JPH08239357A - シクロヘキシルオキシカルボニルアセトヒドラジド類及びそれを用いた1h−1,2,4−トリアゾール類の製造法 - Google Patents

シクロヘキシルオキシカルボニルアセトヒドラジド類及びそれを用いた1h−1,2,4−トリアゾール類の製造法

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JPH08239357A
JPH08239357A JP7339901A JP33990195A JPH08239357A JP H08239357 A JPH08239357 A JP H08239357A JP 7339901 A JP7339901 A JP 7339901A JP 33990195 A JP33990195 A JP 33990195A JP H08239357 A JPH08239357 A JP H08239357A
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iii
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JP7339901A
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English (en)
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Takayuki Ito
孝之 伊藤
Yasuhiro Shimada
泰宏 嶋田
Taiji Katsumata
泰司 勝又
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医薬、農薬等の生理活性物質の合成中間体ま
たは写真用カプラーや染料の合成中間体である1H−
1,2,4−トリアゾール誘導体を製造するのに有用な
新規な化合物を提供する。 【解決手段】 下記一般式(I)で表わされるシクロヘ
キシルオキシカルボニルアセトヒドラジド類。 【化1】 (式中、R1 は水素原子またはアルキル基を表わす。R
2 、R3 、R4 、R2'、R3'およびR4'はそれぞれ同じ
であっても異なっていてもよく、それぞれアルキル基を
表わす。また、R2 とR3 およびR2'とR3'はそれぞれ
結合して環を形成してもよい。R5 およびR6 は同じで
あっても異なってもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基またはアリール基を表わす。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なヒドラジド
誘導体、および該ヒドラジド誘導体を用いて、医薬、農
薬等の生理活性物質の合成中間体、写真用カプラー、ま
たは染料として有用な1H−ピロロ−[1,2−b]
[1,2,4]トリアゾール誘導体を合成する際の重要
な中間体である1H−1,2,4−トリアゾール誘導体
を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1H−ピロロ−[1,2−b][1,
2,4]トリアゾール誘導体は、医薬、農薬等の生理活
性物質の合成中間体、写真用カプラー、または染料とし
て有用である。特に、6位、7位に電子吸引性基を有す
る1H−ピロロ−[1,2−b][1,2,4]トリア
ゾール誘導体は写真用シアンカプラーとして有用である
ことが米国特許第5,256,526号、特開平5−2
02049号、同5−204107号、同6−1723
57号および欧州特許第545,300号に記載されて
いる。さらには、欧州特許第628,867号には、7
位に例えば一般式(V)で表わされるようなシクロヘキ
シルオキシカルボニル基を有するものが記載されてい
る。
【0003】
【化4】
【0004】(式中、R1 は水素原子またはアルキル基
を表わす。R2 、R3 、R4 、R2'、R3'およびR4'は
それぞれアルキル基を表わす。R2 、R3 、R4
2'、R3'およびR4'はそれぞれ同じであっても異なっ
ていてもよく、また、R2 とR3 およびR2'とR3'はそ
れぞれ結合して環を形成してもよい。)
【0005】一方、6位、7位に電子吸引性基を有する
1H−ピロロ−[1,2−b][1,2,4]トリアゾ
ール誘導体の合成法に関しては特開平5−255333
号、同5−202004号等に記載されている。これら
の方法によれば、7位が一般式(V)で表わされるよう
なシクロヘキシルオキシカルボニル基を有する1H−ピ
ロロ−[1,2−b][1,2,4]トリアゾール誘導
体は、一般式(III) で示すような1H−1,2,4−ト
リアゾール誘導体を経由して合成することができる。
【0006】
【化5】
【0007】(式中R1 、R2 、R3 、R4 、R2'、R
3'およびR4'はそれぞれ上記と同義である。R5 および
6 は同じであっても異なってもよく、それぞれ水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基またはアリール基を表わ
す。R7 は脂肪族基またはアリール基を表わす。)
【0008】これらの1H−1,2,4−トリアゾール
誘導体は、J. Chem. Soc.,1961年,第518頁、同
1962年,第5149頁、Angew. Chem., 第72巻,
第956頁(1960年)、Berichte.,第97巻,第3
436頁(1964年)等の文献およびこれらに引用さ
れている文献または類似の方法によって合成することが
できる。例えば、上記一般式(III) で示される1H−
1,2,4−トリアゾール誘導体は、下記スキームによ
って合成することができる。
【0009】
【化6】
【0010】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R2'、
3'、R4'、R5 、R6 およびR7 はそれぞれ上記と同
義である。R8 は低級アルキル基を表わす。R9 は水素
原子または低級アルキル基を表わす。)
【0011】すなわち、一般式(VI)で表わされるシア
ノアセトヒドラジド誘導体と一般式(II)で表わされる
イミドエステル類とを反応させて一般式(VII)で表わさ
れる1H−1,2,4−トリアゾール誘導体とした後、
シアノ基を所望のシクロヘキシルオキシカルボニル基に
変換する方法である。しかしながら、シアノ基から所望
のシクロヘキシルオキシカルボニル基への変換は一工程
では困難であり、一般式(VIII)で表わされる中間体を
経由する必要があった。すなわち、収率良く目的物を得
るにはシアノ基を一旦カルボキシル基とした後、一般式
(IX)で表わされるアルコールと縮合するか、もしくは
シアノ基を一旦メトキシカルボニル基やエトキシカルボ
ニル基等の低級アルコキシカルボニル基とした後、一般
式(IX)で表わされるアルコールを用いてエステル交換
する必要があった。したがって、従来法では一般式(I
I)で表わされるイミドエステルから一般式(III) で表
わされる1H−1,2,4−トリアゾール誘導体を合成
するのに3工程必要であり、より短工程で簡便な一般式
(III) で表わされる1H−1,2,4−トリアゾール誘
導体の合成法の開発が望まれていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、医
薬、農薬等の生理活性物質の合成中間体、写真用カプラ
ー、または染料として有用な1H−ピロロ−[1,2−
b][1,2,4]トリアゾール誘導体を合成する際の
重要な中間体である1H−1,2,4−トリアゾール誘
導体を短工程で簡便に製造するのに有用な新規な化合物
を提供すること、およびそれを用いた短工程で簡便な1
H−1,2,4−トリアゾール誘導体の製造法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意検討を重ねた結果、以下の手段により上
記目的が達成されることを見い出した。 (1)下記一般式(I)で表わされるシクロヘキシルオ
キシカルボニルアセトヒドラジド類。
【0014】
【化7】
【0015】(式中、R1 は水素原子またはアルキル基
を表わす。R2 、R3 、R4 、R2'、R3'およびR4'は
それぞれ同じであっても異なっていてもよく、それぞれ
アルキル基を表わす。また、R2 とR3 およびR2'とR
3'はそれぞれ結合して環を形成してもよい。R5 および
6 は同じであっても異なってもよく、それぞれ水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基またはアリール基を表わ
す。) (2)前記(1)項記載の一般式(I)で表わされるシ
クロヘキシルオキシカルボニルアセトヒドラジド類と下
記一般式(II)で表わされるイミドエステル類とを反応
させることを特徴とする下記一般式(III) で表わされる
1H−1,2,4−トリアゾール類の製造方法。(反応
は下記スキームによって表わされる。)
【0016】
【化8】
【0017】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R2'、
3'、R4'、R5 およびR6 はそれぞれ上記と同義であ
る。R7 は脂肪族基またはアリール基を表わす。R8
低級アルキル基を表わす。) (3)前記(2)項における製造方法において、一般式
(I)で表わされるシクロヘキシルオキシカルボニルア
セトヒドラジド類と一般式(II)で表わされるイミドエ
ステル類との縮合反応により下記一般式(IV)で表わさ
れる中間体を得、さらにこれを分子内で脱水縮合するこ
とにより前記一般式(III) で表わされる1H−1,2,
4−トリアゾール類とする製造方法。(反応は下記スキ
ームによって表わされる。)
【0018】
【化9】
【0019】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R2'、
3'、R4'、R5 、R6 、R7 およびR8 はそれぞれ上
記と同義である。)
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。一般式(I)においてR1 は水素原子また
は炭素数1から36の直鎖、分岐鎖または環状のアルキ
ル基であり、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、イソブチル、t−ブチル、オクチル、オクタデ
シル、シクロヘキシルを表わす。
【0021】R1 は好ましくは、炭素数1〜24のさら
に好ましくは炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖または環状
のアルキル基であり、置換基で置換されていてもよい。
好ましい置換基としては、ハロゲン原子、ヒドロキシル
基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、
アシルアミノ基、アルキルアミノ基、アニリノ基、ウレ
イド基、スルファモイルアミノ基、アルキルチオ基、ア
リールチオ基、ヘテロ環チオ基、アルコキシカルボニル
アミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルホ
ンアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、スル
ホニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、
シリルオキシ基、イミド基、スルフィニル基、ホスホニ
ル基である。R1 は特に好ましくはメチル基である。
【0022】R2 、R3 、R4 、R2 ’、R3 ’および
4 ’はそれぞれ炭素数1〜24の直鎖、分岐鎖または
環状のアルキル基である。R2 、R3 、R4 、R2 ’、
3 ’およびR4 はそれぞれ同じであっても異なってい
てもよく、好ましくは炭素数1〜12の、さらに好まし
くは炭素数1〜6の直鎖、分岐鎖または環状のアルキル
基であり、例えばメチル、エチル、プロピル、シクロヘ
キシルを表わす。R2 とR3 およびR2 ’とR3 ’はそ
れぞれ結合して環(好ましくは6員環、例えばシクロヘ
キシル)を形成してもよい。R2 、R3 、R4 、R
2 ’、R3 ’R4 ’は特に好ましくはメチル基である。
【0023】R5 およびR6 は同じであっても異なって
いてもよく、それぞれ、水素原子、ハロゲン原子(例え
ばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、ア
ルキル基[炭素数1〜36(好ましくは1〜24)の直
鎖、分岐鎖または環状のアルキル基であり、R1 で述べ
たような置換基を有していてもよく、例えばメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、イソプロピル、オクチル、ヘ
キサデシル、シクロヘキシル、1−シアノ−(メトキシ
カルボニル)メチルである。]、アリール基[炭素数6
〜36(好ましくは6〜24)のアリール基であり、R
1 で述べたような置換基を有していてもよく、例えば、
フェニル基である。]を表わす。R5 およびR6 は好ま
しくは少なくとも一方が水素原子であり、さらに好まし
くは、両方とも水素原子である。
【0024】一般式(I)で表わされるシクロヘキシル
オキシカルボニルアセトヒドラジド類のより好ましい態
様は下記一般式(I’)で表わすことができ、特に好ま
しくは一般式(I'')で表わすことができる。
【0025】
【化10】
【0026】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R
2 ’、R3 ’およびR4 ’はそれぞれ上記と同義であ
り、好ましい範囲も同じである。)
【0027】以下に本発明の一般式(I)で表わされる
シクロヘキシルオキシカルボニルアセトヒドラジド類の
具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0028】
【化11】
【0029】
【化12】
【0030】
【化13】
【0031】
【化14】
【0032】
【化15】
【0033】次に一般式(I)で表わされるヒドラジド
類の合成法について述べる。一般式(I)で表わされる
ヒドラジド類は、例えば下記スキームのようにマロン酸
のハーフエステル誘導体(a)と(b)で表わされるア
ルコールとを縮合して(c)とした(以下工程1と呼
ぶ)後ヒドラジンを作用させること(以下工程2と呼
ぶ)により容易に合成することができる。なお(b)で
表わされるアルコール類は対応するフェノール類をニッ
ケル触媒を用いた接触水素添加によりシクロヘキサノン
類とし、さらに水素化リチウムアルミニウムにより還元
することにより合成することができる(J.Am.Chem.Soc.
第79巻 5019〜5023(1957年)参照)。
【0034】
【化16】
【0035】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R
2 ’、R3 ’、R4 ’、R5 およびR6 は前述と同義で
ある。Rはメチル基またはエチル基を表わす。Mは水素
原子またはアルカリ金属原子を表わす。) 工程1について詳しく述べる。工程1の縮合は、カルボ
ン酸とアルコールとの縮合における種々の一般的な縮合
法(例えば丸善株式会社出版 日本化学会編 第4版
実験化学講座22 有機合成IV 第43頁〜50頁及び
それらに引用されている文献記載の方法)によって達成
することができるが、中でも、縮合剤としてトリフルオ
ロ酢酸無水物を用いると特に好ましい結果を与える。
【0036】以下に縮合剤の存在下マロン酸のハーフエ
ステル誘導体(a)とアルコール(b)とを縮合させる
反応条件について述べる。(a)の(b)に対するモル
比は0.01〜100、好ましくは0.1〜10、さら
に好ましくは0.5〜2.0である。縮合剤の(a)に
対するモル比は0.01〜1000、好ましくは0.1
〜100、さらに好ましくは0.5〜10である。
【0037】反応溶媒としては、塩化メチレン、クロロ
ホルム、1,2−ジクロロエタン、アセトニトリル、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、四塩化炭素、ベンゼン、トルエン、酢酸
エチル等が挙げられる。
【0038】反応温度は−78℃〜100℃、好ましく
は−20℃〜50℃、さらに好ましくは−10℃〜30
℃である。反応時間は1分〜72時間、好ましくは5分
〜36時間、さらに好ましくは15分〜24時間であ
る。
【0039】次に工程2について詳しく述べる。ヒドラ
ジン−水和物の(c)に対するモル比は0.1〜100
0、好ましくは0.5〜100、さらに好ましくは1〜
10である。
【0040】反応溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、t−ブタノール、t−アミルア
ルコール、エチレングリコール、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
ジメチルスルホキシド等が挙げられる。また無溶媒で行
ってもよい。
【0041】反応温度は0℃〜200℃、好ましくは2
0℃〜150℃、さらに好ましくは50℃〜100℃で
ある。反応時間は、1分〜72時間、好ましくは15分
〜36時間、さらに好ましくは30分〜24時間であ
る。
【0042】次に一般式(II)について説明する。R7
は脂肪族基またはアリール基を表わす。R7 で表わされ
る脂肪族基は炭素数1〜36(好ましくは1〜24)の
直鎖または分岐鎖アルキル基、アラルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケ
ニル基でR1 で述べたような置換基で置換されていても
よく、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、t−ブチル、t−アミル、オクチル、オクタデシ
ル、ビニル、シクロヘキシル、4−ペンチルシクロヘキ
シル、シクロヘキセニル、プロパルジルである。
【0043】R7 で表わされるアリール基は炭素数6〜
36(好ましくは6〜24)のアリール基であり、R1
で述べたような置換基で置換されていてもよく、例え
ば、フェニル、3−ニトロフェニル、4−ニトロフェニ
ル、4−クロロフェニル、3,5−ジクロロフェニル、
4−メトキシフェニル、4−t−ブチルフェニル、3−
(2−オクトキシ−5−t−オクチルフェニルスルホン
アミド)−4−メトキシフェニル、3−ニトロ−4−メ
チルフェニルである。
【0044】R8 は炭素数1〜8(好ましくは1〜4)
の直鎖、分岐鎖または環状の低級アルキル基であり、例
えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、オクチルで
ある。R8 は特に好ましくはメチル基もしくはエチル基
である。
【0045】以下に本発明の一般式(II)で表わされる
イミドエステル類の具体例を示すが本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0046】
【化17】
【0047】
【化18】
【0048】一般式(II)で表わされるイミドエステル
類は、公知の方法で合成することができ、例えば対応す
るニトリルに対し、低級アルコールを塩化水素の共存下
に付加させる方法(Pinner法)および塩基接触に
より低級アルコールを付加させる方法により合成するこ
とができる(例えば丸善株式会社発行、日本化学会編、
新実験化学講座14、有機化合物の合成と反応III 第
1598頁〜1608頁及びそれらに引用されている文
献参照)。
【0049】次に一般式(I)で表わされるヒドラジド
類と一般式(II)で表わされるイミドエステル類とを反
応させて、一般式(III)で表わされるトリアゾール類を
製造する方法について述べる。
【0050】一般式(II)で表わされるイミドエステル
類の一般式(I)で表わされるヒドラジド類に対するモ
ル比は、0.1〜10、好ましくは0.5〜2、さらに
好ましくは0.8〜1.2である。反応溶媒としては、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、t−アミ
ルアルコール、エチレングリコール、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムア
ミド、N,N−ジメチルアセトアミド、酢酸、ベンゼ
ン、トルエン、アニソール、クロロベンゼン等が挙げら
れる。また反応を無溶媒で行ってもよい。
【0051】反応温度は−20℃〜200℃、好ましく
は−10℃〜180℃、さらに好ましくは0℃〜150
℃である。反応時間は1分〜72時間、好ましくは15
〜36時間、さらに好ましくは30分〜24時間であ
る。なお、本反応は一般式(IV)で表わされる中間体を
経由したのち、これが脱水縮合することにより進行す
る。したがって中間体生成の前後で上記反応条件を変更
することもできるし、また、場合によっては中間体を取
り出すことも可能である。
【0052】
【化19】
【0053】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R
2 ’、R3 ’、R4 ’、R5 、R6 およびR7 は前述と
同義である。) 以下、本発明の方法により製造される一般式(III)で表
わされる1H−[1,2,4]−トリアゾール類の具体
例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0054】
【化20】
【0055】
【化21】
【0056】
【化22】
【0057】
【化23】
【0058】
【化24】
【0059】
【化25】
【0060】
【化26】
【0061】
【化27】
【0062】
【化28】
【0063】
【化29】
【0064】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に
説明する。実施例1 トリアゾール(III −1a)の合成 下記スキームに従ってトリアゾール(III −1a)を合
成した。
【0065】
【化30】
【0066】マロン酸エチルモノカリウム塩(b)の合
マロン酸ジエチル(108g、0.67mol)のエタ
ノール(300ml)溶液に水酸化カリウム(37.6
g、0.67mol)のエタノール(400ml)溶液
を室温にて滴下した。50℃にて2時間撹拌した後、0
℃まで冷却した。析出した結晶をろ取、乾燥することに
より、粗マロン酸エチルモノカリウム塩(b)(87
g)を得た。得られた粗マロン酸エチルモノカリウム塩
(b)は精製することなくそのまま次工程で用いた。
【0067】2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチ
ルシクロヘキサノールの合成 2,6−ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエン(B
HT)100g、イソプロパノール500mlおよびラ
ネーニッケル触媒10gを1リットルのステンレス製オ
ートクレーブに入れ、密閉後水素置換し、水素初圧10
0kg/cm2で100℃にて9時間、撹拌した。室温
まで放冷した後、反応生成物を取り出し、触媒をろ別分
離後、溶媒を留去することにより2,6−ジ−tert
−ブチル−4−メチルシクロヘキサノン(102g)を
得た。水素化リチウムアルミニウム8.6gを乾燥テト
ラヒドロフラン200mlに懸濁させ、0℃にて撹拌し
ながら上記2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチル
シクロヘキサノンを20分かけて滴下した。3時間かけ
て反応液を徐々に室温まで上昇させ、さらに2時間、室
温で撹拌した。次いでメタノール40mlをゆっくり加
え、過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解した。希
塩酸を加えて酸性にした後、酢酸エチル600mlを加
えて抽出、有機層を分離した。希塩酸、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液および食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧にて留去することにより粗
2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルシクロヘキ
サノール101gを得た。得られた粗2,6−ジ−te
rt−ブチル−4−メチルシクロヘキサノールは精製す
ることなくそのまま次工程で用いた。
【0068】マロン酸エチル、2,6−ジ−tert−
ブチル−4−メチルシクロヘキシルエステル(d)の合
上記2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルシクロ
ヘキサノール(d)(50.2g、0.22mol)の
酢酸エチル(200ml)溶液に0℃にてトリフルオロ
酢酸無水物(41ml、0.29mol)を滴下し、引
き続き、上記マロン酸エチルモノカリウム塩(b)(4
1.6g)をゆっくり添加した。室温にて2時間撹拌し
た後、水200mlを加えさらに炭酸水素ナトリウム3
3gをゆっくり加えて中和した。分液後有機層を水及び
食塩水でそれぞれ1回ずつ洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧にて留去することにより粗マロ
ン酸エチル、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチ
ルシクロヘキシルエステル(d)(76g)を得た。得
られた粗マロン酸エチル、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−4−メチルシクロヘキシルエステル(d)は精製す
ることなくそのまま次工程に用いた。
【0069】ヒドラジド(I−1)の合成 上記マロン酸エチル、2,6−ジ−tert−ブチル−
4−メチルシクロヘキシルエステル(d)(73g)及
びヒドラジン一水和物(28.3g、0.57mol)
のイソプロパノール(200ml)溶液を6時間撹拌還
流した。反応液に水及び酢酸エチルをそれぞれ500m
l加え抽出した。有機層を水及び食塩水でそれぞれ2回
ずつ洗った後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒
を減圧にて留去し、残渣をヘキサンから再結晶すること
により、ヒドラジド(I−1)[53g、0.16mo
l、77%(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチ
ルシクロヘキサノール基準)、融点105〜106℃]
を得た。なお、構造はNHR及びマススペクトルにより
同定した。
【0070】トリアゾール(III −1a) の合成 p−ニトロベンゾニトリル(d)(23g、0.155
mol)のメタノール(120ml)溶液に室温にてナ
トリウムメチラート28%メタノール溶液(30g、
0.155mol)を滴下した。室温にて1時間撹拌し
た後、冷蔵庫(−5℃〜0℃)にて1日放置した。0℃
以下の温度で酢酸(19g)を滴下して中和した(以上
の操作によりイミドエステル(e)が得られた。)後、
上記ヒドラジド(I−1)(53g、0.16mol)
を添加した。室温にて3時間撹拌した(以上の操作によ
り中間体(f)が得られた。)後、溶媒を減圧にて留去
した。濃縮残渣にトルエン(400ml)を加え、生成
する水を除去しながら3時間撹拌還流した。冷却後、反
応液に酢酸エチル及び水をそれぞれ800ml加え30
分撹拌した。分液後、有機層を食塩水で洗浄し、硫酸ナ
トリウムにて乾燥した。溶媒を減圧にて留去した後、酢
酸エチル/ヘキサンから再結晶することにより、目的の
トリアゾール(III −1a)(60g、0.131mo
l、85%、融点168〜170℃)を得た。なお、構
造はNMR及びMassスペクトルにより同定した。
【0071】実施例2 トリアゾール(III −1b)の
合成 実施例1のトリアゾール(III −1a)の合成におい
て、p−ニトロベンゾニトリル(23g)の代わりにm
−ニトロベンゾニトリル(23g)を用いた以外は全く
同様の方法により、トリアゾール(III −1b)(58
g、0.127mol、82%、融点153〜154
℃)を得た。なお、構造はNMR及びマススペクトルに
より同定した。
【0072】実施例3 トリアゾール(III−1q)の合
実施例1のトリアゾール(III−1a)の合成において、
p−ニトロベンゾニトリル(23g)の代わりに3−ニ
トロ−4−メチルベンゾニトリル(25g)を用いた以
外は同様の方法によりトリアゾール(III−1q)(45
g、0.096mol、62%、融点178〜180
℃)を得た。なお、構造はNMR及びマススペクトルに
より同定した。
【0073】実施例4 トリアゾール(III −1j)の
合成 下記スキームによりトリアゾール(III −1j)を合成
した。
【0074】
【化31】
【0075】イミドエステル(h)の合成 トリメチルアセトニトリル(g)(380g、4.57
mol)及びメタノール(161g、5.05mol)
のジエチルエーテル(750ml)溶液に5℃にて、塩
酸ガス(340g、9.32mol)を4時間かけて吹
き込んだ。反応液を冷蔵庫(−5℃〜0℃)にて1週間
放置した。析出した結晶をろ過しエーテルで洗浄、乾燥
することにより、イミドエステル塩酸塩(h)(644
g、4.25mol、93%)を得た。
【0076】トリアゾール(III −1j)の合成 上記イミドエステルの塩酸塩(h)(20g、0.13
mol)のイソプロパノール(100ml)溶液に室温
にてナトリウムメチラート28%メタノール溶液(25
g、0.13mol)を滴下し、引き続きヒドラジド
(I−1)(44.3g、0.13mol)を加えた。
反応液を5時間撹拌、還流した。冷却後、酢酸エチル及
び水をそれぞれ200mlずつ加え抽出した。有機層を
水及び食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧にて留去した後、残留物をヘキサンから
再結晶することにより目的のトリアゾール(III −1
j)(33g、0.085mol、65%、融点138
〜139℃)を得た。なお構造はNMR及びMassス
ペクトルにより同定した。本発明のヒドラジド類(I)
を用いて得られた1H−1,2,4−トリアゾール類
(III)は以下に示す方法により、写真用シアンカプラー
として有用な1H−ピロロ−[1,2−b][1,2,
4]トリアゾール誘導体へと容易に変換することが可能
であった。
【0077】1H−ピロロ−[1,2−b][1,2,
4]トリアゾール類の合成 上記で得られたトリアゾール(III-1b)を出発原料と
して、特開平5−202004号に記載の合成法にもと
づいて下記のスキームにて欧州特許第628,827号
に記載の化合物例(53)を合成した。
【0078】
【化32】
【0079】化合物(k)の合成 化合物(III −1b)(50.0g、109mmol)
と2−クロロアクリロニトリル(12.4g、142m
mol)をテトラヒドロフラン500mlに溶解し、0
℃にてテトラメチルグアニジン6.6mlを添加した。
0℃で5時間撹拌した後酢酸エチル600mlを加え水
洗浄した。酢酸エチル層を乾燥留去し、メタノールで晶
析することにより化合物(i)を47.6g(80%)
得た。得られた化合物(i)(47.6g、87.5m
mol)をテトラヒドロフラン370mlに溶解し、水
冷下、ピリジニウムブロミドペルブロミド(33.5
g、105mmol)を添加した。5時間撹拌した後酢
酸エチル500mlを加え中性になるまで水洗浄した。
酢酸エチル層を乾燥後留去した後、残渣をカラムクロマ
トグラフィーで精製することにより化合物(j)を4
1.0g(75%)得た。得られた化合物(j)(4
1.0g、65.8mmol)をテトラヒドロフラン2
00mlに溶解し、反応温度を−10℃に保ち、60%
水素化ナトリウム(10.5g、260mmol)を少
しずつ加えた。反応後、酢酸エチルを加え水洗浄した。
酢酸エチル層を乾燥後、留去し、カラムクロマトグラフ
ィーで精製することにより化合物(k)を5.0g(収
率15%)得た。化合物例(53)の合成 上記で得られた化合物(k)(5.0g、9.9mmo
l),還元鉄(5g)、塩化アンモニウム(0.5
g)、水10mlおよびイソプロピルアルコール100
mlの混合物を2時間還流しながら撹拌した。セライト
ろ過した後、ろ液に水及び酢酸エチルをそれぞれ200
ml加えた。有機層を食塩水で洗った後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を減圧にて留去した後、濃縮残
渣にジメチルホルムアミド50mlを加え溶解した。こ
の溶液にピリジン(1.6ml)及びスルホニルクロリ
ド(m)(4.2g)を加え室温にて6時間撹拌した後
希塩酸水150ml/酢酸エチル150mlに注加し
た。有機層を水洗(3回)した後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧にて留去したのち濃縮残渣を酢
酸エチル/ヘキサンから再結晶することにより、欧州特
許第628,827号記載の化合物例(53)(6.7
g、79%)を得た。
【0080】トリアゾール(III−1q)を出発原料とし
て、下記スキームにて1H−ピロロ−〔1,2−b〕
〔1,2,4〕トリアゾール類(u)を合成した。
【0081】
【化33】
【0082】化合物(s)の合成 トリアゾール(III−1q)(20.0g、42.5mm
ol)と2,6−ルチジン(5.45ml、46.8m
mol)の酢酸エチル(200ml)溶液に室温にて臭
素(7.30g、45.7mmol)を滴下後、70℃
にて30分間攪拌した。反応液を室温まで冷却後、1N
塩酸水200mlを添加した。有機層を水及び食塩水で
洗った後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。濃縮
残渣を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶することによ
り、化合物(s)(19.6g、35.7mmol、8
3%)を得た。
【0083】化合物(t)の合成 リチウムクロリド(38.5g、0.91mol)、化
合物(s)(100g、0.182mol)及び2,3
−ジブロモプロピオニトリル(51.6g、0.242
mol)のジメチルホルムアミド(1リットル)溶液を
0℃以下に冷却した後、ジイソプロピルエチルアミン
(124g、0.96mol)を10℃以下を保つよう
に滴下した。反応液を徐々に室温まで昇温しながら2時
間攪拌した。反応液を酢酸エチル1リットル及び冷1N
塩酸水1リットルに注加、攪拌した後、分液した。有機
層を水及び食塩水で洗った後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥、濃縮した。濃縮残渣をアセトニトリルから再結晶す
ることにより、化合物(t)(37g、71.2mmo
l、39%)を得た。
【0084】化合物(u)の合成 化合物(t)(50g、96.2mmol)、還元鉄
(50g)、塩化アンモニウム(5g)、水(40m
l)、イソプロピルアルコール(400ml)及びテト
ラヒドロフラン(100ml)の混合物を2時間還流し
ながら攪拌した。セライト濾過した後、ろ液に水及び酢
酸エチルをそれぞれ750ml加えた。有機層を食塩水
で洗った後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。濃
縮残渣に、ピリジン(16ml)、スルホニルクロリド
(m)(42g)及びアセトニトリル(500ml)を
加え、還流しながら8時間攪拌した。反応液を室温まで
冷却した後、酢酸エチル(1.5リットル)/水(1.
5リットル)に注加した。有機層を水及び食塩水で洗っ
た後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。濃縮残渣
を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶することにより、化
合物(u)(61g、70mmol、73%)を得た。
【0085】
【発明の効果】本発明のヒドラジド類(I)は、医薬、
農薬等の生理活性物質の合成中間体、写真用シアンカプ
ラーまたは染料として、特に写真用シアンカプラーとし
て有用な、1H−ピロロ−[1,2−b][1,2,
4]トリアゾール誘導体を合成する際の重要な中間体で
ある1H−1,2,4−トリアゾール誘導体(III)の合
成中間体として用いられる。本発明方法によれば前記の
ヒドラジド類(I)を用いて、上記の1H−1,2,4
−トリアゾール誘導体(III) を一工程で効率的に製造す
ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表わされるシクロヘ
    キシルオキシカルボニルアセトヒドラジド類。 【化1】 (式中、R1 は水素原子またはアルキル基を表わす。R
    2 、R3 、R4 、R2'、R3'およびR4'はそれぞれ同じ
    であっても異なっていてもよく、それぞれアルキル基を
    表わす。また、R2 とR3 およびR2'とR3'はそれぞれ
    結合して環を形成してもよい。R5 およびR6 は同じで
    あっても異なってもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン
    原子、アルキル基またはアリール基を表わす。)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一般式(I)で表わされ
    るシクロヘキシルオキシカルボニルアセトヒドラジド類
    と下記一般式(II)で表わされるイミドエステル類とを
    反応させることを特徴とする下記一般式(III) で表わさ
    れる1H−1,2,4−トリアゾール類の製造方法。 【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R2'、R3'、R4'、
    5 およびR6 はそれぞれ上記と同義である。R7 は脂
    肪族基またはアリール基を表わす。R8 は低級アルキル
    基を表わす。)
  3. 【請求項3】 請求項2における製造方法において、一
    般式(I)で表わされるシクロヘキシルオキシカルボニ
    ルアセトヒドラジド類と一般式(II)で表わされるイミ
    ドエステル類との縮合反応により下記一般式(IV)で表
    わされる中間体を得、さらにこれを分子内で脱水縮合す
    ることにより前記一般式(III) で表わされる1H−1,
    2,4−トリアゾール類とする製造方法。 【化3】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R2'、R3'、R4'、
    5 、R6 、R7 およびR8 はそれぞれ上記と同義であ
    る。)
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