JPH08253043A - 自動変速機用シフトレバー装置 - Google Patents

自動変速機用シフトレバー装置

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JPH08253043A
JPH08253043A JP5855795A JP5855795A JPH08253043A JP H08253043 A JPH08253043 A JP H08253043A JP 5855795 A JP5855795 A JP 5855795A JP 5855795 A JP5855795 A JP 5855795A JP H08253043 A JPH08253043 A JP H08253043A
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JP
Japan
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engaging means
shift lever
shift
cable
key cylinder
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JP5855795A
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English (en)
Inventor
Tamaki Koide
珠貴 小出
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトロック時における誤操作によるシフト
ロックの解除を確実に防止する。 【構成】 シフトレバー31の動きに連動するケーブル
62の末端に、第1の係合手段64を設け、イグニッシ
ョンキー20が挿入されるキーシリンダ67側に、イグ
ニッションキー20がキーシリンダ67のLOCK位置
とACC位置のいずれかに位置するときに第1の係合手
段64と係合しケーブル62の移動を阻止する第2の係
合手段68を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルを用いてシフ
トレバーのシフトロックを行う自動変速機用シフトレバ
ー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両では、発進時のシフトレバーの誤操
作を防止するためにシフトロック機構が採用されてい
る。シフトロック機構の一例として、シフトレバーをパ
ーキングレンジ(P位置)にシフトさせた状態で、ブレ
ーキペダルを踏込むとソレノイドが励磁され、シフトレ
バーのシフトロックを解除する技術が知られている。ま
た、シフトレバーの動きに連動するケーブルを用いたシ
フトロック機構も知られている。
【0003】図8は、ケーブルを用いたシフトロック機
構の一例を示している。図8において、1はシフトレバ
ーを示している。シフトレバー1は、シャフト2を中心
に車両前後方向に揺動可能となっている。シフトレバー
1には、シフトボタン3と連動するディテントピン4が
移動可能に設けられている。ディテントピン4は、シフ
トレバー1のシフト位置を決めるディテントプレート
(図示略)と係合可能となっている。ディテントプレー
トには、リンクプレート5がピン6を中心に揺動可能に
支持されている。リンクプレート5には、カム穴7が形
成されている。シフトレバー1には、カム穴7に挿通さ
れるピン8が固定されるレバー9が取付けられている。
【0004】リンクプレート5には、インナケーブル1
2の一方が連結されている。インナケーブル12を保持
するアウタケーブル11は、車体側に固定されている。
インナケーブル12の他方には、端末金具13が取付け
られている。端末金具13は、ホルダ14に移動可能に
保持されている。端末金具13は、スプリング15によ
ってホルダ14から離れる方向に付勢されている。端末
金具13は、キーシリンダカム16と係合可能となって
いる。アウタケーブル11とホルダ14との間には、ソ
レノイド18が配置されている。ソレノイド18の中央
の穴には、インナケーブル12が挿通されている。ソレ
ノイド18の近傍には、インナケーブル12に固定され
たディスク19が設けられている。ソレノイド18への
通電時には、ディスク19がソレノイド18に吸着さ
れ、インナケーブル12が軸方向に移動する。
【0005】図8の装置では、キーシリンダに挿入され
るイグニッションキーがキーシリンダのLOCKの位置
にある時は、インナケーブル12の端末金具13がキー
シリンダカム16の回転により動きが阻止される。その
ため、シフトレバー1のシフトボタン3を押圧してもリ
ンクプレート5は回動せず、シフトレバー1はP位置に
保持される。キーシリンダに差し込まれるイグニッショ
ンキーがACC(アクセサリー)又はONの位置にある
場合は、キーシリンダカム16の回転によりキーシリン
ダカム16と端末金具13との係合が解除され、端末金
具13はインナケーブル12の移動方向に移動可能な状
態となる。ソレノイド18は、イグニッションキーがL
OCKの位置にある以外は励磁されているので、ソレノ
イド18の励磁によりインナケーブル12に固定された
ディスク19はソレノイド18に吸着される。この状態
では、インナケーブル12はソレノイド18の吸着力以
下の力では軸方向に動くことができないので、シフトボ
タン3を押圧してもリンクプレート5は回動せず、シフ
トレバー1はP位置に保持される。
【0006】イグニッションキーがキーシリンダのAC
CまたはONの位置にある場合、ブレーキペダル(図示
略)を踏むとソレノイド18への通電が停止される。そ
のため、端末金具13を付勢するスプリング15の力に
打ち勝つ力でシフトボタン3を押すと、リンクプレート
5はディテントピン4に押圧されて回転し、シフトレバ
ー1をP位置以外のレンジにシフトさせることができ
る。シフトレバー1をP位置以外のレンジにシフトさせ
た状態では、シフトレバー1の動きに伴う端末金具13
の動きによりキーシリンダカム16の回転が防止され、
LOCK位置へイグニッションキーを回すことができ
ず、キーシリンダからのイグニッションキーキーの抜け
が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8の従来装
置にはつぎの問題が存在した。イグニッションキーがA
CCまたはONの位置にある場合で、かつブレーキペダ
ルを踏み込まない状態では、ソレノイド18の励磁によ
りディスク19がソレノイド18側に吸着されている
が、この状態でシフトレバー1のシフトボタン3を無理
に押圧し、ディテントピン4を押し下げると、ソレノイ
ド18の吸着力に打勝ってリンクプレート5が回動し、
シフトレバー1のシフトロックが解除されるという問題
がある。例えば、シフトレバー1がP位置でイグニッシ
ョンキーがキーシリンダのACC位置にある場合は、シ
フトボタン3を無理に押圧することによりシフトレバー
1を他のレンジにシフトさせることが可能である。ま
た、図8の装置ではソレノイドへの電力供給が停止する
とシフトロックが解除されてしまうので、ソレノイドの
制御回路を故意に断線させた場合は、他人が車両を容易
に移動させることができるという問題もある。したがっ
て、シフトロック時に誤操作した場合でもシフトロック
の解除を阻止できるシフトレバー装置の開発が望まれ
る。
【0008】本発明の目的は、シフトロック時における
誤操作によるシフトロックの解除を確実に防止すること
が可能な自動変速機用シフトレバー装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する自動
変速機用シフトレバー装置は、次の通りである。 (1)シフトレバーの動きに連動するケーブルの末端
に、第1の係合手段を設け、イグニッションキーが挿入
されるキーシリンダ側に、イグニッションキーがキーシ
リンダのLOCK位置とACC位置のいずれかに位置す
るときに第1の係合手段と係合しケーブルの移動を阻止
する第2の係合手段を設けたことを特徴とする自動変速
機用シフトレバー装置。 (2)シフトレバーの動きに連動するケーブルの末端
に、第1の係合手段を設け、イグニッションキーが挿入
されるキーシリンダ側に、イグニッションキーが少なく
ともキーシリンダのLOCK位置に位置するときに第1
の係合手段と係合しケーブルの移動を阻止する第2の係
合手段を設け、前記ケーブルに第3の係合手段を固定
し、該第3の係合手段の近傍に第3の係合手段と係合し
ケーブルの移動を阻止する第4の係合手段を設け、該第
4の係合手段を、イグニッションキーがキーシリンダの
ON位置又はSTART位置に位置するときにのみ第3
の係合手段と第4の係合手段との係合を解除可能なソレ
ノイドに連結したことを特徴とする自動変速機用シフト
レバー装置。
【0010】
【作用】上記(1)の自動変速機用シフトレバー装置で
は、イグニッションキーがキーシリンダのLOCK位置
とACC位置のいずれかに位置するときに、第1の係合
手段と第2の係合手段とが係合するので、第1の係合手
段が設けられるケーブルの動きを阻止することが可能と
なる。したがって、ケーブルと連動するシフトレバーの
シフト操作は不可能となる。上記(2)の自動変速機用
シフトレバー装置では、イグニッションキーが少なくと
もキーシリンダのLOCK位置に位置するときに、第1
の係合手段と第2の係合手段とが係合するので、第1の
係合手段が設けられるケーブルの動きを阻止することが
可能となる。イグニッションキーがキーシリンダのON
位置又はSTART位置にのみ位置するときには、ソレ
ノイドにより第3の係合手段と第4の係合手段との係合
を解除することが可能となり、イグニッションキーがキ
ーシリンダのLOCK位置又はACC位置に位置すると
きには、第3の係合手段と第4の係合手段が係合し、第
3の係合手段が固定されるケーブルの動きを阻止するこ
とが可能となる。したがって、ケーブルと連動するシフ
トレバーのシフト操作は不可能となる。
【0011】
【実施例】図1ないし図7は、本発明の一実施例に係る
