JPH08241946A - リードフレームの製造方法 - Google Patents

リードフレームの製造方法

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JPH08241946A
JPH08241946A JP4264195A JP4264195A JPH08241946A JP H08241946 A JPH08241946 A JP H08241946A JP 4264195 A JP4264195 A JP 4264195A JP 4264195 A JP4264195 A JP 4264195A JP H08241946 A JPH08241946 A JP H08241946A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長くて細いリードでも捩じれやシフトが発生
することなく形成でき、金型の強度を充分に確保でき、
しかも製造効率を向上可能なリードフレームの製造方法
を提供する。 【構成】 金属の薄板材料を金型によって打ち抜き加工
してリードフレームを形成するリードフレームの製造方
法において、リード22に形成される部分の両側にある
打ち抜き部20を、両側同時に打ち抜くと共に、リード
22の長手方向に複数に分割して打ち抜いてリード22
を形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の構成部材で
あるリードフレームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属の薄板材料を金型によって打ち抜い
てリードフレームを形成するリードフレームの製造方法
としては、順送りプレス成形法が用いられている。順送
りプレス成形法は、プレス成形法の一種として従来から
広く利用されているもので、複数のプレス型を一体化し
た金型を使用し、材料を順送りする間に複数のプレス型
に対応する複数の打ち抜き工程で、製品を形成する。こ
れをリードフレームの製造方法に用いた場合には、金型
の強度上の問題や、プレス圧のバランスを極力均一に保
つことのために、通常は隣合う打ち抜き部を同時にプレ
ス打ち抜きすることは極力避け、多数ある打ち抜き部の
中から所定の間隔をおいて選択された打ち抜き部を同時
にプレス打ち抜きしている。
【0003】従って、リードフレームの材料となる金属
薄板について、各リードの形成される部分ついては、そ
の片側にある一方の打ち抜き部が先にプレス打ち抜きさ
れることになる。そして、図9に示すように、後工程に
おいて他方の側の打ち抜き部がプレス打ち抜きされる。
50はダイであり、52はポンチであり、その二つの構
成によって金型が構成されており、54はリードフレー
ムが形成される金属の薄板材料、56は形成されたリー
ドである。このように一本のリード56は二工程で形成
されることになり、リード56は、プレス打ち抜きによ
って発生する抜き歪みの影響で後工程で打ち抜いた側に
ねじれ、前工程で打ち抜いた側にシフトされ易い。この
傾向は、近年の半導体装置の高密度化に伴い、リードフ
レームのリードが多数化および微細化することによって
顕著になってきている。これは、リード56が長くて細
く形成されるようになり、変形し易くなってきているた
めである。特にインナーリードは微細化が進んでいるた
め、その形成を好適に行うことが難しくなってきてい
る。そこで、図10に示すように、リード60が形成さ
れる部分の両側の打ち抜き部を同時に抜く方法が考えら
れる。その方法によれば、一工程でリード60を形成す
るので、両側に均等にプレス圧がかかり、上記のような
抜き歪みの問題は解消される。なお、62はダイであ
り、64はポンチである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リード
60が長くて細い場合は、そのリード60を形成するた
めの金型のダイ62も長くて細い形状の部分62a(プ
レスかす66を下方に排出できるプレスかす抜き孔6
8、68が隣接して設けられることで形成される部分)
を形成しなければならず、ダイ62の強度が不足し破損
し易い。従って、その方法は、リードを長く、細く、厚
く形成する場合には適用できないという課題があった。
また、従来は精密なダイの形成方法(細長いリードに対
応するため、例えば、0.1〜0.2mm程度の幅のプ
レスかす抜き孔を有するダイの形成方法)も確立してい
なかった。このため、上記の一工程で一本のリードを形
成する方法は、リードフレームの量産化について現実的
に実施できなかったといえる。
【0005】そこで、本発明の目的は、長くて細いリー
ドでも捩じれやシフトが発生することなく形成でき、金
型の強度を充分に確保でき、しかも製造効率を向上可能
なリードフレームの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するに次の構成を備える。すなわち、本発明は、金
属の薄板材料を金型によって打ち抜き加工してリードフ
レームを形成するリードフレームの製造方法において、
リードに形成される部分の両側にある打ち抜き部を、両
側同時に打ち抜くと共に、リードの長手方向に複数に分
割して打ち抜いてリードを形成することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、金属の薄板材料を金型に
よって打ち抜き加工してリードフレームを形成するリー
ドフレームの製造方法において、隣接する複数のリード
を同時に加工するよう、該隣接する複数のリードについ
て、各リードに形成される部分の両側にある打ち抜き部
を、両側同時に打ち抜くと共に、リードの長手方向に複
数に分割して打ち抜くことを特徴とするリードフレーム
の製造方法にもある。
【0008】また、前記打ち抜き部をリードの長手方向
に複数に分割し、リードの幅広部側を先に打ち抜いた
後、リードの幅狭部側を打ち抜くことで、より微細なプ
レス金型を利用してより微細なリードフレームを形成で
きる。また、前記打ち抜き部をリードの長手方向に三分
割し、その両端側の二箇所を打ち抜いた後、残りの中央
の一箇所を打ち抜くことで、さらに効率良くリードフレ
ームを形成できる。
【0009】また、前記リードがインナーリードである
ことで、多数化および微細化したリードフレームの製造
を好適にできる。
【0010】
【作用】本発明にかかるリードフレームの製造方法によ
れば、リードに形成される部分の両側の打ち抜き部を、
リードの長手方向に複数に分割して、打ち抜き加工す
る。よって、一工程で打ち抜かれるリードの長手方向の
長さを短くすることができるので、リードの捩じれ、お
よびシフトが発生しにくくなり、長くて細い板厚の厚い
リードでも好適に形成できる。また、金型の特にダイの
形状についても細い部分を短くすることができるため、
そのダイの強度を向上できる。そのようにダイの強度を
向上できることから、隣接する複数のリードの長手方向
の所定の区間に関して同時にプレス打ち抜き形成するこ
とが可能となり、製造効率を向上できる。また、リード
に形成される部分の両側にある打ち抜き部を同時に打ち
抜くから、プレス圧をリードの両側に同時に加えること
ができるので、リードの捩じれ、およびシフトの発生を
さらに低減することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかる好適な実施例を添付図
面と共に詳細に説明する。図1は本発明の方法に用いる
金型のダイの一実施例の部分を示す平面図であり、図2
は図1のダイに対応する後工程用のダイの一実施例の部
分を示す平面図である。また、図3は、図1および図2
のダイを用いて、本発明の方法によって形成されるリー
ドフレームの部分を示す平面図である。本実施例では、
本発明にかかるリードフレームの製造方法によって、リ
ードフレームのインナーリードの部分を加工することに
ついて説明する。なお、図1〜図3では、いずれもイン
ナーリードの一部分(一点鎖線で囲われた範囲)に対応
する部分を模式的に示している。
【0012】先ず、図1に示す第1のダイ10と、この
ダイ10の内部側のプレスかす抜き孔12、外部側のプ
レスかす抜き孔14に対応して形成されたポンチ(図示
せず)によって、リードフレームの材料である金属薄板
をプレス打ち抜きする。具体的には、リードに形成され
る部分の両側の打ち抜き部20(図3参照)のリード2
2の長手方向に三分割されたうちの両端側の2箇所(一
方がダイパッド部24側の内側打ち抜き部分20aで、
他方が外部リード側の外側打ち抜き部分20c)を同時
に打ち抜き加工する。これによれば、一工程で打ち抜か
れるリード22の長手方向の長さを短くすることがで
き、リードの捩じれ、およびシフトの発生を低減するこ
とができる。また、この打ち抜き工程にあっては、複数
のリード22を同時に加工することになるが、そのうち
最も脇に設けられる打ち抜き部20の外側に形成される
リードの部分26を除いて他のリード22については、
リード22に形成される部分の両側の打ち抜き部20、
20を、両側同時に打ち抜き加工する。このため、図1
0に示すように、プレス圧をリード22の両側に同時に
加えることができるので、リードの捩じれ、およびシフ
トの発生をさらに低減することができる。
【0013】次に、図2に示す第2のダイ30と、この
ダイ30のプレスかす抜き孔32に対応して形成された
ポンチ(図示せず)によって、打ち抜き部20(図3参
照)のリード22の長手方向に三分割されたうちの中央
打ち抜き部分20bを打ち抜き加工する。この工程によ
っても、一工程で打ち抜かれる打ち抜き部20の長手方
向の長さを短くすることができ、リードの捩じれ、およ
びシフトの発生を低減することができる。また、この打
ち抜き工程にあっても、上記の前工程と同様に複数のリ
ード22を同時に加工することになるが、そのうち最も
脇に設けられる打ち抜き部20の外側に形成されるリー
ドの部分26を除いて他のリード22については、リー
ド22に形成される部分の両側の打ち抜き部20,20
を、両側同時にプレス打ち抜きする。このため、上記の
前工程と同様に、リードの捩じれ、およびシフトの発生
をさらに低減することができる。従って、以上の形成方
法によれば、リードが長く、細く、板厚が厚いものを形
成することが可能となり、リードフレームのリードの多
数化および微細化に好適に対応できる。
【0014】また、本実施例の形成工程では、図4に示
すように、二点鎖線で示した部分(中央打ち抜き部分2
0b)を打ち抜くことができる図2のダイ30とこれに
対応するポンチによって、前工程で打ち抜かれた内側打
ち抜き部分20aと外側打ち抜き部分20cとをつなぐ
ように打ち抜いている。すなわち、前後の工程で打ち抜
き部分をオーバーラップさせており、後工程でオーバー
ラップする部分が前工程で打ち抜かれる部分より小さく
形成されている。これにより、打ち抜き部20にバリが
発生することを抑制できる。ところで、金型のバランス
を考慮すれば、上記二つの工程を連続させる必要はな
く、他の部分の加工との関係で工程順を設定すればよい
のは勿論である。
【0015】次にこの方法に使用される金型について説
明する。図1および図2に示したダイ10、30のよう
に、プレスかす抜き孔12、14、32が、打ち抜き部
20をリード22の長手方向に分割した長さに形成され
ている。具体的には、図1のダイでは、打ち抜き部20
をリード22の長手方向に三分割したものの両端側の2
箇所に対応し、プレスかす抜き孔12、14が形成され
ている。また、図2のダイでは、打ち抜き部20をリー
ド22の長手方向に三分割したものの中央打ち抜き部分
20bに対応し、プレスかす抜き孔32が形成されてい
る。
【0016】このように各プレスかす抜き孔12、1
4、32の長さを短く設定することができるため、ダイ
10、30の強度を向上できる。このため、複数のリー
ド22を同時に打ち抜き加工できるように複数のプレス
かす抜き孔が隣接されたダイ10、30を形成すること
ができる。具体的には、ダイ10では、複数の内部側の
プレスかす抜き孔12、12・・・、および複数の外部
側のプレスかす抜き孔14、14、・・・がそれぞれ隣
接されて設けられている。また、ダイ30では複数のプ
レスかす抜き孔32、32・・・・が隣接されて設けら
れている。
【0017】このような微細なプレスかす抜き孔12、
14、32を有するダイ10、30は、ワイヤ放電加工
(ワイヤカット)を利用すれば好適に形成可能である。
特に本実施例では、プレスかす抜き孔12、14、32
の長さを短くできるため、それぞれのプレスかす抜き孔
の形状を単純にできる。そのため、ダイを割り型にせず
に加工できるワイヤカットを好適に適用でき、ダイを一
体的に形成できる。そのようにワイヤカットによれば、
微細な加工の必要なダイを一体型に形成できるから部品
点数を削減でき、寸法精度も向上できる。そして、この
ように形成されたダイ10、30を利用すれば、複数の
リード22について同時に加工することができるため、
従来の順送りプレス打ち抜きと比較すると工程を減らす
ことができ、製造効率を向上させることができる。
【0018】次に他の実施例について、図5〜7に示す
ダイを使用する場合を説明する。図5は、打ち抜き部を
リードの長手方向に3分割したうちの外側部分に対応す
るダイを示している。34aは下孔であり、この部分に
ワイヤカットのワイヤが通されてプレスかす抜き孔36
aが形成される。また、図6は打ち抜き部をリードの長
手方向に3分割したうちの中央部分に対応するダイを示
している。34bは下孔であり、この部分にワイヤカッ
トのワイヤが通されて連結部35bを通過してプレスか
す抜き孔36bが形成される。これにより、下孔34b
の内径よりも幅の狭いプレスかす抜き孔36cが形成さ
れている。なお、前記プレスかす抜き孔36aとプレス
かす抜き孔36bとは金属薄板の抜き部分が一部オーバ
ーラップするように形成されている。また、図7は打ち
抜き部をリードの長手方向に3分割したうちの内側部分
に対応するダイを示している。図6のダイと同様に下孔
34cと連結部35cを介してプレスかす抜き孔36c
が形成されている。なお、前記プレスかす抜き孔36b
とプレスかす抜き孔36cとは金属薄板の抜き部分が一
部オーバーラップするように形成されている。
【0019】これらのダイによれば、先ず図5に示すダ
イを使用して、リードの幅広部側である外側部分を形成
し、次に図6に示すダイを使用してリードの中央部分を
形成し、最後にリードの最も幅狭部側である内側部分を
形成する。これにより、微細なリードを好適に形成する
ことができる。なお、各ダイに対応するポンチの形状
は、各プレスかす抜き孔に対応して形成されている。
【0020】上記の加工方法で使用される上記のダイ
は、ワイヤーカットで好適に形成することができる。そ
の詳細について以下に説明する。ダイをワイヤーカット
で加工する場合、通常は図5で示したダイのようにプレ
スかす抜き孔(切刃形状)となる部分の内部に下孔34
aをあけておき、この下孔34aにワイヤ(φ0.05
mm程度)を通してダイの加工を始める。この下孔34
aは、放電加工により形成されるが、放電加工ではφ
0.15mm程度の孔を形成するのが限界である。ま
た、φ0.15mm程度の下孔を形成するには0.3m
m程度のエリアが必要である。そのため、従来のワイヤ
カットによる加工では、プレスかす抜き孔の形状に幅が
0.3mm程度の部分があることが必要であり、これ以
下の狭い間隔のリードを形成することはできなかった。
しかし、リードを長手方向に複数に分割して打ち抜き加
工する際に、リードの幅広部側を先に打ち抜き、次いで
リードの幅狭部側を打ち抜くように加工を行うと(この
際には、前後の工程で打ち抜き部分を多少オーバーラッ
プさせる)、ダイのプレスかす抜き孔に、切刃として作
用しない部分が生じる。従って、図6および図7で示し
たダイのように、プレスかす抜き孔の形状の外側に下孔
34b、34cをあけ、切刃として作用しない部分を利
用してワイヤを通し、プレスかす抜き孔36b、36c
を加工することができる。これにより、プレスかす抜き
孔の内部に下孔をあけることのできない細い抜き形状
(幅0.10mm程度)であっても、ワイヤーカットに
よりダイの加工が可能となる。従って、リードの間隔が
0.10mm以下で、且つ非常に細いリードのリードフ
レームを得ることができる。
【0021】図8は、下孔34の残されたプレスかす抜
き孔36の一実施例を示す説明図であり、前述したよう
な下孔34の内径よりも幅の狭いプレスかす抜き孔36
がワイヤカットで形成される状態が示されている。38
はワイヤの軌跡であり、放電加工で形成された下孔34
に通されたワイヤが、連結部35、プレスかす抜き孔3
6、連結部35の順にカットして下孔34に戻る。40
は切刃とならないプレスかす抜き孔部分であり、この部
分は後抜きする部分が先に抜かれた部分にオーバーラッ
プ(例えば、図4に示した外側打ち抜き部分20cと中
央打ち抜き部分20bとの関係)するように設定されて
いるために生じる。
【0022】なお、上記実施例では打ち抜き部をリード
の長手方向に三分割して加工したが、本発明はこれに限
られることはなく、その分割の態様は自由に選択でき
る。すなわち、二分割でもよいし、四分割以上でもよ
い。なお、リードが短く形成される部分については分割
することを要しないのは勿論である。以上、本発明につ
き好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明は
この実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸
脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のこと
である。
【0023】
【発明の効果】本発明にかかるリードフレームの製造方
法によれば、リードに形成される部分の両側の打ち抜き
部を、リードの長手方向に複数に分割して打ち抜くた
め、リードの捩じれ、およびシフトが発生しにくくな
り、長くて細く板厚の厚いリードでも好適に形成できる
という著効を奏する。また、金型の特にダイの形状につ
いても細い部分を短くすることができるため、そのダイ
の強度を向上でき、これにより隣接する複数のリードの
長手方向の所定の区間に関して同時に打ち抜き加工する
ことが可能となり、製造効率を向上できる。また、リー
ドに形成される部分の両側の打ち抜き部を同時に打ち抜
くから、リードの捩じれ、およびシフトの発生をさらに
低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に用いる金型のダイの一実施例の
部分を示す平面図。
【図2】図1のダイに対応する後工程用のダイの一実施
例の部分を示す平面図。
【図3】本発明の方法によって形成されるリードフレー
ムの一部分を示す平面図。
【図4】打ち抜かれる部分のオーバーラップの状況を説
明する説明図。
【図5】本発明の方法に用いる金型のダイの他の実施例
の部分を示す平面図。
【図6】図5のダイに対応する後工程用のダイの一実施
例の部分を示す平面図。
【図7】図6のダイに対応する後工程用のダイの一実施
例の部分を示す平面図。
【図8】下孔の残されたプレスかす抜き孔の一実施例を
示す説明図。
【図9】リードを片側ずつの打ち抜きによって形成する
方法を説明する断面図。
【図10】リードを両側同時の打ち抜きによって形成す
る方法を説明する断面図。
【符号の説明】
10 ダイ 12 内部側のプレスかす抜き孔 14 外部側のプレスかす抜き孔 20 打ち抜き部 20a 内側打ち抜き部分 20b 中央打ち抜き部分 20c 外側打ち抜き部分 22 リード 34 下孔 35 連結部 36 プレスかす抜き孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属の薄板材料を金型によって打ち抜き
    加工してリードフレームを形成するリードフレームの製
    造方法において、 リードに形成される部分の両側にある打ち抜き部を、両
    側同時に打ち抜くと共に、リードの長手方向に複数に分
    割して打ち抜いてリードを形成することを特徴とするリ
    ードフレームの製造方法。
  2. 【請求項2】 金属の薄板材料を金型によって打ち抜き
    加工してリードフレームを形成するリードフレームの製
    造方法において、 隣接する複数のリードを同時に加工するよう、該隣接す
    る複数のリードについて、各リードに形成される部分の
    両側にある打ち抜き部を、両側同時に打ち抜くと共に、
    リードの長手方向に複数に分割して打ち抜くことを特徴
    とするリードフレームの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記打ち抜き部をリードの長手方向に複
    数に分割し、リードの幅広部側を先に打ち抜いた後、リ
    ードの幅狭部側を打ち抜くことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のリードフレームの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記打ち抜き部をリードの長手方向に三
    分割し、その両端側の二箇所を打ち抜いた後、残りの中
    央の一箇所を打ち抜くことを特徴とする請求項1または
    2記載のリードフレームの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記リードがインナーリードであること
    を特徴とする請求項1、2、3または4記載のリードフ
    レームの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980067079A (ko) * 1997-01-31 1998-10-15 이대원 트랜지스터용 리드프레임 제조방법
JP2007150117A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 微細線状部品の製造方法および製造装置

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KR19980067079A (ko) * 1997-01-31 1998-10-15 이대원 트랜지스터용 리드프레임 제조방법
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