JP2005149699A - ストレージ構造および関連方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが新たなテープカートリッジをライブラリに挿入する場合に、ライブラリに格納されたデータにアクセス可能とする。
【解決手段】新たなテープカートリッジ4が、スロット3a〜3jに挿入されたとして検出された場合か、またはマガジン2全体が変更された場合に、マイクロプロセッサ7は、カートリッジメモリリーダ5a〜5jによりカートリッジメモリ6から情報を読み出す。マイクロプロセッサ7は、要求があるとすぐに最新のイベントリをライブラリコントローラ13に提供するように、各テープカートリッジ4に関するカートリッジメモリ情報の現記録を維持する。
【選択図】図1
【解決手段】新たなテープカートリッジ4が、スロット3a〜3jに挿入されたとして検出された場合か、またはマガジン2全体が変更された場合に、マイクロプロセッサ7は、カートリッジメモリリーダ5a〜5jによりカートリッジメモリ6から情報を読み出す。マイクロプロセッサ7は、要求があるとすぐに最新のイベントリをライブラリコントローラ13に提供するように、各テープカートリッジ4に関するカートリッジメモリ情報の現記録を維持する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ストレージ構造および関連方法に関し、特に、機械読取可能情報を有する物品、特にテープカートリッジ等の物品を格納するストレージ構造に関する。
データストレージライブラリ、特にテープライブラリは、大量のデータ、特にバックアップデータを格納するために特に都合のよい手段を提供する。テープライブラリは、複数のスロットまたはベイを備え、それらの各々の中にテープが収納される。ライブラリロボットテープピッカがベイ間を徘徊し、それぞれの格納ベイからテープを抜き取り、それらを、テープに格納されたデータにアクセスするためにテープドライブに挿入する。ユーザは、スロットからテープを手動で取り出し、テープをスロットに手動で再装填する場合がある。
一般に、現行のテープライブラリでは、スロットは、ライブラリから取り出して新たなものと交換することができるマガジン内に提供される。したがって、テープライブラリは、複数のマガジンを備える場合があり、各マガジンはテープカートリッジを収納する複数のスロットを有する。通常、特定のタイプのテープカートリッジに対してマガジンを提供する。したがって、マガジンが、LTO、DLT、SDLTテープフォーマット等の特定の媒体タイプに専用であることが予期される。
ユーザが介入し、新たなテープカートリッジを、テープカートリッジ個々にまたはマガジンを交換することによりテープライブラリに挿入する場合、ライブラリは、ライブラリ内に媒体の2つのインベントリ、すなわち物理インベントリと論理インベントリとを作成しなければならない。これらのインベントリは、実行するのに何分も、さらには何時間もかかる場合があり、事実上、インベントリが実行されている間、いかなるテープ移動操作も行われないようにすることがある。したがって、この時間の間、テープライブラリは事実上作動しておらず、アクセスすることができない、ということが理解されよう。ライブラリに格納されたデータにアクセスできないことは、当然ながら、明確な不都合である。
物理インベントリは、テープスロットにテープが存在するか否かと、そのテープにバーコードが関連付けられているか否かと、を判断する。物理インベントリは、通常、ユーザ動作によって作用される媒体スロットをスキャンすることに限定され、たとえば、ライブラリがマガジンベースである場合、ライブラリ全体ではなくユーザが置き換えた新たなマガジンをスキャンするだけでよい。例として、Hewlett Packard SureStore 6/140テープライブラリの物理インベントリは、初期起動時にすべてのマガジンを検査する場合12分かかる可能性がある。
論理インベントリは、ライブラリのテープの媒体の内容が何を含むかを判断し、通常、テープライブラリに何のバックアップセッションが格納されているかを判断するために、バックアップアプリケーションの制御下で実行される。この情報は、通常、バックアップアプリケーションによって書かれたテープ上の媒体ヘッダ情報を読み出すことによって取得される。媒体ヘッダ情報は、通常、テープに格納された情報の最初の部分からなる。この情報は、バックアップアプリケーションがテープの各々から媒体ヘッダ情報を読み出すことができるように、ライブラリのすべてのテープをテープドライブに装填することにより収集される。これは、極めて長い時間、すなわち、テープライブラリに格納されたテープの数に比例する時間かかる可能性がある。
このため、新たなテープを装填すること、テープライブラリにテープを配置し直すこと、もしくはマガジンを装填するかまたは取り出すことを含む、ユーザによるテープライブラリとの任意の相互作用がある場合はいつでも、インベントリプロセスはライブラリロボットを独占するため、テープライブラリのテープが、そこにあるデータをバックアップするかまたはそこからデータを復元するために使用可能となるまでに、数分以上かかる場合がある。
いわゆる「カートリッジメモリ」(CM)を備えたテープ媒体を提供することが提案されてきた。この技術は、LTOおよびAIT等のいくつかの媒体フォーマットにおいて、論理インベントリを高速化するのを助けるために使用される。カートリッジメモリは、各テープカートリッジに取り付けられるかまたはその内部に配置されるRFトランスポンダ等の受動無線通信デバイスの形態の小型メモリチップからなる。各カートリッジメモリは、媒体ヘッダ情報および媒体履歴等、バックアップアプリケーションに有用なデータを含む書込み可能メモリとともに、一意の通し番号を有する。このため、テープ自体に媒体ヘッダ情報を提供するのではなく、カートリッジメモリにより物理的なテープカートリッジに媒体ヘッダ情報が独立して提供される。ライブラリロボットテープピッカは、カートリッジメモリリーダを搭載し、それにより、ライブラリが物理インベントリを実行する間に、搭載するリーダを用いて、ピッカが近接するテープカートリッジの各々のカートリッジメモリを読み出すことにより、論理インベントリを実行することも可能となる。このように、物理インベントリ情報が収集されると、それぞれのテープカートリッジのカートリッジメモリから媒体ヘッダ情報が読出されることによって、論理インベントリが提供される。これは、各テープカートリッジをテープドライブに装填する必要なしに論理インベントリが実行され、そのため論理インベントリプロセスが劇的に高速化することを意味するため、都合がよい。しかしながら、テープライブラリはまだ、ライブラリの通常の使用を復元することができるまでに数分かかる可能性のある物理インベントリプロセスを実行しなければならない。
本発明の一態様は、複数の場所を有する少なくとも1つの格納ユニットを備えるストレージ構造であって、各場所は、機械読取可能情報を有する物品を格納するベイを有し、各ベイは、そのベイに格納された物品から機械読取可能情報を読み出すように動作可能な関連するリーダを有する、ストレージ構造を提供する。
本発明の別の態様は、複数の場所を有する格納ユニットであって、各場所は、機械読取可能情報を有する物品を格納するベイを有し、各ベイは、そのベイに格納された物品の機械読取可能情報を読み出すように動作可能なリーダを有する、格納ユニットを提供する。
本発明のさらなる態様は、ストレージ構造において物品のインベントリを提供する方法であって、ストレージ構造は、複数の場所を有し、各場所は、機械読取可能情報を有する物品を格納するベイを有し、各ベイは、そのベイに格納された物品の機械読取可能情報を読み出すように動作可能な関連するリーダを有する、方法であり、ベイに格納された物品から機械読取可能情報をリーダが読み出すステップと、読み出された情報を関連するリーダの場所と組み合わせて処理して、ストレージ構造のベイ内の物品のインベントリを提供するステップと、を含む方法を提供する。
本発明をより容易に理解することができるように、ここで、添付図面を参照して実施形態を例として説明する。
ここで図1を参照すると、本発明を具体化するストレージ構造は、複数の格納ユニット2からなるテープライブラリ1の形態であり、格納ユニット2の各々は、複数のベイまたはスロット3a〜3jを有するマガジン2の形態であり、ベイまたはスロット3a〜3j内には、テープカートリッジ4等の物品が格納される。このテープライブラリの例では、物品はテープカートリッジであるが、本発明は、光ディスク、ハードディスク、フロッピ(登録商標)ーディスクおよび他のデータ記憶媒体等の他のデジタルデータ記憶デバイスの格納に等しく適用可能である。
ライブラリ1はまた、テープカートリッジ4をベイまたはスロット3a〜3jから抜き取ってそれらを読出しまたは書込み操作のためにテープドライブ(図示せず)に挿入し、その後、テープカートリッジをその元のベイまたはスロットもしくは別の使用されていないベイまたはスロットに戻すように作動可能な、ライブラリロボットテープピッカ(図示せず)も有する。ライブラリのピッカおよびテープドライブ態様は既知であり、したがって、それ以上説明しない。本例では、ライブラリ1は、各々がテープカートリッジ4を収納することができる10個のスロット3a〜3jを有する、単一マガジン2または格納ユニットを備える。ベイ3a〜3jの各々には、関連するカートリッジメモリリーダ5a〜5jがある。各カートリッジメモリリーダ5は、そのそれぞれのベイ3内にまたはベイ3に隣接して、テープカートリッジ4がそのベイに格納されるとテープカートリッジ4の上または中に設けられたカートリッジメモリ6をカートリッジメモリリーダ5が読み出すことができる位置に配置される。本例では、カートリッジメモリリーダ5を、各スロット3の後部方向でかつその上面に配置されているように示す。
好ましくは、カートリッジメモリ6は、無線通信デバイス、たとえば、読出し可能かつ書込み可能な固体メモリを組み込んだ受動RFトランスポンダとして構成される。トランスポンダは、バックアップアプリケーションが媒体ヘッダ情報および媒体履歴等の情報を格納するために使用することができる、一意の通し番号およびアプリケーション固有のデータを有する。カートリッジメモリ6は、テープカートリッジ4内のテープに格納されたデータに対する媒体ヘッダ情報を有する。
10個のテープカートリッジ4を収納する10個のスロット3a〜3jがあるため、マガジン2には、10個のカートリッジメモリリーダ5a〜5jが設けられる。カートリッジメモリリーダ5の各々は、本例では好ましくはマガジン2の後部パネル8に配置されるマイクロプロセッサ7に接続される。そして、マイクロプロセッサ7は、同じくマガジン2の後部パネル8に配置されるI2Cインタフェース9に接続される。I2Cインタフェース9は、異なるライブラリサブシステムに情報を渡す、Hewlett Packard Surestore「Galactica」ライブラリ等のテープライブラリで使用される管理インタフェースであるため、特に適切である。
図1を参照すると、マガジン2には、ライブラリハウジング12に組み込まれたコネクタの雌側11への接続のための電気コネクタ(雄側10)が設けられ、同じく配線14を介してライブラリハウジング内に収容されるライブラリコントローラ13(中央コントローラ)への接続を可能にする。マガジン2がライブラリコントローラ13に直接接続するように、ライブラリコントローラ13自体がコネクタの雌側11を有してもよい。図1には、ライブラリコントローラ13への直接接続と配線14を介する間接接続との両方を示す。
I2Cインタフェースを介するカートリッジメモリリーダの電源および中央コントローラへの接続により、カートリッジメモリリーダ5に電力が供給され、カートリッジメモリリーダ5によってカートリッジメモリ6から収集されたカートリッジメモリ情報を読み出すために必要なインタフェースが提供される。
カートリッジメモリリーダ5は、好ましくは、リーダ5とカートリッジ4との間のいかなる物理的接続も必要とすることなく、すなわち、非接触接続により、テープカートリッジ4のカートリッジメモリ6を読み出すように構成される。
マガジン2の後部パネル8のマイクロプロセッサ7は、カートリッジメモリから、一意の通し番号、製造情報、バックアップアプリケーションヘッダ(あるいは媒体ヘッダ情報として知られる)および媒体履歴等、重要な情報を読み出すようにプログラムされる。この情報は、新たなテープカートリッジ4が、マガジンのスロットに挿入されたとして検出された場合か、またはマガジン全体が変更された場合に、カートリッジメモリ6から読み出される。
読出し動作は、好ましくは、数秒毎に行われる、スロットのカートリッジメモリの各々の一意の通し番号を読み出す定期ポーリング動作として実行される。新たな一意の通し番号が検出されると、関連するカートリッジメモリにある情報の残りを、それぞれのカートリッジメモリリーダ5によって読み出し、インタフェース9によりライブラリコントローラ13(ライブラリ1のための中央コントローラ)に提供することができる。
各テープカートリッジ4のカートリッジメモリ6に格納された媒体ヘッダ情報は、マガジン2またはユニットの各ベイまたはスロット3に関連するカートリッジメモリリーダ5によって読出し可能な機械読取可能情報を含む。テープカートリッジに少なくとも2つのデータのセットが提供されることに留意すべきである。すなわち、一方のデータのセットは、カートリッジ内のテープに格納されたデータ、通常はバックアップ情報であるが、媒体ヘッダ情報を含むデータを含み、他方のデータのセットは、テープとは別にカートリッジメモリ6(受動RFトランスポンダ)に格納された機械読取可能情報を含む。カートリッジメモリ6の機械読取可能情報は、少なくともテープに格納されたデータに対する媒体ヘッダ情報を含む。したがって、カートリッジメモリ6に格納されたデータとテープカートリッジ4内のテープに格納されたデータとの間に関連がある。したがって、カートリッジメモリリーダ5によりカートリッジメモリ6からインベントリ情報を収集することができ、それらを、ライブラリロボットの操作によらずにまたはいかなるユーザ介入も必要とすることなく、ライブラリコントローラ13が利用可能となるようにすることができる。
この定期的に行うポーリングの構成により、ユーザがいくつかのテープカートリッジを手動で交換するかまたはテープライブラリ1の「メールスロット」を通して新たなテープカートリッジを導入する場合に、変化していくインベントリを維持することができる。そして、新たに導入されたテープカートリッジ4を、ライブラリのフロントパネルコントロールを介し、ウェブベースインタフェースを介し、またはそのバックアップアプリケーションにより、既存のマガジン2のスロット3に移動させることができる。
マガジン2に搭載されたマイクロプロセッサ7は、要求があるとすぐに最新のインベントリをライブラリコントローラ13に提供するように、マガジンの各テープカートリッジ4に関するカートリッジメモリ情報の現記録を維持する。マガジン2上のマイクロプロセッサ7は、マガジンに先に存在したテープカートリッジに対する履歴的カートリッジメモリ情報を維持する必要はない。
ライブラリコントローラ13は、電源が入った時とマガジンが交換された時(たとえば、ライブラリのドアが開放され後に閉鎖されることに基づく)、ライブラリのマガジンのすべてをポーリングし、各マガジンに対し、マガジンが「ダム(dumb)」マガジンであるかまたはカートリッジメモリリーダが設けられた(すなわち、カートリッジメモリリーダ対応)マガジンであるかを検査するように動作可能である。検査は、I2Cインタフェース9を介して、期待されたマガジンアドレスにおいてバスから応答があるか否かを判断することによって行うことができる。新たに装填されたマガジン2にカートリッジメモリリーダ5が備えられている場合、ライブラリコントローラ13は、各マガジン2内のテープカートリッジ4の現ステータスに関する情報を返す場合はいつでも、マガジン2のマイクロプロセッサに格納されたカートリッジメモリ情報を含む。カートリッジメモリリーダが設けられたマガジン2の場合、ライブラリ1は、これらのマガジンに対し物理インベントリプロセスを実行する必要はない。それは、その情報がすでに、そのマガジンに対しマイクロプロセッサが保持するカートリッジメモリ情報により提供されている、すなわち、マガジンは常にいずれのテープカートリッジがいずれのスロット3内にあるかを知っているためである。
ライブラリコントローラ13はまた、マガジンマイクロプロセッサ7によって提供される診断情報に基づき、たとえば特定のスロット3に対しカートリッジメモリリーダ5に障害が発生したか否かを検出するようにエラー状態を処理することも可能であり、また、物理インベントリがマガジンマイクロプロセッサ7によって提供された情報に一致することを確実にするように随時の物理インベントリを実行することにより健全性検査(sanity check)を実施することも可能である。
バックアップアプリケーションは、各テープカートリッジをテープドライブに装填する必要があるのではなく、マガジンマイクロプロセッサによって保持される情報に基づき論理インベントリを提供することができるように、カートリッジメモリリーダ対応マガジン2に対し完全なカートリッジメモリ情報が提供されているか否かを検出する。これは、実際には、ライブラリ媒体ピッカ上にカートリッジメモリリーダを有するテープライブラリに対して必要とされるものと同じサポートである。それは、ライブラリがその物理インベントリを実行する場合に、同じカートリッジメモリ情報を収集するためである。したがって、ライブラリピッカ上のカートリッジメモリリーダを支援するバックアップアプリケーションは、比較的わずかな変更または修正でもしくはいかなる変更も修正もなく、カートリッジメモリリーダ対応マガジン2を支援することができる。
カートリッジメモリリーダ5に対応する1つまたは複数のマガジン2を組み込んだテープライブラリは、それらのマガジンに対し、いかなる媒体またはロボットピッカの移動も必要なく、実質的に即時のライブラリスロットの物理および論理インベントリを提供することができる、ということは容易に明らかなはずである。ライブラリが、カートリッジメモリリーダ5に対応するマガジン2のみを組み込んでいることは、かかるライブラリが、電源を入れた直後と新たなマガジンが装填された直後とにおいてバックアップまたは復元操作に対し用意ができており完全にオンラインであることを意味する。カートリッジメモリリーダマガジン2を、任意選択の物品として提供してもよく、そのため、特定の費用に対しカートリッジメモリリーダマガジン2を使用する高速インベントリシステムを有するべきか否かを選択するのは、顧客次第である。
上述し図1に示す例は、単一マガジン2を有するテープライブラリ1を含む。代替実施形態では、テープライブラリはマガジンを有していないが、代りに固定スロットを有し、各スロット内またはそれに隣接して、そのスロット3に挿入されたテープカートリッジ4のカートリッジメモリ6を読み出す、関連するカートリッジメモリリーダが配置されている。
ここで図2を参照すると、カートリッジメモリリーダ5に対応しない既知のマガジン2が使用されている。マガジン2は、マイクロプロセッサ7、インタフェース9、コネクタ部10およびカートリッジメモリリーダ5を有するパネル8に当接し好ましくはそれにロックするように、ライブラリ内に挿入される。カートリッジメモリリーダ5の位置は、スロット3に挿入されたテープカートリッジ4のカートリッジメモリ6を読み出すことができるように、マガジンのそれぞれのスロット3と位置合せされる。この構成により、ライブラリ1は、媒体移動なしにかつリーダ5がライブラリインフラストラクチャの一部として提供されるためマガジン2の費用を増大させる必要なく、論理および物理インベントリから利益を得ることができる。パネル8は、取外し可能なパネルであってもよく、あるいは、ライブラリハウジング内に固定されるかまたはその一部であるパネルであってもよい。
テープライブラリまたは他のストレージ構造は、カートリッジメモリリーダ5が設けられるマガジン2またはパネル8の混合物を組み込んでも組み込まなくてもよい。したがって、カートリッジメモリリーダ対応であるライブラリのマガジン2の高速インベントリが可能であるが、カートリッジメモリリーダ対応でないマガジン2に対して従来のインベントリを実行する必要がある。
ポーリング操作はルーチンである必要はないが、電源を入れた時、テープカートリッジ4またはマガジン2の既知の変更が行われた直後、または特定のユーザ要求があった時に、インベントリが要求される限り、ルーチンであってもよい。
本明細書では、「備える」とは「含むまたは構成される」を意味し、「備えている」とは「含んでいるまたは構成されている」を意味する。
必要に応じて、上述した説明、もしくは特許請求の範囲、もしくはそれらの特定の形態でまたは開示された機能を実行する手段に関して表現された添付図面、もしくは開示された結果を達成する方法またはプロセスに開示された特徴を、本発明をその異なる形態で実現するために、別個で利用するかまたはかかる特徴の任意の組合せで利用することができる。
1:ライブラリ
2:格納ユニット
3a〜3j:スロット
4:テープカートリッジ
5a〜5j:カートリッジメモリリーダ
6:カートリッジメモリ
7:マイクロプロセッサ
8:後部パネル
9:I2Cインタフェース
10、11:電気コネクタ
12:ライブラリハウジング
13:ライブラリコントローラ
2:格納ユニット
3a〜3j:スロット
4:テープカートリッジ
5a〜5j:カートリッジメモリリーダ
6:カートリッジメモリ
7:マイクロプロセッサ
8:後部パネル
9:I2Cインタフェース
10、11:電気コネクタ
12:ライブラリハウジング
13:ライブラリコントローラ
Claims (19)
- 複数の場所を有する少なくとも1つの格納ユニットであって、各場所は、機械読取可能情報を有するトランスポンダを備えた物品を格納するベイを有する、少なくとも1つの格納ユニットと、
複数のリーダであって、少なくとも1つのリーダが、前記格納ユニットの各ベイに関連し、機械読取可能情報を読み出すために該関連するベイに格納された物品のトランスポンダと無線で通信するように動作可能である、複数のリーダと、
を具備するストレージ構造。 - 前記トランスポンダが、読出し可能かつ書込み可能なメモリを有し、前記リーダが、前記トランスポンダに対し、機械読取可能情報を読み出しおよび書き込むよう動作可能である、請求項1に記載のストレージ構造。
- 前記リーダが、コントローラに接続可能であり、それにより、前記格納ユニットに格納された物品の機械読取可能情報が該コントローラによって処理されることを可能にする、先行する請求項のいずれか1項に記載のストレージ構造。
- 前記リーダに接続されたマイクロプロセッサと、該マイクロプロセッサを前記コントローラに接続するインタフェースと、をさらに具備する、請求項4に記載のストレージ構造。
- 前記リーダが、前記格納ユニットに取り付けられる、先行する請求項のいずれか1項に記載のストレージ構造。
- 前記リーダが、前記格納ユニットから分離して、該格納ユニットの前記関連するベイに隣接した位置に取り付けられる、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のストレージ構造。
- 前記または各格納ユニットが、当該ストレージ構造から取外し可能である、先行する請求項のいずれか1項に記載のストレージ構造。
- 前記格納ユニットに格納された少なくとも1つの物品をさらに具備し、該少なくとも1つの物品は、第1のデータセットを格納するテープを有するテープカートリッジと、第2のデータセットを格納するメモリを組み込んだトランスポンダと、を備え、該第2のデータセットは、前記テープに格納された前記第1のデータセットに関連する機械読取可能情報を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載のストレージ構造。
- 前記格納ユニットに格納された少なくとも1つの物品をさらに具備し、該少なくとも1つの物品は、光ディスク、ハードディスク、またはフロッピーディスクを含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のストレージ構造。
- 各場所が、機械読取可能情報を有するトランスポンダを備えた物品を格納するベイを有する、複数の場所と、
少なくとも1つのリーダが、当該格納ユニットの各ベイに関連し、機械読取可能情報を読み出すために、該関連するベイに格納された物品のトランスポンダと無線で通信するように動作可能である、複数のリーダと、
を具備する格納ユニット。 - 前記トランスポンダが、読出し可能かつ書込み可能なメモリを有し、前記リーダが、前記トランスポンダに対し機械読取可能情報を読み出しおよび書き込むよう動作可能である、請求項1に記載の格納ユニット。
- 前記リーダに接続されたマイクロプロセッサと、前記格納ユニットに格納された物品の機械読取可能情報を処理するために、前記マイクロプロセッサをコントローラに接続するインタフェースと、をさらに具備する、請求項10または11に記載の格納ユニット。
- 複数の場所を有する少なくとも1つの格納ユニットであって、各場所は、機械読取可能情報を有するトランスポンダを備えたデジタルデータ記憶デバイスを格納するベイを有する、少なくとも1つの格納ユニットと、
少なくとも1つのリーダが、前記格納ユニットの各ベイに関連し、機械読取可能情報を読み出すために該関連するベイに格納されたデジタルデータ記憶デバイスのトランスポンダと無線で通信するように動作可能である、複数のリーダと、
を具備するデジタルデータ記憶デバイスライブラリ。 - 前記トランスポンダが、読出し可能かつ書込み可能なメモリを有し、前記リーダが、前記トランスポンダに対し機械読取可能情報を読み出しおよび書き込むよう動作可能である、請求項13に記載のライブラリ。
- ストレージ構造において物品の場所および/または格納された内容のインベントリを作成または取得する方法であって、該ストレージ構造は、複数の場所を有し、各場所は、機械読取可能情報を有するトランスポンダを備えた物品を格納するベイを有し、各ベイは、機械読取可能情報を読み出すために該ベイに格納された物品のトランスポンダと無線で通信するように動作可能な関連するリーダを有し、
無線通信により、前記ベイに格納された物品から前記機械読取可能情報を前記リーダが読み出すステップと、
前記読み出された情報を前記関連するリーダの場所と組み合わせて処理して、前記インベントリを提供するステップと、
を含む、方法。 - 前記ストレージ構造が、複数の場所を有する少なくとも1つの格納ユニットを備え、格納ユニットが前記ストレージ構造から取り除かれるかまたは該ストレージ構造に導入されると、インベントリを取得するステップ、をさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 前記ストレージ構造が、複数の場所を有する少なくとも1つの格納ユニットと、格納ユニットを前記ストレージ構造から取り除くかまたは該ストレージ構造に導入するために開放されるドアと、を備え、該ドアが開放されると前記インベントリを取得するステップ、をさらに含む、請求項15または16に記載の方法。
- 実質的に、添付図面を参照して本明細書で説明されかつ添付図面に示されるようなストレージ構造。
- 実質的に、添付図面を参照して本明細書で説明されかつ添付図面に示されるような格納ユニット。
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