JPH08247197A - 空気ばね脚 - Google Patents
空気ばね脚Info
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- JPH08247197A JPH08247197A JP8084762A JP8476296A JPH08247197A JP H08247197 A JPH08247197 A JP H08247197A JP 8084762 A JP8084762 A JP 8084762A JP 8476296 A JP8476296 A JP 8476296A JP H08247197 A JPH08247197 A JP H08247197A
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- casing
- casing part
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G15/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
- B60G15/08—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having fluid spring
- B60G15/12—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having fluid spring and fluid damper
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/36—Special sealings, including sealings or guides for piston-rods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/30—Spring/Damper and/or actuator Units
- B60G2202/31—Spring/Damper and/or actuator Units with the spring arranged around the damper, e.g. MacPherson strut
- B60G2202/314—The spring being a pneumatic spring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/126—Mounting of pneumatic springs
- B60G2204/1262—Mounting of pneumatic springs on a damper
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/41—Elastic mounts, e.g. bushings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 放射状の方向でベローズがより小さな荷重を
受けるよう改良した構造を持つ空気ばねを得る。 【解決手段】 好ましくはショックアブソーバの形態の
伸縮要素と、可変自在な体積の空気チャンバとを有する
空気ばね脚で、前記空気チャンバは前記伸縮要素に結合
され、またグラグラ運動のために伸縮要素のシリンダに
結合されたケーシング部を備え、また伸縮要素のピスト
ンまたはピストンロッドに関してグラグラ運動可能なも
う1つのケーシング部を備え、またベローズがこれらの
前記ケーシング部の間に配設される。
受けるよう改良した構造を持つ空気ばねを得る。 【解決手段】 好ましくはショックアブソーバの形態の
伸縮要素と、可変自在な体積の空気チャンバとを有する
空気ばね脚で、前記空気チャンバは前記伸縮要素に結合
され、またグラグラ運動のために伸縮要素のシリンダに
結合されたケーシング部を備え、また伸縮要素のピスト
ンまたはピストンロッドに関してグラグラ運動可能なも
う1つのケーシング部を備え、またベローズがこれらの
前記ケーシング部の間に配設される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダと、シリ
ンダ内に引き込み自在なピストンと、可変自在な体積の
空気チャンバとを備える好ましくはショックアブソーバ
の形態の伸縮要素を有する空気ばね脚に関し、前記空気
チャンバは伸縮要素に結合され、グラグラ運動のために
前記ピストンに結合された第1のケーシング部によって
囲まれ、シリンダに固定された第2のケーシング部によ
って囲まれ、またケーシング部の間に配設されたベロー
ズによって囲まれ、また前記空気チャンバは少なくとも
軸方向部分にわたって基本的に共軸に伸縮要素を囲み、
一方1つのケーシング部は他のケーシング部の直径より
も小さな直径を有し、また内部へのばね行程の間に他の
ケーシング部内に軸方向に引き込み自在である。
ンダ内に引き込み自在なピストンと、可変自在な体積の
空気チャンバとを備える好ましくはショックアブソーバ
の形態の伸縮要素を有する空気ばね脚に関し、前記空気
チャンバは伸縮要素に結合され、グラグラ運動のために
前記ピストンに結合された第1のケーシング部によって
囲まれ、シリンダに固定された第2のケーシング部によ
って囲まれ、またケーシング部の間に配設されたベロー
ズによって囲まれ、また前記空気チャンバは少なくとも
軸方向部分にわたって基本的に共軸に伸縮要素を囲み、
一方1つのケーシング部は他のケーシング部の直径より
も小さな直径を有し、また内部へのばね行程の間に他の
ケーシング部内に軸方向に引き込み自在である。
【0002】
【従来の技術】上記型式の空気ばね脚は例えばDE34
45984A1から既知である。車両ばねの場合、ピス
トンまたはピストンロッドにグラグラ運くように結合さ
れたケーシング部は通常車両のシャシまたはボディに固
定され、このためサスペンション行程時にシャシないし
は車両ボディとシャフトないしはホイールとの間に固定
された伸縮要素によってシャシまたは車両ボディに関し
て旋回運動が引き起こされる場合には、サスペンション
行程時にこのケーシング部と伸縮要素との間に若干大き
なグラグラ運動が発生する可能性がある。
45984A1から既知である。車両ばねの場合、ピス
トンまたはピストンロッドにグラグラ運くように結合さ
れたケーシング部は通常車両のシャシまたはボディに固
定され、このためサスペンション行程時にシャシないし
は車両ボディとシャフトないしはホイールとの間に固定
された伸縮要素によってシャシまたは車両ボディに関し
て旋回運動が引き起こされる場合には、サスペンション
行程時にこのケーシング部と伸縮要素との間に若干大き
なグラグラ運動が発生する可能性がある。
【0003】この種類の空気ばねでは、シリンダ側上の
ケーシング部はシリンダに固定され、この結果車両ボデ
ィまたはシャシに関して伸縮要素の旋回運動が起きる
と、明確に放射状の動きがケーシング部の間に生じる。
したがって、ベローズによって放射状の方向でケーシン
グ部の相互間の大きな可動性が許容されなければならな
い。
ケーシング部はシリンダに固定され、この結果車両ボデ
ィまたはシャシに関して伸縮要素の旋回運動が起きる
と、明確に放射状の動きがケーシング部の間に生じる。
したがって、ベローズによって放射状の方向でケーシン
グ部の相互間の大きな可動性が許容されなければならな
い。
【0004】DE4010982A1ではばね脚が記述
され、このばね脚内では空気ばねチャンバの縦軸が伸縮
ショックアブソーバの縦軸に関して傾斜するように、前
記空気チャンバが配設されている。正確に言えば、U字
ベローズによって互いに接続された空気ばねの2つのケ
ーシング部が基本的に互いに共軸であるように配設され
る。サスペンションのずれが起きた場合でも少なくとも
相当な程度にこの共軸性を維持するために、底部に配設
された伸縮ショックアブソーバシリンダに結合された下
部ケーシング部は、弾性のせん断ばねを中間配置するこ
とによって横方向に弾力のある方法でシリンダに結合さ
れ、すなわち空気ばねの下部ケーシング部は伸縮ショッ
クアブソーバの軸に対して横断的に移動することができ
る。
され、このばね脚内では空気ばねチャンバの縦軸が伸縮
ショックアブソーバの縦軸に関して傾斜するように、前
記空気チャンバが配設されている。正確に言えば、U字
ベローズによって互いに接続された空気ばねの2つのケ
ーシング部が基本的に互いに共軸であるように配設され
る。サスペンションのずれが起きた場合でも少なくとも
相当な程度にこの共軸性を維持するために、底部に配設
された伸縮ショックアブソーバシリンダに結合された下
部ケーシング部は、弾性のせん断ばねを中間配置するこ
とによって横方向に弾力のある方法でシリンダに結合さ
れ、すなわち空気ばねの下部ケーシング部は伸縮ショッ
クアブソーバの軸に対して横断的に移動することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭
に述べた型式の空気ばねのために、放射状の方向でベロ
ーズが明らかにより小さな荷重を受けるような改良構造
を提供することである。
に述べた型式の空気ばねのために、放射状の方向でベロ
ーズが明らかにより小さな荷重を受けるような改良構造
を提供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】上記目的は本発明に従っ
て、ベローズから離れた端部のシリンダ側のケーシング
部を伸縮要素のシリンダにグラグラ運くように配設する
ことによって達成される。
て、ベローズから離れた端部のシリンダ側のケーシング
部を伸縮要素のシリンダにグラグラ運くように配設する
ことによって達成される。
【0007】本発明は、シリンダとシリンダ側上のケー
シング部との間の折れ曲がり可動性を許容することによ
って、空気ばねベローズの放射状の圧迫、または空気チ
ャンバのケーシング部間に生じる可能性のある折れ曲が
り角度を減らすという一般原理に基づいており、シリン
ダ側上のケーシング部は、空気チャンバ内の空気圧によ
りぴんと張って引っ張られるベローズによって中央ポジ
ション内に常に圧迫される。一方、シリンダ側上のケー
シング部の望ましくない変位を排除することができる。
シング部との間の折れ曲がり可動性を許容することによ
って、空気ばねベローズの放射状の圧迫、または空気チ
ャンバのケーシング部間に生じる可能性のある折れ曲が
り角度を減らすという一般原理に基づいており、シリン
ダ側上のケーシング部は、空気チャンバ内の空気圧によ
りぴんと張って引っ張られるベローズによって中央ポジ
ション内に常に圧迫される。一方、シリンダ側上のケー
シング部の望ましくない変位を排除することができる。
【0008】また本発明の構造によって、いわゆる単層
のゴムベローズの使用が好適に可能となり、このベロー
ズ内では縦方向に延在する繊維の単層のみが設けられ
る。この種のベローズにはほぼ外部シリンダ形状の内部
折れ曲がり面が必要であり、またこの内部折れ曲がり面
から放射状の距離に配設された内部シリンダ面の形状の
外部折れ曲がり面も必要である。すなわち、空気チャン
バのケーシング部はそれぞれ円筒状の部分によって軸方
向において互いに重畳しなければならず、これによって
ベローズを円筒状部分の間の環状空間内に受容すること
ができる。本発明によれば、グラグラ運動を行うシリン
ダ側上のケーシングによる構成によって、円筒状の折り
曲げ面の間の好ましくはより短い放射距離の場合におい
ても、伸縮要素がピストン側上のケーシング部に関して
より大きなグラグラ運動を行うときでさえも、これらの
円筒状部分の間の衝突を確実に避けることが可能であ
る。
のゴムベローズの使用が好適に可能となり、このベロー
ズ内では縦方向に延在する繊維の単層のみが設けられ
る。この種のベローズにはほぼ外部シリンダ形状の内部
折れ曲がり面が必要であり、またこの内部折れ曲がり面
から放射状の距離に配設された内部シリンダ面の形状の
外部折れ曲がり面も必要である。すなわち、空気チャン
バのケーシング部はそれぞれ円筒状の部分によって軸方
向において互いに重畳しなければならず、これによって
ベローズを円筒状部分の間の環状空間内に受容すること
ができる。本発明によれば、グラグラ運動を行うシリン
ダ側上のケーシングによる構成によって、円筒状の折り
曲げ面の間の好ましくはより短い放射距離の場合におい
ても、伸縮要素がピストン側上のケーシング部に関して
より大きなグラグラ運動を行うときでさえも、これらの
円筒状部分の間の衝突を確実に避けることが可能であ
る。
【0009】原則として、この種の構造は2層ベローズ
にも好適であることが可能である。
にも好適であることが可能である。
【0010】空気ばねベローズの構造に関係なく、本発
明はそれぞれのベローズの外部案内を有する構造に特に
適している。
明はそれぞれのベローズの外部案内を有する構造に特に
適している。
【0011】さらに有利なのは、シリンダ側上のケーシ
ング部のグラグラ運動を行う機能が非常に簡単な手段で
達成することができることである。本発明の好適な実施
例によれば、伸縮要素のシリンダ上にフランジ状のカラ
ーを配設することが可能であり、またエラストマ材料製
の環状部分を中間配置することによって、シリンダ側上
のケーシング部はグラグラ運動を行いつつこのカラー上
に支持される。
ング部のグラグラ運動を行う機能が非常に簡単な手段で
達成することができることである。本発明の好適な実施
例によれば、伸縮要素のシリンダ上にフランジ状のカラ
ーを配設することが可能であり、またエラストマ材料製
の環状部分を中間配置することによって、シリンダ側上
のケーシング部はグラグラ運動を行いつつこのカラー上
に支持される。
【0012】特に好適な実施例によれば、フランジ状の
カラーは球状面の環状扇形の形態であることが可能であ
り、またシリンダ側上のケーシング部はほぼぴったり合
う環状の球状扇形面を有することが可能であり、この結
果エラストマ材料製のリングは球状の外部面と球状の内
部面との間に配設され、シリンダ側上のケーシング部の
グラグラ運動の間、基本的にせん断応力によってのみ支
配される。
カラーは球状面の環状扇形の形態であることが可能であ
り、またシリンダ側上のケーシング部はほぼぴったり合
う環状の球状扇形面を有することが可能であり、この結
果エラストマ材料製のリングは球状の外部面と球状の内
部面との間に配設され、シリンダ側上のケーシング部の
グラグラ運動の間、基本的にせん断応力によってのみ支
配される。
【0013】
【実施例】本発明の特徴をより詳細に説明するために、
クレームと次の好適な実施例について図面を参考にして
記述する。
クレームと次の好適な実施例について図面を参考にして
記述する。
【0014】図1の空気ばね脚は、車両ボディまたはシ
ャシ(図示せず)に固定された第1のケーシング部1
と、U字形ベローズ2と、第2のケーシング部3によっ
て囲まれた可変自在な体積の空気チャンバを有し、次に
この第2のケーシング部はグラグラ運動のために伸縮シ
ョックアブソーバ4のシリンダに固定され、このシリン
ダのピストンロッドは旋回またはグラグラ運動のために
ケーシング1の端面または車両(図示せず)のシャシま
たはボディに固定され、一方伸縮ショックアブソーバ4
のシリンダの底部端部は車軸またはシャフト案内部品
(図示せず)に結合される。ケーシング部1と3は、円
筒状部分の間に配設されたベローズ2のために内部およ
び外部の回転面として使用されるほぼ円筒状の部分によ
って軸方向において互いに重畳する。内部へのばね行程
の場合には、ケーシング部3はケーシング部1に関して
図1の上方を動き、一方ベローズ2はその分だけケーシ
ング部1の内部シリンダ面から巻き上げられ、ケーシン
グ部3の外部シリンダ面上に広げられる。外部への行程
の場合には、上述と反対の行程が行われる。
ャシ(図示せず)に固定された第1のケーシング部1
と、U字形ベローズ2と、第2のケーシング部3によっ
て囲まれた可変自在な体積の空気チャンバを有し、次に
この第2のケーシング部はグラグラ運動のために伸縮シ
ョックアブソーバ4のシリンダに固定され、このシリン
ダのピストンロッドは旋回またはグラグラ運動のために
ケーシング1の端面または車両(図示せず)のシャシま
たはボディに固定され、一方伸縮ショックアブソーバ4
のシリンダの底部端部は車軸またはシャフト案内部品
(図示せず)に結合される。ケーシング部1と3は、円
筒状部分の間に配設されたベローズ2のために内部およ
び外部の回転面として使用されるほぼ円筒状の部分によ
って軸方向において互いに重畳する。内部へのばね行程
の場合には、ケーシング部3はケーシング部1に関して
図1の上方を動き、一方ベローズ2はその分だけケーシ
ング部1の内部シリンダ面から巻き上げられ、ケーシン
グ部3の外部シリンダ面上に広げられる。外部への行程
の場合には、上述と反対の行程が行われる。
【0015】グラグラ運動のために伸縮ショックアブソ
ーバ4のシリンダ上にケーシング部3を固定する目的
で、伸縮ショックアブソーバのシリンダ部に環状の球状
扇形形状を有するフランジ状のカラーが配設され、球の
外側はケーシング部3に向き合っている。このカラー6
上にエラストマ材料製のリング5が位置し、同様に環状
の球状扇形形状を有するこのリング上にケーシング部3
がその上に配設された縁部によって着座し、球の内側は
カラー6に向かい合っている。したがって、リング5は
互いに同心の2つの球面の間に位置する。リング5上に
位置するケーシング部3の縁部は伸縮ショックアブソー
バ4のシリンダ部の外径よりも大きな内径を有するの
で、図3の例に示されているようにケーシング部3は伸
縮ショックアブソーバ4に関してグラグラ運動を行うこ
とが可能である。伸縮ショックアブソーバ4の縦軸がケ
ーシング部1の中央ラインに対してある角度を形成する
ような方法で伸縮ショックアブソーバ4の底部端部が横
側に動くとき、このようなグラグラ運動が起きる。この
ような場合には、ケーシング部3の中央ラインは伸縮シ
ョックアブソーバ4の縦軸に対してα角を形成する。次
にケーシング部3の頂部端部は、空気チャンバ内の空気
圧によって若干ぴんと張って引っ張られるベローズ2に
よってケーシング部1に関して中央ポジション内に圧迫
される。
ーバ4のシリンダ上にケーシング部3を固定する目的
で、伸縮ショックアブソーバのシリンダ部に環状の球状
扇形形状を有するフランジ状のカラーが配設され、球の
外側はケーシング部3に向き合っている。このカラー6
上にエラストマ材料製のリング5が位置し、同様に環状
の球状扇形形状を有するこのリング上にケーシング部3
がその上に配設された縁部によって着座し、球の内側は
カラー6に向かい合っている。したがって、リング5は
互いに同心の2つの球面の間に位置する。リング5上に
位置するケーシング部3の縁部は伸縮ショックアブソー
バ4のシリンダ部の外径よりも大きな内径を有するの
で、図3の例に示されているようにケーシング部3は伸
縮ショックアブソーバ4に関してグラグラ運動を行うこ
とが可能である。伸縮ショックアブソーバ4の縦軸がケ
ーシング部1の中央ラインに対してある角度を形成する
ような方法で伸縮ショックアブソーバ4の底部端部が横
側に動くとき、このようなグラグラ運動が起きる。この
ような場合には、ケーシング部3の中央ラインは伸縮シ
ョックアブソーバ4の縦軸に対してα角を形成する。次
にケーシング部3の頂部端部は、空気チャンバ内の空気
圧によって若干ぴんと張って引っ張られるベローズ2に
よってケーシング部1に関して中央ポジション内に圧迫
される。
【0016】上記のグラグラ運動の間、エラストマ材料
製のリング5は基本的にせん断応力によってのみ支配さ
れる。
製のリング5は基本的にせん断応力によってのみ支配さ
れる。
【0017】リング5上の空気チャンバの気密性は押圧
力によってのみ確保することができ、この押圧力により
ケーシング部3は空気チャンバの空気圧によって下方に
圧迫される。これらの押圧力の大きさは一方でベローズ
2領域内のケーシング部1と3の横断面内の差によっ
て、他方でケーシング部3の頂部端部と底部端部間の横
断面内の差によって決定される。
力によってのみ確保することができ、この押圧力により
ケーシング部3は空気チャンバの空気圧によって下方に
圧迫される。これらの押圧力の大きさは一方でベローズ
2領域内のケーシング部1と3の横断面内の差によっ
て、他方でケーシング部3の頂部端部と底部端部間の横
断面内の差によって決定される。
【0018】リング5が図4の横断面を有し、特にリッ
プ5’によって内側上のケーシング部3の底部端部周囲
をつかみ、および/または精密リブ5”を備えている場
合に、特に優れた気密性を確保することができる。
プ5’によって内側上のケーシング部3の底部端部周囲
をつかみ、および/または精密リブ5”を備えている場
合に、特に優れた気密性を確保することができる。
【0019】図1から図4の構成の修正として、伸縮シ
ョックアブソーバ4のシリンダ部上のフランジ状カラー
とエラストマリング5上に着座するケーシング部3の前
記縁部を円錐形状に製造することも可能であり、一方円
錐の勾配の選択とエラストマ材料の硬さ(ショア硬さ)
の選択によって、伸縮ショックアブソーバ4のシリンダ
に関してケーシング部3の所望のカルダン剛性を実際に
得ることが可能となる。
ョックアブソーバ4のシリンダ部上のフランジ状カラー
とエラストマリング5上に着座するケーシング部3の前
記縁部を円錐形状に製造することも可能であり、一方円
錐の勾配の選択とエラストマ材料の硬さ(ショア硬さ)
の選択によって、伸縮ショックアブソーバ4のシリンダ
に関してケーシング部3の所望のカルダン剛性を実際に
得ることが可能となる。
【0020】図5による実施例が上述の実施例と異なる
点は、伸縮ショックアブソーバ4のシリンダ上に配設さ
れたカラー6が平坦な環状ディスクの形状であり、エラ
ストマ材料のリング5は一方で前記カラー6とケーシン
グ部3上の向き合った類似カラーとの間に配設された厚
い環状ディスク形状部からなり、他方で伸縮ショックア
ブソーバ4のシリンダの外部周囲とケーシング3の円筒
状底部端部との間の環状空間を充填する円筒状部分を有
していることである。
点は、伸縮ショックアブソーバ4のシリンダ上に配設さ
れたカラー6が平坦な環状ディスクの形状であり、エラ
ストマ材料のリング5は一方で前記カラー6とケーシン
グ部3上の向き合った類似カラーとの間に配設された厚
い環状ディスク形状部からなり、他方で伸縮ショックア
ブソーバ4のシリンダの外部周囲とケーシング3の円筒
状底部端部との間の環状空間を充填する円筒状部分を有
していることである。
【0021】図5のばね脚内には従来の2層ベローズ2
が設けられ、この2層ベローズは放射状外部案内なしの
ケーシング部1上に配設されている。このため、ケーシ
ング部3はショックアブソーバ4のシリンダ上に相対的
に堅牢に配設する必要がある。
が設けられ、この2層ベローズは放射状外部案内なしの
ケーシング部1上に配設されている。このため、ケーシ
ング部3はショックアブソーバ4のシリンダ上に相対的
に堅牢に配設する必要がある。
【0022】すべての実施例では、伸縮ショックアブソ
ーバ4のシリンダに関するケーシング部3の可動性はリ
ング5の硬さと寸法を選択することによって、さもなけ
ればリングに対して位置する部品形状の形成によって調
整可能であり、特に球形状から逸脱したまたより円錐形
状になるように修正したこれら部品構造によって調整可
能である。
ーバ4のシリンダに関するケーシング部3の可動性はリ
ング5の硬さと寸法を選択することによって、さもなけ
ればリングに対して位置する部品形状の形成によって調
整可能であり、特に球形状から逸脱したまたより円錐形
状になるように修正したこれら部品構造によって調整可
能である。
【図1】空気ばね脚の第1の実施例の軸方向断面であ
り、正確に言えば空気ばねチャンバのすべてのケーシン
グ部品が伸縮要素の縦軸に共軸に位置合わせしたポジシ
ョンにおける軸方向断面を示している。
り、正確に言えば空気ばねチャンバのすべてのケーシン
グ部品が伸縮要素の縦軸に共軸に位置合わせしたポジシ
ョンにおける軸方向断面を示している。
【図2】図1のII部分の詳細図である。
【図3】図1に示した空気ばね脚のポジションとは異な
った空気ばね脚のポジションを示し、伸縮要素の縦軸と
シリンダ側上のケーシング部の縦軸は、ピストン側上の
ケーシング部の縦軸に関して旋回させてある。
った空気ばね脚のポジションを示し、伸縮要素の縦軸と
シリンダ側上のケーシング部の縦軸は、ピストン側上の
ケーシング部の縦軸に関して旋回させてある。
【図4】シリンダ側上のケーシング部のグラグラ運動に
配慮した軸受け用のエラストマ材料製のリング断面であ
る。
配慮した軸受け用のエラストマ材料製のリング断面であ
る。
【図5】図1に関して修正した実施例であり、この場合
空気ばねケーシング部はショックアブソーバのシリンダ
上で若干のグラグラ運動性を有する。
空気ばねケーシング部はショックアブソーバのシリンダ
上で若干のグラグラ運動性を有する。
1 第1のケーシング部 2 U字形ベローズ 3 第2のケーシング部 4 伸縮ショックアブソーバ 5 リング 6 カラー 5’リップ 5” 精密リブ
Claims (6)
- 【請求項1】 シリンダと、シリンダ内に引き込み自在
なピストンと、可変自在な体積の空気チャンバとを備え
る好ましくはショックアブソーバの形態の伸縮要素を有
する空気ばね脚であって、前記空気チャンバは伸縮要素
に結合され、またグラグラ運動のために前記ピストンに
結合された第1のケーシング部によって囲まれ、シリン
ダに固定された第2のケーシング部によって囲まれ、ま
たケーシング部の間に配設されたベローズによって囲ま
れ、また前記空気チャンバは少なくとも軸方向部分にわ
たって基本的に共軸に伸縮要素を囲み、一方1つのケー
シング部は他のケーシング部の直径よりも小さな直径を
有し、また内部へのばね行程の間に他のケーシング部内
に軸方向に引き込み自在であるような空気ばね脚におい
て、ベローズから離れた端部のシリンダ側のケーシング
部を伸縮要素のシリンダにグラグラ運くように配設する
ことを特徴とする空気ばね脚。 - 【請求項2】 前記伸縮要素(4)のシリンダの周囲面
上にフランジ状のカラー(6)が配設され、該カラーは
エラストマ材料製の環状部(5)によってグラグラ運動
のためにシリンダ側上のケーシング部(3)状のフラン
ジ環状領域に結合されることを特徴とする、請求項1に
記載の空気ばね脚。 - 【請求項3】 前記カラー(6)が球状外部面の環状扇
形によって環状部(5)に面し、またシリンダ側上のケ
ーシング部(3)が、カラー(6)の球状内部面と同心
の球状内部面扇形を形成する環状縁部によって環状部
(5)上に着座することを特徴とする、請求項1に記載
の空気ばね脚。 - 【請求項4】 前記カラー(6)が円錐形状の外部面に
よって環状部(5)に面し、またシリンダ側上のケーシ
ング部(3)が円錐縁部によって環状部(5)上に着座
することを特徴とする、請求項2に記載の空気ばね脚。 - 【請求項5】 エラストマ材料製の前記環状部(5)
が、伸縮要素(4)のシリンダ上とシリンダ側上のケー
シング部(3)上の2つの平坦なフランジ面の間に、お
よび/または伸縮要素(4)のシリンダの円筒状外部面
とシリンダ側上のケーシング部(3)上の円筒状の内部
周囲面との間の環状ギャップ内に配設されることを特徴
とする、請求項1に記載の空気ばね脚。 - 【請求項6】 前記ケーシング部(1、3)がシリンダ
セグメントによって軸方向に互いに重畳し、またシリン
ダセグメント間の環状空間内に配設されたU字形ベロー
ズ(2)は、放射状に内部のシリンダセグメントの外側
上と、放射状に外部のシリンダセグメントの内部側上で
折り曲げ自在に支持されることを特徴とする、請求項1
から5の1項に記載の空気ばね脚。
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