JPH08297957A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH08297957A
JPH08297957A JP10133595A JP10133595A JPH08297957A JP H08297957 A JPH08297957 A JP H08297957A JP 10133595 A JP10133595 A JP 10133595A JP 10133595 A JP10133595 A JP 10133595A JP H08297957 A JPH08297957 A JP H08297957A
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disk
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copying
master
data
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JP10133595A
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English (en)
Inventor
Waza Soga
技 曽我
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コピー処理が中断されデータが不完全なコピ
ー先ディスクを容易かつ確実に検出できるようにする。 【構成】 マスターディスクの情報を複数のコピー先デ
ィスクにコピーする情報記録再生装置は、マスターディ
スク読み出し用のディスクドライブユニット1aと、コ
ピー先ディスク書き込み用の複数のディスクドライブユ
ニット1b,1c,1d,1eと、これらのディスクド
ライブユニットを制御する制御部2と、装置の動作状態
の表示等を行う表示操作パネル4とを備えている。制御
部2は、コピー処理を行う際に、まず最初にコピー先デ
ィスクのファイル管理領域の一部に仮のデータを書き込
む処理を行った後、前記領域以外の全領域の複写処理を
行い、最後に前記領域の複写処理を行うようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク、相変
化型光ディスクなどの可換記録媒体に対して情報の記録
再生を行う情報記録再生装置に関し、特に、マスター媒
体に記録された情報を他の複数の媒体にコピーする情報
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、小型コンピュータなどにおい
て、媒体の交換や持ち運びが可能な可換型の情報記録媒
体として、フロッピーディスク等が広く用いられてい
る。また、最近では画像データなどの大量のデータを記
録可能な情報記録媒体として、光磁気ディスクとか相変
化型光ディスクなどの光学式の可換記録媒体が用いられ
ている。
【0003】このような可換記録媒体は、媒体における
全情報の複写(コピー)を行うことにより、原版の媒体
(マスター)から同一の情報が記録された媒体を得るこ
とも可能となっている。例えば情報内容を頒布する場合
などに、マスター媒体から複数の媒体にコピーすること
が行われている。
【0004】光磁気ディスクやフロッピーディスク等を
用いた記録再生装置において、マスターディスクに記録
された情報を複数のディスクにコピーし、同一の情報内
容のディスクを複数同時に作成できるようにした可換記
録媒体コピー装置が種々提案されている。
【0005】本出願人は、特願平6−121565号に
おいて、マスター媒体に記録された情報を複数のコピー
先媒体にコピーする情報記録再生装置として、マスター
媒体再生手段にマスター媒体が装着されたことを検出
し、マスター媒体の装着によってコピー処理を開始する
コピー制御手段を備えたものを提案している。この装置
によれば、媒体を装置に挿入するだけでコピー処理を容
易に開始でき、簡単な操作で複数の媒体に情報をコピー
することが可能となる。
【0006】このような情報記録再生装置は、例えば媒
体として光磁気ディスクを用いたものでは、複数のコピ
ー先ディスクを各々コピー先媒体記録手段となるコピー
先用ディスクドライブユニットに装着した後、マスター
ディスクをマスター媒体再生手段となるマスター用ディ
スクドライブユニットに装着することによってコピー処
理を開始する。また、電源投入以前にマスターディスク
またはコピー先ディスクがドライブユニットに挿入され
ていた場合は、電源投入直後に全ての媒体をディスクド
ライブユニットより排出するようにする。そして、コピ
ー制御手段はコピー処理中の異常の発生を検出して、コ
ピー処理を終了するときに、コピー処理が正常に終了し
たマスター及びコピー先ディスクをディスクドライブユ
ニットから排出し、コピー処理中に異常があった媒体は
ディスクドライブユニットから排出しないようになって
いる。
【0007】従来のコピー装置におけるコピー処理動作
の過程を図8に示す。ここでは、MS−DOS(米国Mi
