JP2021056289A - 画像形成装置および消耗品カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】一度使用された消耗品カートリッジが、別の装置で使用されることを抑制する技術を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、トナーカートリッジ30と本体筐体10とを有する。トナーカートリッジ30は、トナーメモリ32を有する。トナーメモリ32は、トナーカートリッジ30が未使用であるかどうかを表すトナー使用情報を記憶可能な第1領域321と、トナーカートリッジ30を識別するための識別情報を記憶する第2領域322を有するトナーメモリ32を有する。本体筐体10は、本体メモリ15と制御部80とを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、画像形成装置および消耗品カートリッジに関する。
引用文献1には、メモリを有する印刷材のカートリッジが記載されている。メモリは、カートリッジがプリンタに設置された際に、プリンタコントローラとの間で情報の交換が可能とされる。メモリは、第1のメモリアドレスを有する第1のライトワンス・リードオンリーメモリと、第2のメモリアドレスを有する第2のライトワンス・リードオンリーメモリとを含む。第1のメモリアドレスは、プリンタコントローラに第2のメモリアドレスにプリンタ識別子を書込むように促す情報を有する。さらにメモリは、メモリコントローラを備える。メモリコントローラは、ライトワンス・リードオンリーメモリにおけるデータ保存、検索を行う。
引用文献1では、カートリッジがプリンタに装着されると、プリンタ識別子がカートリッジのメモリに書き込まれる。そして、認証プロセスでは、プリンタコントローラによって、プリンタ識別子と、カートリッジのメモリに記憶されているプリンタ識別子とが比較され、一致した場合にはカートリッジが使用できると判断され、一致しない場合にはカートリッジが使用できないと判断される。
米国特許出願公開第2018/0086091号明細書
しかしながら、従来技術では、カートリッジのメモリにプリンタ識別子を書き込む必要がある。一般的に、プリンタの台数が増えるにつれて、プリンタ識別子の桁数が多くなる傾向があるため、場合によっては、メモリにプリンタ識別子を書き込む書き込み時間がプリンタ識別子の長さに応じて長くなっていた。このような状況では、プリンタ識別子をメモリに書き込んでいる間に、カートリッジの取り外しが行われることなどによって、書き込みエラーが発生する可能性があった。
本開示の目的は、プリンタ識別子とは異なる情報を、カートリッジのメモリに書き込み、一度使用された消耗品カートリッジが、別の装置で使用されることを抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するため、第1態様は、画像形成装置であって、消耗品カートリッジであって、カートリッジメモリであって、前記消耗品カートリッジが未使用であるかどうかを表す使用情報を記憶可能な第1領域と、前記消耗品カートリッジを識別するための識別情報を記憶する第2領域を有するカートリッジメモリ、を有する消耗品カートリッジと、前記消耗品カートリッジが装着される本体筐体であって、本体メモリと、制御部と、を有する本体筐体と、を備え、前記制御部は、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表す場合、前記第2領域に記憶された前記識別情報を前記本体メモリに記憶させる記憶処理と、前記第1領域に記憶されている使用情報を、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表す情報に書き換える第1書換処理と、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表し、且つ、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されている場合、前記画像形成装置による印刷を許可し、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表し、且つ、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されていない場合、特定のエラー処理を実行する第1制御処理とを実行することを特徴とする。
第2態様は、第1態様の画像形成装置であって、前記制御部は、前記本体筐体に、前記消耗品カートリッジが装着された場合、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表しているかを判定する第1判定処理、をさらに実行し、前記記憶処理は、前記第1判定処理により、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表すと判定された場合、前記第2領域に記憶された前記識別情報を前記本体メモリに記憶させる処理を含み、前記第1書換処理は、前記第1判定処理により、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表すと判定された場合、前記第1領域に記憶されている使用情報を、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表す情報に書き換える処理を含むことを特徴とする。
第3態様は、第1態様または第2態様の画像形成装置であって、前記制御部は、前記本体筐体に、前記消耗品カートリッジが装着された場合、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表しているかを判定する第2判定処理を実行する。
第4態様は、第3態様の画像形成装置であって、前記制御部は、前記第2判定処理により、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表すと判定された場合、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されているかを判定する第3判定処理、を実行し、前記第1制御処理は、前記第3判定処理により、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されていると判定された場合、前記画像形成装置による印刷を許可し、前記第3判定処理により、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されていないと判定された場合、特定のエラー処理を実行する処理を含むことを特徴とする。
第5態様は、第1態様から第4態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記エラー処理が、印刷処理を禁止する処理であることを特徴とする。
第6態様は、第1態様から第5態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であること、前記消耗品カートリッジが使用済みであって寿命が残存すること、および、前記消耗品カートリッジが使用済みであって寿命に到達したことのいずれかを表すことを特徴とする。
第7態様は、第6態様の画像形成装置であって、前記カートリッジメモリは、前記消耗品カートリッジの寿命を表す寿命情報を記憶する第3領域、をさらに含み、前記制御部は、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであって寿命が残存することを表す場合、前記第3領域に記憶されている寿命情報が、既定の閾値を超えるかを判定する寿命判定処理と、前記寿命判定処理により、前記第3領域に記憶されている寿命情報が、既定の閾値を超えると判定された場合、前記第1領域に記憶されている使用情報を、使用済みであって寿命切れであることを表す情報に書き換える第2書換処理とを実行することを特徴とする。
第8態様は、第7態様の画像形成装置であって、前記制御部は、前記寿命判定処理により、前記第3領域に記憶されている寿命情報が、既定の閾値を超えると判定された場合、前記第2領域に記憶されている識別情報を、前記本体メモリから削除する削除処理を実行することを特徴とする。
第9態様は、第1態様から第8態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記使用情報が、複数の動作モード毎の使用状態を表す情報であり、前記制御部は、動作モードを、前記複数種の動作モードのうちの特定の動作モードに設定する動作モード設定処理と、前記第1判定処理は、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記動作モード設定処理により設定された動作モードと一致するか判定する処理を含み、前記第1判定処理により、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記動作モード設定処理により設定された動作モードと一致しない場合に、特定のエラー処理を実行する第2制御処理とを実行することを特徴とする。
第10態様は、第1態様から第9態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記使用情報は、暗号化されて前記第1領域に記憶されており、前記制御部は、暗号化された前記使用情報を復号化する復号化処理を実行することを特徴とする。
第11態様は、第1態様から第10態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記カートリッジは、ドラムカートリッジ、トナーカートリッジ、または、インクカートリッジであることを特徴とする。
第12態様は、カートリッジメモリであって、前記消耗品カートリッジの使用状態を表す使用情報を記憶する第1領域と、前記消耗品カートリッジを識別するための識別情報を記憶する第2領域とを有するカートリッジメモリを備える消耗品カートリッジであって、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表す場合、前記第2領域に記憶された前記識別情報を、画像形成装置の本体メモリに記憶する処理、および、前記第1領域に記憶されている使用情報を、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表す情報に書き換える処理を前記画像形成装置に実行させ、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表し、且つ、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されている場合、前記画像形成装置に印刷を許可し、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表し、且つ、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されていない場合、特定のエラー処理を前記画像形成装置に実行させることを特徴とする。
第1態様の画像形成装置によると、使用情報が未使用である消耗品カートリッジが装着された場合に、装着された消耗品カートリッジの識別情報を本体メモリに登録されるとともに、使用情報が使用済みに書き換えられる。また、消耗品カートリッジの使用情報が使用済みであって、本体メモリが記憶している識別情報と、消耗品カートリッジの識別情報とが一致しない場合に、エラー処理が実行されることによって、その消耗品カートリッジが別の装置で使用されることを抑制できる。このため、プリンタ識別子とは異なる使用情報を、カートリッジメモリに書き込むことによって、消耗品カートリッジが別の装置で使用されることを抑制できる。
第5態様の画像形成装置によると、消耗品カートリッジの識別情報が本体メモリに記憶されている識別情報と一致しない場合に、印刷処理を禁止することによって、使用済みの消耗品カートリッジが別の本体筐体で印刷処理に使用されることを抑制できる。
第6態様の画像形成装置によると、制御部が消耗品カートリッジの寿命の有無を使用情報から識別することができる。
第7態様の画像形成装置によると、消耗品カートリッジが寿命切れを、使用情報から識別することできる。
第8態様の画像形成装置によると、使用情報が寿命切れとなる場合に、消耗品カートリッジの識別情報が本体メモリから削除される。これにより、寿命切れになるまで消耗品カートリッジを管理することができる。
第9態様の画像形成装置によると、制御部であらかじめ設定された動作モードに一致していない消耗品カートリッジが、本体筐体で使用されることを抑制できる。
第10態様の画像形成装置によると、使用情報が暗号化されているため、使用情報が外部に漏洩することを抑制できる。
第11態様の画像形成装置によると、ドラムカートリッジ、トナーカートリッジ、または、インクカートリッジについて、交換して使用されることを抑制することができる。
第12態様の消耗品カートリッジによると、使用情報が未使用である消耗品カートリッジが装着された場合に、装着された消耗品カートリッジの識別情報を本体メモリに登録されるとともに、使用情報が使用済みに書き換えられる。また、消耗品カートリッジの使用情報が使用済みであって、本体メモリが記憶している識別情報と、消耗品カートリッジの識別情報とが一致しない場合に、エラー処理が実行されることによって、その消耗品カートリッジが別の装置で使用されることを抑制できる。このため、プリンタ識別子とは異なる使用情報を、カートリッジメモリに書き込むことによって、消耗品カートリッジが別の装置で使用されることを抑制できる。
画像形成装置1の概略図である。 制御部とトナーメモリとの接続を示す図である。 第1実施形態の制御部が実行する検知処理の流れを示す図である。 第1実施形態の制御部が実行する使用可否非判定処理の流れを示す図である。 第2実施形態の制御部が契約モードで実行する検知処理の流れを示す図である。 第2実施形態の制御部が契約モードで実行する使用可否判定処理の流れを示す図である。 第2実施形態の制御部が通常モードで実行する検知処理の流れを示す図である。 第2実施形態の制御部が通常モードで実行する使用可否判定処理の流れを示す図である。 第3実施形態の制御部が契約モードで実行する検知処理の流れを示す図である。
<1. 第1実施形態>
以下、本開示の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明においては、トナーカートリッジにおける現像ローラの回転中心軸(現像軸)が延びる方向を「第1方向」とする。
図1は、画像形成装置1の概略図である。図2は、制御部80とトナーメモリ32との接続を示す図である。画像形成装置1は、電子写真方式のプリンタである。画像形成装置1の例としては、LEDプリンタがあげられる。画像形成装置1は、本体筐体10、カバー11、本体メモリ15(図2参照)、4つのドラムカートリッジ20、4つのトナーカートリッジ30、4つの光源ユニット(図示省略)、転写ベルト70、制御部80を備える。ドラムカートリッジ20およびトナーカートリッジ30は、消耗品カートリッジの例である。
本体筐体10は、矩形の箱状である。本体メモリ15、4つのドラムカートリッジ20、4つのトナーカートリッジ30、転写ベルト70、制御部80は、本体筐体10に収容される。本体筐体10は、4つのカートリッジ保持部13を有する。各カートリッジ保持部13は、開口を有する。本体筐体10の外表面には、液晶ディスプレイやランプなどの表示部、および、ボタンなどの入力部が設けられていてもよい。液晶ディスプレイをタッチパネルとすることにより、入力部として機能させてもよい。
カバー11は、図1中、実線で示す開位置と二点鎖線で示す閉位置との間で、第1方向に延びる回動軸11aについて回動可能である。カバー11が開位置に配置されたときには、4つのカートリッジ保持部13の4つの開口が開放される。カバー11が閉位置に配置されたときには、4つのカートリッジ保持部13の4つの開口が、カバー11により覆われる。
トナーカートリッジ30が装着されたドラムカートリッジ20を、プロセスカートリッジとも称する。ドラムカートリッジ20は、トナーカートリッジ30を装着した状態で、カートリッジ保持部13に着脱可能である。すなわち、プロセスカートリッジは、カートリッジ保持部13に着脱可能である。
ドラムカートリッジ20は、感光体ドラム21を有する。感光体ドラム21は、第1方向に延びる円筒状の部材である。感光体ドラム21は、第1方向に延びるドラム軸について回転可能である。感光体ドラム21の外周面は、感光材料に覆われている。また、ドラムカートリッジ20は、ドラムメモリ22を有する。ドラムメモリ22は、情報の読み出しおよび書き込みが可能なメモリである。ドラムメモリ22は、例えばフラッシュROMまたはEEPROMである。
ドラムメモリ22は、ドラムカートリッジ20の感光体ドラム21に関する情報を記憶している。具体的には、ドラムメモリ22は、ドラムID(ドラム識別情報)と、ドラム寿命情報を記憶している。ドラムIDは、個々のドラムカートリッジ20を識別するためのシリアルナンバーである。ドラム寿命情報は、例えば、感光体ドラム21の累積回転数、および、感光体ドラム21を用いての累積印刷枚数のうち少なくとも1つである。感光体ドラム21の累積回転数は、ドラムIDにより特定されるドラムカートリッジ20において、印刷の度にインクリメントまたはデクリメントされて算出される回転数である。また、感光体ドラム21を用いての累積印刷枚数は、ドラムIDにより特定されるドラムカートリッジ20において、印刷の度にインクリメントまたはデクリメントされて算出される印刷枚数である。
ドラムメモリ22は、ドラムカートリッジ20の適合機種、ドラムカートリッジ20の仕様、ドラムカートリッジ20が新品であるか否かを示す情報、ドラムカートリッジ20が純正品であるか否かを示す情報、ドラムカートリッジ20のエラー履歴などの情報を、記憶していてもよい。
トナーカートリッジ30は、現像ローラ31と、印刷材としての現像剤(例えば、トナー)を収容可能な筐体を有する。4つのトナーカートリッジ30は、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)の現像剤を収容する。現像ローラ31は、第1方向に延びる円筒状の部材であり、第1方向に延びる現像軸について回転可能である。ドラムカートリッジ20にトナーカートリッジ30が装着されると、感光体ドラム21の外周面は、現像ローラ31の外周面と接触する。また、トナーカートリッジ30は、トナーメモリ32を有する。トナーメモリ32は、トナーカートリッジ30の第1方向における一方側の外表面に位置する。トナーメモリ32は、情報の読み出しおよび書き込みが可能なメモリである。トナーメモリ32は、例えば、フラッシュROMまたはEEPROMである。
トナーメモリ32は、トナーカートリッジ30に関する情報を記憶している。具体的には、トナーメモリ32は、トナー使用情報を記憶する第1領域321、トナーID(トナー識別情報)を記憶する第2領域322、および、トナー寿命情報を記憶する第3領域323を有する。トナーメモリ32の第1領域321および第3領域323は、データの複数回の書き換えが可能とされる。
トナー使用情報は、トナーカートリッジ30が未使用であるかどうかを表す情報である。第1実施形態では、トナー使用情報は、トナーカートリッジ30が未使用であること(以下、単に「未使用」と称する。)、トナーカートリッジ30が使用済みであって、かつ、寿命が残存すること(以下、単に「中古」と称する。)、および、トナーカートリッジ30が使用済みであって、かつ、寿命に到達したこと(以下、単に「寿命切れ」と称する。)、のいずれかを表す情報である。
トナーIDは、例えば、個々のトナーカートリッジ30を識別するためのシリアルナンバーである。トナーIDのデータ長は、トナー使用情報のデータ長よりも長い。なお、データ長は、ビット数である。
トナー寿命情報は、例えば、現像ローラ31の累積回転数、現像ローラ31を用いての累積印刷枚数、および、現像ローラ31を用いての累積ドット数のうち、少なくとも1つである。現像ローラ31の累積回転数は、トナーIDにより特定される1つのトナーカートリッジ30において、印刷の度にインクリメントまたはデクリメントされて算出される回転数である。現像ローラ31を用いての累積印刷枚数は、トナーIDにより特定される1つのトナーカートリッジ30において、印刷の度にインクリメントまたはデクリメントされて算出される印刷枚数である。現像ローラ31を用いての累積ドット数は、トナーIDにより特定される1つのトナーカートリッジ30において、印刷の度にインクリメントまたはデクリメントされて算出されるドット数である。
図1に示すように、トナーカートリッジ30が装着されたドラムカートリッジ20は、カバー11が開位置に配置された状態で、本体筐体10に装着される。このとき、トナーカートリッジ30が装着されたドラムカートリッジ20は、開口を通過して、カートリッジ保持部13に挿入される。
4つの光源ユニットは、カバー11の内表面に取り付けられている。各光源ユニットは、本体筐体10にドラムカートリッジ20が装着されて、カバー11が閉位置とされたときに、感光体ドラム21の表面と向かい合う。また、各光源ユニットは、第1方向に配列された複数の光源を有する。光源は、感光体ドラム21の外周面に、光を照射可能である。光源は、例えばLED(発光ダイオード)である。
光源ユニットは、制御部80と電気的に接続されている。制御部80は、入力された画像データに応じて、光源ユニットの複数の光源を発光させる。これにより、光源は、感光体ドラム21の外周面に向けて光を照射する。その結果、感光体ドラム21の外周面の感光材料が、画像データに応じて露光される。
転写ベルト70は、感光体ドラム21と接触可能なベルトである。転写ベルト70は、環状(無端帯)である。感光体ドラム21の外周面は、転写ベルト70の外周面と接触可能である。印刷処理時には、印刷用紙が、転写ベルト70と感光体ドラム21との間へ搬送される。転写ベルト70は、駆動ローラと従動ローラとの間に掛け渡されている。駆動ローラは、転写ベルト70を駆動する。制御部80は、駆動ローラを回転させる。従動ローラは、駆動ローラの駆動に伴う転写ベルト70の移動に従い、回転する。
制御部80は、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)を有する。制御部80は、本体筐体10に設けられた本体メモリ15と電気的に接続されている。制御部80は、種々の処理を実行することによって、画像形成装置1に印刷処理およびそれに付随する処理を行わせる。なお、制御部80は、CPU等のプロセッサを備えてもよい。この場合、本体メモリ15にコンピュータプログラムが保存され、プロセッサが当該コンピュータプログラムにしたがって動作することによって、制御部80が画像形成装置1に印刷処理ナトを行わせてもよい。
ドラムカートリッジ20に装着された状態のトナーカートリッジ30が本体筐体10のカートリッジ保持部13に装着されると、図2示すように、トナーメモリ32は、制御部80と電気的に接続される。これにより、制御部80は、トナーメモリ32からの情報の読出処理、および、トナーメモリ32への情報の書込処理(書換処理を含む。)を実行することが可能となる。また、図示を省略するが、ドラムカートリッジ20が本体筐体10のカートリッジ保持部13に装着されると、ドラムメモリ22は、制御部80と電気的に接続される。これにより、制御部80は、ドラムメモリ22からの情報の読出処理、および、ドラムメモリ22への情報の書込処理(書換処理)を実行することが可能となる。
本体メモリ15は、情報の読み出しおよび書き込みが可能なメモリである。本体メモリ15は、例えばフラッシュROMまたはEEPROMである。本体メモリ15は、後述するように、トナーメモリ32から読み出されるトナーIDを記憶する。また、本体メモリ15は、プリンタIDを記憶している。プリンタIDは、個々の本体筐体10を識別するための識別情報であって、例えばシリアルナンバーである。プリンタIDのデータ長は、トナー使用情報のデータ長よりも長い。
図3は、第1実施形態の制御部80が実行する検知処理の流れを示す図である。図3に示す検知処理は、トナーカートリッジ30が本体筐体10に装着されたときに制御部80が実行する処理である。まず、制御部80は、トナーカートリッジ30の交換を検出したかを判定する交換検出判定処理S10を行う。制御部80は、交換検出判定処理S10において、例えば、画像形成装置1の電源が投入された場合、カバー11の開閉を接触センサが検出した場合、あるいは、制御部80がトナーカートリッジ30と通信が可能なった場合に、トナーカートリッジ30の交換を検出したと判定してもよい。
交換検出判定処理S10により、トナーカートリッジ30の交換を検出したと判定された場合、制御部80は、トナーメモリ32の第1領域321に記憶されているトナー使用情報を読み出す読出処理S11を実行する。
制御部80は、読出処理S11により読み出されたトナー使用情報が、「未使用」を表すかを判定する第1判定処理S12を実行する。
第1判定処理S12により、トナー使用情報が「未使用」を表すと判定された場合、制御部80は、第2領域322に記憶されたトナーIDを読み出す読出処理S13を実行する。また、制御部80は、トナーカートリッジ交換処理S14を実行する。トナーカートリッジ交換処理S14は、トナーカートリッジ30の交換に伴って実行される処理であるまた、制御部80は、読出処理S13により読み出されたトナーIDを、本体メモリ15に記憶させる記憶処理S15を実行する。記憶処理S15では、図2に示すように、トナーIDが登録情報として本体メモリ15に記憶される。
記憶処理S15に続いて、制御部80は、第1領域321に記憶されているトナー使用情報を、トナーカートリッジ30が使用済みであることを表す情報に書き換える第1書換処理S16を実行する。第1書換処理S16では、制御部80は、トナー使用情報を、未使用であることを表す情報から中古であること(すなわち、トナーカートリッジ30が使用済みであって、かつ、寿命が残存すること)を表す情報に書き換える。第1書換処理S16を完了すると、制御部80は、検知処理を終了する。
第1判定処理S12により、読出処理S11で読み出されたトナー使用情報が「未使用」ではないと判定された場合、制御部80は、トナー使用情報が「中古」であるかを判定する判定処理S17を行う。判定処理S17において、トナー使用情報が「中古」であると判定された場合、制御部80は、検知処理を終了する。
判定処理S17において、読出処理S11で読み出されたトナー使用情報が中古を表す情報でないと判定された場合、制御部80は、トナー使用情報が「寿命切れ」であるかを判定する判定処理S18を行う。判定処理S18において、トナー使用情報が「寿命切れ」であると判定された場合、制御部80は、検知処理を終了する。一方、判定処理S18において、トナー使用情報が「寿命切れ」ではないと判定された場合、制御部80は、特定のエラー処理S19を実行する。エラー処理S19は、例えば、画像形成装置1における印刷処理を禁止する処理である。また、エラー処理S19は、装着されたトナーカートリッジ30が不適切なものであることを示すエラー画面を液晶ディスプレイに表示する処理、あるいは、ランプを点灯する処理であってもよい。
図4は、第1実施形態の制御部80が実行する使用可否非判定処理の流れを示す図である。使用可否判定処理は、制御部80が、本体筐体10に装着されているトナーカートリッジ30の使用が許可されているかを判定する処理である。使用可否判定処理は、例えば、画像形成装置1において印刷処理を実行する度に実行されてもよい。
使用可否判定処理が開始されると、制御部80は、第1領域321に記憶されているトナー使用情報を読み出す読出処理S20を実行する。そして、制御部80は、読出処理S20で読み出されたトナー使用情報が使用済みである「中古」を表すかを判定する第2判定処理S21を実行する。
第2判定処理S21により、トナー使用情報が「中古」を表すと判定された場合、制御部80は、第2領域322に記憶されたトナーIDを読み出す読出処理S22を実行する。また、制御部80は、本体メモリ15に記憶されているトナーIDを読み出す読出処理S23を実行する。本体メモリ15に記憶されているトナーIDは、図3に示す記憶処理S15によって登録された情報である。
続いて、制御部80は、読出処理S22により得られたトナーIDと、読出処理S23により得られたトナーIDとが一致するかを判定する第3判定処理S24を実行する。第3判定処理S24は、換言すると、第2領域322に記憶されたトナーIDが、本体メモリ15に記憶されているかを判定する処理である。
第3判定処理S24により、トナーIDが一致すると判定された場合、すなわち、第2領域322に記憶されたトナーIDが本体メモリ15に記憶されていると判定された場合、制御部80は、トナーカートリッジ30を用いた印刷処理S25を実行する。
印刷処理が完了すると、制御部80は、第3領域に記憶されているトナー寿命情報が、既定の閾値を超えるかを判定する寿命判定処理S26を実行する。例えば、トナー寿命情報が、現像ローラ31の累積回転数を表す情報である場合、既定の閾値は、現像ローラ31の使用に耐え得る既定の回転数とされる。
寿命判定処理S26において、トナー寿命情報が既定の閾値を超える場合、制御部80は、第1領域321に記憶されている使用情報を「寿命切れ」を表す情報に書き換える第2書換処理S27を実行する。すなわち、第2書換処理S27により、使用情報は、トナーカートリッジ30が使用済みであって、かつ、寿命が無いことを表す情報に書き換えられる。
第2書換処理S27の後、制御部80は、寿命到達処理S28を実行する。寿命到達処理S28は、例えば、制御部80が、本体メモリ15から、装着されているトナーカートリッジ30のトナーIDを削除する処理を含む。また、寿命到達処理S28は、制御部80が、トナーカートリッジ30が寿命に到達したことを、画面またはランプで表示する処理を含んでもよい。
寿命到達処理S28が完了すると、制御部80は、印刷ジョブが終了したかを判定する終了判定処理S29を実行する。終了判定処理S29において、印刷ジョブがすべて完了したと判定された場合、制御部80は、使用可否判定処理を終了する。
寿命判定処理S26において、トナー寿命情報が既定の閾値を超えないと判定された場合、制御部80は、第2書換処理S27および寿命到達処理S28をスキップして、終了判定処理S29を実行する。
また、第2判定処理S21により、トナー使用情報が「中古」でないと判定された場合、制御部80は、特定のエラー処理S30を実行する。第3判定処理S24により、トナーIDが一致しないと判定された場合、すなわち、第2領域322に記憶されたトナーIDが本体メモリ15に記憶されていないと判定された場合、制御部80は、エラー処理S30を実行する。
エラー処理S30は、例えば、画像形成装置1における印刷処理を禁止する処理である。また、エラー処理S30は、装着されたトナーカートリッジ30が不適切であることを液晶ディスプレイまたはランプで表示する処理を含んでもよい。
画像形成装置1においては、トナーカートリッジ30が、交換等により本体筐体10に装着されると、図3に示す検知処理が実行される。そして、トナー使用情報が「未使用」であるトナーカートリッジ30が本体筐体10に装着された場合には、トナーIDが本体メモリ15に記憶される(記憶処理S15)。これにより、制御部80において、トナーカートリッジ30を管理することが可能となる。また、トナー使用情報が「未使用」から使用済みであることを表す「中古」に変更される(第1書換処理S16)。このため、他の本体筐体10にトナーカートリッジ30が装着されたとしても、トナー使用情報から「中古」であることを識別することができる。
印刷処理でトナーカートリッジ30が使用される際には、図4に示す使用可否判定処理が実行される。そして、トナー使用情報が「中古」であれば、トナーメモリ32に記憶されたトナーIDが本体メモリ15に記憶されているかが判定される(第3判定処理S24)。そして、本体メモリ15に記憶されていた場合、トナーカートリッジ30は、検知処理時の記憶処理S15において記憶されたトナーIDであるものとして、トナーカートリッジ30の使用が許可され、印刷処理S25が実行される。一方、トナー使用情報が「中古」であるトナーカートリッジ30のトナーIDが本体メモリ15に記憶されていない場合、エラー処理S30が実行される。これにより、トナーカートリッジ30の使用が抑制される。
一度使用されたトナーカートリッジ30が別の本体筐体10に装着された場合、使用情報が「中古」であるため、トナーIDは本体メモリ15に記憶されない。このため、第3判定処理S24においてトナーIDが本体メモリ15に記憶されていないと判定されるため、エラー処理S30が実行される。したがって、一度使用されたトナーカートリッジ30が別の本体筐体10で使用されることを抑制することができる。これにより、プリンタID(プリンタ識別子)とは異なる使用情報を、トナーメモリに書き込むことによって、トナーカートリッジ30が別の装置で使用されることを抑制できる。
また、トナーカートリッジ30が使用寿命に到達した場合、第2書換処理S27によりトナー使用情報が「寿命切れ」に書き換えられるとともに、寿命到達処理S28により本体メモリ15からトナーIDが削除される。これにより、次回の印刷処理では、第3判定処理S24において、本体メモリ15にトナーIDが記憶されていないと判定されるため、「寿命切れ」のトナーカートリッジ30が使用されることを抑制できる。
また、画像形成装置1では、トナーメモリ32に対して、トナー使用情報が書き込まれる。トナー使用情報のデータ長は、トナーカートリッジ30の複数種(本例では「未使用」、「中古」、および「寿命切れ」の3種)の使用状態を識別する程度の大きさ(例えば、5ビット以下、より好ましくは、3ビット以下。)とすることができる。このため、トナー使用情報のデータ長を、トナーIDまたはプリンタIDのデータ長よりも小さくすることができる。このため、制御部80は、トナーメモリ32に対するトナー使用情報の書き込みを、比較的短時間で終えることができる。したがって、書込みエラーの発生を軽減することができるため、トナーカートリッジ30の管理を適切に行うことができる。
トナーメモリ32に記憶されるトナー使用情報は、秘密鍵で暗号化されてもよい。この場合、制御部80は、トナーメモリ32から読み出したトナー使用情報を復号化する処理を実行してもよい。また、制御部80は、第1書換処理S16において、トナー使用情報を秘密鍵で暗号化してトナーメモリ32に書き込むようにしてもよい。トナーIDおよびトナー寿命情報についても、トナー使用情報と共通の秘密鍵、または、トナー使用情報とは異なる秘密鍵で暗号化されてもよい。トナーID情報、トナーIDおよびトナー寿命情報が暗号化されることによって、これらの情報が外部に漏洩することを抑制できる。
<2. 第2実施形態>
第1実施形態では、トナーカートリッジ30の使用情報を、「未使用」、「中古」、「寿命切れ」の3種類の使用状態のいずれかを表す情報としている。しかしながら、使用状態の種別はこれに限定されるものではない。
第2実施形態に係る制御部80は、複数種類の動作モードの中の1つの動作モードで動作する。具体的には、制御部80は、「契約モード」と「通常モード」の2種類のうち、どちらか一方の動作モードで動作する。「契約モード」は、制御部80が、画像形成装置1において使用を許可するトナーカートリッジ30を、契約に基づいて供給されるトナーカートリッジ30(以下、「契約トナーカートリッジ30」と称する。)に限定する動作モードである。また、「通常モード」は、制御部80が、画像形成装置1において使用を許可するトナーカートリッジ30を、契約トナーカートリッジ30ではない通常のトナーカートリッジ30(以下、「通常トナーカートリッジ30」と称する。)に限定する動作モードである。すなわち、契約モードでは、通常トナーカートリッジ30の使用が不許可とされ、通常モードでは、契約トナーカートリッジ30の使用が不許可とされる。
第2実施形態では、契約トナーカートリッジ30と通常トナーカートリッジ30とを識別するため、トナー使用情報が、動作モード毎の使用状態を表す情報とされる。具体的には、トナー使用情報は、契約モードに対応する「契約かつ未使用」、「契約かつ中古」、「契約かつ寿命切れ」と、通常モードに対応する「通常かつ未使用」、「通常かつ中古」、「通常かつ寿命切れ」との計6種類の使用状態のいずれかを表す情報とされる。契約トナーカートリッジ30に付与されるトナー使用情報は、契約モードに対応する「契約かつ未使用」、「契約かつ中古」、「契約かつ寿命切れ」のいずれかを表す情報とされる。また、通常トナーカートリッジ30に付与されるトナー使用情報は、通常モードに対応する「通常かつ未使用」、「通常かつ中古」、「通常かつ寿命切れ」のいずれかを表す情報とされる。
第2実施形態では、制御部80は、動作モードを設定する動作モード設定処理を実行する。動作モードは、ボタン等の入力部を介する入力操作に応じて制御部80が変更できるようにしてもよいし、最初に制御部80が設定した動作モードに固定されてもよい。
次に、契約モードおよび通常モードそれぞれにおいて、制御部80が実行する検知処理および使用可否判定処理について説明する。図5は、第2実施形態の制御部80が契約モードで実行する検知処理の流れを示す図である。契約モードにおける検知処理は、図3に示す第1実施形態の検知処理とほぼ共通する。なお、契約モードにおいては、制御部80は、第1判定処理S12において、トナー使用情報が「契約かつ未使用」であるかを判定し、判定処理S17において、トナー使用情報が「契約かつ中古」であるかを判定し、判定処理S18において、トナー使用情報が「契約かつ寿命切れ」であるかを判定する。また、制御部80は、第1書換処理S16において、第1領域321に記憶されているトナー使用情報を「契約かつ中古」に書き換える。
図6は、第2実施形態の制御部80が契約モードで実行する使用可否判定処理の流れを示す図である。契約モードにおける使用可否判定処理は、図4に示す第1実施形態の使用可否判定処理とほぼ共通する。なお、契約モードにおいては、制御部80は、第2判定処理S21において、トナー使用情報が「契約かつ中古」であるかを判定する。また、制御部80は、第2書換処理S27において、第1領域321に記憶されているトナー使用情報を「契約かつ寿命切れ」に書き換える。
図7は、第2実施形態の制御部80が通常モードで実行する検知処理の流れを示す図である。通常モードにおける検知処理は、図3に示す第1実施形態の検知処理とほぼ共通する。なお、通常モードにおいては、制御部80は、第1判定処理S12において、トナー使用情報が「通常かつ未使用」であるかを判定し、判定処理S17において、トナー使用情報が「通常かつ中古」であるかを判定し、判定処理S18において、トナー使用情報が「通常かつ寿命切れ」であるかを判定する。また、制御部80は、第1書換処理S16において、第1領域321に記憶されているトナー使用情報を「通常かつ中古」に書き換える。
図8は、第2実施形態の制御部80が通常モードで実行する使用可否判定処理の流れを示す図である。通常モードにおける使用可否判定処理は、図4に示す第1実施形態の使用可否判定処理とほぼ共通する。なお、通常モードにおいては、制御部80は、第2判定処理S21において、トナー使用情報が「通常かつ中古」であるかを判定する。また、制御部80は、第2書換処理S27において、第1領域321に記憶されているトナー使用情報を「通常かつ寿命切れ」に書き換える。
第2実施形態では、トナーカートリッジ30のトナー使用情報が、制御部80の動作モードに適合しない場合、エラー処理が実行される。例えば、制御部80の動作モードが契約モードに設定された場合に、本体筐体10に通常トナーカートリッジ30が装着されたとする。この場合、図5に示す契約モードの検知処理によって、第1判定処理S12、判定処理S17,S18において、トナー使用情報が「契約かつ未使用」、「契約かつ中古」、「契約かつ寿命切れ」のいずれにも該当しないことから、エラー処理S19が実行されることとなる。このため、契約モードの場合には、通常トナーカートリッジ30が本体筐体10に装着されて使用されることを抑制することができる。逆に、制御部80が通常モードに設定された場合には、図7に示す検知処理によって、契約トナーカートリッジ30が本体筐体10に装着されて使用されることを抑制することが可能である。
<3. 第3実施形態>
図9は、第3実施形態の制御部80が契約モードで実行する検知処理の流れを示す図である。第3実施形態に係る契約モードの検知処理のうち、交換検出判定処理S10〜読出処理S13までは、図5に示す契約モードの検知処理と共通する。しかしながら、第3実施形態では、読出処理S13により、トナーIDが読み出された後、制御部80は、本体メモリ15にトナーIDが記憶されているかを判定する判定処理S41を実行する。判定処理S41により、本体メモリ15にトナーIDが記憶されていると判定された場合、制御部80は、トナーメモリ32のトナーIDと、本体メモリ15に記憶されているトナーIDとが一致するかを判定する判定処理S42を実行する。また、判定処理S41により、本体メモリ15にトナーIDが記憶されていないと判定された場合、制御部80は、判定処理S42をスキップして、トナーカートリッジ交換処理S14を実行する。
判定処理S42により、トナーメモリ32のトナーIDと、本体メモリ15に記憶されているトナーIDとが一致すると判定された場合、制御部80は、トナーカートリッジ交換処理S14を実行する。また、判定処理S42により、トナーメモリ32のトナーIDと、本体メモリ15に記憶されているトナーIDとが一致しないと判定された場合、制御部80は、エラー処理S19を実行する。
第3実施形態の契約モードで実行される使用可否判定処理は、図6に示す第2実施形態の使用可否判定処理と同一である。すなわち、寿命判定処理S26により、トナーカートリッジ30が寿命に到達したと判定された場合、寿命到達処理S28により、本体メモリ15からトナーIDが削除される。一方、トナーカートリッジ30が寿命に到達しない間は、本体メモリ15にトナーIDが保存されたままとなる。
ここで、トナーカートリッジ30が寿命に到達する前に、新たなトナーカートリッジ30(契約トナーカートリッジ30であるとする。)に交換された場合を検討する。この場合、本体メモリ15には、先のトナーIDが保存されたまま、新たなトナーカートリッジ30が装着された状態となる。そうすると、図9に示す検知処理において、制御部80は、判定処理S42により、トナーメモリ32のトナーIDと、本体メモリ15に記憶されているトナーIDとが一致しないと判定する。このため、制御部80は、エラー処理S19を実行するため、新たなトナーカートリッジ30の使用が抑制される。そうすると、第3実施形態では、契約モードにおいて、トナーカートリッジ30が寿命に到達するまで、トナーカートリッジ30の交換を抑制することができる。したがって、ユーザに対して、寿命に到達するまでトナーカートリッジ30を使用させることができるため、環境負荷を軽減することができる。
<4. 変形例>
以上、実施形態について説明してきたが、本開示は上記のようなものに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
上記説明では、消耗品カートリッジがトナーカートリッジ30である場合を説明したが、ドラムカートリッジ20を消耗品カートリッジとしてもよい。すなわち、ドラムカートリッジ20が未使用であるかどうか表すドラム使用情報を、ドラムメモリ22に記憶させてもよい。ドラム使用情報は、例えば、第1実施形態のトナー使用情報と同様に、ドラムカートリッジ20が未使用であること、ドラムカートリッジ20が使用済みであって、かつ、寿命が残存すること、および、ドラムカートリッジ20が使用済みであって、かつ、寿命に到達したこと、のいずれかを表す情報としてもよい。そして、制御部80が、図3に示す検知処理、および、図4に示す使用可否判定処理と同様の処理を、ドラムカートリッジ20について行うとよい。
また、画像形成装置1は、電子写真方式のプリンタとしているが、インクジェット方式のプリンタであってもよい。インクジェット方式のプリンタの場合、インクを供給するインクカートリッジを消耗品カートリッジとしてもよい。また、印刷基材としてテープを供給するテープカセットを、消耗品カートリッジとしてもよい。
1 画像形成装置
10 本体筐体
11 カバー
15 本体メモリ
20 ドラムカートリッジ(消耗品カートリッジ)
30 トナーカートリッジ(消耗品カートリッジ)
32 トナーメモリ(カートリッジメモリ)
321 第1領域
322 第2領域
323 第3領域
80 制御部
S10 交換検出判定処理
S12 第1判定処理
S15 記憶処理
S16 第1書換処理
S19 エラー処理
S21 第2判定処理
S24 第3判定処理
S25 印刷処理
S26 寿命判定処理
S27 第2書換処理
S28 寿命到達処理
S30 エラー処理

Claims (12)

  1. 画像形成装置であって、
    消耗品カートリッジであって、
    カートリッジメモリであって、前記消耗品カートリッジが未使用であるかどうかを表す使用情報を記憶可能な第1領域と、前記消耗品カートリッジを識別するための識別情報を記憶する第2領域を有するカートリッジメモリ、
    を有する消耗品カートリッジと、
    前記消耗品カートリッジが装着される本体筐体であって、
    本体メモリと、
    制御部と、
    を有する本体筐体と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表す場合、前記第2領域に記憶された前記識別情報を前記本体メモリに記憶させる記憶処理と、
    前記第1領域に記憶されている使用情報を、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表す情報に書き換える第1書換処理と、
    前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表し、且つ、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されている場合、前記画像形成装置による印刷を許可し、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表し、且つ、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されていない場合、特定のエラー処理を実行する第1制御処理と、
    を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記本体筐体に、前記消耗品カートリッジが装着された場合、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表しているかを判定する第1判定処理、
    をさらに実行し、
    前記記憶処理は、前記第1判定処理により、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表すと判定された場合、前記第2領域に記憶された前記識別情報を前記本体メモリに記憶させる処理を含み、
    前記第1書換処理は、前記第1判定処理により、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表すと判定された場合、前記第1領域に記憶されている使用情報を、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表す情報に書き換える処理を含むことを特徴とする、画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記本体筐体に、前記消耗品カートリッジが装着された場合、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表しているかを判定する第2判定処理、
    を実行する、画像形成装置。
  4. 請求項3の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記第2判定処理により、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表すと判定された場合、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されているかを判定する第3判定処理、
    を実行し、
    前記第1制御処理は、
    前記第3判定処理により、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されていると判定された場合、前記画像形成装置による印刷を許可し、前記第3判定処理により、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されていないと判定された場合、特定のエラー処理を実行する処理を含むことを特徴とする、画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記エラー処理が、印刷処理を禁止する処理であることを特徴とする、画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であること、前記消耗品カートリッジが使用済みであって寿命が残存すること、および、前記消耗品カートリッジが使用済みであって寿命に到達したことのいずれかを表すことを特徴とする、画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジメモリは、前記消耗品カートリッジの寿命を表す寿命情報を記憶する第3領域、をさらに含み、
    前記制御部は、
    前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであって寿命が残存することを表す場合、前記第3領域に記憶されている寿命情報が、既定の閾値を超えるかを判定する寿命判定処理と、
    前記寿命判定処理により、前記第3領域に記憶されている寿命情報が、既定の閾値を超えると判定された場合、前記第1領域に記憶されている使用情報を、使用済みであって寿命切れであることを表す情報に書き換える第2書換処理と、
    を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記寿命判定処理により、前記第3領域に記憶されている寿命情報が、既定の閾値を超えると判定された場合、前記第2領域に記憶されている識別情報を、前記本体メモリから削除する削除処理、
    を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記使用情報が、複数の動作モード毎の使用状態を表す情報であり、
    前記制御部は、
    動作モードを、前記複数種の動作モードのうちの特定の動作モードに設定する動作モード設定処理と、
    前記第1判定処理は、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記動作モード設定処理により設定された動作モードと一致するか判定する処理を含み、前記第1判定処理により、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記動作モード設定処理により設定された動作モードと一致しない場合に、特定のエラー処理を実行する第2制御処理と、
    を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記使用情報は、暗号化されて前記第1領域に記憶されており、
    前記制御部は、
    暗号化された前記使用情報を復号化する復号化処理、
    を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジは、ドラムカートリッジ、トナーカートリッジ、または、インクカートリッジであることを特徴とする、画像形成装置。
  12. カートリッジメモリであって、消耗品カートリッジの使用状態を表す使用情報を記憶する第1領域と、前記消耗品カートリッジを識別するための識別情報を記憶する第2領域とを有するカートリッジメモリを備える消耗品カートリッジであって、
    前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが未使用であることを表す場合、前記第2領域に記憶された前記識別情報を、画像形成装置の本体メモリに記憶する処理、および、前記第1領域に記憶されている使用情報を、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表す情報に書き換える処理を前記画像形成装置に実行させ、
    前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表し、且つ、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されている場合、前記画像形成装置に印刷を許可し、前記第1領域に記憶されている使用情報が、前記消耗品カートリッジが使用済みであることを表し、且つ、前記第2領域に記憶された前記識別情報が、前記本体メモリに記憶されていない場合、特定のエラー処理を前記画像形成装置に実行させることを特徴とする、消耗品カートリッジ。
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