JPH11326265A - ガスセンサのセンサエレメントのためのシ―ル装置 - Google Patents
ガスセンサのセンサエレメントのためのシ―ル装置Info
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- JPH11326265A JPH11326265A JP11092470A JP9247099A JPH11326265A JP H11326265 A JPH11326265 A JP H11326265A JP 11092470 A JP11092470 A JP 11092470A JP 9247099 A JP9247099 A JP 9247099A JP H11326265 A JPH11326265 A JP H11326265A
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- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- sealing device
- sealing
- protective cover
- powder package
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S277/00—Seal for a joint or juncture
- Y10S277/935—Seal made of a particular material
- Y10S277/943—Ceramic or glass
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- Pathology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスセンサ、特に内燃機関の排ガス中の酸素
含有量を算定するための酸素センサのセンサエレメント
のためのシール装置を改良して、ガソリン蒸気及び水蒸
気に対する抵抗力を著しく改善し、窒化ホウ素プレート
を有した「サンドイッチ」手段よりも安価にする。 【解決手段】 互いに上下にパッキングされた複数のシ
ールエレメント15,16,17内に、センサ10の軸
方向で位置するろうと形の導出部材13が、該導出部材
と、センサケーシング20の内壁との間のガス貫流可能
性が保証され、かつ測定ガス側のセンサ端部IIに向か
って、センサエレメント25と導出部材13との間に小
さなギャップ26が残されるように組み込まれている。
含有量を算定するための酸素センサのセンサエレメント
のためのシール装置を改良して、ガソリン蒸気及び水蒸
気に対する抵抗力を著しく改善し、窒化ホウ素プレート
を有した「サンドイッチ」手段よりも安価にする。 【解決手段】 互いに上下にパッキングされた複数のシ
ールエレメント15,16,17内に、センサ10の軸
方向で位置するろうと形の導出部材13が、該導出部材
と、センサケーシング20の内壁との間のガス貫流可能
性が保証され、かつ測定ガス側のセンサ端部IIに向か
って、センサエレメント25と導出部材13との間に小
さなギャップ26が残されるように組み込まれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスセンサのセン
サエレメントのためのシール装置であって、特に内燃機
関からの排ガス中の酸素含有量を算定するためのもので
あって、前記シール装置が、互いに上下にパッキングさ
れた複数のシールエレメントから成る1つのパッケージ
から成っていて、前記複数のシールエレメントがセンサ
エレメントを、金属製のセンサケーシングの長手方向孔
内で位置固定する形式のものに関する。
サエレメントのためのシール装置であって、特に内燃機
関からの排ガス中の酸素含有量を算定するためのもので
あって、前記シール装置が、互いに上下にパッキングさ
れた複数のシールエレメントから成る1つのパッケージ
から成っていて、前記複数のシールエレメントがセンサ
エレメントを、金属製のセンサケーシングの長手方向孔
内で位置固定する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、ドイツ連邦共和国特許第19
532090号明細書により公知である。
532090号明細書により公知である。
【0003】通常は、酸素センサのセンサエレメントの
ためのシール装置としては、前プレス成形されて、前焼
結された、ステアタイト製の粉末パッケージが使用され
る。この粉末パッケージは組み付けの際に高い軸方向圧
力をかけられ、この際に新たに成形される。排ガスに対
するこの原理のシール作用は十分なものであるが、流動
性の又は蒸気状の燃料及び水蒸気はシール部材を通って
拡散し、これにより検出作用が妨害される恐れがある。
ためのシール装置としては、前プレス成形されて、前焼
結された、ステアタイト製の粉末パッケージが使用され
る。この粉末パッケージは組み付けの際に高い軸方向圧
力をかけられ、この際に新たに成形される。排ガスに対
するこの原理のシール作用は十分なものであるが、流動
