JPH10133867A - データ再生装置及びデータ記録媒体 - Google Patents

データ再生装置及びデータ記録媒体

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JPH10133867A
JPH10133867A JP8287105A JP28710596A JPH10133867A JP H10133867 A JPH10133867 A JP H10133867A JP 8287105 A JP8287105 A JP 8287105A JP 28710596 A JP28710596 A JP 28710596A JP H10133867 A JPH10133867 A JP H10133867A
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JP
Japan
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data
program
update
recording
tape
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Withdrawn
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JP8287105A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Naito
仁志 内藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ記録再生装置の動作について制御する
プログラムの更新データの転送を簡単な構成で容易に行
う。 【解決手段】 テープデータストリーマ9が通常情報の
記録に使用する記録テープ8にプログラムの更新データ
と該記録テープ8の記録内容がプログラム更新データか
否かを示す識別情報とを記録させる。そして、上記記録
テープ8を介して、各CPU2,4,6により制御され
るプログラムが格納されている各EEPROM3,5,
7に更新データを書き込む。すなわち、CPU2が制御
するプログラムの更新データをEEPROM3に、CP
U4が制御するプログラムの更新データをEEPROM
5に、CPU6が制御するプログラムの更新データをE
EPROM7にそれぞれ書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記録媒体に
記録されたデータの再生を行うデータ再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テープ記録媒体を用いてディジタ
ルデータの書き込み、読み出しができる機器、例えば、
VTR、テープデータストリーマ等のデータ記録再生装
置において、該機器内に組み込まれた電気消去タイプの
EEPROM(Electrically Erasable PROM)に格
納されるコンピュータ・プログラム等のデータを更新す
る際、外部機器、例えばパーソナルコンピュータを使
い、専用インターフェース等を介し該機器へ更新データ
を転送していた。
【0003】その一方で、メモリカードを使い専用イン
ターフェースで高速に更新データを転送する方法があ
り、先ずメモリカードに更新データを書き込み、データ
更新対象となる機器に接続した専用のインターフェース
を介し、上記更新データをEEPROM内に書き込んで
いた。このとき、上記メモリカードからのデータ読み出
し時間に比べ、EEPROMへの書き込みは十分に遅
く、逐次データ転送を行うことは可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記データ
記録再生装置に組み込まれるプログラムの更新を上記の
ように外部から行う際に必要になる専用インターフェー
スを該データ記録再生装置に予め設置することはコスト
アップにつながってしまう。
【0005】また、更新作業においても、上記パーソナ
ルコンピュータとの配線、接続、上記パーソナルコンピ
ュータのセットアップ等の準備に手間を要してしまい、
さらに、同時に複数の機器をデータ更新するときには、
上記パーソナルコンピュータの台数も増えることからデ
ータ更新の手続きに関してさらに時間が多くかかってし
まう。
【0006】一方、メモリカードによりデータ更新を行
う際には、EEPROMに転送する更新データ量が1枚
のメモリカードの容量に納まる場合は問題はないが、更
新データの容量が大きく1枚のメモリカードに納まらな
い場合、複数のメモリカードに分割し記憶させなければ
ならなくなり、複数のメモリカードに書き込む作業とそ
れに応じた更新手続きの変更が必要になってしまう。
【0007】また、EEPROMへの更新データ書き込
み時においても、EEPROMの書き込み時間に比べ読
み出し時間が速いメモリカードを使用することは、カー
ド専用インターフェースを機器内に組み込むこと等を含
めコストアップにつながってしまう。
【0008】一方、直接ROM自体を交換する方法もあ
るが、更新手続きに手間がかかるうえに作業上のミスが
発生する確率が大きく、交換作業が的確に行われるよう
に考慮しなければならない。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、構成簡単でデータ記録再生装置の動作を制御す
るプログラムのデータ更新手続きを容易に行えるような
データ再生装置及びデータ記録媒体を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ再生
装置は、該データ再生装置の動作を制御するプログラム
を格納する書き換え可能な記憶手段と、上記書き換え可
能な記憶手段に記憶されたプログラムを実行する制御手
段とを備え、上記制御手段については、上記データ記録
媒体に予め書き込まれた上記プログラムの更新データを
再生して上記書き換え可能な記憶手段に書き込むように
する。
【0011】また、上記データ記録媒体には、上記更新
データの他に該記録テープの識別情報を記録する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0013】この実施例は、テープ状のデータ記録媒体
を回転磁気ヘッド装置にヘリカルスキャンさせて大量の
データを記録及び再生するデータ記録再生装置、いわゆ
るテープデータストリーマである。
【0014】上記テープデータスリーマは、図1に示す
ように、外部より挿入されるデータ記録媒体の記録信号
を処理する信号処理部である信号処理装置(Digital Si
gnalProcessor、DSP)1を備え、さらに、記録及び
再生に係る動作を規定するプログラムの制御手段となる
CPUと上記プログラムを格納する書き込み可能な記憶
手段であるEEPROMとを複数備えている。
【0015】また、上記の複数のCPU2,4,6とE
EPROM3,5,7は、CPU2が実行するプログラ
ムをEEPROM3に格納し、CPU4が実行するプロ
グラムをEEPROM5に格納し、CPU6が実行する
プログラムをEEPROM7に格納するという関係にあ
る。この各CPU2,4,6は、通常、上記テープデー
タストリーマ9の記録及び再生に係る動作を制御するも
のであり、例えば、エンコーダ、デコーダ、システムコ
ントローラ等に用いられるものである。
【0016】上記テープデータストリーマ9は、各EE
PROM3,5,7に格納されているプログラムを更新
する際には、図1に示すように、テープ状のデータ記録
媒体である記録テープ8を介し該プログラムの更新デー
タの取り込みにより行われる。
【0017】上記記録テープ8は、上記テープデータス
トリーマ9が通常使用するデータ記録媒体であり、すな
わち、上記テープデータストリーマ9に備えられる読み
取り磁気ヘッド、さらにDSP1を介し、データ入出部
から入力または出力されるデータ及び該データに係る情
報のみを記録している。また、この記録テープ8は、大
容量のデータが記録可能なため、通常、データのバック
アップ用に用いられる。
【0018】このように記録テープ8は、通常、例えば
バックアップ用のデータを記録しているが、上記プログ
ラムのデータ更新用に用いる場合、図2に示すように、
更新データの識別情報を含む記録データ・管理テーブル
11と複数の更新データ12,13,14からなる更新
用データ部とを信号記録面に記録している。
【0019】上記複数の更新データ12,13,14
は、再生後にEEPROM3に更新データ12、EEP
ROM5に更新データ13、EEPROM7に更新デー
タ14を書き込めるように、上記記録テープ8に分割し
て記録されている。
【0020】一方、上記記録データ・管理テーブル11
には、該記録テープ8が更新データを有する記録テープ
であることの識別情報が記録され、テープデータストリ
ーマ9に該記録テープを挿入して再生する際に、上記識
別情報をもとにCPU6の制御下で各更新データ12,
13,14の書き込み作業が実行される。
【0021】以下に3個各々のEEPROM3,5,7
に格納されるプログラムを更新する際に、上記データ更
新用の記録テープ8によって行うデータ更新手続きにつ
いて図3を参照しながら説明する。
【0022】先ず、ステップS1で記録テープ8を機器
に挿入する。挿入後、ステップS2で記録テープ8から
の信号の読み出しを開始し、読み込まれた記録データ・
管理テーブル11の情報から、該記録テープ8がデータ
更新用であるか否かをステップS3で判断する。例え
ば、データ更新用でない記録テープ、すなわち通常デー
タの記録テープの場合、ステップS4で通常動作モード
に移行し、通常の再生を行う。一方、データ更新用の記
録テープ8である場合、ステップS5でデータ更新の準
備を促し、その後、ステップS6で記録テープ8から更
新データ12,13,14の読み出しを開始し、ステッ
プS7で読み出した上記更新データ12,13,14を
更新対象となる各EEPROM3,5,7へ書き込む。
データ更新の終了確認をステップS8において行い、更
新終了の場合、ステップS9で記録テープ8の排出処理
を行う。一方、ステップS8においてデータの更新終了
を確認できない場合、再度ステップS6からの処理を行
い、データ更新作業の終了後にステップS9で記録テー
プ8の排出処理を行う。最後に、ステップS10でテー
プデータストリーマ9の再起動とデータの確認を行う。
【0023】なお、上記データ更新作業中は、各CPU
2,4,6の動作が通常どうり行われ、データ更新後、
再起動を行うことで新たなデータが反映されるように考
慮する。これにより各々のEEPROM3,5,7の組
合わせにより、同時更新されなければならない場合にも
対応できる。また、データ更新作業に係るCPUのプロ
グラムのデータそのものを更新する場合に、再生された
更新データを一時的にバッファ等に格納しておき、再生
モードとは異なるプログラム更新モード等に切り換え
て、上記バッファからEEPROMに更新データを転送
して書き換えるようにする。
【0024】よって、上記機能を備えるテープデータス
トリーマ9、さらに該テープデータストリーマ9が通常
使用する記録テープ8に更新データ12,13,14を
記録することにより、通常の動作でデータの更新作業が
できるようになり、該テープデータストリーマ9にイン
ターフェースを装着し、データ更新作業をする必要がな
くなる。
【0025】さらに、記録テープ8にはプログラム更新
データの識別情報を書き込んでいるため、該記録テープ
8を上記テープデータストリーマ9に挿入するだけで、
上記識別信号を判別して自動的に更新処理をすることが
できる。これにより、ユーザーがテープ記録内容を判別
する必要がなくなり、データ更新に係る作業が容易かつ
確実になされるようになる。
【0026】なお、上記実施例では、テープデータスト
リーマ9内に備えられる3個のCPUとその対となるE
EPROMをもとにデータ更新手続きについて説明した
が、上記記載に限定されることなく、1個あるいは3個
以外のCPUとそれと対となすEEPROMに係るデー
タ更新手続きであってもよい。
【0027】また、上記実施例がテープデータストリー
マである場合について説明したが、上記記載に限定され
ることなく、再生専用のデータ再生装置であってもよ
い。
【0028】さらに、データ記録媒体を用いデータ更新
を行うデータ記録再生装置は、円盤状の記録媒体を再生
するデータ記録再生装置であってもよく、この場合に
は、上記円盤状のデータ記録媒体に更新用のデータを記
録する。
【0029】
【発明の効果】本発明に係るデータ再生装置は、構成簡
単で該データ再生装置の動作を制御するプログラムのデ
ータ更新時の手続きを容易に行える。
【0030】具体的には、上記データ再生装置は、プロ
グラムのデータ更新のための専用インターフェース部を
必要とせず、データ転送ケーブルの配線作業等をする必
要がなくなる。
【0031】また、本発明に係るデータ記録媒体は、プ
ログラム更新データの識別信号が記録されているため、
データ再生装置の動作を制御するプログラムのデータ更
新手続きを自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例となるテープデータストリーマ
に記録テープを接続したときのブロック図である。
【図2】本発明の実施例となる記録テープの信号記録面
の構成図である。
【図3】更新手続きのフローチャートである。
【符号の説明】
2,4,6 CPU、3,5,7 EEPROM、8
記録テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記録媒体に記録されたデータの再
    生を行うデータ再生装置において、 上記データ再生装置の動作を制御するプログラムを格納
    する書き換え可能な記憶手段と、 上記書き換え可能な記憶手段に記憶されたプログラムを
    実行する制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記データ記録媒体に予め書き込まれ
    た上記プログラムの更新データを再生して上記書き換え
    可能な記憶手段に書き込むことを特徴とするデータ再生
    装置。
  2. 【請求項2】 上記データ記録媒体には、記録データが
    プログラム更新データか否かを示す識別情報が記録され
    ており、 上記制御手段は、上記データ記録媒体から再生された上
    記識別情報が上記プログラム更新データであることを示
    すとき記録データを上記書き換え可能な記憶手段に書き
    込むことを特徴とする請求項1記載のデータ再生装置。
  3. 【請求項3】 再生の対象となる上記データ記録媒体
    が、テープ状のデータ記録媒体であることを特徴とする
    請求項1記載のデータ再生装置。
  4. 【請求項4】 書き換え可能な記憶手段と制御手段との
    組を複数備えてなることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ再生装置。
  5. 【請求項5】 データ再生装置により再生される信号記
    録面に、該データ再生装置の動作を制御するプログラム
    の更新データと、 この更新データの識別情報とを記録してなることを特徴
    とするデータ記録媒体。
JP8287105A 1996-10-29 1996-10-29 データ再生装置及びデータ記録媒体 Withdrawn JPH10133867A (ja)

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JP8287105A JPH10133867A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 データ再生装置及びデータ記録媒体

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JP8287105A JPH10133867A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 データ再生装置及びデータ記録媒体

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JPH10133867A true JPH10133867A (ja) 1998-05-22

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ID=17713135

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JP8287105A Withdrawn JPH10133867A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 データ再生装置及びデータ記録媒体

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JP (1) JPH10133867A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113998A (ja) * 2004-09-17 2006-04-27 Yamaha Corp 電子機器およびそのための制御方法、デジタル信号生成方法、記録媒体
US8095696B2 (en) 2004-09-17 2012-01-10 Yahama Corporation Control method for rewriting firmware on an electronic device

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JP2006113998A (ja) * 2004-09-17 2006-04-27 Yamaha Corp 電子機器およびそのための制御方法、デジタル信号生成方法、記録媒体
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106