JPH058567A - エンドマーク用粘着テープ - Google Patents
エンドマーク用粘着テープInfo
- Publication number
- JPH058567A JPH058567A JP3186958A JP18695891A JPH058567A JP H058567 A JPH058567 A JP H058567A JP 3186958 A JP3186958 A JP 3186958A JP 18695891 A JP18695891 A JP 18695891A JP H058567 A JPH058567 A JP H058567A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- thermal transfer
- transfer sheet
- end mark
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱転写シートの所望位置に簡便にエンドマー
クを設けることができるエンドマーク用粘着テープを提
供すること。 【構成】 基材フイルムの一方の面に信号応答層を設
け、更にその表面又は基材フイムの裏面に粘着剤層を設
けたことを特徴とするエンドマーク用粘着テープ。
クを設けることができるエンドマーク用粘着テープを提
供すること。 【構成】 基材フイルムの一方の面に信号応答層を設
け、更にその表面又は基材フイムの裏面に粘着剤層を設
けたことを特徴とするエンドマーク用粘着テープ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンドマーク用粘着テー
プに関し、更に詳しくは熱転写シートの末端又はその近
くに貼着するエンドマーク用粘着テープに関する。
プに関し、更に詳しくは熱転写シートの末端又はその近
くに貼着するエンドマーク用粘着テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンピューターやワードプロセッ
サーの出力プリントを熱転写方式によって印字する場合
には、基材フイルムの一方の面に熱溶融性インキ層を設
けた熱転写シートが使用されている。この従来の熱転写
シートは、基材フイルムとして厚さ１０〜２０μｍのコ
ンデンサ紙やパラフィン紙の様な紙或いは厚さ３〜２０
μｍのポリエステルやセロファンの様なプラスチックの
フイルムを用い、ワックスに顔料や染料等の着色剤を混
合した熱溶融性インキ層をコーティングにより設けて製
造したものである。この様な熱転写シートは使用に際
し、図１に示す様に長尺熱転写シート１の両端を紙管２
等に巻き付けたロール状とし、これを適当なカセットに
収納してプリンターに装着し、一方の紙管ロールから巻
き戻しつつ供給して他方の紙管に巻き取り、全部使用後
にカセットを交換する様に形成され、又、多数回印字用
熱転写シートの場合には、１回使用終了後カセットをプ
リンターから取り出し逆転させてプリンターに再収納し
繰り返し使用する様になっている。この際熱転写シート
１の末端又はそれに近いところに特定のマーク３（多数
回の場合には３，３´）が設けられ、一方、プリンター
には該マーク３（３，３´）を検知して熱転写シート１
が使用し尽くされたことを知らせるセンサーが設けられ
ている。
サーの出力プリントを熱転写方式によって印字する場合
には、基材フイルムの一方の面に熱溶融性インキ層を設
けた熱転写シートが使用されている。この従来の熱転写
シートは、基材フイルムとして厚さ１０〜２０μｍのコ
ンデンサ紙やパラフィン紙の様な紙或いは厚さ３〜２０
μｍのポリエステルやセロファンの様なプラスチックの
フイルムを用い、ワックスに顔料や染料等の着色剤を混
合した熱溶融性インキ層をコーティングにより設けて製
造したものである。この様な熱転写シートは使用に際
し、図１に示す様に長尺熱転写シート１の両端を紙管２
等に巻き付けたロール状とし、これを適当なカセットに
収納してプリンターに装着し、一方の紙管ロールから巻
き戻しつつ供給して他方の紙管に巻き取り、全部使用後
にカセットを交換する様に形成され、又、多数回印字用
熱転写シートの場合には、１回使用終了後カセットをプ
リンターから取り出し逆転させてプリンターに再収納し
繰り返し使用する様になっている。この際熱転写シート
１の末端又はそれに近いところに特定のマーク３（多数
回の場合には３，３´）が設けられ、一方、プリンター
には該マーク３（３，３´）を検知して熱転写シート１
が使用し尽くされたことを知らせるセンサーが設けられ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとしている問題点】以上の如きエン
ドマークは、従来は主としてグラビア印刷方法で形成さ
れていたが、この方法では溶剤揮散の問題があった。従
って、本発明の目的は熱転写シートの所望位置に簡便に
エンドマークを設けることが出来るエンドマーク用粘着
テープを提供することである。
ドマークは、従来は主としてグラビア印刷方法で形成さ
れていたが、この方法では溶剤揮散の問題があった。従
って、本発明の目的は熱転写シートの所望位置に簡便に
エンドマークを設けることが出来るエンドマーク用粘着
テープを提供することである。
【０００４】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基材フイルムの
一方の面に信号応答層を設け、更にその表面又は基材フ
イルムの裏面に粘着剤層を設けたことを特徴とするエン
ドマーク用粘着テープである。
によって達成される。即ち、本発明は、基材フイルムの
一方の面に信号応答層を設け、更にその表面又は基材フ
イルムの裏面に粘着剤層を設けたことを特徴とするエン
ドマーク用粘着テープである。
【０００５】
【作用】基材フイルムの一方の面に信号応答層を設け、
更にその表面又は基材フイルムの裏面に粘着剤層を設け
て所望サイズのテープ状としておくことで、熱転写シー
トの所望位置に簡便にエンドマークを設けることが出来
る。
更にその表面又は基材フイルムの裏面に粘着剤層を設け
て所望サイズのテープ状としておくことで、熱転写シー
トの所望位置に簡便にエンドマークを設けることが出来
る。
【０００６】
【実施例】次に実施例により本発明を更に具体的に説明
する。図２は本発明の１実施例のエンドマーク用粘着テ
ープの断面を図解的に説明する図であり、図示の様に、
この実施例のエンドマーク用粘着テープは、基材フイル
ム４の一方の面に信号応答層５を設け、更にその表面に
粘着剤層６が設けられている。更に好ましい実施態様で
は、粘着剤層６の反対側の基材フイルム４の面に耐熱滑
性層７を、及び／又は粘着剤層６の表面に離型紙８が設
けられている。図３は、本発明の他の実施例のエンドマ
ーク用粘着テープの断面を図解的に説明する図であり、
図１における粘着剤層６を基材フイルム４（又は信号応
答層５）よりも小面積に、例えば、幅を狭くして内側に
設けた例である。この様に粘着剤層６を基材フイルム４
の面積よりも内側に小面積に設けることによって、熱転
写シートに上記エンドマークを貼着した場合、経時的に
粘着剤が熱転写シート上にはみ出し、はみ出した粘着剤
による熱転写シートのブロッキング、破損、サーマルヘ
ッドの走行性不良等の問題発生を避けることが出来る。
する。図２は本発明の１実施例のエンドマーク用粘着テ
ープの断面を図解的に説明する図であり、図示の様に、
この実施例のエンドマーク用粘着テープは、基材フイル
ム４の一方の面に信号応答層５を設け、更にその表面に
粘着剤層６が設けられている。更に好ましい実施態様で
は、粘着剤層６の反対側の基材フイルム４の面に耐熱滑
性層７を、及び／又は粘着剤層６の表面に離型紙８が設
けられている。図３は、本発明の他の実施例のエンドマ
ーク用粘着テープの断面を図解的に説明する図であり、
図１における粘着剤層６を基材フイルム４（又は信号応
答層５）よりも小面積に、例えば、幅を狭くして内側に
設けた例である。この様に粘着剤層６を基材フイルム４
の面積よりも内側に小面積に設けることによって、熱転
写シートに上記エンドマークを貼着した場合、経時的に
粘着剤が熱転写シート上にはみ出し、はみ出した粘着剤
による熱転写シートのブロッキング、破損、サーマルヘ
ッドの走行性不良等の問題発生を避けることが出来る。
【０００７】図４は本発明の更に別の実施例を示し、こ
の実施例では、粘着剤層６は信号応答層５を設けた基材
フイルム４の裏面側に設けられている。図５は本発明の
更に別の実施例を示し、この実施例では、粘着剤層６が
図３の実施例と同様に基材フイルム４よりも内側に小面
積で設けられている。本発明で用いられる基材フイルム
４としては、従来の熱転写シートに使用されているポリ
エステルフイルム等の基材フイルムがそのまま用いるこ
とが出来、これらのフイルムは数〜数十μｍの厚さであ
る。上記基材フイルムの一方の面に形成する信号応答層
５は、プリンタに組み込まれている検知マークの検知手
段（センサー）の種類によって変化し、例えば、検知手
段による検知信号が磁気による場合は、信号応答層は対
応する磁気層であり、又、検知手段による検知信号が光
である場合、光反射性層又は光吸収性層であり、例え
ば、アルミニウム蒸着層、白色インキ層、黒色インキ層
等が使用され、好ましく、例えば、数μｍ以下の厚さに
形成する。信号応答層５の表面又は基材フイルム４の反
対側に設ける粘着剤層６は、従来の粘着テープに使用さ
れているアクリル系、ゴム系等の粘着剤から形成し、厚
みは同様に数μｍ〜数十μｍの範囲である。
の実施例では、粘着剤層６は信号応答層５を設けた基材
フイルム４の裏面側に設けられている。図５は本発明の
更に別の実施例を示し、この実施例では、粘着剤層６が
図３の実施例と同様に基材フイルム４よりも内側に小面
積で設けられている。本発明で用いられる基材フイルム
４としては、従来の熱転写シートに使用されているポリ
エステルフイルム等の基材フイルムがそのまま用いるこ
とが出来、これらのフイルムは数〜数十μｍの厚さであ
る。上記基材フイルムの一方の面に形成する信号応答層
５は、プリンタに組み込まれている検知マークの検知手
段（センサー）の種類によって変化し、例えば、検知手
段による検知信号が磁気による場合は、信号応答層は対
応する磁気層であり、又、検知手段による検知信号が光
である場合、光反射性層又は光吸収性層であり、例え
ば、アルミニウム蒸着層、白色インキ層、黒色インキ層
等が使用され、好ましく、例えば、数μｍ以下の厚さに
形成する。信号応答層５の表面又は基材フイルム４の反
対側に設ける粘着剤層６は、従来の粘着テープに使用さ
れているアクリル系、ゴム系等の粘着剤から形成し、厚
みは同様に数μｍ〜数十μｍの範囲である。
【０００８】更に前記耐熱滑性層７は、耐熱性の高い樹
脂や滑り性の良い樹脂或は樹脂に耐熱剤や滑り剤等を加
えて形成するもので、やはり数ミクロン以下の厚みに形
成することが好ましい。本発明のエンドマーク用粘着テ
ープを熱転写シートのインキ層面に貼着する場合にはか
かる耐熱滑性層は不要であるが、サーマルヘッドが当接
するインキ層と反対面に貼着する場合には必要であり、
この耐熱滑性層がないと走行するサーマルヘッドが、貼
着したエンドマークに引っ掛かる虞がある。又、離型紙
８は通常の離型紙でよく特に限定されない。本発明にお
いてはエンドマーク用粘着テープの全体の厚みが重要で
あって、離型紙を有していない状態で全体の厚みが１０
〜５０μｍの範囲に納めることが好ましい。この範囲未
満であると取扱性が悪く、この範囲を越えると熱転写時
においてサーマルヘッドの良好な走行性を妨げ、熱転写
シートの破損や皺、プリンターの停止等の問題が発生す
る虞がある。
脂や滑り性の良い樹脂或は樹脂に耐熱剤や滑り剤等を加
えて形成するもので、やはり数ミクロン以下の厚みに形
成することが好ましい。本発明のエンドマーク用粘着テ
ープを熱転写シートのインキ層面に貼着する場合にはか
かる耐熱滑性層は不要であるが、サーマルヘッドが当接
するインキ層と反対面に貼着する場合には必要であり、
この耐熱滑性層がないと走行するサーマルヘッドが、貼
着したエンドマークに引っ掛かる虞がある。又、離型紙
８は通常の離型紙でよく特に限定されない。本発明にお
いてはエンドマーク用粘着テープの全体の厚みが重要で
あって、離型紙を有していない状態で全体の厚みが１０
〜５０μｍの範囲に納めることが好ましい。この範囲未
満であると取扱性が悪く、この範囲を越えると熱転写時
においてサーマルヘッドの良好な走行性を妨げ、熱転写
シートの破損や皺、プリンターの停止等の問題が発生す
る虞がある。
【０００９】
【効果】以上の如き本発明によれば、基材フイルムの一
方の面に信号応答層を設け、更にその表面又は基材フイ
ルムの裏面に粘着剤層を設けて所望サイズのテープ状と
しておくことで、熱転写シートの所望位置に簡便にエン
ドマークを設けることが出来る。
方の面に信号応答層を設け、更にその表面又は基材フイ
ルムの裏面に粘着剤層を設けて所望サイズのテープ状と
しておくことで、熱転写シートの所望位置に簡便にエン
ドマークを設けることが出来る。
【００１０】
【図１】本発明のエンドマーク用粘着テープの使用方法
を図解的に示す図。
を図解的に示す図。
【図２】本発明のエンドマーク用粘着テープの断面を図
