JPH08230721A - キャブチルト装置 - Google Patents
キャブチルト装置Info
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- JPH08230721A JPH08230721A JP7038524A JP3852495A JPH08230721A JP H08230721 A JPH08230721 A JP H08230721A JP 7038524 A JP7038524 A JP 7038524A JP 3852495 A JP3852495 A JP 3852495A JP H08230721 A JPH08230721 A JP H08230721A
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- cab
- torsion bar
- support
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、サポートとトーションバーとの接触
による金属音の発生を防止し、また、チルトアップ時に
おけるサポートとトーションバーの横ずれを防止できる
ようにしたキャブチルト装置を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明は車体フレーム13にキャブ11を開閉
自在に支持するヒンジボルト24と、前記キャブ11を
開放する方向に付勢するトーションバー14と、このト
ーションバー14の一端部を前記車体フレーム12に固
定的に支持するロワーキャブヒンジブラケット15と、
前記キャブ11の下面部に設けられたサポート29と、
このサポート29と前記トーションバー14の他端部と
を連結する回動リンク31と、前記サポート29に設け
られ、前記キャブ11が前記トーションバー14の付勢
力に抗して閉じられたとき、前記回動リンク31に接触
するゴムブッシュ36とを具備してなる。
による金属音の発生を防止し、また、チルトアップ時に
おけるサポートとトーションバーの横ずれを防止できる
ようにしたキャブチルト装置を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明は車体フレーム13にキャブ11を開閉
自在に支持するヒンジボルト24と、前記キャブ11を
開放する方向に付勢するトーションバー14と、このト
ーションバー14の一端部を前記車体フレーム12に固
定的に支持するロワーキャブヒンジブラケット15と、
前記キャブ11の下面部に設けられたサポート29と、
このサポート29と前記トーションバー14の他端部と
を連結する回動リンク31と、前記サポート29に設け
られ、前記キャブ11が前記トーションバー14の付勢
力に抗して閉じられたとき、前記回動リンク31に接触
するゴムブッシュ36とを具備してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャブチルト装置に係
わり、特に、トーションバーとそのサポートとの接続構
造を改良したキャブチルト装置に関する。
わり、特に、トーションバーとそのサポートとの接続構
造を改良したキャブチルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャブオーバ型車両のキャブはその前面
下部側が車体フレームにキャブチルト装置の第1の支持
部を介して開閉自在に支持され、背面下部側がロック機
構により車体フレームにロックされている。
下部側が車体フレームにキャブチルト装置の第1の支持
部を介して開閉自在に支持され、背面下部側がロック機
構により車体フレームにロックされている。
【0003】上記キャブチルト装置は、図9および図1
0に示すように、トーションバー1を有し、このトーシ
ョンバー1の一端部によりサポート2を介してキャブ3
を支持している。上記トーションバー1の他端部は図示
しない車体フレームに第2の支持部を介して取り付けら
れ、この第2の支持部を中心としてトーションバー1が
回動する。
0に示すように、トーションバー1を有し、このトーシ
ョンバー1の一端部によりサポート2を介してキャブ3
を支持している。上記トーションバー1の他端部は図示
しない車体フレームに第2の支持部を介して取り付けら
れ、この第2の支持部を中心としてトーションバー1が
回動する。
【0004】また、上記サポート2の下面部には凹部4
が形成され、キャブ3のチルトダウン時には、前記凹部
4内にトーションバー1の一端部が係合されてサポート
されている。
が形成され、キャブ3のチルトダウン時には、前記凹部
4内にトーションバー1の一端部が係合されてサポート
されている。
【0005】しかして、キャブ3をチルトアップする場
合には、ロックが解除され、図11に示すように、トー
ションバー1のバネ力により、キャブ3が持ち上げられ
る。ところで、上記キャブ3を支持する第1の支持部と
上記トーションバー1を支持する第2の支持部とは位置
がずれているため、チルトアップするに従って、トーシ
ョンバー1とサポート2との間には接触した状態での滑
りが生じる。
合には、ロックが解除され、図11に示すように、トー
ションバー1のバネ力により、キャブ3が持ち上げられ
る。ところで、上記キャブ3を支持する第1の支持部と
上記トーションバー1を支持する第2の支持部とは位置
がずれているため、チルトアップするに従って、トーシ
ョンバー1とサポート2との間には接触した状態での滑
りが生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、上記サポート2が金属製であるため、トーシ
ョンバー1との接触により、走行時などに振動を受ける
とカタカタと金属音が発生し、騒音の原因となってい
た。
おいては、上記サポート2が金属製であるため、トーシ
ョンバー1との接触により、走行時などに振動を受ける
とカタカタと金属音が発生し、騒音の原因となってい
た。
【0007】なお、上記サポート2をゴム製にすれば、
騒音の発生はなくなるが、サポート2とトーションバー
1との間に接触状態での滑りを生じるため、摩耗量が多
く、ゴムによりサポート2を構成することはできない。
騒音の発生はなくなるが、サポート2とトーションバー
1との間に接触状態での滑りを生じるため、摩耗量が多
く、ゴムによりサポート2を構成することはできない。
【0008】また、チルトアップ時、サポート2とトー
ションバー1とが離れてしまうため、サポート2とトー
ションバー1とが何等かの原因により、大きく横ずれて
しまうと、サポートできなくなる虞があった。
ションバー1とが離れてしまうため、サポート2とトー
ションバー1とが何等かの原因により、大きく横ずれて
しまうと、サポートできなくなる虞があった。
【0009】そこで、本発明はサポートとトーションバ
ーとの接触による金属音の発生を防止し、また、チルト
アップ時におけるサポートとトーションバーの横ずれを
防止できるようにしたキャブチルト装置を提供すること
を目的とする。
ーとの接触による金属音の発生を防止し、また、チルト
アップ時におけるサポートとトーションバーの横ずれを
防止できるようにしたキャブチルト装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、車体フレームにキャ
ブを開閉自在に支持する第1の支持部と、前記キャブを
開放する方向に付勢するトーションバーと、このトーシ
ョンバーの一端部を前記車体フレームに固定的に支持す
る第2の支持部と、前記キャブの下面部に設けられた取
付部材と、この取付部材と前記トーションバーの他端部
とを連結する回動リンクと、前記取付部材に設けられ、
前記キャブが前記トーションバーの付勢力に抗して閉じ
られたとき、前記回動リンクに接触する弾性部材とを具
備してなる。
するため、請求項1記載のものは、車体フレームにキャ
ブを開閉自在に支持する第1の支持部と、前記キャブを
開放する方向に付勢するトーションバーと、このトーシ
ョンバーの一端部を前記車体フレームに固定的に支持す
る第2の支持部と、前記キャブの下面部に設けられた取
付部材と、この取付部材と前記トーションバーの他端部
とを連結する回動リンクと、前記取付部材に設けられ、
前記キャブが前記トーションバーの付勢力に抗して閉じ
られたとき、前記回動リンクに接触する弾性部材とを具
備してなる。
【0011】また、請求項2記載のものは、車体フレー
ムにキャブを開閉自在に支持する第1の支持部と、前記
キャブを開放する方向に付勢するトーションバーと、こ
のトーションバーの一端部を前記車体フレームに固定的
に支持する第2の支持部と、前記キャブの下面部に設け
られた取付部材と、この取付部材に一端部が回動自在に
取り付けられた回動リンクと、この回動リンクの他端部
に設けられた第1および第2の弾性部材と、前記第1の
弾性部材が前記トーションバーの他端部側に接触するよ
うに前記回動リンクを付勢する付勢部材とを具備し、前
記キャブが前記トーションバーの付勢力に抗して閉じら
れたとき、前記回動リンクの第2の弾性部材を前記取付
部材に接触させることを特徴とする。
ムにキャブを開閉自在に支持する第1の支持部と、前記
キャブを開放する方向に付勢するトーションバーと、こ
のトーションバーの一端部を前記車体フレームに固定的
に支持する第2の支持部と、前記キャブの下面部に設け
られた取付部材と、この取付部材に一端部が回動自在に
取り付けられた回動リンクと、この回動リンクの他端部
に設けられた第1および第2の弾性部材と、前記第1の
弾性部材が前記トーションバーの他端部側に接触するよ
うに前記回動リンクを付勢する付勢部材とを具備し、前
記キャブが前記トーションバーの付勢力に抗して閉じら
れたとき、前記回動リンクの第2の弾性部材を前記取付
部材に接触させることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載のものは、チルトダウン時に、ト
ーションバーとサポートとを連結する回動リンクを弾性
部材を介してサポートに接触させることにより、走行時
の振動を弾性部材によって吸収し、従来のような金属同
志の当接による金属音の発生を防止する。
ーションバーとサポートとを連結する回動リンクを弾性
部材を介してサポートに接触させることにより、走行時
の振動を弾性部材によって吸収し、従来のような金属同
志の当接による金属音の発生を防止する。
【0013】また、上記回動リンクと弾性部材との接触
部を一定とすることにより、弾性部材の摩耗量を極力抑
える。さらに、トーションバーとサポートとを連結リン
クにより連結することにより、トーションバーとサポー
トとの間における大きな横方向のずれを防止する。
部を一定とすることにより、弾性部材の摩耗量を極力抑
える。さらに、トーションバーとサポートとを連結リン
クにより連結することにより、トーションバーとサポー
トとの間における大きな横方向のずれを防止する。
【0014】請求項2記載のものは、チルトダウン時
に、トーションバーを第1および第2の弾性部材を介し
てサポートに接触させることにより、走行時の振動を第
1および第2の弾性部材により吸収し、従来のような金
属同志の当接による金属音の発生を防止する。
に、トーションバーを第1および第2の弾性部材を介し
てサポートに接触させることにより、走行時の振動を第
1および第2の弾性部材により吸収し、従来のような金
属同志の当接による金属音の発生を防止する。
【0015】また、第1の弾性部材とトーションバーと
の接触部を一定化することにより、第1の弾性部材の摩
耗量を抑える。さらに、回動リンクの第1の弾性部材が
常に、トーションバーに接触するように、回動リンクを
付勢することにより、トーションバーとサポートとの間
における大きな横方向のずれを防止する。
の接触部を一定化することにより、第1の弾性部材の摩
耗量を抑える。さらに、回動リンクの第1の弾性部材が
常に、トーションバーに接触するように、回動リンクを
付勢することにより、トーションバーとサポートとの間
における大きな横方向のずれを防止する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図1〜図6に示す一実施例を
参照して説明する。図3はキャブオーバ型のトラックを
示すもので、図中11はキャブである。このキャブ11
はその前面下部側が後述する第1の支持部により車体フ
レーム13に開閉自在に支持され、また、背面下部側が
図示しないロック機構によりロックされている。
参照して説明する。図3はキャブオーバ型のトラックを
示すもので、図中11はキャブである。このキャブ11
はその前面下部側が後述する第1の支持部により車体フ
レーム13に開閉自在に支持され、また、背面下部側が
図示しないロック機構によりロックされている。
【0017】上記キャブ11は図4に示すように、トー
ションバー14,14により開放する方向に弾性的に付
勢されている。上記トーションバー14,14の一端部
は図6にも示すように、第2の支持部を構成するロワー
キャブヒンジブラケット15,15の取付孔15a,1
5aに固定的に取り付けられている。上記ロワーキャブ
ヒンジブラケット15,15は車体フレーム13にボル
ト17とナット18により取り付けられている。
ションバー14,14により開放する方向に弾性的に付
勢されている。上記トーションバー14,14の一端部
は図6にも示すように、第2の支持部を構成するロワー
キャブヒンジブラケット15,15の取付孔15a,1
5aに固定的に取り付けられている。上記ロワーキャブ
ヒンジブラケット15,15は車体フレーム13にボル
ト17とナット18により取り付けられている。
【0018】上記ロワーキャブブラケット15、15の
上面部にはキャブヒンジクッション19がキャブヒンジ
キャップ20により取り付けられている。前記キャブヒ
ンジキャップ20はボルト21により固定される。上記
キャビヒンジクッション19の内部にはカラー23が挿
入され、このカラー23には第1の支持部としてのヒン
ジボルト24が挿入される。このヒンジボルト24によ
りアッパキャブヒンジブラケット25が回動自在に支持
されている。34は上記ヒンジボルト24に螺着される
ナットである。上記アッパキャブヒンジブラケット25
にボルト28により上記キャブ11が固定される。
上面部にはキャブヒンジクッション19がキャブヒンジ
キャップ20により取り付けられている。前記キャブヒ
ンジキャップ20はボルト21により固定される。上記
キャビヒンジクッション19の内部にはカラー23が挿
入され、このカラー23には第1の支持部としてのヒン
ジボルト24が挿入される。このヒンジボルト24によ
りアッパキャブヒンジブラケット25が回動自在に支持
されている。34は上記ヒンジボルト24に螺着される
ナットである。上記アッパキャブヒンジブラケット25
にボルト28により上記キャブ11が固定される。
【0019】また、上記トーションバー14,14の他
端部は図1に示すように、回動リンク31を介して取付
部材としてのサポート29に連結されている。前記回動
リンク31の両端部は支軸33,34を介して上記サポ
ート29およびトーションバー14に回動自在に接続さ
れている。
端部は図1に示すように、回動リンク31を介して取付
部材としてのサポート29に連結されている。前記回動
リンク31の両端部は支軸33,34を介して上記サポ
ート29およびトーションバー14に回動自在に接続さ
れている。
【0020】上記サポート29はボルト(図6に示す)
32により上記キャブ11の下面部に固定され、このサ
ポート29には、弾性部材としてのゴムブッシュ36が
取り付けられている。
32により上記キャブ11の下面部に固定され、このサ
ポート29には、弾性部材としてのゴムブッシュ36が
取り付けられている。
【0021】また、上記車体フレーム13と上記キャブ
11とは図4に示すように、折り畳み自在な複数本のリ
ンク26…からなる連結機構27を介して連結されてい
る。しかして、キャブ11をチルトアップする場合に
は、ロックを解除する。これにより、図2に示すよう
に、トーションバー14,14の復帰力により、リンク
31を介してサポート29が押し上げられ、キャブ11
はヒンジボルト24を中心として回動し、チルトアップ
される。
11とは図4に示すように、折り畳み自在な複数本のリ
ンク26…からなる連結機構27を介して連結されてい
る。しかして、キャブ11をチルトアップする場合に
は、ロックを解除する。これにより、図2に示すよう
に、トーションバー14,14の復帰力により、リンク
31を介してサポート29が押し上げられ、キャブ11
はヒンジボルト24を中心として回動し、チルトアップ
される。
【0022】また、チルトアップされたキャブ11を閉
じる場合には、キャブ11をトーションバー14,14
のバネ力に抗して押し下げ、所定量押し下げられると、
ロック機構によりロックされる。このとき、リンク31
とゴムブッシュ36は図1に示すように接触される。
じる場合には、キャブ11をトーションバー14,14
のバネ力に抗して押し下げ、所定量押し下げられると、
ロック機構によりロックされる。このとき、リンク31
とゴムブッシュ36は図1に示すように接触される。
【0023】上記したように、キャブ11のチルトダウ
ン時には、トーションバー14,14とサポート29と
を連結する回動リンク31をゴムブッシュ36を介して
サポート29に接触するため、走行時に発生する振動は
上記ゴムブッシュ36により吸収され、従来のような金
属同志の当接による金属音の発生を防止できる。
ン時には、トーションバー14,14とサポート29と
を連結する回動リンク31をゴムブッシュ36を介して
サポート29に接触するため、走行時に発生する振動は
上記ゴムブッシュ36により吸収され、従来のような金
属同志の当接による金属音の発生を防止できる。
【0024】また、上記回動リンク31とゴムブッシュ
36との接触部が一定となるため、ゴムブッシュ36の
摩耗量を極力抑えることができる。さらに、トーション
バー14,14とサポート29とを回動リンク31によ
り連結するため、トーションバー14、14とサポート
29との間における大きな横方向のずれを規制すること
ができ、確実にトーションバー14,14をサポートで
きる。
36との接触部が一定となるため、ゴムブッシュ36の
摩耗量を極力抑えることができる。さらに、トーション
バー14,14とサポート29とを回動リンク31によ
り連結するため、トーションバー14、14とサポート
29との間における大きな横方向のずれを規制すること
ができ、確実にトーションバー14,14をサポートで
きる。
【0025】なお、本発明は上記一実施例に限られるも
のではなく、図7に示すようなものであっても良い。す
なわち、図中41はサポート40に支軸42を介して回
動自在に取り付けられた回動リンクで、この回動リンク
41の回動端部には支軸43を介して第1の弾性部材と
しての弾性ローラ44が取り付けられている。
のではなく、図7に示すようなものであっても良い。す
なわち、図中41はサポート40に支軸42を介して回
動自在に取り付けられた回動リンクで、この回動リンク
41の回動端部には支軸43を介して第1の弾性部材と
しての弾性ローラ44が取り付けられている。
【0026】また、上記回動リンク41は付勢部材とし
てのバネ材45により前記弾性ローラ44が上記トーシ
ョンバー14の端部に接触するように付勢されている。
さらに、上記回動リンク41の回動端上面側には第2の
弾性部材としてのゴム板46が取り付けられている。
てのバネ材45により前記弾性ローラ44が上記トーシ
ョンバー14の端部に接触するように付勢されている。
さらに、上記回動リンク41の回動端上面側には第2の
弾性部材としてのゴム板46が取り付けられている。
【0027】しかして、キャブ11をチルトアップする
場合には、ロックが解除され、トーションバー14,1
4の復帰力により、弾性ローラ44が押し上げられ、キ
ャブ11が開放される。このキャブ11の開放量が所定
量以上になると、バネ材45の付勢力により、回動リン
ク41が下方に回動し、弾性ローラ44は常時、トーシ
ョンバー14の端部に接触される。
場合には、ロックが解除され、トーションバー14,1
4の復帰力により、弾性ローラ44が押し上げられ、キ
ャブ11が開放される。このキャブ11の開放量が所定
量以上になると、バネ材45の付勢力により、回動リン
ク41が下方に回動し、弾性ローラ44は常時、トーシ
ョンバー14の端部に接触される。
【0028】この実施例によれば、チルトダウン時に
は、トーションバー14を弾性ローラ44およびゴム板
46を介してサポート40に接触させるため、走行時に
発生する振動は上記弾性ローラ44、ゴム板46によっ
て吸収でき、従来のように金属同志の当接による金属音
が発生することがない。
は、トーションバー14を弾性ローラ44およびゴム板
46を介してサポート40に接触させるため、走行時に
発生する振動は上記弾性ローラ44、ゴム板46によっ
て吸収でき、従来のように金属同志の当接による金属音
が発生することがない。
【0029】また、弾性ローラ44とトーションバー1
4との接触部を一定化でき、弾性ローラ44の摩耗量を
抑えることができる。さらに、回動リンク41の弾性ロ
ーラ44が常にトーションバー14に接触するように、
回動リンク41を付勢するため、トーションバー14と
サポート40との間における大きな横方向のずれを規制
でき、確実にトーションバー14をサポートできる。
4との接触部を一定化でき、弾性ローラ44の摩耗量を
抑えることができる。さらに、回動リンク41の弾性ロ
ーラ44が常にトーションバー14に接触するように、
回動リンク41を付勢するため、トーションバー14と
サポート40との間における大きな横方向のずれを規制
でき、確実にトーションバー14をサポートできる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、請求項1
記載のものは、チルトダウン時には、トーションバーと
サポートとを連結する回動リンクが弾性部材を介してサ
ポートに接触するから、走行時に、従来のように金属同
志の当接による金属音が発生することがなく、騒音の発
生を防止できる。
記載のものは、チルトダウン時には、トーションバーと
サポートとを連結する回動リンクが弾性部材を介してサ
ポートに接触するから、走行時に、従来のように金属同
志の当接による金属音が発生することがなく、騒音の発
生を防止できる。
【0031】また、上記回動リンクと弾性部材との接触
部が一定となるから、弾性部材の摩耗量を極力抑えるこ
とがでる。さらに、トーションバーとサポートとを回動
リンクにより連結するから、トーションバーとサポート
との間に大きな横方向のずれを生じることがなく、確実
にトーションバーをサポートできる。
部が一定となるから、弾性部材の摩耗量を極力抑えるこ
とがでる。さらに、トーションバーとサポートとを回動
リンクにより連結するから、トーションバーとサポート
との間に大きな横方向のずれを生じることがなく、確実
にトーションバーをサポートできる。
【0032】請求項2記載のものは、チルトダウン時に
は、トーションバーを第1および第2の弾性部材を介し
てサポートに接触させるから、走行時に、従来のように
金属同志の当接による金属音が発生することがなく、騒
音の発生を防止できる。
は、トーションバーを第1および第2の弾性部材を介し
てサポートに接触させるから、走行時に、従来のように
金属同志の当接による金属音が発生することがなく、騒
音の発生を防止できる。
【0033】また、第1の弾性部材とトーションバーと
の接触部を一定化でき、第1の弾性部材の摩耗量を抑え
ることができる。さらに、回動リンクの第1の弾性部材
が常にトーションバーに接触するように、回動リンクを
付勢するから、トーションバーとサポートとの間に大き
な横方向のずれを生じることがなく、確実にトーション
バーをサポートできる。
の接触部を一定化でき、第1の弾性部材の摩耗量を抑え
ることができる。さらに、回動リンクの第1の弾性部材
が常にトーションバーに接触するように、回動リンクを
付勢するから、トーションバーとサポートとの間に大き
な横方向のずれを生じることがなく、確実にトーション
バーをサポートできる。
【図1】本発明の一実施例であるキャブとトーションバ
ーとの接続部を示す図。
ーとの接続部を示す図。
【図2】図1の接続部の動作状態を示す図。
【図3】図1の接続部を有し、チルトアップされたキャ
ブを示す側面図。
ブを示す側面図。
【図4】図1の接続部を有するキャブチルト装置を示す
構成図。
構成図。
【図5】図4のキャブチルト装置の動作を示す図。
【図6】図4のキャブチルト装置を示す分解斜視図。
【図7】本発明の他の実施例であるキャブとトーション
バーとの接続部を示す図。
バーとの接続部を示す図。
【図8】図7の本発明の接続部の動作状態を示す図。
【図9】従来におけるキャブとトーションバーとの接続
部を示す側面図。
部を示す側面図。
【図10】図9の接続部を示す正面面。
【図11】図9の接続部のチルトアップ時における状態
を示す側面図。
を示す側面図。
11…キャブ、13…車体フレーム、14…トーション
バー、15…ロワーキャブヒンジブラケット(第2の支
持部)、24…ヒンジボルト(第1の支持部)、29…
サポート(取付部材)、31…回動リンク、36…ゴム
ブッシュ(弾性部材)、44…弾性ローラ(第1の弾性
部材)、45…バネ材(付勢部材)、46…ゴム板(第
2の弾性材)。
バー、15…ロワーキャブヒンジブラケット(第2の支
持部)、24…ヒンジボルト(第1の支持部)、29…
サポート(取付部材)、31…回動リンク、36…ゴム
ブッシュ(弾性部材)、44…弾性ローラ(第1の弾性
部材)、45…バネ材(付勢部材)、46…ゴム板(第
2の弾性材)。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体フレームにキャブを開閉自在に支持
する第1の支持部と、 前記キャブを開放する方向に付勢するトーションバー
と、 このトーションバーの一端部を前記車体フレームに固定
的に支持する第2の支持部と、 前記キャブの下面部に設けられた取付部材と、 この取付部材と前記トーションバーの他端部とを連結す
る回動リンクと、 前記取付部材に設けられ、前記キャブが前記トーション
バーの付勢力に抗して閉じられたとき、前記回動リンク
に接触する弾性部材と、 を具備してなることを特徴とするキャブチルト装置。 - 【請求項2】 車体フレームにキャブを開閉自在に支持
する第1の支持部と、 前記キャブを開放する方向に付勢するトーションバー
と、 このトーションバーの一端部を前記車体フレームに固定
的に支持する第2の支持部と、 前記キャブの下面部に設けられた取付部材と、 この取付部材に一端部が回動自在に取り付けられた回動
リンクと、 この回動リンクの他端部に設けられた第1および第2の
弾性部材と、 前記第1の弾性部材が前記トーションバーの他端部側に
接触するように前記回動リンクを付勢する付勢部材と、 を具備し、 前記キャブが前記トーションバーの付勢力に抗して閉じ
られたとき、前記回動リンクの第2の弾性部材を前記取
付部材に接触させることを特徴とするキャブチルト装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7038524A JPH08230721A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | キャブチルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7038524A JPH08230721A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | キャブチルト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230721A true JPH08230721A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12527671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7038524A Pending JPH08230721A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | キャブチルト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08230721A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030050312A (ko) * | 2001-12-18 | 2003-06-25 | 현대자동차주식회사 | 트럭의 캡 틸팅용 실린더 고정 장치 |
US6688413B2 (en) | 2000-04-11 | 2004-02-10 | Firma Carl Freudenberg | Bearing system for a first vehicle part, in particular designed as a driver's cab of a truck, on a second vehicle part, in particular designed as a vehicle frame |
KR100501388B1 (ko) * | 2003-07-15 | 2005-07-18 | 현대자동차주식회사 | 프런트캡 틸팅용 서스펜션 |
JP2007253759A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | キャブマウンティング構造 |
CN105711652A (zh) * | 2016-01-27 | 2016-06-29 | 广西柳工机械股份有限公司 | 扭杆助力式翻转机构 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP7038524A patent/JPH08230721A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6688413B2 (en) | 2000-04-11 | 2004-02-10 | Firma Carl Freudenberg | Bearing system for a first vehicle part, in particular designed as a driver's cab of a truck, on a second vehicle part, in particular designed as a vehicle frame |
KR20030050312A (ko) * | 2001-12-18 | 2003-06-25 | 현대자동차주식회사 | 트럭의 캡 틸팅용 실린더 고정 장치 |
KR100501388B1 (ko) * | 2003-07-15 | 2005-07-18 | 현대자동차주식회사 | 프런트캡 틸팅용 서스펜션 |
JP2007253759A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | キャブマウンティング構造 |
CN105711652A (zh) * | 2016-01-27 | 2016-06-29 | 广西柳工机械股份有限公司 | 扭杆助力式翻转机构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001114 |