JPH07271305A - 感熱ラベル - Google Patents

感熱ラベル

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JPH07271305A
JPH07271305A JP6273694A JP6273694A JPH07271305A JP H07271305 A JPH07271305 A JP H07271305A JP 6273694 A JP6273694 A JP 6273694A JP 6273694 A JP6273694 A JP 6273694A JP H07271305 A JPH07271305 A JP H07271305A
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JP
Japan
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heat
label
adhesive layer
sensitive
sensitive adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP6273694A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hata
哲雄 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
Priority to JP6273694A priority Critical patent/JPH07271305A/ja
Publication of JPH07271305A publication Critical patent/JPH07271305A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隠蔽性があると共に、必要な厚さの接着剤層
を簡単、且つ安価にて設けることができ、全体的にも非
常に安価、且つ容易に製造することが可能な感熱ラベル
を提供することにある。 【構成】 一面をラベル本体1 、他面を感熱接着剤層2
とした感熱ラベルにおいて、前記ラベル本体1 は、裏面
側に印刷4 が施された合成樹脂製フィルム層3 から構成
されてなると共に、前記感熱接着剤層2 は、押出しラミ
ネーションにより前記ラベル本体1 の裏面側にコーティ
ングされて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾電池や金属缶等の被
着体に貼着される隠蔽性を有する感熱ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感熱ラベルとしては、紙基材等の
表面に印刷が施されたラベル本体と、該ラベル本体の基
材側に溶剤や水性エマルジョン系接着剤が印刷コーティ
ングやリバースコーティング等された感熱接着剤層とか
ら構成されたものがあった。
【0003】また、その他、合成樹脂製フィルム層の裏
面側に印刷が施されたラベル本体と、該ラベル本体の印
刷面側に前記同様溶剤や水性エマルジョン系接着剤がコ
ーティング等された感熱接着剤層とから構成されたもの
などもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記紙基材
の感熱ラベルは、その表面が印刷面となっているので、
該印刷面が傷や磨耗により消えてしまう恐れがあった。
そこで、該印刷面の表面に更に透明樹脂コートやフィル
ムラミネートが施されたものもあったが、このようなカ
バーコートは非常に高価なものとなり、コストダウンを
図れなかった。
【0005】また、上記合成樹脂製フィルム基材の感熱
ラベルは、デザインを浮き上がらすためや下の色を隠す
ためなど、隠蔽性を出すために、該フィルム層の裏面側
にデザイン印刷を施した後、更に白色印刷を2〜4回重
刷りされているものが多いが、該白色印刷の重刷りは手
間がかかる上、印刷コストは高く、それに対して隠蔽性
は満足できるものではなかった。
【0006】更に、感熱ラベルの接着剤層は、接着力を
向上させるためにある程度の厚みを必要とするが、上記
ラベルのように溶剤や水性エマルジョン系接着剤等を種
々コーティングしたものでは、コーティング後溶媒や水
分が蒸発するとその分薄くなるので、必要な厚さの2〜
3倍の厚さにてコーティングする必要があり、また、均
一に塗布することが難しく、コスト的にかなりのロスが
あった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、隠蔽性があると共に、必要な厚さの接着剤
層を簡単、且つ安価にて設けることができ、全体的にも
非常に安価、且つ容易に製造することが可能な感熱ラベ
ルを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次の技術的手段を講じる。
【0009】即ち、一面をラベル本体1 、他面を感熱接
着剤層2 とした感熱ラベルにおいて、前記ラベル本体1
は、裏面側に印刷4 が施された合成樹脂製フィルム層3
から構成されてなると共に、前記感熱接着剤層2 は、押
出しラミネーションにより前記ラベル本体1 の裏面側に
コーティングされてなることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明に係る感熱ラベルは、感熱接着剤層2 が
押出しラミネーションによりラベル本体1 にコーティン
グされているので、強度の接着力を有するために必要な
厚さ分を安定して設け得ると共に、容易に、且つ安価に
設けることが可能である。
【0011】しかも前記感熱接着剤層2 が白色を有する
ものであれば、該接着剤層2 自体に隠蔽性があることに
なるので、白色インキ等を使用した重刷り印刷を施す必
要がなく、また、印刷では困難であった厚さ分を均一的
に容易に設けることができるので、隠蔽性も増大し得
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。
【0013】本発明の感熱ラベルは、図1及び図2で示
すように、例えば乾電池や缶詰, 飲料水用容器等の金属
缶など、熱伝導性を有する被着体A や、その他あらゆる
被着体に貼着されるものであり、表面側のラベル本体1
と前記被着体A に当接する感熱接着剤層2 とから構成さ
れている。
【0014】前記ラベル本体1 はポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル等の単層フィルムからなる透明
な合成樹脂製フィルム層3 から構成されてなり、該フィ
ルム層3 には、商標及び文字絵柄等の印刷4 がグラビア
印刷やスクリーン印刷にて設けられている。
【0015】一方、前記感熱接着剤層2 としては、エチ
レン・酢酸ビニル共重合体,アイオノマー,エチレンア
クリル酸共重合体,低密度ポリエチレン等の熱融着性樹
脂と、石油樹脂や各種可塑剤、添加剤を適宜混合したも
のに、二酸化チタン等の白色顔料を添加して得られたも
のが使用され、加熱することにより活性化し、接着性が
生じる、所謂ホットメルト接着剤などを挙げることがで
きる。
【0016】前記感熱接着剤層2 は、図3で示すよう
に、押出しラミネーションにより前記ラベル本体1 の印
刷4 面側にコーティングされている。
【0017】即ち、巻出しロール5 に巻き取られた帯状
のラベル本体1'を、圧力ロール6 の回転によって巻出
し、加熱溶融した前記感熱接着剤層2 を構成する樹脂2'
をTダイ7 から溶融押出ししてラミネートさせると共
に、冷却ロール8 にて冷却しながら巻取りロール9 に巻
き取ることにて、図4(イ)に示すような断面を有する
ロール状のラベルが形成される。
【0018】使用の際は、必要に応じて適宜切取り、個
々の感熱ラベルとして、熱風や輻射熱により、前記感熱
接着剤層2 を加熱し、接着性を生じさせて種々の被着体
A に貼着する。
【0019】また、例えば、先ず前記熱伝導性を有する
被着体A を加熱させ、該加熱状態の被着体A に感熱ラベ
ルの感熱接着剤層2 を当接させて、圧着させても良い。
【0020】また、本発明に係る感熱ラベルの合成樹脂
製フィルム層3 のフィルムが熱収縮性フィルムであれ
ば、該感熱ラベルを被着体A に巻装させた後、加熱収縮
すると同時に接着でき、この場合、乾電池や,図2に示
すような上下端部10,11 の形状に適合させてラベルの上
下部12,13 を熱収縮により密着させる飲料用の金属缶等
のフィット性を必要とする被着体A への貼着に非常に便
利なラベルとなる。
【0021】上記のように、本発明に係る感熱ラベル
は、感熱接着剤層2 の形成に、加熱溶融した白色のホッ
トメルト接着剤等を溶融押出しにて、ラベル本体にラミ
ネートしたものであるので、強度の接着力を有するため
に必要な厚さである10μm 以上の厚さを充分、且つ容
易に得ることが可能である。
【0022】また、前記感熱接着剤層2 自体が隠蔽性を
有するものとなるので、白色インキ等を使用した重刷り
印刷を施す必要がなく、また、前記重刷り印刷では困難
であった10μm 以上という厚さを容易に設けることが
できるので、接着性だけでなく、隠蔽性も大いに増大し
得る。
【0023】しかも、前記感熱ラベルは、表面が透明な
合成樹脂製フィルム層3 から構成されているので、裏面
側の印刷4 面の保護が充分になされ、傷や磨耗によって
該印刷4 が消える恐れはない。
【0024】また、前記感熱ラベルは、印刷4 面が10
μm 以上の厚さに均一にコーティングされた感熱接着剤
層2 に被覆された状態となるため、薬品容器等の被着体
のラベルとして使用した場合でも、該薬品に侵される恐
れはない。
【0025】更に、上述のように本発明に係る感熱ラベ
ルは、感熱接着剤層2 が押出しラミネーションにより設
けられているので、従来のような溶剤や水性エマルジョ
ン系接着剤等を種々コーティングしたものと比べて、溶
媒を必要としない分、必要最低限の加熱溶融樹脂2'を有
するだけであるので、材料費の節約ができるようにな
り、ロスなく、トータルコストは非常に低くなる。
【0026】尚、前記印刷4 面としてアルミニウム等の
金属層を、真空蒸着,熱転写,スパッタリング等により
設けたものであっても良い。
【0027】また、前記ラベル本体1 の構成は前記実施
例(図4(イ)参照)に限定されることはなく、例えば
図4(ロ)に示すように、合成樹脂製フィルム層3 の裏
面側に印刷4 を施し、更に該印刷4 の表面に合成樹脂製
フィルム層3'が設けられたものであっても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明の感熱ラベルは、ラベル本体が、
裏面側に印刷が施された合成樹脂製フィルム層から構成
されてなると共に、感熱接着剤層が押出しラミネーショ
ンによりラベル本体の裏面側にコーティングされている
ので、傷や磨耗によって印刷が消える恐れはなく、ま
た、強度の接着力を有するために必要な厚さである10
μm 以上の厚さを容易に設けることができると共に、前
記押出しラミネーションでは、従来の溶剤や水性エマル
ジョン系接着剤等を種々コーティングしたものと比べ
て、溶媒を必要としないので、材料費の節約が可能とな
り、トータルコストは非常に低くなる。
【0029】しかも前記感熱接着剤層が白色を有するも
のであれば、該接着剤層自体に隠蔽性があることになる
ので、白色インキ等を使用した重刷り印刷を施す必要が
なく安価にて製造可能であると共に、印刷では困難であ
った厚さ分を均一的に、且つ容易に設けることができる
ので、隠蔽性も非常に増大し得る。
【0030】更に、前記合成樹脂製フィルム層に熱収縮
性フィルムを使用したものは、感熱接着剤層の活性化時
に同時に熱収縮でき、密着フィット性を必要とする被着
体への貼着に非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱ラベルの使用様態の一実施例を示
す断面図。
【図2】本発明の感熱ラベルの使用様態の一実施例を示
す、図1のI−I線断面図。
【図3】本発明の感熱ラベルの製造方法の一実施例を示
す説明図。
【図4】本発明の感熱ラベルの、(イ)は一実施例を示
す断面図、(ロ)は他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ラベル本体 2 感熱接着剤層 3 合成樹脂製フィルム層 3’合成樹脂製フィルム層 4 印刷 A 被着体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面をラベル本体(1) 、他面を感熱接着
    剤層(2) とした感熱ラベルにおいて、前記ラベル本体
    (1) は、裏面側に印刷(4) が施された合成樹脂製フィル
    ム層(3) から構成されてなると共に、前記感熱接着剤層
    (2) は、押出しラミネーションにより前記ラベル本体
    (1) の裏面側にコーティングされてなることを特徴とす
    る感熱ラベル。
  2. 【請求項2】 前記感熱接着剤層(2) の厚さが10μm
    以上である請求項1記載の感熱ラベル。
  3. 【請求項3】 前記感熱接着剤層(2) が白色の接着剤よ
    り構成されてなる請求項1記載の感熱ラベル。
  4. 【請求項4】 前記ラベル本体(1) の合成樹脂製フィル
    ム層(3) が熱収縮性フィルムより構成されてなる請求項
    1記載の感熱ラベル。
JP6273694A 1994-03-31 1994-03-31 感熱ラベル Pending JPH07271305A (ja)

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JP6273694A JPH07271305A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 感熱ラベル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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