解的に示す図。
解的に示す図。
【図３】本発明のエンドマーク用粘着テープの断面を図
解的に示す図。
解的に示す図。
【図４】本発明のエンドマーク用粘着テープの断面を図
解的に示す図。
解的に示す図。
【図５】本発明のエンドマーク用粘着テープの断面を図
解的に示す図。
解的に示す図。
１：熱転写シート
２：紙管
３，３´：エンドマーク
４：基材フイルム
５：信号応答層
６：粘着剤層
７：耐熱滑性層
Claims (5)
- 【請求項１】 基材フイルムの一方の面に信号応答層を
設け、更にその表面又は基材フイルムの裏面に粘着剤層
を設けたことを特徴とするエンドマーク用粘着テープ。 - 【請求項２】 信号応答層が光反射性層、光吸収性層又
は磁気層である請求項１に記載のエンドマーク用粘着テ
ープ。 - 【請求項３】 粘着剤層の反対側の基材フイルムの面に
耐熱滑性層を設けた請求項１に記載のエンドマーク用粘
着テープ。 - 【請求項４】 粘着剤層の表面に離型紙が設けられてい
る請求項１に記載のエンドマーク用粘着テープ。 - 【請求項５】 粘着剤層が基材フイルムの面積よりも内
側に小面積に設けられている請求項１に記載のエンドマ
ーク用粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186958A JPH058567A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | エンドマーク用粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186958A JPH058567A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | エンドマーク用粘着テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058567A true JPH058567A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16197704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3186958A Pending JPH058567A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | エンドマーク用粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058567A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001284005A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-12 | Hitachi Chem Co Ltd | 異方導電材テープ |
| CN1322342C (zh) * | 1997-05-23 | 2007-06-20 | 三星电管株式会社 | 用于滤色片的施主膜 |
| JP2009289755A (ja) * | 2009-08-24 | 2009-12-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 異方導電材テープ |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3186958A patent/JPH058567A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1322342C (zh) * | 1997-05-23 | 2007-06-20 | 三星电管株式会社 | 用于滤色片的施主膜 |
| JP2001284005A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-12 | Hitachi Chem Co Ltd | 異方導電材テープ |
| JP2009289755A (ja) * | 2009-08-24 | 2009-12-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 異方導電材テープ |
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