JP2575987B2 - 光ディスクの不正利用防止方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクの不正利用防止方法及び光ディスク装置

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JP2575987B2
JP2575987B2 JP4061882A JP6188292A JP2575987B2 JP 2575987 B2 JP2575987 B2 JP 2575987B2 JP 4061882 A JP4061882 A JP 4061882A JP 6188292 A JP6188292 A JP 6188292A JP 2575987 B2 JP2575987 B2 JP 2575987B2
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optical disk
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浩 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ディスクに関し、特
に、光ディスクの不正利用防止方法及びその方法が適用
された光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】光ディスクは、非常に大容量のデータを記
録でき、ランダムアクセスが容易であることから、広く
普及していくことが予想される。
【0003】このように、光ディスクが広く普及する
と、光ディスクに記録されていたデータやプログラムが
他の記録媒体に不正コピーされる可能性がある。従っ
て、データやプログラムに対する著作権を保護しなが
ら、光ディスクを広く普及させていくためには、上記不
正コピーを防止するための何らかの対策を立てておく必
要がある。
【0004】図11は光ディスク装置の概念図である。
ドライブ31の装填口31aに光ディスク1が装填され
るようになっており、該ドライブ31とホストCPU3
0とがSCSI(Small Computer Systems Interface)3
2を介して接続されている。
【0005】図12は国際標準規格(ISO規格)に基
づく光ディスク1の構成を示すものである。第3トラッ
クから9996トラック迄がユーザが通常の方法でアク
セスできるアクセス可領域Aである。このアクセス可領
域Aは全領域がRAM部12である場合、あるいは全領
域がROM部11である場合、更に、外周部の一部をR
OM部11となし、他の部分をRAM部12となした、
いわゆるパーシャルROMである場合がある。
【0006】アクセス可領域Aの内外周の3トラックは
ROM領域のアドレス範囲、RAM領域のアドレス範囲
等、ディスク管理に必要なデータが記入されているDM
A(Defect Management Area)領域Bであって、通常ユー
ザの方法ではアクセスすることはできないが、メインテ
ナンスモードではアクセス可能な領域となっている。更
に、その内外周にはインナ(アウタ)コントロールトラ
ックCが設けられ、更に、その内外には余白部Dが設け
られている。
【0007】上記ROM部11に書き込まれたデータは
ホストCPU30に組み込まれたアプリケーションプロ
グラムによって利用されるようになっており、該アプリ
ケーションプログラムは上記光ディスク1のROM部1
1に書き込まれている場合もあり、あるいは他の方法で
ホストCPU30に組み込むこともある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクにコピー禁
止のためのソフト的、ハード的な対策ができないと、必
ず不正コピーがなされるおそれがあり、このことが光デ
ィスクの普及を阻害する可能性さえある。特に、3.5
インチの光ディスクでは、追記や消去、再記録可能な光
ディスクの他に、所望のデータやプログラムをROM部
11に記録した再生専用、あるいは部分的に再生専用と
なっているパーシャルROMタイプの光ディスクを製品
化していくことが検討されている。
【0009】ところが、光ディスクにコピー禁止対策が
なされていないと、このような所望のデータやプログラ
ムを記録した再生専用の光ディスク、あるいはパーシャ
ルROMタイプの光ディスクのROM部11が不正コピ
ーされ、著作権が侵害される可能性がある。
【0010】光ディスクにコピー防止のためのソフト
的、ハード的な対策が施されるとこれらの問題は解決す