自動変速機用シフトレバー装置を示している。図2にお
いて、31はシフトレバーを示している。シフトレバー
31は、ベースプレート30側に設けられたシャフト3
2を中心に車両前後方向(矢印F方向)に揺動可能とな
っている。シフトレバー31の頂部近傍には、シフトボ
タン33が設けられている。シフトレバー31の下部に
は、シフトボタン33と連動するディテントピン34が
移動可能に設けられている。ディテントピン34は、シ
フトレバー31のシフト位置を決めるディテントプレー
ト35と係合可能となっている。シフトレバー31に
は、水平方向に延びるガイドピン36が取付けられてい
る。ベースプレート30の上部を覆うアッパカバー81
には、ロック解除ボタン82が上下方向に移動可能に取
付けられている。
【0012】図2に示すように、ベースプレート30に
は、合成樹脂からなるシフトロックプレート40が揺動
可能に取付けられている。図6に示すように、シフトロ
ックプレート40は、ベースプレート30の軸部に嵌合
された筒部41を中心として車両前後方向に揺動可能と
なっている。シフトロックプレート40の上部の一方に
は、フック42が形成されている。シフトロックプレー
ト40の上部の他方には、後述するガイド溝85が形成
されている。シフトロックプレート40には、合成樹脂
からなるリンク部材50が移動可能に取付けられてい
る。リンク部材50は、シフトロックプレート40の保
持部47に挿入された軸部51を中心として車両前後方
向に揺動可能となっている。シフトロックプレート40
の筒部41には、下方に延びるアーム48が形成されて
いる。アーム48の先端部には、ベースプレート30と
当接可能な弾性体からなるクッション49が取付けられ
ている。
【0013】リンク部材50は、上下方向に延びる板状
に形成されている。リンク部材50の頂部は、ディテン
トピン34が当接可能な規制面52aに形成されてい
る。シフトロックプレート40には、リンク部材50の
傾斜面からなる側端面53と係合可能な係合面46が形
成されている。リンク部材50の側端面53は、所定方
向(矢印A方向)にのみ係合面46と係合し、所定方向
と反対方向(矢印B方向)には係合しない。すなわち、
リンク部材50は矢印A方向の動きがシフトロックプレ
ート40によって規制され、矢印B方向への揺動は可能
となっている。リンク部材50は、保持部47の外周に
設けられた付勢手段としてのトーションスプリング55
によって側端面53が係合面46に常時密着するように
付勢されている。
【0014】ベースプレート30の上部を覆うアッパカ
バー81に取付けられたロック解除ボタン82は、リン
ク部材50の一方の頂面52bとの当接によりリンク部
材50をトーションスプリング55による付勢方向と反
対側に回動させる機能を有している。ロック解除ボタン
82の押圧によるリンク部材50の回動により、ディテ
ントピン34と規制面52aとの当接が回避され、ディ
テントピン34を所定の位置まで押し下げることができ
る。シフトロックプレート40のフック42と反対側に
位置する張出部45には、シフトレバー31に取付けら
れるガイドピン36が挿入される略コの字状のガイド溝
85が形成されている。
【0015】ベースプレート30には、機械的動力を伝
達するケーブル60が取付けられている。ケーブル60
は、筒状のアウタケーブル61とワイヤロープ状のイン
ナケーブル62と、ロッド63から構成されている。イ
ンナケーブル62は、アウタケーブル61に摺動可能に
挿入されている。アウタケーブル61は、ベースプレー
ト30に固定されている。インナケーブル62の一方
は、ロッド63を介してシフトロックプレート40と連
結されている。インナケーブル62の他方の端末部に
は、図3に示すように、第1の係合手段としての端末金
具64が取付けられている。車両を始動させるイグニッ
ションキー20が挿入されるキーシリンダ67の近傍に
は、ホルダ66が設けられている。端末金具64は、ホ
ルダ66に移動可能に保持されている。端末金具64
は、スプリング65によってホルダ66から離れる方向
に付勢されている。
【0016】キーシリンダ67には、イグニッションキ
ー20の動きと連動する第2の係合手段としてのキーシ
リンダカム(回転子)68が設けられている。端末金具
64の凸部64aは、キーシリンダカム68の凸部68
aとインナケーブル62の移動方向に係合可能となって
いる。図5に示すように、キーシリンダ67に対するイ
グニッションキー20の位置は、LOCK、ACC(ア
クセサリ)、ON、STARTの4つがある。LOCK
は、イグニッションキー20を差し込む位置であり、イ
グニッションキー20がLOCK又はACCの位置にあ
る状態ではキーシリンダカム68が端末金具64と係合
するようになっている。イグニッションキー20がAC
C又はONの位置にあるときは、キーシリンダカム68
は端末金具64と係合しない。イグニッションキー20
をLOCKからACCの位置まで回転させると、車室内
のラジオ等の機器をオンとすることができる。イグニッ
ションキー20をONの位置を通過してSTARTの位
置まで回転させると、モータによりエンジンを起動させ
ることができる。この状態でイグニッションキー20を
離すと、イグニッションキー20はONの位置まで自動
的に戻る。車両の走行時は、イグニッションキーはON
の位置に位置している。
【0017】図3に示すように、インナケーブル62の
途中には第3の係合手段としてのスライダ71が設けら
れている。スライダ71は、インサート成形によってイ
ンナケーブル62に固定されている。スライダ71は、
インナケーブル62に沿って延びる角棒状に形成されて
いる。スライダ71の長手方向のほぼ中央には、外方に
突出する係合部72が形成されている。スライダ71
は、合成樹脂からなるケース73に摺動自在に保持され
ている。ケース73は、車体側に固定されている。ケー
ス73内のスライダ71と対向する位置には、第4の係
合手段としてのストッパ75が設けられている。ストッ
パ75は、スライダ71の係合部72と係合可能となっ
ている。ケース73内には、ストッパ75をスライダ7
1に向けて付勢するスプリング77が設けられている。
ケース73内には、ストッパ75と連結されるソレノイ
ド76が収納されている。ソレノイド76は、イグニッ
ションキー20がキーシリンダ67のON位置又はST
ART位置にあり、かつシフトレバー31がP位置にあ
る状態でブレーキペダル(図示略)を踏み込んだ時に励
磁され、ストッパ75とスライダ71との係合を解除す
るようになっている。
【0018】つぎに、上記の自動変速機用シフトレバー
装置における作用について説明する。イグニッションキ
ー20がキーシリンダ67のLOCK又はACC位置に
ある状態では、端末金具64とキーシリンダカム68と
が係合しているので、インナケーブル62の軸方向の移
動は阻止され、シフトボタン33を押圧してディテント
ピン34を押し下げることができず、シフトレバー31
はP位置(パーキング位置)に維持されたままとなる。
【0019】イグニッションキー20がキーシリンダ6
7のON位置にあり、シフトレバー31がP位置にある
状態では、スライダ71とストッパ75とが係合してい
るので、インナケーブル62の軸方向の移動は規制され
る。この状態では、図6に示すように、リンク部材50
の側端面53はシフトロックプレート40の係合面46
に密着している。この状態でシフトボタン33を押圧
し、ディテントピン34を押し下げようとしても、ディ
テントピン34がリンク部材50の規制面52aに当接
するので、ディテントピン34を所定の位置まで押し下
げることができない。リンク部材50が係合するシフト
ロックプレート40がディテントピン34の押圧によっ
て揺動しないのは、上述のようにシフトロックプレート
40とロッド63を介して連結されるインナケーブル6
2の軸方向の動きがスライダ71とストッパ75との係
合によって規制されているからである。
【0020】キー20がキーシリンダ67のONの位置
にあり、かつシフトレバー31がP位置にある状態で、
ブレーキペダル(図示略)を踏み込むと、ロック手段7
0のソレノイド76が励磁され、ストッパ75とスライ
ダ71との係合が解除される。これにより、インナケー
ブル62は軸方向に移動可能な状態となる。ここで、シ
フトボタン33を押圧することにより、リンク部材50
の規制面52aはディテントピン34によって押圧され
る。この状態では、シフトロックプレート40は揺動可
能であり、リンク部材50と係合しているので、リンク
部材50のディテントピン34による押圧により、シフ
トロックプレート40はリンク部材50と一体で矢印A
方向に揺動する。これにより、リンク部材50はディテ
ントプレート35に対して下方に移動することになり、
ディテントピン34をディテントプレート35の切欠部
35aよりも下方に押し下げることができる。したがっ
て、ディテントピン34とディテントプレート35との
係合が解除され、シフトレバー31をP位置から他のポ
ジションにシフトさせることができる。
【0021】シフトレバー31をP位置から他のポジシ
ョンにシフトさせた場合は、端末金具64の移動量がa
よりも大となるので、端末金具64とキーシリンダカム
68との回転方向の係合により、キーシリンダカム68
の回転が防止される。したがって、イグニッションキー
20をLOCK位置に回すことができず、イグニッショ
ンキー20をキーシリンダ67から抜くことができな
い。
【0022】
【発明の効果】(1)請求項1の自動変速機用シフトレ
バー装置では、イグニッションキーがキーシリンダのL
OCK位置とACC位置のいずれかに位置する場合に
は、第1の係合手段と第2の係合手段とが係合するの
で、第1の係合手段が設けられるケーブルの動きを阻止
することが可能となり、誤操作によるシフトロックの解
除を確実に防止することができる。(2)請求項2の自
動変速機用シフトレバー装置では、イグニッションキー
がキーシリンダのON位置又はSTART位置に位置す
るのみの場合には、ソレノイドにより第3の係合手段と
第4の係合手段との係合を解除することが可能となり、
イグニッションキーがキーシリンダのLOCK位置又は
ACC位置に位置する場合には、第3の係合手段と第4
の係合手段との係合により、第3の係合手段が固定され
るケーブルの動きを阻止することができる。したがっ
て、シフトロック時における誤操作によるシフトロック
の解除を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動変速機用シフトレ
バー装置におけるシフトロック機構の概略構成図であ
る。
【図2】図1のシフトレバー近傍の透視断面図である。
【図3】図1のインナケーブルの動きを阻止する各係合
手段の断面図である。
【図4】図1の端末金具とキーシリンダカムとの係合関
係を示す側面図である。
【図5】図1のキーシリンダとイグニッションキーとの
位置関係を示す正面図である。
【図6】図1のシフトレバーのP位置におけるシフトロ
ックプレートとリンク部材の位置関係を示す部分拡大正
面図である。
【図7】図1のリンク部材のシフトロックプレートへの
取付け状態を示す断面図である。
【図8】従来の自動変速機用シフトレバー装置のシフト
ロック構造の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
20 イグニッションキー 31 シフトレバー 62 ケーブル(インナケーブル) 64 第1の係合手段(端末金具) 67 キーシリンダ 68 第2の係合手段(キーシリンダカム) 71 第3の係合手段(スライダ) 75 第4の係合手段(ストッパ)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // F16H 59:74

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーの動きに連動するケーブル
    の末端に、第1の係合手段を設け、イグニッションキー
    が挿入されるキーシリンダ側に、イグニッションキーが
    キーシリンダのLOCK位置とACC位置のいずれかに
    位置するときに第1の係合手段と係合しケーブルの移動
    を阻止する第2の係合手段を設けたことを特徴とする自
    動変速機用シフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 シフトレバーの動きに連動するケーブル
    の末端に、第1の係合手段を設け、イグニッションキー
    が挿入されるキーシリンダ側に、イグニッションキーが
    少なくともキーシリンダのLOCK位置に位置するとき
    に第1の係合手段と係合しケーブルの移動を阻止する第
    2の係合手段を設け、前記ケーブルに第3の係合手段を
    固定し、該第3の係合手段の近傍に第3の係合手段と係
    合しケーブルの移動を阻止する第4の係合手段を設け、
    該第4の係合手段を、イグニッションキーがキーシリン
    ダのON位置又はSTART位置に位置するときにのみ
    第3の係合手段と第4の係合手段との係合を解除可能な
    ソレノイドに連結したことを特徴とする自動変速機用シ
    フトレバー装置。
JP5855795A 1995-03-17 1995-03-17 自動変速機用シフトレバー装置 Pending JPH08253043A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002024479A1 (fr) * 2000-09-19 2002-03-28 Kabushiki Kaisha Tokai - Rika - Denki - Seisakusho Mecanisme de verrouillage, dispositif a levier de changement de vitesses et ensemble de verrouillage de levier de changement de vitesses

Cited By (3)

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WO2002024479A1 (fr) * 2000-09-19 2002-03-28 Kabushiki Kaisha Tokai - Rika - Denki - Seisakusho Mecanisme de verrouillage, dispositif a levier de changement de vitesses et ensemble de verrouillage de levier de changement de vitesses
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KR100697814B1 (ko) * 2000-09-19 2007-03-20 가부시키가이샤 도카이리카덴키 세이사쿠쇼 시프트록 유니트

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