JP4686458B2 - 測定フィーラ - Google Patents

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Description

背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の測定フィーラ、特に測定ガス内のガス成分の濃度を測定するためのガスセンサから出発する。
このような測定フィーラは、たとえば内燃機関の排ガス内の酸素濃度を測定するための、いわゆる「ラムダセンサ(Oセンサ)」として使用される。測定フィーラは、センサ素子を可能な限り迅速に、しかも、まだエンジンの暖機運転段階の間にセンサ素子の運転温度にもたらすために、電気的な固有加熱装置を備えている。センサ素子はセラミックス製の材料から製作されている。しかし、このようなセラミックスは、セラミックスおける亀裂ひいては測定フィーラの全体故障にまで至る誤機能を生ぜしめる激しい温度変動に対して極めて敏感である。いわゆる「熱衝撃」とも呼ばれる極端な温度変動は、たとえば内燃機関のスタート時にかつ暖機運転段階中に、すでに加熱されたセンサ素子に低温の水滴が衝突する場合に生ぜしめられる。このような水滴は、暖機運転段階の間、エンジンでの燃焼によって生ぜしめられた水蒸気が排ガス装置と測定フィーラとの低温の表面で凝縮することによって形成され、ガス流によって凝縮物膜から水滴が引き裂かれ、その後、この水滴がセンサ素子に到達し得る。
排ガスセンサとして使用される公知の測定フィーラ(ドイツ連邦共和国特許第19924319号明細書)では、排ガス流内で連行される水滴による負荷に対してセンサ素子を防護するために、それぞれガス流入開口と流出開口とを備えた内側管と外側管とから成る二重保護管において、内側管の少なくとも1つの流入開口にかつ/または外側管の少なくとも1つの流入開口に排ガスのための流れエレメントが配置されている。この流れエレメントは、内側管と外側管とによって閉じ込められた中空室内にかつ/または内側管の内室内に流入する排ガスを内側管および/または外側管の内側の各被覆面の方向に変向させる。これによって、水が内側の被覆面に保持され、内燃機関の暖機運転が増加するにつれて上昇する排ガスの温度に基づき、水が徐々に気化する。
発明の利点
請求項1の特徴を備えた本発明による測定フィーラは、大きな質量に基づきコールドスタート時に徐々にしか加熱されないセンサハウジングに対するセンサ素子のかつ/または保護管の熱的な絶縁、つまり、断熱によって、保護管と、この保護管の、センサ素子が突入した内側領域との迅速な加熱が得られるという利点を有している。これによって、測定フィーラの、保護管によってカバーされた内室の内壁への凝縮水膜の形成が確実に阻止される。これによって、内室内への水滴形成の危険が排除され、したがって、衝突した水滴によって生ぜしめられる、いわゆる「熱衝撃」によりセンサ素子に与えられる危険にも有効に対処される。水滴形成の本発明による阻止によって、いまや、センサ素子の加熱装置をすでにエンジン運転の初期段階で、すなわち、コールドスタートから、水蒸気形成を阻止する露点温度に到達するまで最初から十分な出力で運転することができ、これによって、測定フィーラが最短の時間で運転準備され、ラムダ(空気過剰率)調整がアクティブとなる。同時に、組付け箇所と、この組付け箇所に存在する大きな熱的な質量とからのセンサ素子の加熱時間の十分な無関係性が達成される。この場合、本発明による測定フィーラの全体的に得られる利点、たとえば迅速始動性と、耐熱衝撃性と、組付け箇所および組付け形式と無関係な短い加熱時間とは、製造技術的に廉価な手段によって達成される。
本発明による測定フィーラはラムダセンサとして、有利には、アイドリング運転と全負荷との間に大きな温度差が排ガス内で生ぜしめられ、測定フィーラが高温の排ガス流に基づく過熱理由から引っ込められて排ガス管に組み付けられなければならない内燃機関でも使用可能である。これに関連した、コールドスタート後のハウジングのより長い加熱時間と、これに関連した、より長いアイドリング運転段階の場合のかつ低い外温の場合のハウジング質量における露点温度の部分的に長時間の非超過とにもかかわらず、有効に測定フィーラの内部への凝縮水の形成が阻止される。
別の請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した測定フィーラの有利な構成および改良形が可能となる。
本発明の有利な構成によれば、熱的な絶縁が熱伝導遮断部によって実現される。この熱伝導遮断部はハウジングと保護管および/またはセンサ素子との間に配置されている。
本発明の有利な構成によれば、このような熱伝導遮断部が、閉じ込められたエアクッションとして形成されている。このエアクッションは、ハウジングの、センサ素子を、減じられた半径方向間隔を置いて取り囲む測定ガス側の端領域の内壁をカバーしている。
