JPH07121967A - ライブラリ装置 - Google Patents
ライブラリ装置Info
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- JPH07121967A JPH07121967A JP27152593A JP27152593A JPH07121967A JP H07121967 A JPH07121967 A JP H07121967A JP 27152593 A JP27152593 A JP 27152593A JP 27152593 A JP27152593 A JP 27152593A JP H07121967 A JPH07121967 A JP H07121967A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はライブラリ装置に関し、アクセッサ
による媒体搬送時間を短くすることを目的とする。 【構成】 ライブラリ装置に、電源投入時のイニシャル
動作でセル、及びドライブの媒体収納状態を判定し、そ
の媒体収納情報を基にアクセッサによる媒体搬送時間が
最短時間になる位置を求め、その位置にアクセッサ2を
位置付け制御するアクセッサ制御部10を設けた。アク
セッサ制御部では、1台のドライブに媒体が収納されて
いたらそのドライブの位置に位置付け制御し、複数台の
ドライブに媒体が収納されていたら、ドライブの媒体収
納情報から媒体搬送時間が最短時間になる位置を求め、
その位置に位置付け制御し、ドライブに媒体が収納され
ていない場合、セル4の媒体検出情報から媒体搬送時間
が最短時間になる位置を求め、その位置に位置付け制御
してイニシャル動作を終了するように構成する。
による媒体搬送時間を短くすることを目的とする。 【構成】 ライブラリ装置に、電源投入時のイニシャル
動作でセル、及びドライブの媒体収納状態を判定し、そ
の媒体収納情報を基にアクセッサによる媒体搬送時間が
最短時間になる位置を求め、その位置にアクセッサ2を
位置付け制御するアクセッサ制御部10を設けた。アク
セッサ制御部では、1台のドライブに媒体が収納されて
いたらそのドライブの位置に位置付け制御し、複数台の
ドライブに媒体が収納されていたら、ドライブの媒体収
納情報から媒体搬送時間が最短時間になる位置を求め、
その位置に位置付け制御し、ドライブに媒体が収納され
ていない場合、セル4の媒体検出情報から媒体搬送時間
が最短時間になる位置を求め、その位置に位置付け制御
してイニシャル動作を終了するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジ式記録媒
体の保管、装着、取り外し、記録/再生等を自動的に行
うライブラリ装置(例えば、光ディスクライブラリ装
置、磁気テープライブラリ装置)に関する。
体の保管、装着、取り外し、記録/再生等を自動的に行
うライブラリ装置(例えば、光ディスクライブラリ装
置、磁気テープライブラリ装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】図15〜図20は、従来例を示した図で
あり、図15〜図20中、1は光ディスクライブラリ装
置、2はアクセッサ、3はカートリッジ収納庫、4はセ
ル(収納棚)、5はカートリッジ投入排出機構(CA
S)、6はドライブ(光ディスクドライブ)、8はホス
ト、9はインターフェース制御部、10はアクセッサ制
御部、11はアクセッサメカコントローラ、13は光デ
ィスクカートリッジ、14はドライブコントローラ、1
5はドライブユニット、18は電源装置、19はRA
M、20は不揮発性メモリ、24はカートリッジ投入排
出口を示す。
あり、図15〜図20中、1は光ディスクライブラリ装
置、2はアクセッサ、3はカートリッジ収納庫、4はセ
ル(収納棚)、5はカートリッジ投入排出機構(CA
S)、6はドライブ(光ディスクドライブ)、8はホス
ト、9はインターフェース制御部、10はアクセッサ制
御部、11はアクセッサメカコントローラ、13は光デ
ィスクカートリッジ、14はドライブコントローラ、1
5はドライブユニット、18は電源装置、19はRA
M、20は不揮発性メモリ、24はカートリッジ投入排
出口を示す。
【0003】§1:光ディスクライブラリ装置の構成の
説明・・・図15参照 図15は従来の光ディスクライブラリ装置の説明図であ
る。従来、ライブラリ装置として、例えば図15に示し
たような光ディスクライブラリ装置が知られていた。
説明・・・図15参照 図15は従来の光ディスクライブラリ装置の説明図であ
る。従来、ライブラリ装置として、例えば図15に示し
たような光ディスクライブラリ装置が知られていた。
【0004】この光ディスクライブラリ装置は、カート
リッジ投入排出機構(CAS)5、カートリッジ収納庫
3、ドライブ6、アクセッサ2等(制御部、電源部等)
で構成されており、光ディスクカートリッジの保管、装
着、取り外し、記録/再生等を自動的に行うものであ
る。各部の機能等は次の通りである。
リッジ投入排出機構(CAS)5、カートリッジ収納庫
3、ドライブ6、アクセッサ2等(制御部、電源部等)
で構成されており、光ディスクカートリッジの保管、装
着、取り外し、記録/再生等を自動的に行うものであ
る。各部の機能等は次の通りである。
【0005】:ドライブ6は、例えば、複数台(1台
の場合もあるが、この例では2台)設置されており、各
ドライブがそれぞれ、光ディスクカートリッジに対し、
データの記録、及び再生が出来るようになっている。
の場合もあるが、この例では2台)設置されており、各
ドライブがそれぞれ、光ディスクカートリッジに対し、
データの記録、及び再生が出来るようになっている。
【0006】:カートリッジ収納庫3には多数のセル
(光ディスクカートリッジの収納棚)4が設けてあり、
このセル4には、それぞれ1巻ずつの光ディスクカート
リッジが収納できるように構成されている。
(光ディスクカートリッジの収納棚)4が設けてあり、
このセル4には、それぞれ1巻ずつの光ディスクカート
リッジが収納できるように構成されている。
【0007】:カートリッジ投入排出機構(CAS)
5は、オペレータ等が外部から投入した光ディスクカー
トリッジを、アクセッサ2に受け渡す位置まで搬送した
り、或いは、使用済みの光ディスクカートリッジをアク
セッサ2から受け取り、所定の位置まで搬送して外部に
排出するものである。
5は、オペレータ等が外部から投入した光ディスクカー
トリッジを、アクセッサ2に受け渡す位置まで搬送した
り、或いは、使用済みの光ディスクカートリッジをアク
セッサ2から受け取り、所定の位置まで搬送して外部に
排出するものである。
【0008】なお、このカートリッジ投入排出機構(C
AS)5には、カートリッジ投入排出口24が設けてあ
り、このカートリッジ投入排出口24を利用して、外部
から光ディスクカートリッジを投入したり、或いは、使
用済みの光ディスクカートリッジを外部に排出する。
AS)5には、カートリッジ投入排出口24が設けてあ
り、このカートリッジ投入排出口24を利用して、外部
から光ディスクカートリッジを投入したり、或いは、使
用済みの光ディスクカートリッジを外部に排出する。
【0009】:アクセッサ2は、そのアクセッサハン
ド部をガイドシャフトに沿って上昇/下降(図示矢印方
向)することにより、カートリッジ投入排出機構(CA
S)5、カートリッジ収納庫3、ドライブ6の間で、光
ディスクカートリッジを搬送するものである。
ド部をガイドシャフトに沿って上昇/下降(図示矢印方
向)することにより、カートリッジ投入排出機構(CA
S)5、カートリッジ収納庫3、ドライブ6の間で、光
ディスクカートリッジを搬送するものである。
【0010】なお、このアクセッサ2を、上昇/下降さ
せるために、アクセッサ2の駆動機構には、上昇/下降
用モータ等が設けてある。 §2:光ディスクライブラリ装置の制御系の説明・・・
図16参照 図16は従来の光ディスクライブラリ装置の制御系ブロ
ック図である。図示のように、光ディスクライブラリ装
置の制御系には、インターフェース制御部9、アクセッ
サ制御部10、アクセッサメカコントローラ11が設け
てあり、前記アクセッサ制御部10には、RAM19、
不揮発性メモリ20が設けてある。
せるために、アクセッサ2の駆動機構には、上昇/下降
用モータ等が設けてある。 §2:光ディスクライブラリ装置の制御系の説明・・・
図16参照 図16は従来の光ディスクライブラリ装置の制御系ブロ
ック図である。図示のように、光ディスクライブラリ装
置の制御系には、インターフェース制御部9、アクセッ
サ制御部10、アクセッサメカコントローラ11が設け
てあり、前記アクセッサ制御部10には、RAM19、
不揮発性メモリ20が設けてある。
【0011】また、各ドライブ6には、ドライブユニッ
ト15と、ドライブコントローラ14とが設けてある。
そして、運用時には、前記インターフェース制御部9、
及びドライブコントローラ14をホスト8に接続する。
各部の機能等は次の通りである。
ト15と、ドライブコントローラ14とが設けてある。
そして、運用時には、前記インターフェース制御部9、
及びドライブコントローラ14をホスト8に接続する。
各部の機能等は次の通りである。
【0012】:インターフェース制御部9は、ホスト
8との間の各種インターフェース制御を行うものであ
り、例えば、ホスト8との間でコマンドのやりとりをし
たり、コマンドの解析等を行ったり、データ転送を行っ
たりする。
8との間の各種インターフェース制御を行うものであ
り、例えば、ホスト8との間でコマンドのやりとりをし
たり、コマンドの解析等を行ったり、データ転送を行っ
たりする。
【0013】:アクセッサ制御部10は、アクセッサ
2、及びカートリッジ投入排出機構5に対し、各種制御
を行うものである。この制御では、例えば、アクセッサ
制御部10は、インターフェース制御部9からのコマン
ド解析結果を受け取り、アクセッサ2に対し、光ディス
クカートリッジの搬送を指示したり、或いは光ディスク
カートリッジの状態(カートリッジ有無情報等)を管理
したりする。
2、及びカートリッジ投入排出機構5に対し、各種制御
を行うものである。この制御では、例えば、アクセッサ
制御部10は、インターフェース制御部9からのコマン
ド解析結果を受け取り、アクセッサ2に対し、光ディス
クカートリッジの搬送を指示したり、或いは光ディスク
カートリッジの状態(カートリッジ有無情報等)を管理
したりする。
【0014】:アクセッサメカコントローラ11は、
アクセッサ制御部10の指示により、アクセッサ2、及
びカートリッジ投入排出機構5の駆動機構(メカ部)の
制御を行うものであり、例えば、アクセッサ2のモー
タ、カートリッジ投入排出機構5のモータ等を駆動した
りする。
アクセッサ制御部10の指示により、アクセッサ2、及
びカートリッジ投入排出機構5の駆動機構(メカ部)の
制御を行うものであり、例えば、アクセッサ2のモー
タ、カートリッジ投入排出機構5のモータ等を駆動した
りする。
【0015】また、アクセッサ2、及びカートリッジ投
入排出機構5の各種センサからの信号を検出したりする
ものである。 :RAM19、不揮発性メモリ20は、アクセッサ制
御部10が管理するメモリであり、RAM19には、セ
ルの媒体情報(光ディスクカートリッジの有無情報)を
記憶し、不揮発性メモリ20には、ドライブの媒体情報
(光ディスクカートリッジの有無情報)を記憶する。
入排出機構5の各種センサからの信号を検出したりする
ものである。 :RAM19、不揮発性メモリ20は、アクセッサ制
御部10が管理するメモリであり、RAM19には、セ
ルの媒体情報(光ディスクカートリッジの有無情報)を
記憶し、不揮発性メモリ20には、ドライブの媒体情報
(光ディスクカートリッジの有無情報)を記憶する。
【0016】:ドライブコントローラ14は、各ドラ
イブ6内のドライブユニット15の制御を行うものであ
る。 §3:光ディスクライブラリ装置の動作概要説明 前記光ディスクライブラリ装置の動作概要は次の通りで
ある。オペレータがカートリッジ投入排出機構(CA
S)5のカートリッジ投入排出口24から光ディスクカ
ートリッジを投入すると、カートリッジ投入排出機構5
では、投入された光ディスクカートリッジを所定の位置
まで搬送し、アクセッサ2に受け渡す。
イブ6内のドライブユニット15の制御を行うものであ
る。 §3:光ディスクライブラリ装置の動作概要説明 前記光ディスクライブラリ装置の動作概要は次の通りで
ある。オペレータがカートリッジ投入排出機構(CA
S)5のカートリッジ投入排出口24から光ディスクカ
ートリッジを投入すると、カートリッジ投入排出機構5
では、投入された光ディスクカートリッジを所定の位置
まで搬送し、アクセッサ2に受け渡す。
【0017】アクセッサ2は、光ディスクカートリッジ
を受け取ると、該光ディスクカートリッジを搬送して、
例えば、カートリッジ収納庫3の指定されたセル4に挿
入する。
を受け取ると、該光ディスクカートリッジを搬送して、
例えば、カートリッジ収納庫3の指定されたセル4に挿
入する。
【0018】また、光ディスクカートリッジに対し、デ
ータの記録、或いは再生を行う場合には、アクセッサ2
が、カートリッジ収納庫3の指定されたセル4から光デ
ィスクカートリッジを取り出して搬送し、指定されたド
ライブに挿入する。この光ディスクカートリッジは、ド
ライブのローディング機構等が内部の所定位置に装着す
る。
ータの記録、或いは再生を行う場合には、アクセッサ2
が、カートリッジ収納庫3の指定されたセル4から光デ
ィスクカートリッジを取り出して搬送し、指定されたド
ライブに挿入する。この光ディスクカートリッジは、ド
ライブのローディング機構等が内部の所定位置に装着す
る。
【0019】その後、光ディスクカートリッジに対する
記録、或いは再生処理が終了すると、アクセッサ2で
は、ドライブ6から排出された光ディスクカートリッジ
を受け取って搬送し、カートリッジ収納庫3の指定され
たセル4に挿入する。
記録、或いは再生処理が終了すると、アクセッサ2で
は、ドライブ6から排出された光ディスクカートリッジ
を受け取って搬送し、カートリッジ収納庫3の指定され
たセル4に挿入する。
【0020】更に、使用済みの光ディスクカートリッジ
を外部に排出する場合、アクセッサ2では、例えば、カ
ートリッジ収納庫3の指定されたセル4から光ディスク
カートリッジを取り出して搬送し、カートリッジ投入排
出機構5に受け渡す。
を外部に排出する場合、アクセッサ2では、例えば、カ
ートリッジ収納庫3の指定されたセル4から光ディスク
カートリッジを取り出して搬送し、カートリッジ投入排
出機構5に受け渡す。
【0021】その後、カートリッジ投入排出機構5で
は、受け取った光ディスクカートリッジを所定の位置ま
で搬送し、排出口から外部に排出する。以上のようにし
て、光ディスクカートリッジの装着、取り外し、保管、
記録/再生等を自動的に行う。
は、受け取った光ディスクカートリッジを所定の位置ま
で搬送し、排出口から外部に排出する。以上のようにし
て、光ディスクカートリッジの装着、取り外し、保管、
記録/再生等を自動的に行う。
【0022】§4:従来例の処理説明・・・図17〜図
20参照 図17は従来例の処理フローチャート、図18は従来例
のイニシャル動作説明図1、図19は従来例のイニシャ
ル動作説明図2、図20は従来例のイニシャル動作説明
図3である。以下、図17〜図20に基づいて、従来例
の処理を説明する。なお、図17のS1〜S14は処理
ステップを示す。
20参照 図17は従来例の処理フローチャート、図18は従来例
のイニシャル動作説明図1、図19は従来例のイニシャ
ル動作説明図2、図20は従来例のイニシャル動作説明
図3である。以下、図17〜図20に基づいて、従来例
の処理を説明する。なお、図17のS1〜S14は処理
ステップを示す。
【0023】:電源投入時のイニシャル動作説明・・
・図17A、及び図18〜図20参照 S1:先ず、オペレータ等が、光ディスクライブラリ装
置1の電源をオンにする。
・図17A、及び図18〜図20参照 S1:先ず、オペレータ等が、光ディスクライブラリ装
置1の電源をオンにする。
【0024】S2:電源がオンになると、アクセッサ2
をホームポジションから、最上位(セル#32)まで移
動させて(図18A参照)、セルと対向した位置に位置
付けする。
をホームポジションから、最上位(セル#32)まで移
動させて(図18A参照)、セルと対向した位置に位置
付けする。
【0025】この場合、アクセッサ制御部10の制御に
より、アクセッサメカコントローラ11が、アクセッサ
駆動機構のモータを駆動してアクセッサ2を移動させる
ことにより、前記の位置付けを行う。
より、アクセッサメカコントローラ11が、アクセッサ
駆動機構のモータを駆動してアクセッサ2を移動させる
ことにより、前記の位置付けを行う。
【0026】S3:前記位置付けした状態で、アクセッ
サ制御部10の制御により、アクセッサ2に設けた爪
(光ディスクカートリッジを掴む機構)を前進させて
(図18B参照)、該アクセッサ2に設けたセンサの出
力信号から光ディスクカートリッジ13の有無を判定す
る。
サ制御部10の制御により、アクセッサ2に設けた爪
(光ディスクカートリッジを掴む機構)を前進させて
(図18B参照)、該アクセッサ2に設けたセンサの出
力信号から光ディスクカートリッジ13の有無を判定す
る。
【0027】この場合、前記センサの出力信号は、アク
セッサメカコントローラ11で検出した後、アクセッサ
制御部10に送られる。そして、アクセッサ制御部10
が前記センサの出力信号から、セルに光ディスクカート
リッジがあるか否かを判定する。
セッサメカコントローラ11で検出した後、アクセッサ
制御部10に送られる。そして、アクセッサ制御部10
が前記センサの出力信号から、セルに光ディスクカート
リッジがあるか否かを判定する。
【0028】S4:前記のようにして、アクセッサ制御
部10がセル内の光ディスクカートリッジの有無を判定
し、その結果を内部のRAM19に記憶する(RAM内
のカートリッジ情報マップに記憶する)。
部10がセル内の光ディスクカートリッジの有無を判定
し、その結果を内部のRAM19に記憶する(RAM内
のカートリッジ情報マップに記憶する)。
【0029】S5:次に、アクセッサ制御部10では、
RAM19の情報から、前記S3、S4の処理が、全て
のセルに対して行われたか否かを判定する。 S6:その結果、全てのセルに対して行われていなけれ
ば、アクセッサ制御部10は、アクセッサ2を次のセル
の位置まで移動させて(図19C、図19D参照)、該
セルと対向した位置に位置付けし、前記S3の処理から
繰り返して行う。
RAM19の情報から、前記S3、S4の処理が、全て
のセルに対して行われたか否かを判定する。 S6:その結果、全てのセルに対して行われていなけれ
ば、アクセッサ制御部10は、アクセッサ2を次のセル
の位置まで移動させて(図19C、図19D参照)、該
セルと対向した位置に位置付けし、前記S3の処理から
繰り返して行う。
【0030】S7:このようにして、全てのセルに対し
て、前記S3、S4の処理が終了した場合には、アクセ
ッサ制御部10の制御により、アクセッサ2をホームポ
ジションに位置付け(図20参照)する。
て、前記S3、S4の処理が終了した場合には、アクセ
ッサ制御部10の制御により、アクセッサ2をホームポ
ジションに位置付け(図20参照)する。
【0031】S8:以上の処理により、電源投入時のイ
ニシャル動作を終了する。 :ドライブへの光ディスクカートリッジ搬送時の処理
説明・・・図17B参照 S11:通常運用時において、アクセッサ制御部10の
制御により、アクセッサ2を移動させ、光ディスクカー
トリッジの運搬を開始する。
ニシャル動作を終了する。 :ドライブへの光ディスクカートリッジ搬送時の処理
説明・・・図17B参照 S11:通常運用時において、アクセッサ制御部10の
制御により、アクセッサ2を移動させ、光ディスクカー
トリッジの運搬を開始する。
【0032】S12:この時、アクセッサ2により、光
ディスクカートリッジをドライブ6まで搬送する。 S13:前記S12の処理が正常終了すると、アクセッ
サ制御部10では、光ディスクカートリッジをドライブ
に搬送したことを、不揮発性メモリ20に記憶する。こ
れにより、電源断になっても、ドライブに光ディスクカ
ートリッジが入っていることを記憶することができる。
ディスクカートリッジをドライブ6まで搬送する。 S13:前記S12の処理が正常終了すると、アクセッ
サ制御部10では、光ディスクカートリッジをドライブ
に搬送したことを、不揮発性メモリ20に記憶する。こ
れにより、電源断になっても、ドライブに光ディスクカ
ートリッジが入っていることを記憶することができる。
【0033】S14:その後、通常運用時の処理を行
い、この処理が終了すると、装置の電源が断になる。
い、この処理が終了すると、装置の電源が断になる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 :従来の光ディスクライブラリ装置では、電源を投入
すると、アクセッサ制御部の制御により前記のようなイ
ニシャル動作を行う。そして、このイニシャル動作が終
了すると、アクセッサをホームポジションに位置付けし
て、ホストからのアクセス要求(コマンド)が来るのを
待っていた(スタンバイ状態)。
のにおいては、次のような課題があった。 :従来の光ディスクライブラリ装置では、電源を投入
すると、アクセッサ制御部の制御により前記のようなイ
ニシャル動作を行う。そして、このイニシャル動作が終
了すると、アクセッサをホームポジションに位置付けし
て、ホストからのアクセス要求(コマンド)が来るのを
待っていた(スタンバイ状態)。
【0035】その後、ホストからのアクセス要求がある
と、アクセッサを移動させて光ディスクカートリッジの
搬送を行うが、この場合、アクセッサは、常にホームポ
ジションから移動させている。従って、光ディスクカー
トリッジの搬送に要する時間が長くなり、使いづらかっ
た。
と、アクセッサを移動させて光ディスクカートリッジの
搬送を行うが、この場合、アクセッサは、常にホームポ
ジションから移動させている。従って、光ディスクカー
トリッジの搬送に要する時間が長くなり、使いづらかっ
た。
【0036】:アクセッサによる光ディスクカートリ
ッジの搬送時間を短縮するために、例えば、アクセッサ
を軽量化して移動速度を速くすることも考えられてい
た。しかし、このような方法では、アクセッサの機構や
材料等を変更する必要があり開発コスト等がかかるた
め、装置のコストアップの原因ともなる。また、前記搬
送時間の短縮も極僅かしかできない。
ッジの搬送時間を短縮するために、例えば、アクセッサ
を軽量化して移動速度を速くすることも考えられてい
た。しかし、このような方法では、アクセッサの機構や
材料等を変更する必要があり開発コスト等がかかるた
め、装置のコストアップの原因ともなる。また、前記搬
送時間の短縮も極僅かしかできない。
【0037】本発明は、このような従来の課題を解決
し、アクセッサの機構を変更することなく、アクセッサ
による媒体搬送時間を短縮することを目的とする。
し、アクセッサの機構を変更することなく、アクセッサ
による媒体搬送時間を短縮することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、図15〜図20と同じものは、同一
符号で示してある。
図であり、図1中、図15〜図20と同じものは、同一
符号で示してある。
【0039】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 :カートリッジ式記録媒体の投入、及び排出を行うカ
ートリッジ投入排出機構5と、複数のセル4を有し、各
セルにカートリッジ式記録媒体を収納可能なカートリッ
ジ収納庫3と、カートリッジ式記録媒体に対して、デー
タの記録/再生を行うドライブ6と、カートリッジ式記
録媒体を搬送して、前記カートリッジ保管セル、カート
リッジ投入排出機構、及びドライブへのアクセスを行う
アクセッサ2を具備したライブラリ装置において、アク
セッサ2の制御を行うと共に、電源投入時のイニシャル
動作でセル4、及びドライブ6内のカートリッジ式記録
媒体の収納状態を判定し、その媒体収納情報を基に、ア
クセッサによる媒体搬送時間が最短時間になる位置を求
め、その位置にアクセッサ2を位置付け制御するアクセ
ッサ制御部10を設けたライブラリ装置。
ように構成した。 :カートリッジ式記録媒体の投入、及び排出を行うカ
ートリッジ投入排出機構5と、複数のセル4を有し、各
セルにカートリッジ式記録媒体を収納可能なカートリッ
ジ収納庫3と、カートリッジ式記録媒体に対して、デー
タの記録/再生を行うドライブ6と、カートリッジ式記
録媒体を搬送して、前記カートリッジ保管セル、カート
リッジ投入排出機構、及びドライブへのアクセスを行う
アクセッサ2を具備したライブラリ装置において、アク
セッサ2の制御を行うと共に、電源投入時のイニシャル
動作でセル4、及びドライブ6内のカートリッジ式記録
媒体の収納状態を判定し、その媒体収納情報を基に、ア
クセッサによる媒体搬送時間が最短時間になる位置を求
め、その位置にアクセッサ2を位置付け制御するアクセ
ッサ制御部10を設けたライブラリ装置。
【0040】:構成において、アクセッサ制御部1
0では、1台のドライブ6にカートリッジ式記録媒体が
収納されていると判定した場合、そのドライブ6と対向
する位置にアクセッサ2を位置付け制御して、イニシャ
ル動作を終了するライブラリ装置。
0では、1台のドライブ6にカートリッジ式記録媒体が
収納されていると判定した場合、そのドライブ6と対向
する位置にアクセッサ2を位置付け制御して、イニシャ
ル動作を終了するライブラリ装置。
【0041】:構成において、アクセッサ制御部1
0では、複数台のドライブ6にカートリッジ式記録媒体
が収納されていると判定した場合、ドライブの媒体収納
情報から、アクセッサによるカートリッジ式記録媒体の
搬送時間が最短時間になる位置を求め、その位置にアク
セッサ2を位置付け制御して、イニシャル動作を終了す
るライブラリ装置。
0では、複数台のドライブ6にカートリッジ式記録媒体
が収納されていると判定した場合、ドライブの媒体収納
情報から、アクセッサによるカートリッジ式記録媒体の
搬送時間が最短時間になる位置を求め、その位置にアク
セッサ2を位置付け制御して、イニシャル動作を終了す
るライブラリ装置。
【0042】:構成において、アクセッサ制御部1
0では、ドライブ6にカートリッジ式記録媒体が収納さ
れていないと判定した場合、セル4の媒体検出情報か
ら、アクセッサによる媒体搬送時間が最短時間になる位
置を求め、その位置にアクセッサ2を位置付け制御し
て、イニシャル動作を終了するライブラリ装置。
0では、ドライブ6にカートリッジ式記録媒体が収納さ
れていないと判定した場合、セル4の媒体検出情報か
ら、アクセッサによる媒体搬送時間が最短時間になる位
置を求め、その位置にアクセッサ2を位置付け制御し
て、イニシャル動作を終了するライブラリ装置。
【0043】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。先ず、オペレータ等により、光ディスク
ライブラリ装置の電源をオンにすると、アクセッサ制御
部10では、アクセッサ2をホームポジションから最上
位(例えば、セル#32)まで移動させて、セル4と対
向した位置に位置付けして停止させる制御を行う。
いて説明する。先ず、オペレータ等により、光ディスク
ライブラリ装置の電源をオンにすると、アクセッサ制御
部10では、アクセッサ2をホームポジションから最上
位(例えば、セル#32)まで移動させて、セル4と対
向した位置に位置付けして停止させる制御を行う。
【0044】この状態で、アクセッサ制御部10の制御
により、アクセッサ2に設けた爪をアクセッサハンド部
のベース上で前進させ、該アクセッサ2に設けたセンサ
の出力信号から、セル内に光ディスクカートリッジが収
納されているか否かを判定する。アクセッサ制御部10
では、前記判定した光ディスクカートリッジの有無情報
をRAM19に記憶する。
により、アクセッサ2に設けた爪をアクセッサハンド部
のベース上で前進させ、該アクセッサ2に設けたセンサ
の出力信号から、セル内に光ディスクカートリッジが収
納されているか否かを判定する。アクセッサ制御部10
では、前記判定した光ディスクカートリッジの有無情報
をRAM19に記憶する。
【0045】このようにして、全てのセルに対して光デ
ィスクカートリッジの有無を検出し、RAM19にその
情報を記憶したら、不揮発性メモリに蓄えられた情報か
らドライブに光ディスクカートリッジ(媒体)が収納さ
れているか否かを検出する。
ィスクカートリッジの有無を検出し、RAM19にその
情報を記憶したら、不揮発性メモリに蓄えられた情報か
らドライブに光ディスクカートリッジ(媒体)が収納さ
れているか否かを検出する。
【0046】その結果、ドライブ6に光ディスクカート
リッジ(媒体)が収納されていないと判断した場合に
は、アクセッサ制御部10では、RAM19内のセルの
カートリッジ有無情報を基に、アクセス時間の最短位置
計算を行う。
リッジ(媒体)が収納されていないと判断した場合に
は、アクセッサ制御部10では、RAM19内のセルの
カートリッジ有無情報を基に、アクセス時間の最短位置
計算を行う。
【0047】アクセス時間の最短位置計算が終了する
と、アクセッサ制御部10の制御により、アクセッサ2
を移動させて、前記計算で求めた位置に位置付けする。
この状態で、ホストからのコマンド待ち(スタンバイ状
態)となる。
と、アクセッサ制御部10の制御により、アクセッサ2
を移動させて、前記計算で求めた位置に位置付けする。
この状態で、ホストからのコマンド待ち(スタンバイ状
態)となる。
【0048】また、ドライブ6に光ディスクカートリッ
ジが収納されていると判定した場合には、アクセッサ制
御部10では、光ディスクカートリッジの収納されてい
るドライブが、1台なのか複数台なのかを判定する。
ジが収納されていると判定した場合には、アクセッサ制
御部10では、光ディスクカートリッジの収納されてい
るドライブが、1台なのか複数台なのかを判定する。
【0049】その結果、1台のドライブにのみ、光ディ
スクカートリッジが収納されていたと判定した場合に
は、アクセッサ制御部10の制御により、そのドライブ
の前に、アクセッサ2を位置付ける。この状態で、ホス
トからのコマンド待ち(スタンバイ状態)となる。
スクカートリッジが収納されていたと判定した場合に
は、アクセッサ制御部10の制御により、そのドライブ
の前に、アクセッサ2を位置付ける。この状態で、ホス
トからのコマンド待ち(スタンバイ状態)となる。
【0050】しかし、複数台のドライブに、光ディスク
カートリッジが収納されていたと判定した場合には、ア
クセッサ制御部10では、ドライブの媒体情報を基に、
アクセス時間の最短位置計算を行う。アクセス時間の最
短位置計算が終了すると、アクセッサ制御部10の制御
により、アクセッサ2を移動させて、前記計算で求めた
位置に位置付けする。この状態で、ホストからのコマン
ド待ち(スタンバイ状態)となる。
カートリッジが収納されていたと判定した場合には、ア
クセッサ制御部10では、ドライブの媒体情報を基に、
アクセス時間の最短位置計算を行う。アクセス時間の最
短位置計算が終了すると、アクセッサ制御部10の制御
により、アクセッサ2を移動させて、前記計算で求めた
位置に位置付けする。この状態で、ホストからのコマン
ド待ち(スタンバイ状態)となる。
【0051】以上のようにして、電源投入時のイニシャ
ル動作を終了することにより、アクセッサの機構を変更
することなく、アクセッサによる媒体搬送時間を短縮す
ることができる。
ル動作を終了することにより、アクセッサの機構を変更
することなく、アクセッサによる媒体搬送時間を短縮す
ることができる。
【0052】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図14は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図14中、図1、図15〜図20と同じもの
は、同一符号で示してある。
する。図2〜図14は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図14中、図1、図15〜図20と同じもの
は、同一符号で示してある。
【0053】また、17はファン、23は筐体、25は
LED、26はLCDパネル、27はフィルタ、28は
ガイドシャフト、29はアクセッサ制御プリント板、3
1はガイドレール、32はアクセッサハンド部、33は
爪、34は凹部、35はセンサ、37はモータ駆動回
路、38はセンサ回路、39はLED/LCD駆動回路
を示す。
LED、26はLCDパネル、27はフィルタ、28は
ガイドシャフト、29はアクセッサ制御プリント板、3
1はガイドレール、32はアクセッサハンド部、33は
爪、34は凹部、35はセンサ、37はモータ駆動回
路、38はセンサ回路、39はLED/LCD駆動回路
を示す。
【0054】§1:光ディスクライブラリ装置の構成の
説明・・・図2〜図4参照 図2は光ディスクライブラリ装置の外観図、図3は光デ
ィスクライブラリ装置の構成図1(ドライブが1台の
例)、図4は光ディスクライブラリ装置の構成図2(ド
ライブが2台の例)である。
説明・・・図2〜図4参照 図2は光ディスクライブラリ装置の外観図、図3は光デ
ィスクライブラリ装置の構成図1(ドライブが1台の
例)、図4は光ディスクライブラリ装置の構成図2(ド
ライブが2台の例)である。
【0055】光ディスクライブラリ装置には筐体23が
設けてあり、該筐体23のフロントパネルには、カート
リッジ投入排出口24が設けてある。また、前記カート
リッジ投入排出口24の周辺部には、LED25、及び
LCDパネル26が設けてある。
設けてあり、該筐体23のフロントパネルには、カート
リッジ投入排出口24が設けてある。また、前記カート
リッジ投入排出口24の周辺部には、LED25、及び
LCDパネル26が設けてある。
【0056】そして、筐体23の内部には、カートリッ
ジ投入排出機構(CAS)5、カートリッジ収納庫3、
ドライブ6、アクセッサ2、電源装置18、フィルタ2
7、ファン17、ガイドシャフト28、アクセッサ制御
プリント板29等が設けてある。
ジ投入排出機構(CAS)5、カートリッジ収納庫3、
ドライブ6、アクセッサ2、電源装置18、フィルタ2
7、ファン17、ガイドシャフト28、アクセッサ制御
プリント板29等が設けてある。
【0057】なお、前記光ディスクライブラリ装置に
は、1台のドライブを備えた装置(図3参照)、2台の
ドライブを備えた装置(図4参照)、或いは3台以上の
ドライブを備えた装置等があるが、いずれの装置でも良
い。前記各部の機能等は次の通りである。
は、1台のドライブを備えた装置(図3参照)、2台の
ドライブを備えた装置(図4参照)、或いは3台以上の
ドライブを備えた装置等があるが、いずれの装置でも良
い。前記各部の機能等は次の通りである。
【0058】:ドライブ6は、光ディスクカートリッ
ジに対し、データの記録、及び再生を行うもの(光ディ
スク装置)である。 :カートリッジ収納庫3は、多数のセル(光ディスク
カートリッジの収納棚)で構成されており、各セルに
は、それぞれ1巻ずつの光ディスクカートリッジが収納
できるように構成されている。
ジに対し、データの記録、及び再生を行うもの(光ディ
スク装置)である。 :カートリッジ収納庫3は、多数のセル(光ディスク
カートリッジの収納棚)で構成されており、各セルに
は、それぞれ1巻ずつの光ディスクカートリッジが収納
できるように構成されている。
【0059】:カートリッジ投入排出機構(CAS)
5は、オペレータ等が外部から投入した光ディスクカー
トリッジを、アクセッサ2に受け渡す位置まで搬送した
り、使用済みの光ディスクカートリッジをアクセッサ2
から受け取り、所定の位置まで搬送して外部に排出する
ものである。
5は、オペレータ等が外部から投入した光ディスクカー
トリッジを、アクセッサ2に受け渡す位置まで搬送した
り、使用済みの光ディスクカートリッジをアクセッサ2
から受け取り、所定の位置まで搬送して外部に排出する
ものである。
【0060】このカートリッジ投入排出機構(CAS)
5は、モータにより駆動され、ガイドレール31上を図
示矢印方向に移動できるように構成されている。 :アクセッサ2は、アクセッサハンド部を上昇/下降
させることにより、カートリッジ式記録媒体を搬送し
て、カートリッジ収納庫3、ドライブ6、及びカートリ
ッジ投入排出機構5にアクセスするものである。
5は、モータにより駆動され、ガイドレール31上を図
示矢印方向に移動できるように構成されている。 :アクセッサ2は、アクセッサハンド部を上昇/下降
させることにより、カートリッジ式記録媒体を搬送し
て、カートリッジ収納庫3、ドライブ6、及びカートリ
ッジ投入排出機構5にアクセスするものである。
【0061】このため、アクセッサ2は、アクセッサ駆
動機構のモータを駆動することにより、アクセッサハン
ド部をガイドシャフト28に沿って、上昇/下降するよ
うに構成されている。
動機構のモータを駆動することにより、アクセッサハン
ド部をガイドシャフト28に沿って、上昇/下降するよ
うに構成されている。
【0062】:カートリッジ投入排出口24は、光デ
ィスクカートリッジを外部から投入したり、或いは、使
用済みの光ディスクカートリッジを外部に排出するもの
である。
ィスクカートリッジを外部から投入したり、或いは、使
用済みの光ディスクカートリッジを外部に排出するもの
である。
【0063】:LED25は、装置の状態表示(電源
投入状態、オンライン状態、ビジィ状態等)、或いは警
告(アラーム等)等を行うための発光部である。 :LCDパネル26は、各種メッセージを表示する表
示パネルである。
投入状態、オンライン状態、ビジィ状態等)、或いは警
告(アラーム等)等を行うための発光部である。 :LCDパネル26は、各種メッセージを表示する表
示パネルである。
【0064】§2:光ディスクライブラリ装置の動作の
概要説明・・・図5参照 図5は光ディスクライブラリ装置の説明図である。な
お、図5は図4に示した装置(ドライブ2台)の説明図
である。以下、図5に基づいて、光ディスクライブラリ
装置の動作の概要を説明する。
概要説明・・・図5参照 図5は光ディスクライブラリ装置の説明図である。な
お、図5は図4に示した装置(ドライブ2台)の説明図
である。以下、図5に基づいて、光ディスクライブラリ
装置の動作の概要を説明する。
【0065】図示のように、ドライブ6には、#01、
#02のドライブ(この例では2台)が設けてあり、そ
れぞれアドレスが付けてある。また、カートリッジ収納
庫3には、#01、#02、#03・・・#32からな
る多数のセル4が設けてあり、それぞれアドレスが付け
てある。更に、カートリッジ投入排出機構5にもアドレ
スが付けてある。
#02のドライブ(この例では2台)が設けてあり、そ
れぞれアドレスが付けてある。また、カートリッジ収納
庫3には、#01、#02、#03・・・#32からな
る多数のセル4が設けてあり、それぞれアドレスが付け
てある。更に、カートリッジ投入排出機構5にもアドレ
スが付けてある。
【0066】今、オペレータがカートリッジ投入排出口
24から光ディスクカートリッジを投入したとすると、
カートリッジ投入排出機構5では、投入された光ディス
クカートリッジを所定の位置まで搬送し、アクセッサ2
に受け渡す。
24から光ディスクカートリッジを投入したとすると、
カートリッジ投入排出機構5では、投入された光ディス
クカートリッジを所定の位置まで搬送し、アクセッサ2
に受け渡す。
【0067】アクセッサ2は、光ディスクカートリッジ
を受け取ると、該光ディスクカートリッジを搬送して、
例えば、カートリッジ収納庫3の指定されたセル4(例
えば、#01)に挿入する。
を受け取ると、該光ディスクカートリッジを搬送して、
例えば、カートリッジ収納庫3の指定されたセル4(例
えば、#01)に挿入する。
【0068】また、光ディスクカートリッジに対し、デ
ータの記録、或いは再生を行う場合には、例えば、アク
セッサ2が、カートリッジ収納庫3の指定されたセル4
(例えば、#02)から光ディスクカートリッジを取り
出して搬送し、指定されたドライブ6(例えば#01)
に挿入する。
ータの記録、或いは再生を行う場合には、例えば、アク
セッサ2が、カートリッジ収納庫3の指定されたセル4
(例えば、#02)から光ディスクカートリッジを取り
出して搬送し、指定されたドライブ6(例えば#01)
に挿入する。
【0069】その後、光ディスクカートリッジに対する
記録、或いは再生処理が終了すると、アクセッサ2で
は、ドライブ6(#01)から排出された光ディスクカ
ートリッジを受け取って搬送し、カートリッジ収納庫3
の指定されたセル4(例えば、#02)に挿入する。
記録、或いは再生処理が終了すると、アクセッサ2で
は、ドライブ6(#01)から排出された光ディスクカ
ートリッジを受け取って搬送し、カートリッジ収納庫3
の指定されたセル4(例えば、#02)に挿入する。
【0070】更に、使用済みの光ディスクカートリッジ
を外部に排出する場合、アクセッサ2では、例えば、カ
ートリッジ収納庫3の指定されたセル4(例えば、#0
3)から光ディスクカートリッジを取り出して搬送し、
カートリッジ投入排出機構5に受け渡す。
を外部に排出する場合、アクセッサ2では、例えば、カ
ートリッジ収納庫3の指定されたセル4(例えば、#0
3)から光ディスクカートリッジを取り出して搬送し、
カートリッジ投入排出機構5に受け渡す。
【0071】その後、カートリッジ投入排出機構5で
は、アクセッサ2から受け取った光ディスクカートリッ
ジを所定の位置まで搬送し、カートリッジ投入排出口2
4から外部に排出する。以上のようにして、光ディスク
カートリッジの保管、装着、取り外し、記録/再生等を
自動的に行う。
は、アクセッサ2から受け取った光ディスクカートリッ
ジを所定の位置まで搬送し、カートリッジ投入排出口2
4から外部に排出する。以上のようにして、光ディスク
カートリッジの保管、装着、取り外し、記録/再生等を
自動的に行う。
【0072】§3:フロントパネルの説明・・・図6参
照 図6はフロントパネルの一部拡大図である。前記光ディ
スクライブラリ装置の筐体23のフロントパネルには、
カートリッジ投入排出口24が設けてある。
照 図6はフロントパネルの一部拡大図である。前記光ディ
スクライブラリ装置の筐体23のフロントパネルには、
カートリッジ投入排出口24が設けてある。
【0073】また、カートリッジ投入排出口24の周辺
部には、LED25、LCDパネル26が設けてある。
前記LED25は、「POWER 」 、「ON LINE 」、「BUS
Y」、「ALARM 」の各LEDで構成されている。
部には、LED25、LCDパネル26が設けてある。
前記LED25は、「POWER 」 、「ON LINE 」、「BUS
Y」、「ALARM 」の各LEDで構成されている。
【0074】§4:アクセッサの動作説明・・・図7、
図8参照 図7はアクセッサの動作説明図1、図8はアクセッサの
動作説明図2である。以下、図7、図8に基づいて、ア
クセッサによるセル内の光ディスクカートリッジ有無検
出動作を説明する。
図8参照 図7はアクセッサの動作説明図1、図8はアクセッサの
動作説明図2である。以下、図7、図8に基づいて、ア
クセッサによるセル内の光ディスクカートリッジ有無検
出動作を説明する。
【0075】前記アクセッサ2には、光ディスクカート
リッジをハンドリングして運搬するためのアクセッサハ
ンド部32が設けてあり、このアクセッサハンド部32
には、光ディスクカートリッジ13を掴むための爪33
が設けてある。
リッジをハンドリングして運搬するためのアクセッサハ
ンド部32が設けてあり、このアクセッサハンド部32
には、光ディスクカートリッジ13を掴むための爪33
が設けてある。
【0076】前記爪33は、アクセッサハンド部32の
ベース上で、前進、及び後退が出来るように構成されて
おり、通常は後退した位置(図7に示した位置)をホー
ムポジションとしている。
ベース上で、前進、及び後退が出来るように構成されて
おり、通常は後退した位置(図7に示した位置)をホー
ムポジションとしている。
【0077】そして、例えば、セル内の光ディスクカー
トリッジ13を取り出す場合には、爪33をセル側へ前
進(図8の矢印方向へ前進)させて、該爪33を外側へ
開き、その後、爪33を閉じることにより、光ディスク
カートリッジ13の両側の凹部34に爪33を嵌合させ
て光ディスクカートリッジ13を掴む。
トリッジ13を取り出す場合には、爪33をセル側へ前
進(図8の矢印方向へ前進)させて、該爪33を外側へ
開き、その後、爪33を閉じることにより、光ディスク
カートリッジ13の両側の凹部34に爪33を嵌合させ
て光ディスクカートリッジ13を掴む。
【0078】また、アクセッサハンド部32には光ディ
スクカートリッジ13の有無を検出するためのセンサ3
5が設けてあり、光ディスクカートリッジを爪33で掴
んだ時、光ディスクカートリッジ13が有ることを検出
する。
スクカートリッジ13の有無を検出するためのセンサ3
5が設けてあり、光ディスクカートリッジを爪33で掴
んだ時、光ディスクカートリッジ13が有ることを検出
する。
【0079】従って、セル内に光ディスクカートリッジ
が有るか否かを検出するには、前記のようにして、アク
セッサハンド部の爪33をホームポジションからセル側
に前進させ、該爪33により光ディスクカートリッジを
掴む動作を行えば良い。
が有るか否かを検出するには、前記のようにして、アク
セッサハンド部の爪33をホームポジションからセル側
に前進させ、該爪33により光ディスクカートリッジを
掴む動作を行えば良い。
【0080】この時、セル内に光ディスクカートリッジ
が有れば、前記センサ35により、光ディスクカートリ
ッジの後面を検出する。また、セル内に光ディスクカー
トリッジが無ければ、前記センサで光ディスクカートリ
ッジを検出できない。このようにして、光ディスクカー
トリッジの有無を検出する。
が有れば、前記センサ35により、光ディスクカートリ
ッジの後面を検出する。また、セル内に光ディスクカー
トリッジが無ければ、前記センサで光ディスクカートリ
ッジを検出できない。このようにして、光ディスクカー
トリッジの有無を検出する。
【0081】§5:制御系の説明・・・図9参照 図9は光ディスクライブラリ装置の制御系ブロック図で
ある。以下、図9に基づき、光ディスクライブラリ装置
の制御系を説明する。
ある。以下、図9に基づき、光ディスクライブラリ装置
の制御系を説明する。
【0082】図示のように、光ディスクライブラリ装置
の制御系には、インターフェース制御部9、アクセッサ
制御部10、アクセッサメカコントローラ11、LED
/LCD駆動回路39が設けてある。また、前記アクセ
ッサ制御部10には不揮発性メモリ20、RAM19等
が設けてあり、アクセッサメカコントローラ11には、
モータ駆動回路37、センサ回路38等が設けてある。
の制御系には、インターフェース制御部9、アクセッサ
制御部10、アクセッサメカコントローラ11、LED
/LCD駆動回路39が設けてある。また、前記アクセ
ッサ制御部10には不揮発性メモリ20、RAM19等
が設けてあり、アクセッサメカコントローラ11には、
モータ駆動回路37、センサ回路38等が設けてある。
【0083】更に、各ドライブ6には、ドライブユニッ
ト15と、ドライブコントローラ14とが設けてある。
そして、運用時には、前記インターフェース制御部9、
及びドライブコントローラ14をホスト8に接続する。
ト15と、ドライブコントローラ14とが設けてある。
そして、運用時には、前記インターフェース制御部9、
及びドライブコントローラ14をホスト8に接続する。
【0084】なお、前記インターフェース制御部9、ア
クセッサ制御部10、LED/LCD駆動回路39は、
インターフェース制御プリント板(図3、図4では見え
ない位置にあるプリント板)上に搭載されており、アク
セッサメカコントローラ11は、前記アクセッサ制御プ
リント板29上に搭載されている。各部の機能等は次の
通りである。
クセッサ制御部10、LED/LCD駆動回路39は、
インターフェース制御プリント板(図3、図4では見え
ない位置にあるプリント板)上に搭載されており、アク
セッサメカコントローラ11は、前記アクセッサ制御プ
リント板29上に搭載されている。各部の機能等は次の
通りである。
【0085】:不揮発性メモリ20は、各ドライブ毎
に光ディスクカートリッジの有無情報等を記憶する書き
込み可能な不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)で
ある。
に光ディスクカートリッジの有無情報等を記憶する書き
込み可能な不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)で
ある。
【0086】:RAM19は、各セル4の光ディスク
カートリッジの有無情報等を記憶するメモリである。 :LED/LCD駆動回路39は、アクセッサ制御部
10の制御により、LED25、及びLCDパネル26
を駆動する回路である。
カートリッジの有無情報等を記憶するメモリである。 :LED/LCD駆動回路39は、アクセッサ制御部
10の制御により、LED25、及びLCDパネル26
を駆動する回路である。
【0087】:モータ駆動回路37は、アクセッサ制
御部10の制御により、アクセッサ2、カートリッジ投
入排出機構(CAS)5等のモータ(機構部を駆動する
モータ)を駆動する回路である。
御部10の制御により、アクセッサ2、カートリッジ投
入排出機構(CAS)5等のモータ(機構部を駆動する
モータ)を駆動する回路である。
【0088】:センサ回路38は、アクセッサ2、カ
ートリッジ投入排出機構(CAS)5等のセンサの出力
信号を検出する回路である。 なお、他の構成は、前記従来例と同じなので、説明は省
略する。また、通常運用時におけるデータのリード/ラ
イト動作は、前記従来例と同じなので説明は省略する。
ートリッジ投入排出機構(CAS)5等のセンサの出力
信号を検出する回路である。 なお、他の構成は、前記従来例と同じなので、説明は省
略する。また、通常運用時におけるデータのリード/ラ
イト動作は、前記従来例と同じなので説明は省略する。
【0089】§6:メモリ情報の説明・・・図10参照 図10はメモリ情報の説明図であり、図10Aは不揮発
性メモリの情報例、図10BはRAMの情報例である。
性メモリの情報例、図10BはRAMの情報例である。
【0090】:不揮発性メモリの情報例の説明・・・
図10A参照 前記アクセッサ制御部10に設けた不揮発性メモリ20
に記憶する情報としては、図示のような「ドライブ#0
1カートリッジ有無情報」、「ドライブ#02カートリ
ッジ有無情報」・・・等である。
図10A参照 前記アクセッサ制御部10に設けた不揮発性メモリ20
に記憶する情報としては、図示のような「ドライブ#0
1カートリッジ有無情報」、「ドライブ#02カートリ
ッジ有無情報」・・・等である。
【0091】この情報は、各ドライブ毎に、ドライブ6
内に光ディスクカートリッジが収納されているか否かを
示した情報であり、例えば、光ディスクカートリッジが
収納されていれば、情報「1」を記憶し、収納されてい
なければ、情報「0」を記憶する。
内に光ディスクカートリッジが収納されているか否かを
示した情報であり、例えば、光ディスクカートリッジが
収納されていれば、情報「1」を記憶し、収納されてい
なければ、情報「0」を記憶する。
【0092】:RAMの情報例の説明・・・図10B
参照 前記アクセッサ制御部10に設けたRAM19に記憶す
る情報としては、図示のような「セル#01カートリッ
ジ有無情報」、「セル#02カートリッジ有無情報」・
・・等である。
参照 前記アクセッサ制御部10に設けたRAM19に記憶す
る情報としては、図示のような「セル#01カートリッ
ジ有無情報」、「セル#02カートリッジ有無情報」・
・・等である。
【0093】この情報は、各セル4内に光ディスクカー
トリッジが収納されているか否かを示した情報であり、
例えば、光ディスクカートリッジが収納されていれば、
情報「1」を記憶し、収納されていなければ、情報
「0」を記憶する。
トリッジが収納されているか否かを示した情報であり、
例えば、光ディスクカートリッジが収納されていれば、
情報「1」を記憶し、収納されていなければ、情報
「0」を記憶する。
【0094】§7:電源投入時のイニシャル動作説明・
・・図11〜図14参照 図11はイニシャル動作時の処理フローチャート、図1
2はイニシャル動作説明図1、図13はイニシャル動作
説明図2、図14はイニシャル動作説明図3である。以
下、図11〜図14に基づいて、イニシャル動作時の処
理を説明する。なお、図11のS21〜S33は処理ス
テップを示す。
・・図11〜図14参照 図11はイニシャル動作時の処理フローチャート、図1
2はイニシャル動作説明図1、図13はイニシャル動作
説明図2、図14はイニシャル動作説明図3である。以
下、図11〜図14に基づいて、イニシャル動作時の処
理を説明する。なお、図11のS21〜S33は処理ス
テップを示す。
【0095】一般に、ライブラリ装置では、ドライブに
媒体が収納されていない場合、ホストからの媒体移動命
令は、セルからセルヘ、或いはセルからドライブへの移
動という命令が多い。
媒体が収納されていない場合、ホストからの媒体移動命
令は、セルからセルヘ、或いはセルからドライブへの移
動という命令が多い。
【0096】従って、この場合最初にアクセッサがアク
セスするのは、セルに収納されている媒体なので、カー
トリッジ収納庫のセルの中で、最短時間で媒体を搬送で
きる位置にアクセッサハンド部を待機させておくのが望
ましい。
セスするのは、セルに収納されている媒体なので、カー
トリッジ収納庫のセルの中で、最短時間で媒体を搬送で
きる位置にアクセッサハンド部を待機させておくのが望
ましい。
【0097】また、ドライブに媒体が収納されている場
合、ホストからの媒体移動命令は、一般に、ドライブか
らドライブへの移動、或いはドライブからセルへの移動
といった命令が多い。従って、この場合最初にアクセッ
サがアクセスするのは、ドライブである場合が多い。そ
こで本実施例の光ディスクライブラリ装置では、以下に
説明するような処理を行う。
合、ホストからの媒体移動命令は、一般に、ドライブか
らドライブへの移動、或いはドライブからセルへの移動
といった命令が多い。従って、この場合最初にアクセッ
サがアクセスするのは、ドライブである場合が多い。そ
こで本実施例の光ディスクライブラリ装置では、以下に
説明するような処理を行う。
【0098】S21:先ず、オペレータ等が、光ディス
クライブラリ装置1の電源をオンにする。 S22:電源がオンになると、アクセッサ2をホームポ
ジションから、最上位(セル#32)まで移動(図12
Aの矢印方向へアクセッサハンド部32を移動)させ
て、セル4と対向した位置に位置付けする(図12A参
照)。
クライブラリ装置1の電源をオンにする。 S22:電源がオンになると、アクセッサ2をホームポ
ジションから、最上位(セル#32)まで移動(図12
Aの矢印方向へアクセッサハンド部32を移動)させ
て、セル4と対向した位置に位置付けする(図12A参
照)。
【0099】この場合、アクセッサ制御部10の制御に
より、アクセッサメカコントローラ11が、アクセッサ
駆動機構のモータを駆動してアクセッサ2を移動させる
(アクセッサハンド部32を上昇させる)ことにより、
前記の位置付けを行う。
より、アクセッサメカコントローラ11が、アクセッサ
駆動機構のモータを駆動してアクセッサ2を移動させる
(アクセッサハンド部32を上昇させる)ことにより、
前記の位置付けを行う。
【0100】S23:前記位置付けした状態で、アクセ
ッサ制御部10の制御により、アクセッサ2に設けた爪
33をアクセッサハンド部のベース上で前進させ(図1
2B参照)、該アクセッサ2に設けたセンサ35の出力
信号から光ディスクカートリッジ13の有無を判定す
る。
ッサ制御部10の制御により、アクセッサ2に設けた爪
33をアクセッサハンド部のベース上で前進させ(図1
2B参照)、該アクセッサ2に設けたセンサ35の出力
信号から光ディスクカートリッジ13の有無を判定す
る。
【0101】この場合、前記センサ35の出力信号は、
アクセッサメカコントローラ11のセンサ回路38で検
出した後、アクセッサ制御部10に送られる。そして、
アクセッサ制御部10が前記センサ回路38の出力信号
から、セル4に光ディスクカートリッジがあるか否かを
判定する。
アクセッサメカコントローラ11のセンサ回路38で検
出した後、アクセッサ制御部10に送られる。そして、
アクセッサ制御部10が前記センサ回路38の出力信号
から、セル4に光ディスクカートリッジがあるか否かを
判定する。
【0102】S24:前記のようにして、アクセッサ制
御部10がセル内の光ディスクカートリッジの有無を判
定し、その結果を内部のRAM19に記憶する(RAM
内のカートリッジ情報マップに記憶する)。
御部10がセル内の光ディスクカートリッジの有無を判
定し、その結果を内部のRAM19に記憶する(RAM
内のカートリッジ情報マップに記憶する)。
【0103】S25:次に、アクセッサ制御部10で
は、RAM19の情報から、前記S23、S24の処理
が、全てのセルに対して行われたか否かを判定する。 S26:その結果、全てのセルに対して行われていなけ
れば、アクセッサ制御部10は、アクセッサ2を次のセ
ルの位置まで移動させて、該セルと対向した位置に位置
付けし、前記S23の処理から繰り返して行う(図13
C、図13D参照)。
は、RAM19の情報から、前記S23、S24の処理
が、全てのセルに対して行われたか否かを判定する。 S26:その結果、全てのセルに対して行われていなけ
れば、アクセッサ制御部10は、アクセッサ2を次のセ
ルの位置まで移動させて、該セルと対向した位置に位置
付けし、前記S23の処理から繰り返して行う(図13
C、図13D参照)。
【0104】S27:前記のようにして、全てのセルに
ついて、光ディスクカートリッジの有無を検出し、RA
M19にその情報を記憶したら、不揮発性RAM情報を
もとに、ドライブ6に光ディスクカートリッジ(媒体)
が収納されているか否かを判定する。
ついて、光ディスクカートリッジの有無を検出し、RA
M19にその情報を記憶したら、不揮発性RAM情報を
もとに、ドライブ6に光ディスクカートリッジ(媒体)
が収納されているか否かを判定する。
【0105】S28:前記S27の処理で、ドライブ6
内に光ディスクカートリッジ(媒体)が収納されていな
いと判断した場合には、アクセッサ制御部10では、R
AM19内のセルのカートリッジ有無情報を基に、アク
セス時間の最短位置計算を行う。
内に光ディスクカートリッジ(媒体)が収納されていな
いと判断した場合には、アクセッサ制御部10では、R
AM19内のセルのカートリッジ有無情報を基に、アク
セス時間の最短位置計算を行う。
【0106】この場合、アクセス時間の最短位置は、
(媒体の入っているセルアドレスの総和)/(収納され
ている媒体枚数)の計算で求める。 S29:S28の処理でアクセス時間の最短位置計算が
終了すると、アクセッサ制御部10の制御により、アク
セッサ2を移動させて(図14参照)、前記計算で求め
た位置に位置付けする。この状態で、ホストからのコマ
ンド待ち(スタンバイ状態)となる。
(媒体の入っているセルアドレスの総和)/(収納され
ている媒体枚数)の計算で求める。 S29:S28の処理でアクセス時間の最短位置計算が
終了すると、アクセッサ制御部10の制御により、アク
セッサ2を移動させて(図14参照)、前記計算で求め
た位置に位置付けする。この状態で、ホストからのコマ
ンド待ち(スタンバイ状態)となる。
【0107】S30:前記S27の処理で、ドライブに
光ディスクカートリッジが収納されていると判定した場
合には、アクセッサ制御部10では、光ディスクカート
リッジの収納されていたドライブが、1台なのか複数台
なのかを判定する。
光ディスクカートリッジが収納されていると判定した場
合には、アクセッサ制御部10では、光ディスクカート
リッジの収納されていたドライブが、1台なのか複数台
なのかを判定する。
【0108】S31:S30の処理で、1台のドライブ
にのみ、光ディスクカートリッジが収納されていたと判
定した場合には、アクセッサ制御部10の制御により、
そのドライブの前に、アクセッサ2を位置付ける。この
状態で、ホストからのコマンド待ち(スタンバイ状態)
となる。
にのみ、光ディスクカートリッジが収納されていたと判
定した場合には、アクセッサ制御部10の制御により、
そのドライブの前に、アクセッサ2を位置付ける。この
状態で、ホストからのコマンド待ち(スタンバイ状態)
となる。
【0109】S32:しかし、前記S30の処理で、複
数台のドライブに、光ディスクカートリッジが入ってい
たと判定した場合には、アクセッサ制御部10では、ア
クセス時間の最短位置計算を行う。
数台のドライブに、光ディスクカートリッジが入ってい
たと判定した場合には、アクセッサ制御部10では、ア
クセス時間の最短位置計算を行う。
【0110】この場合、アクセス時間の最短位置は、
(媒体の入っているドライブアドレスの総和)/(媒体
の入っているドライブ総数)の計算で求める。 S33:S32の処理でアクセス時間の最短位置計算が
終了すると、アクセッサ制御部10の制御により、アク
セッサ2を移動させて、前記計算で求めた位置に位置付
けする。この状態で、ホストからのコマンド待ち(スタ
ンバイ状態)となる。
(媒体の入っているドライブアドレスの総和)/(媒体
の入っているドライブ総数)の計算で求める。 S33:S32の処理でアクセス時間の最短位置計算が
終了すると、アクセッサ制御部10の制御により、アク
セッサ2を移動させて、前記計算で求めた位置に位置付
けする。この状態で、ホストからのコマンド待ち(スタ
ンバイ状態)となる。
【0111】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 :光ディスクライブラリ装置に限らず、例えば、磁気
テープライブラリ装置等にも同様に適用可能である。
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 :光ディスクライブラリ装置に限らず、例えば、磁気
テープライブラリ装置等にも同様に適用可能である。
【0112】:2台以上のドライブを備えた装置に
も、同様に適用可能である。
も、同様に適用可能である。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 :アクセッサの機構を変更することなく、アクセッサ
による媒体搬送時間を短縮することができる。
のような効果がある。 :アクセッサの機構を変更することなく、アクセッサ
による媒体搬送時間を短縮することができる。
【0114】:一般に、ライブラリ装置では、ドライ
ブに媒体が収納されていない場合、ホストからの媒体移
動命令は、セルからセルヘ、或いはセルからドライブへ
の移動という命令が多い。
ブに媒体が収納されていない場合、ホストからの媒体移
動命令は、セルからセルヘ、或いはセルからドライブへ
の移動という命令が多い。
【0115】従って、この場合最初にアクセッサがアク
セスするのは、セルに収納されている媒体なので、カー
トリッジ収納庫のセルの中で、最短時間で媒体を搬送で
きる位置にアクセッサハンド部を待機させておくのが望
ましい。
セスするのは、セルに収納されている媒体なので、カー
トリッジ収納庫のセルの中で、最短時間で媒体を搬送で
きる位置にアクセッサハンド部を待機させておくのが望
ましい。
【0116】また、ドライブに媒体が収納されている場
合、ホストからの媒体移動命令は、一般に、ドライブか
らドライブへの移動、或いはドライブからセルへの移動
といった命令が多い。従って、この場合最初にアクセッ
サがアクセスするのは、ドライブである場合が多い。
合、ホストからの媒体移動命令は、一般に、ドライブか
らドライブへの移動、或いはドライブからセルへの移動
といった命令が多い。従って、この場合最初にアクセッ
サがアクセスするのは、ドライブである場合が多い。
【0117】そこでアクセッサ制御部では、電源投入時
のイニシャル動作において検出した媒体収納情報を基
に、媒体が装置内にどのように収納されているかを把握
し、最も媒体搬送時間が短くなる位置にアクセッサを位
置付け制御して、ホストからの媒体移動命令を待つよう
にしている。
のイニシャル動作において検出した媒体収納情報を基
に、媒体が装置内にどのように収納されているかを把握
し、最も媒体搬送時間が短くなる位置にアクセッサを位
置付け制御して、ホストからの媒体移動命令を待つよう
にしている。
【0118】従って、アクセッサによる媒体搬送時間を
短くすることができるから、ホストからの媒体搬送命令
の実行時間を短縮できる。
短くすることができるから、ホストからの媒体搬送命令
の実行時間を短縮できる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における光ディスクライブラリ装置の外
観図である。
観図である。
【図3】実施例における光ディスクライブラリ装置の構
成図1である。
成図1である。
【図4】実施例における光ディスクライブラリ装置の構
成図2である。
成図2である。
【図5】実施例における光ディスクライブラリ装置の説
明図である。
明図である。
【図6】実施例におけるフロントパネルの一部拡大図で
ある。
ある。
【図7】実施例におけるアクセッサの動作説明図1であ
る。
る。
【図8】実施例におけるアクセッサの動作説明図2であ
る。
る。
【図9】実施例における光ディスクライブラリ装置の制
御系ブロック図である。
御系ブロック図である。
【図10】実施例におけるメモリ情報の説明図である。
【図11】実施例におけるイニシャル動作時の処理フロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】実施例におけるイニシャル動作説明図1であ
る。
る。
【図13】実施例におけるイニシャル動作説明図2であ
る。
る。
【図14】実施例におけるイニシャル動作説明図3であ
る。
る。
【図15】従来の光ディスクライブラリ装置の説明図で
ある。
ある。
【図16】従来の光ディスクライブラリ装置の制御系ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図17】従来例の処理フローチャートである。
【図18】従来例のイニシャル動作説明図1である。
【図19】従来例のイニシャル動作説明図2である。
【図20】従来例のイニシャル動作説明図3である。
2 アクセッサ 3 カートリッジ収納庫 4 セル 6 ドライブ 9 インターフェース制御部 10 アクセッサ制御部 11 アクセッサメカコントローラ 19 RAM 20 不揮発性メモリ
Claims (4)
- 【請求項1】 カートリッジ式記録媒体の投入、及び排
出を行うカートリッジ投入排出機構(5)と、 複数のセル(4)を有し、各セルにカートリッジ式記録
媒体を収納可能なカートリッジ収納庫(3)と、 カートリッジ式記録媒体に対して、データの記録/再生
を行うドライブ(6)と、 カートリッジ式記録媒体を搬送して、前記カートリッジ
保管セル、カートリッジ投入排出機構、及びドライブへ
のアクセスを行うアクセッサ(2)を具備したライブラ
リ装置において、 アクセッサ(2)の制御を行うと共に、電源投入時のイ
ニシャル動作でセル(4)、及びドライブ(6)内のカ
ートリッジ式記録媒体の収納状態を判定し、 その媒体収納情報を基に、アクセッサによる媒体搬送時
間が最短時間になる位置を求め、その位置にアクセッサ
(2)を位置付け制御するアクセッサ制御部(10)を
設けたことを特徴とするライブラリ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のライブラリ装置におい
て、 アクセッサ制御部(10)では、1台のドライブ(6)
にカートリッジ式記録媒体が収納されていると判定した
場合、そのドライブ(6)と対向する位置にアクセッサ
(2)を位置付け制御して、イニシャル動作を終了する
ことを特徴としたライブラリ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のライブラリ装置におい
て、 アクセッサ制御部(10)では、複数台のドライブ
(6)にカートリッジ式記録媒体が収納されていると判
定した場合、 ドライブの媒体収納情報から、アクセッサによるカート
リッジ式記録媒体の搬送時間が最短時間になる位置を求
め、その位置にアクセッサ(2)を位置付け制御して、
イニシャル動作を終了することを特徴としたライブラリ
装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のライブラリ装置におい
て、 アクセッサ制御部(10)では、ドライブ(6)にカー
トリッジ式記録媒体が収納されていないと判定した場
合、 セル(4)の媒体検出情報から、アクセッサによる媒体
搬送時間が最短時間になる位置を求め、その位置にアク
セッサ(2)を位置付け制御して、イニシャル動作を終
了することを特徴としたライブラリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27152593A JPH07121967A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ライブラリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27152593A JPH07121967A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ライブラリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07121967A true JPH07121967A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17501285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27152593A Withdrawn JPH07121967A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | ライブラリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07121967A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0944981A (ja) * | 1995-07-27 | 1997-02-14 | Kenwood Corp | 記録媒体再生装置 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP27152593A patent/JPH07121967A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0944981A (ja) * | 1995-07-27 | 1997-02-14 | Kenwood Corp | 記録媒体再生装置 |
US5991245A (en) * | 1995-07-27 | 1999-11-23 | Kabushiki Kaisha Kenwood | Reproducing apparatus for recorded medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |