JPH0632065A - 転写シート - Google Patents
転写シートInfo
- Publication number
- JPH0632065A JPH0632065A JP4235082A JP23508292A JPH0632065A JP H0632065 A JPH0632065 A JP H0632065A JP 4235082 A JP4235082 A JP 4235082A JP 23508292 A JP23508292 A JP 23508292A JP H0632065 A JPH0632065 A JP H0632065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer sheet
- layer
- resin
- adhesive layer
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンピューター、ワープロなどのプリンター
や複写機(PPC)によって得られる印字を外の物体の
表面に転写することのできる転写シートを得ること。 【構成】 有機ケイ素化合物などにより表面処理した
紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニル
などのような臨界表面張力18〜31(dyn/cm)
の基材1上に粘着剤層2を形成し、この粘着剤層2上に
シリカ、アルミナなどのゾルを乾燥することによって得
られる無機質層3及び、ポリビニルブチラール系樹脂、
セルロース系樹脂、ポリビニルクロライド系樹脂などの
樹脂層4(順不同)を形成することによりなる転写シー
ト。
や複写機(PPC)によって得られる印字を外の物体の
表面に転写することのできる転写シートを得ること。 【構成】 有機ケイ素化合物などにより表面処理した
紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニル
などのような臨界表面張力18〜31(dyn/cm)
の基材1上に粘着剤層2を形成し、この粘着剤層2上に
シリカ、アルミナなどのゾルを乾燥することによって得
られる無機質層3及び、ポリビニルブチラール系樹脂、
セルロース系樹脂、ポリビニルクロライド系樹脂などの
樹脂層4(順不同)を形成することによりなる転写シー
ト。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューター、ワー
プロなどのプリンターによって得られる印字や、複写機
(PPC)によって得られる印字を他の物体の表面に転
写することのできる転写シートに関するものである。
プロなどのプリンターによって得られる印字や、複写機
(PPC)によって得られる印字を他の物体の表面に転
写することのできる転写シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンターや複写機(PPC)に
よって得られる印字を他の物体の表面に転写させる方法
としては、粘着ラベル類がある。これらは粘着剤を塗布
した紙やフィルムの表面にプリンターや複写機(PP
C)によって印字を形成し、必要な大きさに切り取り取
るか、若しくは、すでに定形の大きさにしてあるラベル
を使用するものである。また、漢字テープライターと言
われるテープ状のラベルを作ることのできるラベル作成
機が市販されている。
よって得られる印字を他の物体の表面に転写させる方法
としては、粘着ラベル類がある。これらは粘着剤を塗布
した紙やフィルムの表面にプリンターや複写機(PP
C)によって印字を形成し、必要な大きさに切り取り取
るか、若しくは、すでに定形の大きさにしてあるラベル
を使用するものである。また、漢字テープライターと言
われるテープ状のラベルを作ることのできるラベル作成
機が市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
粘着ラベルは印字が紙やフィルムの表面に形成されてい
るため定着性が悪く、シート状のものは必要な大きさに
切り取る必要があり、めんどうであり、定形の大きさの
ものは必要な部分以外まで一緒に転写しなければならず
不便であった。また、上記漢字テープライターは専用の
機械やインキリボンが必要であり、通常のプリンターや
複写機(PPC)では、テープ状のラベルを作成するこ
とが出来なかった。
粘着ラベルは印字が紙やフィルムの表面に形成されてい
るため定着性が悪く、シート状のものは必要な大きさに
切り取る必要があり、めんどうであり、定形の大きさの
ものは必要な部分以外まで一緒に転写しなければならず
不便であった。また、上記漢字テープライターは専用の
機械やインキリボンが必要であり、通常のプリンターや
複写機(PPC)では、テープ状のラベルを作成するこ
とが出来なかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで以上の欠点を改良
するために、本発明においては、臨界表面張力18〜3
1(dyn/cm)の基材1上に粘着剤層2を形成し、
この粘着剤層2上に無機質層3及び、樹脂層4(順不
同)を形成することによって、コンピューター、ワープ
ロなどのプリンターや複写機(PPC)によって印字を
形成でき、形成された印字部分に透明、または半透明の
粘着テープを貼り、その後、この粘着テープを剥がす事
によって、印字部分が粘着テープに転写し、この印字部
分が転写された粘着テープを他の物体の表面に貼ること
によって、プリンターや複写機(PPC)で作成した印
字を他の物体の表面に転写することができることを見い
だし、本発明を完成したものである。すなわち本発明は
図面のように、臨界表面張力18〜31(dyn/c
m)の基材1上に粘着剤層2を形成し、この粘着剤層2
上に無機質層3及び、樹脂層4(順不同)を形成するこ
とによりなる転写シートを要旨とするものである。
するために、本発明においては、臨界表面張力18〜3
1(dyn/cm)の基材1上に粘着剤層2を形成し、
この粘着剤層2上に無機質層3及び、樹脂層4(順不
同)を形成することによって、コンピューター、ワープ
ロなどのプリンターや複写機(PPC)によって印字を
形成でき、形成された印字部分に透明、または半透明の
粘着テープを貼り、その後、この粘着テープを剥がす事
によって、印字部分が粘着テープに転写し、この印字部
分が転写された粘着テープを他の物体の表面に貼ること
によって、プリンターや複写機(PPC)で作成した印
字を他の物体の表面に転写することができることを見い
だし、本発明を完成したものである。すなわち本発明は
図面のように、臨界表面張力18〜31(dyn/c
m)の基材1上に粘着剤層2を形成し、この粘着剤層2
上に無機質層3及び、樹脂層4(順不同)を形成するこ
とによりなる転写シートを要旨とするものである。
【0005】以下、本発明の転写シートについて詳細に
説明する。臨界表面張力18〜31(dyn/cm)の
基材1は転写シートの基材として用いるものであり、こ
れに必要な特性としては、適度な剥離性を持つことであ
る。すなわち、印字部分に貼った粘着テープの部分だけ
が剥離し、これ以外の部分は剥離しないことが必要であ
る。具体的には、有機ケイ素化合物などにより表面処理
した紙やポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビ
ニル、ポリテトラフロロエチレンなどの樹脂シートが挙
げられ、これらは透明、不透明、着色の有無を問わな
い。
説明する。臨界表面張力18〜31(dyn/cm)の
基材1は転写シートの基材として用いるものであり、こ
れに必要な特性としては、適度な剥離性を持つことであ
る。すなわち、印字部分に貼った粘着テープの部分だけ
が剥離し、これ以外の部分は剥離しないことが必要であ
る。具体的には、有機ケイ素化合物などにより表面処理
した紙やポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビ
ニル、ポリテトラフロロエチレンなどの樹脂シートが挙
げられ、これらは透明、不透明、着色の有無を問わな
い。
【0006】粘着剤層2は転写された印字部分に粘着性
を持たせるものであり、通常の粘着剤が使用できるが、
臨界表面張力18〜31(dyn/cm)の基材1上に
塗布することから、臨界表面張力18〜31(dyn/
cm)の基材1上ではじきが発生しない程度の粘度、及
びまたは表面張力を持つことが必要である。具体的に
は、ゴム系、アクリル系、シリコン系、ポリビニルエー
テル系の粘着剤が挙げられる。
を持たせるものであり、通常の粘着剤が使用できるが、
臨界表面張力18〜31(dyn/cm)の基材1上に
塗布することから、臨界表面張力18〜31(dyn/
cm)の基材1上ではじきが発生しない程度の粘度、及
びまたは表面張力を持つことが必要である。具体的に
は、ゴム系、アクリル系、シリコン系、ポリビニルエー
テル系の粘着剤が挙げられる。
【0007】無機質層3は粘着剤成分の印字面への移行
を防止するために形成するものであり、具体的にはシリ
カ、アルミナなどのゾルを乾燥することによって得られ
るゲルが挙げられ、必要に応じて、樹脂、界面活性剤な
どを添加することもできる。
を防止するために形成するものであり、具体的にはシリ
カ、アルミナなどのゾルを乾燥することによって得られ
るゲルが挙げられ、必要に応じて、樹脂、界面活性剤な
どを添加することもできる。
【0008】樹脂層4は無機質層3と共に印字面を形成
するためのものであり、印字との濡れがよく、適度な造
膜性を持つ低分子量の熱可塑性樹脂であることが必要で
ある。具体的には、ポリビニルブチラール系樹脂、セル
ロース系樹脂、ポリビニルクロライド系樹脂などが挙げ
られ、これらの一種もしくは二種以上を選択して使用す
る。なお、必要に応じて、体質顔料、着色剤、可塑剤、
防腐剤などを適量添加することができる。
するためのものであり、印字との濡れがよく、適度な造
膜性を持つ低分子量の熱可塑性樹脂であることが必要で
ある。具体的には、ポリビニルブチラール系樹脂、セル
ロース系樹脂、ポリビニルクロライド系樹脂などが挙げ
られ、これらの一種もしくは二種以上を選択して使用す
る。なお、必要に応じて、体質顔料、着色剤、可塑剤、
防腐剤などを適量添加することができる。
【0009】
【作用】本発明は以上のような構成であるから、プリン
ターや複写機(PPC)により、印字が樹脂層4または
無機質層3の表面に形成される。そして、印刷または複
写後、印字部分に透明または半透明の粘着テープを貼り
合わせ、次にこの粘着テープを剥がすことによって、印
字部分が転写された粘着テープ(2、3、4、5および
6)が得られる。この印字部分が転写された粘着テープ
(2、3、4、5および6)を転写する対象物の表面に
貼ることによって印字を転写することができる。印字部
分は透明または半透明の粘着テープでカバーされた形と
なり、印字は粘着テープの透明または半透明の基材を通
して見ることができる。
ターや複写機(PPC)により、印字が樹脂層4または
無機質層3の表面に形成される。そして、印刷または複
写後、印字部分に透明または半透明の粘着テープを貼り
合わせ、次にこの粘着テープを剥がすことによって、印
字部分が転写された粘着テープ(2、3、4、5および
6)が得られる。この印字部分が転写された粘着テープ
(2、3、4、5および6)を転写する対象物の表面に
貼ることによって印字を転写することができる。印字部
分は透明または半透明の粘着テープでカバーされた形と
なり、印字は粘着テープの透明または半透明の基材を通
して見ることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明をさらに実施例をもって具体的
に説明するが、実施例中に単に「部」とあるのは「重量
部」を示す。
に説明するが、実施例中に単に「部」とあるのは「重量
部」を示す。
【0011】実施例1 基材1として一液型RTVシリコーンゴムで表面処理し
た艶消しトレーシングペーパー(臨界表面張力21dy
n/cm)を用い、この紙の表面処理面にアクリルエマ
ルジョン系粘着剤(アクリル酸エステル共重合樹脂70
%含有)を約20μの厚さに塗布し、乾燥させ、粘着剤
層2を形成した。次に、この面にノニオン系界面活性剤
0.1部を添加した水系シリカゾル(固形分約30%)
を約6μの厚さに塗布し、乾燥させ、無機質層3を形成
した。次に、この面にポリビニルブチラール樹脂溶液
(ポリビニルブチラール、10部をイソプロピルアルコ
ール30部とエチルアルコール60部の混合溶剤に溶解
したもの。)を0.2mmの厚さに塗布、乾燥し、樹脂
層4を形成し、転写シートを得た。
た艶消しトレーシングペーパー(臨界表面張力21dy
n/cm)を用い、この紙の表面処理面にアクリルエマ
ルジョン系粘着剤(アクリル酸エステル共重合樹脂70
%含有)を約20μの厚さに塗布し、乾燥させ、粘着剤
層2を形成した。次に、この面にノニオン系界面活性剤
0.1部を添加した水系シリカゾル(固形分約30%)
を約6μの厚さに塗布し、乾燥させ、無機質層3を形成
した。次に、この面にポリビニルブチラール樹脂溶液
(ポリビニルブチラール、10部をイソプロピルアルコ
ール30部とエチルアルコール60部の混合溶剤に溶解
したもの。)を0.2mmの厚さに塗布、乾燥し、樹脂
層4を形成し、転写シートを得た。
【0012】実施例2 基材1としてポリプロピレンフィルム(臨界表面張力2
9dyn/cm)を用い、このフィルム上にアクリルエ
マルジョン系粘着剤(アクリル酸エステル共重合樹脂7
0%含有)を約20μの厚さに塗布し、乾燥させ、粘着
剤層2を形成した。次に、この面に着色樹脂溶液(アル
コール可溶性黄色染料10部、ポリビニルブチラール1
0部をイソプロピルアルコール30部とエチルアルコー
ル50部の混合溶剤に溶解したもの。)を0.3mmの
厚さに塗布、乾燥し、樹脂層4を形成し、次に、この面
にメタノールシリカゾル(固形分約30%)を約5μの
厚さに塗布し、乾燥させ、無機質層3を形成し、黄色の
転写シートを得た。
9dyn/cm)を用い、このフィルム上にアクリルエ
マルジョン系粘着剤(アクリル酸エステル共重合樹脂7
0%含有)を約20μの厚さに塗布し、乾燥させ、粘着
剤層2を形成した。次に、この面に着色樹脂溶液(アル
コール可溶性黄色染料10部、ポリビニルブチラール1
0部をイソプロピルアルコール30部とエチルアルコー
ル50部の混合溶剤に溶解したもの。)を0.3mmの
厚さに塗布、乾燥し、樹脂層4を形成し、次に、この面
にメタノールシリカゾル(固形分約30%)を約5μの
厚さに塗布し、乾燥させ、無機質層3を形成し、黄色の
転写シートを得た。
【0013】実施例3 基材1として一液型RTVシリコーンゴムで表面処理し
た艶消しトレーシングペーパー(臨界表面張力21dy
n/cm)を用い、この紙の表面処理面に天然ゴム系粘
着剤(溶剤型)を約20μの厚さに塗布し、乾燥させ、
粘着剤層2を形成した。次に、この面にノニオン系界面
活性剤0.1部を添加したアルミナゾル(固形分約20
%)を約6μの厚さに塗布し、乾燥させ、無機質層3を
形成した。次に、この面に樹脂溶液(ニトロセルロース
L1/8、10部を酢酸ブチル50部とエチルアルコー
ル40部の混合溶剤に溶解したもの。)を0.2mmの
厚さに塗布、乾燥し、樹脂層4を形成し、転写シートを
得た。
た艶消しトレーシングペーパー(臨界表面張力21dy
n/cm)を用い、この紙の表面処理面に天然ゴム系粘
着剤(溶剤型)を約20μの厚さに塗布し、乾燥させ、
粘着剤層2を形成した。次に、この面にノニオン系界面
活性剤0.1部を添加したアルミナゾル(固形分約20
%)を約6μの厚さに塗布し、乾燥させ、無機質層3を
形成した。次に、この面に樹脂溶液(ニトロセルロース
L1/8、10部を酢酸ブチル50部とエチルアルコー
ル40部の混合溶剤に溶解したもの。)を0.2mmの
厚さに塗布、乾燥し、樹脂層4を形成し、転写シートを
得た。
【0014】実施例4 基材1としてポリプロピレンフィルム(臨界表面張力2
9dyn/cm)を用い、このフィルム上に天然ゴム系
粘着剤(溶剤型)を約5μの厚さに塗布し、乾燥させ、
粘着剤層2を形成した。次に、この面にノニオン系界面
活性剤0.1部を添加したアルミナゾル(固形分約20
%)を約2μの厚さに塗布し、乾燥させ、無機質層3を
形成した。次に、この面に樹脂溶液(炭酸カルシウム1
0部、ポリビニルブチラール10部をイソプロピルアル
コール30部とエチルアルコール50部の混合溶剤に分
散および溶解したもの。)を0.1mmの厚さに塗布、
乾燥し、樹脂層4を形成し、転写シートを得た。
9dyn/cm)を用い、このフィルム上に天然ゴム系
粘着剤(溶剤型)を約5μの厚さに塗布し、乾燥させ、
粘着剤層2を形成した。次に、この面にノニオン系界面
活性剤0.1部を添加したアルミナゾル(固形分約20
%)を約2μの厚さに塗布し、乾燥させ、無機質層3を
形成した。次に、この面に樹脂溶液(炭酸カルシウム1
0部、ポリビニルブチラール10部をイソプロピルアル
コール30部とエチルアルコール50部の混合溶剤に分
散および溶解したもの。)を0.1mmの厚さに塗布、
乾燥し、樹脂層4を形成し、転写シートを得た。
【0015】比較例1 実施例1において無機質層3を除いた他は実施例1と同
様にして転写シートを得た。
様にして転写シートを得た。
【0016】比較例2 実施例2においてポリプロピレンフィルムの代わりにポ
リエステルフィルム(臨界表面張力43dyn/cm)
を用いた他は実施例2と同様にして黄色の転写シートを
得た。
リエステルフィルム(臨界表面張力43dyn/cm)
を用いた他は実施例2と同様にして黄色の転写シートを
得た。
【0017】比較例3 実施例3において樹脂層4を除いた他は実施例3と同様
にして転写シートを得た。
にして転写シートを得た。
【0018】比較例4 実施例4において粘着剤層2を除いた他は実施例4と同
様にして転写シートを得た。
様にして転写シートを得た。
【0019】比較例5 従来の転写シート(商品名、ワープロ用フィルムラベ
ル、クリアータイプ、熱転写プリンター用、アジア原紙
株式会社製)
ル、クリアータイプ、熱転写プリンター用、アジア原紙
株式会社製)
【0020】
【発明の効果】実施例1〜4および比較例1〜4で得ら
れた転写シートおよび比較例5の転写シートにワープロ
(パーソナルワープロ書院WD−A321、シャープ株
式会社製)で文字を印刷し、印字性、転写性、定着性を
評価した結果を表1に示す。 試験方法 印字性 シート上に印刷された印字の状態を目視にて観
察した。 ○ 鮮明 × 不鮮明 転写性 シート上の印字面に粘着テープ(メンディング
テープ、住友スリーエム株式会社製)を貼り合わせた
後、その一端より粘着テープを剥がし、これをケント紙
上へ貼り、転写された印字の状態を目視にて観察した。
ただし、比較例5は従来の方法(印字の大きさに合わ
せて切り取り、剥離紙を剥がしてケント紙上に貼る。)
による。 ○ 鮮明 × 不鮮明 定着性 上記により転写したケント紙上の印字面にセロ
テープ(ニチバン株式会社製)を貼り合わせた後、この
セロテープを剥がし、引き続き、印字面を指で50往復
こすった後、印字の状態を目視にて観察した。 ○ 鮮明 × 不鮮明
れた転写シートおよび比較例5の転写シートにワープロ
(パーソナルワープロ書院WD−A321、シャープ株
式会社製)で文字を印刷し、印字性、転写性、定着性を
評価した結果を表1に示す。 試験方法 印字性 シート上に印刷された印字の状態を目視にて観
察した。 ○ 鮮明 × 不鮮明 転写性 シート上の印字面に粘着テープ(メンディング
テープ、住友スリーエム株式会社製)を貼り合わせた
後、その一端より粘着テープを剥がし、これをケント紙
上へ貼り、転写された印字の状態を目視にて観察した。
ただし、比較例5は従来の方法(印字の大きさに合わ
せて切り取り、剥離紙を剥がしてケント紙上に貼る。)
による。 ○ 鮮明 × 不鮮明 定着性 上記により転写したケント紙上の印字面にセロ
テープ(ニチバン株式会社製)を貼り合わせた後、この
セロテープを剥がし、引き続き、印字面を指で50往復
こすった後、印字の状態を目視にて観察した。 ○ 鮮明 × 不鮮明
【0021】以上のように、本発明の転写シートは専用
の機械を使用することなく、通常のワープロなどによ
り、簡単に印字を転写できるものである。そして、転写
された印字の定着性は従来の転写シートを使った場合よ
り優れたものである。なお、実施例は熱転写プリンター
を用いて説明したが、熱転写プリンターに限らず、ドッ
トプリンター、レーザープリンター、インキジェットプ
リンター、複写機(PPC)の場合にも同様の効果が得
られるものである。
の機械を使用することなく、通常のワープロなどによ
り、簡単に印字を転写できるものである。そして、転写
された印字の定着性は従来の転写シートを使った場合よ
り優れたものである。なお、実施例は熱転写プリンター
を用いて説明したが、熱転写プリンターに限らず、ドッ
トプリンター、レーザープリンター、インキジェットプ
リンター、複写機(PPC)の場合にも同様の効果が得
られるものである。
【図1】実施例1を示す一部拡大断面図
【図2】実施例2の使用状態を示す斜視図
【図3】実施例2の使用状態を示す一部拡大断面図
1 臨界表面張力18〜31(dyn/cm)の基材 2 粘着剤層 3 無機質層 4 樹脂層 5 印字 6 粘着テープ 6(1) 粘着テープの粘着剤層 6(2) 粘着テープの基材
Claims (1)
- 【請求項1】 臨界表面張力18〜31(dy
n/cm)の基材1上に粘着剤層2を形成し、この粘着
剤層2上に無機質層3及び、樹脂層4(順不同)を形成
することによりなる転写シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4235082A JPH0632065A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 転写シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4235082A JPH0632065A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 転写シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632065A true JPH0632065A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16980802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4235082A Pending JPH0632065A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 転写シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632065A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6197409B1 (en) | 1995-12-07 | 2001-03-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ink-jet media |
CN102501675A (zh) * | 2011-10-14 | 2012-06-20 | 江苏格美高科技发展有限公司 | 弱溶剂哑光聚丙烯喷绘写真纸 |
CN108608751A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-10-02 | 东莞精萃烫画章有限公司 | 一种纹路烫画的生产工艺 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP4235082A patent/JPH0632065A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6197409B1 (en) | 1995-12-07 | 2001-03-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ink-jet media |
CN102501675A (zh) * | 2011-10-14 | 2012-06-20 | 江苏格美高科技发展有限公司 | 弱溶剂哑光聚丙烯喷绘写真纸 |
CN108608751A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-10-02 | 东莞精萃烫画章有限公司 | 一种纹路烫画的生产工艺 |
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