磁気テープ、光
ディスク等他の記録手段すべてのものに対し適用される
ものである。ここで、情報媒体が磁気テープを使用する
ときの、情報媒体交換装置について説明しておく。
【0043】図6は本発明が用いられるテープ状媒体オ
ートチェンジャ装置の一実施例要部構成平面説明図であ
る。同一部分は前記図5と同一の参照符号で示す。図6
において、10は筺体であり、この内部に、テープ状の
情報媒体を内蔵するカセット11を複数個収納可能に形
成された収納部1と、カセット11の装置内への挿入お
よび装置外への排出が可能に形成されたカセット挿入排
出部5と、カセット11内の情報媒体12に対して例え
ば回転ヘッド13を介して読出しおよび/または書込み
等の処理を行ない得るように形成されたドライブ部3
と、上記の構成部材と対向して移動可能かつカセット1
1を授受可能に形成されたチェンジャ部6とを設けてあ
る。
【0044】14は制御部であり、インターフェイス部
15を介して前記カセット挿入排出部5、ドライブ部3
およびチェンジャ部6の動作を制御するように構成さ
れ、他の構成部材と同様に筺体10内に設けてある。1
6−1は接続部であり、制御部14と外部ホスト・プロ
セッサ(図示せず)とコマンド授受可能に接続する。本
実施例においてはドライブ部3を2セット設け、かつ外
部ホスト・プロセッサ2セットの何れとでも接続可能と
した例を示す。
【0045】上記の構成により、外部ホスト・プロセッ
サおよび/または制御部14からのコマンドにより、ド
ライブ部3における情報媒体12に対する読出しおよび
/または書込み処理、ドライブ部3、収納部1およびカ
セット挿入排出部5に対するカセット11の授受、カセ
ット挿入排出部5を経由するカセット11の装置内への
挿入および装置外への排出等の処理を実行することがで
きるのである。
【0046】上記構成の実施例において、ドライブ部3
に情報媒体12を内蔵するカセット11を挿入し、読出
しおよび/または書込み(以下R/Wと記す)の動作を
行なう場合の手順を次に説明する。
【0047】まず外部ホスト・プロセッサからのコマン
ドにより、図6に示す制御部14が起動され、かつこの
制御部14が独立制御機能を具有するとそのコマンドに
よりドライブ部3がドライブドアオープン(動作1)と
なり、カセット11の挿入が可能となり、チェンジャ部
6内に介装されたXキャリッジ7、Zキャリッジ8およ
びYキャリッジ9が夫々移動し、キャリッジ移動(動作
2)となり、チェンジャ部6内に保持されたカセット1
1をドライブ部3内にカセット挿入(動作3)が実行さ
れ、その後ドライブドアクローズ(動作4)となる。
【0048】次に制御部14からのコマンドによりドラ
イブ部3内に、カセット11に内蔵されている情報媒体
12が引き込まれ、回転ヘッド13を介してR/W動作
(動作5)が実行される。ドライブ部3におけるR/W
動作(動作5)の実行完了後、情報媒体12はカセット
11内に収納され、ドライブドアオープン(動作6)と
なり、チェンジャ部6によってカセット取出(動作7)
が実行され、ドライブドアクローズ(動作8)となり、
カセット11を保持したキャリッジ移動(動作9)によ
り、ドライブ部3による処理が終了するのである。
【0049】上記の処理手順では、図6に示すドライブ
部3およびチェンジャ部6は、制御部14のコマンドに
より、かつ1個の体系によって制御される。従って従来
の構成のものと異なりドライブ部3およびチェンジャ部
6が他方の動作をホストを介して確認するという手順は
全く不要となる。すなわち図6の場合においては、ドラ
イブ部3とチェンジャ部6との双方の動作が既に把握さ
れているため、動作に対するリトライのみでよいことに
より、装置の総合的な操作性および信頼性を大幅に向上
させることができるのである。
【0050】なお上記説明の処理手順は、ドライブ部3
(図6参照)の上記動作1、4、5、6、8と、チェン
ジャ部6(図6参照)の動作2、3、7、9とが、外部
ホスト・プロセッサのコマンドにより起動されたデータ
処理装置(図6における制御部14参照)によって独立
にかつ時系列にしたがって制御されるように構成されて
いる。
【0051】次に上記のように図6に示すチェンジャ部
6は、収納部1内に収納されているカセット11を必要
に応じて取出して、ドライブ部3若しくはカセット挿入
排出部5に挿入し、および/またはドライブ部3若しく
はカセット挿入排出部5からカセット11を収納部1に
収納する動作を行なうのであるが、これらの動作もまた
外部ホスト・プロセッサと独立した前記データ処理装置
によって制御されるように構成されている。
【0052】また収納部1若しくはドライブ部3からカ
セット11を系外に排出する場合、または系外から新規
のカセットを挿入する場合には、カセット挿入排出部5
を経由して行なわれるが、このカセット挿入排出部5の
動作もまた前記データ処理装置によって独立的に制御さ
れるように構成されている。
【0053】なお、図7は本発明が適用されるテープ状
媒体オートチェンジャ装置の一実施例構成を示してい
る。同図において、同一部分は前述の図8のものと同一
符号が付されている。符号36は論理制御部であり、各
々端子A、BからSCSIを介して外部ホスト・プロセ
ッサ、ホスト1、ホスト2と接続されている。論理制御
部36はホスト1若しくはホスト2のコマンドによって
起動され、かつホスト1若しくはホスト2とは独立して
装置内の構成部を制御可能に構成されたデータ処理装置
37を内蔵する。また論理制御部36には、前記図8と
同様にSPCA、SPCBおよびSPC1、SPC2を