性の又は蒸気状の燃料及び水蒸気はシール部材を通って
拡散し、これにより検出作用が妨害される恐れがある。
【0004】上述のドイツ連邦共和国特許第19532
090号明細書に記載のものは、複数のシールエレメン
トのいわゆる「サンドイッチパッケージ」を使用するこ
とにより燃料蒸気に対するシール作用が改善されてい
る。この場合は、パッケージに挿入された窒化ホウ素プ
レートが、炭化水素のための貫流性を困難にしている。
この公知の手段は、窒化ホウ素の使用するために高価で
ある。
090号明細書に記載のものは、複数のシールエレメン
トのいわゆる「サンドイッチパッケージ」を使用するこ
とにより燃料蒸気に対するシール作用が改善されてい
る。この場合は、パッケージに挿入された窒化ホウ素プ
レートが、炭化水素のための貫流性を困難にしている。
この公知の手段は、窒化ホウ素の使用するために高価で
ある。
【0005】別の選択的な構成ではセンサエレメントが
溶着されている。このような手段を開発するためには、
使用された材料の熱膨張係数を極めて正確に調整しなけ
ればならず、このことは大量生産では問題となる。
溶着されている。このような手段を開発するためには、
使用された材料の熱膨張係数を極めて正確に調整しなけ
ればならず、このことは大量生産では問題となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、ガスセンサ、特に内燃機関の排ガス中の酸素含有量
を算定するための酸素センサのセンサエレメントのため
のシール装置を改良して、ガソリン蒸気及び水蒸気に対
する抵抗力を著しく改善し、窒化ホウ素プレートを有し
た「サンドイッチ」手段よりも安価にすることにある。
は、ガスセンサ、特に内燃機関の排ガス中の酸素含有量
を算定するための酸素センサのセンサエレメントのため
のシール装置を改良して、ガソリン蒸気及び水蒸気に対
する抵抗力を著しく改善し、窒化ホウ素プレートを有し
た「サンドイッチ」手段よりも安価にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、互いに上下にパッキングされた複
数のシールエレメント内に、センサの軸方向で位置する
ろうと形の導出部材が、該導出部材と、センサケーシン
グの内壁との間のガス貫流可能性が保証され、かつ測定
ガス側のセンサ端部に向かって、センサエレメントと導
出部材との間に小さなギャップが残されるように組み込
まれているようにした。
に本発明の構成では、互いに上下にパッキングされた複
数のシールエレメント内に、センサの軸方向で位置する
ろうと形の導出部材が、該導出部材と、センサケーシン
グの内壁との間のガス貫流可能性が保証され、かつ測定
ガス側のセンサ端部に向かって、センサエレメントと導
出部材との間に小さなギャップが残されるように組み込
まれているようにした。
【0008】
【発明の効果】ろうと形の導出部材の作用は、排ガス側
から下側の密な粉末パッケージを通って拡散する炭化水
素及び水蒸気が、ろうと形導出部材の下端面に衝突し、
ここでその大部分が、センサエレメントとろうと形導出
部材との間に形成された小さなギャップを通り、かつ、
内側保護カバーとセンサケーシングの外壁との間の中間
室を通り外部に逃出することができる。ガスがセンサの
基準空気室に到達しないように、金属製のろうと形導出
部材と、内側及び外側保護カバーとは、密な環状レーザ
溶接シームによって互いに結合される。
から下側の密な粉末パッケージを通って拡散する炭化水
素及び水蒸気が、ろうと形導出部材の下端面に衝突し、
ここでその大部分が、センサエレメントとろうと形導出
部材との間に形成された小さなギャップを通り、かつ、
内側保護カバーとセンサケーシングの外壁との間の中間
室を通り外部に逃出することができる。ガスがセンサの
基準空気室に到達しないように、金属製のろうと形導出
部材と、内側及び外側保護カバーとは、密な環状レーザ
溶接シームによって互いに結合される。
【0009】ろうと形の導出部材の効率は、外側の測定
ガス側の端面の前に、例えば750°Cの温度で前焼結
されたステアタイトから成る粗多孔性の粉末パッケージ
が配置されていて、この粉末パッケージの拡散抵抗が、
測定ガス側に向かってこの粉末パッケージに続く密な粉
末パッケージ並びに、接続面に続く密な粉末パッケージ
に比して著しく小さいことにより著しく改善される。
ガス側の端面の前に、例えば750°Cの温度で前焼結
されたステアタイトから成る粗多孔性の粉末パッケージ
が配置されていて、この粉末パッケージの拡散抵抗が、
測定ガス側に向かってこの粉末パッケージに続く密な粉
末パッケージ並びに、接続面に続く密な粉末パッケージ
に比して著しく小さいことにより著しく改善される。
【0010】選択的には粗多孔性の粉末パッケージの代
わりに、端面側で半径方向に延びる換気溝又は横方向孔
を有したセラミックディスクを使用することもできる。
このセラミックディスクにより粗多孔性の粉末パッケー
ジと同様の作用が得られる。
わりに、端面側で半径方向に延びる換気溝又は横方向孔
を有したセラミックディスクを使用することもできる。
