JPH08231876A - 染色に安定なモノアゾ染料、その製造方法及びその使用方法 - Google Patents
染色に安定なモノアゾ染料、その製造方法及びその使用方法Info
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- JPH08231876A JPH08231876A JP7335267A JP33526795A JPH08231876A JP H08231876 A JPH08231876 A JP H08231876A JP 7335267 A JP7335267 A JP 7335267A JP 33526795 A JP33526795 A JP 33526795A JP H08231876 A JPH08231876 A JP H08231876A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】染色に安定なモノアゾ染料,その製造方法及び
その使用方法 【解決手段】 本発明は一般式I 【化1】
その使用方法 【解決手段】 本発明は一般式I 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 一般式I
【0002】
【化2】
【0003】──────これは、X- 線回折図( Cu
kα線)で回折角2θ(°)で下記の回折線を示す: 高い強度回折線: 11.2, 26.9, 中位の強度回折線: 5.1, 9.8, 11.8, 15.0, 17.7,
19.6,20.3, 21.8, 22.5, 24.3 ──────なる染料の染色に安定な結晶変態(“β-
変態”)に関する。
kα線)で回折角2θ(°)で下記の回折線を示す: 高い強度回折線: 11.2, 26.9, 中位の強度回折線: 5.1, 9.8, 11.8, 15.0, 17.7,
19.6,20.3, 21.8, 22.5, 24.3 ──────なる染料の染色に安定な結晶変態(“β-
変態”)に関する。
【0004】Cu kα線を使用して記録される染色に
安定なβ- 変態のX- 線回折図を図1に示す。これは、
コンピューター制御されたシーメンス D500粉末回
折計を使用して記録される。
安定なβ- 変態のX- 線回折図を図1に示す。これは、
コンピューター制御されたシーメンス D500粉末回
折計を使用して記録される。
【0005】
【従来の技術】一般式Iの染料は公知であり( スイス特
許第343,560 号明細書、例3) 、この染料は2-クロロ-
4-ニトロアニリンをジアゾ化し、得られたジアゾニウム
塩を3- N,N−ビス(アセトキシエチル)アミノ〕ア
セトアニリドと水性鉱酸媒体中でカップリングすること
によって得ることができる。
許第343,560 号明細書、例3) 、この染料は2-クロロ-
4-ニトロアニリンをジアゾ化し、得られたジアゾニウム
塩を3- N,N−ビス(アセトキシエチル)アミノ〕ア
セトアニリドと水性鉱酸媒体中でカップリングすること
によって得ることができる。
【0006】しかしながら、これは、上記染料の不安定
なα変態の形成を生じる。これはX- 線回折図( Cu
kα照射)において、回折角2θ(°)で下記の回折線
を示す: 高い強度回折線: 24.7, 中位の強度回折線: 4.6, 8.2, 2.7, 13.8, 14.
5, 15.5, 18.4,19.9, 21.3, 21.9, 23.5, 25.8, 26.
4, 28.7 対応するX- 線回折図を図2に示す。
なα変態の形成を生じる。これはX- 線回折図( Cu
kα照射)において、回折角2θ(°)で下記の回折線
を示す: 高い強度回折線: 24.7, 中位の強度回折線: 4.6, 8.2, 2.7, 13.8, 14.
5, 15.5, 18.4,19.9, 21.3, 21.9, 23.5, 25.8, 26.
