JPH04372768A - ライブラリ型光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はライブラリ型光ディスク
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のライブラリ型光ディスク
装置は、媒体が長期間使用されると、媒体が劣化して媒
体に記録されているデータの読み出しが出来なくなる。 この為各媒体の使用期間を記録したファイルを運用者が
見ることにより、使用開始より一定期間が過ぎた媒体を
見つけ出して、新しい媒体に書き換えて媒体を交換する
事を指示する必要があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のライブ
ラリ型光ディスク装置は、劣化した媒体を新しい媒体と
交換するのに、運用者からの指示が必要であり自動化さ
れていないという欠点がある。また、媒体の劣化は環境
により変化するため使用期間だけでは劣化の進み具合い
が判断できないという欠点がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】第１の発明のライブラリ
型光ディスク装置は、多数の媒体を収容する棚を持つ倉
庫と、媒体にデータを書き込んだり書かれているデータ
を読むデッキと、媒体を前記棚より取り出し、前記デッ
キの位置まで移送して、そのデッキに媒体を装填するア
クセッサを備えたライブラリ型光ディスク装置において
、前記デッキにて前記媒体に書かれたデータを読んだと
きにその時のリードエラーのレートを算出するエラーレ
ート算出部と、エラーレートが定められた値を越えたと
きに自動的に新しい媒体に交換する制御部と、前記新し
い媒体にラベルを書き込むラベル記入部とを含んで構成
される。

【０００５】第２の発明のライブラリ型光ディスク装置
は、多数の媒体を収納する棚を持つ倉庫（１）と、未使
用の新しい媒体を収容する棚を持つ倉庫（２）と、媒体
にデータを記録したり又は記録されたデータを読むデッ
キ（３），（４）と、新しい媒体にボリームのラベル名
を記入するラベル記入部（５）と、劣化した古い媒体を
破棄するための排出口（６）と、倉庫（１），（２），
デッキ（３），（４），ラベル記入部（５），排出口（
６）の間を媒体を移送させるアクセッサ（７）と、媒体
の読み取り時のエラーレートを算出するエラーレート算
出部（８）と、デッキ（３），（４）とラベル記入部（
５）とアクセッサ（７）を制御し媒体の交換を司る制御
部（９）とを含んで構成される。

【０００６】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。

【０００７】図１は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。図１に示すライブラリ型光ディスク装置は、
多数の媒体を収納する棚を持つ倉庫１と、未使用の新し
い媒体を収容する棚を持つ倉庫２と、媒体にデータを記
録したり又は記録されたデータを読むデッキ３，４と、
新しい媒体にボリームのラベル名を記入するラベル記入
部５と、劣化した古い媒体を破棄するための排出口６と
、倉庫１，２，デッキ３，４，ラベル記入部５，排出口
６の間を媒体を移送させるアクセッサ７と、媒体の読み
取り時のエラーレートを算出するエラーレート算出部８
と、デッキ３，４とラベル記入部５とアクセッサ７を制
御し媒体の交換を司る制御部９とを含んで構成される。

【０００８】次に本実施例の動作について説明する。あ
る媒体のデータを読み出すとき、まず制御部９の指示に
よりアクセッサ７は倉庫１よりその媒体を取り出しデッ
キ３へ装填する。次にデッキ３より媒体上の必要なデー
タが読み取られる。この時、媒体の欠陥により読み取っ
たデータに一部間違いがある場合がある。データの間違
いが小さい場合にはエラーコレクションコード等により
修正される。

【０００９】しかし、データの誤りが大きいと修正が不
可能となり読み取り不能となる。そこで媒体の読み取り
データのエラーレートをエラーレート算出部８で算出し
、算出されたそのエラーレートが定められた値を越えて
いたらその媒体は劣化が進んでいるとして制御部９へ媒
体の交換を指示する。その指示を受けた制御部９は、倉
庫２より新しい媒体をアクセッサ７で取り出してデッキ
４へ装填する。

【００１０】次にデッキ３に装填された媒体のデータを
読み取り、そのデータをデッキ４に装填された新しい媒
体に書き移す。デッキ３に装填されている媒体は、アク
セッサ７により取り出されて排出口６より破棄される。 デッキ４に装填されている媒体は、通常の読み取りが終
了した後アクセッサ７によって取り出されてラベル記入
部５へ移送される。ラベル記入部５でその媒体のボリー
ムのラベルが媒体のケースの表面に印字される。次にこ
の媒体は、倉庫１の元の媒体が格納されていた棚の同じ
位置に戻される。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、媒体の劣
化が進行して書き込まれているデータが読みだし不能と
なる前に自動的に新しい媒体にデータを書き換えること
により、劣化して媒体に書き込まれているデータが読み
だし不能となることが無いという効果がある。また、媒
体上に書き込まれているデータを失うことが無くなる為
、失ったデータの復旧を行う必要が無いという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【符号の説明】

１，２　　　　倉庫 ３，４　　　　デッキ ５　　　　ラベル記入部 ６　　　　排出口 ７　　　　アクセッサ ８　　　　エラーレート算出部 ９　　　　制部部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】多数の光ディスク媒体（以下媒体と称す）
   を収容する棚を持つ倉庫と、媒体にデータを書き込んだ
   り書かれているデータを読むデッキと、媒体を前記棚よ
   り取り出し、前記デッキの位置まで移送して、そのデッ
   キに媒体を装填するアクセッサを備えたライブラリ型光
   ディスク装置において、前記デッキにて前記媒体に書か
   れたデータを読んだときにその時のリードエラーのレー
   トを算出するエラーレート算出部と、エラーレートが定
   められた値を越えたときに自動的に新しい媒体に交換す
   る制御部と、前記新しい媒体にラベルを書き込むラベル
   記入部とを含むことを特徴とするライブラリ型光ディス
   ク装置。
2. 【請求項２】多数の媒体を収納する棚を持つ倉庫（１）
   と、未使用の新しい媒体を収容する棚を持つ倉庫（２）
   と、媒体にデータを記録したり又は記録されたデータを
   読むデッキ（３），（４）と、新しい媒体にボリームの
   ラベル名を記入するラベル記入部（５）と、劣化した古
   い媒体を破棄するための排出口（６）と、倉庫（１），
   （２），デッキ（３），（４），ラベル記入部（５），
   排出口（６）の間を媒体を移送させるアクセッサ（７）
   と、媒体の読み取り時のエラーレートを算出するエラー
   レート算出部（８）と、デッキ（３），（４）とラベル
   記入部（５）とアクセッサ（７）を制御し媒体の交換を
   司る制御部（９）とを含むことを特徴とするライブラリ
   型光ディスク装置。