JP2005332444A - ライブラリ装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体の保管、記録又は再生に用いるライブラリ装置に関し、記録媒体の装置内でのクリーニング処理を目的とする。また、他の目的は、記録媒体のクリーニング処理により記録再生部の汚染を防止することにある。
【解決手段】 筐体部(12)と、この筐体部に設置されて記録媒体(テープ媒体14)にデータを記録し又は記録媒体からデータを再生する記録再生部(22)と、筐体部に設置されて記録再生部から吐き出された記録媒体をクリーニングするクリーニング部(28)とを備えた構成である。記録再生部からデータチェックエラー等により吐き出された記録媒体は、記録再生部と共通の筐体部に設置されているクリーニング部に搬送されてクリーニングされる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、カートリッジに収納された磁気テープ等の記録媒体の保管、記録、再生に用いるライブラリ装置に関し、特に、装置内で記録媒体を清浄化するライブラリ装置及びその制御方法に関する。
従来、ライブラリ装置は、記録媒体である磁気テープを保管し、その磁気テープを装置内の記録再生装置にロードさせて、データの書込み又は読出しに用いられる。カートリッジ記録媒体は磁気テープをカートリッジ化したものである。そして、磁気テープの汚れは、データの読出しや書込み精度の低下やドロップアウト等、データの記録・再生特性を劣化させる原因になるので、そのクリーニングは不可欠である。
このような磁気テープのクリーニングに関し、次のような先行特許文献が存在する。
特開平10−64241号公報 特開平06−168425号公報 特許文献1に開示されたクリーニング装置及びクリーニング方法では、カートリッジに2本のクリーニングテープを備え、これらクリーニングテープに磁気テープを挟み、磁気テープと各クリーニングテープとを異なる速度で走行させることにより、磁気テープをクリーニングする構成である。
また、特許文献2では、磁気記録再生装置の磁気ヘッドの障害発生時における機能回復処理と、警告とを適切に行えるようにしたものであって、磁気ヘッドの磨耗量と汚れ具合とを検出し、その検出結果に応じて警告を発するとともに、磁気記録再生装置にクリーニングテープを装填する構成である。
ところで、ライブラリ装置における磁気テープのローディング処理について、図1を参照して説明する。図1は、ライブラリ装置の記録再生部を示している。
このライブラリ装置2には複数の記録再生装置4が設置され、これら記録再生装置4について、説明上、ロードされる順番として#0、#1、#2、#3とする。6は、記録再生装置4にロードされるテープ媒体として磁気テープ、8は、記録再生装置4をクリーニングするクリーニングテープである。
磁気テープ6のデータ読出しにおいて、磁気テープ6のデータ記録面が汚れている場合、その汚れがゴミの付着による場合には、その磁気テープ6を記録再生装置4(#0)にロードすると、そのゴミが磁気テープ6から記録再生装置4(#0)の記録再生用ヘッドに付着することになる。ゴミの付着した記録再生用ヘッドの使用を継続すると、処理途中に磁気テープ6からデータを読むことができなくなり、データチェックエラーを生ずる。その原因が磁気テープ6にあるのか、記録再生装置4にあるのかが判断できないため、処理途中で磁気テープ6が記録再生装置4(#0)から吐き出され、その磁気テープ6は、記録再生装置4(#1)に再度ロードされる。磁気テープ6に汚れがある場合、再ロードされた記録再生装置4(#1)の記録再生用ヘッドを汚すことになり、磁気テープ6が再び吐き出されることになる。データの読出しが続行されると、磁気テープ6は、ロード、吐出しの繰り返しの後、最終的な処理ができない不良媒体としてライブラリ装置2から排出される。図1に示す矢印a、b、c、dにおいて、aは磁気テープ6のロード、bは吐出し、cは排出、dはクリーニングテープ8のロードを示す。
このような処理の後、不良媒体としてライブラリ装置2から排出された場合、磁気テープ6の使用可否の判断が遅れるとともに、ライブラリ装置2から排出までの処理時間が長く、無駄である。また、3〜4台の記録再生装置4にロードされた場合、磁気テープ6の汚れが転移し、記録再生用ヘッドを汚染させる。また、記録再生装置4(#0〜#3)の記録再生用ヘッドのクリーニング処理が走行距離を条件としている場合には、記録再生用ヘッドが汚れても、走行距離が所定距離に満たないと、クリーニングテープ8をロードさせることができない。
このように、磁気テープの汚れが複数の記録再生装置の記録再生用ヘッドを汚染させ、磁気テープの使用可否の判断が遅延すること等の不都合を回避するという課題について、特許文献1、2にはその開示や示唆はなく、その解決手段についての記載もない。
そこで、本発明は、記録媒体の保管、記録又は再生に用いるライブラリ装置に関し、記録媒体の装置内でのクリーニング処理を目的とする。
また、本発明の他の目的は、記録媒体のクリーニング処理によって記録再生部の汚染を防止することにある。
上記目的を達成するため、本発明のライブラリ装置は、筐体部と、この筐体部に設置されて記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生部と、前記筐体部に設置されて前記記録再生部から吐き出された前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部とを備えた構成である。斯かる構成とすれば、記録再生部からデータチェックエラー等により記録媒体が吐き出されると、その記録媒体は記録再生部と共通の筐体部に設置されているクリーニング部に搬送され、クリーニングされる。この結果、記録媒体の汚れが迅速に除去されるので、再ロードによる記録再生部の汚染が未然に防止される。
上記目的を達成するため、本発明のライブラリ装置は、データを記録する記録媒体を保管する保管部と、前記記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生装置と、これら記録再生装置と前記保管部との間で前記記録媒体を搬送する搬送部と、この搬送部より搬送される前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部と、データエラーの感知によって前記記録再生装置から吐き出された前記記録媒体を前記搬送部で前記クリーニング部に搬送させ、クリーニングさせる制御部とを備えた構成としてもよい。
斯かる構成とすれば、保管部には複数の記録媒体が保管され、各記録再生装置には記録媒体が搬送され、いずれの記録再生装置によっても同様に記録又は再生が行われる。搬送部は、保管部と記録再生装置との間で記録媒体の搬送を行う。記録再生装置に記録媒体が装填されると、データの記録や再生が行われる。その再生途上でデータエラーが発生すると、その感知により、記録再生装置から記録媒体が吐き出される。吐き出された記録媒体はクリーニング部に搬送され、クリーニング処理が行われ、記録媒体の記録面にごみ等による汚れがある場合には、その汚れはクリーニング処理によって除去される。このように、データの再生時にデータエラーを感知した場合には、搬送部によりクリーニング部にその記録媒体を搬送してクリーニング処理を行うので、汚れを持つ記録媒体を他の記録再生装置に搬送することがなく、記録再生装置へ汚れを波及させることがない。
上記目的を達成するためには、前記クリーニング部は、前記記録再生装置が設置された筐体部内に設置された構成としてもよい。斯かる構成とすれば、装置内で記録媒体を清浄化できるとともに、クリーニング後の記録媒体を他の記録再生装置に搬送してデータ再生を行える。クリーニング後の記録媒体を他の記録再生装置に搬送してデータ再生を行った場合に、データエラーを生じた場合には、記録媒体の不良として容易に知ることが可能になる。
上記目的を達成するためには、前記クリーニング部は、搬送された前記記録媒体の媒体面から汚れを除去するクリーニング体と、このクリーニング体を前記記録媒体と異なる走行速度で走行させ、かつ、前記記録媒体の記録面に押し当てるクリーニング機構部とを備えた構成としてもよい。
上記目的を達成するためには、前記クリーニング部は、搬送された前記記録媒体の媒体面から汚れを除去する第1及び第2のクリーニング体と、前記記録媒体の一面側に前記第1のクリーニング体を当てるとともに、前記記録媒体と異なる走行速度で走行させる第1のクリーニング機構部と、前記記録媒体の他面側に前記第2のクリーニング体を当てるとともに、前記記録媒体と異なる走行速度で走行させる第2のクリーニング機構部とを備えた構成としてもよい。
上記目的を達成するためには、前記制御部は、データエラーを感知した前記記録再生装置を閉鎖し、閉鎖中の記録再生装置に対する前記記録媒体の搬送を禁止する構成としてもよい。斯かる構成とすれば、データエラーを感知した記録再生装置に記録媒体を搬送することによる汚れの波及を防止できる。
上記目的を達成するためには、前記制御部は、前記搬送部によりクリーニング体を閉鎖中の前記記録再生装置に搬送させて記録再生用ヘッドをクリーニングし、前記記録再生装置の閉鎖を解除する構成としてもよい。斯かる構成とすれば、閉鎖中の記録再生装置にクリーニング体を搬送し、記録再生用ヘッドのクリーニングの後、記録再生装置の閉鎖を解除すれば、汚れの転移を抑制できる。
上記目的を達成するため、本発明のライブラリ装置は、データを記録する記録媒体を収納したカートリッジを保管する保管部と、前記カートリッジを搬送する搬送部と、前記記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生部と、前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部と、前記記録再生部から排出された前記カートリッジを前記搬送部により前記クリーニング部に搬送させ、前記記録媒体のクリーニングをさせる制御部とを備えた構成である。即ち、記録媒体は、カートリッジに収納して保管部に保管する構成としてもよい。
上記目的を達成するためには、前記カートリッジの前記記録再生部から前記クリーニング部への搬送は、データエラーの検知により行われる構成としてもよい。
上記目的を達成するため、本発明のライブラリ装置の制御方法は、複数の記録再生装置のいずれかに記録媒体をロードしてデータの記録又は再生をする処理と、前記記録又は再生中にデータエラーを生じた場合、前記記録媒体をクリーニングする処理と、クリーニング処理された前記記録媒体を前記データエラーを生じた記録再生装置を除く他の記録再生装置にロードしてデータの記録又は再生をする処理とを含む構成である。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 記録再生部から吐き出された記録媒体をクリーニングして復旧させることができ、汚れのある記録媒体を再ロードすることがないので、汚れの波及を防止できる。
(2) データエラーの発生に対応して記録媒体を迅速にクリーニングできるので、データの記録又は再生の安定化を図ることができる。
(3) 記録再生部からの記録媒体の吐き出しに応じて記録媒体のクリーニング処理をし、その処理と平行して記録再生装置を閉鎖して記録媒体の搬送を禁止し、クリーニング処理した後、その閉鎖を解除する構成とすれば、汚れの波及を防止でき、データの記録又は再生の安定化を図ることができる。
(4) ライブラリ装置の保守管理の簡略化を図ることができる。
本発明の実施形態について、図2及び図3を参照して説明する。図2はライブラリ装置の外観を示す斜視図、図3はライブラリ装置の内部構造の概要を示す斜視図である。
ライブラリ装置10の筐体部12には、記録媒体としてのテープ媒体14(図6)や、クリーニング体としてのクリーニングテープ16(図6)を保管する媒体保管部18、テープ媒体14を搬送する搬送部20、記録又は再生を行う記録再生部22等を備えている。テープ媒体14は、例えば、カートリッジ36(図11)に収納されて媒体保管部18に保管される。また、クリーニングテープ16(図6)は、記録再生部22の記録再生用ヘッドをクリーニングするヘッドクリーニング体を構成している。記録再生部22には、テープドライブ装置として複数の記録再生装置24が設置されている。そこで、テープ媒体14は、搬送部20によって搬送されて記録再生装置24にロードされてデータの磁気記録が行われた後、媒体保管部18に保管され、また、この媒体保管部18から記録再生装置24にロードされてデータの読出しの後、媒体保管部18の所定箇所に搬送されて保管される。
次に、このライブラリ装置10の記録再生部22について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、記録再生部22及びクリーニング部を示す分解斜視図、図5は記録再生部22の構成及びクリーニング部を示すブロック図である。
記録再生部22には複数の棚部26が設置され、各棚部26の上部空間には記録再生装置24が設置される。この実施形態では、記録再生部22の下段側に設定されたクリーニング部28にはクリーニングドライブ装置30が設置されている。クリーニングドライブ装置30は、記録媒体であるテープ媒体14をクリーニングするクリーニング装置である。このように、ライブラリ装置10にクリーニングドライブ装置30が内蔵されているので、テープ媒体14は、ライブラリ装置10内のクリーニングドライブ装置30で清浄化が可能である。
また、記録再生部22には複数の記録再生装置24が設置されており、#0、#1、#2、#3はテープ媒体14のロード順の一例を表している。
次に、クリーニングドライブ装置30を備えたライブラリ装置10について、図6を参照して説明する。図6は、ライブラリ装置10の概要を示すブロック図である。
このライブラリ装置10には、既述の通り、筐体部12(図1、2)内に媒体保管部18、搬送部20、記録再生部22、クリーニング部28等を備え、搬送部20、記録再生部22の各記録再生装置24、クリーニング部28のクリーニングドライブ装置30等を制御する制御部32が備えられている。制御部32は、筐体部12内に設置してもよく、その外部に設置されてもよい。制御部32は、プロセッサ、記憶装置等を備え、データの記録又は再生の指令等を受け、媒体保管部18からテープ媒体14やクリーニングテープ16の搬送指示を搬送部20に付与し、記録再生部22に対してデータの記録又は再生の指示を与え、クリーニングドライブ装置30に動作指令を付与する。また、記録再生装置24を通じてデータチェック(エラー)を感知し、その感知に基づき、データエラーを生じている記録再生装置24の閉鎖、その解除等の各種の制御を司る。搬送部20は、媒体保管部18に保管されているテープ媒体14、媒体保管部18に保管すべきテープ媒体14を搬送する搬送機構を備え、制御部32からの指示に基づき、所定の保管場所からテープ媒体14を引き出し、又は、指示された保管場所にテープ媒体14を収納する。
次に、テープ媒体の処理等について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、テープ媒体の記録再生、クリーニング処理等の概要を示すフローチャートであり、図8は、記録再生部におけるテープ媒体の処理及びクリーニング処理を示している。
制御部32は図示しないホストコンピュータからデータの読み書き指示があるまで待機しており(ステップS1)、読み書き指示に基づき、搬送部20により所定のテープ媒体14が媒体保管部18から搬送され、例えば、記録再生装置24(#0)にテープ媒体14がロードされる(ステップS2)。テープ媒体14がロードされると、記録再生装置24(#0)では、その記録再生用ヘッドによりデータの読み書きが行われ(ステップS3)、このデータ処理の途上でデータの読み書きが可能か否かが判定され(ステップS4)、データチェック(エラー)が生じなければ、データの読み書き処理が続行され(ステップS5)、読み書き処理が完了すると(ステップS6)、ステップS1に戻る。この場合、読み書き処理の完了により、テープ媒体14はアンロードされ、搬送部20により媒体保管部18の所定位置に搬送され、保管される。
記録再生装置24(#0)でデータエラーが発生すると(ステップS4)、ロード中のテープ媒体14の吐出しが行われ(ステップS7)、データエラーを感知した記録再生装置24(#0)を閉鎖し、そのクリーニング処理が行われる(ステップS8)(図9)。
記録再生装置24(#0)から吐き出されたテープ媒体14は、クリーニング処理により清浄化される(ステップS9)。このクリーニング処理では、そのテープ媒体14が搬送部20によりクリーニング部28のクリーニングドライブ装置30にロードされ、テープ媒体14を走行させながら、その記録面を全長に亘って清掃が行われる。
クリーニング処理を完了したテープ媒体14は、記録再生装置24(#1)にロードされ(ステップS10)、テープ媒体14がロードされた記録再生装置24(#1)では、その記録再生用ヘッドによりデータの読み書きが行われ(ステップS11)、このデータ処理の途上でデータの読み書きが可能か否かが判定され(ステップS12)、データチェック(エラー)が生じなければ、データの読み書き処理が続行され(ステップS13)、読み書き処理が完了すると(ステップS14)、ステップS1に戻る。この読み書き処理の完了により、テープ媒体14はアンロードされ、搬送部20により媒体保管部18の所定位置に搬送され、保管されることになる。
ところで、記録再生装置24(#1)でデータエラーを感知した場合には(ステップS12)、記録再生装置24(#0)と記録再生装置24(#1)の双方でデータエラーを感知したことになり、既述の通り、クリーニング処理をしたテープ媒体14が記録再生装置24(#1)に変更しても、データエラーを回避することができなかったことを意味する。これは、テープ媒体14のゴミ等の汚れに起因するデータエラーではなく、テープ媒体14の媒体不良である(ステップS15)。この場合には、ライブラリ装置10から不良のテープ媒体14の排出を行い(ステップS16)、記録再生装置24(#1)の閉鎖及びその閉鎖解除処理を実行し(ステップS17)(図10)、ステップS1に戻る。
そして、ステップS8の処理中において、他の読み書き指示の到来が予想される。この場合には、その途上で読み書き指示があるか否かを判定し(ステップS18)、閉鎖中以外の記録再生装置24として例えば、記録再生装置24(#2)が選択され、記録再生装置24(#2)に搬送部20より搬送されたテープ媒体14をロードし(ステップS19)、データの読み書き処理が行われ(ステップS20)、その処理完了(ステップS21)の後、ステップS9に戻る。なお、ステップS17の処理中においても、他の読み書き指示の到来が予想される。この場合にも同様にステップS18、S19、S20、S21の処理が実行され、ステップS1に戻る。
上記処理における、テープ媒体14及びクリーニングテープ16の搬送について、図8を参照して説明すると、媒体保管部18から搬送されたテープ媒体14は記録再生装置24(#0)にロードされ(矢印A)、データエラー感知によって吐き出され(矢印B)、データエラーを生じたテープ媒体14はクリーニングドライブ装置30に搬送され(矢印C、D)、クリーニング処理を施された後、記録再生装置24(#1)に搬送され(矢印E、F)、ロードされる。また、データエラーを生じた記録再生装置24(#0)には、媒体保管部18から搬送されたクリーニングテープ16がロードされ(矢印G、H)、クリーニング処理が実行される。
次に、記録再生装置の閉鎖後のクリーニング処理(ステップS8、S17)について、図9及び図10を参照して説明する。図9は、記録再生装置24(#0)のクリーニング処理を示すフローチャート、図10は、記録再生装置24(#1)のクリーニング処理を示すフローチャートである。
記録再生装置24(#0)のクリーニング処理では、図9に示すように、搬送部20により媒体保管部18からクリーニングテープ16を記録再生装置24(#0)に搬送させてロードし(ステップS31)、クリーニングテープ16を走行させて記録再生装置24(#0)の記録再生用ヘッドをクリーニングし(ステップS32)、クリーニング処理の完了により、閉鎖中の記録再生装置24(#0)の閉鎖解除を行い(ステップS33)、記録再生装置24(#0)を復旧させる。
また、記録再生装置24(#1)のクリーニング処理では、図10に示すように、搬送部20により媒体保管部18からクリーニングテープ16を記録再生装置24(#1)に搬送させてロードし(ステップS41)、クリーニングテープ16を走行させて記録再生装置24(#1)の記録再生用ヘッドをクリーニングし(ステップS42)、クリーニング処理の完了により、閉鎖中の記録再生装置24(#1)の閉鎖解除を行い(ステップS43)、記録再生装置24(#1)を復旧させる。
以上説明したライブラリ装置の制御について、特徴事項を列挙すれば、次の通りである。
(1) 複数の記録再生装置24のいずれかにテープ媒体14をロードしてデータエラーを感知した場合には、データエラーを生じた記録再生装置24を閉鎖し、クリーニング処理を完了するまで、テープ媒体14のロードを禁止する。これにより、テープ媒体14の汚れによる汚染が予想される記録再生装置24の使用を禁止し、他のテープ媒体14及び記録再生装置24の汚染を防止できる。テープ媒体14の汚れによる汚染を最小限に抑えることができる。
(2) 複数の記録再生装置24のいずれかにテープ媒体14をロードしてデータエラーを感知した場合には、データエラーを生じたテープ媒体14のクリーニング処理を行い、クリーニング処理の完了後、データエラーを生じた記録再生装置24を除いて他の記録再生装置24にロードし、データエラーを生じなければ、そのテープ媒体14の汚れは解消したことになる。また、記録再生装置24を変更しても、データエラーを生じた場合には、そのテープ媒体14に異常があり、媒体不良としてテープ媒体14を排出させる。即ち、記録再生装置24の変更の際に、テープ媒体14のクリーニング処理を介在させるので、テープ媒体14側の異常か記録再生装置24側の異常かを短時間に判断することが可能になり、この結果、処理の迅速化に寄与することになる。
(3) データエラーを生じた記録再生装置24を閉鎖させた際に、そのクリーニング処理と、データエラーを生じたテープ媒体14のクリーニング処理とを並行処理し、異常判断とその復旧処理を同時に行え、処理の効率化及び迅速化を図ることができる。
(4) このような異常判断や復旧処理の途上で他の読み書き指示が発生した場合には、閉鎖中の記録再生装置24を除く、他の記録再生装置24を用いてデータの記録又は再生を行うことができ、処理の効率化及び迅速化を図ることができる。既述したように、テープ媒体14の汚れによる記録再生装置24の汚染を最小限に抑えているので、清浄な記録再生装置24が確保され、データ処理を中断することがない。
次に、クリーニングドライブ装置及びそのクリーニング処理について、図11及び図12を参照して説明する。図11は、クリーニングドライブ装置及びテープ媒体のロード中を示す図、図12は、テープ媒体のクリーニング動作を示す図である。
クリーニング部28に設置されたクリーニングドライブ装置30にはクリーニング機構38が設置され、このクリーニング機構38にはテープ媒体14を把持して案内するリーダロック34、テープ媒体14を巻き取るテープ巻取リール35等が設置されている。テープ媒体14は、テープ媒体カートリッジ36に収納されている。この実施形態では、記録媒体のクリーニングに用いられる媒体クリーニング体として第1及び第2のクリーニングリボン40A、40Bが設置されている。このクリーニング機構38には第1及び第2のクリーニング機構部41、42が設置されているとともに、テープ媒体14を案内する案内部としてローラガイド44、46、48が設置されている。クリーニング機構部41、42は、走行するテープ媒体14を挟むように設置されており、クリーニングリボン40Aはリール部54から巻き戻されてリボンガイド56を経てリボン巻取リール58に巻き取られ、クリーニングリボン40Bはリール部60から巻き戻されてリボンガイド62を経てリボン巻取リール64に巻き取られる構成である。また、リボンガイド62とローラガイド46との間には、走行するテープ媒体14の表面に摩擦させて異物を排除する排除部としてクリーナブレード66が設置されている。
クリーニングドライブ装置30にテープ媒体14を収納するカートリッジ36が装着されると、カートリッジ36から巻き戻されたテープ媒体14がリーダロック34に案内されてクリーニング機構38内のローラガイド44、46、48を経て巻取リール35に巻き取られる。この状態でクリーニング機構部42に対してクリーニング機構部41が対向方向(矢印I)に移動し、クリーニングリボン40A、40Bでテープ媒体14が挟み込まれ、クリーニングリボン40Aがその一面側、クリーニングリボン40Bがその他面側に押し当てられて接触した状態となる(図12)。
この状態でテープ媒体14を一定の速度V1 で走行させ、同様に、クリーニングリボン40A、40Bも一定の速度V2 で走行させる。この場合、走行速度V1 、V2 の大小関係は、V1 >V2 とし、テープ媒体14の走行に対してクリーニングリボン40A、40Bとの間に摩擦が生じるようにする。クリーニングリボン40A、40Bは、例えば、和紙で構成される。
このような走行関係により、テープ媒体14の表裏面は押し付けられて走行速度の異なるクリーニングリボン40A、40Bによってゴミ等の汚れが除去され、巻取リール35に巻き取られる。汚れによってはクリーニングリボン40A、40Bで除去できない場合もあることから、頑固な汚れはクリーナブレード66との摩擦で補完し、これにより、クリーニングの実効性が高められる。
このようなクリーニング処理により、テープ媒体14の記録面は全長に亘って清浄化される。クリーニング処理を完了したテープ媒体14は、カートリッジ36内に巻き戻された後、カートリッジ36とともに搬送部20により例えば、記録再生装置24(#1)に搬送されことは既述の通りである。
次に、上記実施形態の変形例について、以下に列挙する。
(1) 上記実施形態では、カートリッジに収納されたテープ媒体14を記録媒体として例示したが、記録媒体はテープ媒体14に限定されるものではなく、また、カートリッジとの関係についても、カートリッジに収納されたもの、カートリッジに収納されないもののいずれであってもよい。
(2) 上記実施形態では、テープ媒体14の汚れの転移による記録再生装置24の汚染を例示したが、記録再生装置24側の記録再生用ヘッドの汚れがテープ媒体14に転移し、これが原因でデータエラーが生じた場合にも、上記の処理で同様に解消することができる。
(3) また、上記実施形態では、4組の記録再生装置24を設置し、記録再生装置24(#0)から記録再生装置24(#1)へのロードを例示したが、記録再生装置24(#2)から記録再生装置24(#3)へのロードでもよく、5組以上の記録再生装置24を設置した場合でもよく、また、3組以下の記録再生装置24を設置して同様の処理を行ってもよい。
(4) 上記実施形態では、テープ媒体14のクリーニングを第1及び第2のクリーニング体としてクリーニングリボン40A、40Bを用いる場合について説明したが、クリーニングリボン以外のクリーニング体を用いたクリーニング処理により、テープ媒体14等の記録媒体を清浄化するように構成してもよい。
次に、以上述べた本発明のライブラリ装置及びその制御方法の各実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 筐体部と、
この筐体部に設置されて記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生部と、
前記筐体部に設置されて前記記録再生部から吐き出された前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部と、
を備えたことを特徴とするライブラリ装置。
(付記2) データを記録する記録媒体を保管する保管部と、
前記記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生装置と、
これら記録再生装置と前記保管部との間で前記記録媒体を搬送する搬送部と、
この搬送部より搬送される前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部と、
データエラーの感知によって前記記録再生装置から吐き出された前記記録媒体を前記搬送部で前記クリーニング部に搬送させ、クリーニングさせる制御部と、
を備えたことを特徴とするライブラリ装置。
(付記3) 前記クリーニング部は、前記記録再生装置が設置された筐体部内に設置されたことを特徴とする付記2記載のライブラリ装置。
(付記4) 前記クリーニング部は、
搬送された前記記録媒体の媒体面から汚れを除去するクリーニング体と、
このクリーニング体を前記記録媒体と異なる走行速度で走行させ、かつ、前記記録媒体の記録面に押し当てるクリーニング機構部と、
を備えた構成であることを特徴とする付記1又は2記載のライブラリ装置。
(付記5) 前記クリーニング部は、
搬送された前記記録媒体の媒体面から汚れを除去する第1及び第2のクリーニング体と、
前記記録媒体の一面側に前記第1のクリーニング体を当てるとともに、前記記録媒体と異なる走行速度で走行させる第1のクリーニング機構部と、
前記記録媒体の他面側に前記第2のクリーニング体を当てるとともに、前記記録媒体と異なる走行速度で走行させる第2のクリーニング機構部と、
を備えた構成であることを特徴とする付記1又は2記載のライブラリ装置。
(付記6) 前記制御部は、データエラーを感知した前記記録再生装置を閉鎖し、閉鎖中の記録再生装置に対する前記記録媒体の搬送を禁止することを特徴とする付記2記載のライブラリ装置。
(付記7) 前記制御部は、前記搬送部によりクリーニング体を閉鎖中の前記記録再生装置に搬送させて記録再生用ヘッドをクリーニングし、前記記録再生装置の閉鎖を解除することを特徴とする付記2記載のライブラリ装置。
(付記8) データを記録する記録媒体を収納したカートリッジを保管する保管部と、
前記カートリッジを搬送する搬送部と、
前記記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生部と、
前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部と、
前記記録再生部から排出された前記カートリッジを前記搬送部により前記クリーニング部に搬送させ、前記記録媒体のクリーニングをさせる制御部と、
を備えたことを特徴とするライブラリ装置。
(付記9) 前記カートリッジの前記記録再生部から前記クリーニング部への搬送は、データエラーの検知により行われることを特徴とする付記8記載のライブラリ装置。
(付記10) 複数の記録再生装置のいずれかに記録媒体をロードしてデータの記録又は再生をする処理と、
前記記録又は再生中にデータエラーを生じた場合、前記記録媒体をクリーニングする処理と、
クリーニング処理された前記記録媒体を前記データエラーを生じた前記記録再生装置を除く他の記録再生装置にロードしてデータの記録又は再生をする処理と、
を含むことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記11) 前記記録媒体の前記クリーニングは、
前記記録媒体の媒体面から汚れを除去するクリーニング体を前記記録媒体と異なる走行速度で走行させ、かつ、前記記録媒体の記録面に押し当てることにより、前記汚れを前記クリーニング体に転移させる処理であることを特徴とする付記10記載のライブラリ装置の制御方法。
(付記12) 前記記録媒体の前記クリーニングは、
前記記録媒体の媒体面から汚れを除去する複数のクリーニング体を使用し、これらクリーニング体を前記記録媒体の一面側及び他面側に押し当てて前記記録媒体と異なる走行速度で走行させる処理であることを特徴とする付記10記載のライブラリ装置の制御方法。
(付記13) 前記記録再生装置は、クリーニング体のロードにより記録再生用ヘッドをクリーニングすることを特徴とする付記10記載のライブラリ装置の制御方法。
(付記14) 複数の記録再生装置を備えるとともに、記録媒体を保管する保管部から前記記録媒体を前記記録再生装置に搬送部を以て搬送することにより、データの記録又は再生を行うライブラリ装置の制御方法であって、
データエラーの感知によって処理中の記録再生装置から記録媒体を吐き出させる処理と、
前記記録再生装置から吐き出された前記記録媒体を前記搬送部によりクリーニング部に搬送させてクリーニングする処理と、
前記データエラーを感知した前記記録再生装置を閉鎖し、閉鎖中の記録再生装置に対する前記記録媒体の搬送を禁止する処理と、
クリーニングした前記記録媒体を閉鎖中以外の前記記録再生装置に搬送する処理と、
を含むことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、装置内に記録再生部とクリーニング部とを併設し、データエラーを感知したとき、記録媒体のクリーニング処理を先行させて再ロードするので、記録媒体の汚れを記録再生部に波及させることがなく、クリーニング処理の迅速化、データ処理の安定化、ライブラリ装置の保守管理の容易化等に寄与し、有用である。
複数の記録再生装置の汚染形態等を示す図である。 本発明の実施形態に係るライブラリ装置の概要を示す斜視図である。 実施形態に係るライブラリ装置の概要を示す斜視図である。 記録再生部、クリーニング部及びクリーニングドライブ装置を示す斜視図である。 記録再生部及びクリーニング部の構成を示すブロック図である。 ライブラリ装置の機能部を示すブロック図である。 テープ媒体の記録又は再生処理を示すフローチャートである。 記録再生部におけるテープ媒体の処理及びクリーニング処理を示す図である。 記録再生装置のクリーニング処理を示すフローチャートである。 記録再生装置のクリーニング処理を示すフローチャートである。 クリーニングドライブ装置の概要及びテープ媒体のロードを示す図である。 テープ媒体のクリーニング動作を示す図である。
符号の説明
10 ライブラリ装置
14 テープ媒体
16 クリーニングテープ(クリーニング体)
20 搬送部
22 記録再生部
24 記録再生装置
28 クリーニング部
30 クリーニングドライブ装置
32 制御部
40A、40B クリーニングリボン(クリーニング体)
38 クリーニング機構
41、42 クリーニング機構部

Claims (10)

  1. 筐体部と、
    この筐体部に設置されて記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生部と、
    前記筐体部に設置されて前記記録再生部から吐き出された前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部と、
    を備えたことを特徴とするライブラリ装置。
  2. データを記録する記録媒体を保管する保管部と、
    前記記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生装置と、
    これら記録再生装置と前記保管部との間で前記記録媒体を搬送する搬送部と、
    この搬送部より搬送される前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部と、
    データエラーの感知によって前記記録再生装置から吐き出された前記記録媒体を前記搬送部で前記クリーニング部に搬送させ、クリーニングさせる制御部と、
    を備えたことを特徴とするライブラリ装置。
  3. 前記クリーニング部は、前記記録再生装置が設置された筐体部内に設置されたことを特徴とする請求項2記載のライブラリ装置。
  4. 前記クリーニング部は、
    搬送された前記記録媒体の媒体面から汚れを除去するクリーニング体と、
    このクリーニング体を前記記録媒体と異なる走行速度で走行させ、かつ、前記記録媒体の記録面に押し当てるクリーニング機構部と、
    を備えた構成であることを特徴とする請求項1又は2記載のライブラリ装置。
  5. 前記クリーニング部は、
    搬送された前記記録媒体の媒体面から汚れを除去する第1及び第2のクリーニング体と、
    前記記録媒体の一面側に前記第1のクリーニング体を当てるとともに、前記記録媒体と異なる走行速度で走行させる第1のクリーニング機構部と、
    前記記録媒体の他面側に前記第2のクリーニング体を当てるとともに、前記記録媒体と異なる走行速度で走行させる第2のクリーニング機構部と、
    を備えた構成であることを特徴とする請求項1又は2記載のライブラリ装置。
  6. 前記制御部は、データエラーを感知した前記記録再生装置を閉鎖し、閉鎖中の記録再生装置に対する前記記録媒体の搬送を禁止することを特徴とする請求項2記載のライブラリ装置。
  7. 前記制御部は、前記搬送部によりクリーニング体を閉鎖中の前記記録再生装置に搬送させて記録再生用ヘッドをクリーニングし、前記記録再生装置の閉鎖を解除することを特徴とする請求項2記載のライブラリ装置。
  8. データを記録する記録媒体を収納したカートリッジを保管する保管部と、
    前記カートリッジを搬送する搬送部と、
    前記記録媒体にデータを記録し又は前記記録媒体からデータを再生する記録再生部と、
    前記記録媒体をクリーニングするクリーニング部と、
    前記記録再生部から排出された前記カートリッジを前記搬送部により前記クリーニング部に搬送させ、前記記録媒体のクリーニングをさせる制御部と、
    を備えたことを特徴とするライブラリ装置。
  9. 前記カートリッジの前記記録再生部から前記クリーニング部への搬送は、データエラーの検知により行われることを特徴とする請求項8記載のライブラリ装置。
  10. 複数の記録再生装置のいずれかに記録媒体をロードしてデータの記録又は再生をする処理と、
    前記記録又は再生中にデータエラーを生じた場合、前記記録媒体をクリーニングする処理と、
    クリーニング処理された前記記録媒体を前記データエラーを生じた前記記録再生装置を除く他の記録再生装置にロードしてデータの記録又は再生をする処理と、
    を含むことを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
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