4, 28.7 対応するX- 線回折図を図2に示す。
【0007】従来技術によれば、現在まで式Iの染料は
粉末状又は液状調製物の形でα- 変態で市販されてい
る。しかしながら、染料のこれらの不安定な結晶変態か
ら製造された粉末状又は液状調製物は、特にその取扱い
の際に、しかもすでにその製造において及びポリエステ
ル材料からなる繊維材料の捺染においても著しい技術上
の欠点を示す。取扱いの際の欠点は、例えばこの調製物
を再分散する時、即ちこれを染液又は捺染ペーストに添
加する時に、認められる。しかしながら、この調製物が
最新式染色施設で再分散された形で使用される場合特に
問題となる。
粉末状又は液状調製物の形でα- 変態で市販されてい
る。しかしながら、染料のこれらの不安定な結晶変態か
ら製造された粉末状又は液状調製物は、特にその取扱い
の際に、しかもすでにその製造において及びポリエステ
ル材料からなる繊維材料の捺染においても著しい技術上
の欠点を示す。取扱いの際の欠点は、例えばこの調製物
を再分散する時、即ちこれを染液又は捺染ペーストに添
加する時に、認められる。しかしながら、この調製物が
最新式染色施設で再分散された形で使用される場合特に
問題となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これに反して、β- 変
態での染料はどんな問題も引き起こさない。たとえば粉
末状調製物を製造する場合より高い空時収量が生じ、そ
して布地(反物)(piece goods) 及び巻き物(wound pac
kage) 上得られた染色はスペックがなくかつ染料沈着が
ない、即ち得られた染色は均一である。
態での染料はどんな問題も引き起こさない。たとえば粉
末状調製物を製造する場合より高い空時収量が生じ、そ
して布地(反物)(piece goods) 及び巻き物(wound pac
kage) 上得られた染色はスペックがなくかつ染料沈着が
ない、即ち得られた染色は均一である。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明のβ- 変態は、α
- 変態を水性相中で70〜150℃、好ましくは90〜
130℃に加熱することによって得られる。この加熱は
通常水性懸濁液中で、好ましくは攪拌しながら行われ
る。適用される温度が、水性相の沸点以上である場合、
β- 変態への変換は密閉された容器中で、例えばオート
クレーブ中で行われる。
- 変態を水性相中で70〜150℃、好ましくは90〜
130℃に加熱することによって得られる。この加熱は
通常水性懸濁液中で、好ましくは攪拌しながら行われ
る。適用される温度が、水性相の沸点以上である場合、
β- 変態への変換は密閉された容器中で、例えばオート
クレーブ中で行われる。
【0010】α- 変態からβ- 変態への完全な変換は、
通常0.5 ないし5 時間かかる。この場合、反応を加熱処
理の間に採取される試料のX線又は顕微鏡分析によって
調節することができる。α- 変態からβ- 変態への完全
な変換の間、界面活性物質1種又はそれ以上を水性相に
添加するのが有利である。上記界面活性物質は、湿潤効
果、粘性減少効果、分散効果又は溶解効果を有し、これ
はアニオン、カチオン又は非イオン性質を有する。
通常0.5 ないし5 時間かかる。この場合、反応を加熱処
理の間に採取される試料のX線又は顕微鏡分析によって
調節することができる。α- 変態からβ- 変態への完全
な変換の間、界面活性物質1種又はそれ以上を水性相に
添加するのが有利である。上記界面活性物質は、湿潤効
果、粘性減少効果、分散効果又は溶解効果を有し、これ
はアニオン、カチオン又は非イオン性質を有する。
【0011】適する界面活性物質の例は、リグニンスル
ホネートのアルカリ金属塩、ナフタリンスルホン酸とホ
ルムアルデヒドからなる縮合物生成物のアルカリ金属
塩,ポリビニルスルホンホネート、オキシエチル化され
たノボラック、オキシエチル化された脂肪アルコール、
脂肪酸ポリグリコールエステル及び第三リン酸エステル
である。界面活性物質を単独で又は相互の混合物の形で
使用することができる。α- 変態での一般式Iの染料量
に対して界面活性物質の量は、一般に0.01〜400重量%
であり、これは後続の処理加工に依存する。
ホネートのアルカリ金属塩、ナフタリンスルホン酸とホ
ルムアルデヒドからなる縮合物生成物のアルカリ金属
塩,ポリビニルスルホンホネート、オキシエチル化され
たノボラック、オキシエチル化された脂肪アルコール、
脂肪酸ポリグリコールエステル及び第三リン酸エステル
である。界面活性物質を単独で又は相互の混合物の形で
使用することができる。α- 変態での一般式Iの染料量
に対して界面活性物質の量は、一般に0.01〜400重量%
であり、これは後続の処理加工に依存する。
【0012】β- 変態に変化した後、染料を例えば水性
