JP2726598B2 - 透湿膜式加湿器 - Google Patents

透湿膜式加湿器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内等の乾燥した空気
に水分を供給して湿度を上昇させる透湿膜式加湿器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2〜図3は、例えば特開昭60−17
1337号公報および特開昭61−250429号公報
に示された従来の透湿膜式加湿器を示す断面図である。
同図において11は水蒸気を透過させ得る疎水性高分子
を素材とする多孔質シート(多孔性透湿膜)と水と水蒸
気を通過させ得る通気性布とを点接着して重ね合わせた
複合多孔質シート、12は複合多孔質シート11の内部
に配設され水の通過性を維持する為の中空部を構成する
スペーサ、13は複合多孔質シート11の一方の端部に
設けられた水の供給口、14は複合多孔質シート11の
他方の端部に設けられた水の排出口、15は複合多孔質
シート11により構成された中空構造体、16は水の供
給口13に接続され、蒸発分の水を供給する水タンク、
17はスパイラル型加湿器において複数の中空構造体1
5をスパイラル状に巻き込む際に空気の通過領域を確保
する為の波板状の間隔材である。
【0003】従来の透湿膜式加湿器は上記の様に構成さ
れ、界面活性剤の混入していない水を透過させず水蒸気
を透過させ得る疎水性高分子を素材とする多孔質シート
(多孔性透湿膜)を用いて内部の厚さが数ミリメートル
の中空構造体を形成し、その中空部に水を収納し、この
中空構造体の外表面に空気を送給し、この空気に上記多
孔性透湿膜を透過した水蒸気を含ませて加湿する。ま
た、この中空構造体を縦に長くして表面積を大きくする
ことにより水蒸気の蒸発面積を大幅に増加させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の疎水性高分子を
素材とする多孔質シートから形成された中空構造体の中
空部においては、素材の撥水性で液状水の浸出を防いで
いるが、加湿用の給水に誤って石鹸等の界面活性剤が混
入した場合には、素材の表面に界面活性剤が吸着して親
水化するため、液状水の浸出が起き、加湿効率が低下す
るという問題があった。また、水の浸出が多い場合には
ドレンパンにより排水を行う必要があり、加湿器の設置
方法に制約が加わるという問題点もあった。
【0005】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、水に界面活性剤が混入した場合に
も水の浸出が起こらず、設置方法にも制約が加わらない
加湿器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る透湿膜式
加湿器は、水を透過させず水蒸気を透過させ得る無孔性
膜材料を含む無孔性複合透湿膜をチューブ状に成形して
中空部に水を供給した中空構造体と、この中空構造体の
外表面に空気を供給し、この空気に前記無孔性複合透湿
を透過した水蒸気を含ませて加湿する手段とを備え、
前記無孔性複合透湿膜として水蒸気を透過させ得る前記
無孔性膜材料の親水性高分子薄膜と通気性を有する編ん
だ布を重ね合わせた複合透湿膜を用いたものである。
【0007】また、水を透過させず水蒸気を透過させ得
る無孔性膜材料を含む無孔性複合透湿膜をチューブ状に
成形して中空部に水を供給した中空構造体と、この中空
構造体の外表面に空気を供給し、この空気に前記無孔性
複合透湿膜を透過した水蒸気を含ませて加湿する手段と
を備え、前記無孔性複合透湿膜として多孔質シートの片
面に水を透過させず水蒸気を透過させ得る前記無孔性膜
材料の親水性高分子薄膜を形成すると共に多孔質シート
の他面に通気性の編んだ布を重ね合せた複合透湿膜を用
いたものである。
【0008】また、水を透過させず水蒸気を透過させ得
る無孔性膜材料を含む無孔性複合透湿膜をチューブ状に
成形して中空部に水を供給した中空構造体と、この中空
構造体の外表面に空気を供給し、この空気に前記無孔性
複合透湿膜を透過した水蒸気を含ませて加湿する手段と
を備え、前記無孔性複合透湿膜として多孔質シートの片
面に水を透過させず水蒸気を透過させ得る前記無孔性膜
材料の親水性高分子薄膜を形成し、この親水性高分子薄
膜に通気性の編んだ布を重ね合せた複合透湿膜を用いた
ものである。
【0009】
【作用】この発明においては、無孔性膜材料である親水
性高分子薄膜は孔がなく原理的には液状水の浸出は起こ
らないから、水に界面活性剤が混入した場合にも無孔性
複合透湿膜を通しての水の浸出は起こらない。また、編
んだ布が機械強度を一部担うことにより親水性高分子薄
膜の強度維持の負担が軽減されて薄膜化できるため、薄
膜化により透湿抵抗を減少させて透湿性の向上が図れ
る。
【0010】また、無孔性複合透湿膜として多孔質シー
トの片面に水を透過させず水蒸気を透過させ得る親水性
高分子薄膜を形成すると共に多孔質シートの他面に通気
性の編んだ布を重ね合せたものでは、多孔質シートが機
械強度を一部担うことにより親水性高分子薄膜の強度維
持の負担が軽減されて薄膜化できるため、薄膜化により
透湿抵抗を減少させて透湿性の向上が図れる。
【0011】また、無孔性複合透湿膜として多孔質シー
トの片面に水を透過させず水蒸気を透過させ得る親水性
高分子薄膜を形成し、この親水性高分子薄膜に通気性の
編んだ布を重ね合せたものでは、親水性高分子薄膜の両
側において、編んだ布および多孔質シートが機械強度を
一部担うことにより親水性高分子薄膜の強度維持の負担
が更に軽減されて薄膜化できるため、薄膜化により透湿
抵抗を減少させて透湿性の向上が図れる。
【0012】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例を図について説明する。無孔性
複合透湿膜としては、無孔性膜材料の親水性高分子薄膜
である膜厚12ミクロンの酢酸セルロースフィルムをナ
イロン繊維で編んだ布と点接着した複合透湿膜を用い
た。JIS−L1099のB法で規定された透湿カップ
法により透湿抵抗を測定したところ3.2h・cmHg
/kgであった。図1の1の様に幅20cm、長さ10
mの上記複合透湿膜の布を外側に、酢酸セルロースフィ
ルムを内側にして重ね合わせた。中に図1の2の様な幅
17cm、長さ9.8mの塩化ビニル製のスペーサーと
図1の3の様な液体の水を通過させず、空気を通過させ
得る長さ10m、内径5mmのパイプ状の多孔性中空部
材を入れながら複合透湿膜の端部を接着剤を用いて貼り
合わせた。この時、パイプ状多孔性中空部材は両端部で
開放されており、通気性は確保されている。長さ10m
のチューブ状複合透湿膜の一端に水の入口を設けて図3
の様に波板状の間隔材と共にスパイラル状に積層した。
【0013】このようにして得られた透湿膜式加湿器
は、無孔性複合透湿膜1のうち無孔性膜材料の酢酸セル
ロースフィルムに孔がなく、原理的には液状水の浸出は
起こらないから、水に界面活性剤が混入した場合にも
酸セルロースフィルムを通しての水の浸出は起こらな
い。また、編んだ布が機械強度を一部担うことにより親
水性高分子薄膜の強度維持の負担が軽減されて薄膜化で
きるため、薄膜化により透湿抵抗を減少させて透湿性の
向上が図れる。上記構造の透湿膜式加湿器を空調機にセ
ットし、給水口より水を供給すると中の空気をパイプ状
多孔性中空部材を介して排出しながら給水される。ま
た、給水に界面活性剤を1%程添加しても水の浸出は全
く起こらなかった。上記透湿膜式加湿器に乾燥空気を通
風すると透湿膜を透過して加湿された。
【0014】実施例2. 無孔性複合透湿膜として予めナイロン繊維で編んだ布に
多孔質シートである多孔性ポリテトラフルオロエチレン
を点接着した後、多孔性ポリテトラフルオロエチレンに
無孔性膜材料の親水性高分子薄膜である親水性ポリウレ
タンをコーティングした複合透湿膜を用いた。この方式
の場合には親水性ポリウレタンの膜厚を10ミクロン以
下に薄くすることができる為、透湿抵抗を測定したとこ
ろ1.8h・cmHg/kgと大幅に改善された。図1
の1の様に幅20cm、長さ10mの上記複合透湿膜の
布を外側に、親水性ポリウレタンを内側にして重ね合わ
せた。中に図1の2の様な幅17cm、長さ9.8mの
塩化ビニル製のスペーサーと図1の3の様な液体の水を
通過させず、空気を通過させ得る長さ10m、内径5m
mのパイプ状の多孔性中空部材を入れながら複合透湿膜
の端部をポリウレタン系接着剤を用いて貼り合わせた。
この時、パイプ状多孔性中空部材は両端部で開放されて
おり、通気性は確保されている。長さ10mのチューブ
状複合透湿膜の一端に水の入口を設けて図3の様に波板
状の間隔材と共にスパイラル状に積層した。
【0015】このようにして得られた透湿膜式加湿器
は、無孔性複合透湿膜1のうち無孔性膜材料の親水性ポ
リウレタンに孔がなく、原理的には液状水の浸出は起こ
らないから、水に界面活性剤が混入した場合にも親水性
ポリウレタンを通しての水の浸出は起こらない。また、
親水性ポリウレタンの透湿抵抗は材料固有の透湿抵抗と
膜厚に比例する。従って、材料が同じであれば膜厚に比
例する。一方、多孔性透湿膜の透湿抵抗は一般に親水性
ポリウレタンに比べて大幅に小さく、空隙率に反比例す
る。本実施例では多孔質シートである多孔性ポリテトラ
フルオロエチレンが機械強度を一部担うことにより親水
性ポリウレタンの強度維持の負担が更に軽減されて薄膜
化できるため、薄膜化により透湿抵抗を更に減少させて
透湿性の向上が図れる。上記構造の透湿膜式加湿器を空
調機にセットし、給水口より水を供給すると中の空気を
パイプ状多孔性中空部材を介して排出しながら給水され
る。また、給水に界面活性剤を1%程添加しても水の浸
出は全く起こらなかった。上記透湿膜式加湿器に乾燥空
気を通風すると透湿膜を透過して加湿された。
【0016】実施例3. 無孔性複合透湿膜として予め多孔質シートである多孔性
ポリテトラフルオロエチレンに無孔性膜材料の親水性高
分子薄膜である親水性ポリウレタンをコーティングした
後、親水性ポリウレタン層にナイロン繊維で編んだ布を
貼り合わせた複合透湿膜を用いた。この方式の場合には
点接着による有効面積の減少がない為、透湿抵抗を測定
したところ1.5h・cmHg/kgと更に改善でき
た。図1の1の様に幅20cm、長さ10mの上記複合
透湿膜の布を外側に、多孔性ポリテトラフルオロエチレ
ンを内側にして重ね合わせた。中に図1の2の様な幅1
7cm、長さ9.8mの塩化ビニル製のスペーサーと図
1の3の様な液体の水を通過させず、空気を通過させ得
る長さ10m、内径5mmのパイプ状の多孔性中空部材
を入れながら複合透湿膜の端部をポリウレタン系接着剤
を用いて貼り合わせた。この時、パイプ状多孔性中空部
材は両端部で開放されており、通気性は確保されてい
る。長さ10mのチューブ状複合透湿膜の一端に水の入
口を設けて図3の様に波板状の間隔材と共にスパイラル
状に積層した。
【0017】このようにして得られた透湿膜式加湿器
は、無孔性複合透湿膜1のうち無孔性膜材料の親水性ポ
リウレタンに孔がなく、原理的には液状水の浸出は起こ
らないから、水に界面活性剤が混入した場合にも親水性
ポリウレタンを通しての水の浸出は起こらない。また、
編んだ布であるナイロン繊維および多孔質シートである
多孔性ポリテトラフルオロエチレン親水性ポリウレタ
の両側から機械強度を一部担うことにより親水性ポリ
ウレタンの強度維持の負担が更に軽減されて薄膜化でき
るため、薄膜化により透湿抵抗を更に減少させて透湿性
の向上が図れる。上記構造の透湿膜式加湿器を空調機に
セットし、給水口より水を供給すると中の空気をパイプ
状多孔性中空部材を介して排出しながら給水される。ま
た、給水に界面活性剤を1%程添加しても水の浸出は全
く起こらなかった。上記透湿膜式加湿器に乾燥空気を通
風すると透湿膜を透過して加湿された。
【0018】参考例.無孔性複合透湿膜として無孔性膜材料の親水性高分子薄
膜である 膜厚12ミクロンの酢酸セルロースフィルムを
ナイロン織布と点接着した複合透湿膜を作成し、JIS
で規定された透湿カップ法により透湿抵抗を測定したと
ころ3.8h・cmHg/kgであった。また、無孔性
複合透湿膜として多孔質シートである多孔性ポリテトラ
フルオロエチレンに無孔性膜材料の親水性高分子薄膜で
ある親水性ポリウレタンをコーティングした後、多孔性
ポリテトラフルオロエチレン側にナイロン織布を点接着
した複合透湿膜を作成し、透湿抵抗を測定したところ
2.4h・cmHg/kgであった。また、無孔性複合
透湿膜として多孔質シートである多孔性ポリテトラフル
オロエチレンに無孔性膜材料の親水性高分子薄膜である
親水性ポリウレタンをコーティングした後、親水性ポリ
ウレタン層とナイロン織布を接合した複合透湿膜を作成
し、透湿抵抗を測定したところ2.0h・cmHg/k
gであった。実施例および参考例に示した複合透湿膜を
用いて試作した透湿膜式加湿器の加湿能力を測定した結
果を表1にまとめて示す。尚、ここで、「ナイロン繊維
で編んだ布」は空隙が90%以上あるため、水蒸気は自
由に通過することができる(透湿抵抗が小さい)。「ナ
イロン織布」は空隙が20%以下であるため、水蒸気の
通過は抑制される(透湿抵抗が大きい)。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、水を
透過させず水蒸気を透過させ得る無孔性膜材料を含む無
孔性複合透湿膜をチューブ状に成形して中空部に水を供
給した中空構造体と、この中空構造体の外表面に空気を
供給し、この空気に前記無孔性複合透湿膜を透過した水
蒸気を含ませて加湿する手段とを備え、前記無孔性複合
透湿膜として水蒸気を透過させ得る前記無孔性膜材料の
親水性高分子薄膜と通気性を有する編んだ布を重ね合
わせた複合透湿膜を用いたので、水に界面活性剤が混入
した場合にも水の浸出が起こらず、排水が不要の為、設
置方法にも制約が加わらない加湿器を提供することが可
能となる効果が得られる。
【0021】また、水を透過させず水蒸気を透過させ得
る無孔性膜材料を含む無孔性複合透湿膜をチューブ状に
成形して中空部に水を供給した中空構造体と、この中空
構造体の外表面に空気を供給し、この空気に前記無孔性
複合透湿膜を透過した水蒸気を含ませて加湿する手段と
を備え、前記無孔性複合透湿膜として多孔質シートの片
面に水を透過させず水蒸気を透過させ得る前記無孔性膜
材料の親水性高分子薄膜を形成すると共に多孔質シート
の他面に通気性の編んだ布を重ね合せた複合透湿膜を用
いたので、水に界面活性剤が混入した場合にも水の浸出
が起こらず、排水が不要の為、設置方法にも制約が加わ
らないようできると共に、多孔質シートが親水性高分子
薄膜の強度要求を軽減するため、透湿抵抗が小さい加湿
器を提供することが可能となる効果が得られる。
【0022】また、水を透過させず水蒸気を透過させ得
る無孔性膜材料を含む無孔性複合透湿膜をチューブ状に
成形して中空部に水を供給した中空構造体と、この中空
構造体の外表面に空気を供給し、この空気に前記無孔性
複合透湿膜を透過した水蒸気を含ませて加湿する手段と
を備え、前記無孔性複合透湿膜として多孔質シートの片
面に水を透過させず水蒸気を透過させ得る前記無孔性膜
材料の親水性高分子薄膜を形成し、この親水性高分子薄
膜に通気性の編んだ布を重ね合せた複合透湿膜を用いた
ので、水に界面活性剤が混入した場合にも水の浸出が起
こらず、排水が不要の為、設置方法にも制約が加わらな
いようできると共に、多孔質シートにより親水性高分子
薄膜の両側から強度要求を軽減するため、透湿抵抗が小
さい加湿器を提供することが可能となる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す無孔性透湿膜チュ
ーブの断面図である。
【図2】 従来の多孔性透湿膜式加湿器の概略図であ
る。
【図3】 実施例1〜3の透湿膜式加湿器の概略図であ
る。
【符合の説明】
1 無孔性複合透湿膜チューブ 2 スペーサー 3 パイプ状多孔性中空部材 11 複合多孔質シート 12 スペーサー 13 水の供給口 14 水の排水口 15 中空構造体 16 水タンク 17 間隔材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 健造 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (72)発明者 横家 尚士 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (72)発明者 牧村 繁夫 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−68237(JP,A) 特開 平2−133730(JP,A) 特開 平1−113230(JP,A) 実開 平2−89235(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を透過させず水蒸気を透過させ得る無
    孔性膜材料を含む無孔性複合透湿膜をチューブ状に成形
    して中空部に水を供給した中空構造体と、この中空構造
    体の外表面に空気を供給し、この空気に前記無孔性複合
    透湿膜を透過した水蒸気を含ませて加湿する手段とを備
    え、前記無孔性複合透湿膜として水蒸気を透過させ得る
    前記無孔性膜材料の親水性高分子薄膜と通気性を有する
    編んだ布を重ね合わせた複合透湿膜を用いたことを特
    徴とする透湿膜式加湿器。
  2. 【請求項2】 水を透過させず水蒸気を透過させ得る無
    孔性膜材料を含む無孔性複合透湿膜をチューブ状に成形
    して中空部に水を供給した中空構造体と、この中空構造
    体の外表面に空気を供給し、この空気に前記無孔性複合
    透湿膜を透過した水蒸気を含ませて加湿する手段とを備
    え、前記無孔性複合透湿膜として多孔質シートの片面に
    水を透過させず水蒸気を透過させ得る前記無孔性膜材料
    親水性高分子薄膜を形成すると共に多孔質シートの他
    面に通気性の編んだ布を重ね合せた複合透湿膜を用いた
    ことを特徴とする透湿膜式加湿器。
  3. 【請求項3】 水を透過させず水蒸気を透過させ得る無
    孔性膜材料を含む無孔性複合透湿膜をチューブ状に成形
    して中空部に水を供給した中空構造体と、この中空構造
    体の外表面に空気を供給し、この空気に前記無孔性複合
    透湿膜を透過した水蒸気を含ませて加湿する手段とを備
    え、前記無孔性複合透湿膜として多孔質シートの片面に
    水を透過させず水蒸気を透過させ得る前記無孔性膜材料
    親水性高分子薄膜を形成し、この親水性高分子薄膜に
    通気性の編んだ布を重ね合せた複合透湿膜を用いたこと
    を特徴とする透湿膜式加湿器。
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