本発明の有利な構成によれば、閉じ込められたエアクッションが、ハウジングの測定ガス側の端領域の内壁と、測定ガス側の端領域内に押し込まれた管インサートとの間の、軸方向で仕切られた環状ギャップによって実現される。
本発明の有利な構成によれば、管インサートが、環状ギャップをカバーするだけでなく、端部側でハウジングを越えてセンサ素子の測定ガス側の端区分の端部にまで突出するように形成される。こうして、この管インサートによって、水滴に対するセンサ素子の十分な防護を達成することができる。さらに、管インサートは高温の排ガスの熱伝導またはセンサ素子の放射熱によってより迅速に加熱され、これによって、露点温度がセンサ素子の周辺により迅速に達成される。
本発明の有利な構成によれば、熱伝導遮断部がフランジ付きスリーブによって得られる。このフランジ付きスリーブは端面側でハウジングの測定ガス側の端区分内に押し込まれ、ハウジング内に固定される。保護管は、いま、もはやハウジングに固定されておらず、フランジ付きスリーブに固定されている。
本発明の有利な構成では、フランジ付きスリーブが劣熱伝導性の材料から製作されていて、ハウジングの測定ガス側の端領域の内法の直径よりも僅かに小さい外径を備えた中空円筒状のスリーブ区分と、一方のスリーブ端部で半径方向に突出したフランジとを有している。このフランジは測定ガス側の端領域の端面を覆っている。保護管はフランジ付きスリーブのフランジに固定されている。このフランジ付きスリーブによって、センサ素子と保護管とがハウジングに対してその大きな熱容量によって熱的に絶縁されており、これによって、ハウジングの大きな熱容量はセンサ素子と保護管との加熱時間に不利な影響を与えない。
本発明の択一的な構成によれば、フランジ付きスリーブが、ハウジングの測定ガス側の端領域の内法の直径よりも著しく小さい外径を備えたスリーブ区分を有している。フランジ付きスリーブのフランジは、ここでも、ハウジングの端領域の端面を覆っている。保護管は、フランジの、ハウジングと反対の側の下面に固定されている。スリーブ自体は、フランジにかつ/またはハウジングの端領域の端面に形成された個別化された尖った凸状成形部でハウジングにスポット溶接されている。これによって、完全に僅かな熱伝導ブリッジしかハウジングと保護管との間に生ぜしめられず、ハウジングの端領域の内壁とフランジ付きスリーブのスリーブ区分との間に形成された空気室が、ハウジングに対するセンサ素子の断熱の機能を引き受けている。
本発明の有利な構成によれば、保護管が断熱ゾーンで取り囲まれている。付加的であるものの、ハウジングおよび/またはセンサ素子および保護管からの断熱のための前述した手段の代わりにも使用されるこの手段によって、保護管の内壁への凝縮水膜形成の危険が、極端に不利な運転条件でも低減される。この手段は、特にすでに前述した、全負荷運転での測定フィーラの過度に高い温度負荷の理由から測定フィーラが「引っ込められて」排ガス管に組み付けられなければならない内燃機関での本発明による測定フィーラの耐熱衝撃性を改善している。この場合に使用される延長されたねじ込みニップルは、ハウジングの質量と熱容量とを増大させ、これによって、周辺温度が低い場合には、コールドスタート後に露点温度が上回られるまで三分以上かかり得る。保護管の断熱被覆によって、保護管の内面に露点温度が著しく短い時間で達成され、したがって、凝縮物膜形成に抗して有効に制御される。
本発明の有利な構成によれば、断熱ゾーンが、保護管を半径方向間隔を置いて取り囲む被覆管によって実現される。この被覆管は保護管にガス密に結合されている。保護管と被覆管との間に存在する環状の中空室は空気充填されているものの、本発明の択一的な構成では、耐熱性の断熱材料で充填されてよいかまたは排気されてよい。これに対して付加的には、既存の中空室が、保護管を迅速な加熱の目的で外部から加熱するために、電気的なヒータの巻線を収納するために使用されてもよい。
本発明の有利な構成によれば、保護管が、ガス通流開口を有する内側の保護管と、ガス通流開口を有する、内側の保護管を同心的に取り囲む外側の保護管とを備えた二重保護管として形成されている。内側の保護管に設けられたガス通流開口には流れエレメントが対応配置されている。この流れエレメントは外側の保護管に向けられて内側の保護管から折り曲げられている。付加的には、通流開口の縁部は凹状に丸み付けられている。付加的であるものの、センサ素子への水滴の衝突による熱衝撃を回避するための前述した手段の代わりにも講じられるこの手段によって、完全にコールドスタートの開始時にまだ付加的に形成され、ガス流によって剥離される液滴が流れエレメントによって外方に導出され、センサ素子に衝突しないことが達成される。ガス通流開口の交差縁部の凹状の構成によって、ガス流れが、有利には外側からセンサ素子に向かって案内されるものの、シャープな剥離縁部は存在せず、これによって、ガス流れによって推し進められる、内側の保護管の内壁に付着した水滴が剥離せず、内側の保護管に沿って次のガス通流開口にまで案内される。
