JP2005157000A - 画像形成装置、交換ユニット、消耗データ管理方法、プログラム - Google Patents

画像形成装置、交換ユニット、消耗データ管理方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】交換ユニットのメモリに保存された消耗データを保護することで、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等の管理を適正に行う。
【解決手段】消耗品を格納する着脱可能な交換ユニット30を備え、前記消耗品を用いて画像形成処理を行う画像形成装置において、制御部11が交換ユニット30に搭載されたユニットID記憶用ROM31からユニットIDを取得し、暗号化鍵生成部16で、取得したユニットIDを用いて暗号化鍵を生成し、制御部11が取得した、画像形成処理に伴う前記消耗品の消耗度合いを示す消耗データを、暗号化復号化部18により、暗号化鍵生成部16で生成した暗号化鍵で暗号化し、その暗号化した消耗データを、制御部11が交換ユニット30の消耗データ記憶用RAM32に書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、特に、消耗品を格納する着脱可能な交換ユニットを備えた画像形成装置に関する。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、少なくとも印刷機能を有するデジタル復号機等、画像形成機能を有する装置(以下、これらをまとめて画像形成装置という)において、インクやトナー等の記録材や感光体などの画像形成処理に用いられる消耗品を、他の機構部品と一体化し、本体と着脱可能な交換ユニットとしたものが広く用いられている。これらの消耗品は、画像形成処理を重ねることで消耗し、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に影響を及ぼすため、定期的に交換する必要がある。
一方、交換ユニットの交換時期は、印刷枚数、インクやトナーの使用量等により、交換ユニットごとに異なる。そこで、従来、次のような態様で、交換時期の管理を行っている。すなわち、交換ユニットを用いて画像形成処理を行なった際に変化する、印刷枚数等の消耗データを、交換ユニットに内蔵した不揮発性メモリに保存しておく。そして、画像形成装置の起動時や交換ユニットの着脱時などの所定のタイミングで、画像形成装置が、その不揮発性メモリから、消耗データを読み出し、そのデータを使用して、交換時期を算出する。算出の結果、交換時期に達していれば、交換ユニットの交換通知などをユーザに対して行う。これにより、交換ユニットの交換時期の管理を行う。また、画像形成装置は、画像形成動作ごとに、印刷枚数のカウントアップなどをすることで得られた消耗データを、順次、使用している交換ユニットの不揮発性メモリに書き込む。
特開2002−169431号公報 特開2002−366008号公報
上述のように、消耗データは、交換ユニットごとに固有のデータであり、交換ユニットの交換時期の管理に使用され、この交換ユニットの交換時期の管理を行うことで、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等を行っている。
したがって、交換ユニットに内蔵した不揮発性メモリに保存された消耗データを、容易に書き替えることができると、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼす恐れがある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、交換ユニットのメモリに保存された消耗データを保護することで、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等の管理を適正に行うことを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、消耗品を格納する着脱可能な交換ユニットを備え、前記消耗品を用いて画像形成処理を行う画像形成装置において、前記交換ユニットに搭載された書き込み不可能な読み出し専用メモリから暗号化鍵生成データを取得する生成データ取得手段と、取得した暗号化鍵生成データを用いて、暗号化鍵を生成する暗号化鍵生成手段と、画像形成処理に伴う前記消耗品の消耗度合いを示す消耗データを取得する消耗データ取得手段と、取得した消耗データを、生成した暗号化鍵で暗号化する暗号化手段と、暗号化した消耗データを、前記交換ユニットに搭載された書き込み可能なメモリに書き込む書き込み手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、消耗データを暗号化するための暗号化鍵を生成する際に使用する暗号化鍵生成データを記憶する、交換ユニットに搭載されたメモリが、書き込み不可能な読み出し専用メモリである。