JP2004220457A - チェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法 - Google Patents
チェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004220457A JP2004220457A JP2003008977A JP2003008977A JP2004220457A JP 2004220457 A JP2004220457 A JP 2004220457A JP 2003008977 A JP2003008977 A JP 2003008977A JP 2003008977 A JP2003008977 A JP 2003008977A JP 2004220457 A JP2004220457 A JP 2004220457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- firmware information
- drive device
- changer
- firmware
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
Abstract
【課題】ドライブ装置とチェンジャー装置本体に対するファームウェアの更新を円滑に行う。
【解決手段】テープ・カートリッジ(記録媒体)のバーコードまたはMICには、そのテープ・カートリッジに記録された情報の内容を示す識別情報が格納されており、チェンジャー装置制御部16は、これらから読み取った識別情報に基づいて投入されたテープ・カートリッジに記録された情報の内容を識別する。そして、テープ・カートリッジに記録された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、ドライブ装置用ファームウェア情報である場合にはドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】テープ・カートリッジ(記録媒体)のバーコードまたはMICには、そのテープ・カートリッジに記録された情報の内容を示す識別情報が格納されており、チェンジャー装置制御部16は、これらから読み取った識別情報に基づいて投入されたテープ・カートリッジに記録された情報の内容を識別する。そして、テープ・カートリッジに記録された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、ドライブ装置用ファームウェア情報である場合にはドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体の記録や再生を行うドライブ装置とこのドライブ装置に対する記録媒体の搬送、交換動作を行う媒体搬送装置とを有するチェンジャー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファームウェア等の交換可能な制御プログラムによって制御を行う各種システムにおいて、その制御プログラムの更新を行うには、特殊な作業を必要とするため、記録媒体の交換によって簡易にプログラム交換を行えるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。
なお、ファームウェアとは一般にハード化された制御プログラムであり、ROM等の部品交換によって更新するのが一般的であるが、各種の通信インタフェースを通してコンピュータから更新する場合も含むものであり、以下の説明では、広義の意味で用いるものとする。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−21070号公報
【特許文献2】
特開平11−15654号公報
【特許文献3】
特開2001−67788号公報
【特許文献4】
特開平7−169177号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなファームウェアは、記録媒体のドライブ装置を有するチェンジャー装置では、ドライブ装置とチェンジャー装置本体とで個別に設けられるものであり、その更新もドライブ装置とチェンジャー装置本体とで個別に行われることから、それぞれの更新作業を円滑に行う必要がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、ドライブ装置とチェンジャー装置本体に対するファームウェアの更新を円滑に行うことが可能なチェンジャー装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、所定の記録媒体を交換可能に装着する媒体装着装置と、前記記録媒体に対する情報の再生または記録の少なくとも一方を行うドライブ装置と、前記記録媒体を媒体装着装置とドライブ装置との間で搬送する媒体搬送装置と、前記媒体装着装置に装着された記録媒体に付与された識別情報を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて前記記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、前記ドライブ装置用ファームウェア情報である場合には前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、前記チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行う制御部とを有することを特徴とする。
【0007】
また本発明は、所定の記録媒体を交換可能に装着する媒体装着装置と、前記記録媒体に対する情報の再生または記録の少なくとも一方を行うドライブ装置と、前記記録媒体を媒体装着装置とドライブ装置との間で搬送する媒体搬送装置と、前記媒体装着装置に装着された記録媒体に付与された識別情報を読み取る読み取り手段とを有するチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法であって、前記読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて前記記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、前記ドライブ装置用ファームウェア情報である場合には前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、前記チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合には前記チェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする。
【0008】
本発明のチェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法では、読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、ドライブ装置用ファームウェア情報である場合にはドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行うことから、ユーザの手を煩わすことなく、ドライブ装置とチェンジャー装置のファームウェアの更新を円滑に行うことができ、システムの最適な機能を容易に得ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるチェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法の実施の形態例について説明する。
本発明の実施の形態例によるチェンジャー装置の構成例を示すブロック図である。
本例のチェンジャー装置は、テープ・カートリッジ(図示せず)を記録媒体としたものであり、I/O装置10、テープ収納棚12、テープ搬送装置14、チェンジャー装置制御部16、バーコード・リーダー18、MICリーダー20、及びドライブ装置22を有して構成されている。
【0010】
I/O装置10は、ユーザが新規にテープ・カートリッジをチェンジャー装置に投入するとともに、チェンジャー装置からテープ・カートリッジを取り出すためのものである。このI/O装置10には、ユーザが各種のキー操作を行うための操作パネルや各種表示を行うための表示パネルが設けられている。
テープ収納棚12は、チェンジャー装置に投入されたテープ・カートリッジを収納するものである。
テープ搬送装置14は、I/O装置10、テープ収納棚12、及びドライブ装置22等の間でテープ・カートリッジを搬送し、テープ・カートリッジを交換動作を行うものである。
【0011】
チェンジャー装置制御部16は、本チェンジャー装置の全体制御を行うものであり、特に後述するドライブ装置用のファームウェア情報更新処理とチェンジャー装置本体用のファームウェア情報更新処理の制御を司る機能を有している。
バーコード・リーダー18は、テープ・カートリッジの所定位置に貼付されたバーコードラベルを光学的に読み取り、その読み取りデータをチェンジャー装置制御部16に転送する。
MICリーダー20は、テープ・カートリッジの所定位置に内蔵されたMIC(Memory in Cassette)に格納されたコードデータを各種コネクタ等を介して読み取り、その読み取りデータをチェンジャー装置制御部16に転送する。
テープ・カートリッジのバーコードまたはMICには、そのテープ・カートリッジに記録された情報の内容を示す識別情報が格納されており、チェンジャー装置制御部16は、これらから読み取った識別情報に基づいて投入されたテープ・カートリッジに記録された情報の内容を識別する。
そして、本例では、テープ・カートリッジに記録された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、ドライブ装置用ファームウェア情報である場合にはドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行う。
【0012】
ドライブ装置22は、テープ搬送装置14によって搬送されてきたテープ・カートリッジに対し、情報の再生及び記録を行うものであり、テープ・カートリッジのローディング機構や回転ヘッドドラム等を含むものである。なお、本例では、複数のドライブ装置22が並列に配置されており、各ドライブ装置22を選択してテープ・カートリッジの再生や記録を行うようになっている。
また、本例において、チェンジャー装置制御部16とバーコード・リーダー18、MICリーダー20、及びドライブ装置22等との間には内部通信バス24が設けられており、各種のデータやコマンド等をやり取りするようになっている。
さらに、このチェンジャー装置には、外部端子30、32が設けられ、各外部端子30、32とチェンジャー装置制御部16及びドライブ装置22との間には、SCSIバスによる外部インタフェース26、28が設けられている。なお、外部インタフェースには、SCSIバスの代わりにシリアル通信バスを用いてもよい。
【0013】
次に、以上のような構成を有するチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の動作例について説明する。
図2及び図3は本実施の形態例による第1の動作例を示すフローチャートである。
まず、I/O装置10に新たなテープ・カートリッジが投入されると(ステップS0)、このテープ・カートリッジをバーコード・リーダー18、または、MICリーダー20にかけて、テープ・カートリッジのバーコードラベル、または、MICのデータを読み取る(ステップS1)。
そして、この読み取りデータからテープ・カートリッジ内の情報を識別し、テープ・カートリッジ内の情報が新しいチェンジャー装置用のファームウェア情報(以下、F/Wデータという)か新しいドライブ装置用のF/Wデータかを判定する(ステップS2、S3)。
【0014】
なお、本例では、例えばバーコードの先頭がF/Wデータ名を示す例えば「FWC」である場合に、新しいチェンジャー装置用のF/Wデータと判定し、バーコードの先頭がF/Wデータ名を示す例えば「FWD」である場合に、新しいドライブ装置用のF/Wデータと判定する。
そして、新しいチェンジャー装置用のF/Wデータであれば、ステップS5以降のチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理に進み、新しいドライブ装置用のF/Wデータであれば、ステップS15以降のドライブ装置のファームウェア情報更新処理に進む。また、いずれのF/Wデータでない場合には、ステップS4で通常のテープが投入された場合の処理を行う。
【0015】
次に、ステップS5以降のチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理について説明する。
まず、チェンジャー装置のF/Wテープ・カートリッジをテープ・カートリッジが入っていないドライブ装置22に搬送し、F/Wテープ・カートリッジをドライブ装置22に挿入する(ステップS6)。
ドライブ装置22は投入されたテープ・カートリッジのデータを読み出し(ステップS7)、チェンジャー装置制御部16は、ドライブ装置22からチェンジャー装置用のF/Wデータを読み出し(ステップS8)、そのデータを元に自己のF/Wを更新する(ステップS10)。
また、この際、ドライブ装置22に入っているテープ・カートリッジを排出させておく(ステップS11)。
また、チェンジャー装置制御部16はドライブ装置22からF/Wデータを受け取ってF/Wデータを更新したことを図示しない不揮発性メモリ(記憶手段)等に覚えさせておく(ステップS9)。
【0016】
この後、チェンジャー装置制御部16は、F/W更新が完了すると、プログラムを再起動させ、初期化処理を行う(ステップS12)。そして、初期化動作が完了した後、不揮発性メモリに記録させておいた情報を元に、F/W更新後であることを確認し(ステップS13)、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる(ステップS14)。
【0017】
次に、ステップS15以降のドライブ装置のファームウェア情報更新処理について説明する。
ここでは、各ドライブ装置22におけるF/Wの更新状況をチェンジャー装置制御部16で管理し、未更新のドライブ装置22を記憶しているものとする。そしてまず、未更新のドライブ装置22を判定して(ステップS16)、ドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを未更新のドライブ装置22に搬送、挿入し、F/Wデータの更新処理及び初期化処理を行う(ステップS17)。
そして、更新処理が完了すると(ステップS18)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出し、ステップS16に戻って次の未更新のドライブ装置22のF/W更新処理及び初期化処理を実行する(ステップS19)。
そして、未更新のドライブ装置22がなくなった場合には、ステップS14に進み、F/Wテープ・カートリッジをドライブ装置22からI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0018】
図4は本実施の形態例による第2の動作例を示すフローチャートであり、図2のステップS15〜ステップS19に示すドライブ装置のファームウェア情報更新処理の他の動作例を示している。なお、その他の動作は、図2及び図3に示すステップS1〜ステップS14と同様であるものとする。
本例は、1つのドライブ装置22で読み取ったドライブ装置のファームウェア情報を、SCSIバスインタフェース26を介してチェンジャー装置制御部16側に送り、このファームウェア情報を用いて各ドライブ装置22の更新処理をSCSIバスインタフェース26を介して行うようにしたものである。なお、SCSIバスインタフェースの代わりに内部通信バスを介してもよい。
【0019】
まず、ドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを1つのドライブ装置22に搬送、挿入し、F/Wデータを読み出し(ステップS21)、その読み出したF/WデータをSCSIバスインタフェース26を介してチェンジャー装置制御部16に取り込む。そして、読み出し完了後(ステップS22)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出する(ステップS23)。
その後、チェンジャー装置制御部16からSCSIバスインタフェース26を介して各ドライブ装置22にF/Wデータを転送し、各ドライブ装置22のF/W更新処理及び初期化処理を実行する(ステップS24)。この後、ステップS14に進み、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0020】
なお、以上の例では、全てのドライブ装置22のF/W更新処理をチェンジャー装置制御部16からのデータ転送によって行ったが、最初にF/Wデータを読み出したドライブ装置22のF/W更新処理については、そのドライブ装置22が独自にF/W更新処理を行うようにし、その他のドライブ装置22についてだけ、チェンジャー装置制御部16からのデータ転送によってF/W更新処理を行うようにしてもよい。
【0021】
図5は本実施の形態例による第3の動作例を示すフローチャートであり、図2のステップS15〜ステップS19に示すドライブ装置のファームウェア情報更新処理の他の動作例を示している。なお、その他の動作は、図2及び図3に示すステップS1〜ステップS14と同様であるものとする。
本例は、ドライブ装置用のF/Wデータが記録されたテープ・カートリッジを複数のドライブ装置22に順番に搬送、挿入して行き、各ドライブ装置22のファームウェア情報更新処理を順番に行うものである。
まず、先頭のドライブ装置22にドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを搬送、挿入し、F/Wデータを読み出してファームウェア情報更新処理を行う(ステップS31)。そして、F/Wデータの読み出し完了後(ステップS32)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出する(ステップS33)。
そして、ファームウェア情報更新処理の完了後(ステップS34)、ステップS31に戻り、次のドライブ装置22のファームウェア情報更新処理を行う。そして、全てのドライブ装置22のファームウェア情報更新処理が終了すると(ステップS35)、ステップS14に進み、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0022】
図6及び図7は本実施の形態例による第4の動作例を示すフローチャートである。
上述した第1〜第3の動作例では、F/Wデータのバージョン内容を考慮することなく、新しいF/Wデータ名を識別して更新処理を行っていた。しかし、実際のF/Wデータでは、F/Wデータ名が既存のものであっても、細かいバージョンが更新されている場合があり、このような場合にもF/Wデータの更新が必要となる。そこで本例では、F/Wデータ名だけでなく、その後に付加されたバージョン情報をも読み取り、F/Wデータの更新を行うか否かを判定するようにしたものである。
例えば、上述したF/Wデータ名「FWC」「FWD」に続いてバージョン情報が付加されており、これをチェンジャー装置制御部16で解読することにより、更新処理を行うか否かを判断する。
【0023】
まず、I/O装置10に新たなテープ・カートリッジが投入されると(ステップS40)、このテープ・カートリッジをバーコード・リーダー18、または、MICリーダー20にかけて、テープ・カートリッジのバーコードラベル、または、MICのデータを読み取る(ステップS41)。
そして、この読み取りデータからテープ・カートリッジ内の情報を識別し、テープ・カートリッジ内の情報がチェンジャー装置用のF/Wデータか否かを判定し(ステップS42)、チェンジャー装置用のF/Wデータである場合には、そのバージョン情報から更新が必要か否かを判定する(ステップS43)。そして、更新が必要と判定した場合には、ステップS47以降のチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理に進む。
また、テープ・カートリッジ内の情報がチェンジャー装置用のF/Wデータでない場合には、ドライブ装置用のF/Wデータかを判定し(ステップS44)、ドライブ装置用のF/Wデータである場合には、そのバージョン情報から更新が必要か否かを判定する(ステップS45)。そして、更新が必要と判定した場合には、ステップS57以降のドライブ装置のファームウェア情報更新処理に進む。
また、いずれのF/Wデータでない場合には、ステップS46で通常のテープが投入された場合の処理を行う。
【0024】
次に、ステップS47以降のチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理について説明する。
まず、チェンジャー装置のF/Wテープ・カートリッジをテープ・カートリッジが入っていないドライブ装置22に搬送し、F/Wテープ・カートリッジをドライブ装置22に挿入する(ステップS48)。
ドライブ装置22は投入されたテープ・カートリッジのデータを読み出し(ステップS49)、チェンジャー装置制御部16は、ドライブ装置22からチェンジャー装置用のF/Wデータを読み出し(ステップS50)、そのデータを元に自己のF/Wを更新する(ステップS52)。
また、この際、ドライブ装置22に入っているテープ・カートリッジを排出させておく(ステップS53)。
また、チェンジャー装置制御部16はドライブ装置22からF/Wデータを受け取ってF/Wデータを更新したことを不揮発性メモリ等に覚えさせておく(ステップS51)。
【0025】
この後、チェンジャー装置制御部16は、F/W更新が完了すると、プログラムを再起動させ、初期化処理を行う(ステップS54)。そして、初期化動作が完了した後、不揮発性メモリに記録させておいた情報を元に、F/W更新後であることを確認し(ステップS55)、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる(ステップS56)。
【0026】
次に、ステップS57以降のドライブ装置のファームウェア情報更新処理について説明する。
ここでは、各ドライブ装置22におけるF/Wの更新状況をチェンジャー装置制御部16で管理し、未更新のドライブ装置22を記憶しているものとする。そしてまず、未更新のドライブ装置22を判定して(ステップS58)、ドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを未更新のドライブ装置22に搬送、挿入し、F/Wデータの更新処理及び初期化処理を行う(ステップS59)。
そして、更新処理が完了すると(ステップS60)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出し、ステップS58に戻って次の未更新のドライブ装置22のF/W更新処理及び初期化処理を実行する(ステップS61)。
そして、未更新のドライブ装置22がなくなった場合には、ステップS56に進み、F/Wテープ・カートリッジをドライブ装置22からI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0027】
図8は本実施の形態例による第5の動作例を示すフローチャートであり、図6のステップS57〜ステップS61に示すドライブ装置のファームウェア情報更新処理の他の動作例を示している。なお、その他の動作は、図6及び図7に示すステップS41〜ステップS56と同様であるものとする。
本例は、1つのドライブ装置22で読み取ったドライブ装置のファームウェア情報を、SCSIバスインタフェース26を介してチェンジャー装置制御部16側に送り、このファームウェア情報を用いて各ドライブ装置22の更新処理をSCSIバスインタフェース26を介して行うようにしたものである。
【0028】
まず、ドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを1つのドライブ装置22に搬送、挿入し、F/Wデータを読み出し(ステップS71)、その読み出したF/WデータをSCSIバスインタフェース26を介してチェンジャー装置制御部16に取り込む。そして、読み出し完了後(ステップS72)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出する(ステップS73)。
その後、チェンジャー装置制御部16からSCSIバスインタフェース26を介して各ドライブ装置22にF/Wデータを転送し、各ドライブ装置22のF/W更新処理及び初期化処理を実行する(ステップS74)。この後、ステップS56に進み、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0029】
なお、以上の例では、全てのドライブ装置22のF/W更新処理をチェンジャー装置制御部16からのデータ転送によって行ったが、最初にF/Wデータを読み出したドライブ装置22のF/W更新処理については、そのドライブ装置22が独自にF/W更新処理を行うようにし、その他のドライブ装置22についてだけ、チェンジャー装置制御部16からのデータ転送によってF/W更新処理を行うようにしてもよい。
【0030】
図9は本実施の形態例による第6の動作例を示すフローチャートであり、図6のステップS57〜ステップS61に示すドライブ装置のファームウェア情報更新処理の他の動作例を示している。なお、その他の動作は、図6及び図7に示すステップS41〜ステップS56と同様であるものとする。
本例は、ドライブ装置用のF/Wデータが記録されたテープ・カートリッジを複数のドライブ装置22に順番に搬送、挿入して行き、各ドライブ装置22のファームウェア情報更新処理を順番に行うものである。
まず、先頭のドライブ装置22にドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを搬送、挿入し、F/Wデータを読み出してファームウェア情報更新処理を行う(ステップS81)。そして、F/Wデータの読み出し完了後(ステップS82)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出する(ステップS83)。
そして、ファームウェア情報更新処理の完了後(ステップS84)、ステップS81に戻り、次のドライブ装置22のファームウェア情報更新処理を行う。そして、全てのドライブ装置22のファームウェア情報更新処理が終了すると(ステップS85)、ステップS56に進み、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0031】
以上のような本実施の形態例では、以下のような効果を得ることができる。
(1)ファームウェアの更新という専門的な知識を必要とする作業を簡単な操作で自動的に実現できる。すなわち、チェンジャー装置にテープ・カートリッジを挿入するという通常の運用の際に行う手順と同じ作業を行うことにより、後はチェンジャー装置が自動的にファームウェアのアップデートを行うことが可能となる。
(2)また、ファームウェア・データが記録されたテープ・カートリッジがあれば、PC等の他の装置を必要とせず、エンドユーザでも簡便にチェンジャー装置およびチェンジャー装置に内蔵するドライブ装置のファームウェアの更新が可能となる。
(3)さらに、ファームウェアのバージョンアップにも細かく対応することができる。
【0032】
なお、本実施の形態例では、記録媒体としてテープ・カートリッジを用いたチェンジャー装置を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各種の光学ディスクや磁気ディスクを記録媒体とするものについても同様に適用し得るものである。
また、複数のドライブ装置を有する場合について説明したが、1つのドライブ装置を有する場合にも同様に適用し得るものである。
また、識別情報の読み取り手段としては、バーコード・リーダーとMICリーダーの組み合わせに限らず、いずれか一方だけを設けたものであってもよいし、他の読み取り手段を採用してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のチェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法によれば、読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、ドライブ装置用ファームウェア情報である場合にはドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行うことから、ユーザの手を煩わすことなく、ドライブ装置とチェンジャー装置のファームウェアの更新を円滑に行うことができ、システムの最適な機能を容易に得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例によるチェンジャー装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第1の動作例を示すフローチャートである。
【図3】図2に示す第1の動作例の続きを示すフローチャートである。
【図4】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第2の動作例の一部を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第3の動作例の一部を示すフローチャートである。
【図6】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第4の動作例を示すフローチャートである。
【図7】図6に示す第4の動作例の続きを示すフローチャートである。
【図8】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第5の動作例の一部を示すフローチャートである。
【図9】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第6の動作例の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10……I/O装置、12……テープ収納棚、14……テープ搬送装置、16……チェンジャー装置制御部、18……バーコード・リーダー、20……MICリーダー、22……ドライブ装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体の記録や再生を行うドライブ装置とこのドライブ装置に対する記録媒体の搬送、交換動作を行う媒体搬送装置とを有するチェンジャー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファームウェア等の交換可能な制御プログラムによって制御を行う各種システムにおいて、その制御プログラムの更新を行うには、特殊な作業を必要とするため、記録媒体の交換によって簡易にプログラム交換を行えるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。
なお、ファームウェアとは一般にハード化された制御プログラムであり、ROM等の部品交換によって更新するのが一般的であるが、各種の通信インタフェースを通してコンピュータから更新する場合も含むものであり、以下の説明では、広義の意味で用いるものとする。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−21070号公報
【特許文献2】
特開平11−15654号公報
【特許文献3】
特開2001−67788号公報
【特許文献4】
特開平7−169177号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなファームウェアは、記録媒体のドライブ装置を有するチェンジャー装置では、ドライブ装置とチェンジャー装置本体とで個別に設けられるものであり、その更新もドライブ装置とチェンジャー装置本体とで個別に行われることから、それぞれの更新作業を円滑に行う必要がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、ドライブ装置とチェンジャー装置本体に対するファームウェアの更新を円滑に行うことが可能なチェンジャー装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、所定の記録媒体を交換可能に装着する媒体装着装置と、前記記録媒体に対する情報の再生または記録の少なくとも一方を行うドライブ装置と、前記記録媒体を媒体装着装置とドライブ装置との間で搬送する媒体搬送装置と、前記媒体装着装置に装着された記録媒体に付与された識別情報を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて前記記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、前記ドライブ装置用ファームウェア情報である場合には前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、前記チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行う制御部とを有することを特徴とする。
【0007】
また本発明は、所定の記録媒体を交換可能に装着する媒体装着装置と、前記記録媒体に対する情報の再生または記録の少なくとも一方を行うドライブ装置と、前記記録媒体を媒体装着装置とドライブ装置との間で搬送する媒体搬送装置と、前記媒体装着装置に装着された記録媒体に付与された識別情報を読み取る読み取り手段とを有するチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法であって、前記読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて前記記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、前記ドライブ装置用ファームウェア情報である場合には前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、前記チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合には前記チェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする。
【0008】
本発明のチェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法では、読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、ドライブ装置用ファームウェア情報である場合にはドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行うことから、ユーザの手を煩わすことなく、ドライブ装置とチェンジャー装置のファームウェアの更新を円滑に行うことができ、システムの最適な機能を容易に得ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるチェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法の実施の形態例について説明する。
本発明の実施の形態例によるチェンジャー装置の構成例を示すブロック図である。
本例のチェンジャー装置は、テープ・カートリッジ(図示せず)を記録媒体としたものであり、I/O装置10、テープ収納棚12、テープ搬送装置14、チェンジャー装置制御部16、バーコード・リーダー18、MICリーダー20、及びドライブ装置22を有して構成されている。
【0010】
I/O装置10は、ユーザが新規にテープ・カートリッジをチェンジャー装置に投入するとともに、チェンジャー装置からテープ・カートリッジを取り出すためのものである。このI/O装置10には、ユーザが各種のキー操作を行うための操作パネルや各種表示を行うための表示パネルが設けられている。
テープ収納棚12は、チェンジャー装置に投入されたテープ・カートリッジを収納するものである。
テープ搬送装置14は、I/O装置10、テープ収納棚12、及びドライブ装置22等の間でテープ・カートリッジを搬送し、テープ・カートリッジを交換動作を行うものである。
【0011】
チェンジャー装置制御部16は、本チェンジャー装置の全体制御を行うものであり、特に後述するドライブ装置用のファームウェア情報更新処理とチェンジャー装置本体用のファームウェア情報更新処理の制御を司る機能を有している。
バーコード・リーダー18は、テープ・カートリッジの所定位置に貼付されたバーコードラベルを光学的に読み取り、その読み取りデータをチェンジャー装置制御部16に転送する。
MICリーダー20は、テープ・カートリッジの所定位置に内蔵されたMIC(Memory in Cassette)に格納されたコードデータを各種コネクタ等を介して読み取り、その読み取りデータをチェンジャー装置制御部16に転送する。
テープ・カートリッジのバーコードまたはMICには、そのテープ・カートリッジに記録された情報の内容を示す識別情報が格納されており、チェンジャー装置制御部16は、これらから読み取った識別情報に基づいて投入されたテープ・カートリッジに記録された情報の内容を識別する。
そして、本例では、テープ・カートリッジに記録された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、ドライブ装置用ファームウェア情報である場合にはドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行う。
【0012】
ドライブ装置22は、テープ搬送装置14によって搬送されてきたテープ・カートリッジに対し、情報の再生及び記録を行うものであり、テープ・カートリッジのローディング機構や回転ヘッドドラム等を含むものである。なお、本例では、複数のドライブ装置22が並列に配置されており、各ドライブ装置22を選択してテープ・カートリッジの再生や記録を行うようになっている。
また、本例において、チェンジャー装置制御部16とバーコード・リーダー18、MICリーダー20、及びドライブ装置22等との間には内部通信バス24が設けられており、各種のデータやコマンド等をやり取りするようになっている。
さらに、このチェンジャー装置には、外部端子30、32が設けられ、各外部端子30、32とチェンジャー装置制御部16及びドライブ装置22との間には、SCSIバスによる外部インタフェース26、28が設けられている。なお、外部インタフェースには、SCSIバスの代わりにシリアル通信バスを用いてもよい。
【0013】
次に、以上のような構成を有するチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の動作例について説明する。
図2及び図3は本実施の形態例による第1の動作例を示すフローチャートである。
まず、I/O装置10に新たなテープ・カートリッジが投入されると(ステップS0)、このテープ・カートリッジをバーコード・リーダー18、または、MICリーダー20にかけて、テープ・カートリッジのバーコードラベル、または、MICのデータを読み取る(ステップS1)。
そして、この読み取りデータからテープ・カートリッジ内の情報を識別し、テープ・カートリッジ内の情報が新しいチェンジャー装置用のファームウェア情報(以下、F/Wデータという)か新しいドライブ装置用のF/Wデータかを判定する(ステップS2、S3)。
【0014】
なお、本例では、例えばバーコードの先頭がF/Wデータ名を示す例えば「FWC」である場合に、新しいチェンジャー装置用のF/Wデータと判定し、バーコードの先頭がF/Wデータ名を示す例えば「FWD」である場合に、新しいドライブ装置用のF/Wデータと判定する。
そして、新しいチェンジャー装置用のF/Wデータであれば、ステップS5以降のチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理に進み、新しいドライブ装置用のF/Wデータであれば、ステップS15以降のドライブ装置のファームウェア情報更新処理に進む。また、いずれのF/Wデータでない場合には、ステップS4で通常のテープが投入された場合の処理を行う。
【0015】
次に、ステップS5以降のチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理について説明する。
まず、チェンジャー装置のF/Wテープ・カートリッジをテープ・カートリッジが入っていないドライブ装置22に搬送し、F/Wテープ・カートリッジをドライブ装置22に挿入する(ステップS6)。
ドライブ装置22は投入されたテープ・カートリッジのデータを読み出し(ステップS7)、チェンジャー装置制御部16は、ドライブ装置22からチェンジャー装置用のF/Wデータを読み出し(ステップS8)、そのデータを元に自己のF/Wを更新する(ステップS10)。
また、この際、ドライブ装置22に入っているテープ・カートリッジを排出させておく(ステップS11)。
また、チェンジャー装置制御部16はドライブ装置22からF/Wデータを受け取ってF/Wデータを更新したことを図示しない不揮発性メモリ(記憶手段)等に覚えさせておく(ステップS9)。
【0016】
この後、チェンジャー装置制御部16は、F/W更新が完了すると、プログラムを再起動させ、初期化処理を行う(ステップS12)。そして、初期化動作が完了した後、不揮発性メモリに記録させておいた情報を元に、F/W更新後であることを確認し(ステップS13)、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる(ステップS14)。
【0017】
次に、ステップS15以降のドライブ装置のファームウェア情報更新処理について説明する。
ここでは、各ドライブ装置22におけるF/Wの更新状況をチェンジャー装置制御部16で管理し、未更新のドライブ装置22を記憶しているものとする。そしてまず、未更新のドライブ装置22を判定して(ステップS16)、ドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを未更新のドライブ装置22に搬送、挿入し、F/Wデータの更新処理及び初期化処理を行う(ステップS17)。
そして、更新処理が完了すると(ステップS18)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出し、ステップS16に戻って次の未更新のドライブ装置22のF/W更新処理及び初期化処理を実行する(ステップS19)。
そして、未更新のドライブ装置22がなくなった場合には、ステップS14に進み、F/Wテープ・カートリッジをドライブ装置22からI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0018】
図4は本実施の形態例による第2の動作例を示すフローチャートであり、図2のステップS15〜ステップS19に示すドライブ装置のファームウェア情報更新処理の他の動作例を示している。なお、その他の動作は、図2及び図3に示すステップS1〜ステップS14と同様であるものとする。
本例は、1つのドライブ装置22で読み取ったドライブ装置のファームウェア情報を、SCSIバスインタフェース26を介してチェンジャー装置制御部16側に送り、このファームウェア情報を用いて各ドライブ装置22の更新処理をSCSIバスインタフェース26を介して行うようにしたものである。なお、SCSIバスインタフェースの代わりに内部通信バスを介してもよい。
【0019】
まず、ドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを1つのドライブ装置22に搬送、挿入し、F/Wデータを読み出し(ステップS21)、その読み出したF/WデータをSCSIバスインタフェース26を介してチェンジャー装置制御部16に取り込む。そして、読み出し完了後(ステップS22)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出する(ステップS23)。
その後、チェンジャー装置制御部16からSCSIバスインタフェース26を介して各ドライブ装置22にF/Wデータを転送し、各ドライブ装置22のF/W更新処理及び初期化処理を実行する(ステップS24)。この後、ステップS14に進み、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0020】
なお、以上の例では、全てのドライブ装置22のF/W更新処理をチェンジャー装置制御部16からのデータ転送によって行ったが、最初にF/Wデータを読み出したドライブ装置22のF/W更新処理については、そのドライブ装置22が独自にF/W更新処理を行うようにし、その他のドライブ装置22についてだけ、チェンジャー装置制御部16からのデータ転送によってF/W更新処理を行うようにしてもよい。
【0021】
図5は本実施の形態例による第3の動作例を示すフローチャートであり、図2のステップS15〜ステップS19に示すドライブ装置のファームウェア情報更新処理の他の動作例を示している。なお、その他の動作は、図2及び図3に示すステップS1〜ステップS14と同様であるものとする。
本例は、ドライブ装置用のF/Wデータが記録されたテープ・カートリッジを複数のドライブ装置22に順番に搬送、挿入して行き、各ドライブ装置22のファームウェア情報更新処理を順番に行うものである。
まず、先頭のドライブ装置22にドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを搬送、挿入し、F/Wデータを読み出してファームウェア情報更新処理を行う(ステップS31)。そして、F/Wデータの読み出し完了後(ステップS32)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出する(ステップS33)。
そして、ファームウェア情報更新処理の完了後(ステップS34)、ステップS31に戻り、次のドライブ装置22のファームウェア情報更新処理を行う。そして、全てのドライブ装置22のファームウェア情報更新処理が終了すると(ステップS35)、ステップS14に進み、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0022】
図6及び図7は本実施の形態例による第4の動作例を示すフローチャートである。
上述した第1〜第3の動作例では、F/Wデータのバージョン内容を考慮することなく、新しいF/Wデータ名を識別して更新処理を行っていた。しかし、実際のF/Wデータでは、F/Wデータ名が既存のものであっても、細かいバージョンが更新されている場合があり、このような場合にもF/Wデータの更新が必要となる。そこで本例では、F/Wデータ名だけでなく、その後に付加されたバージョン情報をも読み取り、F/Wデータの更新を行うか否かを判定するようにしたものである。
例えば、上述したF/Wデータ名「FWC」「FWD」に続いてバージョン情報が付加されており、これをチェンジャー装置制御部16で解読することにより、更新処理を行うか否かを判断する。
【0023】
まず、I/O装置10に新たなテープ・カートリッジが投入されると(ステップS40)、このテープ・カートリッジをバーコード・リーダー18、または、MICリーダー20にかけて、テープ・カートリッジのバーコードラベル、または、MICのデータを読み取る(ステップS41)。
そして、この読み取りデータからテープ・カートリッジ内の情報を識別し、テープ・カートリッジ内の情報がチェンジャー装置用のF/Wデータか否かを判定し(ステップS42)、チェンジャー装置用のF/Wデータである場合には、そのバージョン情報から更新が必要か否かを判定する(ステップS43)。そして、更新が必要と判定した場合には、ステップS47以降のチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理に進む。
また、テープ・カートリッジ内の情報がチェンジャー装置用のF/Wデータでない場合には、ドライブ装置用のF/Wデータかを判定し(ステップS44)、ドライブ装置用のF/Wデータである場合には、そのバージョン情報から更新が必要か否かを判定する(ステップS45)。そして、更新が必要と判定した場合には、ステップS57以降のドライブ装置のファームウェア情報更新処理に進む。
また、いずれのF/Wデータでない場合には、ステップS46で通常のテープが投入された場合の処理を行う。
【0024】
次に、ステップS47以降のチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理について説明する。
まず、チェンジャー装置のF/Wテープ・カートリッジをテープ・カートリッジが入っていないドライブ装置22に搬送し、F/Wテープ・カートリッジをドライブ装置22に挿入する(ステップS48)。
ドライブ装置22は投入されたテープ・カートリッジのデータを読み出し(ステップS49)、チェンジャー装置制御部16は、ドライブ装置22からチェンジャー装置用のF/Wデータを読み出し(ステップS50)、そのデータを元に自己のF/Wを更新する(ステップS52)。
また、この際、ドライブ装置22に入っているテープ・カートリッジを排出させておく(ステップS53)。
また、チェンジャー装置制御部16はドライブ装置22からF/Wデータを受け取ってF/Wデータを更新したことを不揮発性メモリ等に覚えさせておく(ステップS51)。
【0025】
この後、チェンジャー装置制御部16は、F/W更新が完了すると、プログラムを再起動させ、初期化処理を行う(ステップS54)。そして、初期化動作が完了した後、不揮発性メモリに記録させておいた情報を元に、F/W更新後であることを確認し(ステップS55)、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる(ステップS56)。
【0026】
次に、ステップS57以降のドライブ装置のファームウェア情報更新処理について説明する。
ここでは、各ドライブ装置22におけるF/Wの更新状況をチェンジャー装置制御部16で管理し、未更新のドライブ装置22を記憶しているものとする。そしてまず、未更新のドライブ装置22を判定して(ステップS58)、ドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを未更新のドライブ装置22に搬送、挿入し、F/Wデータの更新処理及び初期化処理を行う(ステップS59)。
そして、更新処理が完了すると(ステップS60)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出し、ステップS58に戻って次の未更新のドライブ装置22のF/W更新処理及び初期化処理を実行する(ステップS61)。
そして、未更新のドライブ装置22がなくなった場合には、ステップS56に進み、F/Wテープ・カートリッジをドライブ装置22からI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0027】
図8は本実施の形態例による第5の動作例を示すフローチャートであり、図6のステップS57〜ステップS61に示すドライブ装置のファームウェア情報更新処理の他の動作例を示している。なお、その他の動作は、図6及び図7に示すステップS41〜ステップS56と同様であるものとする。
本例は、1つのドライブ装置22で読み取ったドライブ装置のファームウェア情報を、SCSIバスインタフェース26を介してチェンジャー装置制御部16側に送り、このファームウェア情報を用いて各ドライブ装置22の更新処理をSCSIバスインタフェース26を介して行うようにしたものである。
【0028】
まず、ドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを1つのドライブ装置22に搬送、挿入し、F/Wデータを読み出し(ステップS71)、その読み出したF/WデータをSCSIバスインタフェース26を介してチェンジャー装置制御部16に取り込む。そして、読み出し完了後(ステップS72)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出する(ステップS73)。
その後、チェンジャー装置制御部16からSCSIバスインタフェース26を介して各ドライブ装置22にF/Wデータを転送し、各ドライブ装置22のF/W更新処理及び初期化処理を実行する(ステップS74)。この後、ステップS56に進み、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0029】
なお、以上の例では、全てのドライブ装置22のF/W更新処理をチェンジャー装置制御部16からのデータ転送によって行ったが、最初にF/Wデータを読み出したドライブ装置22のF/W更新処理については、そのドライブ装置22が独自にF/W更新処理を行うようにし、その他のドライブ装置22についてだけ、チェンジャー装置制御部16からのデータ転送によってF/W更新処理を行うようにしてもよい。
【0030】
図9は本実施の形態例による第6の動作例を示すフローチャートであり、図6のステップS57〜ステップS61に示すドライブ装置のファームウェア情報更新処理の他の動作例を示している。なお、その他の動作は、図6及び図7に示すステップS41〜ステップS56と同様であるものとする。
本例は、ドライブ装置用のF/Wデータが記録されたテープ・カートリッジを複数のドライブ装置22に順番に搬送、挿入して行き、各ドライブ装置22のファームウェア情報更新処理を順番に行うものである。
まず、先頭のドライブ装置22にドライブ装置のF/Wテープ・カートリッジを搬送、挿入し、F/Wデータを読み出してファームウェア情報更新処理を行う(ステップS81)。そして、F/Wデータの読み出し完了後(ステップS82)、そのドライブ装置22からF/Wテープ・カートリッジを排出する(ステップS83)。
そして、ファームウェア情報更新処理の完了後(ステップS84)、ステップS81に戻り、次のドライブ装置22のファームウェア情報更新処理を行う。そして、全てのドライブ装置22のファームウェア情報更新処理が終了すると(ステップS85)、ステップS56に進み、F/Wテープ・カートリッジをI/O装置10に搬送し、チェンジャー装置から排出させる。
【0031】
以上のような本実施の形態例では、以下のような効果を得ることができる。
(1)ファームウェアの更新という専門的な知識を必要とする作業を簡単な操作で自動的に実現できる。すなわち、チェンジャー装置にテープ・カートリッジを挿入するという通常の運用の際に行う手順と同じ作業を行うことにより、後はチェンジャー装置が自動的にファームウェアのアップデートを行うことが可能となる。
(2)また、ファームウェア・データが記録されたテープ・カートリッジがあれば、PC等の他の装置を必要とせず、エンドユーザでも簡便にチェンジャー装置およびチェンジャー装置に内蔵するドライブ装置のファームウェアの更新が可能となる。
(3)さらに、ファームウェアのバージョンアップにも細かく対応することができる。
【0032】
なお、本実施の形態例では、記録媒体としてテープ・カートリッジを用いたチェンジャー装置を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各種の光学ディスクや磁気ディスクを記録媒体とするものについても同様に適用し得るものである。
また、複数のドライブ装置を有する場合について説明したが、1つのドライブ装置を有する場合にも同様に適用し得るものである。
また、識別情報の読み取り手段としては、バーコード・リーダーとMICリーダーの組み合わせに限らず、いずれか一方だけを設けたものであってもよいし、他の読み取り手段を採用してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のチェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法によれば、読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、ドライブ装置用ファームウェア情報である場合にはドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行うことから、ユーザの手を煩わすことなく、ドライブ装置とチェンジャー装置のファームウェアの更新を円滑に行うことができ、システムの最適な機能を容易に得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例によるチェンジャー装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第1の動作例を示すフローチャートである。
【図3】図2に示す第1の動作例の続きを示すフローチャートである。
【図4】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第2の動作例の一部を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第3の動作例の一部を示すフローチャートである。
【図6】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第4の動作例を示すフローチャートである。
【図7】図6に示す第4の動作例の続きを示すフローチャートである。
【図8】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第5の動作例の一部を示すフローチャートである。
【図9】図1に示すチェンジャー装置におけるファームウェア更新処理の第6の動作例の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10……I/O装置、12……テープ収納棚、14……テープ搬送装置、16……チェンジャー装置制御部、18……バーコード・リーダー、20……MICリーダー、22……ドライブ装置。
Claims (24)
- 所定の記録媒体を交換可能に装着する媒体装着装置と、
前記記録媒体に対する情報の再生または記録の少なくとも一方を行うドライブ装置と、
前記記録媒体を媒体装着装置とドライブ装置との間で搬送する媒体搬送装置と、
前記媒体装着装置に装着された記録媒体に付与された識別情報を読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて前記記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、前記ドライブ装置用ファームウェア情報である場合には前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、前記チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行う制御部と、
を有することを特徴とするチェンジャー装置。 - 前記読み取り手段は、前記記録媒体に設けられたパターンコードによる情報を光学的に読み取る手段であることを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記読み取り手段は、前記記録媒体に設けられた半導体メモリの記憶情報を電子的に読み取る手段であることを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記制御部がチェンジャー装置の全体制御を行う制御部であることを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記ドライブ装置と制御部との間でファームウェア情報のやり取りを行うインタフェース手段を有することを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記インタフェース手段は、SCSIインタフェースまたはシリアル通信インタフェースであることを特徴とする請求項5記載のチェンジャー装置。
- 前記記録媒体はテープ・カートリッジであることを特徴とする請求項5記載のチェンジャー装置。
- 前記チェンジャー装置のファームウェア情報更新処理は、前記ドライブ装置によって記録媒体から読み出したチェンジャー装置用ファームウェア情報を前記制御部に転送してファームウェア情報の更新を行うことを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記チェンジャー装置のファームウェア情報を更新した際に、ファームウェア情報を更新したことを格納する不揮発性記憶手段を有することを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記ドライブ装置のファームウェア情報を更新した際に、ファームウェア情報を更新したことを格納する不揮発性記憶手段を有することを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理では、前記ドライブ装置によって記録媒体から読み出したドライブ装置用ファームウェア情報を前記制御部に転送することを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記ドライブ装置を複数有し、前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理では、1つのドライブ装置によって記録媒体から読み出したドライブ装置用ファームウェア情報を前記制御部に転送し、前記制御部から複数のドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記ドライブ装置を複数有し、前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理は、1つのドライブ装置によって記録媒体から読み出したドライブ装置用ファームウェア情報によって当該ドライブ装置のファームウェア情報を更新し、さらに前記ドライブ装置用ファームウェア情報を前記制御部に転送し、前記制御部から残りのドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記ドライブ装置用ファームウェア情報のバージョンを判定し、新しいバージョンである場合に、前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 前記チェンジャー装置用ファームウェア情報のバージョンを判定し、新しいバージョンである場合に、前記チェンジャー装置のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする請求項1記載のチェンジャー装置。
- 所定の記録媒体を交換可能に装着する媒体装着装置と、
前記記録媒体に対する情報の再生または記録の少なくとも一方を行うドライブ装置と、
前記記録媒体を媒体装着装置とドライブ装置との間で搬送する媒体搬送装置と、
前記媒体装着装置に装着された記録媒体に付与された識別情報を読み取る読み取り手段と、
を有するチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法であって、
前記読み取り手段によって読み取られた識別情報に基づいて前記記録媒体に格納された情報がドライブ装置用ファームウェア情報またはチェンジャー装置用ファームウェア情報であることを識別し、前記ドライブ装置用ファームウェア情報である場合には前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行い、前記チェンジャー装置用ファームウェア情報である場合にはチェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行う、
ことを特徴とするチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。 - 前記チェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理は、前記ドライブ装置によって記録媒体から読み出したチェンジャー装置用ファームウェア情報をチェンジャー装置の制御部に転送してファームウェア情報の更新を行うことを特徴とする請求項16記載のチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。
- 前記チェンジャー装置本体のファームウェア情報を更新した際に、ファームウェア情報を更新したことを不揮発性記憶手段に格納することを特徴とする請求項16記載のチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。
- 前記ドライブ装置のファームウェア情報を更新した際に、ファームウェア情報を更新したことを格納する不揮発性記憶手段を有することを特徴とする請求項16記載のチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。
- 前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理では、前記ドライブ装置によって記録媒体から読み出したドライブ装置用ファームウェア情報を前記制御部に転送することを特徴とする請求項16記載のチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。
- 前記ドライブ装置を複数有し、前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理では、1つのドライブ装置によって記録媒体から読み出したドライブ装置用ファームウェア情報を前記制御部に転送し、前記制御部から複数のドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする請求項16記載のチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。
- 前記ドライブ装置を複数有し、前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理は、1つのドライブ装置によって記録媒体から読み出したドライブ装置用ファームウェア情報によって当該ドライブ装置のファームウェア情報を更新し、さらに前記ドライブ装置用ファームウェア情報を前記制御部に転送し、前記制御部から残りのドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする請求項16記載のチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。
- 前記ドライブ装置用ファームウェア情報のバージョンを判定し、新しいバージョンである場合に、前記ドライブ装置のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする請求項16記載のチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。
- 前記チェンジャー装置用ファームウェア情報のバージョンを判定し、新しいバージョンである場合に、前記チェンジャー装置本体のファームウェア情報更新処理を行うことを特徴とする請求項16記載のチェンジャー装置のファームウェア情報更新方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003008977A JP2004220457A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | チェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003008977A JP2004220457A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | チェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004220457A true JP2004220457A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32898601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003008977A Pending JP2004220457A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | チェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004220457A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164085A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Sony Corp | 更新制御装置 |
JP2006178813A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Sony Corp | 電子機器および更新方法、並びに制御プログラム |
JP2006189973A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Sony Corp | 電子機器及びそのプログラムアップデート方法 |
-
2003
- 2003-01-17 JP JP2003008977A patent/JP2004220457A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164085A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Sony Corp | 更新制御装置 |
JP2006178813A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Sony Corp | 電子機器および更新方法、並びに制御プログラム |
JP2006189973A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Sony Corp | 電子機器及びそのプログラムアップデート方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW445452B (en) | Semiconductor storage device and data management method therefor | |
JP5521697B2 (ja) | ライブラリ装置およびライブラリ装置制御方法 | |
JP5760614B2 (ja) | ライブラリシステム、管理装置、ライブラリ装置、管理方法および管理プログラム | |
JP2003068052A (ja) | 通信装置、記録媒体ドライブ装置、記録媒体収納装置、情報処理装置、及び記録媒体 | |
JP2006114210A (ja) | テープドライブ装置 | |
CN100437534C (zh) | 可换介质的驱动器跟踪系统 | |
JP2004220457A (ja) | チェンジャー装置及びそのファームウェア情報更新方法 | |
JP2002056531A (ja) | 光ディスク情報記録方法および記録媒体 | |
JP2005149699A (ja) | ストレージ構造および関連方法 | |
KR100818237B1 (ko) | 휴대용 기기의 펌웨어 업그레이드 시스템 및 방법 | |
US5428755A (en) | Method for automatically modifying program in a flash memory of a magnetic tape unit | |
CN101542616A (zh) | 用于可移除介质的驱动器指示机构 | |
JP2004146553A (ja) | 部品供給カセット、部品実装装置、及び、部品実装システム | |
JPH10293992A (ja) | カートリッジおよびこれを使用したライブラリー装置 | |
JP2004127488A (ja) | 記録再生装置 | |
JP4631601B2 (ja) | 記録媒体作成管理装置及び記録媒体の収納管理方法 | |
JP2010020875A (ja) | 情報記録再生システム,情報記録再生方法及びプログラム | |
JP2001351301A (ja) | チェンジャー装置およびそのマガジン | |
US20130258826A1 (en) | Recording/reproducing system and server | |
JP2007179694A (ja) | ライブラリ装置及び記録媒体管理方法 | |
JP2005158175A (ja) | 磁気テープライブラリ装置およびその媒体管理方法 | |
JP3204370B2 (ja) | プログラムクロス開発用装置 | |
JP2000284916A (ja) | 媒体可換記憶装置 | |
JPH10133867A (ja) | データ再生装置及びデータ記録媒体 | |
JPH08287659A (ja) | 記録媒体の情報管理システム |