JPH08239071A - 自転車シートの回動装置 - Google Patents

自転車シートの回動装置

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JPH08239071A
JPH08239071A JP7044156A JP4415695A JPH08239071A JP H08239071 A JPH08239071 A JP H08239071A JP 7044156 A JP7044156 A JP 7044156A JP 4415695 A JP4415695 A JP 4415695A JP H08239071 A JPH08239071 A JP H08239071A
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seat
hook
lever
bicycle
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Ryuichi Saruta
隆一 猿田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/80Accessories, e.g. power sources; Arrangements thereof
    • B62M6/90Batteries
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/08Frames for saddles; Connections between saddle frames and seat pillars; Seat pillars

Abstract

(57)【要約】 【目的】手軽にシートを移動させることができる自転車
シートの回動装置を提供する。 【構成】シートポスト19に第1のブラケット101を
固定し、第1のブラケット101に第2のブラケット1
10を回動可能に取り付ける。第2のブラケット110
には、シート20を取り付ける。また、第2のブラケッ
ト110にはレバー120を回動可能に取り付け、レバ
ー120にはフック124を形成し、第1のブラケット
にはフック124に係合する係合ピン105を設ける。
さらに、第2のブラケット110を第1のブラケット1
01に向けて回動すると、係合ピン105が嵌め込まれ
る凹部115を第2のブラケット110に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自転車シートの回動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、人力による駆動系と電動モー
タによる駆動系とを併設し、電動モータの駆動力で人力
による駆動力を補助するようにした電動モータ付き自転
車が、例えば特開平2−74491号公報に開示されて
いるように実用化されている。この電動モータ付き自転
車は、足踏みペダルから入力される踏力を検出し、人力
の負担が大きい時には電動モータの駆動力を大きくして
人力の負担を減らすものである。
【0003】このような電動モータ付き自転車には、電
動モータを稼働するためのバッテリーが搭載される。こ
のようなバッテリーは、車体のバランスを崩さないよう
に、車体の中央にあるシートチューブの付近に取り付け
られている。また、昇降の際あるいは運転中の使用者の
脚の動きを阻害しないように、バッテリーはシートチュ
ーブの後方に取り付けられるのが普通である。この場
合、バッテリーは外部からの泥はねや埃等の汚れから保
護するためのボックス内に収納され、このボックスがシ
ートチューブの後方に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バッテリー
は、車体に固定されたボックスから、充電や修理等のた
めに取り外し、再度取り付けるのが好ましい。このため
には、ボックスから上方に引き出したり、上方からボッ
クス内に差し入れたりすることができると便利である。
しかしながら、ボックスが固定されたシートチューブの
上には、自転車のシート(サドル)が配置されている。
したがって、運転時のままでは、シートが邪魔になっ
て、バッテリーを上下方向に着脱することが不可能であ
る。
【0005】このため、特開平6−270867号公報
に記載されているように、シートポストを折り曲げた
り、シートポストごとシートをシートチューブから取り
外したりして、ボックスの上方の空間を開放することが
提案されている。しかし、シートポストを折り曲げ可能
にする場合には、その折り曲げ位置は、シートの高さ調
節範囲を避けるため、かなりシートポストの下方の位置
となる。したがって、その分シートポストをシートチュ
ーブから引き出さねばならず、作業が面倒である。ま
た、シートポストの折り曲げや取り外しは、ネジの着脱
作業を伴い、必ずしも容易ではない。したがって、手軽
にシートを移動させることができる装置が望まれてい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の自転車シートの回動装置は、シー
トポストに固定された第1のブラケットと、上記第1の
ブラケットに回動可能に取り付けられた第2のブラケッ
トと、上記第2のブラケットに取り付けられたシート
と、上記第2のブラケットに回動可能に取り付けられ、
フックが設けられたレバーと、上記第1のブラケットに
設けられ、上記フックに係合する係合ピンと、上記第2
のブラケットに設けられ、上記第2のブラケットを上記
第1のブラケットに向けて回動すると、上記係合ピンが
嵌め込まれる凹部とを備えたことを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の自転車シートの回動装置
は、請求項1の構成に加えて、前記フックが前記係合ピ
ンに係合する方向に向けて、前記レバーがその自重によ
って回動するようになされていることを特徴としてい
る。請求項3に記載の自転車シートの回動装置は、請求
項1または2の構成に加えて、前記フックを前記係合ピ
ンから外すための前記レバーの回動方向が、前記第2の
ブラケットを前記第1のブラケットから離すための前記
第2のブラケットの回動方向と一致していることを特徴
としている。
【0008】請求項4に記載の自転車シートの回動装置
は、請求項1ないし3のいずれかの構成に加えて、前記
レバーは、前記フックが前記係合ピンに係合する方向に
バネによって付勢させられており、前記第2のブラケッ
トを前記第1のブラケットから離す方向に前記第2のブ
ラケットを回動させた後、上記バネが前記第2のブラケ
ットを回動後の位置に保持するようにしたことを特徴と
している。請求項5に記載の自転車シートの回動装置
は、請求項1ないし4のいずれかの構成に加えて、前記
第1のブラケットは、前記シートポストに固定された底
部と、上記底部の両側に立設された側壁とを有してお
り、前記第2のブラケットを前記第1のブラケットから
離れる方向に回動した限界高さ以上に上記側壁が形成さ
れていることを特徴としている。
【0009】請求項6に記載の自転車シートの回動装置
は、請求項1ないし5のいずれかの構成に加えて、前記
第1のブラケットが前記シートポストに溶接され、溶接
ビードが前記シートポストの周囲に配置されており、上
記溶接ビードを覆うカバーが設けられていることを特徴
としている。請求項7に記載の自転車シートの回動装置
は、請求項1ないし6のいずれかの構成に加えて、前記
第1のブラケットの側部と前記第2のブラケットの側部
との間を伸縮性のある閉鎖手段で閉鎖したことを特徴と
している。
【0010】
【作用】請求項1の自転車シートの回動装置によれば、
第2のブラケットに回動可能に取り付けられたレバーを
回動させて、レバーのフックを第1のブラケットに設け
られた係合ピンから取り外し、第2のブラケットを第1
のブラケットから離れる方向に回動させる。これによ
り、第2のブラケットに取り付けられたシートを簡単に
回動させることが可能である。そして、第2のブラケッ
トを再度第1のブラケットに向けて回動させ、レバーの
フックを係合ピンに係合させることにより、第2のブラ
ケットは動かないように保持され、この状態でシートに
使用者が座ることができるようになる。この際には、第
1のブラケットに設けられた係合ピンが第2のブラケッ
トに設けられた凹部に嵌め込まれ、第2のブラケットが
第1のブラケットに対して移動することができなくな
る。したがって、前後方向へのシートのがたつきが防止
される。
【0011】請求項2の自転車シートの回動装置によれ
ば、フックが係合ピンに係合する方向に、レバーが自重
によって回動するようになされているために、一旦フッ
クが係合ピンに係合すれば、自然に係合ピンからフック
が外れることがない。したがって、フックを係合ピンに
係合する方向に付勢しておく必要がなく、この付勢用の
バネなどを省略することができる。また、付勢用のバネ
を設ける場合にあっては、このバネが万一破損しても、
フックが係合ピンに係合した状態が維持される。請求項
3の自転車シートの回動装置によれば、フックを係合ピ
ンから外すために、レバーを回動する方向が、第2のブ
ラケットを第1のブラケットから離すために第2のブラ
ケットを回動する方向と一致しているために、フックを
係合ピンから外す動作と、第2のブラケットを第1のブ
ラケットから離す動作を、連続的に円滑に行うことがで
きる。
【0012】請求項4の自転車シートの回動装置によれ
ば、フックを係合ピンに係合する方向に付勢するバネに
