JPH10293992A - カートリッジおよびこれを使用したライブラリー装置 - Google Patents

カートリッジおよびこれを使用したライブラリー装置

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JPH10293992A
JPH10293992A JP9100627A JP10062797A JPH10293992A JP H10293992 A JPH10293992 A JP H10293992A JP 9100627 A JP9100627 A JP 9100627A JP 10062797 A JP10062797 A JP 10062797A JP H10293992 A JPH10293992 A JP H10293992A
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JP
Japan
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cartridge
cartridges
information
tape
auxiliary storage
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Application number
JP9100627A
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English (en)
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Ryoji Taki
良次 滝
Masahiro Kodama
正博 児玉
Yoshihisa Takayama
佳久 高山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カートリッジ内のデータを読み出さなくても、
分散記録情報を入手できるようにして、カートリッジの
管理を容易にする。 【解決手段】ハンド装置に設けられた読み取り手段で、
データの分散記録状態、使用カートリッジ、記録順番な
どの分散記録情報が、カートリッジに設けられた補助記
憶手段としてのメモリICから読み取られる。したがっ
てシステムコントローラ内のメモリに、読み取った分散
記録情報を記憶しておけば、このメモリ内容を検索する
だけで、カートリッジをドライブ装置に装填しないでも
カートリッジの内容を把握し、管理できる。これによっ
て、誤ったカートリッジをハンドリングしたり、再生順
番を間違えるような初歩的なミスを回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数のカートリ
ッジを使用したライブラリー装置に関する。詳しくは、
複数のカートリッジを使用して1つのあるまとまったグ
ループ情報を分散記録するような場合に、どのカートリ
ッジを使用したかなどの管理をカートリッジに設けられ
た外部よりアクセスできる補助記憶部に記憶させておく
ことによって、カートリッジをドライブ装置に装填して
データを読み取る作業を行うことなく管理できるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メディアラックの複数の格納部に
収容されたテープカートリッジや光ディスクなどの記録
媒体(メディア)より任意の記録媒体を選択してドライ
ブ装置に搬送し、その記録媒体に対してデータの記録や
再生を行うようにしたライブラリー装置(チェンジャー
装置)が知られている。
【0003】このようなライブラリー装置はその内部に
記録媒体を収納した複数のカートリッジ例えばテープカ
ートリッジがラック(棚)に内蔵されると共に複数のド
ライブ装置が設けられ、単一若しくは複数のテープカー
トリッジをドライブ装置に装填し、これらドライブ装置
を駆動状態とすることによって、単一若しくは複数のテ
ープカートリッジを使用しながらデータの記録再生を行
うことができる。
【0004】同一グループに属する情報量が多く、1台
のテープカートリッジでは記録できないようなときに
は、複数のテープカートリッジを使用して分散記録され
る。複数のテープカートリッジを使用してデータを分散
記録する場合、どのテープカートリッジを使用したの
か、どの順番でデータを分散記録したかなどの、分散記
録情報は磁気テープに記憶されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来では複
数巻のテープカートリッジで構成されるあるまとまった
同一グループの情報に関するデータは、テープの中にデ
ータのボリュウム、データ構成、再生順などの分散記録
情報が記録されているので、同一グループの情報を再生
したいときには複数台のドライブ装置を同時駆動し、こ
れら分散記録情報に基づいて順次テープカートリッジを
再生する必要がある。
【0006】再生順番が狂うとデータを正しく復元でき
なくなるため、テープカートリッジの管理には大変な注
意が必要である。また、テープカートリッジを1巻でも
間違えると同一グループのテープカートリッジであるか
の確認をするには、テープカートリッジをその都度ドラ
イブ装置に装填してデータを読み取る必要があり、その
確認に時間がかかると共に、その確認作業も面倒であ
る。
【0007】このように複数のテープカートリッジを使
用して同一グループ内のデータを再生するような場合、
テープに記録された分散記録情報の内容を読み取らず
に、別の手段でその内容を読み取れるようにすれば、テ
ープカートリッジの装填作業、確認用再生作業を全廃で
きるので非常に便利である。
【0008】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、カートリッジ内の媒体に記録
された内容を読むことなしに、関連するテープカートリ
ッジが同一グループとして使用されたテープカートリッ
ジであるかなどを簡単に特定できるようにしたテープカ
ートリッジおよびこれを使用したライブラリー装置を提
案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ためこの発明に係るカートリッジは、内部に設けられた
主記録媒体の他に補助記憶部が設けられ、この補助記憶
部に対するデータのリードライト用端子がケースの外部
に露呈するように取り付けられたカートリッジを有し、
1つのまとまった情報を複数のカートリッジを用いて分
散記録するとき、その分散記録情報が上記補助記憶部に
記憶されるようになされたことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載されたライブラリー装置で
は、複数のカートリッジを選択しながら記録再生できる
複数のドライブ装置と、これらドライブ装置をコントロ
ールする制御部とを有し、上記カートリッジには補助記
憶部が設けられると共に、この補助記憶部に対するデー
タのリードライト用端子がケースの外部に露呈するよう
に設けられ、1つのまとまった情報を上記複数のカート
リッジを用いて分散記録したときの分散記録情報が上記
補助記憶部に記憶され、このカートリッジを上記ドライ
ブ装置に装填する前に、上記補助記憶部から分散記憶情
報を読み取り、装置内メモリ手段に格納することによっ
て、上記分散記録に用いられたカートリッジの管理を、
上記主記録媒体に記録されたデータを読み取る作業を行
うことなく管理できるようにしたことを特徴とする。
【0011】この発明において補助記憶部は、カートリ
ッジをドライブ装置に装填するためのハンド装置によっ
ても読み取ることができるほか、ドライブ装置に装填し
た状態でもドライブ装置内の読み取り手段によって読み
取ることができる。
【0012】ハンド装置に設けられた読み取り手段で、
データの分散記録状態、使用カートリッジ、記録順番な
どの分散記録情報が読み取られるので、システムコント
ローラ内のメモリに読み取った分散記録情報を記憶して
おけば、このメモリ内容を検索するだけで、カートリッ
ジをドライブ装置に装填しないでもカートリッジの内容
を把握し、管理できる。これによって、誤ったカートリ
ッジをハンドリングしたり、再生順番を間違えるような
初歩的なミスを回避できる。
【0013】このチェンジャー装置は、例えばSCSI
(Small Computer System Interface)等の標準インタ
フェースを備え、この標準インタフェースで単一若しく
は複数のホストコンピュータに接続されて使用される。
チェンジャー装置内にもこのホストコンピュータからの
命令を解読して装置内部をコントロールするためにシス
テムコントローラが設けられている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。
【0015】まずこの発明に係るカートリッジはテープ
カートリッジでもディスクカートリッジでも共に適用で
きるが、図1は主記録媒体として磁気テープが使用され
たテープカートリッジに適用した場合である。
【0016】このテープカートリッジ1は、図1に示す
ように、合成樹脂材料によって略矩形浅皿状に形成され
た上ハーフ3と下ハーフ4とを、互いの閉口側を突き合
わせるようにして組み合わせた後、複数の止めねじによ
って結合してほぼ箱状のカートリッジ本体5で構成され
る。
【0017】カートリッジ本体5には、その内部に長手
方向に並んで磁気テープ2を掛け合わせたテープ供給リ
ール6とテープ巻取りリール7とが回転自在に収納され
ている。上面部を構成する上ハーフ3の天井面には矩形
の表示窓8が設けられており、内部に収納したテープ供
給リール6とテープ巻取りリール7に巻回された磁気テ
ープ(図示せず)の状態を外部から目視できるようにな
っている。
【0018】カートリッジ本体5に対して回動自在に取
り付けられた蓋部材16はカートリッジ本体5の幅とほ
ぼ等しい長さを有しており、両端側には相対向して支点
部を構成する側壁部17A、17Bがー体形成されて、
その全体形状が略コ字状となるように形成されている。
【0019】蓋部材16には、上ハーフ3の前方開放部
分を閉塞する上蓋部材21及び図示しないがバネ部材と
が組み付けられている。上蓋部材21は蓋部材16の内
面に回動自在に組み付けられている。蓋都材16が回動
してカートリッジ本体5の前面部を開放した状態におい
ては、上蓋部材21は蓋部材16に支持されて回動動作
しながら上ハーフ3の上面部に沿って移動する。
【0020】カートリッジ本体5の背面部23のほぼ中
央部には、ラベル貼着部24が設けられ、ここにラベル
25が貼着される。ラベル25にはそのカートリッジ固
有の番号が対応するバーコードなどと共に付与され、カ
ートリッジ識別のために使用される。
【0021】背面部23の左端部側には所定の大きさの
開口凹部31が形成され、カートリッジ本体内部の一部
が外部に露出するようになされている。開口凹部31内
にはカートリッジ本体5に内蔵された補助記憶部として
機能するこの例ではメモリIC35に対する複数、本例
では4つの露出接点部(アクセス端子)32が設けられ
る。
【0022】メモリIC35にはカートリッジの識別番
号、データのボリュームなどの他に、特に複数個のテー
プカートリッジを使用して同一グループの情報を記録す
るようなとき、どのテープカートリッジが同一グループ
に属するか、データをどのような形で分散記録したか、
テープカートリッジはどのような順番で分散記録されて
いるかなどの分散記録情報が記憶される。
【0023】図2はその具体例であって、棚番号は、後
述するカートリッジラック101に付された番号であ
り、図ではn個のカートリッジを収納できるようにした
例である。任意の棚に収納されるテープカートリッジに
はそのカートリッジ固有の識別番号(ユニークID)が
付されている。図では6桁の番号で構成されている。
【0024】このようなバーコードが付されたテープカ
ートリッジに対して、それに設けられたメモリIC35
には図3に示すようなデータ構造をもって分散記録情報
が記憶されている。
【0025】分散記録情報としてまずバーコードと同じ
内容のユニークIDが記憶される。続いて複数のテープ
カートリッジを使用して分散記録したときのデータ分散
の仕方を示す情報が記憶される。図では便宜的に記号
「RAIT No.1」を用いて示してあるが、これは1データ
ごとに順次次のテープカートリッジに分散して記録して
あることを意味するものとする。これに対して図示はし
ていないが「RAIT No.2」の場合には2データ
づつ順次次のテープカートリッジに分散記録されている
ことを意味するものとする。また、図示する「STRI
PING No.1」とは「RAIT」形式の分散記録とは
全く異なった別の分散記録の形式を示すものとする。
【0026】このようにユニークIDの後にはデータ分
散形態情報が記録される。その後にはテープカートリッ
ジをどのような順で再生すべきか、その再生順番とその
再生順番に対応したユニークIDが記録される。ユニー
クIDが「000011」のテープカートリッジの場合には、
まず最初に(N0.1)、2番目の棚に収納されたテープカ
ートリッジ「000120」に最初の1データが記録され、次
には(No.2)、1番目の棚に収納されたテープカートリ
ッジ「000011」つまり、現在ハンドリングされているカ
ートリッジに次の1データが記録されていることを意味
する。
【0027】したがって2つのテープカートリッジにデ
ータが分散記録されている場合においても、特定のテー
プカートリッジをドライブ装置102a、102bに装
填し、これらから交互にデータを読み出せば同一グルー
プの連続したデータを正しく再生できる。
【0028】No.3の棚に入っているテープカートリッジ
「000112」は単独で使用されているテープカートリッジ
である。次の棚に入っているテープカートリッジ「0011
34」では分散形態が「STRAIPING」であって、3個のテ
ープカートリッジを使用して同一グループのデータを分
散記録した場合である。
【0029】メモリIC35は、これを後述するライブ
ラリー装置内で使用するときには、テープカートリッジ
1をライブラリー装置に設けられたドライブ装置に装填
するためのハンド装置によって読み取ることができるほ
か、ドライブ装置に装填した状態でもドライブ装置内の
読み取り手段によって読み取ることができるように構成
されている。そのため、テープカートリッジ1をドライ
ブ装置に装填する前にそのメモリIC35に記憶されて
いる内容を読み取り、これを保存することができるか
ら、テープカートリッジ1を再生しないでもその内容を
認識できるようになり、テープカートリッジ1の管理が
極めて容易になる。
【0030】続いて、このような補助記憶部を有するテ
ープカートリッジ1を使用したライブラリー装置につい
て図2以下を参照して詳細に説明する。
【0031】同図は、実施の形態としてのSCSIイン
タフェースを備えたライブラリー装置であって、ホスト
コンピュータのデータバックアップ用などとして使用さ
れる。
【0032】同図に示すようにこのライブラリー装置1
00は、複数のテープカートリッジを収容し得るカート
リッジラック101と、テープカートリッジに対してデ
ータの書き込みおよび読み出しを行うための複数のテー
プドライブ装置102(102a〜102n)を有す
る。テープドライブ装置102のそれぞれにはテープド
ライブ装置の個々の動作モードを制御するために必要な
ドライブ内コントローラ(CPU、ROM、RAMなど
で構成されたるコンピュータ)が内蔵されている。
【0033】さらに、テープカートリッジをハンドリン
グするためのハンド部104を持つと共に、カートリッ
ジラック(カセット棚)101とテープドライブ装置1
02との間でテープカートリッジを搬送するX,Y,Z
の各軸のロボティスク部(搬送部)103を有する。
【0034】カートリッジラック101は図示するよう
に複数の格納部を有し、その複数の格納部のそれぞれに
テープカートリッジ(図示はしない)が収納されてい
る。
【0035】以上の構成において、ロボティスク部10
3によってカートリッジラック101より所定のテープ
カートリッジを取り出し、テープドライブ装置102の
いずれかに搬送して装着することで、そのテープカート
リッジに対してデータの記録や再生が可能となる。そし
て、このようにデータの記録や再生が行われたテープカ
ートリッジを、テープドライブ装置よりイジェクトした
後、ロボティスク部103によってカートリッジラック
101に搬送して再び収容する。
【0036】ハンド部104には、図示はしないがカセ
ット本体5の背面部23のラベル25に印刷されたバー
コードを読むバーコードリーダが設けられる他、メモリ
IC35に対する露出接点部32に接触してメモリIC
35とアクセスできる接点部(図示しない)が設けられ
ている。
【0037】したがってハンド部104によってテープ
カートリッジ1をハンドリングすると、バーコードによ
ってそのテープカートリッジ固有の識別番号(ユニーク
番号)が読み取られ、その内容はホスト側に表示され
る。また露出接点部32を介してメモリIC35の内容
が読み取られ、その内容はシステムコントローラ110
(図4)内のメモリ113(RAM)(図4)に格納さ
れる。このデータ読み取りはカートリッジラック101
にテープカートリッジを収納する作業のときか、若しく
はホストコンピュータからの指令に基づいて特定のテー
プカートリッジを取り出すときに行われる。
【0038】ライブラリー装置100の一側面部この例
では右側面上部の所定個所にテープカートリッジの投入
口105が設けられ、その下側の所定位置にはその排出
口106が設けられている。投入口105に隣接してL
CDなどの表示手段107が設けられると共に、キー入
力手段108が設けられ、このキーを操作してこの例で
は制御プログラム更新処理などを選択指定できるように
なされている。更新処理メニューなどは表示手段107
上に表示される。
【0039】図4はライブラリー装置100の制御系の
構成の一例を示す。このライブラリー装置100は装置
全体を制御するためのシステムコントローラ110と、
このシステムコントローラ110からの指示によりロボ
ティスク部103等の機構部130を制御するメカニカ
ルコントローラ120とを有している。
【0040】システムコントローラ110は、全ての処
理を行うCPU(central processing unit)111
と、制御プログラムを格納したフラッシュメモリ(例え
ばフラッシュROM(read only memory))112、作
業用のRAM(random accessmemory)113、そして
ホストコンピュータとの間でコマンド/データの受け渡
しを行うためのSCSIインタフェース部115から構
成されている。
【0041】ROM112、RAM113、インタフェ
ース部115および上述したメカニカルコントローラ1
20は、バス116を介してCPU111に接続されて
いる。ドライブ装置102とシステムコントローラ11
0との間はさらにシリアルインタフェース160によっ
て直接結ばれており、メモリICの内容などはこのシリ
アルインタフェース160を介してRAM113などに
取り込まれる。
【0042】ライブラリー装置100は、SCSIで複
数のホストコンピュータ140(図では2台のコンピュ
ータ140a、140b)に接続されて使用される。す
なわち、ライブラリー装置100のインタフェース部1
15および複数のテープドライブ装置102は、SCS
Iバス150を介してホストコンピュータ140のそれ
ぞれに接続されている。SCSIバス150にはさらに
別のデバイス145を接続することもできる。
【0043】上述したRAM113には少なくとも上述
したメモリIC35に記憶されている分散記録情報など
が格納され、ホストコンピュータ140からの指令でそ
の内容を検索できる。
【0044】図5は実際にテープカートリッジの内容を
読み、対応する処理を実行する場合の一例のフローチャ
ートを示す。カートリッジラック101に収納されたカ
ートリッジの位置が検出されると、バーコードの読み取
り処理が行われる(ステップ161、162)。次にメ
モリIC35のデータが読み取られ、そのデータはRA
M113に格納される(ステップ163、164)。
【0045】ホストコンピュータ140側から特定のテ
ープカートリッジに対する再生支持があったときには、
改めてそのテープカートリッジのメモリICのデータが
読み取られると共にドライブ装置に装填される(ステッ
プ165、166)。読み取られたデータからそのテー
プカートリッジが分散記録されたカートリッジである
か、単独記録であるかが判別されると共に、分散記録の
場合には同一グループのテープカートリッジがユニーク
IDを基に検索されて、それらがドライブ装置に装填さ
れる(ステップ167、168)。単独若しくは同一グ
ループの再生動作が終了するとライブラリー装置からの
データ再生モードが終了する(ステップ169)。
【0046】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
カートリッジの補助記憶部に分散記録情報を記憶してお
くことによって、カートリッジ本体内の記録媒体の内容
を読み出すことなく、そのカートリッジを使用した分散
記録情報を知ることができるようにしたものである。こ
れによってライブラリー装置内のカートリッジデータを
管理できる。すなわち、データのボリューム、データ構
成、再生順などを即座に確認できる特徴を有する。
【0047】また、同一グループのデータが複数のカー
トリッジを使用して記録されているときには、同一グル
ープ内のテープカートリッジを簡単に特定できることに
加え、ライブラリー装置内にグルーピングされたテープ
カートリッジが全て存在するかどうかなども即座に判断
できる。そして、テープカートリッジをドライブ装置に
装填するときには、テープカートリッジを間違いなくセ
ツトできることになり、データ再生時間の短縮を期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できるカートリッジの一実施態
様を示すテープカートリッジの斜視図である。
【図2】この発明を適用できるライブラリー装置の一実
施態様を示す要部の構成図である。
【図3】メモリICに記憶される分散記録情報の一例を
示す構成図である。
【図4】ライブラリー装置に設けられた制御系の一例を
示すブロック図である。
【図5】再生動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
35・・・メモリIC、100・・・ライブラリー装
置、101・・・カートリッジラック、102・・・テ
ープドライブ装置、103・・・ロボティスク部、10
4・・・ハンド部、110・・・システムコントロー
ラ、111・・・CPU、113・・・RAM、140
・・・ホストコンピュータ、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記録媒体の他に補助記憶部が設けら
    れ、 この補助記憶部に対するデータのリードライト用端子が
    ケースの外部に露呈するように取り付けられたカートリ
    ッジを有し、 1つのまとまった情報を複数のカートリッジを用いて分
    散記録するとき、その分散記録情報が上記補助記憶部に
    記憶されるようになされたカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体は磁気テープであり、上記
    補助記憶部はメモリICが使用されたことを特徴とする
    請求項1記載のカートリッジ。
  3. 【請求項3】 複数のカートリッジを選択しながら記録
    再生できる複数のドライブ装置と、これらドライブ装置
    をコントロールする制御部とを有し、 上記カートリッジには補助記憶部が設けられると共に、
    この補助記憶部に対するデータのリードライト用端子が
    ケースの外部に露呈するように設けられ、 1つのまとまった情報を上記複数のカートリッジを用い
    て分散記録したときの分散記録情報が上記補助記憶部に
    記憶され、 このカートリッジを上記ドライブ装置に装填する前に、
    上記補助記憶部から分散記憶情報を読み取り、装置内メ
    モリ手段に格納することによって、 上記分散記録に用いられたカートリッジに対する管理
    を、カートリッジ内に設けられた主記録媒体からデータ
    を読み取る作業を行うことなく管理できるようにしたこ
    とを特徴とするライブラリー装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体は磁気テープであり、上記
    補助記憶部はメモリICが使用されたことを特徴とする
    請求項3記載のライブラリー装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6702215B2 (en) 2002-07-03 2004-03-09 Quantum Corporation Repositionable memory element in a single reel tape cartridge
JPWO2021171684A1 (ja) * 2020-02-28 2021-09-02
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