JPH08233315A - 加湿装置 - Google Patents
加湿装置Info
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- JPH08233315A JPH08233315A JP7041998A JP4199895A JPH08233315A JP H08233315 A JPH08233315 A JP H08233315A JP 7041998 A JP7041998 A JP 7041998A JP 4199895 A JP4199895 A JP 4199895A JP H08233315 A JPH08233315 A JP H08233315A
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Abstract
ない自然蒸発式の加湿装置を得る。 【構成】 剛直性を持ち通水可能の導水部材7を、水は
透過せず水蒸気は透過する多孔性の透湿膜により形成し
た袋状の膜体内に封入し、両者の結合した複合構造の扁
平な導水体4を構成し、この導水体4の一表面の一側寄
りに板状の第1のスペーサ5を、他側寄りに板状の第2
のスペーサ6をスペーサ同士が十分乖離する状態にそれ
ぞれ接合し、第1のスペーサ5には導水体4内と連通す
る給水孔を設けて導水体4内への通水を可能とした加湿
機能体1を構成し、この加湿機能体1を給水孔が互いに
連通するように複数枚積層し、第1と第2のスペーサ
5,6による送気層2と導水体4による保水層3とが一
層おきの層構造をなすように構成する。
Description
を供給して加湿雰囲気の空気に加工する加湿装置に関す
るものである。
然蒸発式、電熱式、水スプレー式、超音波式などがある
が、これらのいずれもそれぞれいくつかの問題点を抱え
ている。即ち、自然蒸発式のものは加湿能力が小さく、
電熱式のものはランニングコストが嵩むといった問題が
あり、また、水スプレー式のものは加湿効率が低く装置
が大型になり勝ちである。そして、超音波式のものはイ
ニシャルコストが高くつくにもかかわらず、寿命は短
く、そのうえ水中の雑菌や炭酸カルシュームの微粉末が
飛散しやすいことが知られている。
ンニングコスト及びイニシャルコストが低いことや、雑
菌や炭酸カルシュームの微粉末の飛散も抑制でき、安全
性が高いことなど、加湿能力が小さいことを除けば得る
べきことが多い。こうしたことを踏まえ、その加湿能力
の向上を達成しようとする種々の工夫が、例えば、特開
昭60―171337号公報、特開昭61―17542
1号公報、特開昭61―237942号公報、特開平6
―50581号公報に開示されているように行なわれて
きている。
基本的には加湿する空気と水とが直接的には接触しない
ようにし、そのうえで蒸発面積の拡大を図っているもの
である。即ち、図22に示すように水は透過しないが水
蒸気についてはこれを透過する透湿膜によりチューブ状
膜体39が形成されている。このチューブ状膜体39内
にはスペーサが設けられ、水の入る厚さ数ミリメートル
の空間がスペーサにより保持されている。このチューブ
状膜体39には加湿する空気を送気する空間を保持する
ための波板状の間隔板40が重ね合わされ、渦巻状に巻
重ねられて加湿器が構成されている。こうした構成によ
り、開放容器や親水性材料の板や布に給水させる従前の
自然蒸発式のものに比べ、雑菌や炭酸カルシュームの微
粉末の飛散もなく、蒸発面積の拡大により高い加湿能力
が得られている。
体39を採用した自然蒸発式の加湿器にも、依然として
いくつかの問題点がある。問題点1.間隔板40は加湿
する空気を送気する空間を保持する重要な構成部材であ
るが、コルゲート状の波板による間隔板40はその構造
上、波の高さに対する波の山間の寸法に制約があり、波
の高さに対する波の山間隔はそれほど大きくない。従っ
て、全体としては送気する空間が狭くなり、加湿する空
気の送気に関する抵抗は随分大きくなっている。
山間隔は大きくなく投影平面あたりの山数も結構多いた
め、山とチューブ状膜体39との接触面積も総和すると
随分広くなっている。チューブ状膜体39の山と接触す
る部分は、その透湿機能が山により損なわれてしまうた
め、接触面積がこのように広いと加湿能力もその分低い
ものとなる。
することは、蒸発面積を拡大するうえで大変有効なもの
の、給水に要する時間が長くなるばかりでなく、10m
〜40mにも及ぶ非常に長いチューブ状膜体39を扱わ
なければならないので、製造は容易でなく生産性も低
い。即ち、長いチューブ状膜体39を折り返してその間
に間隔板40を挟み込んでいく渦巻加工は、作業内容が
随分煩雑であり自動化も困難である。
ためになされたもので、その課題とするところは、自然
蒸発式の加湿装置の加湿能力を高くすることであり、ま
たその送気に関する空気抵抗を減少させること、給水性
を向上させること、寿命を長くすること、そして製造し
やすい生産性の高い自然蒸発式の加湿装置を得ることで
ある。
に請求項1の発明は、剛直性を持ち通水可能の3次元多
孔板よりなる導水部材を、水は透過しないが水蒸気につ
いてはこれを透過する多孔性の透湿膜により形成した袋
状の膜体内に封入し、両者の結合した複合構造の扁平な
導水体を構成し、この導水体の一表面の一側寄りに板状
の第1のスペーサを、他側寄りに板状の第2のスペーサ
をスペーサ同士が十分乖離する状態にそれぞれ接合し、
第1のスペーサには導水体内と連通する給水孔を設けて
導水体内への通水を可能とした加湿機能体を構成し、こ
の加湿機能体を給水孔が互いに連通するように複数枚積
層し、第1と第2のスペーサによる送気層と導水体によ
る保水層とが一層おきの層構造をなすように構成する手
段を採用する。
は、剛直性を持ち通水可能の3次元多孔板よりなる導水
部材を、水は透過しないが水蒸気についてはこれを透過
する無孔性の透湿膜により形成した袋状の膜体内に封入
し、両者の結合した複合構造の扁平な導水体を構成し、
この導水体の一表面の一側寄りに板状の第1のスペーサ
を、他側寄りに板状の第2のスペーサをスペーサ同士が
十分乖離する状態にそれぞれ接合し、その第1のスペー
サには導水体内と連通する給水孔を設け、第2のスペー
サには導水体内と連通する抜気孔を設け、給水孔からの
導水体内への通水と抜気孔からの空気抜きをそれぞれ可
能とした加湿機能体を構成し、この加湿機能体を給水孔
及び抜気孔がそれぞれ互いに連通するように複数枚積層
し、第1と第2のスペーサによる送気層と導水体による
保水層とが一層おきの層構造をなすように構成する手段
を採用する。
は、請求項1にかかる手段における給水孔側を下位にす
るとともに、最外層を構成する二つの加湿機能体のうち
の一方の外表側の通水部分は閉止し、他方の加湿機能体
の給水孔から給水管により給水できるようにする手段を
採用する。
は、請求項2にかかる手段における給水孔側を下位にす
るとともに、最外層を構成する二つの加湿機能体のうち
の一方については、その外表側の通水部分を閉止し、か
つその外表側の抜気孔に連通する部分を水は通過せず空
気は通過する多孔性透湿膜で閉止し、他方の加湿機能体
については、その給水孔から給水管により給水できるよ
うにするとともに、その抜気孔を水は通過せず空気は通
過する多孔性透湿膜で閉止する手段を採用する。
と通水性のある導水部材を、水は透過しないが水蒸気に
ついてはこれを透過する多孔性の透湿膜により形成した
袋状の膜体内に封入した扁平な導水体を形成し、この導
水体の一表面の一側寄りに、板状の第1のスペーサを、
他側寄りに板状の第2のスペーサを両者間に十分な間隔
が存在するようにそれぞれ接合し、第1のスペーサには
導水体内と連通する給水孔を設けて導水体内への通水を
可能とした加湿機能体を構成し、これを給水孔が互いに
連通するように複数枚積層するだけで、送気層と導水体
による保水層とが一層おきの層構造をなす加湿装置が得
られる。給水孔から水を送水し、各加湿機能体の各導水
体内に封入されている導水部材が水で含漬される状態に
保水させ、各送気層に被加湿空気を送気すると、各送気
層を挟むように臨んでいる保水した各導水体の外表面に
透過してくる水蒸気が送気に含まれ、自然蒸発による加
湿が連続的に行なわれる。
れらに両側において梁状に支持された導水体内の導水部
材により保持される、障害物のない広い開口面積の送気
層が形成される。送気層を形成する第1と第2のスペー
サは、波板による間隔板と異り高さに対する間隔の制約
も殆どないうえ、数も二個と少ないので導水体の外表面
との接触面積は少なく、導水体の外表面の透湿機能が損
なわれる割合も少なくなる。
直性と通水性のある導水部材を、水は透過しないが水蒸
気についてはこれを透過する無孔性の透湿膜により形成
した袋状の膜体内に封入した扁平な導水体を形成し、こ
の導水体の一表面の一側寄りに、板状の第1のスペーサ
を、他側寄りに板状の第2のスペーサを両者間に十分な
間隔が存在するようにそれぞれ接合し、第1のスペーサ
には導水体内と連通する給水孔を設け、第2のスペーサ
には導水体内と連通する抜気孔を設けて通水と抜気を可
能とした加湿機能体を構成し、これを給水孔と抜気孔が
互いに連通するように複数枚積層するだけで、送気層と
導水体による保水層とが一層おきの層構造をなす加湿装
置が得られる。給水孔から水を送水し、各加湿機能体の
各導水体内に封入されている導水部材が水で含漬される
状態に保水させ、各送気層に被加湿空気を送気すると、
各送気層を挟むように臨んでいる保水した各導水体の外
表面に透過してくる水蒸気が送気に含まれ、自然蒸発に
よる加湿が連続的に行なわれる。
水体内の空気が抜気孔から抜け出していくので給水は円
滑かつ速やかに行なわれる。導水体間には、第1と第2
のスペーサとこれらに両側において梁状に支持された導
水体内の導水部材により保持される、障害物のない広い
開口面積の送気層が形成される。送気層を形成する第1
と第2のスペーサは、波板による間隔板と異り高さに対
する間隔の制約も殆どないうえ、数も二個と少ないので
導水体の外表面との接触面積は少なく、導水体の外表面
の透湿機能が損なわれる割合も少なくなる。
求項1にかかる作用とともに、最外層の加湿機能体の給
水孔から給水管により各加湿機能体に給水することがで
きるとともに、この給水管を使って各加湿機能体の導水
体内の水を一括して排水することができる。
求項2にかかる作用とともに、最外層の加湿機能体の給
水孔から給水管により各加湿機能体に、給水側とは反対
側から空気を逃がしながら給水することができるととも
に、この給水管を使って各加湿機能体の導水体内の水を
一括して排水することができる。
明する。 実施例1.図1から図4はいずれもこの実施例1の加湿
装置に関するものである。図1に示すこの加湿装置は、
自然蒸発により空気を加湿する自然蒸発式であり、同形
同寸法の多数の加湿機能体1が複数枚積層され、空気を
通す送気層2と水を蓄える保水層3とが一層おきの層構
造をなす6面体に構成されている。各加湿機能体1は、
保水層3を構成する導水体4と送気層2を構成する第1
と第2のスペーサ5,6とから構成されている。
通水性を持つ3次元多孔板よりなる導水部材7を、水は
透過しないが水蒸気についてはこれを透過する多孔性の
透湿膜8により形成した袋状の膜体9内に封入し、両者
の結合した複合シート構造の例えば長方形やリボン形状
の扁平部材として構成されている。この実施例では、導
水部材7は厚さ2mmで空孔率50%の親水性ポリエチ
レンの焼結多孔板により構成され、多孔性の透湿膜8の
膜体9は厚さ50μの多孔質ポリテトラフルオロエチレ
ンシートにより構成されている。
とができる。即ち、図2に示すように長方形に成形され
た導水部材7の両面に、導水部材7より平面積のやや大
きい2枚の透湿膜8を点接着で接着し、導水部材7を透
湿膜8で挟んだ3層構造の板状部材を形成し、透湿膜8
の外周部を接着代を残して切断した後、透湿膜8同士の
外周部を図3に示すように熱融着又は接着により封着し
シールすれば良い。この実施例では上述の方法で、短辺
16cm、長辺29.5cmの長方形の導水体4に形成
されている。この導水体4の一方の短辺寄りの中央には
例えばφ20mm程の通水孔10が打ち抜かれている。
この実施例では厚さ3.3mm、縦50mm、横16c
mの長方形の塩化ビニル製の樹脂板として構成され、図
4に示すように導水体4の通水孔10に整合する給水孔
11が中央に開けられている。この第1のスペーサ5は
給水部材としても機能するもので、導水体4の一面の一
短辺に沿って通水孔10と給水孔11とが整合するよう
にポリウレタン系の接着剤により導水体4の表面に水密
状態に接着されている。
この実施例では厚さ3.3mm、縦20mm、横16c
mの長方形の塩化ビニル製の樹脂板として構成され、図
4に示すように導水体4の第1のスペーサ5と同じ面の
他の短辺に沿ってポリウレタン系の接着剤により導水体
4の表面に接着されている。第1と第2のスペーサ5,
6の間隔は225mmと十分広いものとなる。
のスペーサ5,6が接合されてなる図4に示す構成の加
湿機能体1を各々の第1のスペーサ5側と第2のスペー
サ6側とをスペーサ5,6同士が向き合わないようにし
て整合させ複数枚を積層し、全体を枠型のケーシング1
2に組み込むことで図1に示す加湿装置が構成される。
積層された加湿機能体1は、それぞれ各第1のスペーサ
5の一面と隣接する加湿機能体1の第1のスペーサ5の
背面側の導水体4の表面とが水密を保持できるように接
着され、一体化されている。このとき、最外層の二つの
加湿機能体1のうちの一つの給水孔11はケーシング1
2に形成された給水口13に当該部の接着により連通さ
れ、他の加湿機能体1の通水孔10はその裏面において
めくら板14の接着により密閉される。
2の給水口13を給水源と接続して送水すると、各加湿
機能体1の導水体4内に第1のスペーサ5の給水孔11
から水が導水される。導水された水は各加湿機能体1の
各導水体4内に封入されている導水部材7を含漬する状
態に導水体4内に保水される。この状態で各送気層2に
被加湿空気を送気すると、各送気層2を挟むように臨ん
でいる保水した各導水体4の外表面に透過してくる水蒸
気が送気に含まれ、自然蒸発による加湿が連続的に行な
われる。
る導水体4間の送気層2は、波板による間隔板と異り高
さに対する間隔の制約も殆どなく、開口面積も3.3m
m×225mmと十分に広く、その静圧損失は大変小さ
い。第1のスペーサ5と第2のスペーサ6との間には介
在物はなにもなく、隣接する加湿機能体1の導水部材7
の剛直性によりその形状が保持されている。従って、波
板による間隔板と異り導水体4の外表面に接触する構造
が殆どないので、透湿膜8の透湿機能が損なわれる割合
が極めて少なくなり加湿性能もその分向上する。個々の
送気層2の開口面積が広く多層の送気層2全体としての
送気に関する圧力損失が大幅に減少するので、波板によ
る間隔板を使ったものと同じ流路抵抗にすれば、それだ
け加湿機能体1同士の間隔を狭くできることができ全体
を小型にすることができる。また、同じ外形寸法のもの
とすれば、より多くの加湿機能体1を積層できることに
なり加湿能力の高い高性能な加湿装置にすることができ
る。各導水体4への給水は、並列的に行なわれ、しかも
個々の長さはそれ程長くないので給水時間は短くてす
み、加湿装置の運転における立ち上り時間も短縮する。
った比較的単純な作業内容で作ることができ、長尺のも
のを渦巻状にするような面倒で複雑な工程を含まないの
で製造における生産性は高く、自動化も比較的容易に実
施することができる。
加湿装置を示したものである。この実施例2の加湿装置
は、上述の実施例1で示した加湿装置に給水に関する工
夫を施したもので、給水にかかる構成以外は基本的には
実施例1のものと同じである。従って、実施例1のもの
と同一又は相当する部分については実施例1のものと同
一の符号を用いそれらの説明は省略する。
実施例1で示した加湿装置の保水層3の一つを図5,6
に示すような給水専用機能体15で構成し、この給水専
用機能体15を介して各導水体4に給水させるようにし
たものである。給水専用機能体15は外形が加湿機能体
1と相同に形成されたABS樹脂による一体成形物であ
る。即ち、加湿機能体1と同じ平面積の平板部16の片
面に加湿機能体1の第1のスペーサ5と同じような給水
部17と第2のスペーサ6に相当する間隔保持部18が
一体に突出して成形されている。給水部17には給水源
19(図8参照)に給水パイプ20や給水ホースを介し
て接続するためのパイプ接続口21が一側に形成されて
いる。給水部17の内部にはパイプ接続口21に連絡す
る導水路22が形成され、この導水路22の一端は給水
部17の中央に設けられた連絡孔23に連通している。
給水部17の連絡孔23は加湿機能体1の導水体4に開
けられた通水孔10に整合する位置に形成されている。
パイプ接続口21と導水路22は給水パイプ20に連通
させうるパイプをインサートして構成することもでき
る。
なる最外層の加湿機能体1に積層され、最外層の加湿機
能体1の給水孔11と給水部17の連絡孔23とが整合
され給水部17と間隔保持部18において接着されてい
る。加湿機能体1とともに給水専用機能体15を積層し
た全体が図8に示すような枠状のケーシング12に組込
まれ、給水側を下に位置させた加湿装置が構成されてい
る。給水専用機能体15のパイプ接続口21は図7に示
すように送気層2の開口面側に位置するため、ケーシン
グ12は、高さ300mm、幅230mm、奥行き18
0mmに構成されているが、実施例1のケーシング12
とは異り給水にかかる構造は不要である。各加湿機能体
1への給水は給水専用機能体15のパイプ接続口21に
図8に示すように給水源19に繋った給水パイプ20を
接続することにより可能になる。
ここから各加湿機能体1に充満させた水を一括して外部
へ排水することもできる。これにより導水体4内部に溶
存し、濃縮された無機物質を排水とともに外部に排出さ
せることができ導水体4の寿命を延ばすことができる。
上述のような給水専用機能体15を設けることにより、
加湿機能体1の給水孔11の位置とは異る位置からでも
給水でき、複数の加湿装置を隣接させて大型の加湿装置
を構成するような場合でも、給水パイプ20の配管は容
易であり、加湿装置同士を密着させることも可能にな
る。これ以外の機能は実施例1のものと同じであるので
その説明は省略する。
して構成した加湿装置に、図8に示すように給水源19
に連絡した給水タンク24と給水専用機能体15のパイ
プ接続口21とを給水パイプ20により接続し給水した
ところ、給水圧力0.05kg/cm2の場合でも10
分以内に各導水体4は満水になった。そして、空気温度
20℃、湿度50%の空気を300立米/時の割合で送
気層2に送気したところ、0.52kg/時の加湿量が
得られ、静圧損失は1.9mm水柱であった。
の加湿装置を示したものである。この実施例3の加湿装
置は、上述の実施例2で示した加湿装置の各加湿機能体
1に給水とともに導水体4内の空気を逃がすことができ
る構成を取り入れたもので、空気抜きにかかる構成以外
は基本的には実施例2のものと同じである。従って、実
施例2や実施例1のものと同一部分については同一の符
号を用いそれらの詳細な説明は省略する。
湿膜8aは、厚さ40μの多孔質ポリテトラフルオロエ
チレンシートに親水性のポリウレタン樹脂をコーティン
グした無孔性の複合透湿膜が用いられている。そして、
長方形に成形された厚さ2mmの親水性ポリエチレンの
焼結多孔板よりなる導水部材7の両面に、導水部材7よ
り平面積の大きい2枚の透湿膜8aの親水性のポリウレ
タン樹脂面側を点接着で接着し、実施例1で示したよう
にして導水体4が形成されている。この実施例3の導水
体4も実施例1や実施例2と同様、短辺16cm、長辺
29.5cmの長方形に形成されている。この導水体4
の一方の短辺寄りの中央には例えばφ15mm程の通水
孔10が打ち抜かれ、他方の短辺寄りの中央には、例え
ばφ10mm程の抜き孔25が打ち抜かれている(図9
参照)。
実施例1,2と同様に厚さ3.3mm、縦50mm、横
16cmの長方形の塩化ビニル製の樹脂板として構成さ
れている。また、送気層2を構成する第2のスペーサ6
も実施例1,2と同様に厚さ3.3mm、縦20mm、
横16cmの長方形の塩化ビニル製の樹脂板として構成
されているが、その中央には図10,11に示すように
導水体4の抜き孔25に整合する抜気孔26が開けら
れ、抜き孔25と抜気孔26とが整合するようにポリウ
レタン系の接着剤により接着されている。
1のスペーサ5と第2のスペーサ6が接合されてなる加
湿機能体1を各々の第1のスペーサ5側と第2のスペー
サ6側とを整合させ、互いにスペーサ5,6同士が向き
合わないようにして複数積層し、全体を枠型のケーシン
グ12に給水側を下にして組み込むことで加湿装置が構
成されている。このように積層された加湿機能体1は、
それぞれ第1のスペーサ5の一面と隣接する加湿機能体
1の第1のスペーサ5の背面側の導水体4の表面とが水
密を保持できるように接着され、また、第2のスペーサ
6側についても同様に接着され一体化されている。この
実施例3の加湿装置も、加湿機能体1の最外層のものの
通水孔10と抜き孔25とはめくら板14でそれぞれ閉
止される。
水専用機能体15に空気抜き構造を付加した給水抜気専
用機能体27が実施例2の給水専用機能体15と同様の
仕方で設けられている。即ち、給水抜気専用機能体27
は図12,13に示すように外形が加湿機能体1と相同
に形成されたABS樹脂の一体成形物として構成され、
加湿機能体1と同じ平面積の平板部28の片面に加湿機
能体1の第1のスペーサ5に相当する給水部29と給水
部29の反対側に空気抜き部30とが一体に突出して成
形されている。給水部29は実施例2の給水専用機能体
15と同じ構成で、空気抜き部30には空気抜きパイプ
31を接続するための接続口32が一側に形成されてい
る。空気抜き部30の内部には接続口32に連絡する排
気路33が形成され、この排気路33の一端は空気抜き
部30の中央に設けられた空気抜き孔34に連通してい
る。空気抜き孔34は加湿機能体1の導水体4に開けら
れた抜き孔25に整合する位置に形成されている。接続
口32と排気路33とは空気抜きパイプ31に連通させ
うるパイプをインサートして構成することもできる。こ
れ以外の構成は実施例2のものと同じである。
用機能体27を積層した図14に示す全体が実施例2と
同様に図15に示すような枠状のケーシング12に組込
まれ、加湿装置が構成されている。給水抜気専用機能体
27のパイプ接続口21と接続口32は図15に示すよ
うにいずれも送気層2の開口面側に位置する。この加湿
装置に、図15に示すように給水源19に連絡した給水
タンク24と給水抜気専用機能体27のパイプ接続口2
1とを給水パイプ20により接続し給水すると、実施例
2と同様に各導水体4に給水されるが、給水とともに各
導水体4内の空気が給水側とは反対側の空気抜き部30
の空気抜き孔34から逃げ出し給水抜気専用機能体27
の排気路33を経て一括して接続口32から空気抜きパ
イプ31により外部に放出される。従って、透湿膜8a
が空気を透過しないか透過し難い材料であっても各加湿
機能体1への給水は円滑に行なわれる。これ以外の機能
は実施例1,2のものと同じであり、その説明は省略す
る。
の実施例3の加湿装置に実施例2と同様に図15に示す
ように給水タンク24から給水したところ、給水圧力
0.05kg/cm2の場合でも10分以内に各導水体
4は満水状態になった。そして、空気温度20℃、湿度
50%の空気を300立米/時の割合で送気層2に送気
したところ、0.52kg/時の加湿量が得られ、静圧
損失は1.9mm水柱であった。また、空気抜きパイプ
31を閉止して給水したところ、給水圧力0.5kg/
cm2においても24時間後には各導水体4が満水状態
になった。
置を示したものである。この実施例4の加湿装置は、実
施例3の加湿装置における給水抜気専用機能体27を除
き、実施例1のように構成し、最外層の加湿機能体1の
第2のスペーサ6の抜気孔26と抜き孔25とを水は通
さないが空気は通す多孔性透湿膜35を接着して閉止し
た構成である。これにより、特別な配管なしに各導水体
4内の空気を外部に抜け出させることができる。これ以
外の構成及び機能は基本的に実施例1や実施例3と同じ
であるので、同一部分には同一の符号を用いそれらの説
明は省略する。
7に示すように給水専用機能体15を中間層に設けたも
ので、これ以外の構成及び機能は実施例2のものと同じ
である。従って、実施例2のものと同一部分については
同一の符号を用いそれらの説明は省略する。
機能体15は、図17に示すように中間層に給水部分を
構成できるように図18,19に示すように構成されて
いる。即ち、給水専用機能体15は外形が加湿機能体1
と相同に形成されたABS樹脂の一体成形物として構成
され、加湿機能体1と同じ平面積で厚さ1.5mmの平
板部16の両面に加湿機能体1の第1のスペーサ5と同
じ3.3mmの給水部17と第2のスペーサ6に相当し
第1のスペーサ5と同じ高さの間隔保持部18が一体に
突出している。給水部17には給水源に給水パイプを介
して接続するためのパイプ接続口21が一側に形成され
ている。給水部17の内部にはパイプ接続口21に連絡
する導水路22が形成され、この導水路22の一端は給
水部17の中央に設けられた連絡孔23に連通してい
る。給水部17の連絡孔23は加湿機能体1の導水体4
に開けられた通水孔10に整合する位置に形成されてい
る。
体1の任意の層間に挟み付け、実施例2のようにそれぞ
れを積層状態でポリウレタン系の樹脂で接着することに
より図17に示すような加湿装置が構成されている。た
だし、この実施例5の加湿装置では給水専用機能体15
が中間層にあるため、最外層の二つの加湿機能体1の通
水孔10と給水孔11はいずれもめくら板14で密閉さ
れている。これ以外の基本的構成は実施例2のものと同
じである。
の任意の位置におくことができ、給水についての配管や
給水位置の自由性度が増す。これ以外の基本的機能は実
施例2のものと同じであり、その説明は省略する。な
お、実施例3で示した給水抜気専用機能体27について
もこの給水専用機能体15と同様な構成を採ることによ
り中間層に介在させることができ、給水と空気抜き位置
の自由度を高めることができる。
1の形状は全て平面状の長方形に形成されているが、例
えば図20により示すように導水部材7の形状により全
体が屈曲した形状とすることも、長方形以外の形状にす
ることも可能である。従来のような波板の間隔板による
構成では、波板の歩留まりの関係で側面から見た形状が
長方形や正方形の形状にしか構成できないが、各実施例
で示した加湿機能体1によれば、長方形や正方形以外の
形状に構成することもでき、加湿装置を組込む機器の組
み込みスペースや形状に応じて形状や大きさが柔軟に対
応できる。
いわゆる透湿膜であればよく、例えば、実施例で示した
素材によるもの以外に、多孔質ポリエチレンフィルム
や、多孔質ポリプロピレンフィルム、不織布の表面にイ
オン交換樹脂の薄膜を重合した材料などを採用すること
もでき、この他にもポリテトラフルオロエチレン等の薄
膜の透湿膜に織布やニット(編み布)等の基布を重合さ
せた複合透湿膜を採用しても良い。
あり第1と第2のスペーサ5,6間に装架させても撓ま
ない剛直性があれば良く、例えば繊維を厚さ方向にルー
プさせた組成のニット(編み布)や3次元織物のような
布素材に剛直性を持たせたものの他、樹脂粒子を空間を
持たせて融着させた構成の焼結樹脂(ブリジストン社の
商標名エバーライトスコット等)や、金属の発泡体(発
泡ニッケル等)でできた多孔体を適用することもでき
る。
剤による他、熱融着や超音波融着やシール材含浸等の既
存のシール方法を広く採用することができる。
管や水タンクに広く使われている塩化ビニルが適してい
るが、ポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂も採用す
ることができる。この他にも成形性に重点をおくならば
ポリスチレン樹脂やABS樹脂を、柔軟性に重点をおく
ならばナイロンやウレタン樹脂を、柔軟性と接着性に重
点をおくならばエチレン―酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレン―エチルアクリレート共重合体(EE
A)を、強度を重視するならばエポキシ樹脂をそれぞれ
第1と第2のスペーサ5,6の素材として選定すればよ
く、導水体4との関係において最適なものを選択すれば
よい。
らず、第1と第2のスペーサ5,6の材料や透湿膜8,
8aの素材に合った接着性を持つ接着剤を適宜選定すれ
ばよい。
明確にするために次のような比較対象となる加湿装置を
製作し比較試験を実施した。 〈比較例1〉多孔質ポリテトラフルオロエチレンシート
の一面に親水性ポリウレタン樹脂をコーティングし、他
面に補強用の通気性の高い布材料を接着して構成した複
合材料(ジャパンゴアテックス社の商品名―2世代ゴア
テックス膜)を透湿膜として用いた自然蒸発式の加湿装
置である。
ポリウレタンコーティグをした面の半分に図21に示す
ように10本の直径2mmの塩化ビニル製のリブ36を
約20mmおきにポリウレタン系の接着剤で接着し、二
つ折りにした後、端部を貼り合せてチューブ状にし、内
部に水は通過しないが空気は通過する長さ10m、内径
3mmのパイプ状の多孔質中空部材37を挿入した。こ
れの一端に給水口38を設け、残部を閉止して袋状に
し、チューブ状膜体39を構成した。長さ10mのチュ
ーブ状膜体39と長さ10mの波板よりなる間隔板40
をチューブ状膜体39のリブ36を接着した面と間隔板
40が内側になるようにスパイラル状に積層して図22
に示すような従来例として冒頭で説明したような加湿装
置とした。
m、幅230mm、奥行き200mmのケーシングに組
み込み給水タンクから給水させた。給水圧力0.05k
g/cm2の場合では満水になるのに30分を要した。
また、空気温度20℃、湿度50%の空気を300立米
/時の割合で送気したところ、加湿量は0.45kg/
時で、静圧損失は5.4mm水柱であった。
加湿装置と同じ構成で、図23に示すように第2のスペ
ーサ6を持たない加湿機能体1aをそれらの第1のスペ
ーサ5の部分が重なるように積層し接着して得られる図
24に示すようなユニット41を製作し、このユニット
41の各導水体4の間に、高さ3.3mmの波板よりな
る間隔板42を挟み込み接着して図24に示すような自
然蒸発式の加湿装置とした。
m、幅230mm、奥行き180mmのケーシングに組
み込み給水タンクから給水させた。給水圧力0.05k
g/cm2の場合では10分以内で満水になった。ま
た、空気温度20℃、湿度50%の空気を300立米/
時の割合で間隔板42の形成する層間に送気したとこ
ろ、加湿量は0.50kg/時で、静圧損失は6.4m
m水柱であった。
実施例2と実施例3の性能を合わせて示したものが図2
5の表である。即ち、実施例2と実施例3の加湿装置
は、いずれも比較例1より高い性能と著しく低い圧力損
失を呈する。比較例2は比較例1の長尺による問題点を
改善したものと言えるが、比較例1よりも加湿量は多く
なっているものの、静圧損失は比較例1及び各実施例
2,3よりも高く、実施例2,3より加湿量も低下して
いる。
実施例2から実施例5の全てが、比較例1より短くなっ
ており、短時間で給水できることが明確になっている。
装置をより大型にした場合、比較例1のような構成では
チューブ状膜体39が一層長くなるため給水に一段と時
間がかかることになるが、各実施例のように保水層3が
並列する構成では層の増加によっても給水に要する時間
は殆ど増加しないで済む。
うに、請求項1の発明によれば保水層への給水が並列的
に行なわれるので給水性が向上するうえ、送気層の圧力
損失を大幅に減少させることができ、透湿機能を損なう
割合も少なくでき性能が向上するばかりでなく、自然蒸
発による加湿装置の小型化も推進できる。そして、裁断
と積層といった比較的簡単な操作で製造することがで
き、長尺物を巻成形するような工程もないので製造の自
動化も可能であり生産性の良い加湿装置となる。
並列的にしかも空気を抜きながら行なわれるので給水性
が一層向上するうえ、送気層の圧力損失を大幅に減少さ
せることができ、透湿機能を損なう割合も少なくでき性
能が向上するばかりでなく、自然蒸発による加湿装置の
小型化も推進できる。そして、裁断と積層といった比較
的簡単な操作で製造することができ、長尺物を巻成形す
るような工程もないので製造の自動化も可能であり生産
性の良い加湿装置となる。
にかかる効果とともに、給水のための構造で各加湿機能
体の導水体内の水を一括して排水することもでき、導水
体内の汚れを排出することができ、寿命を長くすること
ができる。
にかかる効果とともに、給水のための構造で各加湿機能
体の導水体内の水を一括して排水することもでき、導水
体内の汚れを排出することができ、寿命を長くすること
ができる。
る。
の構成を示す斜視図である。
である。
視図である。
図である。
ある。
した斜視図である。
る。
る。
面図である。
面図である。
る。
示した斜視図である。
である。
である。
である。
である。
の他の態様を示す斜視図である。
ために使った比較例1の主要部の構成を示す斜視図であ
る。
ために使った比較例1としての加湿装置を示す斜視図で
ある。
ために使った比較例2の加湿装置の主要部の構成を示す
斜視図である。
ために使った比較例2の加湿装置を示す斜視図である。
ために使った比較例1,2と各実施例との性能及び特性
を表にして示した説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 剛直性を持ち通水可能の3次元多孔板よ
りなる導水部材を、水は透過しないが水蒸気については
これを透過する多孔性の透湿膜により形成した袋状の膜
体内に封入し、両者の結合した複合構造の扁平な導水体
を構成するとともに、この導水体の一表面の一側寄りに
板状の第1のスペーサを、他側寄りに板状の第2のスペ
ーサをスペーサ同士が十分乖離する状態にそれぞれ接合
し、この第1のスペーサには上記導水体内と連通する給
水孔を設けてこの給水孔から上記導水体内への通水を可
能とした加湿機能体を構成し、この加湿機能体を上記給
水孔が互いに連通するように複数枚積層し、上記第1と
第2のスペーサによる送気層と上記導水体による保水層
とが一層おきの層構造をなすように構成したことを特徴
とする加湿装置。 - 【請求項2】 剛直性を持ち通水可能の3次元多孔板よ
りなる導水部材を、水は透過しないが水蒸気については
これを透過する無孔性の透湿膜により形成した袋状の膜
体内に封入し、両者の結合した複合構造の扁平な導水体
を構成するとともに、この導水体の一表面の一側寄りに
板状の第1のスペーサを、他側寄りに板状の第2のスペ
ーサをスペーサ同士が十分乖離する状態にそれぞれ接合
し、その第1のスペーサには上記導水体内と連通する給
水孔を設け、第2のスペーサには上記導水体内と連通す
る抜気孔を設け、上記給水孔からの導水体内への通水と
上記抜気孔からの空気抜きをそれぞれ可能とした加湿機
能体を構成し、この加湿機能体を上記給水孔及び上記抜
気孔がそれぞれ互いに連通するように複数枚積層し、上
記第1と第2のスペーサによる送気層と上記導水体によ
る保水層とが一層おきの層構造をなすように構成したこ
とを特徴とする加湿装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の加湿装置であって、給
水孔側を下位にするとともに、最外層を構成する二つの
加湿機能体のうちの一方の外表側の通水部分は閉止し、
他方の加湿機能体の給水孔に給水可能に給水管を接続し
たことを特徴とする加湿装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の加湿装置であって、給
水孔側を下位にするとともに、最外層を構成する二つの
加湿機能体のうちの一方については、その外表側の通水
部分を閉止し、かつその外表側の抜気孔に連通する部分
を水は通過せず空気は通過する多孔性透湿膜で閉止し、
他方の加湿機能体については、その給水孔に給水可能に
給水管を接続するとともに、その抜気孔を水は通過せず
空気は通過する多孔性透湿膜で閉止したことを特徴とす
る加湿装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04199895A JP3275613B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 加湿装置 |
CA002158417A CA2158417C (en) | 1995-02-17 | 1995-09-15 | Humidifier |
DE69521983T DE69521983T2 (de) | 1995-02-17 | 1995-10-05 | Befeuchter |
EP95307073A EP0727623B1 (en) | 1995-02-17 | 1995-10-05 | Humidifier |
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US08/680,554 US5624610A (en) | 1995-02-17 | 1996-07-09 | Humidifier |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08233315A true JPH08233315A (ja) | 1996-09-13 |
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JP2019027706A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社コア電子 | 加湿エレメント及び該加湿エレメントを用いた加湿機装置 |
CN111095371A (zh) * | 2017-09-21 | 2020-05-01 | 优而佛格有限公司 | 雾气产生装置 |
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- 1995-03-01 JP JP04199895A patent/JP3275613B2/ja not_active Expired - Fee Related
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