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
図1に部分的に縦断面図で示したラムダセンサ(Oセンサ)は、内燃機関の排ガス内の酸素含有量の濃度を測定するために働く。このラムダセンサを、ガス混合物によって形成された測定ガス内の任意のガス成分の濃度を測定する、ガスセンサと使用される一般的な測定フィーラに対する実施例として説明する。
ラムダセンサは、セラミックスから製作されたセンサ素子11を有している。このセンサ素子11は、排ガスもしくは測定ガスにさらされる測定ガス側の端区分111と、制御・評価装置に接続するためにセンサ素子11の電気的なコンタクティングが行われている接続側の端区分(図示せず)とを備えている。センサ素子11はハウジング12内に収容されている。このハウジング12のうち、図1には、下側の測定ガス側の端領域121しか見ることができない。この端領域121でハウジング12はセンサ素子11の測定ガス側の端区分111を、減じられた半径方向間隔を置いて取り囲んでいる。センサ素子11はシール部材13によってハウジング12内にガス密に挿入されていて、測定ガス側の端区分111でハウジング12を越えて突出している。このハウジング12はねじ山27を備えている。このねじ山27でラムダセンサは、組付け箇所において、内燃機関の排ガス管に保持された接続片内にねじ込まれ、これによって、測定ガス側の端区分111が、排ガス管内で案内されるガス流内に進入する。測定ガス側の端区分111は保護管14によって取り囲まれている。この保護管14は、ハウジング12の測定ガス側の端領域121に形成されたハウジングカラー122に被せ嵌められていて、このハウジングカラー122にガス密に溶接されている。有利にはレーザ溶接によって形成された、全周にわたって延びる溶接シームは図1に符号15で示してある。図1の実施例では、保護管14が、いわゆる「二重保護管」として形成されていて、ポット状の内側の保護管16とポット状の外側の保護管17とを有している。両保護管16,17は内外に組み合わされていて、ポット縁部で一緒にハウジングカラー122に溶接されている。内側の保護管16と外側の保護管17とはガス通流開口18;19を有している。電気的な接続線路を備えたセンサ素子11の接続側の端区分も示してあるラムダセンサの完全な図面および説明は、たとえばドイツ連邦共和国特許第19924319号明細書で明らかとなる。
保護管14の内部への凝縮水の結露と、ここから出発する、センサ素子11の感温性のセラミックスへの衝突時に、いわゆる「熱衝撃」を生ぜしめる液滴の形成とに対処するために、センサ素子11はハウジング12から熱的に絶縁されている、つまり、断熱されている。この熱的な絶縁は熱伝導遮断部によって行われる。この熱伝導遮断部は、図1の実施例では、閉じ込められたエアクッション20によって実現される。このエアクッション20はハウジング12の端領域121の内壁123をカバーしている。エアクッション20は、ハウジング12の測定ガス側の端領域121の内壁123と、測定ガス側の端領域121内に押し込まれた管インサート(管状体)22との間の環状ギャップ21内に閉じ込められている。この環状ギャップ21の軸方向の下側の仕切り部は、ハウジング12の、半径方向に突出した隆起部124によって形成されるのに対して、環状ギャップ21の軸方向の上側の仕切り部は、管インサート22の、曲げ拡げられた管縁部221によって形成されている。管インサート22は、ハウジング12の端領域121を越えて突出していて、センサ素子11の測定ガス側の端区分111の端部にまで達するように形成されている。ハウジング12を越えて突出した、センサ素子11の測定ガス側の端区分111を半径方向間隔を置いて取り囲む管インサート22は、環状溝21内への閉じ込められたエアクッションの形成のほかに、保護管14のガス通流開口18,19を通って場合により流入し得る水滴に対するセンサ素子11のさらに付加的な防護を提供している。さらに、管インサート22は自由端部から迅速に加熱され、エアクッションでの低温のハウジング12に対する断熱に寄与する。
図2に部分的に縦断面図で示したラムダセンサの実施例では、保護管14が同じく、ガス通流開口18を有する内側の保護管16と、ガス通流開口19を有する外側の保護管17とを備えた二重保護管として形成されている。両保護管16,17はポット状である。この場合、内側の保護管16はそのポット底部162で、環状に全周にわたって延びる極めて狭幅の載着面42を介して外側の保護管17のポット底部172に支持されている。図1と異なり、内側の保護管16はハウジング12の測定ガス側の端領域121内に挿入されていて、このハウジング12の測定ガス側の端領域121の内壁123に支持されているのに対して、外側の保護管17は端領域121に外側で被せ嵌められていて、ハウジング12に、全周にわたって延びる溶接シーム15によって固く結合されている。内側の保護管16は、それぞれ全周にわたって延びる極めて狭幅の上側のかつ下側の載着面37,38でしかハウジング12の測定ガス側の端領域121の内壁123に支持されておらず、これによって、測定ガス側の端領域121の内壁123と、内側の保護管16の、測定ガス側の端領域121内に押し込まれた区分との間に、内部に閉じ込められた断熱性のエアクッション20を備えた環状ギャップ21が生ぜしめられる。この場合、下側の載着面38は、ハウジング端部で半径方向に突出した隆起部124によって形成され、上側の載着面37は、内側の保護管16の、拡幅された管縁部161によって形成される。熱伝達を低減するためには、全周にわたって延びる載着面37,38が切欠きを有していてよく、これによって、もはやハウジング12の内壁123に対する内側の保護管16の点状の支持しか存在していない。ハウジング12内での内側の保護管16の位置固定は、図2の右半分に示した実施例では、プレス嵌めによって行われ、図2の左半分に示した実施例では、全周にわたって延びる溶接シーム39によって行われる。この溶接シーム39は、熱伝達を低減するために、全周にわたって延びる円形線に互いに間隔を置いて配置された溶接点として形成されてもよい。内側の保護管16とハウジング12との間の狭幅の載着面37,38に基づき、小さな熱伝達面と最小の熱伝達とが生ぜしめられ、これによって、コールドスタート時に内側の保護管16が、低温のハウジング12にもかかわらず極めて迅速に昇温することができ、内側の保護管16への凝縮水の結露を阻止する露点温度に極めて迅速に到達する。
図2の右半分に示した実施例では、外側の保護管17がその管縁部171でハウジング12に溶接シーム15の領域でしか熱伝導接触していない。ハウジング12の測定ガス側の端領域121の、外側の保護管17によって被せられた残りの区分と、外側の保護管17との間には、環状ギャップ40が設けられている。この環状ギャップ40は、一方では、外側の保護管17とハウジング12との間の熱伝達面を減少させ、さらに、エンジンスタート直後に場合により形成される水滴が毛管作用によってハウジング12の低温の外側の領域にとどめられることを生ぜしめる。
図2の左半分に示した実施例では、外側の保護管17とハウジング12との間に比較的大きな熱伝達面41が設けられている。この熱伝達面41は、全負荷運転中にハウジング12を介した外側の保護管17の良好な冷却を生ぜしめる。にもかかわらず、内側の保護管16はエンジンの暖機運転中に熱的に極めて良好に絶縁されたままとなる。なぜならば、冷たさがハウジング12から外側の保護管17全体を介して載着面42にまで押し進まなければならず、そこで極めて小さな面を介してしか内側の保護管16に伝達し得ないからである。すなわち、大きな熱伝達面41は、排ガスが極めて高温の場合に外側の保護管17の熱が熱伝達面41を介して、より低温のハウジング12に導出されるという利点を獲得する。この場合、狭幅の載着面42での外側の保護管17から内側の保護管16への僅かな熱伝達しか生ぜしめられない。両保護管16,17の間の中間室では、高温の排ガスが外側の保護管17によってすでにほぼ冷却されており、これによって、内側の保護管16とセンサ素子11とがもはやそれほど強く加熱されない。これによって、エンジンの全負荷時のセンサ素子11の過熱防護が保証されており、排ガス管への測定フィーラの、引っ込められた組付けを省略することができる。
図3〜図5に示した実施例では、温度に関連した可変の熱伝達部が保護管16,17とハウジング12との間に設けられていることによって、過熱防護と同時に暖機運転中の最良の熱的な絶縁とが最適化されている。このためには、ハウジング12の測定ガス側の端領域121と内側の保護管16および/または外側の保護管17との間に、ハウジング12の温度の増加につれて、徐々に増加させられる熱伝導性の結合部を、ハウジング12の測定ガス側の端領域121と内側の保護管16および/または外側の保護管17との間に形成する手段が配置されている。この手段は、ハウジング12の測定ガス側の端領域121に保持された少なくとも1つのリング43および/またはリング44を有している。図3の実施例では、2つのリング43,44が設けられている。両リング43,44のうち、一方のリング43は測定ガス側の端領域121の内壁123内に挿入されており、他方のリング44はハウジング12の測定ガス側の端領域121に外側で載着されている、すなわち、端領域121と外側の保護管17との間の環状ギャップ40内に位置している。リング43,44は同一に形成されているので、以下、リング43についてしか説明しない。
図4および図5の断面図から明らかであるように、リング43は、円筒状の環状区分45と、この環状区分に軸方向で続く、著しく温度に関連した膨張係数を備えた材料から成る区分けされた環状区分46とを有している。たとえば環状セグメント461に対して、温度の上昇時に環状区分46からの環状セグメント461の増加する拡開を生ぜしめるバイメタルまたは特殊な合金を使用することができる。図4には、ハウジング12が低温の場合のリング43が示してある。両環状区分45,46は軸方向で整合していて、ハウジング12に接触している。内側の保護管16は環状ギャップ21によってハウジング12とリング43とから熱的に絶縁されている。図5には、ハウジング12が高温の場合のリング43が示してある。環状セグメント461が温度上昇に基づき内方に曲げられて真っ直ぐにされていて、大面にわたって内側の保護管16に当て付けられている。これによって、内側の保護管16からハウジング12への極めて良好な熱伝達が付与されており、これによって、エンジンの全負荷時に生ぜしめられるように、排ガスが極めて高温の場合に、熱が内側の保護管16からハウジング12を介して導出され、センサ素子11が有効に過熱に対して防護される。
リング44の機能はリング43の機能と同じであるものの、環状セグメントが加熱時に外方に曲げられて真っ直ぐにされていて、外側の保護管17に大面にわたって当て付けられており、これによって、外側の保護管17とハウジング12との間に良好な熱伝達部が形成されるという違いを備えている。
図6に部分的に示したラムダセンサの実施例では、ここでは単一保護管として形成された保護管14に被覆管23が載着されている。この被覆管23は保護管14よりも大きな直径を有していて、この保護管14にガス密に結合されている。このためには、被覆管23が上側の縁部で保護管14と一緒にハウジング12のハウジングカラー122に溶接されていて、他方の管端部でプレス嵌めによって保護管14に載着されている。しかし、プレス嵌めの代わりに、ここでは、保護管14と被覆管23との間のガス密な溶接が行われてもよい。保護管14は、図1に示した二重保護管14のようにポット状に形成されていて、ポット底部141にガス通流開口19を備えている。被覆管23と保護管14との間に閉じ込められた中間室24は、保護管14を取り囲む断熱ゾーン34を形成している。この断熱ゾーン34によって、やはり保護管14の内壁への凝縮物結露が阻止される。ここでも、図1に示した二重保護管14の液滴逃出機能を実現するために、ハウジング12の測定ガス側の端領域121内に、図1に類似して、内側管25が挿入されていて、ハウジング12に固定されている。内側管25はセンサ素子11の測定ガス側の端区分111を半径方向間隔を置いて取り囲んでいて、保護管14のポット底部141にまで突入している。保護管14のこのポット底部141は槽状に形成されており、内側管25は端部側で保護管14のポット底部141の槽開口内に進入している。ガス通流開口19は、一方で槽底部に配置されていて、他方で槽縁部に配置されている。端部側で開放した図1に示した管インサート22と異なり、内側管25はカップ状に形成されていて、カップ底部251とカップ壁252とにガス通流開口33を備えている。このガス通流開口33の機能は、図1に示した内側の保護管16に設けられたガス通流開口18の機能に相当している。
ここでは詳しく図示しないように、内側管25によって、熱伝導遮断部を形成する閉じ込められた図1のようなエアクッションが製作されてもよい。このためには、図1に対して説明したように、ハウジング12の測定ガス側の端領域121の内壁に、図1に示した環状ギャップ21が設けられさえすればよい。
図6に対して説明したラムダセンサの択一的な構成では、被覆管23と保護管14との間に存在する中間室24が排気されてもよいし、耐熱性の断熱材料で充填されてもよい。両事例では、保護管14を取り囲む断熱ゾーン34が製作される。有利な構成では、適切に有効な断熱効果を得るために、中空の中間室24の半径方向の幅が約1mmに寸法設定されており、被覆管23の肉厚が、強度理由に基づき、保護管14の肉厚よりも大きく寸法設定されている。この保護管14の肉厚は、可能な限り僅かな熱容量の理由に基づき比較的に薄く保たれる。
図7に示したラムダセンサの実施例では、ラムダセンサのより大きな部分を見ることができる。ハウジング12内でのシール部材13によるセンサ素子11のガス密な位置固定と、ハウジング12を組付け箇所でそのねじ山27によってねじ込むための、ハウジング12に一体成形された六角部26とを認めることができる。ここで図1と同様に二重保護管として形成された保護管14は、やはりハウジング12に端部側で当て付けられているものの、ハウジング12に対して熱的に絶縁されている。図7の実施例には、熱的な絶縁の二種類の実現手段が示してある。しかも、そのうちの一方は図左半分に示してあり、もう一方は図右半分に示してある。両事例では、熱的な絶縁が、図1のように、熱伝導遮断部によって達成される。この熱伝導遮断部は、それぞれ半分ずつ図右半分および図左半分に示したフランジ付きスリーブ28;29によって製作されている。各フランジ付きスリーブ28;29は、スリーブ区分281;291と、スリーブ端部で半径方向に突出したフランジ282:292とを有している。図右半分に半割断面図で示したフランジ付きスリーブ28は劣熱伝導性のまたは劣断熱性の材料から製作されている。スリーブ区分281の外径は、ハウジング12の測定ガス側の端領域121の内法の直径よりも僅かに小さく寸法設定されている。フランジ282の外径は、スリーブ区分281が測定ガス側の端領域121内に押し込まれた場合に、フランジ282が測定ガス側の端領域121の端面を完全に覆うように寸法設定されている。フランジ付きスリーブ28はハウジング12に固定されており、保護管14はフランジ付きスリーブ28のフランジ282に固く結合されている。
図7の左半分に示したフランジ付きスリーブ29では、スリーブ区分291が、ハウジング12の測定ガス側の端領域121の内法の直径よりも著しく小さい外径を有している。フランジ292の外径は保護管14の外径とほぼ同じ大きさに寸法設定されている。ポット状の内側の保護管16は、半径方向に曲げ出されたポット縁部161を有している。このポット縁部161はフランジ付きスリーブ29のフランジ292に面接触していて、縁端部で外側の保護管17の端面に固く結合されている。ポット縁部161とフランジ292とは互いに固く結合されている。フランジ292と、ハウジング12の測定ガス側の端領域121の端面との、互いに向かい合った表面には、積み重なった個別化された尖った凸状成形部30;31が設けられている。この凸状成形部30,31でフランジ292とハウジング12とはスポット溶接されており、これによって、ハウジング12と保護管14との間には、ほんの僅かな小さな熱伝導ブリッジしか存在していない。フランジ付きスリーブ29とハウジング12の測定ガス側の端領域121の内壁123ならびに端面との間に存在する空気室32は熱伝導遮断部を形成しており、これによって、保護管14だけでなくセンサ素子11もハウジング12から熱的に絶縁されている。
図8および図9に二種類の断面図で示した、二重保護管として形成された保護管14は、図1および図7に対して説明した測定フィーラにおいて、そこに図示して説明した二重保護管として形成された保護管14に対して択一的に使用されてよい。保護管14はやはり、ガス通流開口18を備えた内側の保護管16と、この保護管16を同心的に取り囲む、ガス通流開口19を備えた外側の保護管17とを有している。内側の保護管16に設けられたガス通流開口18には流れエレメント35が対応配置されている。この流れエレメント35は内側の保護管16から折り曲げられていて、外側の保護管17に向かって方向付けられている。流れエレメント35は膨出部36によって形成される。この膨出部36は外側の保護管17に向かって前方に湾曲させられている。この場合、膨出部36は、内側の保護管16の外面の方向への接線方向のガス流れが発生させられるような設定角を内側の保護管16の外面に対して有している。さらに、この内側の保護管16に設けられたガス通流開口18の交差縁部181は、内側の保護管16の内面に沿って場合によりガス流れによって押し進められた水滴を内面から剥離するシャープなエッジが形成されないように凹状に丸み付けられている。
第1の実施例によるラムダセンサの部分的な縦断面図である。 第2の実施例(右側の半割断面図)および第3の実施例(左側の半割断面図)によるラムダセンサの部分的な縦断面図である。 第4の実施例によるラムダセンサの部分的な縦断面図である。 図3に示したIV−IV線に沿った断面図である。 ラムダセンサが高温の場合を図4と同様に示す図である。 第5の実施例によるラムダセンサの部分的な縦断面図である。 熱的な絶縁の2つの変化形(左側の半割断面図および右側の半割断面図)を備えた第6の実施例によるラムダセンサの部分的な縦断面図である。 ラムダセンサの変更された二重保護管を、図9に示したVIII−VIII線に沿って示す横断面図である。 図8に示したIX−IX線に沿った断面図である。
符号の説明
11 センサ素子、 12 ハウジング、 13 シール部材、 14 保護管、 15 溶接シーム、 16 保護管、 17 保護管、 18 ガス通流開口、 19 ガス通流開口、 20 エアクッション、 21 環状ギャップ、 22 管インサート、 23 被覆管、 24 中間室、 25 内側管、 26 六角部、 27 ねじ山、 28 フランジ付きスリーブ、 29 フランジ付きスリーブ、 30 凸状成形部、 31 凸状成形部、 32 空気室、 33 ガス通流開口、 34 断熱ゾーン、 35 流れエレメント、 36 膨出部、 37 載着面、 38 載着面、 39 溶接シーム、 40 環状ギャップ、 41 熱伝達面、 42 載着面、 43 リング、 44 リング、 45 環状区分、 46 環状区分、 111 端区分、 121 端領域、 122 ハウジングカラー、 123 内壁、 124 隆起部、 141 ポット底部、 161 管縁部、 162 ポット底部、 171 管縁部、 172 ポット底部、 181 交差縁部、 221 管縁部、 251 カップ底部、 252 カップ壁、 281 スリーブ区分、 282 フランジ、 291 スリーブ区分、 292 フランジ、 461 環状セグメント

Claims (23)

  1. 測定ガス内のガス成分の濃度を測定するためのガスセンサであって、センサ素子(11)が設けられており、該センサ素子(11)が、測定ガスにさらされる測定ガス側の端区分(111)でハウジング(12)を越えて突出しており、さらに、測定ガス側の端区分(111)にわたって被せられた、ガス通流開口(18,19)を備えた保護管(14)が設けられており、該保護管(14)が、ハウジング(12)に固定されている形式のものにおいて、保護管(14)および/またはセンサ素子(11)が、ハウジング(12)から熱的に絶縁されており、ハウジング(12)と保護管(14)および/またはセンサ素子(11)との間に熱伝導遮断部が配置されており、ハウジング(12)が、測定ガス側の端領域(121)を有しており、該端領域(121)が、センサ素子(11)を、減じられた間隔を置いて取り囲んでおり、熱伝導遮断部が、閉じ込められたエアクッション(20)によって形成されており、該エアクッション(20)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の内壁(123)をカバーしており、保護管(14)が、ガス通流開口(18)を有する内側の保護管(16)と、ガス通流開口(19)を有する外側の保護管(17)とを備えた二重保護管として形成されており、エアクッション(20)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の内壁(123)と、端領域(121)内に差し込まれた内側の保護管(16)との間の、軸方向で仕切られた環状ギャップ(21)内に閉じ込められており、外側の保護管(17)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)に外部で被せ嵌められており、内側の保護管(16)が、環状の狭幅の載着面(42)で外側の保護管(17)に支持されており、該外側の保護管(17)が、その管縁部(171)でハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)に位置固定されており、端領域(121)の、外側の保護管(17)によって被せられた区分と、外側の保護管(17)との間に環状ギャップ(40)が設けられていることを特徴とする、ガスセンサ。
  2. センサ素子(11)を間隔を置いて取り囲む管状体(22)が設けられており、エアクッション(20)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の内壁(123)と、測定ガス側の端領域(121)内に押し込まれた管状体(22)との間の、軸方向で仕切られた環状ギャップ(21)内に閉じ込められている、請求項1記載のガスセンサ。
  3. 環状ギャップ(21)が、下側の端部でハウジング(12)の突出隆起部(124)によって仕切られていて、上側の端部で管状体(22)の、曲げられた管縁部(221)によって仕切られている、請求項2記載のガスセンサ。
  4. 管状体(22)が、センサ素子(11)の測定ガス側の端区分(111)の端部にまでハウジング(12)を越えて突出している、請求項2または3記載のガスセンサ。
  5. ハウジング(12)が、測定ガス側の端領域(121)を有しており、該端領域(121)が、センサ素子(11)を、減じられた間隔を置いて取り囲んでおり、熱伝導遮断部が、フランジ付きスリーブ(28,29)によって製作されており、該フランジ付きスリーブ(28,29)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)内に挿入されており、保護管(14)が、フランジ付きスリーブ(28,29)に固定されている、請求項1記載のガスセンサ。
  6. フランジ付きスリーブ(28)が、断熱性の材料から成っていて、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の内法の直径よりも僅かに小さい外径を備えた中空円筒状のスリーブ区分(281)と、スリーブ端部で半径方向に突出したフランジ(282)とを有しており、該フランジ(282)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の端面を覆っており、保護管(14)が、フランジ(282)に固く結合されている、請求項5記載のガスセンサ。
  7. フランジ付きスリーブ(29)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の内法の直径よりも小さい外径を備えた中空円筒状のスリーブ区分(291)と、スリーブ端部で半径方向に突出したフランジ(292)とを有しており、該フランジ(292)が、測定ガス側の端領域(121)の端面を覆っており、フランジ(292)が、該フランジにかつ/またはハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の端面に設けられた個別化された尖った凸状成形部(30,31)でハウジング(12)にスポット溶接されており、保護管(14)が、フランジ(292)の、ハウジング(12)と反対の側の下面に固定されている、請求項5記載のガスセンサ。
  8. 環状ギャップ(21)が、下側の端部でハウジング(12)の、小さな載着面(38)を備えた突出隆起部(124)によって仕切られていて、上側の端部で内側の保護管(16)の、ハウジング(12)の端領域(121)の内壁(123)に狭幅面で支持された拡幅された管縁部(161)によって仕切られている、請求項記載のガスセンサ。
  9. ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)と内側の保護管(16)および/または外側の保護管(17)との間に、ハウジング(12)の温度に関連した熱伝達部をハウジング(12)と内側の保護管(16)および/または外側の保護管(17)との間に形成する手段が配置されている、請求項1または8記載のガスセンサ。
  10. 前記手段が、ハウジング(12)の温度の増加につれて、増加させられる熱伝達面をハウジング(12)と内側の保護管(16)および/または外側の保護管(17)との間に形成するように構成されている、請求項記載のガスセンサ。
  11. 前記手段が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)に保持された少なくとも1つのリング(43,44)を有しており、該リング(43,44)が、円筒状の環状区分(45)と、該環状区分(45)に軸方向で続く区分けされた環状区分(46)とを有しており、区分けされた環状区分(46)の環状セグメント(461)が、加熱時に環状区分(46)から拡開しかつ内側の保護管(16)にまたは外側の保護管(17)に当て付けられるように形成されている、請求項10記載のガスセンサ。
  12. 1つのリング(43)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の内壁(123)内に挿入されており、1つのリング(44)が、ハウジング(12)の測定ガス側の端領域(121)の外壁に載着されている、請求項11記載のガスセンサ。
  13. 保護管(14)が、断熱ゾーン(34)によって取り囲まれている、請求項1から7までのいずれか1項記載のガスセンサ。
  14. 断熱ゾーン(34)が、保護管(14)を取り囲む中空室(24)であり、該中空室(24)が、保護管(14)と、該保護管(14)に載着された、該保護管(14)に気密に結合された被覆管(23)との間に製作されている、請求項13記載のガスセンサ。
  15. 中空室(24)内にガスが閉じ込められている、請求項14記載のガスセンサ。
  16. 中空室(24)が排気されている、請求項14記載のガスセンサ。
  17. 中空室(24)が、耐熱性の断熱材料で充填されている、請求項14記載のガスセンサ。
  18. 被覆管(23)の一方の管端部が、保護管(14)と一緒にハウジング(12)に溶接されており、被覆管の他方の管端部が、プレス嵌めによって保護管(14)にシールされているかまたは保護管(14)に気密に溶接されている、請求項14から17までのいずれか1項記載のガスセンサ。
  19. ハウジング(12)が、測定ガス側の端領域(121)を有しており、該端領域(121)が、センサ素子(11)を、減じられた間隔を置いて取り囲んでおり、測定ガス側の端領域(121)内に、センサ素子(11)の測定ガス側の端区分(111)にわたって被せられたカップ状の内側管(25)が挿入されており、該内側管(25)が、ガス通流開口(33)を備えている、請求項13から18までのいずれか1項記載のガスセンサ。
  20. 保護管(14)が、ガス通流開口(18)を有する内側の保護管(16)と、ガス通流開口(19)を有する外側の保護管(17)とを備えた二重保護管として形成されており、内側の保護管(16)に設けられたガス通流開口(18)に流れエレメント(35)が対応配置されており、該流れエレメント(35)が、外側の保護管(17)に向けられて内側の保護管(16)から折り曲げられている、請求項1から7までのいずれか1項記載のガスセンサ。
  21. 流れエレメント(35)が、外側の保護管(17)に向かって前方に湾曲させられた膨出部(36)によって形成されている、請求項20記載のガスセンサ。
  22. 膨出部(36)が、内側の保護管(16)の外面に対して湾曲させられており、これによって、内側の保護管(16)の外面に向かう接線方向のガス流れが得られるようになっている、請求項21記載のガスセンサ。
  23. 内側の保護管(16)に設けられたガス通流開口(18)の縁部(181)が、凹状に丸み付けられている、請求項20から22までのいずれか1項記載のガスセンサ。
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