JP3079410B2 - ディスク演奏装置 - Google Patents

ディスク演奏装置

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JP3079410B2
JP3079410B2 JP06203778A JP20377894A JP3079410B2 JP 3079410 B2 JP3079410 B2 JP 3079410B2 JP 06203778 A JP06203778 A JP 06203778A JP 20377894 A JP20377894 A JP 20377894A JP 3079410 B2 JP3079410 B2 JP 3079410B2
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状情報記録媒
体(以下、ディスクという)を複数枚収納可能なディスク
収納部より1枚のディスクを選択して、そのディスクの
演奏を行うディスク演奏装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク演奏装置としてディスク
収納部に複数枚収納保持されたディスクの中から1枚の
ディスクを選択して取り出して、そのディスクをディス
ク演奏手段に搬送して演奏を行う装置が提案されてい
る。
【0003】この種のディスク演奏装置の一例として、
特開平4−271057号公報に開示された多装填ディスク自
動演奏装置がある。この多装填ディスク自動演奏装置に
おいては、演奏を開始する場合、ディスクが載置してあ
るトレイが複数枚収納されたラックから、所望のディス
クを載置したトレイをトレイ引き出し手段によってラッ
クからディスク搬送手段上に引き出し、ディスクを保持
して空のトレイを再びラックに戻す。保持されたディス
クはディスク搬送手段によってディスク演奏ユニット前
に搬送される。そこまで搬送されると、ディスク演奏ユ
ニット内のトレイがトレイ引き出し手段によってディス
ク搬送手段上に引き出されて、そのトレイ上にディスク
が載置される。そしてディスクが載置されたトレイは、
トレイ引き出し手段によってディスク演奏ユニット内に
戻され、ディスクの演奏が開始される。また、ディスク
の演奏が終了した場合は、演奏開始時と逆の動作により
ラック内のトレイに返却されるように動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような構成のディスク演奏装置では、ディスク搬送手段
とディスク演奏ユニットが別体なので、それぞれの専用
スペースが必要となるため装置が大型化してしまう。ま
た、両者が別体であると、演奏開始指令入力後にディス
ク搬送手段が所望のディスクをディスク演奏ユニットま
で搬送してからディスクの演奏が開始されるので、演奏
が開始されるまでの行程が多くなり、演奏開始指令入力
から演奏開始までの時間が長くなる。またラック内に収
納されたディスク以外のディスクを演奏するためには、
そのディスクとラック内に収納された何れかのトレイに
載置されるディスクとを使用者自身の手で交換しなけれ
ばならないので、即座に演奏を行うことができない。さ
らにラックの収納ピッチが狭く、ディスクの収納枚数が
多いうえにディスクの搬入/搬出が手動で行われるた
め、ディスクの搬入/搬出作業が困難であるという課題
がある。
【0005】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ものであり、装置の小型化を図り、また演奏開始指令が
入力されてから演奏が開始されるまでの時間を短縮し、
更に装置外の新たなディスクを即座に演奏可能で、装置
へのディスクの搬入/搬出作業を自動で行うディスク演
奏装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、ディスクが載置される載置部を有するト
レイと、そのトレイを複数収納可能なディスク収納部
と、トレイがディスク収納部内に収納保持される第1の
位置およびトレイに載置されたディスクの演奏が可能な
第2の位置の間でトレイを移動させるトレイ移送手段
と、ターンテーブル上部にディスクを保持するためのク
ランパと、ターンテーブルおよび光ピックアップを含み
トレイ上のディスクをターンテーブル上に載置すると共
にクランパおよびターンテーブル間に保持して演奏する
ためにクランパに対し略鉛直方向に移動可能なディスク
演奏手段と、ディスク収納部に収納されたトレイに略平
行な装置内の第1の位置および装置外に突出した第3の
位置の間で移動可能であって、トレイと同様の載置部を
有するインナトレイを着脱可能に支持するローディング
トレイと、ディスク演奏手段とトレイ移送手段を搭載し
ディスクをターンテーブルとクランパ間に保持した状態
でディスク収納部に略水平な任意の位置にディスクを搬
送するディスク搬送手段とから成り、トレイおよびイン
ナトレイはディスクの載置部中心にターンテーブルの径
よりも大径なる切り欠きを有し、切り欠きはディスクの
演奏が可能な第2の位置への移動方向に開放してあり、
トレイ移送手段は第2の位置に移動しトレイに載置され
たディスクをディスク演奏手段のターンテーブルとクラ
ンパ間に保持した後、第2の位置にある空のトレイをデ
ィスク収納部内の第1の位置に移動させ、かつ第1の位
置にあるトレイおよびインナトレイの両方を非同時に移
動可能であり、ローディングトレイを第1の位置かつデ
ィスク収納部の下部に配置し、トレイおよびインナトレ
イをトレイ移送手段により移動可能な位置にディスク演
奏手段を移動することを特徴とする。
【0007】また、ローディングトレイの略鉛直方向位
置をディスク収納部に収納されたトレイの収納ピッチの
整数倍とした位置となることを特徴とする。
【0008】また、ディスク演奏手段の略鉛直方向移動
時のホーム位置を検知するスイッチを有し、スイッチを
ローディングトレイとディスク収納部間に配置すると共
に、インナトレイに対応した位置とすることを特徴とす
る。
【0009】また、ディスク演奏手段の略鉛直方向移動
を案内するガイド軸と、前記ディスク搬送手段の一端に
取り付け前記ガイド軸の円形状全周と嵌合し略鉛直方向
の移動を案内する主ガイド部材と、ディスク搬送手段の
他端に取り付け前記ガイド軸の円形状の一部と嵌合し略
鉛直方向の移動を案内する従ガイド部材と、ディスク演
奏手段の略鉛直方向位置を検知するためのセンサと、デ
ィスク収納部の複数のトレイにそれぞれ対応した検知部
を設けた検知部材とを有し、主ガイド部材とセンサと検
知部材を同一側に配置したことを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】また、ディスク搬送手段にクランパと、そ
のクランパを保持するクランパ支持板と、主ガイド部材
と、従ガイド部材とを有し、クランパ支持板を主ガイド
部材と従ガイド部材の同一高さ面で固定し、前記主ガイ
ド部材と前記従ガイド部材を連結させたことを特徴とす
るように構成したものである。
【0015】また、ディスク搬送手段は、それぞれがタ
イミングベルトと連結した主ガイド部材と従ガイド部材
の略位置決めを行うための略位置決め部により、略位置
決めした状態で主ガイド部材と従ガイド部材を移動させ
てディスク搬送手段に取り付けることを特徴とする。
【0016】
【0017】
【作用】前記構成によれば、トレイを複数収納可能なデ
ィスク収納部と、ディスクが載置される載置部とその中
心にターンテーブルの径よりも大径なる切り欠きを有す
るトレイ,インナトレイと、トレイがディスク収納部内
に収納保持される第1の位置およびトレイに載置された
ディスクの演奏が可能な第2の位置の間でトレイを移動
可能で、また第2の位置に移動されトレイに載置された
ディスクをディスク演奏手段が移動しターンテーブルと
クランパ間によって保持した後、第2の位置にある空の
トレイをディスク収納部内の第1の位置に移動させ、か
つディスク収納部に収納されたトレイに略平行な装置内
の第1の位置にあるインナトレイおよびディスク収納部
内に収納保持されたトレイの両方を非同時に移動可能な
トレイ移送手段と、第1の位置および装置外に突出した
第3の位置の間で移動可能でインナトレイを着脱可能に
支持するローディングトレイと、ディスク演奏手段とト
レイ移送手段を搭載しディスクをターンテーブルとクラ
ンパ間に保持した状態でディスク収納部に略水平な任意
の位置にディスクを搬送するディスク搬送手段とにより
ディスクをすぐに演奏でき、ディスク収納部に自動で搬
入,搬出ができる。
【0018】また、ローディングトレイの略鉛直方向位
置を、ディスク収納部のトレイ収納ピッチの整数倍とし
た位置とし、ディスク演奏手段の簡単な移動制御ができ
る。
【0019】また、ディスク演奏手段の略鉛直方向移動
時のホーム位置を検知するスイッチを、ローディングト
レイとディスク収納部間に配置し、ローディングトレイ
はディスク収納部の下部に配置されているので、ローデ
ィングトレイのインナトレイに載置されたディスクを演
奏する場合、ディスク演奏手段の高さ分の空間を最小に
でき、新たにホーム位置を検知する空間を設ける必要が
なくなる。
【0020】また、ディスク搬送手段の両端で略鉛直方
向移動を案内するガイド軸と嵌合する主ガイド部材,従
ガイド部材と、略鉛直方向位置を検知するためのセンサ
と、ディスク収納部の複数のトレイにそれぞれ対応した
検知部を設けた検知部材とを、主ガイド部材と同一側に
センサと検知部材を配置したことで、トレイの収納ピッ
チを小さくしてもディスク演奏手段を精度良く短時間で
駆動制御することができる。
【0021】また、ディスク搬送手段にはクランパを保
持するクランパ支持板が、主ガイド部材と従ガイド部材
を利用して連結する形で取り付けられ部品数を削減して
いる。
【0022】また、ディスク搬送手段は、主ガイド部材
と従ガイド部材の略位置決めを行うための略位置決め部
を有しているため、略位置決めした状態で主ガイド部材
と従ガイド部材を移動させてディスク演奏手段に取り付
けることができる。
【0023】
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0025】図1は本発明の実施例におけるディスク演
奏装置の内部レイアウトを示す模式図、図2は本実施例
のディスク演奏装置の要部を示す側面図、図3は同ディ
スク演奏装置におけるディスク搬送状態を示す要部の側
面図、図4は同ディスク演奏装置の要部の正面図(一部
断面)、図5は図2におけるC−C線断面の矢視図、図
6は図5におけるインナトレイ引き出し状態を示す平面
図、図7は図2におけるD−D線断面の矢視図、図8は
図7におけるトレイ引き出し状態を示す平面図である。
【0026】図1,図2,図3に示すローディングトレ
イ2は、ディスク1を装置内に搬入、または装置外にデ
ィスク1を搬出(図2において、2点鎖線で表示)するも
のである。図2,図3,図4に示すようにローディング
トレイ2の内部は空洞で、その内部にはディスク1を載
置するインナトレイ4が矢印F方向に引き出し可能に保
持されている。また、ローディングモータ3はローディ
ングトレイ2を装置内外の間において移動させるための
駆動源で、その駆動力はギヤ15,ギヤ16,ギヤ17を介し
てローディングトレイ2のラックギヤ部2Aに伝達され
る。また、ユニット搬送駆動部(搬送駆動部)309はその
動力を連結ギヤ310(後述する図13参照)により伝達して
ディスク演奏ユニット202を移動する。ディスク演奏ユ
ニット202の最下段の位置を検出するスイッチ308が取り
付けてある。
【0027】図4に示すディスク収納部(以下、ストッ
カという)100は装置内にディスク1を50枚収納可能であ
り、個々にディスク1を収納するトレイ104と、そのト
レイ104を50枚挿抜自在に収納する向かい合った棚状の
部材102,103と、トレイ104をストッカ100内に保持する
ための図7に示すトレイストッパ105から構成される。
また、図5,図7に示すようにインナトレイ4,トレイ
104の一部には、切り欠き形状をしたインナトレイフッ
ク係合部9,フック係合部109を有する。
【0028】図5,図7において、ディスク1を載置す
るインナトレイ4とトレイ104は、ディスク1を1枚載
置するために略中央にほぼ円形の凹部(以下、ディスク
載置面という)6,106を有し、略四角形の平面形状をし
た薄板状の樹脂製部材により形成される(後述する図16
参照)。そのディスク載置面6,106の中心にはターンテ
ーブル204の径(後述する図11参照)よりも大径なる円形
の切り欠き7,107が形成され、その切り欠き7,107は
矢印F方向に開放されている。
【0029】また、トレイストッパ105は鈎形で、棚状
の部材103の回転軸108に回転自在に固定されている。1
個のトレイストッパ105で5枚のトレイ104をまとめて保
持している。50枚のトレイ104を保持するため、合計10
個のトレイストッパ105が設置されている。このトレイ
ストッパ105と同様に、ローディングトレイ2にもイン
ナトレイ4を保持するインナトレイストッパ5が設けら
れており、このインナトレイストッパ5も鈎形で、ロー
ディングトレイ2の回転軸8に回転自在に固定されてい
る。
【0030】次に、図9はディスク搬送/演奏ユニット
の外観を示す平面図、図10はディスク搬送/演奏ユニッ
トの外観を示す側面図、図11はディスク演奏ユニットを
示す平面図(a),ディスク演奏ユニットのターンテーブ
ルとクランパ付近を示す断面図(b)、図12はユニットシ
ャーシ単体の正面図(a),平面図(b),底面図(c),左側
面図(d),右側面図(e)、図13はディスク搬送/演奏ユニ
ットを昇降移動させる駆動部を抜き出して示す模式図
(a),駆動部を拡大した模式図(b)である。
【0031】図9,図10に示すディスク搬送/演奏ユニ
ット(ディスク搬送手段)200は、ストッカ100の後方に配
置されて上下に移動し、ローディングトレイ2上にある
ディスク1,ストッカ100に収納されているディスク1
を演奏または搬入,搬出のためにアクセスする。そのデ
ィスク搬送/演奏ユニット200はユニットシャーシ201の
略中央にディスク演奏ユニット(ディスク演奏手段)202
を搭載している。
【0032】ユニットシャーシ201には、ユニットシャ
ーシ201を矢印AおよびB方向に移動可能に支持する従
スライドガイド(従ガイド部材)206,主スライドガイド
(主ガイド部材)207、略鉛直方向位置を検知するセンサ3
06とストッカ100の複数のトレイ104にそれぞれ対応した
検知部307aを有する検知部材307が主スライドガイド207
と同一側に設けられている(後述する図30参照)。従スラ
イドガイド206,主スライドガイド207には、ユニットシ
ャーシ201に取り付けた状態で同一の高さとなる同一高
さ面206a,207aをそれぞれ有し、この面を合わせる形で
タイミングベルト222,223(図13参照)に接続される。そ
の従スライドガイド206,主スライドガイド207は摺動性
の良いポリアセタール樹脂からなり、図1に示すガイド
軸208,209にそれぞれ移動自在に嵌合している。
【0033】図11に示すようにディスク演奏ユニット20
2は、ディスク1の半径方向に移動しつつディスク1の
信号を読み出す光ピックアップ203と、ディスク1を保
持し回転させるターンテーブル204と、ターンテーブル2
04の駆動源であるスピンドルモータ205等から成る。ま
た、ユニットシャーシ201上には、ディスク1をターン
テーブル204上に保持するクランパ210が、ターンテーブ
ル204の上方に間隔を有してクランパ支持板211に回転自
在に保持され、従スライドガイド206,主スライドガイ
ド207を介し固定されている。クランパ210とターンテー
ブル204間にディスク1を保持するため、ディスク演奏
ユニット202をクランパ210に対して略鉛直方向に移動す
る機構(以下、ディスク保持手段という)を有している。
【0034】図12に示すようにユニットシャーシ201は
樹脂成形品であり、ユニットシャーシ201には従スライ
ドガイド206,主スライドガイド207を取り付ける際の略
位置決め部201aが設けられて、中央にディスク演奏ユニ
ット202を設置する開口289を有する。
【0035】また、図2,図3,図7,図8に示すユニ
ット搬送駆動部309は、昇降モータ212,プーリ213,タ
イミングベルト214,プーリ215,ウォームギヤ216,伝
動軸217から成っている。
【0036】図13に示すユニット搬送駆動部309の昇降
モータ212はディスク搬送/演奏ユニット200を矢印Aお
よびB方向に移動させるための駆動源で、その駆動力は
プーリ213からタイミングベルト214によってプーリ215
に伝達される。そしてプーリ215とウォームギヤ216は伝
達軸217のそれぞれの端部に圧入により固定されている
ので、駆動力はウォームギヤ216に螺合する連結ギヤ310
の一部であるギヤ218に伝達される。連結ギヤ310は、ギ
ヤ218,290を接続する同期軸220とから成り、ギヤ218に
はプーリ噛合部218aと搬送駆動噛合部218bが一体成形さ
れ、ギヤ290にはプーリ噛合部290aが形成されている。
シャーシR228に軸支されたギヤ218とシャーシL229に
軸支されたギヤ290は同期軸220により繋がれ、それぞれ
シャーシR228およびシャーシL229に軸支されたプーリ
ギヤ(第1ないし第2のプーリ)219,221のギヤ部219a,
221aと、プーリ部(ベルト支持部)219b,221bが一体成形
され、それぞれギヤ218,290のプーリ噛合部218a,290a
と噛合する。プーリギヤ219,221はタイミングベルト22
2,223によってプーリ(第3ないし第4のプーリ)224,2
25と繋がれている。タイミングベルト222,223には、デ
ィスク搬送/演奏ユニット200上に固定されている従ス
ライドガイド206,主スライドガイド207が固定されてい
る。
【0037】プーリ224,225は図13に示すように、それ
ぞれブラケット226,227の一端に回転自在に支持されて
おり、そのブラケット226,227はシャーシR228,シャ
ーシL229に植立された軸230,231に回転自在に支持さ
れている。またタイミングベルト222,223に張力を加え
るために、ブラケット226,227の他端にばね232,233が
取り付けられており、そのばね232,233の他端はシャー
シR228,シャーシL229に取り付けられている。
【0038】また、ディスク搬送/演奏ユニット200
の、最下段のローディングトレイ2内のインナトレイ4
がディスク演奏ユニット202上に引き出し可能な位置(以
下、ホーム位置という)を検知するスイッチ308は、ロー
ディングトレイ2とストッカ100の間に配置されている
(図2,図3参照)。
【0039】次に、図14はフックとトレイのフック係合
部の係合と離間の動きを示す平面図(a),フック付近を
側方から見た側面図(b)、図15はフック支持スライダ付
近を正面から見た分解図(a),側面から見た分解図(b)で
ある。
【0040】図14に示すように、トレイ104はその一部
に切り欠き形状をしたフック係合部109を有する(図7参
照)。このフック係合部109に係合する鈎形状のフック23
4を、フック回転支持軸271を介して回転可能に支持する
摺動性の良いポリアセタール樹脂からなるフック支持ス
ライダ235に有する。また、フック234はガイド軸236に
沿って矢印E方向へ移動するとき突起248に接触する。
フック234が突起248に接触しつつ矢印E方向へ移動する
ことで、フック234はフック支持スライダ235上で矢印G
のように回転する。フック234が矢印F方向へ移動する
と、フック234は図面上で矢印Gと逆方向に回転するよ
うに、フック支持スライダ235上でばね272により付勢さ
れている。
【0041】図15に示すように、フック支持スライダ23
5には、フック回転支持軸271の他に、ガイド軸236に嵌
合する3mmの穴とユニットシャーシ201のガイド溝237に
嵌入するスライダ端部238と、タイミングベルト239を保
持するクランプ部240が形成されている。
【0042】フック支持スライダ235を矢印EおよびF
方向へ直線移動可能に案内する外径3mmのガイド軸23
6、フック支持スライダ235のガイド軸236回りの回転を
規制するためユニットシャーシ201に設けたガイド溝23
7、駆動のためフック支持スライダ235に接続したタイミ
ングベルト239、タイミングベルト239を移動自在に支持
する第1プーリ241(歯数16枚)、第1プーリ241を回転自
在に支持する略鉛直方向にユニットシャーシ201に設置
した軸242、タイミングベルト239を移動自在に支持する
第2プーリ243(歯数13枚)、第2プーリ243を回転自在に
支持する略鉛直方向にシャーシ201に設置した軸244、第
1プーリ241と同軸一体に形成し駆動手段(後述する図21
参照)に接続されるギヤ245(歯数16枚)、第2プーリ243
を支持する軸244には、プーリ支持部の上方に軸方向と
直行してガイド軸支持孔246(図10参照)が設けられ、ガ
イド軸236の一端が嵌入している。ガイド軸236の他端
は、ガイド軸支持部材247によって第1プーリ241のほぼ
上の位置で支えられている。
【0043】トレイ104には、フック234を避けるスペー
ス,第2プーリ243を避けるスペースが必要であるが、
フック234がトレイ104から離間した位置を第2のプーリ
243の上方にしたことにより、第2プーリ243を避けるス
ペースである切り欠き276 (図16参照)は、第2プーリ24
3とフック234を共に避けることができる。
【0044】次に、図16はトレイ,トレイストッパ,ト
レイストッパ開閉アームを抜き出し、その位置関係を示
す平面図、図17はトレイ,トレイストッパ,トレイスト
ッパ開閉アームを抜き出し、その位置関係を示す側面
図、図18はトレイストッパ開閉アームがトレイストッパ
を開いた状態を示す平面図、図19はトレイストッパ開閉
アームがトレイストッパを開いた状態を示す側面図、図
20はトレイストッパ開閉アームとトレイとの関係を示す
側面図(a),図18の矢印Pから見た矢視図(b)である。
【0045】図16,図17に示すようにトレイストッパ開
閉アーム249は、縦に長い形状でその中央に軸280を有
し、ユニットシャーシ201のアーム支持孔273(図12参照)
に回転可能に支持されており、一端はトレイストッパ10
5の開閉時にトレイストッパ105に接触する突起281(図
9,図10参照)、他端は溝カム251に嵌合するカムフォロ
ワ282である円筒形状の突起を有する。
【0046】駆動手段(後述する図21参照)のギヤA250
の平面部に溝カム251を設け、トレイスットパ開閉アー
ム249のカムフォロワ282が嵌合する。ギヤA250の回転
に応じてその溝カム251に従い、トレイストッパ開閉ア
ーム249は軸280を中心に回動し、その先端の突起281が
トレイストッパ105に接して、トレイストッパ105を開閉
する。図18,図19にトレイストッパ105を開いた状態を
示す。開閉のタイミングは、ギヤA250の回転角に応じ
て設定されており、フック234によるトレイ104の移動開
始前にトレイストッパ105を開放する。トレイ104を収納
するときは、逆の動作となり、ギヤA250が逆方向に回
り、トレイ104収納終了後トレイストッパ105は閉じる。
また、トレイストッパ開閉アーム249にはトレイ104の移
動時においてトレイ104の円滑な動作を行うよう案内壁2
87を設けた。
【0047】トレイ104をストッカ100内に保持するトレ
イストッパ105をトレイ104の複数個を同時に保持する構
成とし、トレイ移送手段によってストッカ100内の指示
されたトレイ104をディスク演奏ユニット202の位置まで
移動するに先立ち、そのトレイ104に対応したトレイス
トッパ105を開放し移動可能にする。トレイストッパ開
閉アーム249に、トレイストッパ105を開放したときに移
動するトレイ104の上下にある保持が解除され、移動指
示されていないトレイ104のストッカ100からの出を防止
する垂直壁260を2箇所設ける。
【0048】次に、図21はトレイ移送手段,ディスク保
持手段を駆動する駆動手段を抜き出した平面図(a),左
側面図(b),右側面図(c)、図22はギヤA250のギヤb25
7,ギヤc258,ギヤd259と、ギヤB253,ギヤC254,
ギヤD255と、回転規制円270b,270c,270dとのそれぞ
れの接続関係を示す側面図、図23はギヤB253,ギヤC2
54,ギヤD255と、ギヤb257,ギヤc258,ギヤd259
と、回転規制円270b,270c,270dと、回転規制ストッパ
275b,275c,275dとのそれぞれの接続関係を示す平面
図、図24はギヤD255を経由しない状態でフックを駆動
する駆動力の経路を示す図、図25はギヤD255を経由す
る状態でフックを駆動する駆動力の経路を示す図であ
る。
【0049】図21に示す駆動モータ252は、ウォームギ
ヤ283による減速段を介してギヤA250に接続されてい
る。ギヤA250からはギヤB253,ギヤC254,ギヤD255
により3方向に駆動力が伝達される。ギヤA250の平面
部には前記のように溝カム251が設けられており、トレ
イストッパ開閉アーム249を駆動する。ギヤA250は同軸
に高さを変えて4種のギヤa256,ギヤb257,ギヤc25
8,ギヤd259を有する。
【0050】図22,図23はギヤA250のギヤb257,ギヤ
c258,ギヤd259とギヤB253,ギヤC254,ギヤD255
の接続関係をそれぞれに表す。ギヤa256は駆動モータ2
52からの減速段であるウォームギヤ283に接続されてい
るギヤである。ギヤb257,ギヤc258,ギヤd259は円
周の一部にのみ歯を有する部分ギヤである。ギヤA250
の回転に応じて、そのギヤb257,ギヤc258,ギヤd25
9は、順次ギヤB253,ギヤC254,ギヤD255に噛み合
う。ギヤA250が1回転することで前記の動作が行われ
る。
【0051】また、ギヤB253,ギヤC254,ギヤD255
は、ギヤA250に噛み合うとき以外、不要に回転せぬよ
う円形の回転規制ストッパ275b,275c,275dがそれぞれ
図22,図23のようにギヤごとにギヤと高さを変えて設け
られている。ギヤB253,ギヤC254,ギヤD255の回転
規制ストッパ275b,275c,275dに対応してギヤA250に
は回転規制円270b,270c,270dがそれぞれあり、この回
転規制円270b,270c,270dは、ギヤB253,ギヤC254,
ギヤD255それぞれが回転するときそれぞれの回転規制
ストッパ275b,275c,275dが回転する領域をそれぞれ開
放した形状にしてある。
【0052】次に、図26はディスク演奏ユニットを昇降
する機構で中間シャーシ,スライダL,スライダRを抜
き出し、中間シャーシが下降した状態を示す平面図
(a),左側面図(b),右側面図(c)、図27はディスク演奏
ユニットを昇降する機構で中間シャーシ,スライダL,
スライダR抜き出し、中間シャーシを上昇させた状態を
示す平面図(a),左側面図(b),右側面図(c)、図28はデ
ィスク演奏ユニットがユニットシャーシ内で下降した状
態でクランパとの関係を示す図(トレイは図示していな
い)、図29はディスク演奏ユニットがユニットシャーシ
内で上昇し、ディスクをターンテーブル上に保持した状
態を示す図である。
【0053】図26,図27,図28,図29において、中間シ
ャーシ265はディスク演奏ユニット202をダンパ(図示せ
ず)を介して支持する部材である。ギヤC254はスライダ
L261のラック262と噛み合っており、スライダL261を
移動させ、光ピックアップ203を含むディスク演奏ユニ
ット202を搭載した中間シャーシ265を上昇させる。
【0054】スライダL261、スライダR263は、端部の
凹部284がそれぞれ連結アーム264の両端の突起285と嵌
合しており、その中央を回転可能に軸支された連結アー
ム264を介して同時にそれぞれ逆方向にスライドする。
そのとき連結アーム264は矢印Kのように回動する。ス
ライダL261,スライダR263の側面の傾斜溝266には、
中間シャーシ265の凸ピン267がそれぞれ2箇所と1箇所
嵌合している。中間シャーシ265はスライダL261,スラ
イダR263がスライドすることで、その傾斜溝266の斜面
に沿って上昇する。
【0055】中間シャーシ265に搭載されたディスク演
奏ユニット202上のターンテーブル204がトレイ104のデ
ィスク載置面106より上まで矢印B方向に上昇移動する
と、トレイ104上のディスク1はターンテーブル204上に
載置される。かつターンテーブル204に対向するクラン
パ210がターンテーブル204に磁気的に吸着し、ディスク
をターンテーブル204およびクランパ210の間に保持す
る。
【0056】この後、検出スイッチ268をスライダL261
がレバー269を介して押し、制御部(図示せず)は、駆動
モータ252そしてギヤA250を停止する。この状態でディ
スク演奏ユニット202は、ターンテーブル204をそのスピ
ンドルモータ205により駆動し、ディスク1が回転し、
光ピックアップ203によりディスク1の信号が読み出さ
れる。
【0057】次に、図30は検知部材の検知部とスイッチ
のオン/オフ関係を示す図である。
【0058】図30に示すように、ストッカ100内に収納
されているトレイ104のそれぞれと対応する位置と、デ
ィスク搬送/演奏ユニット200のホーム位置とに対応し
た検知部307aを有する検知部材307とセンサ306を主スラ
イドガイド207と同一側に配する(図7,図8参照)。
【0059】次に、ディスク搬送手段について述べる。
ディスク搬送手段は、ディスク搬送/演奏ユニット200
をガイド軸208,209により矢印AおよびB方向に移動さ
せる機構で、ユニット搬送駆動部309からの駆動力を伝
達する各ギヤ,プーリ等からなる(図1,図2,図3参
照)。
【0060】ディスク1の演奏および搬入出を行うと
き、ディスク搬送/演奏ユニット200は最下段のローデ
ィングトレイ2の位置、つまりローディングトレイ2内
のインナトレイ4がディスク演奏ユニット202上に引き
出し可能なホーム位置から制御部に指示されたディスク
1を載置するトレイ104の位置まで上昇する。このと
き、ディスク搬送/演奏ユニット200のホーム位置検出
のスイッチ308はオンからオフの状態となる(図30参
照)。ディスク搬送/演奏ユニット200が略鉛直方向移動
時の最下段の位置でローディングトレイ2とストッカ10
0の間にホーム位置検出のスイッチ308を配置する。
【0061】そして、ディスク搬送/演奏ユニット200
の主スライドガイド207側に取り付けられたセンサ306に
より検知部材307の検知部307aを検出し、ストッカ100に
収納されたトレイ104のそれぞれに対応した略鉛直方向
の位置を検出する(図7参照)。これにより目的のトレイ
104の位置へ移動する。また、ローディングトレイ2の
取り付け略鉛直方向位置はセンサ306により検出される
検知部307aとの関係からトレイ104の収納ピッチの整数
倍とする。
【0062】また、ユニット搬送駆動部309の駆動力は
連結ギヤ310のギヤ218,290を経て、プーリギヤ219,22
1とプーリ224,225により移動自在に支持されたタイミ
ングベルト222,223を、ディスク搬送/演奏ユニット20
0の一端にと取り付けられた主スライドガイド207と他端
に取り付けられた従スライドガイド206のそれぞれに接
続され、ディスク搬送/演奏ユニット200を矢印Aおよ
びB方向に移動させる(図13参照)。
【0063】このユニット搬送駆動部309の駆動力は、
ウォームギヤ216と連結ギヤ310の搬送駆動噛合部218bに
て伝えられるので、ユニット搬送駆動部309を最後に取
り付けることが可能となる。また、連結ギヤ310はロー
ディングトレイ2の下部の位置に取り付けることにより
装置を小型化できる。
【0064】タイミングベルト222,223を移動自在に支
持するプーリギヤ219,221は、ギヤ部219a,221aとプー
リ部219b,221bとからなり、その歯数を同数とすること
で、トレイ104の収納ピッチを小さくしてもディスク搬
送/演奏ユニット200を精度よく短時間で駆動できる。
また、連結ギヤ310は搬送駆動噛合部218bによりユニッ
ト搬送駆動部309と噛み合い、ギヤ218と同期軸220を経
たギヤ290のプーリ噛合部218a,290aによりプーリギヤ2
19,221のギヤ部219a,221aと噛み合い駆動する。
【0065】また、ディスク保持手段がディスク1を保
持するため、クランパ210を支持するクランパ支持板211
を主スライドガイド207,従スライドガイド206間を連結
する形で取り付ける。これにより新たな取り付け部品を
必要とせず部品数を削減できる。
【0066】次に、ディスク搬送/演奏ユニット200の
ユニットシャーシ201に位置決め部を設け、略位置決め
した状態で従スライドガイド206,主スライドガイド207
を移動させることにより、ディスク搬送/演奏ユニット
200を正確な位置に簡単に取り付けることができる(図12
参照)。
【0067】また、図9に示す従スライドガイド206,
主スライドガイド207には、ユニットシャーシ201に取り
付けた状態で同一の高さとなる同一高さ面206a,207aを
それぞれ有し、ガイド軸208,209(図1参照)にそれぞれ
移動自在に嵌合している。これによりディスク搬送/演
奏ユニット200の略鉛直方向に移動するタイミングベル
ト222,223に取り付ける際にも同一高さ面206a,207aを
合わせて行うことで容易にできる。
【0068】次に、トレイ移送手段の動作について述べ
る。まず、図14を用いてフック234とトレイ104の係合と
離間の動作について説明すると、フック234はガイド軸2
36に沿ってストッカ100方向(矢印E方向)へ移動すると
き、ストッカ100近傍でユニットシャーシ201上の突起24
8に接触する。フック234が突起248に接触しつつ、さら
にストッカ100方向(矢印E方向)へ移動することで、フ
ック234はフック支持スライダ235上で矢印Gのように回
転する。このフック234が回転しつつ、フック支持スラ
イダ235が移動する動作によってトレイ104との係合,離
間が行われる。動作の初期位置は、フック234がストッ
カ100側に最も近い位置(矢印Hで示すフック234の位置)
であり、この位置ではフック234が突起248に接触して回
転し、トレイ104から離間している。この初期位置(図7
参照)においてディスク搬送/演奏ユニット 200は、ス
トッカ100に対してスムースに矢印AおよびB方向(図2
参照)に移動できる。
【0069】初期位置からフック234がディスク搬送/
演奏ユニット200方向(矢印F方向)へ移動すると、フッ
ク234は図面上、時計回り(矢印Gと逆方向)に回転す
る。フック234は、フック支持スライダ235上でばね272
により時計回り方向に付勢されている。回転するにつ
れ、フック234はトレイ104のフック係合部109にその先
端が入り、トレイ104と係合する。係合されたトレイ104
はフック234の移動に従い、ディスク搬送/演奏ユニッ
ト200上まで引き出される。このときフック234は、図14
(a)の矢印Jで示す位置である。
【0070】逆にトレイ104をストッカ100へ戻す際は、
フック234がストッカ100方向へ移動することでフック23
4の先端がトレイ104のフック係合部109の一部を押し、
ストッカ100へトレイ104を戻す。ユニットシャーシ201
の突起248にフック234が接触する位置からは、フック23
4は矢印Gのように回転しつつ移動する。フック234先端
の移動軌跡に沿ってトレイ104を押し切り、フック234は
トレイ104から離間する。また、トレイ104を押し切った
位置がストッカ100にトレイ104が収納される位置であ
る。
【0071】さらに、フック234とトレイ104の係合とそ
の後の移動、トレイ104をストッカ100に戻す動作とその
後の離間を、フック支持スライダ235がガイド軸236に沿
って直線的に移動することだけで滑らかに一連の動作で
行える。また、トレイ104とフック234の係合と離間の動
作、その後の移動の動作は、フック234とフック支持ス
ライダ235の移動方向を切り替えるだけで済み、非常に
単純な機構になる。
【0072】また、トレイ104をストッカ100に戻す際、
突起248にフック234が当接し回転することでフック234
先端の軌跡によってトレイ104はフック234に押し切られ
るので、ストッカ100へのトレイ収納位置は、ほぼ突起2
48の位置によって決まる。突起248はユニットシャーシ2
01(図12参照)と一体でありその位置を決定し易く、正確
なトレイ収納位置にできる。
【0073】次に、トレイ104を移動する手段として
は、図15に示すフック支持スライダ235を移動させるの
に、フック支持スライダ235をタイミングベルト239に固
定し、タイミングベルト239を第1プーリ241,第2プー
リ243で支持し、第1プーリ241を介して駆動手段を接続
し、タイミングベルト239を駆動するようにした。その
上でフック234は、フック支持スライダ235上で回動する
ことによりトレイ104と係合した位置とトレイ104から離
間した位置をとることを可能にした。このとき、フック
234がトレイ104から離間した位置は、フック234が第2
プーリ243の略上方となる位置になるようにした(図7参
照)。
【0074】さて、トレイ104には、フック234を避ける
スペース,第2プーリ243を避けるスペースが必要であ
るが、フック234がトレイ104から離間した位置を第2プ
ーリ243の上方にしたことにより、第2プーリ243を避け
るスペースである切り欠き276(図16,図18参照)は、第
2プーリ243とフック234を共に避けることができる。ま
た、この第1および第2のプーリ241、243の略上部にフ
ック支持スライダ235を直線移動自在に案内するガイド
軸236を設置した。
【0075】また、第1プーリ241を回転自在に支持す
るために略鉛直方向に軸242を設置し、第2プーリ243を
回転自在に支持するために略鉛直方向に軸244を設置
し、第2プーリ243を支持する軸244のプーリ支持部の上
方に軸方向と直交したガイド軸支持孔246を設け、フッ
ク支持スライダ235を直線移動自在に案内するガイド軸2
36をそのガイド軸支持孔246に嵌入して設置した。
【0076】次に、ディスク1を載置するトレイ104を
収納されたストッカ100からディスク演奏ユニット202ま
で移動する駆動手段として、図21に示す駆動モータ252
と、その駆動モータ252により駆動されるギヤA250と、
ギヤA250とトレイ104を移動するトレイ移送手段に接続
し駆動するギヤB253と、ギヤA250とギヤB253の間に
設置したギヤD255(ギヤA250〜ギヤD255〜ギヤB253
〜トレイ移送手段という駆動伝達により、ギヤA250〜
ギヤB253〜トレイ移送手段という駆動伝達とは逆方向
にトレイ移送手段を駆動できる)(図24,図25参照)を有
し、ギヤA250はその外周の一定の角度範囲にのみ設け
たギヤb257,ギヤc258,ギヤd259を有する(図22,図
23参照)。
【0077】また、ギヤB253,ギヤD255以外にディス
ク保持手段を駆動するギヤC254を駆動するようにし
た。さらに、ギヤA250上のギヤb257,ギヤc258,ギ
ヤd259の位置関係は、駆動モータ252によって一方向に
ギヤA250が回転駆動されるとき、ギヤb257によりギヤ
B253を駆動後、ギヤc258によりディスク保持手段を駆
動するギヤC254を駆動し、その後ギヤd259によりギヤ
D255を駆動するよう構成した。これにより、1つの駆
動モータ252によって、トレイ104の引き出しと収納、光
ピックアップ203を搭載したディスク演奏ユニット202の
矢印AおよびB方向への移動によるディスク1のターン
テーブル204上への保持と開放を行うことができる。
【0078】また、ギヤA250の一方向への回転により
トレイ104の引き出し、ディスク1をターンテーブル204
とクランパ210間に保持し、空のトレイ104のストッカ10
0への戻しが一連の動作で行え、それに続いてギヤA250
の逆方向への回転により空のトレイ104の引き出し、ト
レイ104へのディスク1の載置、ストッカ100へのディス
ク1とトレイ104の戻しを一連の動作で行うことが可能
で、ディスク1のストッカ100への搬入,搬出が行え
る。さらにこの駆動手段の動作においては、ストッカ10
0へのディスク戻し動作終了を検出する検出スイッチ27
4、演奏時のトレイ104引き出し後ディスク保持終了を検
出する検出スイッチ268の2個のみを使用して構成でき
る。
【0079】また、ディスク1を載置するトレイ104を
収納するストッカ100内にトレイ104を保持するトレイス
トッパ105を設け、トレイ移送手段によって、ストッカ1
00内の指示されたトレイ104をディスク演奏ユニット202
の位置まで移動するとき、そのトレイ104に対応したト
レイストッパ105を開放し、そのトレイ104を移動可能に
する手段として、ユニットシャーシ201に搭載され、ギ
ヤA250の平面部に設けた溝カム251に駆動され、トレイ
ストッパ105に作用し、トレイ104を開放する方向に移動
させる部材であるトレイストッパ開閉アーム249を設け
た。
【0080】駆動する溝カム251を動作タイミングを決
めるギヤであるギヤA250の平面部に設けることで、動
作タイミングが正確にできトレイ引き出し動作開始直前
にトレイストッパ105の開放をすることができる。同様
にギヤA250の回転による一連の動作でトレイストッパ1
05の開放が行えるので、動作終了の検出スイッチも前記
で述べた検出スイッチ274を使用できる。
【0081】また、トレイストッパ開閉アーム249に、
トレイ104の移動時においてトレイ移動の案内壁287を設
けた(図16,図17,図18,図19,図20参照)。これによ
り、トレイ移動の円滑な動作が可能となる。
【0082】次に、トレイ104をストッカ100内に保持す
るトレイストッパ105を、トレイ104の複数個ごとに同時
に保持するよう構成する。このとき、ストッカ100から
ディスク演奏ユニット202間のトレイ移送手段によっ
て、ストッカ100内の指示されたトレイ104をディスク演
奏ユニット202の位置まで移動するに先立ち、そのトレ
イ104に対応したトレイストッパ105を開放し、移動可能
にするトレイストッパ開閉アーム249に、トレイストッ
パ105を開放したときに移動するトレイ104の上下にある
保持が解除されたトレイ104のストッカ100からの出を防
止する垂直壁260を2箇所設けた。
【0083】これにより、トレイストッパ105をトレイ1
04の個々に設けることなく、複数個に1個とすることが
可能となる。また、トレイストッパ開閉アーム249との
一体化により、トレイストッパ開閉アーム249の動作を
利用してディスク搬送/演奏ユニット200の移動時には
トレイ104より充分に離間し(図16,図17参照)、トレイ1
04の引出しの際、引き出さないトレイ104の先端に近接
できる(図18,図19参照)。
【0084】次に、各駆動動作を順に述べる。ストッカ
100内に収納されたディスクを演奏する場合、ディスク
搬送/演奏ユニット200は、最下段のローディングトレ
イ2の位置から制御部に指示されたディスク1を載置す
るトレイ104の位置までユニット搬送駆動部309に駆動さ
れ上昇する。目的のトレイ104まで検知部材307の検知部
307aをセンサ306により検出し停止する。このとき目的
のディスク1を載置したトレイ104はストッカ100内でト
レイストッパ105に保持されている。このときディスク
搬送/演奏ユニット200では、フック234はトレイ104か
ら離間した位置(図14(a)の矢印Hで示したフック234の
位置)にある。ギヤA250が図16,図21(a)に示す矢印M
方向に回転すると、トレイストッパ開閉アーム249がギ
ヤA250の溝カム251に駆動されて回動し、ストッカ100
のトレイストッパ105を開く(図18,図19参照)。
【0085】トレイストッパ105は複数のトレイ104を保
持しているので複数のトレイ104が開放されるが、トレ
イストッパ開閉アーム249の先端の垂直壁260がこのとき
目的外のトレイ104の先端に位置し、装置動作中の不要
なトレイ104の飛び出しを防止する(図18,図19の状
態)。
【0086】次に、図21,図22,図23に示すギヤA250
のギヤb257がギヤB253と噛み合う。ギヤB253は第1
プーリ241のギヤ245に接続されており、フック支持スラ
イダ235に接続されているタイミングベルト239を駆動
し、トレイ104をストッカ100からターンテーブル204ま
で搬送する(図8の状態)。また、このときのフック234
を駆動する駆動力の経路を図24の太い一点鎖線で示す。
ギヤB253の噛み合いが外れるのと前後して、次にギヤ
A250のギヤc258は、ギヤC254と噛み合い、ディスク
演奏ユニット202を昇降駆動する(図26,図27参照)。主
スライドガイド207,従スライドガイド206間を連結する
形でクランパ支持板211に設けたクランパ210とターンテ
ーブル204間に保持され演奏される(図29参照)。
【0087】演奏終了後は、駆動モータ252が逆転し、
ギヤA250はこれまでと逆である矢印N方向に回転す
る。前記の動作と逆動作でディスク演奏ユニット202が
矢印A方向に降下移動し、ディスク1はターンテーブル
204上からトレイ104上に移る。その後、ギヤC254は、
噛み合いが外れ、ギヤA250のギヤb257がギヤB253に
再度噛み合い、フック234が駆動される。ディスク1を
載置したトレイ104は、ストッカ100まで戻された後、ギ
ヤB253は噛み合いが外れる。それと前後してトレイス
トッパ開閉アーム249はギヤA250の溝カム251により回
動を始め、トレイ104にトレイストッパ105が係合する。
この後、図16に示すように検出スイッチ274をトレイス
トッパ開閉アーム249が押すことにより動作させ、制御
部(図示しない)は駆動モータ252そしてギヤA250を停止
する。
【0088】また、ローディングトレイ2上のディスク
1を演奏する場合も同様であり、ディスク搬送/演奏ユ
ニット200がホーム位置まで下降し、スイッチ308をオン
にする。ローディングトレイ2内のディスク1を載置し
ているインナトレイ4を前記のようにディスク演奏ユニ
ット202上まで引き出して演奏する。このとき、トレイ
ストッパ開閉アーム249により、ローディングトレイ2
のインナトレイストッパ5を開閉する。
【0089】次に、ローディングトレイ2からディスク
1をストッカ100に搬入する動作を述べる。前記の演奏
動作とインナトレイ4に載置されたディスク1をターン
テーブル204に保持するまでは同様である。その後、ギ
ヤA250はさらに矢印M方向に回転を続け、ギヤc258は
噛み合いが外れる。次にギヤA250のギヤd259がギヤD
255と噛み合う。ギヤD255はギヤB253と常に噛み合っ
ており、ギヤB253を介してフック234を駆動するギヤで
ある。ギヤD255を介してギヤB253が駆動されるのでギ
ヤA250が矢印M方向に回転しているにも関わらずギヤ
B253はフック234をストッカ100方向(矢印E方向)に駆
動する。
【0090】このときのフック234を駆動する駆動力の
経路を図25に太い一点鎖線で示す。ギヤB253はギヤD2
55に駆動されるので、前記のギヤb257と噛み合ったと
きの回転方向とは逆方向に回転する。フック234の移動
によってターンテーブル204にディスク1が載置された
まま、インナトレイ4はローディングトレイ2内に戻さ
れる。この後、ギヤA250の回転に従い、ギヤD255はギ
ヤd259から噛み合いが外れ、それと前後してトレイス
トッパ開閉アーム249が溝カム251に駆動され、インナト
レイストッパ5を閉じる。検出スイッチ274をトレイス
トッパ開閉アーム249は動作させ、駆動モータ252,ギヤ
A250は停止する。
【0091】ディスク1をターンテーブル204とクラン
パ210間に保持したディスク搬送/演奏ユニット200は、
指示されたストッカ100のトレイ104位置まで移動する。
この位置のトレイ104はディスク1を載置していない空
の状態である。その位置でギヤA250は、矢印N方向に
回転を始める。
【0092】トレイストッパ開閉アーム249が駆動さ
れ、ストッカ100のトレイストッパ105を開放する。順
次、ギヤA250のギヤd259はギヤD255に噛み合い、フ
ック234がターンテーブル204方向に駆動され空のトレイ
104が引き出される。ギヤD255がギヤd259の噛み合い
から外れると、次にギヤA250のギヤc258はギヤC254
に噛み合いを始める。ギヤC254はラック262を駆動し、
スライダL261,スライダR263がスライドし、ディスク
演奏ユニット202が矢印A方向に移動する。以降、前記
の演奏終了時動作と同様にディスク1はトレイ104上に
載置され、ディスク1を載せたトレイ104はストッカ100
に収納される。
【0093】また、ストッカ100からローディングトレ
イ2にディスク1を搬出する動作は、前記の動作と同様
であり、始めにストッカ100にアクセスしてディスク1
を取り出し、ローディングトレイ2の位置に搬送する。
収納されているディスク1をストッカ100内の異なる位
置のトレイ104へ移動するときも同様に行うことができ
る。
【0094】以上のように構成された本実施例のディス
ク演奏装置について、以下にその動作について説明す
る。
【0095】まず、ストッカ100内に収納されたディス
ク1の演奏を行う動作について説明する。ストッカ100
内に収納されている50枚のディスク1の中から所望のデ
ィスク1が選択指示されると、ディスク搬送/演奏ユニ
ット200はユニット搬送駆動部309によって、ホーム位置
から所望のディスク1が収納されている目的のトレイ10
4の位置を、検知部材307の検知部307aをセンサ306にて
検出しその位置まで移動する。その動作が完了するとト
レイ移送手段によりトレイストッパ105を開放し、所望
のディスク1が載置されたトレイ104をディスク演奏手
段202上に移動させる。そしてディスク保持手段により
ディスク演奏ユニット202が上昇移動し、ターンテーブ
ル204とクランパ210の間に所望のディスク1が保持され
る(図29参照)。この状態でスピンドルモータ205が回転
し、ディスク1の信号を光ピックアップ203が読み出す
ことで演奏が行われる。
【0096】また、演奏が終了すると、演奏開始時と逆
の行程によって、このディスク1はストッカ100内の元
の位置に収納される。ディスク1がストッカ100内に完
全に収納されると、ディスク搬送/演奏ユニット200は
ホーム位置に降下移動しスイッチ308をオンとする。し
かし、演奏していたディスク1とは別にストッカ100内
に収納されているディスク1の演奏予定の指令がある場
合、演奏終了後ディスク搬送/演奏ユニット200はホー
ム位置に移動せずに、次に演奏予定されているディスク
1の載置されたトレイ104の引き出しが可能な位置に移
動し、同様にディスク1を載置したトレイ104を引き出
し、そのディスク1の演奏が開始される。
【0097】以上のことから、ストッカ100内に収納さ
れた所望のディスク1の演奏が行われるとともに50枚収
納されているディスク1の連続演奏を行うことができ
る。
【0098】また、ディスク搬送/演奏ユニット200の
ホーム位置でインナトレイ4が引き出し可能なストッカ
100の下部にローディングトレイ2を配置したことで、
装置外にあるディスク1の演奏を行うときは、ローディ
ングトレイ2の開成指令によって、ローディングトレイ
2をローディングモータ3によって装置外に突出させる
(図2で2点鎖線にて示す)。このとき、インナトレイ4
はローディングトレイ2に保持されているので、ローデ
ィングトレイ2と共に装置外に突出する。ローディング
トレイ2内に保持されて装置外に突出したインナトレイ
4のディスク載置面6にディスク1を載置する。
【0099】そしてローディングトレイ2の閉成指令に
よって、ローディングトレイ2を装置内に収納し、トレ
イ移送手段によってインナトレイストッパ5が開放さ
れ、ディスク1が載置されたインナトレイ4をディスク
演奏ユニット202上に引き出す。インナトレイ4が引き
出されると、ディスク保持手段によって、ターンテーブ
ル204とクランパ210の間にディスク1が保持される。こ
の状態でスピンドルモータ205が回転するとターンテー
ブル204上のディスク1が回転し、その信号を光ピック
アップ203が読み出すことで演奏が行われる。
【0100】次に、ディスク1を装置内に搬入し、スト
ッカ100内にディスク1を収納する動作を説明する。図
2で2点鎖線にて示されるようにローディングトレイ2
がローディングモータ3により装置外に突出させられ
る。装置外に突出したローディングトレイ2内に保持さ
れたインナトレイ4のディスク載置面6にディスク1を
載置する。ローディングトレイ2がローディングモータ
3により装置内に収納される。
【0101】収納動作が完了すると、トレイ移送手段に
よってインナトレイストッパ5が開放され、ディスク1
の載置されたインナトレイ4をディスク演奏ユニット20
2上に移動させる。その位置までインナトレイ4が引き
出されると、ディスク演奏ユニット202がディスク保持
手段によって上昇移動する(図29参照)。つまりディスク
載置面6に載置されたディスク1は、ターンテーブル20
4上に載置されると共にトレイ104のディスク載置面6よ
りも上昇するため、ディスク1はターンテーブル204と
クランパ210の間に保持される。
【0102】ディスク1が保持された後、インナトレイ
4は再びトレイ移送手段によってローディングトレイ2
内に戻される。インナトレイ4が完全にローディングト
レイ2内に収納されてから、ディスク搬送/演奏ユニッ
ト200はディスク1を保持したままユニット搬送駆動部3
09の昇降モータ212の駆動力によって、ストッカ100内に
収納された50枚のトレイ104の中で指定されたトレイ104
に対応する位置まで移動する。このトレイ104は空であ
り、ディスク1は収納されていない。そしてトレイ移送
手段によってトレイストッパ105が開放され、指定され
たトレイ104がディスク演奏ユニット202上に引き出され
る(図3参照)。
【0103】その後、ディスク演奏ユニット202はディ
スク保持手段によって矢印A方向に移動して(図28参
照)、ターンテーブル204がトレイ104のディスク載置面1
06よりも降下するので、ディスク1はトレイ104のディ
スク載置面106上に載置される。ディスク1を載置した
トレイ104は、トレイ移送手段によってストッカ100内の
元の位置に収納される。ディスク搬送/演奏ユニット20
0はホーム位置に降下移動する。この一連の動作によっ
て、最高50枚のディスク1がローディングトレイ2から
搬入され、ストッカ100内に収納される。
【0104】また、ストッカ100内のディスク1を装置
外に搬出する場合の動作であるが、基本的にディスク1
をストッカ100内に収納する動作と逆の行程が行われる
だけであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0105】以上説明したように本実施例によれば、切
り欠き107が形成されたトレイ104と、ローディングトレ
イ2に載置され切り欠き7が形成されたインナトレイ4
と、ディスク搬送/演奏ユニット200のユニットシャー
シ201にディスク演奏ユニット202とディスク保持手段お
よびインナトレイ4とトレイ104の両方を非同時に移動
可能なトレイ移送手段を搭載し、ディスク演奏ユニット
202のターンテーブル204上にディスク1を保持し、矢印
AおよびB方向に主スライドガイド207,従スライドガ
イド206が嵌合するガイド軸208,209により移動可能な
ディスク搬送/演奏ユニット200と、それを駆動するユ
ニット搬送駆動部309と、駆動力を伝える連結ギヤ310、
プーリギヤ219,221、タイミングベルト222,223と、主
スライドガイド207と同一側に検知部材307,センサ306
とを設けたことで、ストッカ100内の所望のディスク1
が載置されたトレイ104に対応する位置を検出するまで
ディスク搬送/演奏ユニット200が移動し、所望のディ
スク1の演奏が即座に行われる。
【0106】また、ローディングトレイ2およびインナ
トレイ4によりディスク1を装置外から装置内のディス
ク演奏ユニット200へ、そしてディスク演奏ユニット202
にディスクを保持し移動することでストッカ100内に自
動搬入出することが可能で、かつストッカ100内に収納
されている以外で装置外にあるディスク1を演奏する場
合も、ストッカ100内に収納されているディスク1と同
様に即座に演奏が行われる。
【0107】また、ユニットシャーシ201の略位置決め
部201aと、主スライドガイド207,従スライドガイド206
の同一高さ面206a,207aによりディスク搬送/演奏ユニ
ット200の組み立てが容易にできる。以上のことから本
実施例のディスク演奏装置は従来例と異なり、搬送専用
のディスク保持機構を必要としない。これより、スペー
ス削減、部品点数削減、部品数が少ないことによる信頼
性の向上が図れるとともに、小型で、装置外のディスク
1を演奏でき、ローディングトレイ2からストッカ100
へのディスク自動搬入出機構を備えた取り扱い易いディ
スク演奏装置が得られる。
【0108】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスク演奏装
置によれば、ディスク演奏手段をディスク搬送手段に搭
載することで、ディスクの演奏がディスク搬送手段のス
ペースで行われる。これによりディスク演奏手段専用の
スペースが不必要となるので装置の小型化が可能とな
る。ディスク収納部に収納された所望のディスクを演奏
する場合、所望のディスクを載置したトレイに対応する
位置までディスク演奏手段を搭載したディスク搬送手段
が移動するので、所望のディスクを載置したトレイがデ
ィスク演奏手段上に引き出され演奏が開始される。ディ
スクをディスク演奏手段専用のスペースに搬送する行程
が省かれるので、演奏開始指令入力後から演奏開始まで
の時間を短縮することが可能となる。更に、ディスクを
ターンテーブル上に保持して搬送可能にしたので、ディ
スクをローディングトレイからディスク収納部に自動で
搬入または搬出することができる。また、ディスク演奏
装置外にあるディスクを演奏する場合でも、装置内にロ
ーディングトレイによって搬入し、ディスク収納部に収
納されているディスクと同様に即座に演奏が開始され
る。以上のことから演奏開始時間が短くディスクの搬入
出を自動で行うことができる。
【0109】また、ローディングトレイの略鉛直方向位
置をディスク収納部のトレイ収納ピッチの整数倍とした
位置とすることでディスク搬送手段の簡単な移動制御が
できる。
【0110】また、ディスク演奏手段の略鉛直方向移動
時のホーム位置を検知するスイッチをローディングトレ
イとディスク収納部間に配置し、ローディングトレイは
ディスク収納部の下部に配置されているので、ローディ
ングトレイのインナトレイに載置されたディスクを演奏
する場合、ディスク演奏手段の高さ分の占有空間を最小
にでき、新たにホーム位置を検知する空間を設ける必要
がなく装置の小型化が可能となる。
【0111】また、ディスク搬送手段の両端で略鉛直方
向移動を案内するガイド軸と嵌合する主ガイド部材,従
ガイド部材と、略鉛直方向位置を検知するためのセンサ
と、ディスク収納部の複数のトレイにそれぞれ対応した
検知部を設けた検知部材とを、主ガイド部材と同一側に
センサと検知部材を配置したことで、トレイの収納ピッ
チを小さくしてもディスク搬送手段を精度良く短時間で
駆動制御することができ、組み立て性が向上し小型化さ
れ、かつトレイの収納数を増やすことができる。
【0112】また、ディスク搬送手段にはクランパを保
持するクランパ支持板が、主ガイド部材と従ガイド部材
を利用して連結する形で取り付けられているため他の部
品を用いることなく部品数を削減している。
【0113】また、ディスク搬送手段は、それぞれがタ
イミングベルトと連結した主ガイド部材と従ガイド部材
の略位置決めを行うための略位置決め部を有しているた
め、略位置決めした状態で主ガイド部材と従ガイド部材
を移動させてディスク搬送手段に取り付けることがで
き、タイミングベルトの連結位置ずれを防止し組み立て
が容易でかつ正確にでき信頼性の向上が図れる。
【0114】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるディスク演奏装置の内
部レイアウトを示す模式図である。
【図2】本実施例のディスク演奏装置の要部を示す側面
図である。
【図3】本実施例のディスク演奏装置におけるディスク
搬送状態を示す要部の側面図である。
【図4】本実施例におけるディスク演奏装置の要部の正
面図(一部断面)である。
【図5】図2におけるC−C線断面の矢視図である。
【図6】図5におけるインナトレイ引き出し状態を示す
平面図である。
【図7】図2におけるD−D線断面の矢視図である。
【図8】図7におけるトレイ引き出し状態を示す平面図
である。
【図9】本実施例におけるディスク搬送/演奏ユニット
の外観を示す平面図である。
【図10】本実施例におけるディスク搬送/演奏ユニッ
トの外観を示す側面図である。
【図11】本実施例におけるディスク演奏ユニットを示
す平面図(a),ディスク演奏ユニットのターンテーブル
とクランパ付近を示す断面図(b)である。
【図12】本実施例におけるユニットシャーシ単体の正
面図(a),平面図(b),底面図(c),左側面図(d),
右側面図(e)である。
【図13】本実施例におけるディスク搬送/演奏ユニッ
トを昇降移動させる駆動部を抜き出して示す模式図
(a),駆動部を拡大した模式図(b)である。
【図14】本実施例におけるフックとトレイのフック係
合部の係合と離間の動きを示す平面図(a),フック付近
を側方から見た側面図(b)である。
【図15】本実施例におけるフック支持スライダ付近を
正面から見た分解図(a),側面から見た分解図(b)であ
る。
【図16】本実施例におけるトレイ,トレイストッパ,
トレイストッパ開閉アームを抜き出し、その位置関係を
示す平面図である。
【図17】本実施例におけるトレイ,トレイストッパ,
トレイストッパ開閉アームを抜き出し、その位置関係を
示す側面図である。
【図18】本実施例におけるトレイストッパ開閉アーム
がトレイストッパを開いた状態を示す平面図である。
【図19】本実施例におけるトレイストッパ開閉アーム
がトレイストッパを開いた状態を示す側面図である。
【図20】本実施例におけるトレイストッパ開閉アーム
とトレイとの関係を示す側面図(a),図の矢印Pから見た
矢視図(b)である。
【図21】本実施例におけるトレイ移送手段,ディスク
保持手段を駆動する駆動手段を抜き出した平面図(a),
左側面図(b),右側面図(c)である。
【図22】本実施例におけるギヤAのギヤb,ギヤc,
ギヤdと、ギヤB,ギヤC,ギヤDと、各回転規制円と
のそれぞれの接続関係を示す側面図である。
【図23】本実施例におけるギヤB,ギヤC,ギヤD
と、ギヤb,ギヤc,ギヤdと、各回転規制円と、各回
転規制ストッパとのそれぞれの接続関係を示す平面図で
ある。
【図24】本実施例におけるギヤDを経由しない状態で
フックを駆動する駆動力の経路を示す図である。
【図25】本実施例におけるギヤDを経由する状態でフ
ックを駆動する駆動力の経路を示す図である。
【図26】本実施例におけるディスク演奏ユニットを昇
降する機構で中間シャーシ,スライダL,スライダRを
抜き出し、中間シャーシが下降した状態を示す平面図
(a),左側面図(b),右側面図(c)である。
【図27】本実施例におけるディスク演奏ユニットを昇
降する機構で中間シャーシ,スライダL,スライダR抜
き出し、中間シャーシを上昇させた状態を示す平面図
(a),左側面図(b),右側面図(c)である。
【図28】本実施例におけるディスク演奏ユニットがユ
ニットシャーシ内で下降した状態でクランパとの関係を
示す側面図(トレイは図示していない)である。
【図29】本実施例におけるディスク演奏ユニットがユ
ニットシャーシ内で上昇し、ディスクをターンテーブル
上に保持した状態を示す側面図である。
【図30】本実施例の検知部材の検知部とスイッチの関
係を示す図である。
【符号の説明】
1…ディスク(ディスク状情報記録媒体)、 2…ローデ
ィングトレイ、 2A…ラックギヤ部、 3…ローディ
ングモータ、 4…インナトレイ、 5…インナトレイ
ストッパ、 6,106…ディスク載置面、 7,107,27
6…切り欠き、8,108…回転軸、 9…インナトレイフ
ック係合部、 15,16,17,218,245,290…ギヤ、 1
00…ストッカ(ディスク収納部)、 102,103…棚状の部
材、104…トレイ、 105…トレイストッパ、 109…フ
ック係合部、 200…ディスク搬送/演奏ユニット(ディ
スク搬送手段)、 201…ユニットシャーシ、 201a…略
位置決め部、 202…ディスク演奏ユニット(ディスク演
奏手段)、 203…光ピックアップ、 204…ターンテー
ブル、 205…スピンドルモータ、 206…従スライドガ
イド(従ガイド部材)、 206a,207a…同一高さ面、 20
7…主スライドガイド(主ガイド部材)、 208,209,236
…ガイド軸、 210…クランパ、 211…クランパ支持
板、 212…昇降モータ、 213,215…プーリ、 214,
222,223,239…タイミングベルト、 216,283…ウォ
ームギヤ、 217…伝達軸、 218a,290a…プーリ噛合
部、 218b…搬送駆動噛合部、 219,221…プーリギヤ
(第1ないし第2のプーリ)、 219a,221a…ギヤ部、
219b,221b…プーリ部(ベルト支持部)、 220…同期
軸、 224,225…プーリ(第3ないし第4のプーリ)、22
6,227…ブラケット、 228…シャーシR、 229…シャ
ーシL、 230,231,242,244,280…軸、 232,23
3,272…ばね、 234…フック、 235…フック支持スラ
イダ、 237…ガイド溝、 238…スライダ端部、 240
…クランプ部、241…第1プーリ、 243…第2プーリ、
246…ガイド軸支持孔、 247…ガイド軸支持部材、
248,281,285…突起、 249…トレイストッパ開閉アー
ム、250…ギヤA、 251…溝カム、 252…駆動モー
タ、 253…ギヤB、 254…ギヤC、 255…ギヤD、
256…ギヤa、 257…ギヤb、 258…ギヤc、 259
…ギヤd、 260…垂直壁、 261…スライダL、 262
…ラック、 263…スライダR、 264…連結アーム、
265…中間シャーシ、 266…傾斜溝、 267…凸ピン、
268,274…検出スイッチ、 269…レバー、 270b…回
転規制円、 270c…回転規制円、 270d…回転規制円、
271…フック回転支持軸、 273…アーム支持孔、 27
5b…回転規制ストッパ、 275c…回転規制ストッパ、
275d…回転規制ストッパ、 282…カムフォロワ、 284
…端部の凹部、 287…案内壁、289…開口、 306…セ
ンサ、 307…検知部材、 307a…検知部、 308…スイ
ッチ、 309…ユニット搬送駆動部(搬送駆動部)、 310
…連結ギヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−183663(JP,A) 特開 平4−157690(JP,A) 特開 平5−20765(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/22 - 17/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状情報記録媒体が載置される載
    置部を有するトレイと、該トレイを複数収納可能なディ
    スク収納部と、前記トレイが前記ディスク収納部内に収
    納保持される第1の位置および前記トレイに載置された
    前記ディスク状情報記録媒体の演奏が可能な第2の位置
    の間で前記トレイを移動させるトレイ移送手段と、ター
    ンテーブル上部に前記ディスク状情報記録媒体を保持す
    るためのクランパと、前記ターンテーブルおよび光ピッ
    クアップを含み前記トレイ上の前記ディスク状情報記録
    媒体を前記ターンテーブル上に載置すると共に前記クラ
    ンパおよび前記ターンテーブル間に保持して演奏するた
    めに前記クランパに対し略鉛直方向に移動可能なディス
    ク演奏手段と、前記ディスク収納部に収納された前記ト
    レイに略平行な装置内の第1の位置および前記装置外に
    突出した第3の位置の間で移動可能で、前記トレイと同
    様の載置部を有するインナトレイを着脱可能に支持する
    ローディングトレイと、前記ディスク演奏手段と前記ト
    レイ移送手段を搭載し前記ディスク状情報記録媒体を前
    記ターンテーブルと前記クランパ間に保持した状態で前
    記ディスク収納部に略水平な任意の位置に前記ディスク
    状情報記録媒体を搬送するディスク搬送手段とから成
    り、前記トレイおよびインナトレイは前記ディスク状情
    報記録媒体の前記載置部中心に前記ターンテーブルの径
    よりも大径なる切り欠きを有し、該切り欠きは前記ディ
    スク状情報記録媒体の演奏が可能な前記第2の位置への
    移動方向に開放してあり、前記トレイ移送手段は前記第
    2の位置に移動し前記トレイに載置された前記ディスク
    状情報記録媒体を前記ディスク演奏手段の前記ターンテ
    ーブルと前記クランパ間に保持した後、前記第2の位置
    にある空の前記トレイを前記ディスク収納部内の前記第
    1の位置に移動させ、かつ前記第1の位置にある前記ト
    レイおよびインナトレイの両方を非同時に移動可能であ
    り、前記ローディングトレイを前記第1の位置かつ前記
    ディスク収納部の下部に配置し、前記トレイおよびイン
    ナトレイを前記トレイ移送手段により移動可能な位置に
    ディスク演奏手段を移動することを特徴とするディスク
    演奏装置。
  2. 【請求項2】 ローディングトレイの略鉛直方向位置を
    ディスク収納部に収納されたトレイの収納ピッチの整数
    倍とした位置となることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスク演奏装置。
  3. 【請求項3】 ディスク状情報記録媒体が載置されるト
    レイおよびインナトレイと、前記トレイを複数収納可能
    なディスク収納部と、前記インナトレイを着脱可能に支
    持するローディングトレイと、前記トレイおよびインナ
    トレイに載置された前記ディスク状情報記録媒体をディ
    スク演奏手段上に移動させるトレイ移送手段と、ターン
    テーブルおよび光ピックアップを含み前記トレイ上の前
    記ディスク状情報記録媒体をクランパおよび前記ターン
    テーブル間に保持して演奏するため前記クランパに対し
    略鉛直方向に移動可能なディスク演奏手段と、該ディス
    ク演奏手段に前記ディスク状情報記録媒体を保持した状
    態で搬送可能なディスク搬送手段とから成り、前記ディ
    スク演奏手段の略鉛直方向移動時のホーム位置を検知す
    るスイッチを有し、該スイッチをローディングトレイと
    ディスク収納部間に配置すると共に、前記インナトレイ
    に対応した位置とすることを特徴とするディスク演奏装
    置。
  4. 【請求項4】 ディスク状情報記録媒体が載置されるト
    レイおよびインナトレイと、前記トレイを複数収納可能
    なディスク収納部と、前記インナトレイを着脱可能に支
    持するローディングトレイと、前記トレイおよびインナ
    トレイに載置された前記ディスク状情報記録媒体をディ
    スク演奏手段上に移動させるトレイ移送手段と、ターン
    テーブルおよび光ピックアップを含み前記トレイ上の前
    記ディスク状情報記録媒体をクランパおよび前記ターン
    テーブル間に保持して演奏するため前記クランパに対し
    略鉛直方向に移動可能なディスク演奏手段と、該ディス
    ク演奏手段に前記ディスク状情報記録媒体を保持した状
    態で搬送可能なディスク搬送手段とから成り、前記ディ
    スク演奏手段の略鉛直方向移動を案内するガイド軸と、
    前記ディスク搬送手段の一端に取り付け前記ガイド軸
    円形状全周と嵌合し略鉛直方向の移動を案内する主ガイ
    ド部材と、前記ディスク搬送手段の他端に取り付け前記
    ガイド軸の円形状の一部と嵌合し略鉛直方向の移動を案
    内する従ガイド部材と、前記ディスク演奏手段の略鉛直
    方向位置を検知するためのセンサと、前記ディスク収納
    部の複数の前記トレイにそれぞれ対応した検知部を設け
    た検知部材とを有し、前記主ガイド部材と前記センサと
    前記検知部材を同一側に配置したことを特徴とするディ
    スク演奏装置。
  5. 【請求項5】 ディスク状情報記録媒体が載置されるト
    レイおよびインナトレイと、前記トレイを複数収納可能
    なディスク収納部と、前記インナトレイを着脱可能に支
    持するローディングトレイと、前記トレイおよびインナ
    トレイに載置された前記ディスク状情報記録媒体をディ
    スク演奏手段上に移動させるトレイ移送手段と、ターン
    テーブルおよび光ピックアップを含み前記トレイ上の前
    記ディスク状情報記録媒体をクランパおよび前記ターン
    テーブル間に保持して演奏するため前記クランパに対し
    略鉛直方向に移動可能なディスク演奏手段と、該ディス
    ク演奏手段に前記ディスク状情報記録媒体を保持した状
    態で搬送可能なディスク搬送手段とから成り、前記ディ
    スク搬送手段に前記クランパと、該クランパを保持する
    クランパ支持板と、主ガイド部材と、従ガイド部材とを
    有し、前記クランパ支持板を前記主ガイド部材と前記従
    ガイド部材の同一高さ面で固定し、前記主ガイド部材と
    前記従ガイド部材を連結させたことを特徴とするディス
    ク演奏装置。
  6. 【請求項6】 ディスク状情報記録媒体が載置されるト
    レイおよびインナトレイと、前記トレイを複数収納可能
    なディスク収納部と、前記インナトレイを着脱可能に支
    持するローディングトレイと、前記トレイおよびインナ
    トレイに載置された前記ディスク状情報記録媒体をディ
    スク演奏手段上に移動させるトレイ移送手段と、ターン
    テーブルおよび光ピックアップを含み前記トレイ上の前
    記ディスク状情報記録媒体をクランパおよび前記ターン
    テーブル間に保持して演奏するため前記クランパに対し
    略鉛直方向に移動可能なディスク演奏手段と、該ディス
    ク演奏手段に前記ディスク状情報記録媒体を保持した状
    態で搬送可能なディスク搬送手段とから成り、前記ディ
    スク搬送手段は、それぞれがタイミングベルトと連結し
    た主ガイド部材と従ガイド部材の略位置決めを行うため
    の略位置決め部により、略位置決めした状態で前記主ガ
    イド部材と前記従ガイド部材を移動させて前記ディスク
    搬送手段に取り付けることを特徴とするディスク演奏装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101569809B1 (ko) 2015-09-22 2015-11-19 홍성민 타격용 공 투입장치

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