よって、第2のブラケットを第1のブラケットから離す
方向に第2のブラケットを付勢する。したがって、特別
な保持機構を設けることなく、一旦第1のブラケットか
ら離す方向に回動させたシートを、その回動後の位置に
保持することができる。これによって、予期しないとき
にシートが第1のブラケット側に回動して、シートチュ
ーブの周囲で作業している使用者に第2のブラケットが
ぶつかるなどの不都合を避けることができる。請求項5
の自転車シートの回動装置によれば、第2のブラケット
を第1のブラケットから離れる方向に回動した限界高さ
以上に、第1のブラケットの側壁を形成しているため
に、第2のブラケットと第1のブラケットとの間に手を
挟まれるのを避けることができる。
【0013】請求項6の自転車シートの回動装置によれ
ば、溶接ビードを覆うカバーが設けられていることによ
って、シートポストをシートチューブに最も深く差し込
んだときでも、溶接ビードがシートチューブの上端縁に
食い込むことがない。したがって、シートチューブの上
端縁を傷つかないように保護することができ、傷に起因
する腐食の発生を防止することが可能である。請求項7
の自転車シートの回動装置によれば、第1のブラケット
の側部と第2のブラケットの側部との間を伸縮性のある
閉鎖手段で閉鎖しているために、第2のブラケットと第
1のブラケットとの間に手を挟まれるのを確実に防止す
ることができる。
【0014】
【実施例】 A.実施例の構成 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。まず、図1は実施例に係る自転車シートの回動装
置を備えた電動モータ付き自転車を示す側面図である。
図において符号10はメインチューブを示しており、こ
のメインチューブ10の前部にはヘッドチューブ11が
固定されている。ヘッドチューブ11の内部には、ハン
ドルステム12がヘッドチューブ11の軸線を中心にし
て回動自在に挿入されている。ハンドルステム12の下
部には左右一対の前フォーク16が固定されており、こ
の前フォーク16には前輪14が回転可能に取り付けら
れている。また、ハンドルステム12の上部には左右に
延びるハンドルバー18が固定されている。
【0015】メインチューブ10は前部から斜め下後方
に延びており、その後端には中ラグ44が固定され、こ
の中ラグ44にシートチューブ22と1本のリアチュー
ブ26とが固定されている。シートチューブ22は、シ
ート20が取り付けられたシートポスト19を支持して
いる。リアチューブ26にはハンガーラグ45を介して
一対のチェーンステー27が固定され、チェーンステー
27とシートチューブ22は、左右一対のシートステー
24で連結されている。図示のように、シートチューブ
22、シートステー24、リアチューブ26およびチェ
ーンステー27はほぼ三角形をなしており、使用者が乗
車したときの体重を支持しうるようになっている。シー
トステー24とチェーンステー27との連結部には後輪
28が回転可能に取り付けられている。
【0016】中ラグ44およびハンガーラグ45の下方
には、ブラケット46,47を介してパワーユニット3
4が取り付けられている。このパワーユニット34は、
人力による駆動系、電動モータによる駆動系、および両
者の合力機構をユニットとしたものであり、そのケース
には、クランク軸33が取り付けられ、このクランク軸
33の両端にはクランク32が固定されている。クラン
ク32にはそれぞれ足踏みペダル31が取り付けられて
いる。なお、符号36は電動モータを示す。
【0017】使用者が足踏みペダル31を踏んだときの
クランク軸33の回転は、パワーユニット34内の機構
を通じてチェーン37に伝達され、さらにフリーホイー
ル29を介して後輪28に伝達され、後輪28が回転す
ることによってこの電動モータ付き自転車が推進され
る。その一方、電動モータ36が駆動されると、そのロ
ータの回転がパワーユニット34内部の別の機構を通じ
てチェーン37に伝達され、これによっても後輪28が
回転されるようになっている。このようにして、この電
動モータ付き自転車は、クランク軸33によって伝えら
れる人力による駆動系と、電動モータ36による駆動系
とを備えている。
【0018】また、メインチューブ10の下部にはケー
シング41が固定されている。このケーシング41の内
部にはコントローラ42が設けられている。電動モータ
36には充電可能なバッテリー39から駆動用の電流が
供給される。このバッテリー39の支持構造については
後述する。バッテリー39は電動モータ36に電流を供
給し、コントローラ42はこの電流を増減させるもので
ある。
【0019】すなわち、人力の駆動力、すなわち足踏み
ペダル31、クランク32、クランク軸33を通じて与