るが、そのために、現在進められようとしている国際標
準規格(ISO規格)より外れたフォーマットを持たせ
ることはできない。尚、特開昭62−269231号公
報には、フロッピーディスクの特定のアドレスに特定の
データを書き込んでおき、この特定のデータとコンピュ
ータ側のデータとを比較する方法が記載されているが、
コンピュータ側に特定のデータを持たせるために特別に
機構を必要とする点で汎用性がない欠点がある。
【0011】この発明は光ディスクの国際標準規格に外
れることなく、不正コピーを防止するためのコピー禁止
の情報を記録することができる光ディスクの不正利用防
止方法を提供することを目的とし、更に、不正コピーを
防止することができる光ディスク装置を提供することを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために以下の手段を採用している。すなわち、R
OM部とRAM部あるいはROM部のみを備えた光ディ
スクにおいて、ROM部が存在するか否かをチェック
し、ROM部が存在しない場合に該光ディスクの継続使
用を停止するようにするものである。
【0013】例えば図1、図2に示すように、RAM部
12の容量Lを示すレイアウト情報をユーザがアクセス
できない領域に記録されている光ディスク1において、
装填された光ディスク1の上記RAM部12の容量(L
=V2)を容量読み取り手段100で検出し、該容量
(L=V2)と、予め判っている上記光ディスク1のR
AM部12の真正の容量(L=V1)とを比較手段30
0で比較し、両者が一致しないとき、媒体が正しくない
とするものである。
【0014】また、例えば、図3、図4に示すように、
装填された光ディスク1の特定アドレスチェックデータ
D1をチェックデータ読み取り手段150で読み取り、
該データD1と予め判っている真正のチェックデータD
2とを比較手段350で比較して、両者が一致しないと
きに媒体が正しくない旨の判断をするようにする。
【0015】更に、上記ROM部11の特定のアドレス
に書き込み指示手段500によって書き込み指示を出す
とともに、該書き込み指示で正常に書き込みがなされた
とき判断手段600によって、媒体が正しくない旨の判
断をする。このとき、上記書き込み指示手段500でダ
ミーデータを書き込むようにすると、積極的にコピーデ
ータを破壊することができる。
【0016】更に、図7、図8に示すように、媒体種検
出手段700によって装填された媒体がドライブに着脱
自在に装着されうるか否か、すなわち可換記憶媒体であ
るか否かを検出し、可換記憶媒体でない場合には媒体が
正しくない旨の判断をする。
【0017】
【作用】アクセス可領域Aの全ブロック数がNで、その
中、ROM部11のブロック数がMである光ディスク1
aのRAM部12の容量はN−M=Lである。この値L
は光ディスク1aを製造したときに判っている値であ
り、ISO規格では容量データLはユーザが通常ではア
クセスできないDMA領域Bに製造時に記入されること
になっている。
【0018】この光ディスク1aの内容をRAM部12
のブロック数がN(すなわち、アクセス可領域Aが全部
RAM部12であるフルRAM型)である光ディスク1
bにコピーした場合であっても、コピー先の光ディスク
1bのRAM部12の容量Nそのものに変化があるわけ
ではないし、また、上記DMA領域Bに記録された上記
容量データLまではコピーできない。
【0019】従って、光ディスク1aが他の光ディスク
1b(ドライブ31に装填された光ディスク1)にコピ
ーされた場合には、上記容量読み取り手段100によっ
て検出された値L=V2(この場合V2=0)と容量記
録手段200に記録された真正の値L=V1は一致しな
いことになり、不正コピーであることが判り、以後の処
理を継続しないようにする。
【0020】上記チェックデータ記録手段150が記録
している真正のチェックデータD1は、上記チェックデ
ータ読み取り手段250が装填された光ディスク1から
読み出したチェックデータD2と本来(光ディスク1b
が真正の光ディスク1aのコピー品でない場合)は一致
するはずである。ところが、ドライブ31に装填された
光ディスク1がコピー品であって、何等かの理由でコピ
ー元のアドレスとコピー先のアドレスが一致していない
場合には、上記チェックデータ記録手段150に記録し
た真正のチェックデータD1と上記チェックデータ読み
取り手段250で装填された光ディスク1から読み出し
たチェックデータD2は一致しないことになる。
【0021】このように2つのチェックデータが一致し
ない場合にはコピー品とみなして、以後の処理を継続し
ないようにする。また、アドレス記録手段400が記録
している上記光ディスク1のROM部11の特定のアド
レスに書き込みをしようとすると、その光ディスク1が
コピー品でない場合、ドライブ31はそのアドレスがR
OM部11であるので書き込みができない旨を知らせて
くる。ところが、その光ディスク1のアクセス可領域A
が全部RAM部領域であるフルRAM型の光ディスク1
へのコピー品であると、上記特定アドレスがRAM部1
2にあるので書き込みが可能となる。従って、書き込み
指示手段500の書き込み指示によってドライブ31が
正常に作動した場合には、装填されている光ディスク1
が不正コピーされたと判断手段600が判断して、それ
以後の継続使用ができないようにする。また、上記のよ
うにドライブ31が正常に作動した場合には、更に積極
的にダミーデータを上書きすることによって、不正コピ
ーされたデータは利用できなくなる。
【0022】ドライブ31は装填されている媒体が、該
ドライブち対して着脱可能であるいわゆる換記憶媒体
あるか否かを判別することができる機能を本来備えてい
る。一方、光ディスク1に収納されて販売されたデータ
可換記憶媒体でない他の媒体、例えばハードディスク
に記録されている場合、そのデータはコピーされたデー
タということになる。そこで、媒体種が可換記憶媒体
否かの上記媒体種検出手段700で媒体種を検出し、媒
体が可換記憶媒体でない場合にはコピーされたデータと
みなして作業の継続を禁止する。
【0023】
【実施例】図9、図10は本発明のチェックプログラム
が適用されるアプリケーションプログラムと、該チェッ
クプログラムとの関係を示したものである。
【0024】このチェックプログラムはアプリケーショ
ンプログラムと一体で又は単独でチェック対象となる光
ディスクに記憶され、ドライブ31に該光ディスクを装
填することによってホストCPU30に組み込まれるよ
うにするか又は他の方法でホストCPU30に組み込む
ようにする。
【0025】図9に示す例では上記ホストCPU30に
組み込まれたアプリケーションプログラムが立ち上がる
と、すぐに本発明のチェックプログラムが作動する(図
9、F1)。このチェックの結果、後に説明するように
レジスタ301、302、303に光ディスク1が正し
いか正しくないかを表すフラグが立つようになっている
ので、そのフラグを判別して(図9、F2)、光ディス
ク1が正しい場合にはアプリケーションプログラム本来
の作業(図9、F3)をするようにし、光ディスクが正
しくない場合にはその旨の表示をして(図9、F4)終
了するようになっている。又、図10に示す例ではプロ
グラムの進行過程で発生するコマンドが光ディスク1を
使用するコマンドであるか否かを判定し(図10、F5
→F6)、光ディスク1を使用する場合には本発明のチ
ェックプログラムを作動させる(図10、F7)。ここ
で、光ディスク1が正しくない場合には上記と同様その
旨の表示をし(図10、F8)、正しいときにはコマン
ド処理をする(図10、F9)。もちろん、上記F6の
ステップで光ディスク1を使用しないときにもF9のコ
マンド処理をするようになっている。
【0026】図1は本発明の一実施例を示す機能ブロッ
ク図、図2は図1のブロック図のフロー図を示すもので
ある。光ディスク1にはROM部11とRAM部12と
が設けられ、ROM部11には、ホストCPU30に組
み込まれたアプリケーションプログラムが利用するデー
タが該光ディスク1表面に刻設された物理的な凹凸であ
るピットによって記録されている。
【0027】この光ディスク1のユーザが直接利用でき
ない領域であるDMA領域Bには、その光ディスク1の
RAM部12の容量L(=V2)の他、該光ディスク1
の管理上必要なデータが記録されており、また、上記チ
ェックプログラムの容量記録手段200には上記容量L
(=V1)を予め真正のデータとして記録しておく。一
方上記チェックプログラムには上記容量Lのデータを上
記SCSI32を介してホストCPU30に取り込むた
めの容量読み取り手段100が備えられている。
【0028】この状態で、上記光ディスク1がドライブ
31に装填された場合を説明すると以下のようになる。
チェックプログラムは上記のように自己が記録している
真正のRAM部12の容量V1をレジスタ201に登録
するとともに、アプリケーションプログラムの容量読み
取り手段100は上記光ディスク1のDMA領域Bに記
録されたRAM部12の容量L=V2をSCSI32を
介してレジスタ101に登録する(図2、F11)。
【0029】このようにして得られた2つの容量V1と
V2を比較手段300で比較し、両者が一致する場合に
は媒体が正しい旨のフラグをレジスタ301に立てる
(図2、F13:Y→F14)。
【0030】ところで、ドライブ31に装填された光デ
ィスク1がコピーされた光ディスク1bである場合、コ
ピー元の光ディスク1aのDMA領域Bに書き込まれて
いるRAM部12の真正の容量L=V2はコピーされて
おらず、上記レジスタ101にはコピー先の光ディスク
1bのRAM部容量L=V2が記録されている。従っ
て、比較手段300の出力は不一致を表すことになり、
レジスタ301には媒体が正しくない旨のフラグが立て
られる。
【0031】図3は本発明の他の実施例を示す機能ブロ
ック図、図4はそのフロー図である。チェックプログラ
ムには光ディスク1の特定のアドレス(複数でもよい)
に記録されたチェックデータD2を読み取るためのチェ
ックデータ読み取り手段250が設けられ、まず最初に
装填された光ディスク1の上記アドレスのチェックデー
タD2を読み出してレジスタ251に登録する(図4、
F21)。
【0032】一方、チェックプログラムのチェックデー
タ記録手段150には、上記特定のアドレスに本来ある
べき真正のチェックデータD1が登録されており、該真
正のチェックデータD1はレジスタ151に登録されて
いる。上記のようにして光ディスク1より得られるチェ
ックデータD2とホストCPU30が持っている真正の
チェックデータD1とを比較手段350で比較し、一致
しなければ真正の光ディスク1ではないとみなされ、光
ディスク媒体が正しくないことを示すフラグをレジスタ
302に立てる(図4、F27)。
【0033】これによって、図5に示すようにコピー先
の光ディスク1bに所定量のROM部13があって、コ
ピー元の光ディスク1aのROM部11のアドレス範囲
ZA1に対して上記ROM部13に対応するアドレス分
のオフセット量だけずれたアドレス範囲ZA2にコピー
されているような場合に対応できる。
【0034】コピー元の光ディスク1aのアドレスとコ
ピー先の光ディスク1bのアドレスが同じである場合に
は、上記方法では光ディスク1より得られるデータD2
とホストCPU30(チェックプログラム)が持ってい
るチェックデータD1とは一致することになるので、コ
ピー品をチェックできないことになる。
【0035】そこで、チェックプログラム(ホストCP
U30)には光ディスク1のROM部11内の特定アド
レスを予め記録したアドレス記録手段400を備えてお
き、そのアドレスをレジスタ401等に書き込んでお
く。
【0036】一方、チェックプログラムには書き込み指
示手段500を備えておき、該書き込み指示手段500
によって上記レジスタ401に落とされたアドレスに従
ってドライブ31に装填された光ディスク1に書き込み
指示を出す(図4、F24)。
【0037】光ディスク1がコピー品でないときは、真
正のROM部11に書き込みを指示したことになり、ド
ライブ31の本来の性質からSCSI32よりそのアド
レスはROM部11であるので書き込みはできない旨の
信号をホストCPU30に伝送する。これによって判断
手段600は媒体が正しいとの判断をしてレジスタ30
2にその旨のフラグを立てる(図4、F26)。
【0038】ところが、上記光ディスク1がコピー品で
ある場合には、RAM部12に書き込みを指示したこと
になり、上記SCSI32より書き込みを受入れた旨の
信号がホストCPU30に入力される。これによって判
断手段600は媒体が正しくないことを示すフラグをレ
ジスタ302に立てる(図4、F27)。
【0039】図6は本発明の他の実施例を示すものであ
る。図3、図4に示した実施例と略同じであるが、上記
例のように単にROM部11への書き込みを試みるだけ
でなく、ROM部11への書き込みが可能なとき(従っ
て実際はROM部11ではなくRAM部12)にはダミ
ーデータを書き込んで積極的にコピーされたデータを破
壊するようにしている(図6、F30参照)。
【0040】図7はハードディスクへのコピーを防止す
るための本発明の他の実施例を示すブロック図であり、
図8はそのフロー図である。ドライブ31は装填されて
いる媒体が可換記憶媒体か否かを判定する機能を本来備
えている。そこで、チェックプログラムに上記ドライブ
31の判断を検出する媒体種検出手段700を備えてお
き、媒体種検出手段700によってドライブ31の検出
信号を取り出す(図8、F41)。これによって判定手
段800で可換記憶媒体か否かの判定をし(図8、F4
2)、可換記憶媒体であれば光ディスク1が装填されて
いることになるので、媒体が正しいとみなしてその旨の
フラグをレジスタ303に立てる(図8、F43)。一
方、可換記憶媒体でない場合には光ディスク媒体が正し
くない旨のフラグを上記レジスタ303に立てることに
なる(図8、F44)。
【0041】尚、図9、図10で示したようにアプリケ
ーションプログラムでは上記レジスタ301、302、
303の内容を読んで、次の作業に進行させるか停止さ
せるかを判断することになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は本来固定
値である光ディスクのRAM部の真正の容量をアプリケ
ーションプログラムが認識しておき、ドライブに装填さ
れた光ディスクのRAM部の容量と比較するようにして
いるので、コピー品であるときには直ちに検出できる。
【0043】また、コピーされた光ディスクであっても
何等かの理由でコピー元のアドレスが特定量シフトされ
たコピー先のアドレスにコピーされることがある。この
場合は、コピー元に本来あるべき特定のアドレスの真正
のチェックデータとドライブに装填された特定アドレス
のデータを比較することによって、不正コピーを検出で
きることになる。
【0044】更に、本来ROM部であるアドレスに書き
込みを試みることによって、書き込み可能な場合にはコ
ピー品とみなすことができ、更に積極的にダミーデータ
を書き込むことによって、コピーデータを破壊すること
ができる。
【0045】更に、記録媒体種が光ディスクであるかど
うか(可換記憶媒体であるか否か)をチェックすること
によって、コピーされたデータであるか否かの検出がで
きることになる。又更に、本願発明は光ディスクにアプ
リケーションプログラムと共に記憶させることができる
ので特別の機構を必要としない利点がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例機能ブロック図である。
【図2】図1のフロー図である。
【図3】本発明の他の実施例機能ブロック図である。
【図4】図3のフロー図である。
【図5】図3、図4の実施例の説明図である。
【図6】本発明の更に他の実施例のフロー図である。
【図7】本発明の更に他の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図8】図7のフロー図である。
【図9】本発明の適用例を示すフロー図である。
【図10】本発明の他の適用例を示すフロー図である。
【図11】光ディスク装置の概念図である。
【図12】光ディスクの概念図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 11 ROM部 12 RAM部 31 ドライブ 100 容量読み取り手段 150 チェックデータ記録手段 200 容量記録手段 300 比較手段 350 比較手段 400 アドレス記録手段 500 書き込み指示手段 600 判断手段 700 媒体種検出手段 D1 真正のチェックデータ D2 チェックデータ L 容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 浩 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 内藤 一紀 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−269231(JP,A) 特開 平5−210497(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ROM部とRAM部あるいはROM部の
    みを備えた光ディスクにおいて、 ROM部が存在するか否かをチェックし、ROM部が存
    在しない場合に該光ディスクの継続使用を停止する光デ
    ィスクの不正利用防止方法。
  2. 【請求項2】 ROM部とRAM部あるいはROM部の
    みを備えるとともに、RAM部の容量(L) を示すレイア
    ウト情報をユーザがアクセスできない領域に記録した光
    ディスクにおいて、 ドライブに装填された光ディスクの上記RAM部の容量
    (L=V2) を検出し、該容量(V2)と、予め判っている上記
    光ディスクのRAM部の真正の容量(L=V 1)とを比較
    し、両者が一致しないとき、媒体が正しくない旨の判断
    をすることを特徴とする光ディスクの不正利用防止方
    法。
  3. 【請求項3】 ROM部とRAM部備えた光ディスク
    において、 ドライブに装填された光ディスクのROM部の特定アド
    レスに書き込まれているチェックデータ(D2)を読み取
    り、該データ(D2)と、予め判っている上記アドレスの真
    正のチェックデータ(D1)とを比較し、両者が一致しない
    ときに媒体が正しくない旨の判断をすることを特徴とす
    る光ディスクの不正利用防止方法。
  4. 【請求項4】 ROM部とRAM部あるいはROM部の
    みを備えた光ディスクにおいて、 ドライブに装填された光ディスクのROM部の特定のア
    ドレスに書き込み指示を出し、該書き込み指示によって
    正常に書き込みがなされたときに、媒体が正しくない旨
    の判断をする光ディスクの不正利用防止方法。
  5. 【請求項5】 上記書き込みでダミーデータを書き込む
    ようにした請求項4に記載の光ディスクの不正利用防止
    方法。
  6. 【請求項6】 ROM部とRAM部あるいはROM部の
    みを備えた光ディスクにおいて、 ドライブに装填された光ディスクが可換記憶媒体である
    か否かを検出し、可換記憶媒体でない場合には媒体が正
    しくない旨の判断をする光ディスクの不正利用防止方
    法。
  7. 【請求項7】 ROM部とRAM部あるいはROM部の
    みを備えるとともに、RAM部の容量(L) を示すレイア
    ウト情報をユーザが通常の方法でアクセスできない領域
    に記録した光ディスクを記録再生する光ディスク装置に
    おいて、 上記光ディスクのRAM部の真正の容量(L=V1) を記録
    した容量記録手段と、 ドライブに装填された光ディスクのRAM部の容量(L=
    V2) を検出する容量読み取り手段と、 上記容量記録手段が記録しているRAM部の容量(V1)
    と、容量読み取り手段が検出したRAM部の容量(V2)と
    を比較し、両者が一致しないとき、媒体が正しくない旨
    のフラグを立てる比較手段とを備えたことを特徴とする
    光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 ROM部とRAM部備えた光ディスク
    を記録再生する光ディスク装置において、 上記光ディスクの特定のアドレスに記録されている真正
    のチェックデータ(D1)を記録したチェックデータ記録手
    段と、 ドライブに装填された上記光ディスクの特定アドレスの
    チェックデータ(D2)を読み取るチェックデータ読み取り
    手段と、 上記チェックデータ読み取り手段によって得られたチェ
    ックデ−タ(D2)とチェックデータ記録手段が記録してい
    る真正のチェックデータ(D1)を比較して、両者が一致し
    ないときに媒体が正しくない旨のフラグを立てる比較手
    段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 ROM部とRAM部あるいはROM部の
    みを備えた光ディスクを記録再生する光ディスク装置に
    おいて、 上記光ディスクのROM部の中の特定のアドレスを予め
    記録したアドレス記録手段と、 上記アドレス記録手段が記録しているアドレス情報に従
    ってドライブにROM部への書き込みを指示する書き込
    み指示手段と、 上記書き込み指示手段による指示に基づいてドライブが
    正常に作動したか否かを判断し、正常に作動したときに
    その媒体が正しくない旨のフラグを立てる判断手段とを
    備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 上記書き込み指示手段がROM部にダ
    ミーデータを書き込み指示する請求項9に記載の光ディ
    スク装置。
  11. 【請求項11】 ROM部とRAM部あるいはROM部
    のみを備えた光ディスクを記録再生する光ディスク装置
    において、 ドライブに装填された媒体が可換記憶媒体であるか否か
    を検出し、可換記憶媒体でない場合には媒体が正しくな
    い旨のフラグを立てる媒体種検出手段を備えたことを特
    徴とする光ディスク装置。
JP4061882A 1992-03-18 1992-03-18 光ディスクの不正利用防止方法及び光ディスク装置 Expired - Lifetime JP2575987B2 (ja)

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