JPH0824956B2 - 丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置 - Google Patents

丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置

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JPH0824956B2
JPH0824956B2 JP15027891A JP15027891A JPH0824956B2 JP H0824956 B2 JPH0824956 B2 JP H0824956B2 JP 15027891 A JP15027891 A JP 15027891A JP 15027891 A JP15027891 A JP 15027891A JP H0824956 B2 JPH0824956 B2 JP H0824956B2
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JP
Japan
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thin steel
round blade
drive shaft
steel plate
trimming device
Prior art date
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JP15027891A
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JPH04371319A (ja
Inventor
紀夫 井上
善久 平田
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薄鋼板をサイドトリ
ミングする際に使用する丸刃式薄鋼板サイドトリミング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている薄鋼板をサイドトリ
ミングするための丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置と
しては、特開平1−289612号公報記載のものがあ
る。この丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置は、図4の
説明図に示すように、電動機21と、電動機21の回転
力を伝達する中間にクラッチ22を有する出力軸23、
出力軸23の回転速度を減速させるためのギヤーボック
ス24、減速された回転力がギヤーボックス24を介し
て伝達される駆動軸25、駆動軸25の先端に接続され
ている上丸刃26および下丸刃27から構成されてい
る。そして、薄鋼板28の両エッジ部を上丸刃26およ
び下丸刃27間に通すことにより、エッジ部を切断除去
するようになっている。なお、図中29a、29bは軸
受である。
【0003】この丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置で
サイドトリミングする方法は2種類ある。一つは薄鋼板
28の先端をテンションリールに巻き付けた後、出力軸
23のクラッチ22を作動させて、出力軸23と駆動軸
25との接続を切離し、丸刃26および27が自由に回
転できる状態にし、テンションリールの張力で薄鋼板2
8を引張ながら切断するプルカット方式である。また、
他の一つは、クラッチ22により出力軸23と駆動軸2
5とを接続させて、丸刃26および27を回転させなが
ら切断するドライブカット方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したプルカット方
式で薄鋼板をサイドトリミングする場合、丸刃を回転さ
せるための回転トルクが大きいと、薄鋼板の進行に正確
に追従することができないため(中伸びや耳波の影響を
受ける)、板厚が0.4〜0.5mm以下の薄鋼板はプ
ルカットができなくなる。前記した従来の丸刃式薄鋼板
サイドトリミング装置においては、丸刃を自由回転させ
るためのクラッチが出力軸にあるため、丸刃を自由回転
させるために出力軸の一部、ギヤーおよび駆動軸をも回
転してやらねばならず、回転トルクが大きくなるため、
上述したような問題点があった。
【0005】この発明は、従来技術の上述したような問
題点を解消し、板厚が0.4〜0.5mm以下の薄鋼板
でもプルカットができる丸刃式薄鋼板サイドトリミング
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る丸刃式薄
鋼板サイドトリミング装置は、丸刃式の薄鋼板サイドト
リミング装置において、ナイフホルダーと駆動軸との間
に軸受を介在させて、ナイフホルダーを駆動軸の回りに
回転可能にするとともに、該駆動軸に設けた接続手段に
より前記ナイフホルダーを駆動軸と一体化して、ナイフ
ホルダーを駆動軸と一体的に回転可能にしたものであ
る。
【0007】
【作用】この発明に係る丸刃式薄鋼板サイドトリミング
装置は、丸刃式の薄鋼板サイドトリミング装置におい
て、ナイフホルダーと駆動軸との間に軸受を介在させ
て、ナイフホルダーを駆動軸の回りに回転可能にすると
ともに、該駆動軸に設けた接続手段により前記ナイフホ
ルダーを駆動軸と一体化できるようになっている。そし
て、薄鋼板をプルカットするときには、接続手段を作動
させてナイフホルダーが駆動軸の回りに自由に回転でき
るようにして、プルカットする。
【0008】この場合回転するのは、ナイフホルダーと
ナイフホルダーに装着した丸刃だけであるので、丸刃を
回転させるための回転トルクが小さくてすみ、板厚が
0.4〜0.5mm以下の薄鋼板でもプルカットするこ
とができる。そして、接続手段によりナイフホルダーを
駆動軸と一体化させてやれば、ドライブカットもでき
る。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例の丸刃式薄鋼板サイドトリ
ミング装置を、図1〜図3に基づき説明する。本発明の
1実施例の丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置は、薄鋼
板28のエッジ部を切断する上下1対の丸刃1と、それ
ぞれの丸刃1を装着したナイフホルダー2と、丸刃1を
ナイフホルダー2ごと回転させる駆動軸3と、駆動軸3
を回転させるための電動機4および電動機4の回転速度
を減速させるためのギヤーボックス5が主構成用件とし
て構成されている。そして、更にはナイフホルダー2と
駆動軸3との間に転がり軸受6を嵌装するとともに、ナ
イフホルダー2と駆動軸3との間にクラッチ7を設け、
クラッチ7の内歯ギヤーをスライドさせることにより、
丸刃1がナイフホルダー2ごと駆動軸3の回りに自由に
回転できるようにしている。なお、図中8a、8bは駆
動軸3の軸受である。
【0010】図2は、上述した丸刃式薄鋼板サイドトリ
ミング装置で薄鋼板28を切断するときのクラッチ7の
内歯ギヤー9とナイフホルダー2との位置関係を示す説
明図であり、図2(a)はプルカット、すなわちクラッ
チ7を切った状態を示し、図2(b)はドライブカッ
ト、すなわちクラッチ7を入れた状態を示している。プ
ルカットの場合、クラッチ7の内歯ギヤー9はナイフホ
ルダー2に設けた外歯ギヤー10と噛み合っていないの
で、丸刃1はナイフホルダー2ごと駆動軸3の回りに自
由に回転する。ドライブカットの場合、クラッチ7の内
歯ギヤー9はナイフホルダー2に設けた外歯ギヤー10
と噛み合うとともに、駆動軸にキー11で固定された外
刃ギヤー12とも同時に噛み合うので、丸刃1とナイフ
ホルダー2は、駆動軸3とともに回転する。
【0011】図3は、クラッチ7の作動機構を示す図で
あり、図3(a)は側面図、図3(b)は正面図であ
る。クラッチ7の内歯ギヤー9の外周部分には溝部9a
が設けられており、この溝部9aに回動支軸13の回り
に回動する回動バー14の先端に固着されたコマ15が
嵌まり込んでいる。そして、油圧シリンダー16のシリ
ンダーロッド17を出し入れすることにより、回動バー
14が回動し、それにつれて駆動軸3の軸方向に左右す
ることにより、クラッチ7の内歯ギヤー9がスライド
し、クラッチ7が入ったり切れたりする。
【0012】
【発明の効果】この発明により、0.4〜0.5mm厚
さ以下の薄鋼板のサイドトリミングが、プルカット方式
で行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の丸刃式薄鋼板サイドトリミ
ング装置の構成を示す説明図である。
【図2】クラッチとナイフホルダーとの位置関係を示す
説明図である。
【図3】クラッチの作動機構を示す説明図である。
【図4】従来の丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置の構
成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 丸刃 2 ナイフホルダー 3 駆動軸 4 電動機 5 ギヤーボックス 6 転がり軸受 7 クラッチ 9 クラッチの内歯ギヤー 10 ナイフホルダーの外歯ギヤー 11 キー 12 駆動軸に固定された外歯ギヤー 14 回動バー 15 コマ 16 油圧シリンダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸刃式の薄鋼板サイドトリミング装置に
    おいて、ナイフホルダーと駆動軸との間に軸受を介在さ
    せて、ナイフホルダーを駆動軸の回りに回転可能にする
    とともに、該駆動軸に設けた接続手段により前記ナイフ
    ホルダーを駆動軸と一体化して、ナイフホルダーを駆動
    軸と一体的に回転可能にしたことを特徴とする丸刃式薄
    鋼板サイドトリミング装置。
JP15027891A 1991-06-21 1991-06-21 丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置 Expired - Lifetime JPH0824956B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15027891A JPH0824956B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置

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JP15027891A JPH0824956B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 丸刃式薄鋼板サイドトリミング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04371319A JPH04371319A (ja) 1992-12-24
JPH0824956B2 true JPH0824956B2 (ja) 1996-03-13

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ID=15493476

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DE102021210611A1 (de) 2021-09-23 2023-03-23 Sms Group Gmbh Schere und Verfahren zum Schneiden von Schneidgut

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