内蔵させると共に、クロスコール可能に構成する。そし
てこの論理制御部36には、ドライブ部23、24およ
びメカ制御基板25を接続する。38は操作パネルであ
り、データ処理装置37にコマンドを入力可能に接続す
る。その他の構成は前記図8に示すものと同様である。
【0054】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、複
数の情報媒体収納個所に対応したランプとスイッチを装
備し、当該ランプについては2色発光による3種の色表
示を可能とし、情報媒体の有無の表示及び情報媒体の挿
入・排出時に発光色を変えて表示させる構成となし、情
報媒体の挿入・排出動作開始前に情報媒体の状態をオペ
レータに通知認識できるようにすると共に、その動作実
行後においても一定時間当該情報媒体個所を表示するよ
うにしたので、誤選択媒体の挿入・排出が未然に防止さ
れ、またスイッチ操作による情報媒体の挿入・排出が容
易にかつ確実に実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明の一実施例操作パネル面図である。
【図3】本発明に係るランプ表示の一実施例フローチャ
ートの一部である。
【図4】図3と一緒になって動作するフローチャートの
一部である。
【図5】本発明の対象であるテープ状媒体オートチェン
ジャ装置の一実施例概念図である。
【図6】本発明が用いられるテープ状媒体オートチェン
ジャ装置の一実施例要部構成平面説明図である。
【図7】本発明が適用されるテープ状媒体オートチェン
ジャ装置の一実施例構成である。
【図8】従来のテープ状媒体オートチェンジャ装置の構
成図である。
【符号の説明】
1 収納部 2 マガジン 3 ドライブ部 5 カセット挿入排出部 6 チェンジャ部 16 情報媒体交換装置 17 操作パネル面 18 情報媒体挿入排出部 19 制御部 41 センサ 43 ランプ 44 スイッチ 45 ランプ点灯手段 46 タイマ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録される情報媒体を複数個筺体
    内に収納する収納部と、上記情報媒体に対し読み書きを
    行なうドライブ部と、収納部に収納されている情報媒体
    の内、指定された情報媒体を上記ドライブ部に自動搬送
    するチェンジャ部と、情報媒体を装置外及び装置内へ挿
    入・排出するための情報媒体挿入排出部と、上記各部の
    動作を制御する制御部とを備え、ホストCPUからのコ
    マンドに応じ指定された情報媒体に対し情報の読み書き
    処理を実行する情報媒体交換装置において、 装置の操作パネル面に、上記収納部の各情報媒体収納個
    所対応にそれぞれ設けられた3種の色表示が可能なラン
    プ及びスイッチと、 上記収納部の各情報媒体収納個所に設けられ、情報媒体
    の収納の存否を検出するセンサと、 当該センサの検出信号に基づき、情報媒体が収納されて
    いるときには上記ランプを第1の色で表示させると共
    に、情報媒体が収納されていないときには上記ランプを
    消灯させ、かつ情報媒体の挿入・排出を実行する上記情
    報媒体挿入排出部を介して情報媒体の装置外及び装置内
    への挿入・排出を上記ランプの第2、第3の色で表示さ
    せるランプ点灯手段とを備え、かつ当該ランプ点灯手段は、タイマを備え、情報媒体の
    装置外及び装置内への挿入・排出の際表示されるランプ
    を、挿入・排出動作終了後に当該タイマによって作成さ
    れる所定時間点灯させておき、当該所定時間経過後に上
    記センサの検出信号に基づく第1の色の表示の有無によ
    る表示を行う ようにしたことを特徴とする媒体状態表示
    方式。
  2. 【請求項2】 上記ランプ点灯手段は、上記ホストCP
    Uからの挿入・排出のコマンド発行の下でのスイッチ操
    作において、当該スイッチにより選択された情報媒体収
    納個所に情報媒体がある場合にはランプを排出モードの
    第2の色で表示させ、情報媒体が無い場合にはランプを
    挿入モードの第3の色で表示させるように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の媒体状態表示方式。
  3. 【請求項3】 上記ランプ点灯手段は、上記ホストCP
    Uからの挿入・排出のコマンド発行の下で、上記情報媒
    体挿入排出部を介して情報媒体の装置外及び装置内への
    挿入・排出をホストCPUから指示を受け、当該指示が
    排出実行指示のとき、その情報媒体収納個所のランプを
    排出モードの第2の色で表示させ、当該指示が挿入実行
    指示のとき、その情報媒体収納個所のランプを挿入モー
    ドの第3の色で表示させるように構成したことを特徴と
    する請求項1記載の媒体状態表示方式。
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JPH0452849Y2 (ja) * 1985-10-04 1992-12-11
JPH025143U (ja) * 1988-06-16 1990-01-12
JPH082569Y2 (ja) * 1990-05-30 1996-01-29 矢崎総業株式会社 運行記録計におけるカウンターの位置決め構造

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