このセラミックディスクにより粗多孔性の粉末パッケー
ジと同様の作用が得られる。
【0011】本発明のシール装置の効果は次のようにま
とめられる。
とめられる。
【0012】(イ)通常の手段と比較してガソリン蒸気
及び水蒸気に対する抵抗力が著しく改善されている。
及び水蒸気に対する抵抗力が著しく改善されている。
【0013】(ロ)前述の窒化ホウ素プレートを有する
「サンドイッチ」手段よりも安価である。
「サンドイッチ」手段よりも安価である。
【0014】(ハ)付加的なろうと形の導出部材を有し
ているにもかかわらず、構成部分の総数は「サンドイッ
チ」手段よりも多くはない。
ているにもかかわらず、構成部分の総数は「サンドイッ
チ」手段よりも多くはない。
【0015】(ニ)上述のガラス溶融手段と比して、場
合によっては臨界的な新しい方法ステップは不要であ
る。
合によっては臨界的な新しい方法ステップは不要であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を詳しく説明する。
態を詳しく説明する。
【0017】図面には、例えば電気化学的な酸素センサ
であるガスセンサ10が示されている。このガスセンサ
10は、測定ガス管(図示せず)内に組み込むための固
定手段として用いられる金属製のセンサケーシング20
の内側で、縦長のプレート状のセンサエレメント25を
有している。図面の上方に位置する端部は、以下で接続
側端部Iと記載し、下方に位置する端部は測定ガス側端
部IIと記載する。
であるガスセンサ10が示されている。このガスセンサ
10は、測定ガス管(図示せず)内に組み込むための固
定手段として用いられる金属製のセンサケーシング20
の内側で、縦長のプレート状のセンサエレメント25を
有している。図面の上方に位置する端部は、以下で接続
側端部Iと記載し、下方に位置する端部は測定ガス側端
部IIと記載する。
【0018】センサエレメント25は接続側端部Iに向
かって内側保護カバー12と外側保護カバー11とによ
って取り囲まれている。センサエレメント25の測定ガ
ス側端部IIはセンサケーシング20から突出してい
て、内側保護管21と外側保護管19とによって取り囲
まれている。内側保護管21と外側保護管19とは溶接
部23によってセンサケーシング20に固定されてい
て、測定したいガスのための流入流出開口を有してい
る。センサケーシング20の長手方向孔24の肩状リン
グ面27には、下側の又は測定ガス側の絶縁セラミック
18が載置されている。この絶縁セラミック18は、セ
ンサケーシング20の長手方向孔24の軸方向で延びる
連続的な貫通孔を有しており、この貫通孔を通ってセン
サエレメント25が突出する。センサケーシング20の
長手方向孔24の内側にはその他に、測定ガス側の絶縁
セラミック18から離隔されて、接続側の上方の絶縁セ
ラミック14が配置されている。この絶縁セラミック1
4も同様に、センサケーシング20の長手方向孔24の
方向で、中央の連続的な接続側貫通孔を有している。こ
の貫通孔は、下方の測定ガス側の絶縁セラミック18の
貫通孔に整合している。さらに上方の絶縁セラミック1
4は内側保護カバー12によって端面側で閉鎖されてい
る。
かって内側保護カバー12と外側保護カバー11とによ
って取り囲まれている。センサエレメント25の測定ガ
ス側端部IIはセンサケーシング20から突出してい
て、内側保護管21と外側保護管19とによって取り囲
まれている。内側保護管21と外側保護管19とは溶接
部23によってセンサケーシング20に固定されてい
て、測定したいガスのための流入流出開口を有してい
る。センサケーシング20の長手方向孔24の肩状リン
グ面27には、下側の又は測定ガス側の絶縁セラミック
18が載置されている。この絶縁セラミック18は、セ
ンサケーシング20の長手方向孔24の軸方向で延びる
連続的な貫通孔を有しており、この貫通孔を通ってセン
サエレメント25が突出する。センサケーシング20の
長手方向孔24の内側にはその他に、測定ガス側の絶縁
セラミック18から離隔されて、接続側の上方の絶縁セ
ラミック14が配置されている。この絶縁セラミック1
4も同様に、センサケーシング20の長手方向孔24の
方向で、中央の連続的な接続側貫通孔を有している。こ
の貫通孔は、下方の測定ガス側の絶縁セラミック18の
貫通孔に整合している。さらに上方の絶縁セラミック1
4は内側保護カバー12によって端面側で閉鎖されてい
る。
【0019】測定ガス側の絶縁セラミック18と接続側
の絶縁セラミック14との間に、この順番で、下方の密
な粉末パッケージ16と、粗多孔性の粉末パッケージ1
7と、ろうと形の導出部材13の端面側の端部と、上方
の密な粉末パッケージ15とが位置している。シールエ
レメントである粉末パッケージ15,17,16は、ろ
うと形の導出部材13の端面を介在して1つのシールパ
ッケージを形成している。このろうと形の導出部材13
は、シールエレメント15,16,17のパッケージ
と、センサケーシング20の長手方向孔24とに組み込
まれており、この場合、この導出部材13とセンサケー
シング20の長手方向孔24の内壁との間でガスの貫流
性が保証され、センサエレメント25と導出部材13と
の間に、測定ガス側のセンサ端部II向かって小さなギ
ャップ26が残されるようになっている。
の絶縁セラミック14との間に、この順番で、下方の密
な粉末パッケージ16と、粗多孔性の粉末パッケージ1
7と、ろうと形の導出部材13の端面側の端部と、上方
の密な粉末パッケージ15とが位置している。シールエ
レメントである粉末パッケージ15,17,16は、ろ
うと形の導出部材13の端面を介在して1つのシールパ
ッケージを形成している。このろうと形の導出部材13
は、シールエレメント15,16,17のパッケージ
と、センサケーシング20の長手方向孔24とに組み込
まれており、この場合、この導出部材13とセンサケー
シング20の長手方向孔24の内壁との間でガスの貫流
性が保証され、センサエレメント25と導出部材13と
の間に、測定ガス側のセンサ端部II向かって小さなギ
ャップ26が残されるようになっている。
【0020】ろうと形の導出部材13の広い上方の開口
部は、密な環状のレーザー溶接部22によって内側保護
カバー12と外側保護カバー11とに溶接されている。
部は、密な環状のレーザー溶接部22によって内側保護
カバー12と外側保護カバー11とに溶接されている。
【0021】ろうと形の導出部材13の作用は以下の通
りである。即ち、排ガス側IIから下側の密な粉末パッ
ケージ16を通って拡散された炭化水素又はH2O蒸気
は、ろうと形の導出部材13の下端面に当接し、ここで
その大部分はギャップ26及び、内側保護カバー12と
センサケーシング20の外壁との間に残されたギャップ
を通って外に逃出することができる。
りである。即ち、排ガス側IIから下側の密な粉末パッ
ケージ16を通って拡散された炭化水素又はH2O蒸気
は、ろうと形の導出部材13の下端面に当接し、ここで
その大部分はギャップ26及び、内側保護カバー12と
センサケーシング20の外壁との間に残されたギャップ
を通って外に逃出することができる。
【0022】ろうと形導出部材13の端面に前置された
粗多孔性の前記粉末パッケージ17は、例えば、約75
0°Cで前焼結されるステアタイトから成っており、粗
多孔性の粉末パッケージ17の拡散抵抗が、接続側の上
方の密な粉末パッケージ15及び測定ガス側の密な粉末
パッケージ16に比べて著しく小さい場合に、ろうと形
導出部材13の効率を改善する。
粗多孔性の前記粉末パッケージ17は、例えば、約75
0°Cで前焼結されるステアタイトから成っており、粗
多孔性の粉末パッケージ17の拡散抵抗が、接続側の上
方の密な粉末パッケージ15及び測定ガス側の密な粉末
パッケージ16に比べて著しく小さい場合に、ろうと形
導出部材13の効率を改善する。
【0023】同様の効果は選択的に、粗多孔性の粉末パ
ッケージ17と置き換えられるセラミックディスク(図
示せず)によって得られる。このセラミックディスクに
は、端面側で半径方向に延びる通気溝又は横方向孔が設
けられている。
ッケージ17と置き換えられるセラミックディスク(図
示せず)によって得られる。このセラミックディスクに
は、端面側で半径方向に延びる通気溝又は横方向孔が設
けられている。
【0024】さらに述べるなら、内側保護カバー12
は、排ガス側IIに面した端部でかしめ部28によって
センサケーシング20に結合されている。
は、排ガス側IIに面した端部でかしめ部28によって
センサケーシング20に結合されている。
【0025】本発明によるシール装置及び、このシール
装置が設けられたガスセンサの構造的及び作用的なさら
なる特徴は、前述のボッシュ社のドイツ連邦共和国特許
第19532090号明細書に記載されたガスセンサと
同様であってよい。
装置が設けられたガスセンサの構造的及び作用的なさら
なる特徴は、前述のボッシュ社のドイツ連邦共和国特許
第19532090号明細書に記載されたガスセンサと
同様であってよい。
【図1】本発明によるシール装置を備えたガスセンサの
縦断面図である。
縦断面図である。
10 ガスセンサ、 11 外側保護カバー、 12
内側保護カバー、 13 導出部材、 14 絶縁セラ
ミック、 15,16,17 粉末パッケージ、 18
絶縁セラミック、 19 外側保護管、 20 セン
サケーシング、21 内側保護管、 22 環状のレー
ザー溶接部、 23 溶接部、 24長手方向孔、 2
5 センサエレメント、 26 ギャップ、 27 環
状面、 28 かしめ部
内側保護カバー、 13 導出部材、 14 絶縁セラ
ミック、 15,16,17 粉末パッケージ、 18
絶縁セラミック、 19 外側保護管、 20 セン
サケーシング、21 内側保護管、 22 環状のレー
ザー溶接部、 23 溶接部、 24長手方向孔、 2
5 センサエレメント、 26 ギャップ、 27 環
状面、 28 かしめ部
Claims (10)
- 【請求項1】 ガスセンサのセンサエレメントのための
シール装置であって、特に内燃機関からの排ガス中の酸
素含有量を算定するためのものであって、前記シール装
置が、互いに上下にパッキングされた複数のシールエレ
メントから成る1つのパッケージから成っていて、前記
複数のシールエレメントがセンサエレメントを、金属製
のセンサケーシングの長手方向孔内で位置固定する形式
のものにおいて、 互いに上下にパッキングされた複数のシールエレメント
(15,16,17)内に、センサ(10)の軸方向で
位置するろうと形の導出部材(13)が、該導出部材
(13)と、センサケーシング(20)の内壁との間の
ガス貫流可能性が保証され、かつ測定ガス側のセンサ端
部(II)に向かって、センサエレメント(25)と導
出部材(13)との間に小さなギャップ(26)が残さ
れるように組み込まれていることを特徴とする、ガスセ
ンサのセンサエレメントのためのシール装置。 - 【請求項2】 センサエレメント(25)が接続側
(I)に向かって内側保護カバー(12)及び外側保護
カバー(11)によって取り囲まれていて、導出部材
(13)が、接続側(I)に面した広い開口で、密な環
状溶接シーム(22)によって内側保護カバー(12)
及び外側保護カバー(11)に結合されている、請求項
1記載のシール装置。 - 【請求項3】 内側保護カバー(12)と外側保護カバ
ー(11)と導出部材(13)とが金属から成ってい
て、前記環状溶接シーム(22)がレーザー溶接により
製造されている、請求項2記載のシール装置。 - 【請求項4】 導出部材(13)が深絞りにより成形さ
れている、請求項3記載のシール装置。 - 【請求項5】 導出部材(13)の、測定ガス側の外側
端面の手前に、前記シールエレメントのうちの1つであ
る粗多孔性の粉末パッケージ(17)が配置されてい
る、請求項1から4までのいずれか1項記載のシール装
置。 - 【請求項6】 前記の粗多孔性の粉末パッケージ(1
7)が、前焼結されたステアタイトから成っている、請
求項5記載のシール部材。 - 【請求項7】 前記の粗多孔性の粉末パッケージ(1
7)が、導出部材(13)の内側に位置する、接続側
の、上方の密な粉末パッケージ(15)と、測定ガス側
の下方の密な粉末パッケージ(16)との間にパッキン
グされていて、粗多孔性の粉末パッケージ(17)の拡
散抵抗は、接続側の密な粉末パッケージ(15)と測定
ガス側の密な粉末パッケージ(16)の拡散抵抗よりも
小さい、請求項5又は6記載のシール装置。 - 【請求項8】 導出部材(13)の、測定ガス側の外側
の端面の手前に、セラミックプレートが配置されてい
て、該セラミックプレートが、端面に向かって開かれ
た、半径方向に延びる換気溝又は横方向孔を有してい
る、請求項1から4までのいずれか1項記載のシール装
置。 - 【請求項9】 シールエレメント(15,16,17)
のパッケージが、接続側の絶縁ブロック(14)と測定
ガス側の絶縁ブロック(18)との間に位置している、
請求項1から8までのいずれか1項記載のシール装置。 - 【請求項10】 接続側の絶縁ブロック(14)が内側
の保護カバー(12)によって軸方向で閉鎖されてい
る、請求項9記載のシール装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19814503.9 | 1998-04-01 | ||
DE19814503A DE19814503A1 (de) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | Dichtungsanordnung für ein Sensorelement eines Gas-Sensors |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11326265A true JPH11326265A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=7863181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11092470A Withdrawn JPH11326265A (ja) | 1998-04-01 | 1999-03-31 | ガスセンサのセンサエレメントのためのシ―ル装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6206377B1 (ja) |
JP (1) | JPH11326265A (ja) |
DE (1) | DE19814503A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012021895A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6719950B2 (en) | 2001-11-14 | 2004-04-13 | Robert Bosch Corporation | Miniaturized exhaust gas sensor |
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