えられる踏力が大きいときは、コントローラ42が電動
モータ36に流れる電流を大きくし、踏力が小さいとき
は、コントローラ42が電動モータ36に流れる電流を
小さくする。これによって、人力の負担が大きいときに
は電動モータ36の駆動力を大きくして、人力の負担を
減らすことが可能である。なお、電動モータ36として
は、例えば永久磁石式直流モータや直巻直流モータを使
用しうる。また、コントローラ42としては、直流電圧
のオン・オフの時間比(デューティー比)をトルクに応
じて変化させるチョッパ方式のものが好ましい。
【0020】図2は、この電動モータ付き自転車の完成
状態を示す側面図である。この電動モータ付き自転車の
車体には、メインチューブ10などを覆うカバー90が
装着される。カバー90は上方のカバー91と下方のカ
バー92とからなり、上方のカバー91はメインチュー
ブ10、シートチューブ22の下部、リアチューブ2
6、およびバッテリー39のアウターボックス40の下
部を覆うものであり、下方のカバー92は電動モータ3
6、ケーシング41を覆うものである。
【0021】さて、図1に示すように、前述したバッテ
リー39はインナーボックス38内に上下2段に収納さ
れており、このインナーボックス38がさらにアウター
ボックス40に収容されており、アウターボックス40
がシートチューブ22と後輪28との間に配置されて、
中ラグ44に形成された凸部72、ハンガーラグ45に
形成された凸部73、シートステー24に取り付けられ
た固定具74に固定されている。
【0022】アウターボックス40は、上面が開いたほ
ぼ直方体の箱であり、上方からインナーボックス38を
差し入れることができるようになっている。アウターボ
ックス40の上面には上蓋61が設けられている。この
上蓋61は矢印Aで示す方向に回動自在になっており、
アウターボックス40の上面を開閉可能としている。そ
して上蓋61を閉じたときには、アウターボックス40
の内部が完全に密閉され、泥、雨水、埃などが侵入せ
ず、インナーボックス38が汚れないようになってい
る。
【0023】図3は、実施例の自転車シートの回動装置
100を示す側断面図であり、図4のIII-III線矢視図
である。また、図4は図3のIV-IV線矢視断面図であ
る。シートポスト19の上端縁には、第1のブラケット
101が溶接により固定されている。符号102は、溶
接ビードを示す。第1のブラケット101は、シートポ
スト19に溶接された底部103と、底部103の両側
から上方に折り曲げられたほぼ三角形の側壁104とを
有する。
【0024】シートポスト19の周囲には、樹脂製のカ
バー107が配置されており、このカバー107が溶接
ビード102を覆っている。これによって、シートポス
ト19をシートチューブ22に最も深く差し込んだとき
でも(図1参照)、溶接ビード102がシートチューブ
22の上端縁に食い込むことがない。したがって、シー
トチューブ22の上端縁を傷つかないように保護するこ
とができ、傷に起因するシートチューブ22の腐食の発
生を防止することが可能である。
【0025】両方の側壁104の間には、係合ピン10
5が掛け渡されている。係合ピン105は、底部103
よりもわずかに高い位置に取り付けられている。係合ピ
ン105の真下において、底部103には、シートポス
ト19の内部空間と連通する穴106が形成されてい
る。
【0026】また、両方の側壁104の間には、第2の
ブラケット110が配置されており、側壁104の前端
部に取り付けられた回動軸108を中心に第2のブラケ
ット110は回動可能になっている。第2のブラケット
110は、第1のブラケット101の底部103に接触
する底部111と、底部111の両側から上方に折り曲
げられた側壁112とを有する。第2のブラケット11
0が回動軸108を中心に円滑に回動することができる
ように、底部111の前端は回動軸108と同心の円弧
状に形成されている。また、側壁112の前端には、突
起118が形成されている。後述するように、第2のブ
ラケット110が図中、反時計方向に回動すると、突起
118は第1のブラケット101の底部103の前端に
当接し、回動ストッパの役割を果たす。
【0027】両方の側壁112には、それぞれ正方形の
貫通孔130が形成されている。両方の貫通孔130と
同軸上になるように、両方の側壁112の間には、補強
用のカラー133が溶接されており、側壁112の外側
には、公知の菊座134および押え金具135が配置さ
れている。そして、これらの菊座134、押え金具13
5、貫通孔130およびカラー133には、菊座ボルト
131が挿入されており、菊座ボルト131の両端には
ナット132が螺合されている。シート20のフレーム