よって、例えば、交換ユニットに搭載されたメモリに記憶された消耗データが、その交換ユニットの消耗データとは異なる交換ユニットの消耗データと書き替えられたとしても、その消耗データの復号化に使用する暗号化鍵の元となる暗号化鍵生成データまでも書き替えることができないため、その消耗データを容易に復号化することはできない。よって、例えば、消耗データが書き替えられたことにより、交換ユニットの交換時期を誤って判定してしまうことなどが原因で、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。
本発明に係る画像形成装置の1つの態様によれば、前記交換ユニットに搭載された書き込み可能なメモリに書き込まれた消耗データを読み出す読み出し手段と、読み出した消耗データを、暗号化鍵生成手段で生成した暗号化鍵で、復号化する復号化手段と、復号化した消耗データに基づき、交換ユニットが交換時期か否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前記交換ユニットに搭載された書き込み可能なメモリに書き込まれた消耗データを、暗号化鍵生成手段で生成した暗号化鍵で復号化し、その消耗データに基づき、交換ユニットが交換時期か否かを判定する。よって、交換ユニットの書き込み可能なメモリに書き込まれた消耗データが、その交換ユニットの正規の消耗データであれば、その交換ユニットの読み出し専用メモリに記憶され暗号化鍵生成データに基づき生成された正規の暗号化鍵によって、その消耗データを復号化することができるため、その交換ユニットの消耗データに基づいて、的確に交換時期の判定を行うことができ、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。
本発明に係る画像形成装置の1つの態様によれば、前記交換ユニットに搭載された読み出し専用メモリに、データの書き込みを試みるデータ書き込み手段と、データ書き込み手段によって、前記読み出し専用メモリにデータが書き込めたか否かを判定する判定手段と、判定の結果、前記読み出し専用メモリにデータが書き込めなかった場合、正常動作と判断して、画像形成処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、例えば画像形成処理を実行する前に、前記交換ユニットに搭載された読み出し専用メモリに、データの書き込みができるか否かを判定することで、その交換ユニットが正常な交換ユニットか否かを判定する。よって、例えば、交換ユニットの読み出し専用メモリに記憶すべき暗号化鍵生成データを、読み書き可能な別のメモリに記憶して、画像形成処理を実行しようとしても、データ書き込み手段によって、データの上書きがされてしまうため、その交換ユニットに記憶された消耗データを、復号化するための暗号化鍵を作成することができない。したがって、画像形成装置が、そのような交換ユニットに記憶された消耗データを読み込んで、交換ユニットの交換時期を誤って判定してしまうことなどが原因で、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。
本発明に係る交換ユニットは、画像形成装置に着脱可能に搭載され、その画像形成装置が画像形成する際に使用する消耗品を格納する交換ユニットにおいて、画像形成装置が暗号化鍵を生成する際に使用する暗号化鍵生成データを記憶する書き込み不可能な読み出し専用記憶手段と、画像形成処理に伴う前記消耗品の消耗度合いを示す消耗データであって、画像形成装置が暗号鍵生成データを使用して生成した暗号化鍵で暗号化した消耗データが、画像形成装置によって書き込まれる書き込み可能記憶手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、消耗データを暗号化するための暗号化鍵を生成する際に使用する暗号化鍵生成データを記憶する、交換ユニットに搭載されたメモリが、書き込み不可能な読み出し専用メモリである。よって、例えば、交換ユニットに搭載されたメモリに記憶された消耗データが、その交換ユニットの消耗データとは異なる交換ユニットの消耗データと書き替えられたとしても、その消耗データの復号化に使用する暗号化鍵の元となる暗号化鍵生成データまでも書き替えることができないため、その消耗データを容易に復号化することはできない。よって、例えば、消耗データが書き替えられたことにより、交換ユニットの交換時期を誤って判定してしまうことなどが原因で、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。
本発明の実施の形態(以下、実施形態)について、以下、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置のブロック構成図である。画像形成装置は、装置本体10と交換ユニット30とから構成されている。交換ユニットとは、装置本体10に対して着脱可能に構成され、インクやトナー等の記録材や感光体などの画像形成処理に用いられる消耗品を、他の機構部品と一体化した部品である。ここで、画像形成装置は、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、少なくとも印刷機能を有するデジタル復号機等、画像形成機能を有する装置のことをいう。また、本実施形態では、交換ユニットは、1つのみであるが、装置本体10に複数の交換ユニットを搭載しても構わない。
装置本体10において、制御部11は、画像形成装置全体を制御するためのモジュールである。制御部11は、例えば、CPUとメモリ(RAMもしくはROM)とで構成され、メモリに格納されたプログラムをCPUが読み込むことで、画像形成装置全体の制御を行う。プログラムを格納するためのメモリとしては、他にもフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、又はCD−ROMなどの記憶媒体でもよい。
画像入力部12は、複写対象の原稿を光学的に読み取るための機構である。画像記憶部13は、画像入力部12が読み取った原稿のイメージデータを記憶するモジュールである。画像出力部14は、画像記憶部13に記憶されたイメージデータを順次読み出し、用紙に印刷するための機構である。I/Oインターフェース15は、交換ユニット30とのデータ通信を行うためのモジュールである。
さらに、装置本体10は、本実施形態における特徴的な構成として、暗号化鍵生成部16、暗号化鍵記憶部17、暗号化復号化部18を含む。暗号化鍵生成部16は、交換ユニット30のユニットID記憶用ROM31に書き込まれたユニットIDを用いて、その交換ユニット30専用の暗号化鍵を生成するモジュールである。暗号化鍵記憶部17は、暗号化鍵生成部16で生成した暗号化鍵を記憶する記憶モジュールである。さらに、暗号化復号化部18は、必要に応じて、暗号化鍵記憶部17に記憶した暗号化鍵を用いて、データの暗号化もしくは復号化を行うモジュールである。これらのモジュールは、制御部11に制御されることによって、各処理を実行する。
交換ユニット30において、ユニットID記憶用ROM31は、交換ユニット固有の識別子であるユニットIDが書き込まれた読み出し専用の記憶デバイスである。本実施形態において、特徴的なことは、装置本体10において暗号化鍵を生成する際に、ベースとなる暗号化鍵生成データとしても利用されるユニットIDが、書き込みができない読み出し専用の記憶デバイスに記憶されていることである。これにより、消耗データの改ざん等を困難にし、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等の管理や機密情報の管理等の信頼性の向上を図ることができる。詳しくは後述する。なお、ユニットIDは、交換ユニット30の製造時などに、一度だけ書き込みが可能なメモリなどを使用したユニットID記憶用ROM31に、予めステッパなどを用いて書き込んでおき、以後書き換えができないようにしておけばよい。
消耗データ記憶用RAM32は、装置本体10から送られてきた消耗データを記憶するモジュールである。ここで、消耗データとは、交換ユニットの交換時期を算出する際などに利用する、使用頻度により交換ユニットごとに異なる値を示すデータのことをいい、例えば、その交換ユニットを使用して行った印刷枚数の累積値、感光ドラムの累積回転数、累積トナー供給量、感光ドラムの劣化を示す表面電位、感光ドラムの摩耗に関する電荷量などのデータのことをいう。また、消耗データの中には、顧客固有の秘匿情報などを含む場合もある。本実施形態では、消耗データとして、印刷枚数の累積値を使用する。この消耗データに基づいて、制御部11が、交換ユニットの寿命の管理等を行う。I/Oインターフェース33は、装置本体10とのデータ通信を行うためのモジュールである。
このように、構成された画像形成装置において、本実施形態では、制御部11が、画像形成装置の電源ON、又はドアクローズ(交換ユニットの着脱のために行われるドアの開閉)時に、図2に示すようなフロー処理を実行することを特徴としている。なお、ドアクローズの検知は、例えば、光学的、機械的な検知センサを、交換ユニットの交換の際に開閉が必要な本体装置のドアに設けて、制御部11がドアの開閉を検知することで行う。
まず、画像形成装置の電源がONされたか、もしくは、ドアクローズされると、制御部11は、交換ユニット30が装着されたか否かを判定する(S101)。判定の結果、交換ユニット30が装着されていた場合、交換ユニット30のユニットID記憶用ROM31から、ユニットIDを取得する(S102)。制御部11は、暗号化鍵生成部16を制御することで、取得したユニットIDを用いて、暗号化鍵を生成する(S103)。なお、暗号化鍵の生成にあたっては、RSA暗号化等において利用される従来の暗号化鍵生成技術を用いればよい。
そして、制御部11は、生成された暗号化鍵を暗号化鍵記憶部17に記憶する(S104)。さらに、制御部11は、交換ユニット30の消耗データ記憶用RAM32から消耗データを取得する(S105)。取得した消耗データは、後述するとおり、暗号化鍵記憶部17に記憶した暗号化鍵で暗号化されているため、制御部11は、暗号化復号化部18を制御することで、暗号化鍵記憶部17に記憶した暗号化鍵で、取得した消耗データの復号化を試みる(S106)。続いて、制御部11は、復号化に成功したか否かを判定する(S107)。判定の結果、復号化に失敗した場合は、復号化エラーとして、エラー通知を行う(S110)。エラー通知は、画像形成装置を使用するユーザが認識できる方法であれば何でもよいが、例えば、画像形成装置に設けたディスプレイ上に表示することで行えばよい。また、エラー通知だけでなく、制御部11が、画像形成処理を行えないように、一時処理を中断等してもよい。一方、復号化に成功した場合、制御部11は、その復号化した消耗データに基づいて、装着されている交換ユニット30が交換時期か否かを判定する(S108)。本実施形態では、消耗データとして、印刷枚数の累積値を使用しているため、印刷枚数の累積値が、予め定めた基準累積値を越えているか否かによって、交換時期か否かの判定を行う。そして、判定の結果、交換ユニット30が交換時期に達していれば、交換ユニットの交換時期が来たことを通知する(S109)。交換時期の通知は、エラー通知と同様に、例えば、画像形成装置に設けたディスプレイ上に表示することで行えばよい。もちろん、画像形成処理を中断、停止等してもよい。
次に、本実施形態における画像形成装置が、一連の画像形成処理が完了した時点で、制御部11によって行われる、消耗データの交換ユニット30への書き込みフローについて、図3を用いて説明する。
まず、制御部11は、印字処理が終了したか否かを判定する(S201)。ここで、印字処理が終了したとは、一連の画像形成処理が完了したことを示し、例えば、用紙1枚分の印字処理が終了した時点のことをいう。判定の結果、印字処理が終了したと判定した場合、制御部11は、印刷用紙の累積枚数をカウントすることで消耗データを取得する(S202)。そして、制御部11は、暗号化復号化部18を制御することで、取得した消耗データを、暗号化鍵記憶部17に記憶した暗号化鍵で暗号化を行い(S203)、暗号化した消耗データを交換ユニット30の消耗データ記憶用RAM32に書き込む(S204)。
このように、交換ユニット固有のデータである消耗データを、交換ユニットに内蔵された消耗データ記憶用RAM32に記憶しておくことで、交換ユニットごとの管理、品質保証等を確実に行い、ユーザに的確な交換時期を通知することができる。
ところで、従来の技術において、交換ユニットに搭載されたメモリに記憶された消耗データ等の情報データを保護するために、交換ユニットのメモリに記憶するデータを、装置本体に予め記憶した、交換ユニットごとに固有でない暗号化鍵を使用して、暗号化する画像形成装置が知られている。しかし、このような暗号化鍵を使用して暗号化する場合、例えば、次のような課題が生じる。
すなわち、まず、交換ユニットとして、メモリの消耗データを記憶する領域に、消耗データとして印刷用紙累積枚数「10」が、装置本体に予め記憶した暗号化鍵により暗号化されて記憶された交換ユニットAがあるとする。そして、その交換ユニットAから、その暗号化された消耗データを何らかの方法で読み出し、読み出した消耗データを、印刷用紙累積枚数「1000」が、メモリの消耗データを記憶する領域に記憶された交換ユニットBに上書きする。すると、結果的に、交換ユニットBの印刷用紙累積枚数は、「1000」から「10」へすり替えられたことになる。続いて、この交換ユニットBを、同じ装置本体に装着すると、本来交換ユニットAの消耗データである印刷用紙累積枚数は、その装置本体の暗号化鍵で暗号化されているため、その装置本体の暗号化鍵で復号化することができる。よって、制御部は、交換ユニットBの消耗データがすり替えられたことを検知することなく、通常どおりの処理により、交換ユニットBの消耗データとして、印刷用紙累積枚数「10」を読み出し、交換時期の判定を行う。ここで、交換ユニットの交換時期の基準となる累積枚数が「1000」とすると、本来であれば、交換ユニットBは、交換時期のため、交換通知がなされるはずである。しかし、消耗データが交換ユニットAの消耗データと書き替えられてしまっているため、制御部は交換時期とは判定せずに、通常の画像形成処理を実行してしまう。これにより、実質的に交換ユニットBの交換時期が延長してしまい、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼす場合がある。
一方、本実施形態によれば、暗号化および復号化に使用する暗号化鍵が、交換ユニットごとに定められる。したがって、例えば、交換ユニットBのメモリに記憶された消耗データが、交換ユニットAの消耗データにすり替えられたとしても、交換ユニットBの記憶された消耗データは、交換ユニットAのユニットIDを用いて作成された暗号化鍵で暗号化されたデータである。よって、その後、交換ユニットBを装置本体に装着したとしても、制御部は、交換ユニットBのユニットIDを用いて作成された暗号化鍵で復号化を試みるため、すり替えられた消耗データの復号化を行うことができない。さらに、このような交換ユニットによっては、画像形成処理を実行できないように、制御部が、例えば、印字処理の中断やユーザ操作のロックなどを行い、画像形成装置を制御することで、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等への悪影響を未然に防ぐことができる。また、交換ユニットごとに固有のユニットIDを用いて作成した暗号化鍵で暗号化したデータを交換ユニットのメモリに記憶しているため、交換ユニットのメモリに記憶されたデータを読み取られることで情報漏洩することを防止できる。
さらに、上述したような、すり替え防止を回避するために、交換ユニットAのメモリから読み出した消耗データを、交換ユニットAのユニットIDに基づき作成した暗号化鍵を使用して復号化できるように、交換ユニットAのメモリに記憶された消耗データのみを、交換ユニットBのメモリに上書きするのではなく、交換ユニットAのメモリに記憶されたユニットIDまでも、交換ユニットBのメモリに上書きして、すり替えることも考えられる。しかし、本実施形態では、ユニットIDを記憶するユニットID記憶用ROM31は、書き換えができない読み出し専用のRAMであるため、ユニットIDまでも書き替えることはできず、そのような行為によって、すり替えはできない。したがって、本実施形態によれば、消耗データが書き替えられたことにより、交換ユニットの交換時期が延長することなどが原因で、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。
以上のように、本実施形態によれば、適切に交換ユニットの交換時期などの管理ができ、さらに情報漏洩の防止をすることができる。ただ、上述のような処理フローのみでは、次のような場合、交換ユニットの交換時期の管理が適切にできなかったり、情報漏洩を防止できない場合がある。すなわち、交換ユニットのユニットIDを記憶するメモリを、本実施形態の交換ユニットとは異なり、読み書き可能なROMを使用した交換ユニットCを用いて、例えば、先ほど説明した交換ユニットAのメモリに記憶された消耗データとユニットIDとを、それぞれ交換ユニットCの読み書き可能なROM上に上書きして、その交換ユニットCを装置本体に装着する。この場合、交換ユニットCに記憶されたデータは、すべて交換ユニットAのデータであるため、暗号化されたデータも、復号化するために作成される暗号化鍵も、交換ユニットAのデータと同一である。したがって、交換ユニットCが装置本体に装着されて、本来交換ユニットAのデータであるユニットIDや消耗データが読み込まれた場合、暗号化された消耗データを復号可能な暗号化鍵を、その読み込んだユニットIDより作成可能である。よって、例えば、交換ユニットCの交換時期が実質的に延長し、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼすことがある。
このような場合は、交換ユニット30のユニットIDを記憶するユニットID記憶用ROM31が、書き込みができない読み出し専用の記憶モジュールである点を利用して、図4に示すフローチャートのような処理を制御部11が実行することで、交換ユニットの交換時期が延長するなどの原因により、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。
すなわち、図4において、制御部11は、図2に示す場合と同様に、画像形成装置の電源がONされたか、もしくは、ドアクローズされると、制御部11は、交換ユニット30が装着されたか否かを判定する(S301)。判定の結果、交換ユニット30が装着されていた場合、制御部11の特徴的な処理フローとして、制御部11は、任意のデータ、例えば、乱数のデータやすべて「0」の文字列データを、交換ユニット30のユニットID記憶用ROM31に書き込むことを試みる(S302)。そして、制御部11は、そのデータが正常にユニットID記憶用ROM31に書き込みができたか否かを判定する(S303)。ここで、正常動作としては、ユニットID記憶用ROM31は、読み出し専用であるため、書き込みが行えない。したがって、制御部11は、ユニットID記憶用ROM31に相当する記憶部に、正常にデータの書き込みができた場合、交換ユニットの異常と判断して、エラー通知を行う(S312)。エラー通知は、上述と同様に、例えば、画像形成装置に設けたディスプレイ上に表示することで行えばよい。また、エラー通知の他に、制御部11が制御することで、画像形成処理を中断、停止等してもよい。
一方、制御部11は、ユニットID記憶用ROM31に、データの書き込みができず、書き込みエラーを検知した場合、正常動作と判断し、その交換ユニット30のユニットID記憶用ROM31からユニットIDを取得する(S304)。以下、図2におけるS104〜S109と同様な処理をS305〜S312において、制御部11は実行する。
このように、ユニットIDを交換ユニット30から読み出して、暗号化鍵を生成する前に、制御部11が、ユニットID記憶用ROM31に対して、任意のデータの書き込みを試みることで、上述した交換ユニットCのように、ユニットID記憶用ROM31に相当する記憶部に読み書き可能なROMを使用して、そのROMに、例えば、消耗データとして、自身の印刷用紙累積枚数よりもカウント数が少ない印刷用紙累積枚数が記憶された交換ユニットのメモリから読み出した消耗データやユニットIDを書き込んで、使用することで、交換ユニットの交換時期を実質的に延長させ、画像形成装置の印字品質、動作性能、装置寿命等に悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。また、読み書き可能なROMに書き込んだ消耗データの場合は、制御部11によって、任意データの書き込まれるため、データは破壊され、情報漏洩の防止にもつながる。
本実施形態における画像形成装置のブロック構成図である。 本実施形態の画像形成装置において、交換ユニットの交換時期の判定を行う処理のフローを示すフローチャート図である。 本実施形態の画像形成装置において、交換ユニットに消耗データを書き込む処理のフローを示すフローチャート図である。 本実施形態の画像形成装置において、交換ユニットの交換時期の判定を行う処理のフローを示すフローチャート図である。
符号の説明
10 装置本体、11 制御部、12 画像入力部、13 画像記憶部、14 画像出力部、15 I/Oインターフェース、16 暗号化鍵生成部、17 暗号化鍵記憶部、18 暗号化復号化部、30 交換ユニット、31 ユニットID記憶用ROM、32 消耗データ記憶用RAM、33 I/Oインターフェース。

Claims (6)

  1. 消耗品を格納する着脱可能な交換ユニットを備え、前記消耗品を用いて画像形成処理を行う画像形成装置において、
    前記交換ユニットに搭載された書き込み不可能な読み出し専用メモリから暗号化鍵生成データを取得する生成データ取得手段と、
    取得した暗号化鍵生成データを用いて、暗号化鍵を生成する暗号化鍵生成手段と、
    画像形成処理に伴う前記消耗品の消耗度合いを示す消耗データを取得する消耗データ取得手段と、
    取得した消耗データを、生成した暗号化鍵で暗号化する暗号化手段と、
    暗号化した消耗データを、前記交換ユニットに搭載された書き込み可能なメモリに書き込む書き込み手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記交換ユニットに搭載された書き込み可能なメモリに書き込まれた消耗データを読み出す読み出し手段と、
    読み出した消耗データを、暗号化鍵生成手段で生成した暗号化鍵で、復号化する復号化手段と、
    復号化した消耗データに基づき、交換ユニットが交換時期か否かを判定する判定手段と、
    を備える画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記交換ユニットに搭載された読み出し専用メモリに、データの書き込みを試みるデータ書き込み手段と、
    データ書き込み手段によって、前記読み出し専用メモリにデータが書き込めたか否かを判定する判定手段と、
    判定の結果、前記読み出し専用メモリにデータが書き込めなかった場合、正常動作と判断して、画像形成処理を実行する画像形成装置。
  4. 画像形成装置に着脱可能に搭載され、その画像形成装置が画像形成する際に使用する消耗品を格納する交換ユニットにおいて、
    画像形成装置が暗号化鍵を生成する際に使用する暗号化鍵生成データを記憶する書き込み不可能な読み出し専用記憶手段と、
    画像形成処理に伴う前記消耗品の消耗度合いを示す消耗データであって、画像形成装置が暗号鍵生成データを使用して生成した暗号化鍵で暗号化した消耗データが、画像形成装置によって書き込まれる書き込み可能記憶手段と、
    を備える交換ユニット。
  5. 画像形成装置に着脱可能に搭載される交換ユニットであって、その画像形成装置が画像形成する際に使用する消耗品を格納する交換ユニットに備えられた書き込み可能メモリに記憶された、画像形成処理に伴う前記消耗品の消耗度合いを示す消耗データを管理する消耗データ管理方法であって、
    前記交換ユニットに搭載された書き込み不可能な読み出し専用メモリから暗号化鍵生成データを取得する生成データ取得工程と、
    取得した暗号化鍵生成データを用いて、暗号化鍵を生成する暗号化鍵生成工程と、
    消耗データを取得する消耗データ取得工程と、
    取得した消耗データを、生成した暗号化鍵で暗号化する暗号化工程と、
    暗号化した消耗データを、前記書き込み可能メモリに書き込む書き込み工程と、
    を含む消耗データ管理方法。
  6. 画像形成装置に着脱可能に搭載され、その画像形成装置が画像形成する際に使用する消耗品を格納する交換ユニットに備えられた書き込み可能メモリに記憶された、画像形成処理に伴う前記消耗品の消耗度合いを示す消耗データの管理を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記交換ユニットに搭載された書き込み不可能な読み出し専用メモリから暗号化鍵生成データを取得する生成データ取得ステップと、
    取得した暗号化鍵生成データを用いて、暗号化鍵を生成する暗号化鍵生成工程と、
    消耗データを取得する消耗データ取得ステップと、
    取得した消耗データを、生成した暗号化鍵で暗号化する暗号化ステップと、
    暗号化した消耗データを、前記書き込み可能メモリに書き込む書き込みステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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