懸濁液から濾過によって単離することができる。この場
合、廃水の汚染を避けるために及び収量損失を避けるた
めに、一般に界面活性物質は0.01〜10重量% 、好ましく
は0.1 〜1 重量% しか使用されない。しかし、染料を熱
処理の直後に中間単離することなく仕上加工することが
できる。即ち、市販の粉末状又は液状調製物に変えるこ
とができる。この目的のために、加熱処理された懸濁液
を粉砕して分散液にする。その際、熱処理を、仕上加工
される粉末状又は液状調製物中に含有されていなければ
ならない分散剤及び場合により助剤の存在下に実施する
のが好ましい。これらは、上記界面活性物質と同一であ
る。これらの分散剤及び助剤の全体量を加熱処理の間に
使用しない場合、粉砕の前に残りの量を添加する。この
場合、α- 変態の染料に対して界面活性物質10〜40
0重量% 、好ましくは20〜200重量% を、加熱処理
のために通常添加する。
懸濁液から濾過によって単離することができる。この場
合、廃水の汚染を避けるために及び収量損失を避けるた
めに、一般に界面活性物質は0.01〜10重量% 、好ましく
は0.1 〜1 重量% しか使用されない。しかし、染料を熱
処理の直後に中間単離することなく仕上加工することが
できる。即ち、市販の粉末状又は液状調製物に変えるこ
とができる。この目的のために、加熱処理された懸濁液
を粉砕して分散液にする。その際、熱処理を、仕上加工
される粉末状又は液状調製物中に含有されていなければ
ならない分散剤及び場合により助剤の存在下に実施する
のが好ましい。これらは、上記界面活性物質と同一であ
る。これらの分散剤及び助剤の全体量を加熱処理の間に
使用しない場合、粉砕の前に残りの量を添加する。この
場合、α- 変態の染料に対して界面活性物質10〜40
0重量% 、好ましくは20〜200重量% を、加熱処理
のために通常添加する。
【0013】水性相中での加熱処理によるα- 変態のβ
- 変態への変換は、有機溶剤1種又はそれ以上の添加下
に実施することもできる。この有機溶剤はどんな割合で
も水と混和することができるか又は水と混和しないかも
しくは水とほんの僅かしか混和しない。水と混和する溶
剤の例は、エタノール、i- プロパノール及びジメチル
スルホキシドである。水と混和しないかもしくは水とほ
んの僅かしか混和しない溶剤の例は、n-ブタノール、酢
酸ブチル及びトルエンである。
- 変態への変換は、有機溶剤1種又はそれ以上の添加下
に実施することもできる。この有機溶剤はどんな割合で
も水と混和することができるか又は水と混和しないかも
しくは水とほんの僅かしか混和しない。水と混和する溶
剤の例は、エタノール、i- プロパノール及びジメチル
スルホキシドである。水と混和しないかもしくは水とほ
んの僅かしか混和しない溶剤の例は、n-ブタノール、酢
酸ブチル及びトルエンである。
【0014】水性相に対する有機溶剤の量は、広い範囲
を変化することができる。水と混和しうる溶剤の場合、
これは5 〜95重量% 、好ましくは5 〜30重量% であるこ
とができる。水と僅かにしか混和しない又は全く混和し
ない溶剤の場合、一般に1 〜25重量% 、好ましくは2 〜
10重量% である。β- 変態に変化した後、有機溶剤を一
般に蒸留又は水蒸気蒸留によって染料懸濁液から分離
し、染料を水性相から濾過して単離する。しかしなが
ら、染料を溶剤混合物から直接濾過して単離することも
できる。
を変化することができる。水と混和しうる溶剤の場合、
これは5 〜95重量% 、好ましくは5 〜30重量% であるこ
とができる。水と僅かにしか混和しない又は全く混和し
ない溶剤の場合、一般に1 〜25重量% 、好ましくは2 〜
10重量% である。β- 変態に変化した後、有機溶剤を一
般に蒸留又は水蒸気蒸留によって染料懸濁液から分離
し、染料を水性相から濾過して単離する。しかしなが
ら、染料を溶剤混合物から直接濾過して単離することも
できる。
【0015】染料を水性相、即ち純粋な水性相中でも、
有機溶剤を含有する相中でも加熱する場合、水相のpH値
を6〜8に、好ましくは7に調整し、このpH値を維持す
るのが有利である。というのは着色力の損失及び色調の
変化を生じかねないからである。一般式Iの染料のα-
変態を再結晶によって、β- 変態に変換することもでき
る。この再結晶に使用される溶剤は、有機溶剤、有機溶
剤の混合物又は水と混和しうる有機溶剤と水との混合物
を使用することができる。
有機溶剤を含有する相中でも加熱する場合、水相のpH値
を6〜8に、好ましくは7に調整し、このpH値を維持す
るのが有利である。というのは着色力の損失及び色調の
変化を生じかねないからである。一般式Iの染料のα-
変態を再結晶によって、β- 変態に変換することもでき
る。この再結晶に使用される溶剤は、有機溶剤、有機溶
剤の混合物又は水と混和しうる有機溶剤と水との混合物