20aは、このうちの菊座134および押え金具135
によってクランプされる。このようにして、シート20
は第2のブラケット110に取り付けられており、これ
によってシート20が第2のブラケット110と共に回
動軸108を中心に回動可能になっている。
【0028】第2のブラケット110の両方の側壁11
2の間には、回動軸113が掛け渡されており、この回
動軸113には、ほぼL字形の板からなるレバー120
が取り付けられて、回動可能になっている。なお、図4
中の符号114は、レバー120を第2のブラケット1
10の内部空間の中央に位置させるため、レバー120
を貫通して溶接されたスペーサを示す。側壁112のレ
バー120のうち後方に延びた腕部121の先端には、
レバー120の力点となる摘み122が取り付けられて
いる。
【0029】一方、レバー120の下方に延びた腕部1
23の先端には、レバー120の作用点となるフック1
24が形成されている。第2のブラケット110の底部
111には、腕部123が通過するスリット116が形
成されており、フック124は第1のブラケット101
の穴106を通ってシートポスト19の内部空間に侵入
しうるようになっている。フック124は、車体の前方
に向けて凸となっており、平常時は係合ピン105に係
合させられている。また、第2のブラケット110の底
部111には、下方から上方に向けて凹んだ凹部115
が形成されている。凹部115の断面は半円形であり、
平常時、すなわち第2のブラケット110の底部111
が第1のブラケット101の底部103と接触した状態
で、係合ピン105が凹部115に嵌め込まれるように
なっている。
【0030】また、腕部123と第1のブラケット10
1の前端との間には、引っ張り用のコイルバネ125が
掛け渡されており、これによって図3において時計方向
にレバー120が付勢されている。ただし、レバー12
0は自重によっても時計方向に回動するような姿勢で取
り付けられている。このようにしてレバー120が、バ
ネ力および自重によって時計方向に付勢されていること
によって、一旦フック124が係合ピン105に係合す
ると、フック124は係合ピン105から容易には外れ
ないようになっている。なお、第1のブラケット101
の底部103の前端は、コイルバネ125の一端を掛け
るために、立ち上げられており、ここに掛け止め用の孔
126が形成されている。また、第2のブラケット11
0の底部111の前端には、コイルバネ125がぶつか
らないように溝117が形成されている。
【0031】そして、これらの付勢力に抗して、レバー
120の摘み122を上方に持上げると、レバー120
が回動軸113を中心にして、図3中の反時計方向に回
動する。この状態を図3において仮想線で示す。これに
よって、係合ピン105からフック124を外すと、第
2のブラケット110をシート20ごと、回動軸108
を中心にして、図3中の反時計方向、すなわち第1のブ
ラケット101から離れる方向に回動することができる
ようになる。
【0032】B.実施例の動作 次に実施例の自転車シートの回動装置100の動作につ
いて説明する。まず、図3に実線で示す平常時におい
て、使用者がレバー120の摘み122を上方に持上げ
る。これによって、コイルバネ125の力およびレバー
120の自重に抗して、レバー120が回動軸113を
中心にして、図3中の反時計方向に回動する。これによ
って、係合ピン105からフック124が外れる。そし
て、レバー120をその位置に保持したまま、第2のブ
ラケット110をシート20ごと、回動軸108を中心
にして、図3中の反時計方向、すなわち第1のブラケッ
ト101から離れる方向に回動する。
【0033】このようにして、図5に示すように、第2
のブラケット110に取り付けられたシート20を、シ
ートポスト19と平行に近くなるまで簡単に回動するこ
とができる。また、上述のように、フック124を係合
ピン105から外すためにレバー120を回動する方向
は、図3中の反時計方向であり、第2のブラケット12
0を第1のブラケット101から離すために第2のブラ
ケット120を回動する方向も反時計方向である。この
ように両方向が互いに一致しているために、フック12
4を係合ピン105から外す動作と、第2のブラケット
110を第1のブラケット101から離す動作を、連続
的に円滑に行うことができる。
【0034】図5に示す状態において、レバー120は
コイルバネ125によって、回動軸113を中心に時計
方向に付勢されている。これによって、レバー120の
腕部123は第2のブラケット110のスリット116
の前側縁に当接し、第2のブラケット110を反時計方
向に向けて付勢する。そして、第2のブラケット110
の突起118が第1のブラケット101の底部103前
端に当接することによって、第2のブラケット110お
よびシート20が静止している。
【0035】このようにフック124を係合ピン105
に係合する方向に付勢するコイルバネ125によって、
第2のブラケット110を第1のブラケット101から
離す方向に付勢しているため、特別な保持機構を設ける
ことなく、一旦第1のブラケット101から離す方向に
回動させたシート20を、その回動後の位置に保持する
ことができる。これによって、予期しないときにシート
20が第1のブラケット101側に回動して、シートチ
ューブ22の周囲で作業している使用者に第2のブラケ
ット110がぶつかるなどの不都合を避けることができ
る。
【0036】シート20が回動後の位置に保持された状
態で、使用者はアウターボックス40の上蓋61を開け
て、内部のインナーボックス38を上方に取り出して、
バッテリー39に充電したり、充電後のバッテリー39
を内蔵したインナーボックス38を上方からアウターボ
ックス40内に差し入れたりする。
【0037】上述したように、図5に示すのは、シート
20および第2のブラケット110を第1のブラケット
101から最も離した限界状態である。このとき、第1
のブラケット101の側壁104の前方斜めの辺104
aは、第2のブラケット110の底部111よりも高く
なっている。これによって、第2のブラケット110と
第1のブラケット101との間に、使用者が不用意に手
を挾まれるのを避けることができる。
【0038】そして、図5に示す状態から、シート20
を時計方向すなわち第1のブラケット101に向かう方
向に回動させ、レバー120のフック124を再度係合
ピン105に係合させることにより、第2のブラケット
110は動かないように保持され、この状態でシート2
0に使用者が座ることができるようになる。この際に
は、まずフック124の斜辺124aが係合ピン105
に当接し、係合ピン105からの反力によって、フック
124が一旦反時計方向に回動した後、フック124に
係合ピン105が掛かる。
【0039】一方、第2のブラケット110の底部11
1は、第1のブラケット101の底部103に当接し、
係合ピン105が底部111に設けられた凹部115に
嵌め込まれる。ここで、凹部115は半円形をしている
ため、係合ピン105が凹部115に嵌め込まれると、
第2のブラケット110が第1のブラケット101の上
を前後に移動することができなくなる。したがって、前
後方向へのシート20のがたつきが防止される。なお、
この実施例では、係合ピン105が第1のブラケット1
01の両方の側壁104の間に掛け渡されているため、
例えば係合ピン105を一方の側壁104のみ片持梁状
に支持させた場合に比べて、係合ピン105の撓みを小
さくすることが可能である。
【0040】さらに、この実施例では、レバー120の
姿勢によって、フック124が係合ピン105に係合す
る方向に、レバー120が自重によって回動するように
なされているために、一旦フック124が係合ピン10
5に係合すれば、自然に係合ピン105からフック12
4が外れることがない。したがって、万一コイルバネ1
25が破損しても、フック124が係合ピン105に係
合した状態が維持される。
【0041】なお、図6は、レバー120を拡大して示
す側面図である。レバー120のフック124は、シー
ト120をほぼ水平にする平常状態で、図中左上から右
上に延びる斜辺124aと、斜辺124aと隣り合って
おりほぼ水平な水平辺124bとを有する。この平常状
態で、水平辺124bは係合ピン105よりも下方にな
る。さらに、フック124は、水平辺124bと隣り合
っており左下から右上に延びる斜辺124cと、斜辺1
24cに連なっている凹面124dを有する。
【0042】フック124を係合ピン105に係合させ
ると、係合ピン105はまず水平辺124b上になる。
そして、仮想線で示すように、水平辺124bとが係合
ピン105と当接すれば、コイルバネ125の引っ張り
力による回転モーメントMにより、フック124から係
合ピン105に上向きの力がかかり、フック124には
その反力である下向きの力がかかる。したがって、回動
軸113および第2のブラケット110が下方に引かれ
ることになり、これによって第2のブラケット110に
取り付けられたシート20にも下向きの力が加わり、シ
ート20の上下のがたつきが防止されることになる。
【0043】また、レバー120の寸法誤差、例えば回
動軸113(図3)と水平辺124bとの距離が所定値
より短いことにより、係合ピン105が水平辺124b
と当接しない場合には、回転モーメントMによって、斜
辺124cが係合ピン105に当接する。斜辺124c
によっても、係合ピン105には上向きの力がかかり、
フック124には反力として下向きの力がかかる。した
がって、この場合も、シート20に下向きの力が加わ
り、シート20の上下のがたつきが防止されることにな
る。
【0044】C.変更例 本発明は前記実施例に限定されるものではなく、以下の
ように種々の変更が可能である。 図7に仮想線で示すように、第1のブラケット101
の底部103から、第2のブラケット110の側壁11
2まで弾性を有する蛇腹状のカバー(閉鎖手段)140
で覆うことが可能である。カバー140は、シートポス
ト19の周囲を囲んでおり、前記のカバー107と同様
に、溶接ビード102を覆って、シートポスト19をシ
ートチューブ22に最も深く差し込んだときでも、溶接
ビード102がシートチューブ22の上端縁に食い込ま
ないようにする機能を兼ねている。
【0045】このカバー140によって、第1のブラケ
ット101の側壁104と第2のブラケット110の側
壁112との間が閉鎖される。したがって、第2のブラ
ケット110と第1のブラケット101との間に、使用
者は手を入れることができなくなり、誤って手が挟まれ
るのを確実に防止することができる。なお、カバー14
0は蛇腹状に形成されているために伸縮性があり、第2
のブラケット110を回動動作する際の支障にはならな
い。
【0046】前記の実施例は電動モータ付き自転車に
適用されているが、この発明は通常の自転車に対して適
用することも可能である。例えば、シートポストの付近
に頻繁に交換や修理をしなければならない部品を配置し
たときには、これは便利である。 前記の実施例では、平常状態からシートを車体の前方
に向けて傾けているが、これに限らず、シートポストの
付近の部品の配置に応じて、シートを車体の後方に向け
て傾けることも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、レバーを回動させて、そのフックを第1のブラケッ
トに設けられた係合ピンから取り外すことにより、第2
のブラケットとこれに取り付けられたシートを第1のブ
ラケットから離れる方向に簡単に回動させることが可能
である。また、第2のブラケットを再度第1のブラケッ
トに向けて回動させた後は、レバーのフックが係合ピン
に係合されるだけでなく、係合ピンが第2のブラケット
に設けられた凹部に嵌め込まれ、第2のブラケットが第
1のブラケットに対して移動することができなくなる。
したがって、前後方向へのシートのがたつきが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る自転車シートの回動
装置を備えた電動モータ付き自転車を示す側面図であ
る。
【図2】前記電動モータ付き自転車にカバーを取り付け
た状態を示す側面図である。
【図3】実施例の自転車シートの回動装置を示す側断面
図であり、図4のIII-III線矢視図である。
【図4】図3のIV-IV線矢視断面図である。
【図5】前記回動装置によりシートを立ち上げた状態を
示す側断面図である。
【図6】前記回動装置のレバーを拡大して示す側面図で
ある。
【図7】実施例の変更例を示す側面図である。
【符号の説明】
19 シートポスト、20 シート、20a フレー
ム、22 シートチューブ、100 回動装置、101
第1のブラケット、102 溶接ビード、104 側
壁、105 係合ピン、107 カバー、108 回動
軸、110 第2のブラケット、112 側壁、113
回動軸、115 凹部、120 レバー、124 フ
ック、125 コイルバネ、140 カバー(閉鎖手
段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項6に記載の自転車シートの回動装置
は、請求項1ないし5のいずれかの構成に加えて、前記
第1のブラケットが前記シートポストに溶接され、溶接
ビードが前記シートポストの周囲に配置されており、上
記溶接ビードを覆うカバーが設けられていることを特徴
としている。請求項7に記載の自転車シートの回動装置
は、請求項1ないし6のいずれかの構成に加えて、前記
第1のブラケットの側部と前記第2のブラケットの側部
との間を伸縮性のある閉鎖手段で閉鎖したことを特徴と
している。また、請求項8記載の構成にあっては、シー
トポストに固定された第1のブラケットと、上記第1の
ブラケットに回動可能に取り付けられた第2のブラケッ
トと、上記第2のブラケットに取り付けられたシート
と、上記第2のブラケットに取り付けられ、この第2の
ブラケットが乗車位置に回動した際に、この第2のブラ
ケットを上記第1のブラケットに対して固定するロック
操作子とを有することを特徴とする。また、請求項9記
載の構成にあっては、請求項8記載の自転車シートの回
動装置において、上記シートは、バッテリーを収納し自
転車から着脱可能に構成されたインナーボックスと、こ
のインナーボックスを収納するアウターボックスと、こ
のアウターボックスの上面を覆う上蓋とを有する自転車
に設けられ、該上蓋の上方に取り付けられるものであっ
て、上記シートが乗車位置から離れる方向に回動した際
に上記インナーボックスを取り出すことを可能ならしめ
ることを特徴とする
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項6の自転車シートの回動装置によれ
ば、溶接ビードを覆うカバーが設けられていることによ
って、シートポストをシートチューブに最も深く差し込
んだときでも、溶接ビードがシートチューブの上端縁に
食い込むことがない。したがって、シートチューブの上
端縁を傷つかないように保護することができ、傷に起因
する腐食の発生を防止することが可能である。請求項7
の自転車シートの回動装置によれば、第1のブラケット
の側部と第2のブラケットの側部との間を伸縮性のある
閉鎖手段で閉鎖しているために、第2のブラケットと第
1のブラケットとの間に手を挟まれるのを確実に防止す
ることができる。請求項8記載の自転車シートの回動装
置によれば、ロック操作子が第2のブラケットに取り付
けられているから、ロック操作子は第2のブラケットと
ともに回動する。さらに、請求項9記載の構成によれ
ば、シートが乗車位置から離れる方向に回動した際にイ
ンナーボックスを取り出すことが可能になる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートポストに固定された第1のブラケ
    ットと、 上記第1のブラケットに回動可能に取り付けられた第2
    のブラケットと、 上記第2のブラケットに取り付けられたシートと、 上記第2のブラケットに回動可能に取り付けられ、フッ
    クが設けられたレバーと、 上記第1のブラケットに設けられ、上記フックに係合す
    る係合ピンと、 上記第2のブラケットに設けられ、上記第2のブラケッ
    トを上記第1のブラケットに向けて回動すると、上記係
    合ピンが嵌め込まれる凹部とを備えたことを特徴とする
    自転車シートの回動装置。
  2. 【請求項2】 前記フックが前記係合ピンに係合する方
    向に向けて、前記レバーがその自重によって回動するよ
    うになされていることを特徴とする請求項1に記載の自
    転車シートの回動装置。
  3. 【請求項3】 前記フックを前記係合ピンから外すため
    の前記レバーの回動方向が、前記第2のブラケットを前
    記第1のブラケットから離すための前記第2のブラケッ
    トの回動方向と一致していることを特徴とする請求項1
    または2に記載の自転車シートの回動装置。
  4. 【請求項4】 前記レバーは、前記フックが前記係合ピ
    ンに係合する方向にバネによって付勢させられており、
    前記第2のブラケットを前記第1のブラケットから離す
    方向に前記第2のブラケットを回動させた後、上記バネ
    が前記第2のブラケットを回動後の位置に保持するよう
    にしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の自転車シートの回動装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のブラケットは、前記シートポ
    ストに固定された底部と、上記底部の両側に立設された
    側壁とを有しており、前記第2のブラケットを前記第1
    のブラケットから離れる方向に回動した限界高さ以上に
    上記側壁が形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の自転車シートの回動装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のブラケットが前記シートポス
    トに溶接され、溶接ビードが前記シートポストの周囲に
    配置されており、上記溶接ビードを覆うカバーが設けら
    れていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の自転車シートの回動装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のブラケットの側部と前記第2
    のブラケットの側部との間を伸縮性のある閉鎖手段で閉
    鎖したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の自転車シートの回動装置。
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