JPH08244519A - プレハブ屋根ユニット構成材の輸送手段への積載方法およびユニット構成材積載用治具 - Google Patents

プレハブ屋根ユニット構成材の輸送手段への積載方法およびユニット構成材積載用治具

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JPH08244519A
JPH08244519A JP7740095A JP7740095A JPH08244519A JP H08244519 A JPH08244519 A JP H08244519A JP 7740095 A JP7740095 A JP 7740095A JP 7740095 A JP7740095 A JP 7740095A JP H08244519 A JPH08244519 A JP H08244519A
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Akio Nakajima
秋夫 中島
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Misawa Ceramics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プレハブ屋根ユニット構成材を施工現場へ輸送
するに際して、輸送手段の荷台上スペースを有効に活用
すると共に、配置面積が小さくて足り、より小型の輸送
手段にてプレハブ屋根ユニット構成材を輸送することが
できる、輸送効率の高い、プレハブ屋根ユニット構成材
の輸送手段への積載方法およびユニット構成材積載用治
具を提供することにある。 【構成】棟3の両側に傾斜して取り付けられた少なくと
も2つの屋根パネル4を有する第1の屋根ユニット構成
材5と、棟方向の長さが第1の屋根ユニット構成材5よ
り長い第2の屋根ユニット構成材8とを輸送手段2に積
載するに際して、輸送手段2の荷台2a上にユニット構
成材積載用治具9を設置し、第1の屋根ユニット構成材
5をユニット構成材積載用治具9に固定し、さらに、第
2の屋根ユニット構成材8を第1の屋根ユニット構成材
5の上方に位置させ、第2の屋根ユニット構成材8をユ
ニット構成材積載用治具9に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるユニット式プ
レハブ住宅を構築する建物構成要素(プレハブユニッ
ト)のうち、プレハブ屋根ユニット構成材を効率的に施
工現場まで移送するための輸送手段への積載方法および
ユニット構成材積載用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット式プレハブ住宅(以下、「ユニ
ット住宅」という。)は、ユニットフレームに壁材、屋
根材、床材、内装設備等の所要の部材、機器等を工場内
で取り付けて六面体のごとき単位箱形式に構成した建物
構成要素(プレハブユニット)を、適宜並置および/ま
たは積層連結して住宅を構築するものである。この方式
は工場生産化率が高いため、プレハブ住宅として品質を
一定に保持することができると共に、コスト的にも優れ
たものとして近年普及の度合を高めている。
【0003】そして、このユニット住宅を構築するプレ
ハブユニットおよび所要の接続部材、仕上げ部材等の各
種小物部材は、一般にトラックにより施工現場まで輸送
される。
【0004】ところで、このようなユニット住宅として
は、近年のデザインの多様化により、例えば寄せ棟屋
根、方形屋根、片流れ屋根等屋根形式に特色を持たせた
ものが種々提供されている。そして、これらのユニット
住宅を構築するプレハブユニットには、前述した六面体
形式のプレハブユニットの他、各種屋根形式を実現する
ためのプレハブ屋根ユニットが含まれる。
【0005】このようなプレハブ屋根ユニット、特に屋
根裏を居室として利用するタイプのユニット住宅のプレ
ハブ屋根ユニットは、高さが通常の屋根より高くなるた
め、輸送時において法律上の高さ制限に触れることがあ
る。このため、例えば図2に示すような大形のプレハブ
屋根ユニット1は、各屋根ユニット構成材5,8,10
a,10b,10c,10d,11aおよび11bに分
割して輸送している。このような分割によれば、例えば
図3及び図7に示すように、屋根頂部となる棟の部分の
みからなるいわゆる三角形状の屋根ユニット構成材5,
8が形成されることがある。この屋根ユニット構成材
5,8を輸送する場合、従来においては他の屋根ユニッ
ト同様、図7に示すようにトラック2の荷台2a上に並
置して輸送していた。この場合、各種の仕上げ部材を併
せて輸送するために、ユニット支持台9を利用して、そ
の空間部に上記仕上げ部材を積載することもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示すよ
うな積載方法(積み荷形態)では、荷台面積の大きい例
えば11t程度の大型の輸送手段が必要となる。そうす
ると輸送効率的に不具合であり、また敷地近傍の道路形
態によっては敷地まで近付けない等輸送技術的にも不具
合の生じることがあった。ところで、ユニット住宅にお
けるプレハブユニットは、各種の敷地形状、間取り等に
対応させるため、1棟の建物を構成する各ユニットは全
て同じ寸法のものを使用するのではなく、いわゆる大ユ
ニットと小ユニットを組み合わせて構成されている。こ
れは梁,柱位置等を合わせてプレハブユニット上に敷設
する屋根ユニットも同様である。そして、前記した棟の
部分のみからなる屋根ユニット構成材5,8の場合はそ
の内側に束柱や桁材等が配設されず、図3のように単純
に三角形状に形成されることがある。以上のような点に
鑑みて本発明が提供されたものである。本発明の目的
は、プレハブ屋根ユニット構成材を施工現場へ輸送する
に際して、より小型の輸送手段で輸送することができ
る、輸送効率の高いプレハブ屋根ユニット構成材の輸送
手段への積載方法およびそれに使用されるユニット構成
材積載用治具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
は、棟の両側に傾斜して取り付けられた少なくとも2つ
の屋根パネルを有する第1の屋根ユニット構成材と、棟
方向の長さが前記第1の屋根ユニット構成材より長い第
2の屋根ユニット構成材とを輸送手段に積載する方法で
あって、前記輸送手段の荷台上にユニット構成材積載用
治具を設置し、前記第1の屋根ユニット構成材を前記ユ
ニット構成材積載用治具に固定し、さらに、前記第2の
屋根ユニット構成材を前記第1の屋根ユニット構成材の
上方に位置させ、前記第2の屋根ユニット構成材を前記
ユニット構成材積載用治具に固定することを特徴とする
プレハブ屋根ユニット構成材の輸送手段への積載方法で
ある。
【0008】また、上記目的を達成するものは、プレハ
ブユニット構成材を輸送手段に積載する際に使用するユ
ニット構成材積載用治具であって、該ユニット構成材積
載用治具は基台と該基台に複数立設される支持柱とを有
し、該支持柱は同一長に形成された第1の支持柱群と、
該第1の支持柱群の外方に立設される同一長の第2の支
持柱群とからなり、該第2の支持柱群は前記第1の支持
柱群より長く形成されていることを特徴とするユニット
構成材積載用治具である。
【0009】前記積載方法は、前記輸送手段の荷台上に
ユニット構成材積載用治具を設置した後、前記第1の屋
根ユニット構成材を前記ユニット構成材積載用治具に固
定し、さらに、前記第2の屋根ユニット構成材を前記第
1の屋根ユニット構成材の上方に位置させた状態で、前
記第2の屋根ユニット構成材を前記ユニット構成材積載
用治具に固定するものであることが好ましい。前記積載
方法は、前記第1の屋根ユニット構成材をユニット構成
材積載用治具に固定し、さらに、前記第2の屋根ユニッ
ト構成材を前記第1の屋根ユニット構成材の上方に位置
させ、前記第2の屋根ユニット構成材を前記ユニット構
成材積載用治具に固定した後、輸送手段の荷台上に前記
ユニット構成材積載用治具を設置するものであってもよ
い。
【0010】前記ユニット構成材積載用治具は、前記第
1の屋根ユニット構成材を内側部分で支持し、前記第2
の屋根ユニット構成材を外側部分で支持するものである
ことが好ましい。前記ユニット構成材積載用治具の前記
基台は矩形に形成され、前記第1の屋根ユニット構成材
は前記基台の向かい合う辺の中間部に複数立設された第
1の支持柱群により支持され、前記第2の屋根ユニット
構成材は前記基台の四隅付近に立設された第2の支持柱
群により支持されていることが好ましい。
【0011】
【作用】本発明のプレハブ屋根ユニット構成材の輸送手
段への積載方法は、第2の屋根ユニット構成材を第1の
屋根ユニット構成材の上方に位置させて固定し積載する
ものであるので、輸送手段の荷台上スペースが有効に活
用されると共に配置面積も小さくて足りるため、より小
型の輸送手段でプレハブ屋根ユニット構成材を輸送で
き、輸送効率が向上する。
【0012】
【実施例】そこで、本発明のプレハブ屋根ユニット構成
材の輸送手段への積載方法を図面を用いて説明する。図
1は本発明の積載方法の一実施例を示す概略斜視図であ
り、図2はプレハブ屋根ユニットの一実施例の概略斜視
図であり、図3は図2に示した第1の屋根ユニット構成
材の拡大斜視図であり、図4は本発明のユニット構成材
積載用治具の一実施例の斜視図であり、図5は図4に示
したユニット構成材積載用治具の支持柱部分の拡大斜視
図であり、図6は第1または第2の屋根ユニット構成材
をユニット構成材積載用治具に固定するための中継用治
具の斜視図である。
【0013】この実施例のプレハブ屋根ユニット構成材
の輸送手段2への積載方法は、棟3の両側に傾斜して取
り付けられた2つの屋根パネル4a,4bを有する第1
の屋根ユニット構成材5と、棟方向の長さが第1の屋根
ユニット構成材5より長い第2の屋根ユニット構成材8
を輸送手段2へ積載する方法に関するものである。
【0014】第1の屋根ユニット構成材5および第2の
屋根ユニット構成材8は、プレハブ屋根ユニット1のう
ち図2に示す部分をそれぞれ構成するものであり、図3
に示すように棟3の両側に傾斜して取り付けられた2つ
の屋根パネル4a,4bから、いわゆる三角形状をなし
ている。
【0015】屋根パネル4a,4bは、図3に示すよう
に溝型鋼または角型鋼管等により矩形に形成されたフレ
ーム6内に、たる木7を配し、その上面に野地板(図示
せず)を張設し、さらに野地板の上面に防水シート(図
示せず)を介して石綿セメント板等からなる屋根仕上材
12を適宜取り付けることにより構成されている。そし
て、屋根パネル4a,4bはブラケット(図示せず)を
介して棟3の両側に傾斜させた状態で固定され、第1の
屋根ユニット構成材5が形成されている。
【0016】第2の屋根ユニット構成材8は、第1の屋
根ユニット構成材5とほぼ同様の形態を有しており、棟
方向の長さが第1の屋根ユニット構成材5より長い点で
第1の屋根ユニット構成材5と異なっている。
【0017】そして、この実施例の第1の屋根ユニット
構成材5および第2の屋根ユニット構成材8は、先端の
両端部および中間部の下方にユニット連結部13を有し
ている。ユニット連結部13はユニット構成材間を連結
する際に使用する部位であり、屋根パネル4a,4bと
平行に形成された平板部13aを有している。平板部1
3aにはガイド用孔およびボルト連結孔(図示せず)が
設けられており、輸送時にはガイド用孔に、図6に示す
中継用治具14の傾斜面14fに設けられた位置決めピ
ン14aが挿通され、ボルト連結孔には締結用開口部1
4eからボルトが挿入されて締結用孔14bと共に締結
される。なお、中継用治具14は、ユニット連結部13
の平板部13aが屋根パネル4と平行に形成されるため
必要になるものであり、傾斜面14fは屋根パネル4と
平行に形成されている。よって、中継用治具14は、平
板部13aが水平方向に設けられる場合、または後述す
るユニット受け台19が屋根パネル4と平行に設けられ
る場合は不要となる。
【0018】さらに、第1の屋根ユニット構成材5およ
び第2の屋根ユニット構成材8の上面には、それぞれを
クレーン等で吊り上げる際に使用するアイボルト15が
取り付けられている。
【0019】そして、この実施例の積載方法では、以上
のような構造を有する第1および第2の屋根ユニット構
成材5.8を輸送手段2に積載する前に、輸送手段2の
荷台2a上に図4に示したユニット構成材積載用治具9
が設置される。
【0020】ユニット構成材積載用治具9は、図4に示
すように基台16と、基台16の側部に複数設けられた
ソケット17と、ソケット17に着脱自在に取り付けら
れる支持柱18と、支持柱18の上端に取り付けられる
ユニット受け台19とから構成されている。
【0021】基台16は鋼製中空角材でフレーム状に形
成されており、内部には補強用格子16aが架設されて
いる。基台16の外側面には後述する支持柱18を立設
するための複数のソケット17が溶接にて一体的に取り
付けられている。ソケット17は基台16の長手方向に
延びる辺の対向する位置にそれぞれ設けられており、一
対のソケットの間隔は支持する第1または第2の屋根ユ
ニット構成材5,8の幅(長手方向と直交する方向の長
さ)と略同一に形成されている。そして、ソケット17
は基台16の長手方向の辺の両端部に各一対設けられる
他、その辺の中間部に、支持する屋根ユニット構成材の
長さに応じて所要位置に所要対設けられている。
【0022】ソケット17の形状は図5に示すように筒
形状であり、上端部には支持柱18を挿入するための開
口部17aが設けられている。側部には支持柱18を固
定する際に使用する係止孔17bが穿設されており、下
部には固定用ネジ孔20aを有する底台20がボルト1
7cおよび溶接等により取り付けられている。
【0023】底台20の下部には底台アタッチメント2
1が取り付けられる。底台アタッチメント21は図5に
示すように、逆円錐台形状の中央部に貫通孔21aを有
しており、この貫通孔21aに下方からボルト21bを
挿通して底台20の固定用ネジ孔20aに螺合させ底台
20に固定される。このような底台アタッチメント21
をソケット17の下部に取り付けることにより、輸送手
段2の荷台2aに凹部(図示せず)が設けられていれ
ば、その凹部に底台アタッチメント21を嵌合させユニ
ット構成材積載用治具9を位置固定することができる。
また、荷台2aに孔(図示せず)が設けられていれば、
その孔にボルト21bを挿通し底台20の固定用ネジ孔
20aに螺合させて、ユニット構成材積載用治具9を荷
台2aに固定することもできる。
【0024】ソケット17により立設される支持柱18
は、ソケット17の開口部17aより挿入して着脱自在
に装着される。支持柱18は鋼製中空角材で形成されて
おり、図5に示すように下方側部にはボルトを挿通する
ための係止孔18aを、上方側部には中継用治具14を
固定する際に使用する締結用側部開口18bをそれぞれ
有している。さらに、支持柱18は上端内部にビス孔2
2aが設けられたナット部材22を有している。
【0025】支持柱18のソケット17への装着は、支
持柱18をソケット17の開口部17aより挿入し、ソ
ケット17の係止孔17bと支持柱18の係止孔18a
との位置を対応させた後、両孔にボルトを挿通して固定
することにより行う。
【0026】そして、支持柱18は同一長に形成された
第1の支持柱群18Aと、第1の支持柱群18Aの外方
に立設される同一長の第2の支持柱群18Bとからな
り、第2の支持柱群18Bは第1の支持柱群18Aより
長く形成されている。
【0027】第1の支持柱群18Aは第1の屋根ユニッ
ト構成材5を基台16の内側部分で支持するものであ
り、図4に示すように、基台16の長手方向に延びる辺
の中間部に設けられた2対のソケット17に装着され
る。他方、第2の支持柱群18Bは第2の屋根ユニット
構成材8を基台16の外側部分で支持するものであるた
め、基台16の長手方向に延びる辺の両端部に設けられ
た2対のソケット17に装着される。つまり、第2の支
持柱群18Bは棟方向の長さが第1の屋根ユニット構成
材5より長い第1の屋根ユニット構成材8を支持するも
のであるため、第2の支持柱群18Aが装着されるソケ
ット17より外側のソケット17に装着される。なお、
図4に示す実施例のユニット構成材積載用治具は、基台
16の四隅よりそれぞれ立設する第2の支持柱群18B
のみにより第2の屋根ユニット構成材8を支持させてい
るが、第2の屋根ユニット構成材8の棟方向の長さに応
じて、図1に示すように中間部より立設する支持柱によ
り補強的に支持させてもよい。同様に第1の屋根ユニッ
ト構成材5を支持する際にも補強用支持柱を立設させて
よい。
【0028】さらに、支持柱18の上面には、位置決め
用ピン19a、締結用孔19bおよび固定用孔19cを
有するユニット受け台19が着脱自在に取り付けられ
る。この取り付けは支持柱18の上面にユニット受け台
19を載置して、ナット部材22のビス孔22aと固定
用孔19cの位置を対応させた後、ビス23を両孔に挿
入して固定することにより行う。
【0029】なお、基台16の側面または支持柱18の
側面の適宜位置には、図4に示すようにフック24が設
けられている。フック24にはワイヤーロープ等が緊縛
され、輸送手段2の荷台2aとユニット構成材積載用治
具9相互の固定に使用される。あるいは屋根ユニット構
成材5,8や小物部材(図示せず)と荷台2aまたはユ
ニット構成材積載用治具9相互の緊縛に使用される。
【0030】上記のような構造を有するユニット構成材
積載用治具9を、輸送手段2の荷台2aに設置するに際
しては、予め支持する屋根ユニット構成材5,8のサイ
ズ、特に棟方向の長さを考慮して所要位置のソケット1
7に支持柱18A,18Bをそれぞれ装着し、その上端
面にはユニット受け台19を取り付けておく。さらに、
ユニット受け台19の上部には図6に示す中継用治具1
4を取り付ける。この中継用治具14のユニット受け台
19への固定は、中継用治具14の下面に設けられたガ
イド用孔14cにユニット受け台19の位置決めピン1
9aを挿通し、中継用治具14の下面に設けられたボル
ト連結孔14dとユニット受け台19の締結用孔にボル
トを螺合させることにより行う。
【0031】そして、フック24にワイヤーロープ等を
緊結しクレーン等を用いて荷台2a上にユニット構成材
積載用治具9を載置し固定する。荷台2aに凹部が設け
られている場合はその凹部に底台アタッチメント21を
嵌合させて、ユニット構成材積載用治具9を荷台2a上
に位置固定する。また、荷台2aに孔が設けられている
場合、その孔にボルト21bを挿通して底台20の固定
用ネジ孔20aに螺合させ、ユニット構成材積載用治具
9を荷台2aに固定する。
【0032】その後、第1の屋根ユニット構成材5をユ
ニット構成材積載用治具9上に載置して固定する。ユニ
ット構成材積載用治具9上への載置は、屋根パネル4
a,4bの上面に設けられたアイボルト15にクレーン
等のフックを引っ掛けて吊り上げて行う。その際、ガイ
ド用孔に、中継用治具14の位置決めピン14aが挿入
されるように載置し、ボルトにより第1の屋根ユニット
構成材5およびユニット構成材積載用治具9間を締結固
定する。
【0033】つぎに、図1に示すように第1の屋根ユニ
ット構成材5の上方に、第2の屋根ユニット構成材8を
位置させ、支持柱18bの上部に設けられた中継用治具
14の上部に第2の屋根ユニット構成材8を載置して固
定する。その後、積載物、荷台2aおよびユニット構成
材積載用治具9相互を適宜緊縛して輸送手段2上への積
載を完了する。所要の仕上げ部材等の小物部材は治具9
上の適宜スペースに積載すればよい。
【0034】なお、この実施例のユニット構成材積載用
治具は、中継用治具を介して第1および第2の屋根ユニ
ット構成材5,8を支持するものであるが、ユニット構
成材積載用治具が中継用治具の構造を有するものであっ
てもよい。また、この実施例の第1および第2の屋根ユ
ニット構成材5,8は、棟方向と直交する方向の両側に
傾斜屋根を有する、いわゆる切妻型の屋根ユニット構成
材であるが、棟の両側に少なくとも2つの屋根パネルを
有するものであればよく、例えば、寄せ棟型、いりもや
型、半切妻型、マンサード型、腰折れ型、M屋根型、越
屋根型等の屋根ユニット構成材であってもよい。さら
に、この実施例の第1の屋根ユニット構成材と第2の屋
根ユニット構成材は、棟方向の長さが異なるのみで他の
形態は同じものであるが、第2の屋根ユニット構成材
が、第1の屋根ユニット構成材の上方にて支持できるも
のであれば、構造が相違するものであってもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明のプレハブ屋根ユニット構成材の
輸送手段への積載方法は、棟の両側に傾斜して取り付け
られた少なくとも2つの屋根パネルを有する第1の屋根
ユニット構成材と、棟方向の長さが前記第1の屋根ユニ
ット構成材より長い第2の屋根ユニット構成材とを輸送
手段に積載する方法であって、前記輸送手段の荷台上に
ユニット構成材積載用治具を設置し、前記第1の屋根ユ
ニット構成材を前記ユニット構成材積載用治具に固定
し、さらに、前記第2の屋根ユニット構成材を前記第1
の屋根ユニット構成材の上方に位置させ、前記第2の屋
根ユニット構成材を前記ユニット構成材積載用治具に固
定することを特徴とするプレハブ屋根ユニット構成材の
輸送手段への積載方法であるので、プレハブ屋根ユニッ
ト構成材を施工現場へ輸送するに際して、輸送手段の荷
台上スペースを有効に活用できると共に、配置面積が小
さくて足り、より小型の輸送手段でプレハブ屋根ユニッ
ト構成材を輸送することができ、輸送効率が向上する。
【0036】また、本発明のユニット構成材積載用治具
は、プレハブユニット構成材を輸送手段に積載する際に
使用するユニット構成材積載用治具であって、該ユニッ
ト構成材積載用治具は基台と該基台に複数立設される支
持柱とを有し、該支持柱は同一長に形成された第1の支
持柱群と、該第1の支持柱群の外方に立設される同一長
の第2の支持柱群とからなり、該第2の支持柱群は前記
第1の支持柱群より長く形成されていることを特徴とす
るユニット構成材積載用治具であるので、第1の支持柱
群に第1の屋根ユニット構成材を支持させ、その上方に
て第2の支持柱群に第2の屋根ユニット構成材を支持さ
せることができる。そのため、プレハブ屋根ユニット構
成材を施工現場へ輸送するに際して、輸送手段の荷台上
スペースを有効に活用できると共に、配置面積が小さく
て足り、より小型の輸送手段でプレハブ屋根ユニット構
成材を輸送することができ、輸送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の積載方法の一実施例を示す概略
斜視図である。
【図2】図2はプレハブ屋根ユニットの一実施例の概略
斜視図である。
【図3】図3は図2に示した第1の屋根ユニット構成材
の拡大斜視図である。
【図4】図4は本発明のユニット構成材積載用治具の一
実施例の斜視図である。
【図5】図5は図4に示したユニット構成材積載用治具
の支持柱部分の拡大斜視図である。
【図6】図6は第1または第2の屋根ユニット構成材を
ユニット構成材積載用治具に固定するための中継用治具
の斜視図である。
【図7】図7は従来のプレハブ屋根ユニット構成材の輸
送手段への積載方法を示す概略斜視図である。
【符号の説明】 1 プレハブ屋根ユニット 2 輸送手段 3 棟 4 屋根パネル 5 第1の屋根ユニット構成材 6 フレーム 7 たる木 8 第2の屋根ユニット構成材 9 ユニット構成材積載用治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棟の両側に傾斜して取り付けられた少なく
    とも2つの屋根パネルを有する第1の屋根ユニット構成
    材と、棟方向の長さが前記第1の屋根ユニット構成材よ
    り長い第2の屋根ユニット構成材とを輸送手段に積載す
    る方法であって、前記輸送手段の荷台上にユニット構成
    材積載用治具を設置し、前記第1の屋根ユニット構成材
    を前記ユニット構成材積載用治具に固定し、さらに、前
    記第2の屋根ユニット構成材を前記第1の屋根ユニット
    構成材の上方に位置させ、前記第2の屋根ユニット構成
    材を前記ユニット構成材積載用治具に固定することを特
    徴とするプレハブ屋根ユニット構成材の輸送手段への積
    載方法。
  2. 【請求項2】プレハブユニット構成材を輸送手段に積載
    する際に使用するユニット構成材積載用治具であって、
    該ユニット構成材積載用治具は基台と該基台に複数立設
    される支持柱とを有し、該支持柱は同一長に形成された
    第1の支持柱群と、該第1の支持柱群の外方に立設され
    る同一長の第2の支持柱群とからなり、該第2の支持柱
    群は前記第1の支持柱群より長く形成されていることを
    特徴とするユニット構成材積載用治具。
JP7740095A 1995-03-07 1995-03-07 プレハブ屋根ユニット構成材の輸送手段への積載方法およびユニット構成材積載用治具 Pending JPH08244519A (ja)

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