を使用することができる。
【0016】適する溶剤の例は、エタノール、酢酸ブチ
ル、トルエンである。有用な方法は、変換すべきα- 変
態を選ばれた溶剤中で加熱して溶解し、ついで冷却しな
がらβ- 変態を結晶化することである。その代わりに、
β- 変態を比較的弱い溶解力の溶剤、例えば水の添加に
よって溶液から沈澱させることもできる。
ル、トルエンである。有用な方法は、変換すべきα- 変
態を選ばれた溶剤中で加熱して溶解し、ついで冷却しな
がらβ- 変態を結晶化することである。その代わりに、
β- 変態を比較的弱い溶解力の溶剤、例えば水の添加に
よって溶液から沈澱させることもできる。
【0017】β- 変態の得られた染料を溶剤から濾過に
よって単離することができる。しかし、例えば溶剤を水
の添加後、蒸留又は水蒸気蒸留によって、ついで染料を
水性相から濾過によって単離することもできる。それ代
わりに、α- 変態のβ- 変態への変換を、カップリング
の直後にカップリング懸濁液の加熱処理によって行うこ
ともできる。これを、カップリングと同一の反応容器中
で行うことができる。
よって単離することができる。しかし、例えば溶剤を水
の添加後、蒸留又は水蒸気蒸留によって、ついで染料を
水性相から濾過によって単離することもできる。それ代
わりに、α- 変態のβ- 変態への変換を、カップリング
の直後にカップリング懸濁液の加熱処理によって行うこ
ともできる。これを、カップリングと同一の反応容器中
で行うことができる。
【0018】その際染料のけん化を避けるために、ジア
ゾ化及びカップリングから生じる鉱酸を前もってカップ
リング懸濁液中で実質上又は完全に中和する。結局、β
- 変態が、カップリングを水と混和しない又は僅かに水
と混和する溶剤の存在下に実施した場合カップリングの
間に直接、すなわちいかなる加熱処理をすることなく得
られる。
ゾ化及びカップリングから生じる鉱酸を前もってカップ
リング懸濁液中で実質上又は完全に中和する。結局、β
- 変態が、カップリングを水と混和しない又は僅かに水
と混和する溶剤の存在下に実施した場合カップリングの
間に直接、すなわちいかなる加熱処理をすることなく得
られる。
【0019】適する溶剤の例は、カルボン酸エステル、
たとえば酢酸エチル又は酢酸ブチル、塩化炭化水素、た
とえば1,2- ジクロロエタン、芳香族溶剤、たとえば
トルエン又は炭化水素、たとえばシクロヘキサンであ
る。カップリングで生じる式Iの染料の量に対してこの
溶剤を1〜20重量%、好ましくは2〜10重量%使用
する。カップリングの後にカップリング懸濁液中に存在
する水量に対して250ppm〜0.1 0/00 を使用す
る。溶剤をカップリングの前にカップリング剤に加える
のが好ましい。この溶剤をカップリング後水蒸気蒸留に
よってカップリング懸濁液から除去するか又は濾過の間
濾液に入れることもできる。
たとえば酢酸エチル又は酢酸ブチル、塩化炭化水素、た
とえば1,2- ジクロロエタン、芳香族溶剤、たとえば
トルエン又は炭化水素、たとえばシクロヘキサンであ
る。カップリングで生じる式Iの染料の量に対してこの
溶剤を1〜20重量%、好ましくは2〜10重量%使用
する。カップリングの後にカップリング懸濁液中に存在
する水量に対して250ppm〜0.1 0/00 を使用す
る。溶剤をカップリングの前にカップリング剤に加える
のが好ましい。この溶剤をカップリング後水蒸気蒸留に
よってカップリング懸濁液から除去するか又は濾過の間
濾液に入れることもできる。
【0020】ついで、加熱処理によって又は結晶化によ
ってβ- 変態に変化する又はカップリングの間β- 変態
で生じる一般式Iの染料を、粉砕処理によって分散液
に、即ち、液状又は粉末状染料調製物に変化させるねば
ならない。この粉砕は、粉砕機、例えばボールミル、振
動ミル、パールミル又はサンドミル中で、あるいは混練
機中で行われる。粉砕後に、染料粒子の大きさは約0.
1〜10μm である。粉砕は、分散剤、例えばナフタリ
ンスルホン酸とホルムアルデヒド又はフェノール、ホル
ムアルデヒド及び亜硫酸水素ナトリウムからなる縮合生
成物、リグニンスルホナートのアルカリ金属塩又は亜硫
酸塩セルロース廃液又はポリビニルスルホナート───
──これは機械的に細片化されて染料粒子の表面を被覆
し、その再結晶化を予防する──────の存在下に行
われる。この分散剤の他に他の助剤、例えば湿潤剤、凍
結防止剤、防塵剤、親水化剤又は殺生物剤を添加するの
が有利である。
ってβ- 変態に変化する又はカップリングの間β- 変態
で生じる一般式Iの染料を、粉砕処理によって分散液
に、即ち、液状又は粉末状染料調製物に変化させるねば
ならない。この粉砕は、粉砕機、例えばボールミル、振
動ミル、パールミル又はサンドミル中で、あるいは混練
機中で行われる。粉砕後に、染料粒子の大きさは約0.
1〜10μm である。粉砕は、分散剤、例えばナフタリ
ンスルホン酸とホルムアルデヒド又はフェノール、ホル
ムアルデヒド及び亜硫酸水素ナトリウムからなる縮合生
成物、リグニンスルホナートのアルカリ金属塩又は亜硫
酸塩セルロース廃液又はポリビニルスルホナート───
──これは機械的に細片化されて染料粒子の表面を被覆
し、その再結晶化を予防する──────の存在下に行
われる。この分散剤の他に他の助剤、例えば湿潤剤、凍
結防止剤、防塵剤、親水化剤又は殺生物剤を添加するの
が有利である。
【0021】染料粉末の製造に必要な乾燥工程は市販の
噴霧乾燥機中で実施することができる。染液又はパジン
グ液及び捺染ペーストの製造の際に一般式Iの染料の本
発明によるβ- 変態は、粉末状のかつ特に液状の染料調
製物で凝集する傾向がない。α−変態よりも良好に湿潤
化され、急速にかつ費用のかかる手動の又は機械的な攪
拌をせずに分散することができる。染液及び捺染ペース
トは均一であり、最新式の染色工場で問題がなく、そし
てノズルの目づまりもなく加工処理される。
噴霧乾燥機中で実施することができる。染液又はパジン
グ液及び捺染ペーストの製造の際に一般式Iの染料の本
発明によるβ- 変態は、粉末状のかつ特に液状の染料調
製物で凝集する傾向がない。α−変態よりも良好に湿潤
化され、急速にかつ費用のかかる手動の又は機械的な攪
拌をせずに分散することができる。染液及び捺染ペース
トは均一であり、最新式の染色工場で問題がなく、そし
てノズルの目づまりもなく加工処理される。
【0022】液状調製物は相分離する傾向がなく、特に
沈降することもなく、セメント状で沈降する傾向もな
い。したがって、染料の除去前に充填ドラム中の染料の
均一化─────これも同様に費用がかかる─────
を除くことができる。分散剤及び助剤の存在下に染料を
粉砕して後、粉末の製造の際に得られた粉砕ペースト
は、高められた温度でさえ、そしてかなり長い時間にわ
たって安定である。粉砕ペーストは、粉砕機中でも、粉
砕機を離れた後でも冷却する必要がなく、噴霧乾燥の前
にかなり長い時間にわたって受入タンク中で貯蔵すると
ができる。熱安定性は、噴霧乾燥を高い温度で乾燥すべ
き材料の凝集がない状態で実施することができるという
事実によって明らかである。同一の乾燥機出口温度を維
持しながら、入口温度の増加は乾燥容量を増加し、した
がって製造コストを低下させる。
沈降することもなく、セメント状で沈降する傾向もな
い。したがって、染料の除去前に充填ドラム中の染料の
均一化─────これも同様に費用がかかる─────
を除くことができる。分散剤及び助剤の存在下に染料を
粉砕して後、粉末の製造の際に得られた粉砕ペースト
は、高められた温度でさえ、そしてかなり長い時間にわ
たって安定である。粉砕ペーストは、粉砕機中でも、粉
砕機を離れた後でも冷却する必要がなく、噴霧乾燥の前
にかなり長い時間にわたって受入タンク中で貯蔵すると
ができる。熱安定性は、噴霧乾燥を高い温度で乾燥すべ
き材料の凝集がない状態で実施することができるという
事実によって明らかである。同一の乾燥機出口温度を維
持しながら、入口温度の増加は乾燥容量を増加し、した
がって製造コストを低下させる。
【0023】α−変態と対照的に、一般式Iの染料の本
発明によるβ- 変態はポリステル、例えばポリエチレン
グリコールテレフタレート、及び(又は)セルロースア
セテート、又はこれらと羊毛又はセルロースとの混合織
物の染色又は捺染に何らの制限もなく適している。α−
変態に比してβ- 変態の優位性は水性染液から最新式の
処理の条件下で染色した場合にも明らかである。これら
の条件は、パッケージ−及びビーム染色において高い充
填密度、高いポンプ容量によって生じる染液中の低浴
比、即ち高い染料濃度及び高い剪断力によって特徴づけ
られる。これらの条件下でさえも、β- 変態は凝集する
傾向がなく、染色すべき繊維材料上に染料の沈着が認め
られない。これは、巻き物の内側と外側に着色力の点で
なんら差異がない均一な染色が得られ、その染色にはな
んらの磨耗を有していないことを意味する。最後に、本
発明のβ- 変態を用いてパジング染色又は捺染した場
合、均一な、スペックのない製品外観が得られる。
発明によるβ- 変態はポリステル、例えばポリエチレン
グリコールテレフタレート、及び(又は)セルロースア
セテート、又はこれらと羊毛又はセルロースとの混合織
物の染色又は捺染に何らの制限もなく適している。α−
変態に比してβ- 変態の優位性は水性染液から最新式の
処理の条件下で染色した場合にも明らかである。これら
の条件は、パッケージ−及びビーム染色において高い充
填密度、高いポンプ容量によって生じる染液中の低浴
比、即ち高い染料濃度及び高い剪断力によって特徴づけ
られる。これらの条件下でさえも、β- 変態は凝集する
傾向がなく、染色すべき繊維材料上に染料の沈着が認め
られない。これは、巻き物の内側と外側に着色力の点で
なんら差異がない均一な染色が得られ、その染色にはな
んらの磨耗を有していないことを意味する。最後に、本
発明のβ- 変態を用いてパジング染色又は捺染した場
合、均一な、スペックのない製品外観が得られる。
【0024】
a)一般式Iの染料100gが、濃硫酸中で2- クロロ
-4- ニトロアニリンを40%ニトロシル硫酸でジアゾ
化し、得られたジアゾ溶液を3-(N,N- ビス- アセト
キシエチルアミノ)-アセトアニリドを含有する水性酢酸
溶液でカップリングすることによって得られる。染料を
濾過によって単離し、水で中性になるまで洗滌する。こ
れは水湿潤性プレスケーキとしてα- 変態の形で存在す
る。 b)a)に従って製造された染料100gを水500m
l中で湿潤剤0.01gの存在下にオートクレーブ中で
2時間120℃で攪拌する。その後染料懸濁液を冷却
し、新たに濾過する。染料は、水湿潤性プレスケーキと
してα- 変態の形で存在する。 c)b)に従って製造された染料100gを、ナトリウ
ムリグニンスルホナート100g、脂肪アルコールポリ
グリコールエーテルを主体とする乳化剤2g及び親水性
化剤2g及び水と共にサンドミル中で染料粒子の90%
が1μmと同一又はより小さくなるまで粉砕する。その
際添加された水量を、粉砕後に得られる液状調製物中の
染料含量が22%である様に算出する。 d)c)に従って製造された液状調製物を、約3kp/
m2 の圧力で直径0.7mmのステンレス鋼から成るノ
ズルを通して加圧した場合、正確な、くり返し配量添加
は問題なく行われる。
-4- ニトロアニリンを40%ニトロシル硫酸でジアゾ
化し、得られたジアゾ溶液を3-(N,N- ビス- アセト
キシエチルアミノ)-アセトアニリドを含有する水性酢酸
溶液でカップリングすることによって得られる。染料を
濾過によって単離し、水で中性になるまで洗滌する。こ
れは水湿潤性プレスケーキとしてα- 変態の形で存在す
る。 b)a)に従って製造された染料100gを水500m
l中で湿潤剤0.01gの存在下にオートクレーブ中で
2時間120℃で攪拌する。その後染料懸濁液を冷却
し、新たに濾過する。染料は、水湿潤性プレスケーキと
してα- 変態の形で存在する。 c)b)に従って製造された染料100gを、ナトリウ
ムリグニンスルホナート100g、脂肪アルコールポリ
グリコールエーテルを主体とする乳化剤2g及び親水性
化剤2g及び水と共にサンドミル中で染料粒子の90%
が1μmと同一又はより小さくなるまで粉砕する。その
際添加された水量を、粉砕後に得られる液状調製物中の
染料含量が22%である様に算出する。 d)c)に従って製造された液状調製物を、約3kp/
m2 の圧力で直径0.7mmのステンレス鋼から成るノ
ズルを通して加圧した場合、正確な、くり返し配量添加
は問題なく行われる。
【0025】これに反して、b)による加熱処理を行わ
ず、α- 変態の形で存在する液状調製物を使用した場
合、配量添加に際してノズルからの染料の飛散放出又は
ノズルの完全な目づまりを生じる。 〔例2〕 a)1b)に従って製造された染料100gを、ナトリ
ウムリグニンスルホナート100g、クレゾール、ノニ
ルフエノール、ホルムアルデヒド及び亜硫酸水素ナトリ
ウムから成る縮合生成物100部及び水と共にサンドミ
ル中で1c)に記載した微分散液が得られるまで粉砕す
る。得られた粉砕ペーストを入口温度155℃及び出口
温度85℃で噴霧乾燥機中で噴霧乾燥する。 b)染液の製造のために、2a)によって得られた粉末
を水中に入れ、粉末の一部が容器の底の沈みながら既に
分散され、粉末の全部が短期間の攪拌後に分散される。 c)これに反して、1b)に記載された加熱処理をせず
に製造された粉末調製物は、均一な分散液が得られるま
で、特別な攪拌機を使用して長期間攪拌しなければなら
ない。その際必要ならばスペクのないサーモゾール染色
を得るために濾過しなければならない。 d)2a)により製造された粉末調製物をパッケージ染
色に使用する場合、得られた染色は均一であり、耐磨耗
性である。即ち巻き物の内側及び外側の色濃度は同一で
あり、染料沈着は観察されない。 〔例3〕1a)に従って製造され乾燥された式Iの染料
100gをトルエン600mlから再結晶する。2a)
の記載に従ってこれから製造された染料粉末は、すべて
の使用技術上の要求を満足させる。 〔例4〕1a)に従って製造された、式Iの染料100
gをナトリウムリグニンスルホナート50g及び水と共
に攪拌し、得られた混合物を120℃で1.5時間加熱
する。冷却後、更にリグニンスルホナートナトリウム5
0gを加え、懸濁液をサンドミルで粉砕し、分散液に変
える。この分散液は同様にすべての技術上の要求を満足
させる。 〔例5〕2- クロロ -4- ニトロアニリン172.5g
を、濃塩酸中で40%ニトロシル硫酸325gでジアゾ
化し、得られたジアゾ溶液を10〜15℃で酢酸ブチル
30gの存在下に直接的に氷冷しながら、3- 〔N,N
- ビス(アセトキシエチル)アミノ〕- アセトアニリバ
340gの水性酢酸溶液とカップリングする。濾過し、
水洗した後に得られるプレスケーキを60℃で、1c)
に記載した微分散液が得られるまでボールミル中で粉砕
する。この様にして得られた液状調製物はすべての技術
上の要求を満足させる。
ず、α- 変態の形で存在する液状調製物を使用した場
合、配量添加に際してノズルからの染料の飛散放出又は
ノズルの完全な目づまりを生じる。 〔例2〕 a)1b)に従って製造された染料100gを、ナトリ
ウムリグニンスルホナート100g、クレゾール、ノニ
ルフエノール、ホルムアルデヒド及び亜硫酸水素ナトリ
ウムから成る縮合生成物100部及び水と共にサンドミ
ル中で1c)に記載した微分散液が得られるまで粉砕す
る。得られた粉砕ペーストを入口温度155℃及び出口
温度85℃で噴霧乾燥機中で噴霧乾燥する。 b)染液の製造のために、2a)によって得られた粉末
を水中に入れ、粉末の一部が容器の底の沈みながら既に
分散され、粉末の全部が短期間の攪拌後に分散される。 c)これに反して、1b)に記載された加熱処理をせず
に製造された粉末調製物は、均一な分散液が得られるま
で、特別な攪拌機を使用して長期間攪拌しなければなら
ない。その際必要ならばスペクのないサーモゾール染色
を得るために濾過しなければならない。 d)2a)により製造された粉末調製物をパッケージ染
色に使用する場合、得られた染色は均一であり、耐磨耗
性である。即ち巻き物の内側及び外側の色濃度は同一で
あり、染料沈着は観察されない。 〔例3〕1a)に従って製造され乾燥された式Iの染料
100gをトルエン600mlから再結晶する。2a)
の記載に従ってこれから製造された染料粉末は、すべて
の使用技術上の要求を満足させる。 〔例4〕1a)に従って製造された、式Iの染料100
gをナトリウムリグニンスルホナート50g及び水と共
に攪拌し、得られた混合物を120℃で1.5時間加熱
する。冷却後、更にリグニンスルホナートナトリウム5
0gを加え、懸濁液をサンドミルで粉砕し、分散液に変
える。この分散液は同様にすべての技術上の要求を満足
させる。 〔例5〕2- クロロ -4- ニトロアニリン172.5g
を、濃塩酸中で40%ニトロシル硫酸325gでジアゾ
化し、得られたジアゾ溶液を10〜15℃で酢酸ブチル
30gの存在下に直接的に氷冷しながら、3- 〔N,N
- ビス(アセトキシエチル)アミノ〕- アセトアニリバ
340gの水性酢酸溶液とカップリングする。濾過し、
水洗した後に得られるプレスケーキを60℃で、1c)
に記載した微分散液が得られるまでボールミル中で粉砕
する。この様にして得られた液状調製物はすべての技術
上の要求を満足させる。
【図1】本発明の染料の結晶変態(β- 変態)を示すX
- 線回折図である。
- 線回折図である。
【図2】本発明の染料の結晶変態(α- 変態)を示すX
- 線回折図である。
- 線回折図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 一般式I 【化1】 ──────これは、X- 線回折図( Cu kα線)で
回折角2θ(°)で下記の回折線を示す: 高い強度回折線: 11.2, 26.9, 中位の強度回折線: 5.1, 9.8, 11.8, 15.0, 17.7,
19.6,20.3, 21.8, 22.5, 24.3 ──────なる染料のβ- 変態。 - 【請求項2】 一般式Iの染料のα- 変態を水性相中で
70〜150 ℃の温度に加熱することを特徴とする、請求項
1記載の一般式Iの染料のβ- 変態を製造する方法。 - 【請求項3】 水性相が界面活性物質1種又はそれ以上
を含有する、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 水性相が有機溶剤1種又はそれ以上を含
有する、請求項2又は3記載の方法。 - 【請求項5】 一般式Iの染料のα- 変態を再結晶す
る、請求項1記載の一般式Iの染料のβ- 変態を製造す
る方法。 - 【請求項6】 2−クロロ−4−ニトロアニリンをジア
ゾ化し、得られたジアゾニウム塩を水と混和しない又は
僅かに混和する有機溶剤の存在下に3─〔N,N−ビス
(アセトキシエチル)アミノ〕アセトアニリドとカップ
リングする、請求項1記載の一般式Iの染料のβ- 変態
を製造する方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の一般式Iの染料のβ- 変
態を、液状又は粉末状調製物の製造に使用する方法。 - 【請求項8】 請求項1記載の一般式Iの染料のβ- 変
態を、ポリエステル及び(又は)セルロースエステルか
らなる繊維材料又はこれらの材料と羊毛又はセルロース
との混合織物の染色又は捺染に使用する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4446615:3 | 1994-12-24 | ||
DE4446615A DE4446615A1 (de) | 1994-12-24 | 1994-12-24 | Färbestabiler Monoazofarbstoff, dessen Herstellung und Verwendung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08231876A true JPH08231876A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=6537135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7335267A Withdrawn JPH08231876A (ja) | 1994-12-24 | 1995-12-22 | 染色に安定なモノアゾ染料、その製造方法及びその使用方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0718376B1 (ja) |
JP (1) | JPH08231876A (ja) |
KR (1) | KR960022858A (ja) |
DE (2) | DE4446615A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980072794A (ko) * | 1997-03-07 | 1998-11-05 | 성재갑 | 알칼리 발염용 흑색 염료 조성물 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19726425A1 (de) * | 1997-06-23 | 1998-12-24 | Dystar Textilfarben Gmbh & Co | Färbestabiler Monoazofarbstoff, dessen Herstellung und Verwendung |
CN105440737B (zh) * | 2014-08-29 | 2017-08-08 | 浙江迪邦化工有限公司 | 一种节能环保型分散染料的制备方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH343560A (de) * | 1956-07-21 | 1959-12-31 | Sandoz Ag | Verfahren zur Herstellung wasserunlöslicher Monoazofarbstoffe |
GB852396A (en) * | 1958-09-17 | 1960-10-26 | Ici Ltd | Benzene-monoazo-benzene dyestuffs |
DE2921210A1 (de) * | 1979-05-25 | 1980-12-04 | Hoechst Ag | Faerbestabiler monoazofarbstoff, dessen herstellung und verwendung |
TW233304B (ja) * | 1992-04-02 | 1994-11-01 | Hoechst Mitsubishi Kasei | |
DE4337143A1 (de) * | 1993-10-30 | 1995-05-04 | Cassella Ag | Verfahren zur Herstellung von Azofarbstoffen |
-
1994
- 1994-12-24 DE DE4446615A patent/DE4446615A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-12-13 EP EP95119598A patent/EP0718376B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-12-13 DE DE59509427T patent/DE59509427D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-22 JP JP7335267A patent/JPH08231876A/ja not_active Withdrawn
- 1995-12-22 KR KR1019950054220A patent/KR960022858A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980072794A (ko) * | 1997-03-07 | 1998-11-05 | 성재갑 | 알칼리 발염용 흑색 염료 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4446615A1 (de) | 1996-06-27 |
EP0718376A1 (de) | 1996-06-26 |
EP0718376B1 (de) | 2001-07-18 |
DE59509427D1 (de) | 2001-08-23 |
KR960022858A (ko) | 1996-07-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |