JPH10214481A - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JPH10214481A
JPH10214481A JP9018993A JP1899397A JPH10214481A JP H10214481 A JPH10214481 A JP H10214481A JP 9018993 A JP9018993 A JP 9018993A JP 1899397 A JP1899397 A JP 1899397A JP H10214481 A JPH10214481 A JP H10214481A
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JP
Japan
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recording medium
memory
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cassette
tape
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JP9018993A
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English (en)
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Masahiro Kodama
正博 児玉
Sumiyo Aoshima
純代 青嶋
Masaki Yoshida
正樹 吉田
Takanobu Sano
高信 佐野
Tatsuya Kato
達矢 加藤
Katsumi Ikeda
克巳 池田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/11Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/002Programmed access in sequence to a plurality of record carriers or indexed parts, e.g. tracks, thereof, e.g. for editing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/107Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/60Solid state media
    • G11B2220/65Solid state media wherein solid state memory is used for storing indexing information or metadata
    • G11B2220/652Solid state media wherein solid state memory is used for storing indexing information or metadata said memory being attached to the recording medium
    • G11B2220/655Memory in cassette [MIC]

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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】テープカセット固有の属性情報をそのテープカ
セットをアクセスすることなくシステム上で把握できる
ようにする。 【解決手段】属性情報を記録するメモリICを備えたテ
ープカセット16を格納する複数の格納部を持つカセッ
トラック11と、この属性情報を一時記憶するメモリを
有し、テープカセット16に対して、データの書き込み
および読み出しの少なくとも一方を行い、かつ、該デー
タの書き込みおよび読み出しに応じてメモリ内の属性情
報の書き換えを行う複数のテープドライブ12と、カセ
ットラック11とテープドライブ12との間でテープカ
セット16を搬送するロボティスク部13と、属性情報
を該テープカセット16毎に記録するカセット管理用の
RAM23と、テープドライブ12内のメモリから属性
情報を読み出してカセット管理用のRAM23に書き込
むシステムコントローラ20とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テープカセット
ライブラリ装置やディスクライブラリ装置等に適用して
好適なライブラリ装置に関するものである。更に詳しく
は、タイトル、メモリ使用量などの記録媒体固有の属性
情報を記憶する記憶装置を備えた記録媒体を集中管理す
るようなシステムコントローラが、個々に記録媒体を呼
び出してその記録媒体の属性情報をリードするのではな
く、記録媒体の属性情報をストアしたメモリ等を用いて
管理できるようにしたライブラリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、メディアラックの複数の格納部に
収容された記録媒体(メディア)、例えば、テープカセ
ット、光ディスク等の中から任意の記録媒体を選択して
記録再生装置に搬送し、選択されたその記録媒体に対し
てデータの記録や再生を行うライブラリ装置が知られて
いる。
【0003】このライブラリ装置は、例えば、SCSI
(Small Computer System Interface)等の標準インタ
フェースを備え、この標準インタフェースによって単数
または複数のホストコンピュータに接続されて使用され
る。
【0004】また、タイトル、メモリ使用量などの記録
媒体固有の属性情報を記憶する記憶装置(以下メモリI
Cという)を備えたテープカセット(記録媒体)を取り
扱うようなライブラリ装置が開発されている。この種の
テープカセットを取り扱うライブラリ装置では、テープ
カセットがVTRなどの記録再生装置(以下、テープド
ライブ装置ともいう)に装填されると、磁気テープのロ
ーディング操作に先行してメモリICに記憶されたテー
プカセット固有の属性情報がマイコンなどのシステムコ
ントローラからの指令によって読み取られると共に、記
録再生操作の終了時には新たな属性情報がこのメモリI
Cに記憶される。したがって、このようなテープカセッ
トによれば、種々の記録媒体固有の属性情報を利用する
ことによってテープカセットの使用範囲を拡張できるな
どの特徴を有している。
【0005】一般に、複数のテープカセットをライブラ
リ装置で集中管理する場合で、テープカセットを無駄な
く効率よく使用するためには、全てのテープカセットの
タイトル、メモリ使用量等のテープカセット固有の属性
情報をライブラリ装置が認識する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テープ
ドライブ装置内に装填されたテープカセットは、データ
の読み出しまたは書き込み等によって該テープカセット
の属性情報(頭出し用のアドレス情報など)が変更され
て、メモリICの内容がドライブ装置内で書き換えられ
る可能性がある。
【0007】このため、従来のライブラリ装置によりテ
ープカセットを集中管理しようとする場合であって、テ
ープカセットのメモリICの内容を認識しようとする場
合、テープカセットをカセットラックから取り出してテ
ープドライブ装置に搬送してセットするか、または、カ
セット搬送部に設けられたリーダ(メモリ読み出し装
置)を、カセットラックに収納されたテープカセットの
メモリ用接点に接触させる必要がある。
【0008】したがって、テープドライブ装置から一旦
テープカセットが取り外された後では、テープドライブ
装置やリーダに再びテープカセットをセットしない限
り、そのテープカセット固有の属性情報を読み出すこと
ができなくなり、テープカセットの属性情報の内容を管
理することが困難になるという問題がある。
【0009】また、カセット搬送部のリーダでテープカ
セットのメモリICの内容を読み出す方法が考えられる
が、このリーダが接点接続方式であるため、その安定時
間が多くかかり、アクセスタイムが多く要するようにな
る。
【0010】そこで、この発明では、テープカセットを
カセットラックに収納した状態でも、そのテープカセッ
ト固有の属性情報の内容をシステム上で管理できるよう
にすると共に属性情報を素早くアクセスできるようにし
たライブラリ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るライブラ
リ装置は、タイトル、メモリ使用量などの記録媒体固有
の属性情報を記憶する記憶装置を備えた記録媒体を格納
する複数の格納部を持つメディアラックと、この記録媒
体の属性情報を一時記憶するメモリを有し、該記録媒体
に対しては、データの書き込みおよび読み出しの少なく
とも一方を行い、かつ、該データの書き込みおよび読み
出しに応じて前記メモリ内の記録媒体固有の属性情報の
書き換えを行う単数または複数のドライブ装置と、この
メディアラックとこのドライブ装置との間で記録媒体を
搬送する記録媒体搬送手段と、この記録媒体の属性情報
を該記録媒体毎に記録する記録媒体管理用のメモリと、
ドライブ装置内のメモリから記録媒体の属性情報を読み
出して記録媒体管理用のメモリに書き込むシステムコン
トローラとを備えるものである。
【0012】本発明のライブラリ装置では、例えば、デ
ータの読み出しおよび書き込みを終了した記録媒体が記
録媒体搬送手段によって、ドライバからメディアラック
へ搬送される間に、システムコントローラからの指令に
基づいて、記録媒体が取り外されたドライブ装置内のメ
モリからその記録媒体固有の属性情報を読み出して記録
媒体管理用のメモリに書き込む。
【0013】従って、システムコントローラは、いちい
ちメディアラックから記録媒体を呼び出してその記憶装
置の記録媒体固有の属性情報を読み出すことなく、記録
媒体管理用のメモリ内でその記録媒体の属性情報の内容
を簡単に管理することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。
【0015】図1は、実施の形態としてのテープカセッ
トライブラリ装置の機構を概略的に示した図である。図
2は、このライブラリ装置で取り扱われるテープカセッ
トの背面側から見た構成を示す斜視図である。
【0016】このライブラリ装置10は、複数のテープ
カセット16を収容し得るカセットラック(メディアラ
ック)11と、テープカセット16に対してデータの書
き込みおよび読み出しを行うための複数のテープドライ
ブ装置(#1〜#n)12と、テープカセット16をハ
ンドリングするためのハンド部14を持ち、カセットラ
ック11とテープドライブ装置12の間でテープカセッ
ト16を搬送するためのX,Y,Zの各軸駆動部を有し
たロボティスク部(記録媒体搬送手段)13とを備えて
いる。
【0017】ここで、カセットラック11は複数の格納
部を持っており、その複数の格納部のそれぞれにテープ
カセット16が収納される。図には示していないが、テ
ープドライブ装置12には、テープカセット用の記録再
生装置の他に書き込み読み出し装置を備えている。この
書き込み読み出し装置は、図2に示している記憶装置付
きテープカセット16のメモリIC66から記録媒体固
有の属性情報(以下MICデータという)を読み出した
り、そのメモリIC66にMICデータを書き込んだり
するものである。
【0018】また、テープドライブ装置#1にはメモリ
80が設けられ、同様に他のテープドライブ装置#2か
ら#nにも、それぞれメモリ80を設けている。このメ
モリ80は、書き込み読み出し装置によって扱われるM
ICデータを一時記憶するものである。更に、ハンド部
14には、テープカセット16のメモリIC66のMI
Cデータを読み出すMICリーダ15が備えられてい
る。MICリーダ15は、ホストコンピュータ等から指
定されたテープカセットであるか否かを確認するために
用いられる場合が多い。
【0019】このライブラリ装置で取り扱われるテープ
カセット16は、図2に示すように、上下一対のハーフ
61A,61Bを組み合わせてカートリッジ本体61を
構成し、このカートリッジ本体61の内部にはテープ供
給リール62と、テープ巻取リール63とが回転自在に
収納されている。磁気テープはカートリッジ本体61の
前面部を経由したテープ走行路を経て、これらテープ供
給リール62とテープ巻取リール63間に掛け合わされ
る。
【0020】また、これらのテープカセット16は、磁
気テープの走行路を構成するカートリッジ本体61の前
面部が開放されていると共に、この開放前面部に連続し
てローディング用の開口部が設けられている。そして、
カートリッジ本体61には、開放された前面部に、蓋部
材64が回動点自在に組み付けられ、全体としてテープ
カセット16を構成している。
【0021】蓋部材64は、通常、磁気テープを覆うよ
うにしてカートリッジ本体61の前面部を閉鎖してお
り、磁気テープを保護している。また、蓋部材64には
図示はしないが、テープカセット16をテープドライブ
装置12に装填すると、テープドライブ装置12側の蓋
部開放部材によって回動されて前面部を開放する機構が
設けられている。
【0022】更にカートリッジ本体61の背面部、この
例では図2に示すように下ハーフ61Bの背面周辺壁6
8の左端部側に、所定の大きさの開口部67が形成さ
れ、カートリッジ本体内部の一部が露出するように構成
されている。
【0023】この開口部67にはテープドライブ装置1
2の書き込み読み出し装置またはロボティスク部13の
MICリーダ15に接触させるための露出電極部65が
設けられている。開口部67の内側にはメモリIC66
が収納され、このメモリIC66は露出電極部65に接
続されている。メモリIC66は、当該テープカセット
のタイトル、磁気テープの仕様、使用状況、記録位置あ
るいは記録した情報信号の内容、メモリ使用量等の様々
なMICデータ(記録媒体固有の属性情報)を記憶する
ものである。MICデータは、データの書き換えに伴っ
て変更される場合が多い。
【0024】以上の構成において、ロボティスク部13
はカセットラック11より所定のテープカセットを取り
出してテープドライブ装置12に装填することにより、
そのテープカセット16に対してデータの記録や再生が
行われる。
【0025】そして、このようにデータの記録や再生が
行われたテープカセット16は、テープドライブ装置1
2からイジェクトした後、ロボティスク部13によっ
て、カセットラック11に収納される。
【0026】図3は、テープカセットライブラリ装置1
0の制御系の構成を説明する図である。このライブラリ
装置10は、装置全体を制御するためシステムコントロ
ーラ20、このシステムコントローラ20からの指示に
よりロボティスク部13の機構部40を制御するメカニ
カルコントローラ30とを有している。
【0027】また、システムコントローラ20は、全て
の処理を行うCPU(central processing unit)21
と、このライブラリ装置およびテープドライブ装置12
の制御プログラムを格納したROM22と、当該装置が
取り扱うテープカセット16の全てのMICデータを記
憶するカセット管理用のメモリ(RAM)23と、この
ライブラリ装置10とホストコンピュータ50との間で
コマンド・データの受け渡しを行うためのシリアルイン
タフェース24と、全てのテープドライブ装置12とC
PU21との間でMICデータの受け渡しを行うための
シリアルインタフェース25から構成されている。RA
M23には不揮発性の随時書き込み読み出し可能なメモ
リを用いる。RAM23は専用メモリとしているが、ワ
ーキング用のメモリなどを兼用することができる。
【0028】ROM22、カセット管理用のメモリ2
3、インタフェース24,25およびメカニカルコント
ローラ30は、シリアルバス26を介してCPU21に
接続されている。また、全てのデープドライブ装置12
とシリアルインタフェース25との間は、MICデータ
を転送するためのシリアルバス27により接続されてい
る。このシリアルバス27は、テープドライブ装置12
から取り外されたテープカセット16のMICデータを
このテープドライブ装置12内のメモリ80からカセッ
ト管理用のRAM23へ転送したり、システムコントロ
ーラ20からの指令を伝達するためのバスとして利用さ
れる。
【0029】また、ライブラリ装置10は、SCSIバ
ス70で複数のホストコンピュータ50やその他のデバ
イス60に接続されて使用される。すなわち、ライブラ
リ装置10のインタフェース24およびテープドライブ
装置12は、SCSIバス70を介してホストコンピュ
ータ50および他のデバイス60にそれぞれ接続されて
いる。これにより、各々のテープカセット12とホスト
コンピュータ50との間および各々のテープドライブ装
置12と他のデバイス60との間でデータの受け渡しが
できる。
【0030】図4は、テープカセット16の搬送からド
ライブ装置12内のメモリ内容をカセット装置用のRA
M23に書き込むまでの一連のシステムコントローラの
動作を示すフローチャートである。本実施の形態ではシ
ステムコントローラ20の制御プログラムがROM22
に格納されており、システムコントローラ20はホスト
コンピュータ50からのコマンドにより動作するもので
ある。
【0031】まず、ステップST1でシステムコントロ
ーラ20は、i番目のテープカセット16の搬送指令
(MOVEコマンド)を受信する状態となっている。こ
こで、MOVEコマンドが受信されていない場合は、搬
送指令の受信待ちの状態となる。そして、ホストコンピ
ュータ50からi番目のテープカセット16を搬送すべ
きMOVEコマンドを受信した場合は、ステップST2
でシステムコントローラ20はメカニカルコントローラ
30を介してi番目のテープカセット16をカセットラ
ック11から#j番目のテープドライブ装置12に搬送
するようにロボティスク部13を制御する。
【0032】このとき、ハンド部14のMICリーダ1
5がメモリIC66のMICデータを読み取り、ホスト
コンピュータ50が指定したテープカセット16である
ことを確認するような作業をしてもよい。テープカセッ
ト16を把持したロボティスク部13は、テープカセッ
ト16をカセットラック11からテープドライブ装置1
2に搬送するために、メカニカルコントローラ30はロ
ボティスク部13をX,Y,Z軸の方向に移動する。
【0033】ステップST2でテープカセット16がテ
ープドライブ装置12に装填されると記録再生の待機状
態となる。これと同時に、テープカセット16の露出電
極部65が書き込み読み出し装置に接触する。
【0034】その後、ステップST3でテープドライブ
装置12は、書き込み読み出し装置を介してテープカセ
ット16内のメモリIC66からMICデータを読み取
ってテープドライブ装置12内のメモリ(以下ドライブ
内メモリともいう)80に転送し、ホストコンピュータ
50からのコマンドを待つ。コマンドを受信したテープ
ドライブ装置12は、ステップST4でホストコンピュ
ータ50からのコマンドに応じたデータ処理を実行す
る。この処理は、磁気テープからデータを読み出し、ま
たは磁気テープにデータを書き込む等のサブルーチン処
理である。
【0035】次に、ステップST5でドライブ内メモリ
80のデータ書き換え要求の有無がチェックされる。こ
こで、ドライブ内メモリ80のデータ書き換え要求があ
った場合は、ステップST6でドライブ内メモリ80の
MICデータを更新する。ドライブ内メモリ80のデー
タ書き換え要求がない場合は、ドライブ内メモリ80の
内容を更新せずにステップST7に移行する。
【0036】ステップST7でホストコンピュータ50
からのアンロードコマンドがチェックされ、アンロード
コマンドを受信しないときは、ステップST4に戻って
コマンドに応じたデータ処理を継続する。
【0037】ステップST7でアンロードコマンドを受
信したときは、ステップST8に移行してドライブ内メ
モリ80の内容(MICデータ)が更新されたか否かを
確認する。ドライブ内メモリ80の内容が更新された場
合は、ステップST9に移行してこのデータをテープカ
セット16内のメモリIC66に転送してその内容を書
き換える。
【0038】その後、システムコントローラ20は、ス
テップST10でi番目のテープカセット16を排出す
るようにテープドライブ装置12およびメカニカルコン
トローラ30を制御する(アンローディング処理)。こ
の制御によって、メカニカルコントローラ30はテープ
カセット16をテープドライブ装置12からカセットラ
ック11に搬送する。
【0039】この搬送処理に並行してステップST11
でシステムコントローラ20は、更新されたMICデー
タをドライブ内メモリ80から読み出し、シリアルバス
27およびシリアルインタフェース25を介してカセッ
ト管理用のRAM23に転送する。RAM23はテープ
ドライブ装置12から転送されてくるMICデータをテ
ープカセット毎に記録する。これにより、テープカセッ
ト16のメモリIC66とカセット管理用のRAM23
とを同じ内容に書き換えることができる(終了1)。
【0040】なお、ステップST8でMICデータが更
新されていないことが確認された場合には、MICデー
タの書き換えは行わず、そのままステップST12に移
行してテープカセット16に対するアンローディング処
理をする(終了2)。また、i番目のテープカセット1
6のMICデータをシステム上で確認するときは、ホス
トコンピュータ50が発行する読み出しコマンドを受信
することにより、システムコントローラ20が、カセッ
ト管理用のRAM23をアクセスしてMICデータを読
み出す。これによって、メモリIC66をアクセスする
ことなく、そのテープカセット16の属性情報を知るこ
とができる。このとき、テープカセット16のメモリI
C66の内容とカセット管理用のRAM23の内容とを
同じ状態に維持するためにMICデータの書き換えは行
われない。
【0041】このようにして本実施の形態のライブラリ
装置10では、ステップST10で、i番目のテープカ
セット16のアンローディング処理、すなわち、ロボテ
ィスク30が、テープカセット16をテープドライブ装
置12からカセットラック11へ搬送する間に、この搬
送処理とは独立してシリアルバス27およびシリアルイ
ンタフェース25を介してドライブ内メモリ80のMI
Cデータをカセット管理用のRAM23に転送すること
ができる。
【0042】従って、システムコントローラ20は、い
ちいちテープカセット16をカセットラック11から呼
び出してテープドライブ装置12にセットしたり、テー
プカセット16のメモリIC66のMICデータを読み
出したりしなくても、また、MICリーダ15によりメ
モリIC66を読みに行かなくても、カセット管理用の
RAM23内でメモリIC66のMICデータの内容を
即座に確認し管理することができる。
【0043】本実施の形態ではテープカセット16の搬
送中にメモリ内容をRAM23に転送するだけなので、
カセット交換時間を利用してのデータ転送が可能とな
り、しかも、ホストコンピュータ50からのコマンドに
より適宜RAM23からMICデータを素早く読み出す
ことができる。因みに、MICリーダ15でメモリIC
66の内容を読み出す方法を採ると、MICリーダ15
が接点接続方式であるため、接触状態が安定するまでの
時間がかかり、アクセスタイムを短縮することができな
くなってしまうので、内容確認を迅速に行うことができ
ない。
【0044】また、本実施の形態では標準インタフェー
スがSCSIであるものを示したが、この発明は他の標
準インタフェース(P1394等)を使用するものにも
同様に適用できる。
【0045】更に、本実施の形態においては記録媒体が
テープカセット16であるテープカセットライブラリ装
置に、この発明を適用したものを説明したが、この発明
は記録媒体固有の属性情報用のメモリICを持った記録
媒体が磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等で
あるディスクライブラリ装置にも同様に適用できること
は勿論である。
【0046】また、本実施の形態においては、テープカ
セット16をテープドライブ装置12からカセットラッ
ク11へ搬送する間に、テープドライブ装置12内のメ
モリ80からMICデータを読み出してカセット管理用
のRAM23に書き込む場合について説明をしたが、テ
ープカセット使用中にこのデータ転送処理を行ってもよ
い。例えば、テープカセット16を駆動することによっ
て時々刻々変化するテープ使用量(あるいはテープ残
量)等を示すデータをドライブ内メモリ80に書き込む
と同時に、これらデータをカセット管理用のRAM23
へシリアルバス27を介して適宜転送してもよい。これ
により、リアルタイムにRAM23の内容およびドライ
ブ内メモリ80の内容を同時に書き換えることができ
る。
【0047】上述したシリアルバス27はライブラリ装
置を効率よく機能させるために、テープドライブ装置1
2の内部情報をも転送するようにしてもよい。シリアル
バス27を設けることなく、ライブラリ装置およびテー
プドライブ装置12の双方の制御プログラムに本発明の
機能を追加すればシリアルバス27を省略することがで
き、また、システム上でMICデータの管理を実現でき
る。
【0048】本実施の形態では、システムコントローラ
20の制御プログラムがROM22に格納されている場
合について説明したが、この制御プログラムについては
ホストコンピュータ50のEEPROM、PROMおよ
びROM等に格納された制御プログラムをRAM23に
書き込み、これに基づいてシステムコントローラ20を
制御してもよい。
【0049】
【発明の効果】このように本発明のライブラリ装置で
は、データの読み出しまたは書き込みが終了した記録媒
体を、記録媒体搬送手段がドライバからメディアラック
へ搬送する間に、システムコントローラが、記録媒体が
取り外された後のドライブ装置内のメモリからその記録
媒体固有の属性情報を読み出して記録媒体管理用のメモ
リに書き込むようにしたものである。
【0050】従って、いちいちシステムコントローラお
よび記録媒体搬送手段を介して記録媒体をメディアラッ
クから呼び出し、記録媒体固有の属性情報を読み出さな
くても、記録媒体管理用のメモリから素早く読み出せる
ので、記録媒体固有の属性情報をシステム上で簡単に管
理することができる。
【0051】また、本発明ではドライブから取り外され
た記録媒体の属性情報をドライブ内メモリから得るよう
にしたので、属性情報を記憶しない記録媒体を取り扱う
従来のライブラリ装置と同等なカセット交換時間を達成
することができる。
【0052】したがって、この発明では多数の記録媒体
を管理する必要があるテープカセットライブラリ装置な
どに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのテープカセットライブラリ
装置の機構概略を示す図である。
【図2】記憶装置付きテープカセットの背面側から見た
構成を示す斜視図である。
【図3】実施の形態としてのテープカセットライブラリ
装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】システムコントローラの一連の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10・・・テープカセットライブラリ装置、11・・・
カセットラック、12・・・テープドライブ装置、13
・・・ロボティスク部、14・・・ハンド部、15・・
・MICリーダ、16・・・テープカセット、20・・
・システムコントローラ、21・・・CPU、22・・
・ROM、23・・・カセット管理用のRAM、24,
25・・・シリアルインタフェース、26,27・・・
シリアルバス、30・・・メカニカルコントローラ、4
0・・・機構部、50・・・ホストコンピュータ、60
・・・他のデバイス、61・・・カートリッジ本体、6
1A・・・上ハーフ、61B・・・下ハーフ、62・・
・テープ供給リール、63・・・テープ巻取リール、6
4・・・蓋部材、65・・・露出電極部、66・・・メ
モリIC、67・・・開口部、70・・・SCSIバス
フロントページの続き (72)発明者 佐野 高信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 加藤 達矢 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 池田 克巳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイトル、メモリ使用量などの記録媒体
    固有の属性情報を記憶する記憶装置を備えた記録媒体を
    格納する複数の格納部を持つメディアラックと、 前記記録媒体の属性情報を一時記憶するメモリを有し、
    前記記録媒体に対して、データの書き込みおよび読み出
    しの少なくとも一方を行い、かつ、該データの書き込み
    および読み出しに応じて前記メモリ内の属性情報の書き
    換えを行う単数または複数のドライブ装置と、 前記メディアラックと前記ドライブ装置との間で前記記
    録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、 前記記録媒体の属性情報を該記録媒体毎に記録する記録
    媒体管理用のメモリと、 前記ドライブ装置内のメモリから前記記録媒体の属性情
    報を読み出して前記記録媒体管理用のメモリに書き込む
    システムコントローラとを備えていることを特徴とする
    ライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 ローディング状態またはイジェクト状態
    の前記記録媒体の属性情報を前記ドライブ装置内のメモ
    リから前記記録媒体管理用のメモリへ転送する手段を設
    けていることを特徴とする請求項1に記載のライブラリ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体が前記ドライブ装置から取
    り外された後に、前記記録媒体の属性情報を前記ドライ
    ブ装置内のメモリから前記記録媒体管理用のメモリへ転
    送する手段を設けていることを特徴とする請求項1に記
    載のライブラリ装置。
  4. 【請求項4】 前記システムコントローラは、前記記録
    媒体を前記ドライブ装置からメディアラックへ搬送する
    間に、前記ドライブ装置内のメモリから記録媒体固有の
    属性情報を読み出して前記記録媒体管理用のメモリに書
    き込むことを特徴とする請求項1に記載のライブラリ装
    置。
JP9018993A 1997-01-31 1997-01-31 ライブラリ装置 Abandoned JPH10214481A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000268443A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Sony Corp テープドライブ装置、記録媒体
WO2006098009A1 (ja) * 2005-03-16 2006-09-21 Fujitsu Limited ライブラリ装置におけるキー管理装置及び方法

Cited By (3)

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