JPH0452849Y2 - - Google Patents

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JPH0452849Y2
JPH0452849Y2 JP1985152930U JP15293085U JPH0452849Y2 JP H0452849 Y2 JPH0452849 Y2 JP H0452849Y2 JP 1985152930 U JP1985152930 U JP 1985152930U JP 15293085 U JP15293085 U JP 15293085U JP H0452849 Y2 JPH0452849 Y2 JP H0452849Y2
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disk
cartridge
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来の技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G−1 外部構成及びデイスクカートリツジ(第
1図〜第3図) G−2 内部構成(第4図) G−3 動作位置表示部を含む回路構成及び動作
(第5図) H 考案の効果 A 産業上の利用分野 本考案は、複数のデイスクが収納されるデイス
クカートリツジが装着され、デイスクカートリツ
ジから取り出されたデイスクが情報の再生あるい
は記録に供されるものとなされるデイスクプレー
ヤに関する。
B 考案の概要 本考案は、複数のデイスクが収納されるデイス
クカートリツジが装着されて、デイスクカートリ
ツジから選択的に取り出されたデイスクが情報の
再生あるいは記録に供されるものとなされる、デ
イスクカートリツジからのデイスクの引出しある
いはデイスクカートリツジへのデイスクの挿入を
行うデイスク引出・挿入機構が備えられたデイス
クプレーヤにおいて、デイスク引出・挿入機構が
デイスクの引出しあるいはデイスクの挿入を行い
得る複数の位置のいずれかをとる状態とされたこ
とを検出する位置検出手段と、外部から観視され
得る位置に配列配置された複数の表示素子を有
し、位置検出手段からの検出出力に応じて複数の
表示素子を選択的に表示動作状態となすことによ
り、デイスク引出・挿入機構がデイスクの引出し
あるいはデイスクの挿入を行い得る複数の位置の
いずれかにあること、及び、デイスク引出・挿入
機構の移動状態を表示する表示手段とを設けるこ
とにより、デイスクカートリツジからのデイスク
の引出しあるいはデイスクカートリツジへのデイ
スクの挿入を行い得るデイスク引出・挿入機構の
位置及びデイスク引出・挿入機構の移動方向等を
外部から視覚的に認識できるようにしたものであ
る。
C 従来の技術 デイジタル情報信号等が記録される円盤状記録
媒体としてのデイスクを用いて情報の記録もしく
は再生を行うデイスクプレーヤにおいて、複数の
デイスクが収納されたデイスクカートリツジがカ
ートリツジ挿入部から挿入されるものとされ、挿
入されたデイスクカートリツジをカートリツジ設
定部に装着する動作、即ち、デイスクカートリツ
ジのローデイングを行つて、カートリツジ設定部
に装着されたデイスクカートリツジからデイスク
装着部にデイスク選択供給し、さらに、デイスク
カートリツジをカートリツジ設定部から離脱せし
めてカートリツジ挿入部に導出する動作、即ち、
デイスクカートリツジのアンローデイングを行う
デイスクチエンジヤ機構を備えるものが提案され
ている。
このようなデイスクチエンジヤ機構を備えるデ
イスクプレーヤに用いられるデイスクカートリツ
ジは、開口部が設けられるとともに、夫々にデイ
スクが載置される複数のデイスクトレイが重畳も
しくは配列されて収納されるものとされ、それか
らのデイスクトレイの引出し及びその内部へのデ
イスクトレイの収納が開口部を通じてなされるも
のとされる。また、デイスクチエンジヤ機構を備
えるデイスクプレーヤは、カートリツジ設定部に
装着されたデイスクカートリツジからその開口部
を通じてデイスクトレイを引き出し、それに載置
されたデイスクがデイスク装着部に装着されるよ
うになし、また、デイスクカートリツジ外に引き
出されたデイスクトレイを、デイスク装着部から
離脱せしめられたデイスクが載置されたものとし
て、再度デイスクカートリツジ内にその開口部を
通じて挿入する動作を行うデイスク引出・挿入機
構、及び、斯かるデイスク引出・挿入機構を、デ
イスクカートリツジからのデイスクトレイの引出
しあるいはデイスクカートリツジ内へのデイスク
トレイの挿入を行う位置を変化せしめるべく移動
させる駆動機構が設けられるものとされる。
そして、デイスクプレーヤのカートリツジ設定
部に装着されるデイスクカートリツジは、それに
設けられた開口部をデイスク引出・挿入機構に対
抗させるものとされ、デイスク引出・挿入機構
が、デイスクカートリツジ内の選択されたデイス
クが載置されたデイスクトレイを引き出すべく、
あるいは、デイスクカートリツジ内の選択された
位置にデイスクトレイを収納すべく、駆動手段に
より、デイスクカートリツジ内におけるデイスク
トレイの重畳もしくは配列方向に沿つて移動せし
められる。即ち、デイスクカートリツジからのデ
イスクトレイの引出しあるいはデイスクカートリ
ツジ内へのデイスクトレイの挿入に先立つて、デ
イスクカートリツジ内の選択されたデイスクが載
置されたデイスクトレイの位置、あるいは、デイ
スクトレイが挿入されるべく選択されたデイスク
カートリツジ内の位置に応じた、デイスク引出・
挿入機構の位置の設定が行われるのである。
D 考案が解決しようとする問題点 上述の如くに、デイスクチエンジヤ機構を備え
るデイスクプレーヤにおいて、カートリツジ設定
部に装着されたデイスクカートリツジからの選択
されたデイスクが載置されたデイスクトレイの引
出し、あるいは、デイスクカートリツジ内の選択
された位置へのデイスクトレイの挿入に先立つて
行われる、デイスク引出・挿入機構の、その位置
の設定のための、デイスクカートリツジ内におけ
るデイスクトレイの重畳もしくは配列方向に沿つ
ての移動及び停止は、比較的大なる規模を有する
機構部分の移動及び停止となるので、急速な移動
及び急激な停止とされることが困難となる。その
ため、デイスク引出・挿入機構の位置の新たな設
定に際しては、比較的長い待ち時間を要すること
になる場合がある。
そして、このようなデイスクプレーヤ内で行わ
れるデイスク引出・挿入機構の移動及び停止は、
通常、デイスクプレーヤの使用者がデイスクプレ
ーヤ外から観視することができないものとされ
る。このため、デイスク引出・挿入機構の位置の
新たな設定に際して、デイスクプレーヤの使用者
にとつての視覚的に捉えるものがない状態での待
ち時間、所謂、ブラインド時間が比較的長くなる
事態が生じ、その結果、デイスクプレーヤの使用
者が苛立ちを覚えることになるという不都合があ
る。
斯かる点に鑑み、本考案は、複数のデイスクが
重畳もしくは配列されて収納されるデイスクカー
トリツジが装着されて、デイスクカートリツジか
ら選択的に取り出されたデイスクが情報の再生あ
るいは記録に供されるものとなされるべく、デイ
スクカートリツジからのデイスクの引出しあるい
はデイスクカートリツジへのデイスクの挿入を行
うデイスク引出・挿入機構、及び、デイスク引
出・挿入機構をデイスクカートリツジ内における
デイスクの重畳もしくは配列方向に移動させる駆
動機構が備えられるものとされ、デイスクカート
リツジからの選択されたデイスの引出しあるいは
デイスクカートリツジ内の選択された位置へのデ
イスクの挿入に先立つて、デイスク引出・挿入機
構の位置の設定が行われるにあたり、比較的長い
ブラインド時間が生じる事態が回避されるように
なされたデイスクプレーヤを提供することを目的
とする。
E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本考案に係るデイス
クプレーヤは、複数のデイスクが重畳もしくは配
列されて収納されるデイスクカートリツジが装着
されるカートリツジ設定部と、カートリツジ設定
部に装着されたデイスクカートリツジからのデイ
スクの引出しあるいは装着されたデイスクカート
リツジへのデイスクの挿入を行うデイスク引出・
挿入機構と、デイスク引出・挿入機構をカートリ
ツジ設定部に装着されたデイスクカートリツジ内
における複数のデイスクの重畳もしくは配列方向
に沿つて移動させる駆動機構とを備え、さらに、
デイスク引出・挿入機構がデイスクの引出しある
いはデイスクの挿入を行い得る複数の位置のいず
れかをとる状態とされたことを検出する位置検出
手段と、外部から観視され得る位置に配列配置さ
れた複数の表示素子を有し、位置検出手段からの
検出出力に応じて複数の表示素子を選択的に表示
動作状態となすことにより、デイスク引出・挿入
機構がデイスクの引出しあるいはデイスクの挿入
を行い得る複数の位置のいずれかにあること、及
び、デイスク引出・挿入機構の移動状態を表示す
る表示手段とが設けられるものとされる。
F 作用 このように構成される本考案に係るデイスクプ
レーヤにおいては、デイスクカートリツジからの
選択されたデイスクの引出しあるいはデイスクカ
ートリツジ内の選択された位置へのデイスクの挿
入に先立つて、デイスク引出・挿入機構の位置の
設定が行われる際には、デイスク引出・挿入機構
が、駆動機構によつて、カートリツジ設定部に装
着されたデイスクカートリツジ内における複数の
デイスクの重畳もしくは配列方向に沿つて移動さ
れる。そして、それにともなつて、デイスク引
出・挿入機構がデイスクの引出しあるいは挿入を
行い得る位置に到達する毎に、その状態が位置検
出手段によつて検出され、その検出出力が表示手
段に供給され、表示手段が位置検出手段からの検
出出力に応じて複数の表示素子を選択的に表示動
作状態となす。これにより、表示手段には、デイ
スク引出・挿入機構の移動に伴つて、デイスク引
出・挿入機構がデイスクの引出しあるいは挿入を
行い得る位置にあることが逐次表示され、かつ、
その移動方向が表示されることになる。
表示手段は外部から観視され得る位置に配され
ており、従つて、外部からデイスク引出・挿入機
構の移動状態を視覚的に認識することができるこ
とになつて、デイスクプレーヤの使用者が比較的
長いブラインド時間を過ごすことになる事態が回
避される。
G 実施例 G−1 外部構成及びデイスクカートリツジ(第
1図〜第3図) 第1図は、本考案に係るデイスクプレーヤの一
例の外観を示す。
この例は、プレーヤ匣体11を有しており、そ
の前端側に前面パネル部12が設けられている。
前面パネル部12には、デイスクカートリツジが
挿入されるカートリツジ挿入部13、各種操作釦
部14及び15、及び、各種の情報が表される情
報表示パネル部16が配されている。そして、前
面パネル部12には、これに加えて、動作位置表
示部17が設けられていて、この動作位置表示部
17には、第2図に拡大図示される如く、カート
リツジ挿入部13から挿入されるデイスクカート
リツジに収納されるデイスクの数に対応した、例
えば、5個の表示素子D1,D2,D3,D4及びD5
縦1列を成して配されており、さらに、その下方
に他の1個の表示素子DZが配されている。
5個の表示素子D1〜D5は、夫々に1〜5の番
号が付されており、後述される、プレーヤ匣体1
1内に備えられたデイスク引出・挿入機構が、カ
ートリツジ挿入部13から挿入されたデイスクカ
ートリツジに関連して、デイスクの引出しあるい
は挿入を行い得る位置をとるとき点灯するものと
されている。即ち、デイスク引出・挿入機構が、
デイスクカートリツジ内の1番目のデイスクの引
出しあるいは挿入を行い得る位置をとるとき、番
号1が付された表示素子D1が点灯し、2番目の
デイスクの引出しあるいは挿入を行い得る位置を
とるとき、番号2が付された表示素子D2が点灯
するものとされ、残りの番号3,4及び5が付さ
れた表示素子D3〜D5の夫々についても同様であ
る。また、表示素子DZには符号Zが付されてお
り、デイスクカートリツジから引き出されたデイ
スクが、プレーヤ匣体11内に備えられたデイス
ク装着部に装着された状態とされるとき点灯す
る。これら合計6個の表示素子D1〜D5及びDZ
夫々としては、発光ダイオードが用いられる。
斯かる本考案に係るデイスクプレーヤの一例に
対して、そのカートリツジ挿入部13からプレー
ヤ匣体11内に挿入されて用いられるデイスクカ
ートリツジは、例えば、第3図に示される如くの
ものとされる。
第3図に示されるデイスクカートリツジ20
は、矩形の天板部21aを有する匣体21を備
え、この匣体21の内部には、後述する如くにし
て、複数のデイスクが重畳状態とされて収納され
る。匣体21の一側面部には開口部23が設けら
れており、さらに、この開口部23を開閉するた
めの可動蓋体25が配されている。可動蓋体25
は、その両端部が匣体21の開口部23の両側に
位置する対向側壁部の夫々に回動可能に取り付け
られたものとされている。そして、匣体21内に
は、第3図においては1個が匣体21外に取り出
されて示される複数の、例えば、5個のデイスク
トレイT1,T2,T3,T4及びT5が、開口部23を
通じて挿入され、上下方向に重畳されて収納され
る。
デイスクトレイT1〜T5の夫々には、第3図に
おいてデイスクトレイT1について示される如く、
デイスクDがその周縁端面部の一部分において位
置規制されて載置される。このため、デイスクト
レイT1〜T5の夫々は、デイスクDが載置される
面を有し、それに載置されたデイスクDの周縁端
面部の一部に当接する一対の係止部31が一端縁
部に設けられたデイスク支持板33と、このデイ
スク支持板33の両側部の夫々において回動可能
に支持され、デイスクDの外周縁部における相対
向する2個所に係合して、デイスク支持板33上
に置かれたデイスクを挾持するデイスク保持部材
35a及び35bとを備えて構成される。
デイスク支持板33の一対の係止部31が設け
られた端縁部の両側端部には、デイスクトレイ
T1〜T5の夫々がデイスクプレーヤ内で匣体21
の開口部23を通じて匣体21外へ引き出される
際に、デイスクプレーヤが備えるデイスク引出・
挿入機構の一部に係合する切欠部37a及び37
bが形成されている。また、デイスク保持部材3
5a及び35bは、夫々の一端部が、デイスク支
持板33に形成された切欠部37a及び37bの
一部に設けられた突起部37′a及び37′bに当
接して回動規制されるようになされており、ま
た、夫々の他端部には、鉤状に形成された係合部
39a及び39bが設けられている。係合部39
a及び39bは、デイスクトレイT1〜T5の夫々
が匣体21内に収納された状態とされるとき、匣
体21内に設けられたトレイ係止部材に係合し、
それによつて、デイスクトレイT1〜T5の夫々の
匣体21内での保持がなされる。さらに、デイス
ク支持板33の一方の側縁部とデイスク保持部材
35aの外側縁部とに摺動係合部41aが形成さ
れるとともに、デイスク支持板33の他方の側縁
部とデイスク保持部材35bの外側縁部とに摺動
係合部41bが形成されている。そして、これら
デイスク支持板33及びデイスク保持部材35a
及び35bは、夫々、例えば、合成樹脂材で形成
される。
匣体21の開口部23の両側に位置する対向側
壁部の夫々の内面側には、天板部21aに平行に
伸びる複数のデイスクトレイ案内溝が形成されて
おり、それらのうちの相対向する組の夫々によ
り、デイスクトレイT1〜T5の夫々がその摺動係
合部41a及び41bをデイスクトレイ案内溝に
夫々係合させた状態で支持され、複数のデイスク
トレイT1〜T5が匣体21内に重畳されて収納さ
れた状態がとられる。
G−2 内部構成(第4図) 斯かるデイスクカートリツジ20がカートリツ
ジ挿入部13から挿入される第1図に示されるデ
イスクプレーヤのプレーヤ匣体11の内部には、
第4図に示される如く、前面パネル部12に近接
した位置にカートリツジ設定部41が設置されて
いて、前面パネル部12に設けられたカートリツ
ジ挿入部13から挿入されたデイスクカートリツ
ジ20がこのカートリツジ設定部41に装着され
る。デイスクカートリツジ20がこのカートリツ
ジ設定部41に適正に装着されたときには、デイ
スクカートリツジ20の匣体21に取り付けられ
た可動蓋体25が、開口部23を開状態とする位
置をとるものとされる。
また、プレーヤ匣体11の内部には、デイスク
引出・挿入機構43及びこのデイスク引出・挿入
機構43をカートリツジ設定部41に対して昇降
させる駆動機構45が配されている。
デイスク引出・挿入機構43は、デイスクカー
トリツジ20の匣体21内に収納されるデイスク
トレイT1〜T5の夫々に設けられた切欠部37a
及び37bに係合するトレイ係合部47を有して
おり、駆動機構45に係合部49及び51をもつ
て移動可能に係合して、駆動機構45に沿つて、
カートリツジ設定部41に対して近接及び離隔す
べく移動する。このデイスク引出・挿入機構43
の移動は、デイスク引出・挿入機構43に取り付
けられた、駆動機構45に設けられたラツク53
に係合するピニオン55が、同じくデイスク引
出・挿入機構43に取り付けられたモータ57に
よつて回転せしめられるギア59により駆動され
ることにより行われる。
そして、デイスク引出・挿入機構43は、カー
トリツジ設定部41に近接して、そのトレイ係合
部47を、カートリツジ設定部41に装着された
デイスクカートリツジ20の匣体21内に収納さ
れたデイスクトレイT1〜T5のうちの選択された
ものが有する切欠部37a及び37bに係合させ
た後、カートリツジ設定部41から離隔すべく移
動して、デイスクトレイT1〜T5のうちの選択さ
れたものをカートリツジ20の匣体21から引き
出す。第3図には、このようにして、デイスク引
出・挿入機構43が、カートリツジ設定部41に
装着されたデイスクカートリツジ20の匣体21
から、その天板部21a側から2番目に位置する
ものとされたデイスクトレイT2を引き出した状
態が示されている。引き出されたデイスクトレイ
T2は、その側縁部が駆動機構45に設けられた
支持溝部61に係合せしめられて支持される。
上述の如くにデイスク引出・挿入機構43が移
動可能に取り付けられる駆動機構45は、軸受部
63a及び63bによつて両端部が支持された回
動軸65に固着された2個のピニオン67a及び
67bを備えており、これらピニオン67a及び
67bは、プレーヤ匣体11内に固定されたラツ
ク69a及び69bに夫々噛合するものとされて
いる。また、回動軸65には、駆動ギア71も固
着されており、この駆動ギア71は、駆動機構4
5に取り付けられたモータ73によつて回転せし
められるギア75により駆動される。さらに、駆
動機構45は、筒状案内部材77を介して、プレ
ーヤ匣体11内に固定された案内軸79に係合し
ている。
このように構成されたもとで、モータ73が作
動せしめられると、ギア75を介して駆動ギア7
1が駆動されて、回動軸65がピニオン67a及
び67bと共に回転せしめられる。それにより、
駆動機構45の全体が、デイスク引出・挿入機構
43を伴つて、案内軸79による案内を受けたも
とでラツク69a及び69bに沿つて移動し、カ
ートリツジ設定部41に対して昇降する。従つ
て、駆動機構45は、それに取り付けられて、カ
ートリツジ設定部41に対して近接あるいは離隔
する方向に移動可能とされたデイスク引出・挿入
機構43を、カートリツジ設定部41に対して昇
降させ、カートリツジ設定部41に装着されたデ
イスクカートリツジ20の匣体21内におけるデ
イスクトレイT1〜T5の重畳方向に移動させるこ
とになる。
駆動機構45には、プレーヤ匣体11内に設置
されたデイスク装着部81の上方となる位置に配
されるデイスククランプ部材83が、支持腕部材
85を介して取り付けられている。そして、第4
図におけるデイスクトレイT2の如くにデイスク
引出・挿入機構43により引き出されたデイスク
トレイT1〜T5の夫々に載置されたデイスクDが、
駆動機構45の下降に伴つて下降せしめられてデ
イスク装着部81に装着され、デイスククランプ
部材83によりデイスク装着部81に対してクラ
ンプされていて、情報の再生あるいは記録に供さ
れる。
さらに、駆動機構45のカートリツジ設定部4
1側とは反対側の端部には、例えば、発光ダイオ
ードとされる発光素子87が固着されており、ま
た、この発光素子87に対向して、受光部89が
プレーヤ匣体11の内面側に取り付けられて配さ
れていて、これら発光素子87及び受光部89に
よつて、デイスク引出・挿入機構43に関連する
位置検出部が形成されている。受光部89には、
カートリツジ設定部41に装着されるデイスクカ
ートリツジ20に収納されるデイスクトレイT1
〜T5の数に対応した5個の受光素子P1,P2,P3
P4及びP5が縦1列を成して配されており、さら
に、その下方に他の1個の受光素子PZが配され
ている。
5個の受光素子P1〜P5の夫々の位置は、デイ
スク引出・挿入機構43が、カートリツジ設定部
41に装着されたデイスクカートリツジ20の匣
体21に収納されたデイスクトレイT1〜T5
夫々の引出しあるいは挿入を行い得る位置をとる
ときにおいて、発光素子87が対接するものとな
るように設定されている。即ち、デイスク引出・
挿入機構43が、カートリツジ設定部41に装着
されたデイスクカートリツジ20の匣体21内に
おける天板部21a側から1番目のデイスクトレ
イT1の引出しあるいは挿入を行い得る位置をと
るときにおいて、発光素子87が受光素子P1
対接し、2番目のデイスクトレイT2の引出しあ
るいは挿入を行い得る位置をとるときにおいて、
発光素子87が受光素子P2に対接するものとさ
れ、残りの受光素子P3〜P5の夫々についても同
様である。また、受光素子PZの位置は、デイス
ク引出・挿入機構43が、カートリツジ設定部4
1に装着されたデイスクカートリツジ20の匣体
21から引き出されたデイスクトレイT1〜T5
うちのいずれかに載置されたデイスクDを、デイ
スク装着部81に装着せしめる位置をとるときに
おいて、発光素子87が対接するものとなるよう
に設定されている。
これら受光素子P1〜P5及びPZの夫々は、発光
素子87が対接せしめられるとき、発光素子87
からの光を受けて検出出力を発生する。即ち、受
光素子P1〜P5からは、デイスク引出・挿入機構
43についての、カートリツジ設定部41に装着
されたデイスクカートリツジ20の匣体21内に
おけるデイスクトレイT1〜T5の夫々の引出しあ
るいは挿入を行い得る位置に応じた検出出力が得
られ、また、受光素子PZからは、デイスク引
出・挿入機構43についての、カートリツジ設定
部41に装着されたデイスクカートリツジ20の
匣体21から引き出されたデイスクトレイT1
T5のうちのいずれかに載置されたデイスクDを、
デイスク装着部81に装着せしめる位置に応じた
検出出力が得られる。
そして、これらの検出出力が、受光部89から
位置検出出力信号Qとしてシステム・コントロー
ラ91に供給され、システム・コントローラ91
はモータ73に対する位置検出出力信号Qに基づ
く制御を行い、デイスク引出・挿入機構43の、
カートリツジ設定部41に装着されたデイスクカ
ートリツジ20の匣体21内におけるデイスクト
レイT1〜T5の重畳方向における位置を制御する。
さらに、受光部89からの位置検出出力信号Q
は、前面パネル部12に設けられた動作位置表示
部17にも供給され、受光素子P1〜P5及びPZ
夫々からの検出出力により、動作位置表示部17
における表示素子D1〜D5及びDZが対応関係をも
つて作動せしめられるようにされる。
従つて、デイスク引出・挿入機構43が、駆動
機構45により、カートリツジ設定部41に装着
されたデイスクカートリツジ20の匣体21内に
おけるデイスクトレイT1〜T5の重畳方向に移動
せしめられるときには、動作位置表示部17に、
デイスク引出・挿入機構43の移動に伴つて、そ
れがカートリツジ設定部41に装着されたデイス
クカートリツジ20の匣体21内におけるデイス
クトレイT1〜T5の夫々の引出しあるいは挿入を
行い得る位置、あるいは、カートリツジ設定部4
1に装着されたデイスクカートリツジ20の匣体
21から引き出されたデイスクトレイT1〜T5
うちのいずれかに載置されたデイスクDをデイス
ク装着部81に装着せしめる位置が逐次表示さ
れ、デイスク引出・挿入機構43の移動方向も表
示されることになる。
なお、受光素子P1〜P5及びPZの夫々としては、
例えば、フオトダイオードが用いられる。
G−3 動作位置表示部を含む回路構成及び動作
(第5図) 上述の如くの受光部89における受光素子P1
〜P5及びPZと動作位置表示部17における表示
素子D1〜D5及びDZとの接続関係は、例えば、第
5図に示される如くのものとされる。
第5図の構成においては、受光素子P1〜P5
びPZがフオトダイオードG1,G2,G3,G4,G5
びGZで形成され、表示素子D1〜D5及びDZが発光
ダイオードI1,I2,I3,I4,I5及びIZで形成されて
いる。受光部89におけるフオトダイオードG1
〜G5及びGZは、夫々の一端が抵抗R1,R2,R3
R4,R5及びRZを介して電源ライン+Bに接続さ
れ、また、夫々の他端が接地されるものとされ
る。一方、動作位置表示部17における発光ダイ
オードI1〜I5及びIZは、夫々の一端が所定の抵抗
及びPNPトランジスタS1,S2,S3,S4,S5及び
SZを介して電源ライン+Bに接続され、また、
夫々の他端が接地されるものとされる。そして、
フオトダイオードG1〜G5及びGZと抵抗R1〜R5
びRZとの間の接続点C1,C2,C3,C4,C5及びCZ
が、所定の抵抗を介してPNPトランジスタS1
S5及びSZのベースに夫々接続され、さらに、シス
テム・コントローラ91に接続されている。
斯かる構成のもとで、受光部89におけるフオ
トダイオードG1〜G5及びGZのいずれもが発光素
子87からの光を受けない状態においては、フオ
トダイオードG1〜G5及びGZの夫々がオフ状態に
あり、接続点C1〜C5及びCZの夫々には、電源ラ
イン+Bの電圧Vが得られる。このため、PNP
トランジスタS1〜S5及びSZのいずれもがオフ状態
とされ、動作位置表示部17における発光ダイオ
ードI1〜I5及びIZのいずれにも電流が供給されず、
発光ダイオードI1〜I5及びIZは非動作状態におか
れて、表示は行われない。
これに対して、フオトダイオードG1〜G5及び
GZのいずれか、例えば、フオトダイオードG1
発光素子87からの光を受けるときには、フオト
ダイオードG1がオン状態とされて接続点C1に接
地電圧が得られる。これにより、PNPトランジ
スタS1がオン状態とされ、発光ダイオードI1
PNPトランジスタS1及び抵抗を通じて電源ライ
ン+Bからの電流が供給されて、発光ダイオード
I1が発光状態とされる。即ち、発光ダイオードI1
による表示が行われる。これと同様にして、フオ
トダイオードG2〜G5及びGZの夫々が発光素子8
7からの光を受けるときには、それに対応して、
発光ダイオードI2〜I5及びIZの夫々が発光状態と
され、それらによる表示が行われる。また、これ
とともに、接続点C1〜C5及びCZのいずれかに得
られる接地電圧がシステム・コントローラ91に
供給されて、システム・コントローラ91による
制御が行われる。
このようにして、フオトダイオードG2〜G5
びGZの夫々が発光素子87からの光を受けるに
応じて、即ち、デイスク引出・挿入機構43が、
カートリツジ設定部41に装着されたデイスクカ
ートリツジ20の匣体21内におけるデイスクト
レイT1〜T5の夫々の引出しあるいは挿入を行い
得る位置、もしくは、カートリツジ設定部41に
装着されたデイスクカートリツジ20の匣体21
から引き出されたデイスクトレイT1〜T5のうち
のいずれかに載置されたデイスクDをデイスク装
着部81に装着せしめる位置をとるに応じて、発
光ダイオードI2〜I5及びIZの夫々が発光状態とさ
れ、動作位置表示部17における表示が行われ
る。そして、斯かる第5図に示される例の場合に
は、発光ダイオードI1〜I5及びIZに対する電流供
給制御を行うスイツチを形成するPNPトランジ
スタS1〜S5及びSZが、接続点C1〜C5及びCZに得
られるフオトダイオードG1〜G5及びGZの出力に
よつて直接的に駆動されるようにされているの
で、回路構成の簡略化が図られる。
H 考案の効果 以上の説明から明らかな如く、本考案に係るデ
イスクプレーヤにおいては、複数のデイスクが重
畳もしくは配列されて収納されるデイスクカート
リツジが装着され、デイスクカートリツジからの
デイスクの引出しあるいはデイスクカートリツジ
へのデイスクの挿入を行うデイスク引出・挿入機
構が、駆動機構により、デイスクカートリツジ内
におけるデイスクの重畳もしくは配列方向に移動
せしめられて、デイスクカートリツジからの選択
されたデイスクの引出しあるいはデイスクカート
リツジ内の選択された位置へのデイスクの挿入に
先立つ、デイスク引出・挿入機構の位置の設定が
行われる際に、外部から観視し得る位置におかれ
た表示手段による表示を介して、デイスク引出・
挿入機構の移動状態を外部から視覚的に認識する
ことができる。その結果、デイスクプレーヤの使
用者にとつて比較的長いブラインド時間を過ごす
ことになる事態が回避され、デイスクプレーヤの
使用者が苛立ちを覚えることがなくされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデイスクプレーヤの一例
の外観を示す斜視図、第2図は第1図に示される
例に設けられる動作位置表示部の拡大図、第3図
は第1図に示される例に用いられるデイスクカー
トリツジを示す斜視図、第4図は第1図に示され
る例の内部を示す概略構成図、第5図は第1図に
示される例における動作位置表示部を作動させる
ための接続関係の一例を示す回路図である。 図中、11はプレーヤ匣体、12は前面パネル
部、17は動作位置表示部、20はデイスクカー
トリツジ、41はカートリツジ設定部、43はデ
イスク引出・挿入機構、45は駆動機構、87は
発光素子、89は受光部、Dはデイスク、T1
T5はデイスクトレイである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のデイスクが重畳もしくは配列されて収納
    されるデイスクカートリツジが装着されるカート
    リツジ設定部と、 該カートリツジ設定部に装着されたデイスクカ
    ートリツジからのデイスクの引出しもしくは上記
    装着されたデイスクカートリツジへのデイスクの
    挿入を行うデイスク引出・挿入機構と、 該デイスク引出・挿入機構を上記カートリツジ
    設定部に装着されたデイスクカートリツジ内にお
    ける複数のデイスクの重畳もしくは配列方向に沿
    つて移動させる駆動機構と、 上記デイスク引出・挿入機構が上記デイスクの
    引出しあるいはデイスクの挿入を行い得る複数の
    位置のいずれかをとる状態とされたことを検出す
    る位置検出手段と、 外部から観視され得る位置に配列配置された複
    数の表示素子を有し、上記位置検出手段からの検
    出出力に応じて上記複数の表示素子を選択的に表
    示動作状態となすことにより、上記デイスク引
    出・挿入機構が上記デイスクの引出しあるいはデ
    イスクの挿入を行い得る複数の位置のいずれかに
    あること、及び、上記デイスク引出・挿入機構の
    移動状態を表示する表示手段と、 を備えて構成されるデイスクプレーヤ。
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JPS6261055U JPS6261055U (ja) 1987-04-15
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JP2763451B2 (ja) * 1992-06-30 1998-06-11 株式会社ピーエフユー 媒体状態表示方式

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JPS59186168A (ja) * 1983-04-06 1984-10-22 Hitachi Ltd デイスクの自動装填機構

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