JPH09171653A - テープライブラリシステム - Google Patents

テープライブラリシステム

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JPH09171653A
JPH09171653A JP7348835A JP34883595A JPH09171653A JP H09171653 A JPH09171653 A JP H09171653A JP 7348835 A JP7348835 A JP 7348835A JP 34883595 A JP34883595 A JP 34883595A JP H09171653 A JPH09171653 A JP H09171653A
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JP
Japan
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tape
tape cassette
cassette
rack
data
Prior art date
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Application number
JP7348835A
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English (en)
Inventor
Toshiya Kurokawa
俊哉 黒川
Jiyouichi Daiba
丈一 台場
Yasuaki Kano
安章 加納
Hiroshi Takizawa
滝沢  浩
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH09171653A publication Critical patent/JPH09171653A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーコードが不要であると共に、管理能力が
向上し、然も、コストダウンが図れるテープライブラリ
システムを提供する。 【解決手段】 テープカセットに不揮発性メモリを内蔵
し、ライブラリに関する情報を記憶させる。テープカセ
ット1をラック30に複数個収納する。テープカセット
1に対してデータの記録/再生を行う記録/再生装置3
2a〜32cを設ける。カセット搬送機構31により、
ラック30と記録/再生装置32a〜32cとの間で、
テープカセット1を搬送する。ラック30に、テープカ
セット1のメモリから導出された端子と結合されるコネ
クタを設ける。テープカセット1のメモリからから導出
された端子の方向からテープカセットをラックに収納す
ることにより、メモリから導出された端子をコネクタに
結合させる。テープカセットに内蔵された不揮発性メモ
リを用いてテープライブラリの管理が行われるため、テ
ープライブラリに関する多くの情報を記憶することがで
き、管理能力の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性メモリ
が内蔵されたテープカセットを用いたテープライブラリ
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを記録した複数のテー
プカセットをラックに収納し、このラックから所望のテ
ープカセットを取り出して、テープストリーマドライブ
に装着するようなテープライブラリシステムが知られて
いる。このようなテープライブラリシステムは、大量の
データを扱うようなシステム、例えば、医療用のデータ
を扱うようなシステムや、VOD(Video On Demand )
システム等に利用して好適である。
【0003】このようなテープライブラリシステムにお
いては、従来、テープのラベル面に貼着されたバーコー
ドを使って、ライブラリ上のテープカセットを管理する
ようにしている。すなわち、バーコードライタを使っ
て、タイトルやファイル名等のバーコードが作成され
る。このバーコードがテープカセットのラベル面に貼着
される。このバーコードが貼着されたテープカセットが
ラックに格納される。ライブラリ上のテープカセットか
ら所望のものを取り出して記録/再生を行う場合には、
バーコードリーダにより、このバーコードが読み取ら
れ、所望のテープカセットが選択される。
【0004】ところが、バーコードでは、テープカセッ
トの情報として記録できる情報量が少ない。また、バー
コードは、バーコードライタで書込み、バーコードリー
タで読み取るため、書込みや読み取り時間が長くかかる
と共に、バーコードリーダやバーコードライタは高価で
ある。また、バーコードでは、情報を変更する毎に、新
たなバーコードを貼り換える必要がある。更に、バーコ
ードは、正しく貼られていなと正しい情報が読み取れな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本願出願人
は、先に、製造年月日や製造場所等のテープカセットに
関する情報が記憶される不揮発性メモリをテープカセッ
トに内蔵することを提案している。この不揮発性メモリ
にタイトルやファイル名等を記録しておけば、バーコー
ドの代わりに使用することができる。テープカセットに
ある不揮発性メモリを使用すれば、バーコード以上に大
量の情報を記憶することができる。また、不揮発性メモ
リを用いれば、情報の書き換えが簡単であり、然も、高
価なバーコードリーダやバーコードライタを必要としな
い。
【0006】このように、不揮発性メモリが内蔵された
テープカセットを用い、テープカセットの不揮発性メモ
リにテープカセットに関する情報を記憶させて、テープ
ライブラリのテープカセットを管理するようにすれば、
バーコードを使用する場合に比べて、管理能力が向上
し、然も、コストダウンが図れると考えられる。
【0007】このように、テープカセットの不揮発性メ
モリを使ってテープライブラリのテープカセットを管理
するようにした場合には、ラックに収納されているテー
プカセット中の不揮発性メモリの情報を読み出せるよう
にすると、ラックに収納している状態で、多数のテープ
カセットの管理が行え、好都合である。そのためには、
ラックに、テープカセット中の不揮発性メモリの情報を
取り出すためのコネクタを装着する必要がある。
【0008】従来では、図11に示すように、テープカ
セット100のラベル面101が現れるように、テープ
カセット100をラック102に装填するようにしてい
る。ところが、不揮発性メモリが内蔵されたテープカセ
ット100では、テープカセットのラベル面101に、
不揮発性メモリの端子ピン103が導出されている。し
たがって、このようなテープカセット100をラック1
02に装填するようにした場合には、テープカセット1
00をラック102に装填した後に、テープカセット1
00のラベル面101のピン103に対して、コネクタ
104を装着する必要がある。
【0009】したがって、この発明の目的は、バーコー
ドが不要であると共に、管理能力が向上し、然も、コス
トダウンが図れるテープライブラリシステムを提供する
ことにある。
【0010】この発明の他の目的は、テープカセットに
内蔵された不揮発性メモリのデータを、ラックから簡単
に読み出せるようにしたテープライブラリシステムを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、テープに関
連する情報を記憶するメモリが内蔵されたテープカセッ
トが複数個収納されるカセット収納手段と、テープカセ
ットに固定され、複数のテープカセットの夫々のメモリ
から導出された端子と結合されるコネクタ手段と、テー
プカセットに対してデータの記録/再生を行う記録/再
生手段と、所望のテープカセットをカセット収納手段と
記録/再生手段との間で搬送させるための搬送手段とか
らなるテープライブラリシステムである。
【0012】この発明では、カセット収納手段には、コ
ネクタ手段が固定されており、テープカセットのメモリ
からから導出された端子の方向からテープカセットを収
納することにより、メモリから導出された端子をコネク
タに結合させるようにしている。
【0013】テープカセットに内蔵されている不揮発性
メモリを用いてテープライブラリの管理が行われてい
る。このため、テープライブラリに関する多くの情報を
記憶することができ、管理能力の向上を図ることができ
る。また、バーコードを用いる場合と比較すると、情報
の書き換えが簡単であり、然も、高価なバーコードリー
ダやバーコードライタを必要としないため、コストダウ
ンが図れる。
【0014】また、この発明によれば、テープカセット
がラックに、ラベル面側から収納される。そして、テー
プカセットの不揮発性メモリを読み出すためのコネクタ
が固定されている。このため、テープカセットをラック
に収納するだけで不揮発性メモリの端子ピンとコネクタ
とが結合され、ラックで不揮発性メモリの情報を容易に
読出すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、この発明が適
用できるテープストリーマドライブの一例を示すもので
ある。このテープストリーマドライブでは、テープ幅8
mmのテープカセットを用い、ヘリカルスキャン方式
で、磁気テープにデータが記録/再生される。
【0016】テープカセット1には、図2に示すよう
に、リール2Aおよび2Bが配設され、このリール2A
および2Bの間に、テープ幅8mmの磁気テープ3が巻
装される。この磁気テープ3に、ディジタルデータが記
録/再生される。また、テープカセット1には、不揮発
性メモリ4が配設される。不揮発性メモリ4のモジュー
ルからは、プラス5Vの電源端子5Aと、データ入出力
端子5Bと、クロック入力端子5Cと、接地端子5Dと
が導出される。不揮発性メモリ4には、テープカセット
毎の製造年月日や製造場所、テープの厚さや長さ、材
質、各パーティションの管理情報、ユーザ情報等が記憶
される。テープライブラリシステムを構築する場合、ユ
ーザ情報として、タイトル、ジャンル、ファイル名等が
記憶される。更に、使用回数や記録日時、空き容量等が
記憶される。
【0017】図3に示すように、テープカセット1の外
観は、上側ケース6と、下側ケース7と、ガードパネル
8とからなり、通常の8ミリVTRに用いられるテープ
カセットと基本的には同様に構成されている。このテー
プカセット1のラベル面9には、端子ピン10A、10
B、10C、10Dが設けられる。これらの端子ピン1
0A、10B、10C、10Dは、テープカセット1内
に設けられた不揮発性メモリ4から導出されたプラス5
Vの電源端子5A、データ入出力端子5B、クロック入
力端子5C、接地端子5Dに夫々接続される。
【0018】図1において、11は回転ドラムである。
回転ドラム11には、記録ヘッド12Aおよび12B、
再生ヘッド13Aおよび13Bが配置される。記録ヘッ
ド12Aおよび12Bは、アジマス角の異なる2つのギ
ャップが極めて近接して配置される構造となっている。
同様に、再生ヘッド13Aおよび13Bは、アジマス角
の異なる2つのギャップが極めて近接して配置される構
造となっている。
【0019】回転ドラム11に、テープカセット1から
引き出された磁気テープ3が巻き付けられる。回転ドラ
ム11は、ドラムモータ14により回転される。また、
磁気テープ3は、キャプスタンモータおよびピンチロー
ラ(図示せず)により送られる。ドラムモータ14は、
メカコントローラ17の制御の基に回転される。メカコ
ントローラ17により、ドラムサーボおよびトラッキン
グサーボ等の処理が行われている。メカコントローラ1
7と、全体制御を行うシステムコントローラ15とは双
方向に接続されている。
【0020】磁気テープ3への記録データは、変調/復
調回路18で変調され、RFアンプ19を介して、記録
ヘッド12Aおよび12Bに供給される。記録ヘッド1
2Aおよび12Bにより磁気テープ3に傾斜トラックに
沿ってデータが記録される。記録ヘッド12Aおよび1
2Bは互いに異なるアジマス角とされており、この傾斜
トラックは、1トラック毎に異なるアジマス角のトラッ
クとなる。
【0021】磁気テープ3のデータは、再生ヘッド13
Aおよび13Bにより再生される。再生ヘッド13Aお
よび13Bの出力は、RFアンプ19を介して、変調/
復調回路18に供給される。変調/復調回路18によ
り、再生データが復調される。
【0022】このテープストリーマドライブでは、デー
タの入出力に、SCSIインターフェイスが用いられて
いる。すなわち、データを記録する際には、ホストコン
ピュータから、データが送られてくる。このデータは、
SCSIインターフェイス20を介して入力される。こ
の入力データは、データを所定の形式に変換/復元する
エンコーダ/デコーダ回路21に供給される。
【0023】エンコーダ/デコーダ回路21の出力は、
バッファコントローラ22の制御の下に、バッファメモ
リ23に一旦蓄えられる。データの記録は、グループ毎
に行われる。1グループは、所定トラック数のデータで
ある。バッファメモリ26から出力される1グループ分
のデータは、変調/復調回路18に供給される。変調/
復調回路18で記録データが変調される。変調/復調回
路18の出力は、RFアンプ19を介して、記録ヘッド
12Aおよび12Bに供給される。記録ヘッド12Aお
よび12Bにより磁気テープ3にデータが傾斜トラック
で記録される。
【0024】データを再生する際には、磁気テープ3の
記録データが再生ヘッド13Aおよび13Bにより再生
される。再生ヘッド13Aおよび13Bの出力は、RF
アンプ19を介して、変調/復調回路18に供給され
る。変調/復調回路18により、再生データが復調され
る。変調/復調回路18の出力は、バッファコントロー
ラ22の制御の基に、バッファメモリ23に一旦蓄えら
れる。
【0025】バッファメモリ23の出力は、エンコーダ
/デコーダ回路21に供給され、データを復元され元の
データに戻される。エンコーダ/デコーダ回路21の出
力は、SCSIインターフェイス20を介して、ホスト
コンピュータに出力される。
【0026】テープカセット1には、MIC(Memory I
n Cassette)と呼ばれる不揮発性メモリ4が設けられて
いる。システムコントローラ15により、不揮発性メモ
リ4にデータが入/出力される。なお、不揮発性メモリ
4とホストコンピュータとの間では、SCSIのコマン
ドを用いて、情報がやり取りされる。このため、不揮発
性メモリ4とホストコンピュータとの間を結線する必要
はない。テープカセット1とホストコンピュータとの間
は、SCSIインターフェイスだけで結ぶことができ
る。
【0027】図4は、この発明に適用されるテープライ
ブラリシステムの一例を概略的に示す。ラック30に例
えば数10本から数100本以上といった多数のテープ
カセット1、1、・・・が収納される。このラック30
は、このデータライブラリシステムにおいて複数存在す
るようにしてもよい。
【0028】カセット搬送機構31は、メカ駆動部40
により駆動され、テープカセット1の保持、および前
後、上下、左右への移動といった動作が可能である。こ
のメカ駆動部40は、システムコントローラ41によっ
て制御される。また、システムコントローラ41に対し
て、ホストコンピュータ42から各種の指示が与えられ
る。
【0029】ラック30に対して、テープカセット1が
カセット搬送機構31に保持されて所定の位置に収納さ
れる。ラック30の収納部には、テープカセット1のラ
ベル面9からテープカセットが収納される。図5に示す
ように、ラック30に設けられたカセット収納部のそれ
ぞれに、テープカセット1における端子ピン10A、1
0B、10C、10Dが接触するようなコネクタ65が
固定されている。このコネクタ65と、端子ピン10
A、10B、10C、10Dとが結合され、不揮発性メ
モリ4の内容がMIC READ部43によって読み出
される。読み出された情報がシステムコントローラ41
に送られる。
【0030】図5は、これらラック30およびカセット
搬送機構31の詳細を示す。カセット搬送機構31にお
いて、マウント部50に対して機構部52が固定され
る。外部から回転軸51に対して与えられた力によって
機構部52が作動され、アーム53a、53bが開閉さ
れる。このアーム53a、53bによって、テープカセ
ット1がこのカセット搬送機構31に保持される。ま
た、このカセット搬送機構31は、さらに他の駆動系と
組み合わされ(図示しない)、上述したように、前後、
上下、左右に移動される。これらのカセット搬送機構3
1における動作は、メカ駆動部40によって制御され
る。
【0031】ラック30は、棚部60および枠部61に
よって構成される。棚部60には、テープカセット1が
収納可能な棚62a〜62jが設けられている。これら
棚62a〜62jには、例えば棚62aに示されるよう
に突起63a、63bおよび溝64が設けられている。
そして、カセット搬送機構31によって搬送されたテー
プカセット1が例えば棚部62aに対して、突起63
a、63bおよび溝64をガイドとして挿入される。
【0032】枠部61には、棚62a〜62jにテープ
カセットが挿入された際にテープカセットに設けられた
端子ピン10A〜10Dが接するように、コネクタ65
a、65B、・・・が設けられる。図6は、コネクタ6
5a、65b、・・・の構成を示すものである。コネク
タ65a、65b、・・・には、適度な弾性を有する
「く」の字型の金属によって電極66A、66B、66
C、66Dが設けられる。
【0033】棚62aにおいて、テープカセット1が所
定の位置まで挿入されると、図7に示すように、電極6
6A、66B、66C、66Dが端子ピン10A、10
B、10C、10Dにそれぞれ押しつけられて接触す
る。これにより、テープカセット1に内蔵された不揮発
性メモリ4に対するデータなどのやり取りが可能にな
る。
【0034】図4において、テープストリーマドライブ
32a、32b、32cは、テープカセット1に対する
データの記録/再生を行うものであり、図に示されるよ
うに、このデータライブラリシステムの例では3台有し
ている。これらテープストリーマドライブ32a、32
b、32cは、システムコントローラ41によってその
記録/再生などの動作を制御される。
【0035】これらテープストリーマドライブ32a、
32b、32cに装着されたテープカセット1の不揮発
性メモリ4に対して、MIC R/W部44によって、
データの読み出し/書き込みが行われる。これは、スト
レージコントローラ45の制御に基づき行われ、書き込
みデータおよび読み出しデータのやり取りは、ストレー
ジコントローラ45との間で行われる。
【0036】テープカセット1の不揮発性メモリ4に
は、磁気テープの長さ、厚さ、材質、製造年月日や製造
場所等のテープカセットに関する情報が記憶される。更
に、ユーザデータとして、ファイル名、ジャンル、記録
年月日、空き容量、ファイルサイズ等が記憶される。ま
た、使用回数が記憶される。また、磁気テープ3の所定
のエリアにも、ファイル名、ジャンル、記録年月日、フ
ァイルサイズ等を記憶させることができる。
【0037】このデータライブラリシステムにおいて
は、このテープカセット1における不揮発性メモリ4の
情報を用いて、動作が管理される。すなわち、ライブラ
リシステムが有するテープカセットがラック30に収納
された状態で、システムコントローラ41に制御された
MIC READ部43によって、テープカセット1、
・・・、の不揮発性メモリの情報がそれぞれ読み出され
る。読み出されたこれらの情報は、ホストコンピュータ
42の例えばハードディスクから成る外部記憶装置(図
示しない)にライブラリ情報として記憶される。
【0038】次に、上述のようなデータライブラリシス
テムにおける、ラック30に収納されたテープカセット
からのデータの再生について説明する。先ず、ユーザに
よって、ホストコンピュータ42に対してデータの要求
が入力される。この要求に基づき、ホストコンピュータ
42からシステムコントローラ41に対して目的のデー
タの再生の指示が出される。
【0039】この指示を受け取ったシステムコントロー
ラ41によってMIC READ部43が制御され、ラ
ック30に収納されているテープカセット1における不
揮発性メモリ4の情報が読み出される。この情報の読み
出しは、ラック30に収納された全てのテープカセット
に対して行われる。そして、これらの情報から、目的の
データがラック30に収納されたどのテープカセットに
記録されているかが探される。
【0040】システムコントローラ41において、目的
のデータが記録されているテープカセットがラック30
の何処にあるかがわかったなら、システムコントローラ
41からメカ駆動部40に対してこのカセットをラック
30から取り出し例えばテープストリーマドライブ32
aに装着するように指示が出される。そして、メカ駆動
部40の制御によりカセット搬送機構31が駆動され、
ラック30から指定のテープカセットが取り出される。
そして、取り出されたテープカセットは、この搬送機構
31によってドライブ32aの位置まで移動され、ドラ
イブ32a〜32cに装着される。
【0041】こうして、ラック30からテープカセット
が取り出されドライブ32a、32b、32cに装着さ
れると、ストレージコントローラ45により制御された
MIC R/W部44によって、ドライブ32a〜32
cに装着されたテープカセット1の不揮発性メモリ4の
情報が読み出される。
【0042】なお、上述の一実施例では、テープカセッ
ト1をその両側面からアーム53a、53bにより挟持
して保持するようにしているが、図8に示すように、テ
ープカセット1をその上下面からアーム73a、73b
により挟持して保持するようにしても良い。
【0043】更に、図9に示すように、テープカセット
1の底面の凹部に、アーム83の凸部を係合させて、テ
ープカセット1を保持するようにしても良い。
【0044】更に、図10に示すように、テープカセッ
ト1をロッド93Aにより押し込んで、テープカセット
1をラックに収納させ、ロッド93Bにより他方から押
し込んでラックから取り出すようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、テープカセットに内
蔵されている不揮発性メモリを用いてテープライブラリ
の管理が行われている。このため、テープライブラリに
関する多くの情報を記憶することができ、管理能力の向
上を図ることができる。また、バーコードを用いる場合
と比較すると、情報の書き換えが簡単であり、然も、高
価なバーコードリーダやバーコードライタを必要としな
いため、コストダウンが図れる。
【0046】また、この発明によれば、テープカセット
がラックに、ラベル面側から収納される。そして、テー
プカセットの不揮発性メモリを読み出すためのコネクタ
が固定されている。このため、ラック内のテープカセッ
トの不揮発性メモリの内容を容易に読出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できるテープストリーマドライ
ブの一例を示すブロック図である。
【図2】この発明によるテープカセットの構造の一例を
示す平面図である。
【図3】この発明によるテープカセットの外観の一例を
示す斜視図である。
【図4】この発明に適用されるテープライブラリシステ
ムの一例を概略的に示すブロック図である。
【図5】ラックおよびカセット搬送機構を示す斜視図で
ある。
【図6】端子盤の構造の一例を示す斜視図である。
【図7】コネクタの結合の説明に用いる断面図である。
【図8】この発明の他の実施例の説明に用いる断面図で
ある。
【図9】この発明の更に他の実施例の説明に用いる断面
図である。
【図10】この発明の更に他の実施例の説明に用いる断
面図である。
【図11】従来のテープライブラリシステムの説明に用
いる斜視図である。
【符号の説明】
1 テープカセット 3 磁気テープ 4 不揮発性メモリ 30 ラック 32a、32b、32c テープストリーマドライブ 41 システムコントローラ 42 ホストコンピュータ 43 MIC READ部 44 MIC R/W部 45 ストレージコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝沢 浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープに関連する情報を記憶するメモリ
    が内蔵されたテープカセットが複数個収納されるカセッ
    ト収納手段と、 上記テープカセットに固定され、上記複数のテープカセ
    ットの夫々のメモリから導出された端子と結合されるコ
    ネクタ手段と、 上記テープカセットに対してデータの記録/再生を行う
    記録/再生手段と、 上記所望のテープカセットを上記カセット収納手段と上
    記記録/再生手段との間で搬送させるための搬送手段と
    からなるテープライブラリシステム。
  2. 【請求項2】 上記カセット収納手段には、上記コネク
    タ手段が固定されており、上記テープカセットのメモリ
    からから導出された端子の方向から上記テープカセット
    を収納することにより、上記メモリから導出された端子
    を上記コネクタに結合させるようにした請求項1記載の
    テープライブラリシステム。
JP7348835A 1995-12-19 1995-12-19 テープライブラリシステム Pending JPH09171653A (ja)

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JP7348835A JPH09171653A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 テープライブラリシステム

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JP (1) JPH09171653A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001067789A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Sony Corp 情報転送方法及び装置
JP2001067790A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Sony Corp 情報転送方法及び装置
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