JPH0824067A - リクライニングチェア - Google Patents

リクライニングチェア

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JPH0824067A
JPH0824067A JP18771894A JP18771894A JPH0824067A JP H0824067 A JPH0824067 A JP H0824067A JP 18771894 A JP18771894 A JP 18771894A JP 18771894 A JP18771894 A JP 18771894A JP H0824067 A JPH0824067 A JP H0824067A
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Etsuo Kaneko
悦男 金子
Hiroshi Tsukuda
廣 佃
Chikara Aoki
主税 青木
Hideyuki Hirose
秀行 廣瀬
Takashi Kinose
隆 木之瀬
Kazuharu Seki
和治 関
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックレスト3とオットマン4とを、相互に
連動する連動状態と相互に連動しない非連動状態とに切
り換え可能とする。 【構成】 バックレスト3は後方に倒れた図示傾斜位置
Bと先端が上方を向けた通常位置Aとに揺動可能となっ
ている。また、オットマン4もリンク機構11によって
図示後退位置A’と座席部2よりも前方(左方)に突出
した前進位置B’とに移動することができる。そして、
図示しない操作レバーを交互に切り換えることで、上記
リンク機構11、ロック機構22などから構成した接続
手段6によって、オットマン4とバックレスト3とが相
互に連動する連動状態と、それらが連動しない非連動状
態とに切り換えることができる。 【効果】 アクチュエータ12を1つだけ配設すればよ
いので、製造コストを下げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリクライニングチェアに
関し、より詳しくは、バックレストとオットマンとを、
連動状態と非連動状態とに切り換え可能なリクライニン
グチェアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、座席部の後方側に配置されて、通
常位置とこの通常位置よりも後方に倒れた傾斜位置とに
移動可能なバックレストと、座席部の下方側となる後退
位置と座席部よりも前方側となる前進位置とに移動可能
なオットマンとを備えたリクライニングチェアは公知で
ある。また、このような従来のリクライニングチェア
は、大きく分けて次の2つのタイプに分類することがで
きる。すなわち、第1のタイプはバックレストとオット
マンとが常に連動しているタイプであり、バックレスト
を傾斜位置まで倒すとオットマンも連動して前進位置ま
で前進し、バックレストを元の通常位置に戻すと、それ
に連動してオットマンも元の後退位置に復帰するもので
ある。これに対して、第2のタイプは、バックレストと
オットマンとが連動しておらず、それぞれを別個に移動
させるタイプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
1のタイプの連動式のリクライニングチェアでは、バッ
クレストとオットマンとが常に連動しているので、バッ
クレストだけを傾斜させたい場合であっても、そのよう
な意思に反してオットマンも前進されるという欠点があ
る。他方、第2のタイプの非連動式のリクライニングチ
ェアの場合には、バックレストおよびオットマンを移動
させるために、それぞれに駆動源を設ける必要があり、
しかもそれぞれの作動を切り換えるレバー等を別個に操
作する必要がある。そのため、リクライニングチェアの
製造コストが高くなるとともに、レバー等の操作が煩雑
になっていた。なお、このような非連動式のリクライニ
ングチェアとして、駆動源を用いる代わりに手動レバー
によってバックレストおよびオットマンを独立して移動
させるものもあるが、その場合には操作が煩雑になって
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した事情に鑑み、本
発明は、座席部の後方側に配置されて、通常位置とこの
通常位置よりも後方に倒れた傾斜位置とに移動可能なバ
ックレストと、座席部の下方側となる後退位置と座席部
よりも前方側となる前進位置とに移動可能なオットマン
とを備えたリクライニングチェアにおいて、上記バック
レストとオットマンとが相互に連動する連動状態と、バ
ックレストとオットマンとの連動状態が解除される非連
動状態とに選択的に切り換え可能な接続手段を設けたも
のである。
【0005】
【作用】このような構成によれば、例えばバックレスト
だけを通常位置から傾斜位置まで倒したい場合には、接
続手段によってバックレストとオットマンとを非連動状
態に切り換えてからバックレストを傾斜位置まで倒せば
よい。その後、バックレストとオットマンとを連動させ
たい場合には、接続手段によってそれらを連動状態に切
り換えればよい。また、バックレスト側だけに駆動源を
設ければよいので、バックレストおよびオットマンの両
方に駆動源を設けていた従来のものと比較すると、リク
ライニングチェアの製造コストを下げることができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1はリクライニングチェアであり、
このリクライニングチェア1は、人が腰掛ける座席部2
と、この座席部2の後方側に配置されて、先端部が上方
を向けた通常位置Aとこの通常位置Aから後方に倒れた
傾斜位置B(図5、図6)とに移動可能なバックレスト
3と、上記座席部2の下方となる後退位置A’と座席部
2よりも前方に突出した前進位置B’(図5)とに移動
可能なオットマン4を備えるとともに、上記座席部2の
両側部には肘を載せる左右一対の肘掛け5を備えてい
る。上記バックレスト3とオットマン4は、後に詳述す
る接続手段6によって相互に連動できるようになってい
る。本実施例では、逆U字形をした左右一対の支持フレ
ーム7を床8に載置してあり、これら支持フレーム7の
上面に座席部2を載置して図示しないボルトによって固
定している。オットマン4は、接続手段6の一部を構成
する左右各一組のリンク機構11を介してバックレスト
3と連動できるようになっている。そして、バックレス
ト3とオットマン4とが相互に連動している連動状態で
は、バックレスト3が通常位置Aにある時には、オット
マン4は後退位置A’にある(図1)。一方、この状態
から座席部2の底面に設けたアクチュエータ12によっ
てバックレスト3が傾斜位置Bまで倒されると、それに
連動するオットマン4も前進位置B’まで前進される
(図5)。さらに、この後、アクチュエータ12によっ
てバックレスト3が傾斜位置Bから通常位置Aまで戻さ
れると、それに連動してオットマン4も前進位置B’か
ら後退位置A’に復帰する(図1)。また、左右の各肘
掛け5は、その後方側の上部内方を連結ピン13によっ
て、バックレスト3のフレーム14に対して揺動可能に
取り付けられると同時に、前方側下部内方を2枚一組の
リンク機構15によって、各支持フレーム7に揺動可能
に連結されている。これにより、バックレスト3が通常
位置Aにあるときには、両肘掛け5は、その上面が水平
状態に支持されており(図1)、これに対して、バック
レスト3が傾斜位置Bにあるときには、両肘掛け5もそ
の後方側が低くなる傾斜状態に支持されるようになって
いる(図5、図6)。しかして、本実施例は、座席部2
の下方側に設けた接続手段6を改良することによって、
バックレスト3とオットマン4とが相互に連動している
連動状態と、相互に連動しない非連動状態とに選択的に
切り換えられるようにしたものである。すなわち、図2
に示すように、U字形をした連結部材16を左右の支持
フレーム7間に位置させるとともに、この連結部材16
の内方側にバックレスト3のフレーム14の下方側を位
置させ、その状態において、支持フレーム14上面に固
定したブラケット17(図1)の貫通孔、上記連結部材
16の鉛直部16aに穿設した貫通孔およびフレーム1
4に突設した両支持部14aの貫通孔に支持軸18を挿
通した後、その支持軸18の先端部にナット21を螺合
するようにしている。したがって、この支持軸18を介
して連結部材16とフレーム14(バックレスト3)が
支持フレーム14上に支持されるとともに、連結部材1
6およびフレーム14はそれぞれ支持軸18を回転中心
として独立して揺動可能になっている。そして、連結部
材16の水平部16bに、両リンク機構11における最
も後方側のリンクL8を揺動可能に連結している。図
1、図5および図6に示すように、各リンク機構11
は、相互に連動する8本のリンクL1〜L8によって構
成されており、最も前方側となる各リンクL1、L5の
一端は、上記オットマン4の底面に揺動可能に連結され
ている。上記リンクL1の他端に接続したリンクL2
は、リンクL5と所定箇所で交差させて、その交差箇所
をピンによって揺動可能に連結している。リンクL7に
おける一端は、支持フレーム14の内方側の端面に揺動
可能に連結し、他端はリンクL6の一端とともにリンク
L3の略中央位置に揺動可能に連結されている。一端を
リンクL3に接続したリンクL4の他端は、支持フレー
ム14の内方側の端面に揺動可能に連結されている。さ
らに、最下方側となるリンクL8の一端はリンクL6の
中央部に揺動可能に連結されており、このリンクL8の
他端は上述したように連結部材16の水平部16bに揺
動可能に連結している。各リンク機構11は、このよう
にオットマン4と連結部材16とにわたって取り付けて
あるので、後述するロック機構22による連結部材16
とフレーム14との連結状態が解除手段32によって解
除されている時には、図示しない引張りばねによってオ
ットマン4が下方に向けて引っ張られているので、図1
および図6に示すように、各リンク機構11が小さく折
り畳まれている。したがって、その時には、オットマン
4は座席部2の下方となる後退位置A’に位置し、連結
部材16は、その鉛直部16aが鉛直上方を向けた位置
に停止している。これに対して、ロック機構22によっ
て連結部材16とバックレスト3のフレーム14とが一
体に連結されている時に、フレーム14(バックレスト
3)が通常位置A(図1)から傾斜位置Bまで移動され
ると、各リンク機構11を介してオットマン4が後退位
置A’から前進位置B’まで前進されるようになってい
る(図5)。また、フレーム14(バックレスト3)が
傾斜位置Bから通常位置Aに戻されると、各リンク機構
11を介してオットマン4も前進位置B’から後退位置
A’まで後退するようになっている。次に、フレーム1
4は、その下端水平部14bに、駆動源となる上記アク
チュエータ12の先端部を揺動可能に連結している。図
面上は省略したが、アクチュエータ12は、例えば電動
モータとそれに連動させたジャッキとによって構成して
いる。そして、上記アクチュエータ12は、左方側の肘
掛け5に設けた操作ボタン5aを押すことで、前進端と
後退端とに交互に進退動するようになっており、アクチ
ュエータ12が前進端まで移動されるとフレーム14
(バックレスト3)が通常位置Aとなり、アクチュエー
タ12が後退端まで後退するとフレーム14(バックレ
スト3)が後方に倒れた傾斜位置Bとなる。次に、図2
ないし図4に基づいて、連結部材16とバックレスト3
のフレーム14とを一体に連結するロック機構22につ
いて説明する。ロック機構22は、フレーム14の下端
水平部14b側に設けた係合ピン23と連結部材16の
水平部16b側に設けた係合部材24とを備えている。
係合ピン23はフレーム14の下端水平部14bにブラ
ケット25により水平に支持している。他方、係合部材
24は、上記係合ピン23の位置に合わせて配置してあ
り、連結部材16の水平部16bに固定したブラケット
26と支持ピン27とによって、上下方向に揺動可能に
なっている。係合部材24の後方側端部とブラケット2
6の一部との間には引張りばね31を取り付けているの
で、係合部材24の前方側端部は支持ピン27を回転中
心として上方側にむけて常時付勢されている。係合部材
24における上部の所定位置は、係合ピン23が余裕を
持って嵌合できる大きさに切欠いた係合部24aとして
あり、この係合部24aよりも先端となる上面は、徐々
に高さが低くなる円弧状のガイド部24bとしている。
ロック機構22はこのように構成しているので、バック
レスト3のフレーム14を傾斜位置Bから通常位置Aに
移動させると、該フレーム14側の係合ピン23が係合
部材24のガイド部24bに上方から圧接した後、引張
りばね31に抗してガイド部24bを押下げてから係合
部24aに係合する。これによって、フレーム14と連
結部材16とが一体に連結される。したがって、バック
レスト3とオットマン4とが相互に連動する連動状態と
なるので、アクチュエータ12によって通常位置Aから
傾斜位置Bまでバックレスト3を後方に倒すと、それに
連動して、オットマン4も後退位置A’から前進位置
B’まで前進する(図5)。またアクチュエータ12に
よって傾斜位置Bから通常位置Aまでバックレスト3を
戻すと、それに連動してオットマン4も前進位置B’か
ら後退位置A’に復帰する(図1)。さらに、上記係合
部材24の先端部の底面には、ブラケット26に後方側
から挿通させたワイヤ33の一端を連結している。この
ワイヤ33の他端は、操作レバー34と一体となった円
柱状の係合部材35に連結している。操作レバー34と
係合部材35は、右方側の肘当て5に回転自在に取り付
けてあり、また、係合部材35は、一端を右方側の肘当
て5に固定した弾性部材からなる波形ストッパ36に係
合させている。波形ストッパ36は、自由端側に第1ス
トッパ部36aを形成し、その隣接外方位置に第2スト
ッパ部36bを形成している。そして、操作レバー34
を揺動させることにより、係合部材35を第1ストッパ
部36aあるいは第2ストッパ部36bに係合させるよ
うにしている。本実施例では、図3に示すように、係合
部材35が第2ストッパ部36bに係合しているとき
に、ロック機構22の係合ピン23と係合部材24の係
合部24aが係合し、バックレスト3とオットマン4と
が連動状態となる。他方、この連動状態から操作レバー
34を揺動させて係合部材35を第2ストッパ部36b
から第1ストッパ部36aに係合させると、図4に想像
線で示すように、係合部材35の先端部が引張りばね3
1に抗して引き下げられるので、係合ピン23と係合部
材24の係合部24aとの係合状態が解除されて、バッ
クレスト3とオットマン4とが連動しない非連動状態と
なる。したがって、この非連動状態では、オットマン4
を後退位置B’に停止させたままで、バックレスト3だ
けを通常位置Aと傾斜位置Bとに移動させることができ
る。なお、本実施例では、図5に示すように、上記連動
状態であって、かつオットマン4が前進位置B’に位置
し、バックレスト3が傾斜位置Bに位置しているときに
は、係合ピン23に大きな荷重が掛かっているので、該
係合ピン23と係合部材24の係合凹部24aとの摩擦
力が大きくなっている。そのため、この図5に示す状態
において上記操作レバー34を揺動させようとしても、
操作レバー34が揺動できないようになっており、した
がって、係合部材35を第2ストッパ部36bから第1
ストッパ部36aに切り換えできないようになってい
る。一方、上記連動状態であって、かつ図1に示したバ
ックレスト3が通常位置Aにあるときに、係合ピン23
と係合部材24の係合凹部24aとの摩擦力が最小にな
る。そのため、本実施例では、この図1に示した状態の
時だけ、操作レバー34を揺動できるようにしてあり、
この図1に示した状態で上記操作レバー34を揺動させ
て係合部材35を第2ストッパ部36bから第1ストッ
パ部36aに係合させる。これによって、上記連動状態
からバックレスト3とオットマン4とが連動しない非連
動状態に切り換えられる。本実施例では、上記ワイヤ3
3、波形ストッパ36、係合部材35および操作レバー
34とによって、ロック機構22によるフレーム14と
連結部材16との連結状態を解除する解除手段32を構
成している。また、本実施例では、上述した左右各組の
リンク機構11、連結部材16、ロック機構22および
解除手段32とによって、接続手段6を構成している。
以上の構成において、オットマン4を移動させることな
くバックレスト3だけを通常位置Aから傾斜位置Bまで
傾斜させたい時には、先ず、操作レバー34を揺動させ
て係合部材35を第1ストッパ部36aに係合させて、
ロック機構22による連結部材16とフレーム14との
連結状態を解除する。これにより、オットマン4とバッ
クレスト3とが非連動状態となるので、この後、アクチ
ュエータ12の操作ボタン5aを押せば、バックレスト
3だけを通常位置Aから傾斜位置Bまで移動させること
ができる(図6)。また、図6に示した非連動状態から
オットマン4とバックレスト3とが連動する連動状態に
戻したい時には、アクチュエータ12の操作ボタン5a
を押して傾斜位置Bから通常位置Aまでバックレスト3
を戻し、次に、操作レバー34を揺動させて係合部材3
5を第1ストッパ部36aから第2ストッパ部36bに
切り換えれば、ロック機構22によってオットマン4と
バックレスト3とが一体に連結されて、上述した連動状
態に切り換えることができる。以上のように、本実施例
では、オットマン4とバックレスト3とを、連動状態と
非連動状態とに選択的に切り換えることができる。した
がって、オットマン4とバックレスト3とが常に連動状
態であった従来のものと比較して、使用者のニーズに対
応可能な汎用性の高いリクライニングチェア1を提供す
ることができる。また、駆動源としてのアクチュエータ
12はバックレス3用に1つだけ設ければよい。これに
対して、オットマン4とバックレスト3とを独立して移
動できるようにした従来のものでは、オットマン4用と
バックレスト3用とで合計2台のアクチュエータ12を
必要としていたものである。したがって、本実施例によ
れば、このような従来のものに比較してリクライニング
チェア1の製造コストを下げることができる。 (第2実施例)次に、図7ないし図8は、ロック機構2
2および連結部材16の第2実施例を示したものであ
る。この第2実施例では、フレーム14の下端水平部1
4bに固定したブラケット25とピン23によって、係
合爪24を上下方向に揺動可能に取り付けている。そし
て、係合爪24は、該係合爪24と下端水平部14bと
にわたって弾装したばね31によって常時下方にむけて
付勢されており、係合爪24の後方側の端面24aが下
端水平部14bの端面に当接する位置で停止されるよう
になっている。他方、連結部材16は、水平部16bの
上方位置に、それと平行となるようにパイプ状の係合部
16cを備えており、したがって、フレーム14が傾斜
位置Bから通常位置Aまで移動されると、係合爪24の
先端部が係合部16cによって押し上げられてから係合
爪24に係合する。それによって、連結部材16とフレ
ーム14とが一体に連結されてバックレスト3とオット
マン4とが連動状態となる。さらに、係合部16cに係
合した状態の係合爪24の近接位置には、図示しないフ
レームに取り付けたブラケット26によってレバー40
を上下方向に揺動可能に設けている。そして、このレバ
ー40にワイヤ33の一端を連結している。レバー40
は、通常では、想像線で示す位置に位置しているが、上
述した第1実施例と同様の図示しない操作レバー34に
よって、実線の位置までレバー40を上昇させると、レ
バー40によって係合爪24が上方に押し上げられるの
で、係合爪24と係合部16cとの連結状態が解除され
て、バックレスト3とオットマン4とが非連動状態とな
る。なお、この第2実施例においても、上記第1実施例
の場合と同じくバックレスト3が通常位置Aにある時だ
け上記操作レバー34を揺動させることが出来るように
してあり、図5に示した傾斜位置Bの状態では、連動状
態から非連動状態に切り換えできないようにしている。
その他の構成は、上述した第1実施例のものと同じであ
り、このような第2実施例によっても上記第1実施例と
同様の作用効果を得ることができる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較してリクライニングチェアの製造コストを下げるこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すリクライニングチェア
の正面図
【図2】図1の要部の分解斜視図
【図3】図2の要部の拡大図
【図4】図2の要部の拡大図
【図5】図1に示した実施例の異なる状態を示した正面
【図6】図1に示した実施例の異なる状態を示した正面
【図7】本発明の他の実施例を示す要部の斜視図
【図8】図7の要部を拡大した正面図
【符号の説明】
1 リクライニングチェア 2 座席部 3 バックレスト 4 オット
マン 6 接続手段 11 リン
ク機構 16 連結部材 22 ロッ
ク機構 32 解除手段 A バックレスとの通常位置 B バックレ
スとの傾斜位置 A’ オットマンの後退位置 B’ オット
マンの前進位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 秀行 東京都東久留米市大門町2−2−19−105 (72)発明者 木之瀬 隆 埼玉県川口市東内野553−7 (72)発明者 関 和治 東京都世田谷区鎌田2−14−2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席部の後方側に配置されて、通常位置
    とこの通常位置よりも後方に倒れた傾斜位置とに移動可
    能なバックレストと、座席部の下方側となる後退位置と
    座席部よりも前方側となる前進位置とに移動可能なオッ
    トマンとを備えたリクライニングチェアにおいて、 上記バックレストとオットマンとが相互に連動する連動
    状態と、バックレストとオットマンとの連動状態が解除
    される非連動状態とに選択的に切り換え可能な接続手段
    を設けたことを特徴とするリクライニングチェア。
  2. 【請求項2】 上記接続手段は、上記バックレストの近
    接位置に配置されて該バックレストと同じ移動方向に揺
    動可能な連結部材と、この連結部材と上記オットマンと
    にわたって設けられて、それらを相互に連動させるリン
    ク機構と、上記連結部材とバックレストとを一体に連結
    するロック機構と、このロック機構による連結部材とバ
    ックレストとの連結状態を解除する解除手段とから構成
    されることを特徴とする請求項1に記載のリクライニン
    グチェア。
JP18771894A 1994-07-18 1994-07-18 リクライニングチェア Expired - Lifetime JP2643844B2 (ja)

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