JPH08254521A - 酸素濃度検出器 - Google Patents

酸素濃度検出器

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JPH08254521A
JPH08254521A JP7334008A JP33400895A JPH08254521A JP H08254521 A JPH08254521 A JP H08254521A JP 7334008 A JP7334008 A JP 7334008A JP 33400895 A JP33400895 A JP 33400895A JP H08254521 A JPH08254521 A JP H08254521A
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浩二 城野
Isao Watabe
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    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出素子の被水割れが生じ難く,組立て容易
な酸素濃度検出器を提供すること。 【解決手段】 ハウジング10と,ヒータを内蔵する検
出素子12と,上記ハウジング10と上記検出素子12
との間に介設した絶縁性のセラミックよりなるホルダ2
と,該検出素子12の外方を覆うように上記ハウジング
10に固定した保護カバー16とよりなり,かつ上記保
護カバー16はガス導入孔160を有してなる。上記検
出素子12と保護カバー16との間には,上記ホルダ2
を延設した保護筒21を配置してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,自動車エンジン等の内燃機関に
おける空燃比制御に使用する酸素濃度検出器に関する。
【0002】
【従来技術】従来,自動車エンジンの空燃比制御に使用
する酸素濃度検出器としては,後述のごとき構造のもの
が知られている。これは,ハウジングと,ヒータを内蔵
する検出素子と,上記ハウジングと上記検出素子との間
に介設した絶縁性のセラミックよりなるホルダと,該検
出素子の外方を覆うように上記ハウジングに固定した保
護カバーとよりなり,かつ上記保護カバーはガス導入孔
を有してなる酸素濃度検出器である。
【0003】上記検出素子が酸素濃度を検出するために
は,その温度が素子活性温度に達している必要がある。
このため,エンジン始動直後等の被測定ガスの温度が低
く,検出素子を被測定ガスにて加熱することができない
場合,上記酸素濃度検出器においては,ヒータにて検出
素子を加熱し,該検出素子を素子活性温度に保持してい
る。
【0004】ところで,上記酸素濃度検出器において
は,その使用中に,上記保護カバーのガス導入孔より水
分が侵入することがある。上記被測定ガスの温度が十分
高い場合には,浸入した水分は蒸発し特に問題は生じな
い。
【0005】しかしながら,上述したごとく被測定ガス
の温度が低い場合,水分は蒸発することなく検出素子に
付着する。また,検出素子はヒータによって加熱され高
温となっている。従って,付着した水分が検出素子に熱
衝撃を与え,該検出素子にクラック,割れ等の被水割れ
を生じせしめる。このため,従来,上記保護カバーを二
重構造とすることにより,該保護カバー内の検出素子へ
の水分の到達を妨げるための迷路構造とし,検出素子が
被水され難くした酸素濃度検出器もある。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記酸素濃度
検出器は保護カバーを二重としているため,部品数が増
える。また,二重の保護カバーは,該保護カバーの固定
方法や配置が難しく,製造,組付けに手間がかかる。以
上の理由により上記酸素濃度検出器は,製造コストが高
くなる。
【0007】本発明は,かかる問題点に鑑み,検出素子
の被水割れが生じ難く,組立て容易な酸素濃度検出器を
提供しようとするものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,ハウジングと,
ヒータを内蔵する検出素子と,上記ハウジングと上記検
出素子との間に介設した絶縁性のセラミックよりなるホ
ルダと,該検出素子の外方を覆うように上記ハウジング
に固定した保護カバーとよりなり,かつ上記保護カバー
はガス導入孔を有してなる酸素濃度検出器であって,上
記検出素子と保護カバーとの間には,上記ホルダを延設
した保護筒を配置してなることを特徴とする酸素濃度検
出器にある。
【0009】本発明の作用効果につき説明する。本発明
の酸素濃度検出器は,検出素子と保護カバーとの間にホ
ルダを延設した保護筒を有する。これにより,上記保護
カバーのガス導入孔より被測定ガス室に浸入した水分
は,上記保護筒によって遮られ,検出素子に到達するこ
とがない。従って,検出素子の被水割れが生じ難くな
る。
【0010】また,本発明の酸素濃度検出器は一重の保
護カバーにて,二重の保護カバーと同等の検出素子の被
水防止機能を有する。また,上記保護筒はホルダの下端
を延設することにより形成されている。これにより,酸
素濃度検出器の構成部品数を少なくすることができる。
また,部品数が減少した分,各部品の溶接固定,かしめ
固定といった作業も減少する。よって,本発明の酸素濃
度検出器は組立てが容易である。
【0011】また,上記ホルダ及び保護筒は絶縁性のセ
ラミックよりなる。これにより,検出素子の有する熱が
ホルダを介して金属製のハウジングへと熱引けが生じる
ことを防止することができ,検出素子の保温性が向上す
る。よって,出力特性が温度の影響を受けやすい限界電
流式の検出素子において,特に出力特性の安定化を図る
ことができる。
【0012】更に,上記ホルダ及び保護筒は,検出素子
を電気的に絶縁することもできる。これにより,上記検
出素子の出力電流が金属製のハウジングへリークするこ
とを防止することもできる。よって,検出素子の出力特
性の一層の安定化を図ることができる。
【0013】上記絶縁性のセラミックとしては,上記検
出素子を構成するセラミックとは異なる,硬度が高く,
緻密でガスの通らないセラミックを使用することが好ま
しい。かかるセラミックとしては,例えば,アルミナ磁
器,窒化珪素磁器などがある。なお,上記検出素子とし
ては,後述の実施形態例1に示す積層型検出素子の他,
コップ型検出素子を用いることもできる。
【0014】次に,請求項2の発明のように,上記保護
筒は下端部が開放されていることが好ましい。正確な酸
素濃度検出に当たっては,上記検出素子が被測定ガスと
充分接触する必要がある。上記構成によれば,開放され
た下端部より被測定ガスが保護筒の内部に容易に流入す
ることができる。よって,酸素濃度検出を阻害すること
なく,検出素子への水分の付着を防止することができ
る。また,上記保護筒は下端部が開放されているため,
製作容易である。
【0015】次に,請求項3の発明のように,上記保護
筒は被測定ガスが流入する開口部を有し,該開口部は保
護カバーのガス導入孔と対面しないように配設されてい
ることが好ましい。これにより,保護カバーと保護筒と
の間に迷路構造が形成され,ガス導入孔より浸入した水
分が,上記開口部を経て検出素子まで到達することを防
止することができる。次に,請求項4の発明のように,
上記保護筒は底板を有することが好ましい。これによ
り,検出素子の側面から底面にわたる広い範囲を水分よ
り保護することができる。
【0016】次に,請求項5の発明のように,上記保護
筒の底板は開口部を有することが好ましい。これによれ
ば,底板の開口部より被測定ガスが保護筒の内部に容易
に流入するが,水分は入りにくくすることができる。よ
って,酸素濃度検出を阻害することなく,検出素子への
水分の付着を防止することができる。
【0017】次に,請求項6の発明のように,上記保護
筒の底板は保護カバーのカバー底板より突出しており,
上記保護筒と上記カバー底板との間には開口部が設けて
あることが好ましい。上記開口部により,ガス導入口よ
り被測定ガス室内に浸入した水分を放出することができ
る。
【0018】また,上記酸素濃度検出器が被測定ガス流
れの中に設置されている場合,上記保護筒はその底板に
おいて,上記ガス流れに対し開口することとなる。よっ
て,上記保護筒の底板に設けた開口部から酸素濃度検出
器の外部へ向かう気流が発生し,保護筒に流入及び流出
する被測定ガスの量を増大化できることとなる。これに
より酸素濃度検出器の応答性がより向上することとな
る。
【0019】次に,請求項7の発明のように,上記保護
筒は,上記ハウジングの開口端部よりも上方に被測定ガ
スが流入する開口部を有していることが好ましい。上記
開口部はハウジングの内側面と対面するよう設けてあ
る。このため,上記開口部より水分が浸入し難い。ま
た,上記開口部は検出素子の上部近傍に設けてある。よ
って,検出素子の最も高温となる先端より離れている。
従って,仮に上記開口部より水分が侵入し,検出素子が
被水したとしても,被水する部分は温度の低い部分であ
るため,該被水による熱衝撃は先端に被水した場合より
も小さく割れ発生を抑制できる。
【0020】次に,請求項8の発明のように,上記保護
筒の底板は,該底板の外径よりも小さい肉厚突出部を有
し,該肉厚突出部は開口部を有し,かつ上記肉厚突出部
の下端面は保護カバーのカバー底板と同一面またはそれ
より突出しており,上記肉厚突出部と上記カバー底板と
の間には開口部が設けてあることが好ましい。上記開口
部により,保護カバーのガス導入口より被測定ガス室内
に浸入した水分を放出することができる。
【0021】また,上記酸素濃度検出器が被測定ガス流
れの中に設置されている場合,上記保護筒はその底板に
おいて,上記ガス流れに対し開口することとなる。よっ
て,上記保護筒の肉厚突出部に設けた開口部から酸素濃
度検出器の外部へ向かう気流が発生し,保護筒には被測
定ガスが一層流入しやすくなる。
【0022】次に,請求項9の発明のように,上記保護
筒の底板は,上記保護カバーのカバー底板よりも内側に
位置しており,かつ上記保護筒の底板には開口部を,ま
た上記保護カバーのカバー底板にも開口部を有すること
が好ましい。また,請求項10の発明のように,上記保
護筒はその下端部が開放されており,一方上記保護カバ
ーのカバー底板は開口部を有することが好ましい。
【0023】これによれば,開放された下端部,または
底板の開口部より被測定ガスが保護筒の内部に容易に流
入することができる。よって,酸素濃度検出を阻害する
ことなく,検出素子への水分の付着を防止することがで
きる。また,上記開口部により,ガス導入口より被測定
ガス室内に浸入した水分を放出することができる。
【0024】また,上記酸素濃度検出器が被測定ガス流
れの中に設置されている場合,上記被測定ガス室はカバ
ー底板において,上記ガス流れに対し開口することとな
る。そして,上記保護筒はその底板において,上記被測
定ガス室に対し開口することとなる。よって,上記保護
筒の底板に設けた開口部から酸素濃度検出器の外部へ向
かう気流が発生し,保護筒には被測定ガスが一層流入し
やすくなる。
【0025】次に,請求項11の発明のように,上記保
護筒はその下端部が開放された開口端を有しており,一
方上記保護カバーのカバー底板は開口部を有し,該開口
部は,上記保護筒の下端部における開口端に向け,その
端部を屈折させてなることが好ましい。これによれば,
上記開口部により,ガス導入口より被測定ガス室内に浸
入した水分を放出することができる。
【0026】更に,上記開放された下端部を屈折するこ
とにより,保護筒の下端部と開口部の屈折した開口端部
との間に生じるクリアランスを小さくすることができ
る。これにより,導入口より流入した水分を保護筒との
間でトラップすることができ,検出素子への水分付着を
防止することができる。
【0027】また,請求項12の発明のように,ハウジ
ングと,ヒータを内蔵する検出素子と,上記ハウジング
と上記検出素子との間に介設した絶縁性のセラミックよ
りなるホルダと,該検出素子の外方を覆うように上記ハ
ウジングに固定した保護カバーとよりなり,かつ上記保
護カバーはガス導入孔を有してなる酸素濃度検出器であ
って,上記検出素子と保護カバーとの間には,上記ハウ
ジングを延設した保護筒を配置してなることを特徴とす
る酸素濃度検出器がある。
【0028】上記酸素濃度検出器においても,上述のホ
ルダを延設した保護筒を有する酸素濃度検出器と同様
に,検出素子の被水割れが生じ難く,組立て容易であ
る。なお,上記ハウジングは,例えばステンレス鋼等の
耐熱合金より構成されている。
【0029】次に,請求項13の発明のように,上記保
護筒は下端部が開放されていることが好ましい。上述と
同様の理由により,酸素濃度検出を阻害することなく,
検出素子への水分の付着を防止することができる。ま
た,上記保護筒は下端部が開放されているため,製作容
易である。
【0030】なお,本発明にかかる酸素濃度検出器は,
自動車エンジンのリニア空燃比センサの他に,ストイキ
センサ,即ち,理論空燃比を検出するためのセンサとし
ても使用することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる酸素濃度検出器につき,図
1〜図4を用いて説明する。なお,本例の酸素濃度検出
器は自動車エンジンの空燃比制御のため,排気経路中に
設置されている。
【0032】図1に示すごとく,本例の酸素濃度検出器
1は,ハウジング10と,ヒータ45を内蔵する検出素
子12と,上記ハウジング10と上記検出素子12との
間に介設した絶縁性のセラミックよりなるホルダ2と,
該検出素子12の外方を覆うように上記ハウジング10
に固定した保護カバー16とよりなり,かつ上記保護カ
バー16は複数のガス導入孔160を有する。上記検出
素子12と保護カバー16との間には,上記ホルダ2を
延設した保護筒21を配置してなる
【0033】上記ホルダ2は,硬く,緻密でガスの通ら
ないアルミナ磁器より構成されている。上記ホルダ2は
検出素子12を保持するための傾斜状受面201を有す
る保持部20と,該保持部20の下方に設けられた保護
筒21とよりなる。上記保護筒21は下端部が開放さ
れ,ガス導入孔160と検出素子12との間を遮蔽する
ように配置する。上記保護筒21の先端は,保護カバー
16の下端及び検出素子12の先端よりも上方にある。
【0034】上記検出素子12は,鍔部120の上方に
おいてパッド14及びサポータ18により加圧充填され
た粉体13により,ホルダ2内に固定されている。な
お,図1において,符号169は被測定ガス室,17は
大気側カバー,22はワッシャパッキンである。
【0035】図3,図4に示すごとく,上記検出素子1
2は,その側面に鍔部120を有する積層型の検出素子
12である。上記検出素子12は,板状の固体電解質4
1と該固体電解質41に積層したアルミナ基板42とよ
りなる。上記固体電解質41と上記アルミナ基板42に
設けられた溝部420とにより基準ガス室429が形成
されている。
【0036】上記固体電解質41の一方の面には被測定
ガス側電極411,また,他方の面には基準ガス側電極
412が設けてある。上記被測定ガス側電極411及び
基準ガス側電極412にはそれぞれリード部413,4
14が設けてあり,ここを通じて外部に検出素子12の
出力を取出すことができる(図示略)。
【0037】上記アルミナ基板42の,溝部420を設
けた面とは反対側の面にはヒータ部45が設けてある。
上記ヒータ部45は,アルミナ基板43にタングステン
ペーストによる発熱体440及びリード部441,44
2と,該発熱体440及びリード部441,442の上
方を覆う絶縁板44とにより構成されている。なお,上
記リード部441,442は,発熱体440への電流供
給線と導通している(図示略)。
【0038】次に,本例における作用効果につき説明す
る。本例の酸素濃度検出器1は,検出素子12と保護カ
バー16との間にホルダ2を延設した防水用の保護筒2
1を有してなる。これにより,保護カバー16における
ガス導入孔160より,被測定ガス室169に浸入した
水分は,上記保護筒21によって遮られ,検出素子12
に到達し難い。
【0039】また,本例の酸素濃度検出器1において
は,保護カバー16を二重とする必要がなく,また上記
保護筒21をホルダに対して延設してある。このため,
部品数を少なくすることができ,更に製造,部品の組付
けが容易な酸素濃度検出器1を得ることができる。
【0040】また,本例の酸素濃度検出器1は一重の保
護カバーにて,二重の保護カバーと同等の検出素子12
の被水防止機能を有する。また,上記保護筒21はホル
ダ2の下端を延設することにより形成されている。これ
により,酸素濃度検出器1の構成部品数を少なくするこ
とができる。また,部品数が減少した分,各部品の溶接
固定,かしめ固定といった作業も減少する。よって,本
例の酸素濃度検出器1は組立てが容易である。
【0041】また,上記ホルダ2及び保護筒21は絶縁
性のセラミックよりなる。これにより,検出素子12の
有する熱がホルダ2を介して金属製のハウジング10へ
と熱引けが生じることを防止することができ,検出素子
12の保温性が向上する。よって,出力特性が温度の影
響を受けやすい限界電流式の検出素子12において,特
に出力特性の安定化を図ることができる。
【0042】更に,上記ホルダ2及び保護筒21は,検
出素子12を電気的に絶縁することもできる。これによ
り,上記検出素子12の出力電流が金属製のハウジング
10へリークすることを防止することもできる。よっ
て,検出素子12の出力特性の一層の安定化を図ること
ができる。また,上記ホルダ2は,その下端部が開放さ
れた形状である。このため,製作容易である。
【0043】実施形態例2 本例は,図5,図6に示すごとく,検出素子12の側面
全体を覆う保護筒21を設けた酸素濃度検出素子12で
ある。上記保護筒21の先端側面には被測定ガスが流入
する開口部210を設け,該開口部210は保護カバー
16のガス導入孔160と対面しないように配設されて
いる。その他は,実施形態例1と同様である。
【0044】本例の酸素濃度検出器1は,検出素子12
の側面全体が保護筒21により覆われている。このた
め,検出素子12に水分が一層付着し難くなる。また,
上記保護筒21は開口部210を有しているため,被測
定ガスは自由に保護筒21の内部に入ることができる。
よって,保護筒21が検出素子12の酸素濃度検出を阻
害することもない。また,上記開口部210とガス導入
孔160は対面していないため,保護カバー16と保護
筒21との間に迷路構造が形成される。よって,上記保
護筒21内部への水分の侵入を効果的に防止することが
できる。
【0045】更に,ホルダ2の上部には検出素子12を
固定するための粉体13が充填されている。上記保護筒
21が保護カバー16の下方まで延設されることによ
り,温度の高い被測定ガスが上記粉体13に直接当たる
ことを防止することもできる。これにより,上記粉体1
3の劣化と該劣化に伴う酸素濃度検出器の気密性の低下
を防止することができる。その他,実施形態例1と同様
の作用効果を有する。
【0046】実施形態例3 本例は,図7〜図9に示すごとく,保護筒21に底板2
5を設けた酸素濃度検出器である。図7及び図8は,上
記保護筒21の底板25に開口部250を設けた酸素濃
度検出器である。また,図9は,上記保護筒21の下端
側面に保護カバー16のガス導入孔160と対面しない
ように配設された開口部210を設けた酸素濃度検出器
である。その他は,実施形態例1と同様である。
【0047】本例の酸素濃度検出器は,検出素子12の
側面及び底面が保護筒21及びその底板25により覆わ
れている。また,上記開口部210,250とガス導入
孔160は対面していないため,保護カバー16と保護
筒21との間に迷路構造が形成されている。よって,上
記保護筒21の内部への水分の侵入を一層効果的に防止
することができる。また,上記保護筒21は開口部21
0,250を有しているため,被測定ガスが保護筒21
の内部に流入することができる。よって,保護筒21が
検出素子12の酸素濃度検出を阻害することもない。そ
の他,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0048】実施形態例4 本例は,図10〜図13に示すごとく,上記保護筒21
に,上記ハウジング10の開口端部108よりも上方に
被測定ガスが流入する開口部215を有している 上記保護筒21における開口部215は,ホルダ2とハ
ウジング10との対面部に設けてあり,またハウジング
10の開口端部108は外方に拡開し,ホルダ2との間
に被測定ガスの導通路109を形成している。
【0049】図10は,実施形態例2と同様の,上記保
護筒21の下端が開放した酸素濃度検出器である。図1
1は,実施形態例3と同様の,上記保護筒21が底板2
5を有する酸素濃度検出器である。また,上記底板25
は開口部250を有する。
【0050】図12は,上記保護筒21が検出素子12
の側面及び底面を完全に被覆しており,保護カバー16
の下端が開放されている酸素濃度検出器である。即ち,
上記保護カバー16におけるカバー底板165には,開
口部161が設けられている。図13は保護カバー16
の下端が開放されている酸素濃度検出器である。即ち,
上記保護カバー16にはカバー底板がない。その他は実
施形態例1と同様である。
【0051】本例の酸素濃度検出器は,開口部215が
ホルダ2とハウジング10との間に設けた導通路109
に対してのみ開口するよう設けてある。このため,被測
定ガス室169に浸入した水分は,開口部215より浸
入することが困難である。
【0052】また,上記開口部215は検出素子12の
上部近傍に設けてある。よって,検出素子12の最も高
温となる先端より離れている。従って,仮に上記開口部
215より水分が侵入し検出素子12が被水したとして
も,被水する部分は温度の低い部分であり,該被水によ
る熱衝撃は先端に被水した場合より小さく割れ発生を抑
制できる。その他,実施形態例1と同様の作用効果を有
する。
【0053】なお,上述の図13に示す酸素濃度検出器
は,保護カバー16の下端が開放されている。このた
め,上記保護カバー16と保護筒21における底板25
との間に水分が溜まることを防止でき,被測定ガス室1
69内に浸入した水分を放出することができる。
【0054】実施形態例5 本例は,図14,図15に示すごとく,保護筒21の底
板25は保護カバー16のカバー底板165より突出し
ており,上記保護筒21と上記カバー底板165との間
には開口部161が設けてある酸素濃度検出器である。
上記保護カバー16のカバー底板165には,保護筒2
1の口径よりも大きな開口部161が設けてある。そし
て,上記開口部161はその外周の4ヶ所に大径部16
2が設けてある。
【0055】また,実施形態例2と同様に,上記保護筒
21は底板25を有してなり,その先端側面には被測定
ガスが流入する開口部210を設け,該開口部210は
保護カバー16のガス導入孔160と対面しないように
配設されている。その他は実施形態例1と同様である。
【0056】本例の酸素濃度検出器は,上記保護カバー
16のカバー底板165と保護筒21の底板25との間
に大径部162を有する開口部161を有する。このた
め,上記保護カバー16と保護筒21との間に水分が溜
まることを防止できる。その他,実施形態例1と同様の
作用効果を有する。
【0057】実施形態例6 本例は,図16,17に示すごとく,保護筒21の底板
25は保護カバー16のカバー底板165より突出して
おり,上記保護筒21と上記カバー底板165との間に
は開口部161が設けてある酸素濃度検出器である。上
記保護カバー16のカバー底板165には,保護筒21
の口径よりも大きな開口部161が設けてある。そし
て,上記開口部161はその外周の4ヶ所に大径部16
2が設けてある。
【0058】また,実施形態例2と同様に,上記保護筒
21は底板25を有してなり,その中央には被測定ガス
が流入する開口部210を設け,該開口部210は保護
カバー16のガス導入孔160と対面しないように配設
されている。また,上記保護筒21の底板25にも開口
部250が設けてある。その他は実施形態例1と同様で
ある。
【0059】本例の酸素濃度検出器は,上記保護カバー
16のカバー底板165と保護筒21の底板25との間
に大径部162を有する開口部161を有する。これに
より,上記保護カバー16と保護筒21との間に水分が
溜まることを防止でき,被測定ガス室169内に浸入し
た水分を放出することができる。
【0060】また,上記酸素濃度検出器は被測定ガス流
れの中に設置されている。上記保護筒21はその底板2
5が保護カバー16のカバー底板165よりも突出して
いるため,上記ガス流れに対し開口部250が開口する
こととなる。これにより,上記開口部250から酸素濃
度検出器の外部へ向かう気流が発生し,開口部210よ
り保護筒21へ流入及び流出する被測定ガスの量を増大
化できる。これにより,酸素濃度検出器の応答性がより
向上する。その他,実施形態例1と同様の作用効果を有
する。
【0061】実施形態例7 本例は,図18に示すごとく,保護筒21の底板25に
肉厚突出部259を設けた酸素濃度検出器である。上記
保護筒21の底板25には,底板25の外径よりも小さ
い肉厚突出部259が設けてある。また,上記肉厚突出
部259の下端面は保護カバー16のカバー底板165
より突出している。なお,上記肉厚突出部259と上記
カバー底板165との間には開口部161が設けてあ
る。
【0062】また,上記保護筒21における開口部21
5は,ホルダ2とハウジング10との対面部に設けてあ
り,またハウジング10の開口端部108は外方に拡開
し,ホルダ2との間に被測定ガスの導通路109を形成
している。その他は実施形態例1と同様である。
【0063】本例の酸素濃度検出器は,上記保護カバー
16のカバー底板165に開口部161を有する。これ
により,上記保護カバー16と保護筒21との間に水分
が溜まることを防止でき,被測定ガス室169内に浸入
した水分を放出することができる。また,上記開口部2
50は肉厚突出部259に設けてあるため,不慮の水分
の浸入も発生し難い。
【0064】また,上記酸素濃度検出器は被測定ガス流
れの中に設置されている。上記保護筒21はその肉厚突
出部259が保護カバー16のカバー底板165よりも
突出しているため,上記ガス流れに対し,上記開口部2
50が開口することとなる。これにより,上記開口部2
50から酸素濃度検出器の外部へ向かう気流が発生し,
開口部215より保護筒21へ流入及び流出する被測定
ガスの量を増大化できる。これにより,酸素濃度検出器
の応答性がより向上する。
【0065】また,本例の酸素濃度検出器は,開口部2
15がホルダ2とハウジング10との間に設けた導通路
109に対してのみ開口するよう設けてある。このた
め,被測定ガス室169に浸入した水分は,開口部21
5より浸入することが困難である。また,上記開口部2
15は検出素子12の上部近傍に設けてある。よって,
検出素子12の最も高温となる先端より離れている。従
って,仮に上記開口部215より水分が侵入し検出素子
12が被水したとしても,被水する部分は温度の低い部
分であり,該被水による熱衝撃は先端に被水した場合よ
り小さく割れ発生を抑制できる。その他は実施形態例1
と同様の作用効果を有する。
【0066】実施形態例8 本例は,図19に示すごとく,保護筒21の底板25に
開口部250を,保護カバー16のカバー底板165に
開口部161を設けた酸素濃度検出器である。また,上
記保護筒21における開口部215は,ホルダ2とハウ
ジング10との対面部に設けてあり,またハウジング1
0の開口端部108は外方に拡開し,ホルダ2との間に
被測定ガスの導通路109を形成している。その他は実
施形態例1と同様である。
【0067】本例の酸素濃度検出器は,上記開口部16
1により,ガス導入口160より被測定ガス室169内
に浸入した水分を放出することができる。これにより,
上記保護カバー16と保護筒21との間に水分が溜まる
ことを防止でき,被測定ガス室169内に浸入した水分
を放出することができる。
【0068】また,上記酸素濃度検出器は被測定ガス流
れの中に設置されている。よって,上記被測定ガス室1
69はカバー底板169において,上記ガス流れに対し
開口することとなる。そして,上記保護筒21はその底
板25において,上記被測定ガス室169に対し開口す
ることとなる。よって,上記開口部250から酸素濃度
検出器の外部へ向かう気流が発生し,開口部215より
保護筒21へ流入及び流出する被測定ガスの量を増大化
できる。これにより,酸素濃度検出器の応答性がより向
上する。
【0069】また,本例の酸素濃度検出器は,開口部2
15がホルダ2とハウジング10との間に設けた導通路
109に対してのみ開口するよう設けてある。このた
め,被測定ガス室169に浸入した水分は,開口部21
5より浸入することが困難である。また,上記開口部2
15は検出素子12の上部近傍に設けてある。よって,
検出素子12の最も高温となる先端より離れている。従
って,仮に上記開口部215より水分が侵入し検出素子
12が被水したとしても,被水する部分は温度の低い部
分であり,該被水による熱衝撃は先端に被水した場合よ
り小さく割れ発生を抑制できる。その他は実施形態例1
と同様の作用効果を有する。
【0070】実施形態例9 本例は,図20に示すごとく,保護筒21の下端部が開
放されており,かつ保護カバー16のカバー底板165
に開口部161を設けた酸素濃度検出器である。また,
上記保護筒21における開口部215は,ホルダ2とハ
ウジング10との対面部に設けてあり,またハウジング
10の開口端部108は外方に拡開し,ホルダ2との間
に被測定ガスの導通路109を形成している。その他は
実施形態例1と同様である。
【0071】本例の酸素濃度検出器は,上記排水口16
1により,ガス導入口160より被測定ガス室169内
に浸入した水分を放出することができる。これにより,
上記保護カバー16と保護筒21との間に水分が溜まる
ことを防止でき,被測定ガス室169内に浸入した水分
を放出することができる。また,上記ホルダ2は,その
下端部が開放された形状である。このため,製作容易で
ある。
【0072】また,上記酸素濃度検出器は被測定ガス流
れの中に設置されている。よって,上記被測定ガス室1
69はカバー底板169において,上記ガス流れに対し
開口することとなる。そして,上記保護筒21はその底
板25において,上記被測定ガス室169に対し開口す
ることとなる。よって,上記開口部250から酸素濃度
検出器の外部へ向かう気流が発生し,開口部215より
保護筒21へ流入及び流出する被測定ガスの量を増大化
できる。これにより,酸素濃度検出器の応答性がより向
上する。
【0073】また,本例の酸素濃度検出器は,開口部2
15がホルダ2とハウジング10との間に設けた導通路
109に対してのみ開口するよう設けてある。このた
め,被測定ガス室169に浸入した水分は,開口部21
5より浸入することが困難である。また,上記開口部2
15は検出素子12の上部近傍に設けてある。よって,
検出素子12の最も高温となる先端より離れている。従
って,仮に上記開口部215より水分が侵入し検出素子
12が被水したとしても,被水する部分は温度の低い部
分であり,該被水による熱衝撃は先端に被水した場合よ
り小さく割れ発生を抑制できる。その他は実施形態例1
と同様の作用効果を有する。
【0074】実施形態例10 本例は,図21に示すごとく,保護筒21の下端部が開
放され,保護カバー16のカバー底板165には,開口
部161が設けてある酸素濃度検出器である。上記開口
部161は,上記保護筒21の下端部における開口端に
向け,その端部が屈折した,屈折端部168を有してい
る。また,上記保護筒21における開口部215は,ホ
ルダ2とハウジング10との対面部に設けてあり,また
ハウジング10の開口端部108は外方に拡開し,ホル
ダ2との間に被測定ガスの導通路109を形成してい
る。その他は実施形態例1と同様である。
【0075】本例の酸素濃度検出器は,上記ホルダ2
は,その下端部が開放された形状である。このため,製
作容易である。
【0076】また,上記酸素濃度検出器は被測定ガス流
れの中に設置されている。よって,上記被測定ガス室1
69はカバー底板169において,上記ガス流れに対し
開口することとなる。そして,上記保護筒21はその底
板25において,上記被測定ガス室169に対し開口す
ることとなる。よって,上記開口部250から酸素濃度
検出器の外部へ向かう気流が発生し,開口部215より
保護筒21へ流入及び流出する被測定ガスの量を増大化
できる。これにより,酸素濃度検出器の応答性がより向
上する。
【0077】更に,上記屈折端部168により,保護筒
21の下端部と開口部161の屈折した開口端部168
との間に生じるクリアランスを小さくすることができ
る。これにより,導入口160より流入し水分を保護筒
21との間でトラップすることができ,検出素子12へ
の水分付着を防止することができる。
【0078】また,本例の酸素濃度検出器は,開口部2
15がホルダ2とハウジング10との間に設けた導通路
109に対してのみ開口するよう設けてある。このた
め,被測定ガス室169に浸入した水分は,開口部21
5より浸入することが困難である。また,上記開口部2
15は検出素子12の上部近傍に設けてある。よって,
検出素子12の最も高温となる先端より離れている。従
って,仮に上記開口部215より水分が侵入し検出素子
12が被水したとしても,被水する部分は温度の低い部
分であり,該被水による熱衝撃は先端に被水した場合よ
り小さく割れ発生を抑制できる。その他は実施形態例1
と同様の作用効果を有する。
【0079】実施形態例11 本例は図22,図23に示すごとく,保護筒を吸水性の
高い多孔質体により構成した酸素濃度検出器である。本
例の酸素濃度検出器は,実施形態例2と同様の構造を有
しており,保護筒は検出素子12の全体を覆っている。
そして,上記保護筒21の先端側面には被測定ガスが流
入する開口部210を設け,該開口部210は保護カバ
ー16のガス導入孔160と対面しないように配設され
ている。
【0080】上記保護筒5は,ホルダ2とは異なる多孔
質体の絶縁セラミックにより構成されている。また,上
記保護筒5は,ホルダ2とは別体に製造され,その後接
着することにより一体化されている。その他は実施形態
例1と同様である。
【0081】本例の酸素濃度検出器においては,保護筒
5が吸水性の高い多孔質体により構成されている。この
ため,図23に示すごとく,被測定ガス室169に浸入
した水分9は上記保護筒5に接触することにより吸収さ
れ,該保護筒5内にトラップされてしまう(図23にお
ける符号90)。これにより,検出素子12の被水をよ
り強く防止することができる。また,被測定ガス室16
9内に水分が溜まることを防止することができる。その
他は実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0082】実施形態例12 本例は図24,図25に示すごとく,保護筒21の内側
面であって,特に検出素子12との対面部分に高放射率
膜59を設けた酸素濃度検出器である。本例の酸素濃度
検出器は,実施形態例2と同様の構造を有しており,保
護筒21は検出素子12の全体を覆っている。そして,
上記保護筒21の先端側面には被測定ガスが流入する開
口部210を設け,該開口部210は保護カバー16の
ガス導入孔160と対面しないように配設されている。
【0083】上記保護筒21の内側面に設けた高放射率
膜59は高い放射率を有する物質をスラリー状態にした
ものを塗布し,加熱,焼付けすることにより形成されて
いる。なお,上記高い放射率を有する物質としては,窒
化珪素,窒化アルミニウム,炭化珪素,酸化チタン,酸
化鉄,酸化ニッケル,酸化マンガン,酸化コバルトを使
用することができる。その他は実施形態例1と同様であ
る。
【0084】本例の酸素濃度検出器においては,保護筒
21の内側面に高放射率膜59を設けてある。これによ
り,検出素子12に内蔵されたヒータ45(図3参照)
の熱を効率良く高放射率膜59が吸収し,その結果,上
記保護筒21の表面温度は上昇する。よって,図25に
示すごとく,被測定ガス室169内に浸入した水分は上
記保護筒21に接触することにより加熱され,蒸発す
る。これにより,検出素子12の被水をより強く防止す
ることができる。また,被測定ガス室169内に水分が
溜まることを防止することができる。その他は実施形態
例1と同様の作用効果を有する。
【0085】実施形態例13 本例は,図26,図27に示すごとく,検出素子12と
保護カバー16との間に,ハウジング3を延設した防水
用の保護筒31を配置してなる酸素濃度検出器19であ
る。即ち,図26に示すごとく,本例の酸素濃度検出器
19は,ハウジング3と,該ハウジング3内にホルダ2
9を介して挿入配設した検出素子12と,該検出素子1
2の外方を覆うように上記ハウジング3に固定した保護
カバー16とよりなる。また,上記保護カバー16は複
数のガス導入孔160を有してなる。
【0086】そして,上記検出素子12と保護カバー1
6との間には,上記ハウジング3を延設した保護筒31
を配置してなり,図15に示すごとく,該ハウジング3
は,ホルダ29を保持するための保持部30と保護筒3
1とよりなり,両者は一体的に形成されている。また,
上記保護筒31は下端部が開放されている。また,上記
ハウジング3は,耐熱合金である,ステンレス鋼より構
成されている。
【0087】本例における酸素濃度検出器は,保護カバ
ー16におけるガス導入孔160より浸入した水分は,
上記保護筒31によって遮られ検出素子12に到達しに
くく割れにくい。その他,実施形態例1と同様の作用効
果を有する。
【0088】実施形態例14 本例は図28に示すごとく,実施形態例12に示す酸素
濃度検出器のホルダ29を廃止したものである。本例は
ホルダ29の廃止により部品点数が減少する。また,実
施形態例12と同様の作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,酸素濃度検出器の要部
断面説明図。
【図2】実施形態例1における,ホルダの説明図。
【図3】実施形態例1における,検出素子の展開説明
図。
【図4】実施形態例1における,検出素子の断面図。
【図5】実施形態例2における,検出素子の下端まで保
護筒を延設した酸素濃度検出器の要部断面説明図。
【図6】実施形態例2における,ホルダの説明図。
【図7】実施形態例3における,保護筒が底板を有する
酸素濃度検出器。
【図8】実施形態例3における,ホルダの説明図。
【図9】実施形態例3における,ホルダと保護筒の説明
図。
【図10】実施形態例4における,保護筒の上部に開口
部を有する酸素濃度検出器の要部断面説明図。
【図11】実施形態例4における,その他の酸素濃度検
出器の要部断面説明図。
【図12】実施形態例4における,その他の酸素濃度検
出器の要部断面説明図。
【図13】実施形態例4における,その他の酸素濃度検
出器の要部断面説明図。
【図14】実施形態例5における,突出した底板を有す
るホルダを設けた,酸素濃度検出器の要部断面説明図。
【図15】実施形態例5における,酸素濃度検出器の底
面図。
【図16】実施形態例6における,突出した底板を有す
るホルダを設けた,酸素濃度検出器の要部断面説明図。
【図17】実施形態例6における,酸素濃度検出器の底
面図。
【図18】実施形態例7における,底板に肉厚突出部を
有するホルダを設けた,酸素濃度検出器の要部断面説明
図。
【図19】実施形態例8における,底板に開口部を,カ
バー底板に開口部を設けた酸素濃度検出器の要部断面説
明図。
【図20】実施形態例9における,保護筒の下端を開放
した酸素濃度検出器の要部断面説明図。
【図21】実施形態例10における,カバー底板の開口
部に屈折端部を設けた酸素濃度検出器の要部断面説明
図。
【図22】実施形態例11における,多孔質体の絶縁セ
ラミックよりなる保護筒を有する酸素濃度検出器の要部
断面説明図。
【図23】実施形態例11における,ホルダの説明図。
【図24】実施形態例12における,内側面に高放射率
膜を設けた保護筒を有する酸素濃度検出器の要部断面説
明図。
【図25】実施形態例12における,ホルダの説明図。
【図26】実施形態例13における,ハウジングを延設
した保護筒を有する酸素濃度検出器の要部断面説明図。
【図27】実施形態例13における,ハウジングの説明
図。
【図28】実施形態例14における,酸素濃度検出器の
要部断面説明図。
【符号の説明】
1,19...酸素濃度検出器, 10,3...ハウジング, 108...開口端部, 12...検出素子, 16...保護カバー, 160...ガス導入口, 161...開口部, 165...カバー底板, 2...ホルダ, 21,31...保護筒, 210,215,250...開口部, 25...底板, 259...肉厚突出部, 45...ヒータ,

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと,ヒータを内蔵する検出素
    子と,上記ハウジングと上記検出素子との間に介設した
    絶縁性のセラミックよりなるホルダと,該検出素子の外
    方を覆うように上記ハウジングに固定した保護カバーと
    よりなり,かつ上記保護カバーはガス導入孔を有してな
    る酸素濃度検出器であって,上記検出素子と保護カバー
    との間には,上記ホルダを延設した保護筒を配置してな
    ることを特徴とする酸素濃度検出器。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記保護筒は下端部
    が開放されていることを特徴とする酸素濃度検出器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記保護筒は
    被測定ガスが流入する開口部を有し,該開口部は保護カ
    バーのガス導入孔と対面しないように配設されているこ
    とを特徴とする酸素濃度検出器。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3において,上記保護筒は
    底板を有することを特徴とする酸素濃度検出器。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記保護筒の底板は
    開口部を有することを特徴とする酸素濃度検出器。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において,上記保護筒の
    底板は保護カバーのカバー底板より突出しており,上記
    保護筒と上記カバー底板との間には開口部が設けてある
    ことを特徴とする酸素濃度検出器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項において,
    上記保護筒は,上記ハウジングの開口端部よりも上方に
    被測定ガスが通気する開口部を有していることを特徴と
    する酸素濃度検出器。
  8. 【請求項8】 請求項1,3〜7のいずれか一項におい
    て,上記保護筒の底板は,該底板の外径よりも小さい肉
    厚突出部を有し,該肉厚突出部は開口部を有し,かつ上
    記肉厚突出部の下端面は保護カバーのカバー底板と同一
    面またはそれより突出しており,上記肉厚突出部と上記
    カバー底板との間には開口部が設けてあることを特徴と
    する酸素濃度検出器。
  9. 【請求項9】 請求項1,3,4,5,7のいずれか一
    項において,上記保護筒の底板は,上記保護カバーのカ
    バー底板よりも内側に位置しており,かつ上記保護筒の
    底板には開口部を,また上記保護カバーのカバー底板に
    も開口部を有することを特徴とする酸素濃度検出器。
  10. 【請求項10】 請求項1〜3,7のいずれか一項にお
    いて,上記保護筒はその下端部が開放されており,一方
    上記保護カバーのカバー底板は開口部を有することを特
    徴とする酸素濃度検出器。
  11. 【請求項11】 請求項1〜3,7のいずれか一項にお
    いて,上記保護筒はその下端部が開放された開口端を有
    しており,一方上記保護カバーのカバー底板は開口部を
    有し,該開口部は,上記保護筒の下端部における開口端
    に向け,その端部を屈折させてなることを特徴とする酸
    素濃度検出器。
  12. 【請求項12】 ハウジングと,ヒータを内蔵する検出
    素子と,上記ハウジングと上記検出素子との間に介設し
    た絶縁性のセラミックよりなるホルダと,該検出素子の
    外方を覆うように上記ハウジングに固定した保護カバー
    とよりなり,かつ上記保護カバーはガス導入孔を有して
    なる酸素濃度検出器であって,上記検出素子と保護カバ
    ーとの間には,上記ハウジングを延設した保護筒を配置
    してなることを特徴とする酸素濃度検出器。
  13. 【請求項13】 請求項12において,上記保護筒は下
    端部が開放されていることを特徴とする酸素濃度検出
    器。
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