crosoft 社)のファイルが書き込まれているディスクを
コピーする場合を例にとり説明する。
【0008】MS−DOSのディスクのデータ構造は、
論理データブロックのアドレス(LBA,Logical Bloc
k Address )のLBA=0から順に、まずファイル管理
領域(システムエリア)として、Bootセクタ、ファイル
アロケーションテーブル(File Allocation Table )で
あるFAT1,FAT2、ルートディレクトリ、の各領
域が設けられ、その後にユーザデータエリアであるデー
タ領域がLBA=MAXまで割り当てられている。MS
−DOSのようなOS(Operating System)では、ファ
イル毎にデータが管理されてディスク上に記録されてい
る。
【0009】このような構成のマスターディスクの内容
をコピー先ディスクへコピーする場合には、まず、
(a)のコピー開始前の状態では不定のデータが書き込
まれているコピー先ディスク(図中の“×”は不定のデ
ータを示す)に対して、LBA=0の領域から順に最大
LBA(LBA=MAX)に向かって複写処理を行うこ
とで、(b)の過程1、(c)の過程2のようにコピー
先ディスクへデータをコピーしていき、最終的には
(d)のようにマスターディスクの内容を全てコピー先
ディスクに複写してコピー終了となる。
【0010】以上のようにディスクのLBA=0の領域
から順にコピー処理を行うことにより、光磁気ディスク
等の場合にはディスクの内周から処理が行われることに
なるため、データの読み出しや書き込みを高速に実行す
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】情報処理装置におい
て、ホストコンピュータがディスクに書き込まれている
データをファイルとしてアクセスする場合は、まず、デ
ィスクのファイル管理領域であるBootセクタ、FAT、
ルートディレクトリを読み出し、目的のデータがディス
クのどの領域に書き込まれているかを検索した後、該当
する領域のデータをファイル毎に読み出すようになって
いる。
【0012】前述したような構成のコピー装置におい
て、コピー処理中に瞬間停電等の突然の電源断が生じた
り、エラーが発生してコピー処理が中断された場合に
は、コピー先ディスクのデータは当然不完全なものとな
る。
【0013】しかし、従来のコピー装置では、ディスク
中のファイル管理領域の複写を行ってからデータ領域の
複写を行うようになっているため、コピー処理が不完全
なまま終了したコピー先ディスクであっても、ファイル
管理領域は正常に複写されている場合がある。このよう
な状態のコピー先ディスクは、ファイル管理領域のデー
タが正常であれば、ホストコンピュータがそのコピー先
ディスクが不完全であることを検出できずに、データ領
域が不完全なディスクを誤って正常なディスクと認識し
てしまうおそれがある。この場合、ホストコンピュータ
が目的のファイルにアクセスしようとしたときにデータ
読み出しエラーとなったり、誤ったデータを読み出して
しまう問題点が生じる。
【0014】ここで、ホストコンピュータによってコピ
ー処理が不完全なまま終了したコピー先ディスクからデ
ータを読み出す場合を考える。図8の(b)の段階でコ
ピー処理が中断された場合は、コピー先ディスクはBoot
セクタのみが複写されただけでファイル管理領域及びデ
ータ領域は不完全である。よってこの場合、ホストコン
ピュータは、目的のデータを読み出す前のディスクを認
識する段階で、コピー先ディスクが正常なデータが書き
込まれていない不完全なものと判断する。
【0015】図8の(c)の段階でコピー処理が中断さ
れた場合は、コピー先ディスクは、データ領域は不完全
であるもののファイル管理領域はBootセクタ、FAT
1、FAT2、ルートディレクトリの全てが複写されて
完全なものとなっている。よってこの場合、ホストコン
ピュータは、コピー先ディスクが正常であると判断して
しまい、目的の位置のデータの読み出しを行うため、読
み出しエラーなどが発生する。
【0016】このように、従来の装置では、コピー処理
が不完全な状態で終了してデータ領域が不完全なコピー
先ディスクが生じた場合に、ホストコンピュータでは不
完全なディスクを正常なディスクと誤認識してしまうこ
とがあるため、使用者においてコピー処理の異常を検出
できない場合にはコピー先ディスクの良否を直ちに検出
できないという問題点がある。
【0017】前述したような構成のコピー装置では、例
えばコピー処理中に瞬間停電が生じた場合、特願平6−
121565号のものでは電源投入直後の処理が実行さ
れて、ディスクドライブユニットに挿入されている全て
のディスクが排出される。このような瞬間停電等により
ディスクが排出された状態と、コピー処理が正常に終了
してディスクが排出された状態との区別がつかない場合
が考えられる。
【0018】一般に、コピー装置は動作中のエラーを検
出する機能を有しており、コピー処理中に異常が生じた
ときにはエラー表示等を行って使用者に警告するように
なっている。しかし、コピー装置はパートタイマやアル
バイトの者など装置の機能等を熟知していない者が操作
することが多く、装置の異常に気が付かない場合もあ
る。また、光磁気ディスクをコピーする場合などは、コ
ピー処理に長時間を要するため、操作者が常時コピー装
置に付き添っていることはあまりなく、通常はコピー処
理の前後だけコピー装置に向かって作業を行うことが多
いと考えられる。このような場合には、コピー処理中に
異常が生じても装置の異常に気付かずに、コピー装置か
ら排出されたコピー先ディスクが不完全なものである
か、正常にコピー処理が終了したものであるかを判別で
きないことが起こり得る。
【0019】さらに、コピー処理中にディスクドライブ
ユニットに異常が発生し、正常にコピー処理が終了した
ディスクとコピーが不完全なディスクとが混在してしま
うおそれもある。また、コピー装置がコピー処理中にエ
ラーを検出して処理を中断した場合でも、作業の不手際
などによって正常なディスクと不完全なディスクとが混
在することも考えられる。
【0020】データが不完全なディスクが正常なディス
クとして扱われると、その後の処理で様々な障害が発生
するため、コピー処理が中断された場合の不完全なコピ
ー先ディスクを不正なディスクとして確実に検出、判断
できるようにすることが望まれる。
【0021】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、コピー処理が中断されデータが不完全なコピー
先ディスクを容易かつ確実に検出できるようにした情報
記録再生装置を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明による情報記録再
生装置は、マスター媒体に記録された情報を読み出すマ
スター媒体再生手段と、前記読み出されたマスター媒体
の情報をコピー先媒体に書き込むコピー先媒体記録手段
とを備え、マスター媒体に記録された情報をコピー先媒
体にコピーする情報記録再生装置であって、前記コピー
先媒体のファイル管理領域の一部に仮のデータを書き込
む、または前記コピー先媒体のファイル管理領域の一部
を消去する処理を行った後、前記領域以外の全領域の複
写処理を行い、最後に前記領域の一部の複写処理を行う
コピー制御手段を備えたものである。
【0023】
【作用】コピー制御手段によって、コピー処理の際に、
最初にコピー先媒体のファイル管理領域の一部に仮のデ
ータを書き込む、または前記コピー先媒体のファイル管
理領域の一部を消去する処理を行い、前記領域以外の全
領域の複写処理を行った後、最後に前記領域の一部の複
写処理を行う。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係り、図
1は情報記録再生装置の全体構成を示すブロック図、図
2は情報記録再生装置における制御部の構成を示すブロ
ック図、図3は第1実施例におけるコピー処理動作の過
程を示す作用説明図、図4ないし図6は本実施例の情報
記録再生装置の動作を示すフローチャートである。
【0025】本実施例は、可換記録媒体に対して情報の
記録再生を行う情報記録再生装置として、マスター媒体
の情報を複数のコピー先媒体にコピーする機能を有する
可換記録媒体コピー装置の構成例を示したものである。
本実施例では、可換記録媒体に光磁気ディスクを用いた
光磁気ディスク装置を例にとり説明する。なお、可換媒
体としては光磁気ディスクに限らず、相変化型光ディス
ク、CD−R、フロッピーディスク、光サーボを用いた
フロッピーディスクなどの媒体を用いた装置においても
本実施例を適用可能である。
【0026】図1に示すように、本実施例の情報記録再
生装置は、コピー元のマスターディスクを装着しマスタ
ーディスクに記録されたデータを読み出すマスター媒体
再生手段としてのマスターディスク読み出し用のディス
クドライブユニット1aと、コピー先ディスクを装着し
コピー先ディスクへデータを書き込むコピー先媒体記録
手段としてのコピー先ディスク書き込み用の複数のディ
スクドライブユニット1b,1c,1d,1eと、これ
らのマスター用及びコピー先用のディスクドライブユニ
ットを制御するコピー制御手段としての制御部2とを備
えて主要部が構成されている。
【0027】前記マスター用及びコピー先用のディスク
ドライブユニット1a〜1eは、2系統のSCSI(Sm
all Computer System Interface )バス3a,3bを介
して制御部2に接続されている。図1の例では、ディス
クドライブユニット1a,1b,1cはSCSIバス
(1) 3aに接続され、ディスクドライブユニット1d,
1eはSCSIバス(2) 3bに接続されており、各SC
SIバス3a,3bを介して制御部2との間で制御コマ
ンドやデータの転送がなされるようになっている。
【0028】また、装置の動作状態の表示等を行う表示
操作パネル4と、各ディスクドライブユニット毎の状態
表示を行う表示素子としてのドライブLED5a〜5e
とが設けられ、それぞれ制御部2に接続されている。こ
のドライブLED5a〜5eは、例えば緑/赤の2色の
LEDで構成されている。さらに、ディスクドライブユ
ニット1a〜1e,制御部2,表示操作パネル4等に電
源を供給する電源ユニット6が設けられ、装置内の各部
と接続されており、それぞれに電力を送出するようにな
っている。
【0029】制御部2の詳細の構成を図2に示す。制御
部2は、各部の制御を行うCPU21と、コピー動作時
にマスター用のディスクドライブユニット1aより所定
量のブロックずつ読み出したマスターディスクのデータ
を記憶するバッファメモリ22と、SCSIバス(1) 3
a及びSCSIバス(2) 3bの各バス上のシーケンス制
御を行うSCSIプロトコルコントローラ(SPC)
(1) 23,(2) 24と、ドライブLED5a〜5eを駆
動して点灯表示させるLEDドライバ25とを備えて構
成されている。
【0030】図2における破線で示すように、CPU2
1から制御信号がSPC(1) 23,SPC(2) 24,バ
ッファメモリ22,表示操作パネル4,LEDドライバ
25に送られ、各部が制御されるようになっている。C
PU21によって、SPC(1) 23,SPC(2) 24を
介してSCSIバス3a,3b上の各ディスクドライブ
ユニット1a〜1eにおける記録再生動作の制御が行わ
れ、マスター用のディスクドライブユニット1aによっ
てマスターディスクのデータが所定量のブロックずつ読
み出されてバッファメモリ22に記憶されると共に、こ
のバッファメモリ22のデータがコピー先用のディスク
ドライブユニット1b〜1eに送られて各コピー先ディ
スクに記録される。また、装置の状態に応じてCPU2
1により表示操作パネル4及びLEDドライバ25が制
御され、表示操作パネル4に設けられる各表示部及びド
ライブLED5a〜5eの表示制御が行われる。
【0031】前記バッファメモリ22は、コピー処理時
の時間効率を考慮して、例えば2MBの容量の半導体メ
モリから構成され、マスターディスクから読み出された
一部のデータを一時記憶するようになっている。本実施
例の装置では、コピー処理を高速化するためにドライブ
稼働率を向上させるように2系統のSCSIバスを有し
た構成となっている。SCSIバスの数は、配設するデ
ィスクドライブユニットの数に応じて適宜増減させれば
よい。1系統のSCSIバス上に接続するディスクドラ
イブユニットの数は、本実施例では3個としているが、
1〜7個のうちから適宜設定すればよい。
【0032】次に、本実施例の情報記録再生装置の動作
を説明する。
【0033】情報記録再生装置を使用する際には、まず
装置を商用電源に接続し、電源スイッチをオンして装置
を通電状態とすると、CPU21の制御により、各ディ
スクドライブユニット1a〜1eの脇のドライブLED
5a〜5eが全て緑色に点灯し、ディスク挿入待機状態
となる。このとき、CPU21はマスター用及びコピー
先用のディスクドライブユニット1a〜1eのディスク
の挿入状態を検出し、電源投入以前にディスクが挿入さ
れていた場合は該当するディスクドライブユニットより
ディスクを排出する。
【0034】マスターディスクのデータを複数のコピー
先ディスクに同時にコピーするコピー処理の動作を以下
に説明する。
【0035】コピーを行う際に、ユーザは、まずコピー
先のディスクを必要な枚数だけコピー先用のディスクド
ライブユニット1b〜1eに挿入することでドライブ内
にコピー先ディスクをセットする。このとき、コピー先
ディスクはディスクカートリッジに設けられた書き込み
保護機構としてのライトプロテクトのスライドスイッチ
をオフにしてライトプロテクトをかけないようにする。
コピー先用のディスクドライブユニット1b〜1eは、
コピー先ディスクがセットされるとイニシャライズを行
って記録再生できる状態で待機する。CPU21はコピ
ー先用のディスクドライブユニット1b〜1eのディス
クの挿入状態を検出しており、ドライブLED5b〜5
eのうちコピー先ディスクがセットされたドライブに対
応するLEDを消灯する。
【0036】次いで、ユーザはマスター用のディスクド
ライブユニット1aにマスターディスクを挿入すること
でドライブ内にマスターディスクをセットする。このと
き、マスターディスクはライトプロテクトのスライドス
イッチをオンにしてライトプロテクトをかけておくよう
にする。マスター用のディスクドライブユニット1a
は、マスターディスクがセットされるとイニシャライズ
を行って再生可能な状態で待機する。CPU21はマス
ター用のディスクドライブユニット1aにマスターディ
スクがセットされたことを検出すると、全てのドライブ
LED5a〜5eを消灯し、コピー処理を開始する。す
なわち、ユーザがコピー先ディスクを挿入した後にマス
ターディスクを挿入するだけで、コピー処理が開始され
る。
【0037】本実施例では、一例としてMS−DOSの
ファイルが書き込まれているディスクをマスターディス
クとし、このマスターディスクの内容をコピー先ディス
クへ複写する場合の動作を以降に説明する。
【0038】MS−DOSのディスクのデータ構造は、
図8に示したように、論理データブロック・アドレスの
LBA=0から順に、まずファイル管理領域として、ブ
ートプログラムやディスクの属性情報を記録するBootセ
クタ、各ファイルの格納状態を示す情報を記録するファ
イルアロケーションテーブルであるFAT1,FAT
2、各ファイルのサイズや格納位置等の情報を記録する
ルートディレクトリ、の各領域が設けられ、その後にユ
ーザデータエリアであるデータ領域がLBA=MAXま
で割り当てられている。
【0039】MS−DOSのようなOSでは、前記のよ
うにファイル毎にデータが管理されてディスク上に記録
されている。なお、ディスクのファイル構造は、他のO
Sの場合でも類似した構造となっているため、他のOS
のディスクをコピーする場合においても同様に本実施例
を適用できる。
【0040】図3はコピー先ディスクにおけるコピー処
理の過程を示したものである。まずコピー開始前の
(a)の状態では、コピー先ディスクには不定のデータ
が書き込まれている。図において、“×”は不定のデー
タが書かれていることを示している。不定のデータと
は、その領域に何も書かれていない(消去されている)
状態でのデータ、あるいはコピー処理以前に書き込まれ
ていたデータを意味している。
【0041】コピー処理開始直後では、(b)のように
コピー処理の最初にLBA=0の領域(Bootセクタが書
き込まれる領域)に仮のデータとしてダミーデータ(図
中“n”で示す)を書き込む。このダミーデータの書き
込みとしては、(1)LBA=0にファイルとして成り
立たないデータ、例えば全て00h (h は16進数を表
す)のデータを書き込む、(2)LBA=0を消去し、
データが書き込まれていない状態にする、などの方法が
挙げられる。すなわち、前記のようにダミーデータを書
き込んだ状態でLBA=0の領域を読み出そうとすると
エラーになるようにする。
【0042】なおこのとき、LBA=0の領域に明らか
にファイル管理領域として不正なデータが書き込まれて
いるような場合は、ダミーデータの書き込み処理を省略
することも可能である。
【0043】その後、LBA=1から順に、最大LBA
(LBA=MAX)に向かってコピー処理を実行し、
(c)の過程1、(d)の過程2のようにコピー先ディ
スクへデータを複写していく。この処理により、FAT
1、FAT2、ルートディレクトリ、データ領域、の各
領域が複写される。
【0044】コピー処理の最後に、LBA=0の領域、
すなわちBootセクタの複写を行い、(e)のようにコピ
ーが終了する。以上の処理により、マスターディスクと
同一内容のコピー先ディスクが作成される。
【0045】前述した本実施例のコピー処理の手順を図
4ないし図6のフローチャートを参照して詳しく説明す
る。このフローチャートは、CPU21の動作を中心に
示したものである。
【0046】まず前処理として、図4に示すステップS
1(以降はステップを省略して単にS1のように記す)
で、CPU21はマスター用のディスクドライブユニッ
ト1aにコマンドを送り、マスターディスクがセットさ
れているか否かマスターディスクの挿入状態をチェック
する。そしてS2でマスターディスクがセットされてい
ないかどうかを判断し、マスターディスクがセットされ
ていない場合はS1に戻る。すなわち、マスターディス
クがセットされるまでCPU21,マスター用及びコピ
ー先用のディスクドライブユニット1a〜1eは待機状
態となる。
【0047】S2でマスターディスクがセットされた場
合はS3に進み、マスター用のディスクドライブユニッ
ト1aにコマンドを送ってマスターディスクにライトプ
ロテクトがかけられているか否かをチェックする。そし
てS4でマスターディスクにライトプロテクトがかかっ
ていないかどうかを判断し、ライトプロテクトがかかっ
ていない場合はS5でマスター用のディスクドライブユ
ニット1aの脇のドライブLED5aを黄色に点灯する
エラー処理を行ってS1に戻る。
【0048】S4で挿入されたマスターディスクにライ
トプロテクトがかかっている場合はS6に進み、コピー
先用のディスクドライブユニット1b〜1eにコマンド
を送ってコピー先ディスクがセットされているか否かコ
ピー先ディスクの挿入状態をチェックする。そしてS7
でコピー先ディスクがセットされていないかどうかを判
断し、コピー先ディスクが1枚もセットされていなかっ
た場合はS5でマスター用のディスクドライブユニット
1aの脇のドライブLED5aを黄色に点灯するエラー
処理を行ってS1に戻る。
【0049】S7でコピー先ディスクがセットされてい
る場合はS8に進み、コピー先用のディスクドライブユ
ニット1b〜1eにコマンドを送ってコピー先ディスク
にライトプロテクトがかけられているか否かをチェック
する。そしてS9でコピー先ディスクにライトプロテク
トがかかっているかどうかを判断し、ライトプロテクト
がかかっている場合はS5でドライブLED5b〜5e
のうちエラーがあったコピー先用のディスクドライブユ
ニットに対応するLEDを黄色に点灯するエラー処理を
行ってS1に戻る。
【0050】前記S5でのエラー処理は、ユーザの操作
ミスによる軽度のエラー時の処理であるため、緑/赤2
色のドライブLEDを緑と赤の両方点灯させて黄色に点
灯させ、エラーをユーザに告知する。この場合、ユーザ
がライトプロテクトエラーが発生したドライブのイジェ
クトスイッチを押してマスターディスクあるいはコピー
先ディスクを排出しない限り、次の処理に進まないよう
になっている。なお、S5でのエラー処理としてドライ
ブLEDの点灯に代えて、マスターディスクにライトプ
ロテクトがかかっていない場合やコピー先ディスクが1
枚もセットされていない場合にはマスターディスクを、
コピー先ディスクにライトプロテクトがかかっている場
合にはコピー先ディスクをそれそれ自動的に排出するよ
うにしても良いし、LEDの点灯とディスクの排出との
両方を行うようにしても良い。
【0051】S9で挿入されているコピー先ディスクに
ライトプロテクトがかかっていない場合は、コピー処理
開始となり、図5に示した以降のコピー処理に進む。す
なわち、ライトプロテクトがかかっていないコピー先デ
ィスク(1枚以上)をコピー先用のディスクドライブユ
ニットにセットした後に、ライトプロテクトがかかって
いるマスターディスクをマスター用のディスクドライブ
ユニットにセットすることにより、コピー処理が開始さ
れる。
【0052】コピー処理において、まず図5のS10
で、全てのディスクドライブユニット1a〜1eのイジ
ェクトスイッチをロックし、コピー処理中のディスクの
誤排出を防止する。その後、マスターディスクの全面の
データをコピー先ディスクに複写する。
【0053】コピー処理開始直後において、CPU21
は、S11でダミーデータの書き込み処理として、図3
で説明したようにLBA=0にダミーデータを書き込む
か、またはLBA=0のデータを消去する処理を行う。
【0054】その後、CPU21は、S12でマスター
用のディスクドライブユニット1aにコマンドを送り、
マスターディスクの全データのうち所定量のブロックの
データをマスターディスクから読み出し、SCSIバス
3aを介して転送してバッファメモリ22に読み込む。
そして、S13でコピー先用のディスクドライブユニッ
ト1b〜1eにコマンドを送り、バッファメモリ22の
データをSCSIバス3a,3bを介して転送してコピ
ー先ディスクに書き込む。次いで、S14で表示操作パ
ネル4に制御信号を送ってコピー処理の進捗度を表示操
作パネル4の表示部に%で表示する。
【0055】次に、S15で、コピー動作中にエラーが
生じたか否かを判断し、ディスクの欠陥などにより、デ
ータの読み出しまたは書き込みでエラーが生じた場合は
S16でエラーがあったマスター用あるいはコピー先用
のディスクドライブユニットを処理から外す。そしてS
17でエラーが生じたドライブ以外のディスクドライブ
ユニットでコピー処理の続行が不可能かどうかを判断す
る。ここで、マスターディスクの読み出しエラーや全て
のコピー先ディスクでの書き込みエラーが発生した場合
は、コピー処理続行不可能であると判断してコピー処理
を中止し、コピー終了とする。一方、エラーが生じてい
ないコピー先用のディスクドライブユニットについては
コピー先ディスクのコピー処理を継続することになる。
【0056】S15でコピー動作中にエラーが生じなか
った場合やS17でコピー処理続行可能な場合はS18
に進み、マスターディスクの全面の全てのデータをコピ
ー先ディスクにコピー終了したか否かを判断する。ここ
で全データのコピーが終了していない場合はS12に戻
り、S12〜S18の処理を繰り返す。本実施例ではバ
ッファメモリ22の容量はディスクの記憶容量より小さ
いため、ディスクの全面についてコピーが終了するまで
前述したデータのコピー動作を繰り返すようにする。
【0057】第1実施例では、S12〜S18の処理ル
ープにおいて、LBA=1から最大LBAに向かってL
BAが昇順になるように複写処理を実行する。
【0058】なお、従来の装置のようにバッファメモリ
手段としてハードディスクを設けてマスターディスクの
全てのデータを一旦ハードディスクに記録した後、この
データを複数のコピー先ディスクへそれぞれ書き込むよ
うにすることも考えられるが、コピー時にディスクドラ
イブユニットにおいて多くの待ち時間が生じる場合には
ドライブ稼働率が低下してしまう。本実施例のようにド
ライブ稼働率を考慮してディスクドライブユニット及び
SCSIバスの数、バッファメモリの容量を設定するこ
とにより、ハードディスク等を設けることなく高速にコ
ピー処理を行うことができる。
【0059】S18でLBA=1から最大LBAまでの
全てのデータのコピーが終了すると、コピー処理の最後
に、S19に進んでマスターディスクのLBA=0のデ
ータを読み出し、SCSIバス3aを介して転送してバ
ッファメモリ22に読み込んだ後、S20でバッファメ
モリ22のデータをSCSIバス3a,3bを介して転
送してコピー先ディスクのLBA=0に書き込む。この
LBA=0のデータの複写が終了すると、コピー終了と
なり、図6に示した以降の後処理に進む。なおこのと
き、表示操作パネル4のコピー進捗度表示は100%と
なる。
【0060】後処理において、まず図6のS21で、全
てのディスクドライブユニット1a〜1eのイジェクト
スイッチのロックを解除する。次いで、S22でマスタ
ー用及びコピー先用のディスクドライブユニット1a〜
1eのうちコピー動作時にエラーが生じなかったドライ
ブにコマンドを送り、コピーが正常終了したマスター及
びコピー先ディスクのみを排出する。そして、ディスク
を排出したマスター用及びコピー先用のディスクドライ
ブユニットの脇のドライブLEDを緑色に点灯する。こ
のドライブLEDの緑色表示によって、ユーザはコピー
の正常終了を確認でき、次のコピー先ディスクを挿入で
きることを認識できる。
【0061】そして、S23でコピー処理中にディスク
の欠陥などによるエラーがあったか否かを判断し、エラ
ーがあった場合はディスクの欠陥等によるコピーエラー
時の処理として、S24でドライブLED5a〜5eの
うちエラーが生じたマスター用あるいはコピー先用のデ
ィスクドライブユニットの脇のLEDを赤色に点灯さ
せ、異常をユーザに告知する。そして、S25でユーザ
によってエラーの生じたマスターあるいはコピー先ディ
スクが排出されていないかを判断し、ユーザによってデ
ィスクが排出されるまで待機する。このとき、ユーザは
ディスクドライブユニットのイジェクトスイッチを押す
ことによって、エラーの生じたマスターあるいはコピー
先ディスクを排出する。従って、ドライブLEDの赤色
表示によりユーザがディスクコピーのエラーを確認し、
ユーザによってエラーの生じたディスクが排出されない
限り、次の処理に進まないようになっている。
【0062】なお、コピー処理中に、マスター用あるい
はコピー先用のディスクドライブユニットにおいて半導
体レーザの故障など装置のハード的なエラー(機械的故
障、電気的故障を含む)が発生した場合は、エラーの生
じたディスクドライブユニットの脇のドライブLEDを
赤色で点滅させるようにしても良い。また、装置の動作
中に、その他のエラー(制御部2のエラーやディスクド
ライブユニット以外の部分のハード的なエラー(機械的
/電気的故障を含む)など)が発生した場合は、表示操
作パネル4にエラー番号を表示し、修理時にエラー原因
を判別できるようにする。
【0063】S23でコピー処理中にエラーが生じなか
った場合やS25でエラーの生じたマスターあるいはコ
ピー先ディスクが排出されたときは、コピー処理終了と
なってS26に進み、表示操作パネル4に制御信号を送
ってコピー処理を正常に終了したコピー先ディスクの枚
数をコピー完了枚数として表示操作パネル4の表示部に
表示する。そして、図4のS1に戻って前述した処理を
再度繰り返す。
【0064】本実施例の装置では、1回のコピー処理に
要する時間は、例えば記憶容量が128MBの3.5イ
ンチの光磁気ディスクで約9分である。従って、図1の
構成では約9分で1枚のマスターディスクから4枚のコ
ピーディスクを作成することができる。
【0065】同一のマスターディスクのコピーをさらに
行う場合は、ディスクドライブユニットから排出された
コピー済みのディスクを取り出し、新たなコピー先ディ
スクをコピー先用のディスクドライブユニット1b〜1
eに挿入した後、再度同一のマスターディスクをマスタ
ー用のディスクドライブユニット1aに挿入してコピー
を行う。また、他のマスターディスクのコピーを行う場
合は、新たなコピー先ディスクをコピー先用のディスク
ドライブユニット1b〜1eに挿入した後、他の異なる
マスターディスクをマスター用のディスクドライブユニ
ット1aに挿入してコピーを行う。
【0066】次に、図7を参照して第2実施例を説明す
る。図7は本発明の第2実施例におけるコピー処理動作
の過程を示す作用説明図である。
【0067】第2実施例は、マスターディスク上のデー
タを論理データブロックにおいて第1実施例とは逆方向
にコピーするようにした例である。ここでは、第1実施
例と異なる部分についてのみ説明する。
【0068】第2実施例では、コピー開始前の(a)の
状態で不定のデータが書かれているコピー先ディスクに
対して、コピー処理開始直後に、第1実施例と同様
(b)のようにLBA=0の領域にダミーデータを書き
込んだ後、最大LBA(LBA=MAX)からLBA=
0に向かってLBAが降順になるようにコピー処理を実
行し、(c)の過程1、(d)の過程2のようにコピー
先ディスクへデータを複写する。この処理により、デー
タ領域、ルートディレクトリ、FAT2、FAT1、の
各領域が複写される。
【0069】そして、コピー処理の最後に、LBA=0
の領域、すなわちBootセクタの複写が実行され、(e)
のようにコピーが終了する。以上の処理により、マスタ
ーディスクと同一内容のコピー先ディスクが作成され
る。
【0070】このコピー処理は、第1実施例と同様に図
5のフローチャートのS12〜S18の処理ループにお
いて実行されるが、第2実施例では論理データブロック
の最大LBAから降順にコピーを行うため、結果的にL
BA=0の領域の複写処理が最後に実行される。よって
この場合、LBA=0のデータの複写は前記処理ループ
内に含まれるため、図5のS19及びS20は省略する
ことができる。
【0071】以上説明したように、本実施例では、コピ
ー処理の最初にコピー先ディスクのLBA=0にダミー
データを書き込んで意図的にコピー先ディスクのファイ
ル管理領域を不完全な状態にしておき、コピー処理の最
後にLBA=0のデータの複写を行ってファイル管理領
域を正常な状態にするようにしている。この動作によ
り、コピー先ディスクの内容は、コピー終了直前までフ
ァイル管理領域にダミーデータが存在するため不完全で
読み出し不能な状態となり、コピー終了時に初めてマス
ターディスクの内容と全て一致した完全なものとなる。
【0072】なお、ダミーデータを書き込んで最後にデ
ータを複写する領域はLBA=0のBootセクタに限ら
ず、FAT1,FAT2,ルートディレクトリなど他の
ファイル管理領域において実行し、ファイル管理領域の
一部がコピー終了するまで正常でない状態となるように
しても良い。
【0073】従って、本実施例の構成によれば、コピー
が正常に終了していない不完全なディスクでは必ずBoot
セクタ,FAT1,FAT2,ルートディレクトリのい
ずれかの一部が破壊されている状態となるため、コピー
先ディスクに書き込まれているデータのアクセスを開始
する前に、ディスクドライブユニットにコピー先ディス
クをセットしてディスクを認識する段階で、ホストコン
ピュータによってコピー先ディスクが不完全であること
を容易かつ確実に検出することができる。このため、コ
ピー処理が異常終了したり中断された場合など、コピー
先ディスクのデータが不完全な状態である場合に、誤っ
て正常なディスクであると認識してしまうことを防止で
き、アプリケーションの動作途中でのデータ読みだしエ
ラー、誤ったデータの読み出しなどの不具合を事前に防
ぐことが可能になる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ピー処理が中断されデータが不完全なコピー先ディスク
を容易かつ確実に検出可能な情報記録再生装置を提供で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る情報記録再生装置の全体
構成を示すブロック図
【図2】本実施例の情報記録再生装置における制御部の
構成を示すブロック図
【図3】第1実施例におけるコピー処理動作の過程を示
す作用説明図
【図4】本実施例の情報記録再生装置の動作を示す図で
あって、前処理部分のフローチャート
【図5】本実施例の情報記録再生装置の動作を示す図で
あって、コピー処理部分のフローチャート
【図6】本実施例の情報記録再生装置の動作を示す図で
あって、後処理部分のフローチャート
【図7】第2実施例におけるコピー処理動作の過程を示
す作用説明図
【図8】一般的なコピー装置におけるコピー処理動作の
過程を示す作用説明図
【符号の説明】
1a…ディスクドライブユニット(マスター再生用) 1b,1c,1d,1e…ディスクドライブユニット
(コピー先記録用) 2…制御部 3a,3b…SCSIバス 4…表示操作パネル 5a〜5e…ドライブLED 6…電源ユニット 21…CPU 22…バッファメモリ 23,24…SCSIプロトコルコントローラ(SP
C)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスター媒体に記録された情報を読み出
    すマスター媒体再生手段と、前記読み出されたマスター
    媒体の情報をコピー先媒体に書き込むコピー先媒体記録
    手段とを備え、マスター媒体に記録された情報をコピー
    先媒体にコピーする情報記録再生装置であって、 前記コピー先媒体のファイル管理領域の一部に仮のデー
    タを書き込む、または前記コピー先媒体のファイル管理
    領域の一部を消去する処理を行った後、前記領域以外の
    全領域の複写処理を行い、最後に前記領域の一部の複写
    処理を行うコピー制御手段を備えたことを特徴とする情
    報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記コピー制御手段は、前記領域以外の
    全領域の複写処理を行う際に、前記コピー先媒体におけ
    る論理データブロックの最小アドレスから昇順に複写処
    理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記コピー制御手段は、前記領域以外の
    全領域の複写処理を行う際に、前記コピー先媒体におけ
    る論理データブロックの最大アドレスから降順に複写処
    理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報記録再
    生装置。
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