JPH08248884A - 感熱記録ラベルシート - Google Patents
感熱記録ラベルシートInfo
- Publication number
- JPH08248884A JPH08248884A JP7991995A JP7991995A JPH08248884A JP H08248884 A JPH08248884 A JP H08248884A JP 7991995 A JP7991995 A JP 7991995A JP 7991995 A JP7991995 A JP 7991995A JP H08248884 A JPH08248884 A JP H08248884A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label sheet
- layer
- sheet
- printing
- release agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラベルシートの厚みを増大させることなく、
プリント後の貼付作業が容易であると共に、プリント面
に印刷情報、印字情報を有するラベルシートを得る。 【構成】 一方の面に粘着剤を塗布し、他方の面に感熱
発色剤層、印刷層および剥離剤層を順に塗布したラベル
シート帯を、前記粘着剤を塗布した一方の面と前記剥離
剤層を塗布した他方の面とを剥離可能に対接させた状態
で巻いてロール状に形成した。
プリント後の貼付作業が容易であると共に、プリント面
に印刷情報、印字情報を有するラベルシートを得る。 【構成】 一方の面に粘着剤を塗布し、他方の面に感熱
発色剤層、印刷層および剥離剤層を順に塗布したラベル
シート帯を、前記粘着剤を塗布した一方の面と前記剥離
剤層を塗布した他方の面とを剥離可能に対接させた状態
で巻いてロール状に形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント機能を有する
ハンディーターミナル等のプリンタに装填して情報を出
力するための感熱記録ラベルシートに関するものであ
る。
ハンディーターミナル等のプリンタに装填して情報を出
力するための感熱記録ラベルシートに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、値札、荷札等に、金額表示、配送
先表示等をプリンタにより印字するシートとして、感熱
ラベルシートが使用されており、近年、ハンディーター
ミナルプリンタにより、情報を印字することが増えてい
る。
先表示等をプリンタにより印字するシートとして、感熱
ラベルシートが使用されており、近年、ハンディーター
ミナルプリンタにより、情報を印字することが増えてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
感熱ラベルシートはプリント後、商品、配送品に貼付す
るには、粘着剤を塗布するか、あるいは、透明カバーを
シート表面に貼着して、貼付する等していた。このた
め、貼付作業が大変手間取り、効率の悪いものであっ
た。一方、貼付が容易に行えるよう、シート裏面に粘着
剤と剥離紙を設けたものも考えられるが、このものは剥
離紙が存在するためシートの厚みが増大し、ロール状に
した場合には、その巻径が大きくなり、大変都合の悪い
ものであった。また、一方の面に粘着剤を、他方に面に
剥離剤を塗布し、ロール状に形成したものもあるが、剥
離剤上の印刷および印字は大変困難であり、例え、印
刷、印字を行なったとしても、情報が擦れ等により容易
に消失するという問題があった。
感熱ラベルシートはプリント後、商品、配送品に貼付す
るには、粘着剤を塗布するか、あるいは、透明カバーを
シート表面に貼着して、貼付する等していた。このた
め、貼付作業が大変手間取り、効率の悪いものであっ
た。一方、貼付が容易に行えるよう、シート裏面に粘着
剤と剥離紙を設けたものも考えられるが、このものは剥
離紙が存在するためシートの厚みが増大し、ロール状に
した場合には、その巻径が大きくなり、大変都合の悪い
ものであった。また、一方の面に粘着剤を、他方に面に
剥離剤を塗布し、ロール状に形成したものもあるが、剥
離剤上の印刷および印字は大変困難であり、例え、印
刷、印字を行なったとしても、情報が擦れ等により容易
に消失するという問題があった。
【０００４】そこで、本発明は、上記事情に鑑みて、ラ
ベルシートの厚みを増大させることなく、しかもプリン
ト後の貼付作業が容易であると共に、プリント面に印刷
情報およびプリント情報を有するラベルシートを得るこ
とを目的とする。
ベルシートの厚みを増大させることなく、しかもプリン
ト後の貼付作業が容易であると共に、プリント面に印刷
情報およびプリント情報を有するラベルシートを得るこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を考
慮してなされたもので、一方の面に粘着剤を塗布し、他
方の面に感熱発色剤層、印刷層および剥離剤層を順に塗
布したラベルシート帯を、前記粘着剤を塗布した一方の
面と前記剥離剤層を塗布した他方の面とを剥離可能に対
接させた状態で巻いてロール状に形成していることを特
徴とする感熱記録ラベルシートを提供して、上記の課題
を解消するものである。
慮してなされたもので、一方の面に粘着剤を塗布し、他
方の面に感熱発色剤層、印刷層および剥離剤層を順に塗
布したラベルシート帯を、前記粘着剤を塗布した一方の
面と前記剥離剤層を塗布した他方の面とを剥離可能に対
接させた状態で巻いてロール状に形成していることを特
徴とする感熱記録ラベルシートを提供して、上記の課題
を解消するものである。
【０００６】
【作用】ラベルシートの一方の面に、感熱発色剤層を設
け、その上に印刷層、剥離剤層を設けたので、印字情
報、印刷情報が擦れ等により消失することがない。粘着
剤層と剥離層を対接させてロール状にしたので、剥離紙
を不要とする。
け、その上に印刷層、剥離剤層を設けたので、印字情
報、印刷情報が擦れ等により消失することがない。粘着
剤層と剥離層を対接させてロール状にしたので、剥離紙
を不要とする。
【０００７】
【実施例】次に、本発明を図１から図３に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。図１と図２は、本発明の感熱
記録ラベルシート１を示すものであり、該感熱記録ラベ
ルシート１は、図２の断面で示されているように、紙、
合成紙等からなるシート基材２の表面に感熱発色剤層３
を設けると共に、この感熱発色剤層３の上位に、記入
欄、タイトル等を印刷により設けた印刷層４を設け、さ
らに、この印刷層４の上位に剥離剤層５を設けてなるも
のである。そして、裏面側には粘着剤層６が設けられて
いて、図１に示す如く、剥離剤層５と粘着剤層６とを対
接させてロール状に巻かれている。
基づいて詳細に説明する。図１と図２は、本発明の感熱
記録ラベルシート１を示すものであり、該感熱記録ラベ
ルシート１は、図２の断面で示されているように、紙、
合成紙等からなるシート基材２の表面に感熱発色剤層３
を設けると共に、この感熱発色剤層３の上位に、記入
欄、タイトル等を印刷により設けた印刷層４を設け、さ
らに、この印刷層４の上位に剥離剤層５を設けてなるも
のである。そして、裏面側には粘着剤層６が設けられて
いて、図１に示す如く、剥離剤層５と粘着剤層６とを対
接させてロール状に巻かれている。
【０００８】上記感熱ラベルシート１には、単位ラベル
シート７に切断するためのミシン目８が設けられてい
る。
シート７に切断するためのミシン目８が設けられてい
る。
【０００９】上記感熱発色剤層３は、例えば、６０〜８
０℃で発色するように設定されているものであり、この
感熱記録ラベルシートを装填するプリンタのプリンタヘ
ッドの温度によりシート基材が伸縮したり、変形したり
しないものを選択することが好ましく、耐熱温度が１０
０℃以上のシート基材が好ましい。
０℃で発色するように設定されているものであり、この
感熱記録ラベルシートを装填するプリンタのプリンタヘ
ッドの温度によりシート基材が伸縮したり、変形したり
しないものを選択することが好ましく、耐熱温度が１０
０℃以上のシート基材が好ましい。
【００１０】上記感熱ラベルシートを使用するに際して
は、図３に示すように、サーマルプリンタを有する入出
力機器ａに感熱記録ラベルシート１を装填し、感熱発色
剤層３の塗布面側に対して、サーマルプリンタから情報
を出力すれば良い。そして、情報が感熱発色により表示
された感熱記録ラベルシートは、ミシン目８より切取り
単位ラベルシート７として、貼着物へ貼付するものであ
る。
は、図３に示すように、サーマルプリンタを有する入出
力機器ａに感熱記録ラベルシート１を装填し、感熱発色
剤層３の塗布面側に対して、サーマルプリンタから情報
を出力すれば良い。そして、情報が感熱発色により表示
された感熱記録ラベルシートは、ミシン目８より切取り
単位ラベルシート７として、貼着物へ貼付するものであ
る。
【００１１】尚、上記実施例において、裏面側の粘着剤
層６とシート基材２との間に印刷を施しても良い。
層６とシート基材２との間に印刷を施しても良い。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の感熱記録
シートによれば、一方の面に粘着剤を塗布し、他方の面
に感熱発色剤層、印刷層および剥離剤層を順に塗布した
ラベルシート帯を、前記粘着剤を塗布した一方の面と前
記剥離剤層を塗布した他方の面とを剥離可能に対接させ
た状態で巻いてロール状に形成していることを特徴とす
るものであることから、ラベルシートの感熱発色剤層面
にサーマルプリンタで情報を印字すれば、情報印字面に
印刷情報と印字情報が表示され、しかも剥離剤層が印刷
情報と印字情報の上位に位置するので、これら情報が擦
れ等により消失することがない等、実用性に優れた効果
を奏するものである。
シートによれば、一方の面に粘着剤を塗布し、他方の面
に感熱発色剤層、印刷層および剥離剤層を順に塗布した
ラベルシート帯を、前記粘着剤を塗布した一方の面と前
記剥離剤層を塗布した他方の面とを剥離可能に対接させ
た状態で巻いてロール状に形成していることを特徴とす
るものであることから、ラベルシートの感熱発色剤層面
にサーマルプリンタで情報を印字すれば、情報印字面に
印刷情報と印字情報が表示され、しかも剥離剤層が印刷
情報と印字情報の上位に位置するので、これら情報が擦
れ等により消失することがない等、実用性に優れた効果
を奏するものである。
【図１】本発明に係わる感熱記録ラベルシートの一実施
例を示す説明図。
例を示す説明図。
【図２】図１の実施例におけるラベルシートの断面を示
す説明図。
す説明図。
【図３】図１の実施例の使用状態を示す説明図。
１ 感熱記録ラベルシート ２ シート基材 ３ 感熱発色剤層 ４ 印刷層 ５ 剥離剤層 ６ 粘着剤層 ７ 単位ラベルシート ８ ミシン目
Claims (1)
- 【請求項１】 一方の面に粘着剤を塗布し、他方の面に
感熱発色剤層、印刷層および剥離剤層を順に塗布したラ
ベルシート帯を、前記粘着剤を塗布した一方の面と前記
剥離剤層を塗布した他方の面とを剥離可能に対接させた
状態で巻いてロール状に形成していることを特徴とする
感熱記録ラベルシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7991995A JPH08248884A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 感熱記録ラベルシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7991995A JPH08248884A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 感熱記録ラベルシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08248884A true JPH08248884A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13703714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7991995A Pending JPH08248884A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 感熱記録ラベルシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08248884A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005120184A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Sato Corp | 再剥離性粘着ラベルとその製造方法。 |
| JP2006301176A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Sato Corp | 台紙なし荷札ラベル |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP7991995A patent/JPH08248884A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005120184A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Sato Corp | 再剥離性粘着ラベルとその製造方法。 |
| JP4493971B2 (ja) * | 2003-10-15 | 2010-06-30 | 株式会社サトー | 再剥離性粘着ラベルの製造方法 |
| JP2006301176A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Sato Corp | 台紙なし荷札ラベル |
| JP4611092B2 (ja) * | 2005-04-19 | 2011-01-12 | 株式会社サトー | 台紙なし荷札ラベル |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |