JPH08224381A - 走行模型体 - Google Patents

走行模型体

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JPH08224381A
JPH08224381A JP7055228A JP5522895A JPH08224381A JP H08224381 A JPH08224381 A JP H08224381A JP 7055228 A JP7055228 A JP 7055228A JP 5522895 A JP5522895 A JP 5522895A JP H08224381 A JPH08224381 A JP H08224381A
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wheel
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仁吾 和田
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勲 上原
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    • A63H18/14Drives arranged in the track, e.g. endless conveying means, magnets, driving-discs
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行模型体の軽快な動作を実現し、また、走
行模型体により競輪選手の動作を擬似的に再現する。 【構成】 走行方向前後にそれぞれ配置された一対の車
輪82、83と、一対の車輪82、83をそれぞれ回転
自在に支持する基台81と、基台81に支持された動物
を模した模型体88とを備えた走行模型体において、一
方の車輪83の車軸の回転により運動する従動部89を
模型体88に設け、基台81に車輪82、83と別体の
支持用車輪93を回転自在に設け、この支持用車輪93
の下端を一対の車輪82、83のそれぞれの下端を結ん
だ線より下方に位置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪の回転を利用して
動物を模した模型体を運動させてこの動物そのものの動
作を擬似的に再現することの可能な走行模型体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の走行模型体としては、例えば実
開平1−152698号公報に開示されたものがある。
実開平1−152698号公報に開示された走行模型体
は騎手が騎乗した競走馬を模したものであり、この走行
模型体の順位を事前に予想して入賞を競う競馬ゲーム装
置に使用される。走行模型体の基台には駆動用車輪が取
り付けられ、駆動用車輪はゲーム装置の支持板上に載置
される。走行模型体が支持板上を走行すると駆動用車輪
が転動し、この駆動用車輪の回転力によりクランク部材
が揺動する。そして、クランク部材の揺動が伝達されて
模型馬の前後脚が揺動するとともに、模型騎手の腰部が
上下動して実際の騎手及び競走馬の動作が擬似的に再現
される。このような走行模型体が適用されうるゲーム装
置としては、競馬ゲーム装置の他に車手が騎乗した模型
競輪自転車を走行模型体とする競輪ゲーム装置が考えら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の走行模型体は競馬ゲーム装置に適用されるもの
であり、従って、かかる構成をそのまま競輪ゲーム装置
用の走行模型体に適用するには幾つかの改善すべき点が
ある。まず、模型馬の場合、実際の競走馬の運動からし
て模型馬の前後脚は空中から浮いている動作が必ず必要
である。従って、上述した実開平1−152698号公
報に一例を示すように、模型馬の前後脚は支持板から浮
いた状態で、すなわち支持板に接触することなく支持さ
れている。しかし、模型自転車の場合、実際の競輪自転
車は常に前後輪がトラックに接地していることから、模
型自転車の前後輪を模型馬と同様に支持板から浮かせた
状態で支持してしまうと、見た目上からして実際の競輪
自転車の動作を模擬的に再現したとは言いにくい。一
方、前後輪共に支持板に接地させた場合、2輪だけでは
動作が不安定であるためさらに支持板に接地する支持用
の車輪が少なくとも1つ(好ましくは2つ以上)必要で
あるが、支持板に接地する車輪の数が多くなるに連れて
接地面積が増大し、摩擦抵抗が増加して模型自転車の動
作が緩慢になりやすい。特に、実開平1−152698
号公報のように走行模型体は磁石等の吸引力により牽引
されることがあり、直接的に走行模型体を牽引する場合
に比較して牽引力が弱くなりがちであるため、支持板と
走行模型体との間の摩擦抵抗はできるだけ小さいことが
好ましい。次に、実際の競輪選手は上下動よりもむしろ
左右の揺動(特に上半身)が支配的であるため、実開平
1−152698号公報に開示された構成をそのまま模
型自転車に適用することはできない。
【0004】本発明の第1の目的は、軽快な動作を実現
しうる走行模型体を提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、競輪選手の動作を擬似的に再現しうる
走行模型体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
発明は、走行方向前後にそれぞれ配置された一対の車輪
と、一対の車輪をそれぞれ回転自在に支持する基台と、
基台に支持された動物を模した模型体とを備えた走行模
型体に適用される。そして、上述の目的は、車輪の一方
の車軸の回転により運動する従動部を模型体に設け、基
台に車輪と別体の支持用車輪を回転自在に設け、この支
持用車輪の下端を一対の車輪のそれぞれの下端を結んだ
線より下方に位置させることにより達成される。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の走行
模型体において、支持用車輪を一対の車輪の間に配置
し、走行模型体全体の重心を、この走行模型体を平面的
に見た状態で支持用車輪の車軸より一方の車輪側に寄っ
た位置に設けたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の走行模型体において、一方の車輪の車軸の回転により
揺動するクランク機構を従動部に設け、さらに、基台に
固設された模型体本体と、車軸に直交する方向に延在
し、この延在方向の回りに回転自在に模型体本体に支持
されるとともに、クランク機構の揺動に連れて揺動する
軸部材と、軸部材に突設され、この軸部材の延在方向に
略直交する方向に延在するピボット軸と、ピボット軸の
軸回りに揺動自在に設けられた揺動部材とを模型体に設
けたようなものである。
【0008】請求項4の発明は、車輪を回転自在に支持
する基台と、基台に支持された動物を模した模型体とを
備えた走行模型体に適用される。そして、上述の目的
は、車輪の車軸の回転により揺動するクランク機構と、
基台に固設された模型体本体と、車軸に直交する方向に
延在し、この延在方向の回りに回転自在に模型体本体に
支持されるとともに、クランク機構の揺動に連れて揺動
する軸部材と、軸部材に突設され、この軸部材の延在方
向に略直交する方向に延在するピボット軸と、ピボット
軸の軸回りに揺動自在に設けられた揺動部材とを模型体
に設けることにより達成される。
【0009】請求項5の発明は、請求項3又は4に記載
の走行模型体において、揺動部材を基台に揺動自在に取
り付けたようなものである。
【0010】
【作用】
−請求項1− 支持用車輪の下端が一対の車輪のそれぞれの下端を結ん
だ線より下方に位置しているので、この走行模型体を平
坦な面上に載置すると支持用車輪及びいずれか一方の車
輪の下端がそれぞれ平坦面上に接地し、他方の車輪はこ
の平坦面から上方に浮いた状態で支持される。
【0011】−請求項2− 走行模型体全体の重心が一方の車輪側に寄った位置にあ
るので、この走行模型体を平坦な面上に載置すると支持
用車輪及び従動部駆動用の一方の車輪の下端が必ず平坦
面上に接地し、他方の車輪はこの平坦面から上方に浮い
た状態で支持される。
【0012】−請求項3、4− クランク機構が揺動すると軸部材もこれに連れて揺動
し、さらに、軸部材に突設されたピボット軸も軸部材の
軸回りに揺動する。従って、揺動部材はピボット軸の揺
動によりこのピボット軸回りに揺動する。
【0013】−請求項5− 揺動部材は、クランク機構の揺動により基台と揺動部材
との取付部を中心に揺動する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例であるゲ
ーム装置の全体構成を示す斜視図である。本実施例のゲ
ーム装置は、競輪レースを模した競輪ゲーム装置に適用
されたものである。この図において、1は基台、2は基
台1上に形成されたトラックである。本実施例のトラッ
ク2は、2本の直線トラック2aの両端をそれぞれ半円
状の円形トラック2bで連結した、いわゆる長円環状に
形成されている。
【0015】円形トラック2bは、内周部から外周部に
向かうに従って斜め上方に傾斜した、いわゆるバンク形
状に形成されている。より詳細には、円形トラック2b
の中央(直線トラック2aから一番遠い部分)の外周部
が最も高く形成され、内周部は直線トラック2aと同一
高さに形成されている。円形トラック2bと直線トラッ
ク2aとの接続部の外周部も内周部よりやや高く形成さ
れており、従って、直線トラック2aの円形トラック2
bとの接続部は、トラック2全体として連続した曲面に
形成するために、内周部より外周部がやや高く形成され
ている。
【0016】基台1の周囲には操作部(コントロールパ
ネルとも言う)3が設けられている。この操作部3は、
本実施例のゲーム装置のプレーヤーに対して所定の表示
を行い、かつ、プレーヤーからの所定の操作入力を受け
るためのものであり、本実施例のゲーム装置において同
時遊戯可能なプレーヤー数(本実施例では8人)に対応
する個数だけ設けられている。
【0017】操作部3は、モニター4、モニター4の表
面に設けられた透明なタッチパネルからなる操作パネル
5、コイン投入口6及びコイン払出口7を備えている。
モニター4にはゲーム進行に必要な情報、一例としてゲ
ーム開始告知、出場選手紹介、賭け率(オッズ)表示、
入賞表示等が表示される。操作パネル5はプレーヤーか
らの各種情報入力、一例として賭け入力(ベット)のた
めに設けられている。
【0018】本実施例では、トラック2上に6台の模型
自転車(図1では図示略)が配置され、各模型自転車は
以下詳述する駆動機構によりこのトラック2上を走行可
能に構成されている。
【0019】図2は、模型自転車の駆動機構の概略を示
す模式図である。図2に示すように、本実施例のゲーム
装置の基台1は、ガラス等の光線透過能を有する材質か
らなる支持板20と、支持板20上方にこの支持板20
と平行に設けられた中間支持板21と、上面がトラック
2となる走行板22とを有する3階構成とされている。
そして、支持板20と中間支持板21との間には自走車
30が、中間支持板21と走行板22との間には中継車
60がそれぞれ模型自転車の台数分だけ配置され、走行
板22の上面(すなわちトラック2の上面)には上述の
模型自転車80が配置されている。
【0020】図3は、自走車30の外観構成を示す正面
図、図4は同右側面図である。これらの図において、3
1は自走車30の筐体であり、中空箱状に形成されてい
る。筐体31の進行方向前方(図3において右方)下部
にはキャスター32が、進行方向後方(図3において左
方)下部には駆動車輪33がそれぞれ回転自在に取り付
けられている。駆動車輪33の駆動軸(図示略)は図3
及び図4において図示しないモータに連結され、このモ
ータにより駆動車輪33が回転駆動される。34は筐体
31内に収納された基板であり、後述するマイコン等の
各種回路がこの基板34上に形成されている。
【0021】35は筐体31の上方に設けられた上部基
台であり、筐体31と上部基台35とはパンタグラフ機
構36により上下方向伸縮自在に連結されている。パン
タグラフ機構36は、筐体31の上方左右両端にそれぞ
れ2枚ずつ設けられたリンク板37を備え、リンク板3
7の両端はそれぞれピン38、39により筐体31上部
及び上部基台35下部に連結されている。左方及び右方
にあるそれぞれ2枚のリンク板37は互いの中央部にお
いてピン40により連結され、さらにスプリング41に
より筐体31と上部基台35との間の距離が離間する方
向に付勢されている。
【0022】上部基台35の進行方向前方にはキャスタ
ー42が、進行方向後方の左右両端部には一対のローラ
43がそれぞれ回転自在に取り付けられている。これら
キャスター42及びローラ43の上端高さは同一にされ
ており、図2に示すように自走車30が支持板20及び
中間支持板21の間に配置されるとこれらキャスター4
2及びローラ43の上端は中間支持板21の底面に当接
し、自走車30の走行に連れて転動する。一対のローラ
43の間には永久磁石44が配設されている。この永久
磁石44の上端高さはローラ43の上端高さより僅かに
低くされており、ローラ43が中間支持板21の底面に
当接した状態でこの底面に対して微少間隔をもって中間
支持板21の下方に位置するように構成されている。
【0023】45は上部基台35の進行方向前方に設け
られた集電用電極である。この集電用電極45は所定間
隔をもって上部基台35から突設されており、図示しな
い機構により上下方向に出没自在に構成されていると共
に不図示のスプリングにより上方に付勢されている。集
電用電極45はリード線により安定化電源(ともに図
3、図4において図示略)に接続されている。一方、中
間支持板21の底面には電源供給用の正側及び負側電極
(図示略)がそれぞれ形成されており、各電極には外部
電源から電源電圧が供給されている。
【0024】従って、自走車30が支持板20及び中間
支持板21の間に配置された状態で集電用電極45の上
端が中間支持板21の電極に当接し、自走車30が支持
板20上を走行しても集電用電極45の上端が常に中間
支持板21の電極に摺接することにより、この集電用電
極45を介して外部電源からの電源電圧が自走車30に
供給される。
【0025】より詳細には、各集電用電極45には互い
に逆方向のダイオードが一対接続されており、正方向の
ダイオードの出力線は1つにまとめられて安定化電源の
正側端子に接続され、負方向のダイオードの出力線は1
つにまとめられて安定化電源の負側端子に接続されてい
る。従って、少なくとも1つの集電用電極45が中間支
持板21の正側電極及び負側電極にそれぞれ当接すれ
ば、安定化電源に外部電源電圧が供給され、かつ、その
極性は常に一定となる。このため、自走車30が支持板
20上のどの位置を走行していても少なくとも1つの集
電用電極45が中間支持板21の正側電極及び負側電極
にそれぞれ当接するように、正側電極、負側電極及び集
電用電極45の配置が定められている。
【0026】図5は、自走車を構成面から平面的に見た
状態のブロック構成図である。自走車30は、樹脂等か
ら構成された一対の駆動車輪33a、33bをそれぞれ
独立して回転駆動する一対のモータ46a、46bを有
する。なお、以下の説明において、個々の駆動車輪、モ
ータを区別して説明しない限り符号33、46で代表し
て指示する。
【0027】本実施例ではモータ46としてDCモータ
が用いられ、デューティ制御で速度調整及び必要に応じ
てバック走行(供給電流の極性反転による)を行うよう
にしている。また、パルス周波数で速度制御可能なパル
スモータを用いてもよい。モータ46の回転軸と駆動車
輪33の回動軸との間は減速ギアを複数段だけ介在させ
て所要の速度範囲が得られるようにしてある。
【0028】47は自走車30側の制御部としてのワン
・チップ・マイコンで、後述するゲーム装置本体12側
の送信LED11からの送信信号を解析して、自走車3
0の走行制御信号を生成したり、赤外光を発光する前後
LED48、49の発光動作を行わせるものである。R
OM50はそのための動作プログラムが格納されている
ものである。なお、52はマイコン47から出力される
速度制御用デジタル信号をモータ駆動用のアナログ信号
にD/A変換してモータ46に供給するD/Aコンバー
タである。
【0029】前LED48は自走車30の筐体31(図
5において図示略)の前部中央に、後LED49は後部
中央に、いずれも真下に向けられて配設されている。そ
して、この前後LED48、49の点灯による赤外光の
周波帯は、後述するCCDカメラ10前面の赤外線透過
フィルタの透過周波帯に一致しており、支持板20の下
方に配設されているCCDカメラ10で撮像されるよう
になっている。前後LED48、49は発光方向が広い
角度を有するように構成されており、支持板20上の任
意の位置でもCCDカメラ10で撮像し得るようにして
いる。
【0030】51は赤外線受信ユニットであり、送信L
ED11から送信された光パルス信号を受光するフォト
ダイオード等からなり、自走車30の筐体31の、例え
ば中央下部に下向けに配設されている。このフォトダイ
オードも広い方向からの光を受光し得るように、例えば
露出されている。53は外部から供給される電源電圧か
らマイコン47の動作に必要なレベル5vや必要に応じ
てモータ46の動作に必要な6vの電圧を生成する安定
化電源回路である。
【0031】図6は、中継車60の外観構成を示す正面
図、図7は同左側面図、図8は同平面図である。これら
の図において、61は板状の基台であり、この基台61
の進行方向前方(図6において右方)及び進行方向後方
(図6において左方)の下部にはそれぞれ左右両端部に
キャスター62が一対ずつ、合計4個取り付けられてい
る。63は基台61の下面に取り付けられた永久磁石で
あり、その下端高さはキャスター62の下端高さより若
干だけ高くされている。従って、中継車60が中間支持
板21上に載置されると、永久磁石63は中間支持板2
1の上面に対して微少間隔をおいて離間した状態で中間
支持板21の上方に位置するように構成されている。
【0032】基台61には上端が開口した有底円筒状の
大シリンダ64がそれぞれ左右両端部に立設されてお
り、各大シリンダ64内にはさらに大シリンダ64より
直径の小さい小シリンダ65が収容されている。小シリ
ンダ65も大シリンダ64と同様に上端が開口した有底
円筒状に形成されており、小シリンダ65の底部と大シ
リンダ64の底部との間には不図示のスプリングが介装
されている。小シリンダ65の内部には棒状のピストン
ロッド66が収容されており、ピストンロッド66の底
部と小シリンダ65の底部との間にも不図示のスプリン
グが介装されている。従って、小シリンダ65及びピス
トンロッド66はスプリングにより常に上方に付勢され
た状態にある。なお、大シリンダ64の上端には小シリ
ンダ65の抜け止め用の押え板64aが、小シリンダ6
5の上端にはピストンロッド66の抜け止め用のナット
65aがそれぞれ取り付けられている。
【0033】ピストンロッド66の上端にはブラケット
67が固設されている。このブラケット67には、図8
に最も良く示されるように進行方向に沿って(図8にお
いて左右方向に)貫通孔67aが水平に穿設されてい
る。貫通孔67aはブラケット67の内側、より詳細に
は一対のブラケット67の相対向する側に形成されてい
る。各々の貫通孔67aには回転ロッド68が挿通され
ている。回転ロッド68の両端はそれぞれ連結板69に
回転可能に連結されている。この連結板69は、矩形板
状の本体部69aの前後両端から左右にフランジ部69
bが突設された構成とされ、フランジ部69bにはそれ
ぞれ不図示の貫通孔が形成されてこの貫通孔に回転ロッ
ド68が挿通されている。
【0034】連結板69の後端部(図6において左端
部)には揺動プレート70が揺動可能に取り付けられて
いる。この揺動プレート70は、細長板状の基部70a
の後端部(図6において左端部)の両端からそれぞれ下
方に向かって一対の板状の揺動取付部70bがそれぞれ
立ち下がり、一方、基部70aの前端部(図6において
右端部)の両端からそれぞれ上方に向かって一対の板状
のローラ取付部70cが立ち上がる構成になっている。
【0035】連結板69の後端部には不図示の貫通孔が
水平に形成されると共に揺動プレート70の揺動取付部
70bにも貫通孔が形成され、これら連結板69及び揺
動取付部70bの貫通孔にピン71が挿通、固定される
ことにより揺動プレート70が連結板69に対して揺動
自在に取り付けられている。なお、連結板69と揺動プ
レート70との間には図示されないスプリングが介装さ
れており、このスプリングにより揺動プレート70は常
に上方に付勢されている。
【0036】一方、揺動プレート70のローラ取付部7
0cにも貫通孔が形成され、この貫通孔70cにローラ
72の回転軸73が挿通されることによりこのローラ7
3が揺動プレート70に対して回転自在に取り付けられ
ている。74は揺動プレート70の基部70a後端に取
り付けられたキャスターである。一方、ブラケット67
の上部にも同様にキャスター75が取り付けられてい
る。これらローラ72、キャスター74、75の上面高
さは、小シリンダ65及びピストンロッド66が伸長し
た状態において全て等しくなるようにされている。
【0037】76は揺動プレート70の基部70aの上
面に取り付けられた永久磁石であり、その上端高さはロ
ーラ72、キャスター74、75の上端高さより若干だ
け低くされている。従って、中継車60が中間支持板2
1と走行板22との間に配置されると、永久磁石76は
走行板22の下面に対して微少間隔をおいて離間した状
態でこの走行板22の下方に位置するように構成されて
いる。
【0038】以上の構成により、中間支持板21と走行
板22との間の距離が変化しても小シリンダ65及びピ
ストンロッド66が適宜伸縮することによりローラ7
2、キャスター74、75は常に走行板22の下面に当
接し、中継車60全体の移動に伴ってこの走行板22の
下面を転動する。加えて、中継車60の進行方向(図6
において左右方向)に沿って走行板22が傾斜していて
も、揺動プレート70が連結板69に対して揺動するこ
とによりローラ72、キャスター74も進行方向に沿っ
て俯仰し、ローラ72、キャスター74は常に走行板2
2の下面に当接したままである。
【0039】さらに、中継車60の進行方向に直交する
方向(図7において左右方向)に沿って走行板22が傾
斜していても一対の小シリンダ65及びピストンロッド
66が各々独立に伸縮することによりキャスター75は
常に走行板22の下面に当接したままである。これによ
り、走行板22が3次元的に変化する曲面を有していて
も、この曲面が連続した面である限りローラ72、キャ
スター74、75は常に走行板22の下面に当接し、そ
の変化に追従しうる。
【0040】従って、大シリンダ64、小シリンダ65
及びピストンロッド66の長さ及び伸縮ストロークは、
中間支持板21と走行板22との間の距離変化に十分対
応しうるように設定されており、本実施例では、後述す
る模型自転車80が直線トラック2a上(すなわち中間
支持板21と走行板22との間の距離が最も小さい場
所)に位置したとき小シリンダ65及びピストンロッド
66が若干の余裕を持って収縮し、一方、模型自転車8
0が円形トラック2bの中央部外周(すなわち中間支持
板21と走行板22との間の距離が最も大きい場合)に
位置したとき小シリンダ65及びピストンロッド66が
若干の余裕を持って伸長した状態にあるように設定され
ている。
【0041】図9は模型自転車80の外観構成を示す正
面図、図10は同左側面図、図11は同右側面図、図1
2は同平面図である。また、図13は模型自転車80の
内部機構の一部を示す断面図である。これらの図におい
て、81は模型自転車80のメインフレーム、82は前
輪、83は後輪であり、共にメインフレーム81に対し
て回転自在に取り付けられている。84は円板状の駆動
プーリであり、後輪83の回転軸に固設されることによ
りこの後輪83に連れ回りする。85は同様に円板状の
クランクプーリであり、メインフレーム81に対して回
転自在に取り付けられている。駆動プーリ84の回転駆
動力はゴムベルト86を介してクランクプーリ85に伝
達され、後輪83の回転に伴ってクランクプーリ85も
同一方向に回転する。
【0042】一方、図9では図示されていないが、クラ
ンクプーリ85が設けられている側と反対側にはクラン
クペダル87がメインフレーム81に対して回転可能に
設けられており、このクランクペダル87はクランクプ
ーリ85の回転軸に固設されることによりこのクランク
プーリ85に連れ回りする。
【0043】88はメインフレーム81の上部に固設さ
れた車手模型本体であり、その左右両側には脚部ユニッ
ト89が設けられている。脚部ユニット89は2つのリ
ンク部材90a、90bからなり、これらリンク部材9
0a、90b相互、及び車手模型本体87やクランクプ
ーリ85、クランクペダル87とリンク部材90a、9
0bとはピン95、96、97a、97bによりそれぞ
れピン結合されている。特に、リンク部材90bとクラ
ンクプーリ85とを連結するピン97aは、クランクプ
ーリ85の外周部に取り付けられている。従って、クラ
ンクプーリ85の回転により脚部ユニット89はクラン
ク運動を行い、あたかも実際の車手が自転車を漕いでい
るような動きを示す。
【0044】なお、図10及び図11に示すように、ク
ランクプーリ85に取り付けられたピン97aとクラン
クペダル87に取り付けられたピン97bとはクランク
プーリ85の回転軸を挾んで相対向する位置に設けられ
ている。これにより、左右の脚部ユニット89が交互に
クランク運動を行い、さらに実際の車手が自転車を漕い
でいるような動きになる。
【0045】車手模型本体88の前部には、図13に示
すように模型自転車80の進行方向(図13において左
右方向)に沿って延在する固定軸部材101が固設さ
れ、その先端には頭部ユニット102が固設されてい
る。固定軸部材101の外周には、この固定軸部材10
1の軸回りに回転自在な揺動軸部材98が嵌合されてい
る。特に、本実施例では、図13に示すように揺動軸部
材98は前端に向かう(図13において右方に向かう)
に従って下方に傾斜するように取り付けられている。
【0046】揺動軸部材98の左右にはカムフォロアと
して機能する一対の係合軸部材99(図13では一方の
み図示している)が突設されている。この係合軸部材9
9はリンク部材90aの上端面に係合するようにその位
置、形状が定められている。従って、脚部ユニット89
のクランク運動に伴って係合軸部材99が上下動し、揺
動軸部材98は自身の延在方向回りに揺動する。この
際、上述のように左右の脚部ユニット89は交互にクラ
ンク運動を行うので、両方の係合軸部材99も交互に上
下動し、揺動軸部材98はスムースに揺動される。
【0047】100は、係合軸部材99より前方(図1
3において右方)であって揺動軸部材98の上面から略
垂直に突設されたピボット軸である。91は車手模型の
上半身ユニットであり、その前端部(図9において右端
部)左右に形成された腕ユニット91aはメインフレー
ム81の前端に設けられたハンドルユニット92の両端
にそれぞれ固定されている。このハンドルユニット92
はメインフレーム81に対して上下方向に揺動自在に取
り付けられている。また、上半身ユニット91の上部中
央の内部には、ピボット軸100に回動自在に嵌合する
略円筒状の嵌合筒91bが形成されている。
【0048】以上から、上半身ユニット91はピボット
軸100及びハンドルユニット92の両端に3点支持さ
れ、かつ、ピボット軸100の回りに揺動自在に設けら
れている。加えて、このピボット軸100は揺動軸部材
98の揺動により図10、図11において左右に揺動す
るので、結果的に、脚部ユニット89のクランク運動に
より上半身ユニット91が図13の点線に示すように揺
動することになる。特に、本実施例では揺動軸部材98
が前端に向かうに従って下方に傾斜するように設けられ
ているので、上半身ユニット91が揺動しやすくなって
いる。なお、上半身ユニット91の揺動量はハンドルユ
ニット92の揺動量により概略規定される。
【0049】93はメインフレーム81の下部にこのメ
インフレーム81に対して回転自在に設けられた一対の
支持ローラである。この支持ローラ93の下端は、図1
0、図11及び図13に示すように、前輪82及び後輪
83の下端を結んだ線よりも下方に位置するように設定
されている。加えて、本実施例の模型自転車80では、
その重心が支持ローラ93の回転軸より後方(図13に
おいて左方)に位置しており、従って、模型自転車80
を走行板22(トラック2)上に載置するとこの模型自
転車80は後輪83と一対の支持ローラ93とによって
3点支持され、前輪82は走行板22から僅かに浮いた
状態で支持される。但し、前輪82と走行板22の上面
との間の間隙は僅かであるため、プレーヤーには前輪8
2が浮いていることをほとんど認識できない。
【0050】94は同様にメインフレーム81の下部に
取り付けられた永久磁石であり、その下端高さは後輪8
3、支持ローラ93の下端高さより若干だけ高くされて
いる。従って、模型自転車80が走行板22の上面に載
置されると、永久磁石94は走行板22の上面に対して
微少間隔をおいて離間した状態でこの走行板22の上方
に位置するように構成されている。
【0051】以上説明した自走車30、中継車60及び
模型自転車80は、図2に示すように互いの永久磁石4
4、63、76、94が中間支持板21、走行板22を
挾んで相対向するように配置されている。従って、自走
車30、中継車60及び模型自転車80は永久磁石4
4、63、76、94の磁力により互いに吸引され、自
走車30の走行に従って中継車60が中間支持板21上
を走行し、さらに模型自転車80が走行板22上を走行
する。
【0052】図2に戻って、10はエリアセンサとして
のCCDカメラ、11は送信手段としての送信LED、
12はゲーム装置本体である。装置本体12は、コント
ローラ13を備えるとともに、CCDカメラ10とコン
トローラ13との間には位置検出回路14が、コントロ
ーラ13と送信LED11との間には赤外線LEDドラ
イバ15がそれぞれ介装されている。
【0053】コントローラ13は本実施例のゲーム装置
の全体動作を統括制御するものであり、内部にコンピュ
ータ(マイコン)を内蔵するとともに、ゲームプログラ
ム等が予め記憶されたROM、及び位置検出回路14か
らの位置検出データを一時的に格納したり、演算途中の
データを一時的に格納したり、所要のパラメータを記憶
するRAMを備えている。
【0054】CCDカメラ10は1台の場合には、基台
1のほぼ中央であって、支持板20の下方所定高さ位置
に撮像方向を上方に向けられて配設されており、基台1
下面のほぼ全体を視野に含むように設定されている。こ
のため、上述のように支持板20はガラス等透明な板材
から構成されており、この支持板20を通して自走車3
0がCCDカメラ10により撮像される。CCDカメラ
10の視野枠を考慮すれば、支持板20の形状は正方形
あるいは円形状が好ましいが、本実施例ではトラック2
にマッチした形状に形成されている。
【0055】CCDカメラ10は、公知のように固体撮
像素子である受光素子がマトリクス状に多数配列されて
構成されており、所定時間、例えば1フィールド1/6
0秒走査周期と1フレーム1/30秒走査周期の選択可
能な仕様において、1フィールドを走査周期として画像
の撮像を行うものである。そして、各受光素子からの受
光光量に応じたレベルに変換された電気(画像)信号が
転送出力されるようになっている。
【0056】本実施例に適用されるCCDカメラ10は
その受光面に赤外線透過フィルタが対面配置されてお
り、所定周波帯の赤外光のみを受光するようにして、外
光による誤動作の防止を図っている。なお、CCDカメ
ラ10に代って複数のCCDカメラを使用し、支持板2
0の下面を複数に分割してそれぞれの面を各CCDカメ
ラが担当するようにしてもよく、このようにすることで
撮像分解能、すなわち位置検出精度を向上させることが
できる。
【0057】位置検出回路14は、CCDカメラ10か
らの画像信号が書き込まれるフレームメモリと、このフ
レームメモリの内容を読み出して自走車1の位置を検出
してその座標値を検出信号として出力する画像処理部と
を備える。本実施例では位置検出動作をリアルタイム、
正確には微少時間間隔毎に連続して行っているので、C
CDカメラ10からの画像信号書込動作及び画像処理部
による画像信号読出動作を並行して行うために1フレー
ム分の記憶容量を有するフレームメモリが2組用意さ
れ、画像処理部からの切換信号により書込専用/読出専
用のフレームメモリが切り換えられる。
【0058】画像処理部による自走車1の位置検出手法
は公知の画像処理手法から適宜選択されればよく、一例
として、本実施例では自走車30に2つのLED48、
49が搭載されている(図5参照)ので、画像信号の信
号レベルに適当な閾値(スレッショルド)を設定して画
像を2値化処理し、その後画像中の輝点の位置をパター
ンマッチング、ラベリング等により検出すればよい。
【0059】送信LED11は例えば赤外光を発光する
発光素子であり、上記CCDカメラ10と同様、支持板
20下方の所定高さ位置に送信方向を上方に向けられて
配設されているものである。この送信LED11からの
赤外光信号は支持板20上を走行する自走車30に向け
て所要の広がり角度を有して送信されるもので、その個
数は中央位置に1個でもよいが、信号伝達の確実性を期
する点から支持板20を分割した各エリアをカバーする
ように複数個配設してもよい。
【0060】送信LED11は赤外線LEDドライバ1
5に接続されている。この赤外線LEDドライバ15
は、コントローラ13側からの各送信LED11の点灯
指令信号に基づいて送信LED11を駆動(点灯、消
灯)制御し、送信LED11から所定の赤外光パルス信
号を送出させる。送信LED11が複数個配設されてい
る構成では、LEDドライバ15は、パラレルに接続さ
れている各送信LED11から同期した光パルス信号が
送信されるようにこれら送信LED11を駆動制御して
いる。これにより、各送信LED11がカバーするエリ
アが一部重複していても混信することはなく、誤動作の
発生を防止している。
【0061】次に、本実施例の競輪ゲーム装置の動作を
説明する。本実施例のゲーム装置の電源が投入される
と、まずシステム全体に対して初期設定が施されて各種
変数の値がリセットされ、さらにコントローラ13の通
信ポートの初期化が行われる。
【0062】次いで、コントローラ13により1つのレ
ースをスタートさせるための処理が行われる。具体的に
は、各操作部3のモニター4によりゲームスタート画
面、オッズ表示画面等が表示され、操作パネル5により
各プレーヤーがベットするまで所定時間待機し、待機後
にトラック2の所定位置に設けられたスタートラインま
で各模型自転車80を移動させ、さらに、位置検出回路
14による位置検出動作を開始してスタートラインに位
置した各模型自転車80の初期位置(正確には自走車3
0の初期位置)を検出する等の動作が実行される。
【0063】レーススタート処理には、その回に実施さ
れるレースのシナリオ、すなわち、どの模型自転車80
がどのようなスピードで走行し、各模型自転車80がど
の順番でゴールするか(以降、レース展開と称する)を
決定する作業も含まれる。レース展開が毎回同一である
とプレーヤーの興趣をそぐ結果になるので、コントロー
ラ13のROM内には複数のレース展開が記憶されてお
り、レーススタート処理が実行される毎にいずれか1つ
のレース展開が選択、決定される。
【0064】特に、本実施例のゲーム装置では、模型自
転車80を駆動する自走車30は後述するようにコント
ローラ13側の走行制御信号に基づいて支持板20上の
任意の経路上を走行可能であるため、上述のレース展開
にはどの自走車30がどのような経路を通って走行する
か(ひいては模型自転車80がトラック2上のどのよう
な経路を通って走行するか)といったデータを含めるこ
とができる。当然、各々の模型自転車80が互いに重複
しない同一経路を毎回通って走行するのであれば経路に
関するデータをレース展開データと別にしてもよい。あ
るいは、予めレース展開を定めずに所定時間毎にその時
点の模型自転車80の位置に応じて各模型自転車80の
走行制御を行うようにすれば、レース展開そのものを決
定する作業も省略できる。
【0065】この後、決定されたレース展開及び検出さ
れた各模型自転車80の初期位置に基づいて、レースス
タート直後の各模型自転車80の目標位置がコントロー
ラ13により決定される。目標位置は、一例として模型
自転車80がスタートから1秒後に到達すべき位置とさ
れる。
【0066】目標位置が決定されると、各模型自転車8
0の初期位置と目標位置との偏差が算出され、この偏差
に基づいて各自走車30に対する指令値が出力され、こ
の指令値は赤外線LEDドライバ15により送信LED
11駆動用の信号に変換される。これにより、指令値を
示すコマンドに対応した赤外光パルス信号が送信LED
11から各自走車30に向けて送信される。
【0067】自走車30に対する速度及び方向指示は以
下のように、目標速度データのみで行われる。すなわ
ち、速度指示は特定の一方の車輪、例えば駆動車輪33
a、33bを駆動するモータ46a、46bに対して与
えられ、方向指示は特定の側であるモータ46a(又は
モータ46b)の回転速度に対する速度差として与えら
れる。なお、各モータ46a、46bにぞれぞれ独立し
た回転速度を指示するようにしても同様に方向制御が可
能である。
【0068】自走車30の赤外線受信ユニット51が送
信LED11からの赤外光パルス信号を受信すると、マ
イコン47はこの赤外光パルス信号を解析して指令値を
算出し、各モータ46a、46bを指令値に基づいた所
定回転数で回転駆動させるための信号をモータ46a、
46bに向けて送出する。モータ46a、46bはマイ
コン47からの信号に基づいて回転し、これにより駆動
車輪33a、33bが所定の回転数で回転駆動されて自
走車30全体が指令値に基づいた所定速度で所定方向に
向かって走行を開始する。
【0069】自走車30の走行に連れて永久磁石44、
63の磁気吸引力により中継車60も同一方向及び同一
速度で走行を開始し、さらに、永久磁石76、94の磁
気吸引力により模型自転車80も同一方向及び同一速度
で走行を開始する。
【0070】模型自転車80が走行を開始すると後輪8
3が走行板22上を転動し、これに連れて後輪83の回
転力がゴムベルト86を介してクランクプーリ85に伝
達される。クランクプーリ85が回転すると脚部ユニッ
ト89がクランク運動し、これに連れて係合軸部材99
が上下動して揺動軸部材98が軸回りに揺動する。そし
て、ピボット軸100が左右に揺動することにより上半
身ユニット91もピボット軸100を中心として左右に
揺動する。
【0071】従って、模型自転車80全体として、脚部
ユニット89のクランク運動、クランクプーリ85及び
クランクペダル87の回転運動及び後輪83の回転運動
により競輪選手が足で自転車を漕ぐ動作が擬似的に実現
され、さらに、上半身ユニット91の揺動により競輪選
手が自転車を漕ぐ際に上半身を揺らす動作が擬似的に実
現される。
【0072】各々の模型自転車80が走行を開始してレ
ースがスタートすると、コントローラ13は所定時間毎
(一例として数十ms毎)に位置検出回路14により検出
された各自走車30の現在位置データを取り込み、各自
走車30の現在位置を確認する。そして、各自走車30
が目標位置に到達したら次の目標位置を算出し、この目
標位置に基づいて指令値を算出して赤外線LEDドライ
バ15及び送信LED11を介して自走車30に赤外線
パルス信号を送出する。
【0073】自走車30のマイコン47は、送信LED
11から赤外線パルス信号による指令値が送信されてく
ると、この指令値に基づいて上述したようにモータ46
a、46bを所定回転数で回転駆動し、これにより自走
車30全体(ひいては模型自転車80)が所定方向に沿
って所定速度で走行する。以上の繰り返しにより決定さ
れたレース展開に基づいて各模型自転車80が走行制御
され、レースが実行される。
【0074】この際、中継車60のローラ72、キャス
ター74、75は中間支持板21と走行板22との距離
変化によらず常に走行板22の下面を転動するので、中
継車60の上部側に設けられた永久磁石76も常に微少
間隙をもって走行板22の下方に位置する。これによ
り、模型自転車80がトラック2上のどの位置にあって
も模型自転車80は磁気吸引力により中継車60と磁気
結合され、中継車60の移動に連れて移動する。
【0075】そして、全ての模型自転車80が決定され
たレース展開により定められる所定周回数だけトラック
2を周回し、トラック2上に設定されたゴールラインを
越えた時点でゲームは終了し、コントローラ13側から
の指令値送出動作も終了する。この後、ゲームの後処理
を行う。具体的には、入賞自走車の決定及び表示、プレ
ーヤーへの払い戻しなどが行われる。
【0076】以上のようにしてレースが実行される。こ
こで、本実施例の模型自転車80では、後輪83及び一
対の支持ローラ93により模型自転車80全体が3点支
持され、かつ、模型自転車80の運動(脚部ユニット8
9のクランク運動、上半身ユニット91の揺動)の動力
は後輪83の回転力を利用しているので、前輪82まで
接地した場合に比較して走行板22との接触抵抗を減少
させることができ、競輪自転車の動作を擬似的に再現す
る機能を減ずることなく軽い牽引力で模型自転車80を
走行させることができ、しかも、方向転換等も軽やかに
行うことができる。
【0077】また、脚部ユニット89のクランク運動を
利用して上半身ユニット91を左右に揺動させているの
で、競輪選手が競輪自転車を漕ぐ動作を非常に擬似的に
再現することができる。従って、本実施例の模型自転車
80を競輪ゲーム装置に使用することにより、臨場感に
あふれ興趣あるゲームを提供することができる。
【0078】なお、本実施例のゲーム装置は、その細部
が上述の一実施例に限定されず、種々の変形例が可能で
ある。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、走行模型体を平坦面上に載置した際に支
持用車輪といずれか一方の車輪とが平坦面に接地してこ
れら支持用車輪及びいずれか一方の車輪により走行模型
体全体が支持されるので、一対の車輪及び支持用車輪の
全てが平坦面に接地する場合に比較して接地抵抗を減少
させることができ、走行模型体の動作を軽快なものにす
ることができる。
【0080】請求項2の発明によれば、走行模型体全体
の重心を、従動部駆動用の一方の車輪側に寄った位置に
設けたので、走行模型体を平坦面上に載置した際に支持
用車輪と一方の車輪とが必ず平坦面に接地してこれら支
持用車輪及び一方の車輪により走行模型体全体が支持さ
れるので、一方の車輪による従動部駆動動作を損なうこ
となく走行模型体の動作を軽快なものにすることができ
る。
【0081】請求項3及び4の発明によれば、クランク
機構の揺動により揺動部材をピボット軸回りに揺動させ
ることができ、模型体に揺動動作を行わせることで競輪
選手の動作を擬似的に再現することができる。
【0082】請求項5の発明によれば、揺動部材を基台
を中心に揺動させることができ、さらに擬似的な競輪選
手の動作を再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるゲーム装置の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】一実施例に用いられる模型自転車の駆動機構の
概略を示す模式図である。
【図3】一実施例に用いられる自走車の外観構成を示す
正面図である。
【図4】一実施例の自走車の外観構成を示す右側面図で
ある。
【図5】一実施例の自走車を構成面から平面的に見た状
態のブロック構成図である。
【図6】一実施例に用いられる中継車の外観構成を示す
正面図である。
【図7】一実施例の中継車の外観構成を示す左側面図で
ある。
【図8】一実施例の中継車の外観構成を示す平面図であ
る。
【図9】一実施例に用いられる模型自転車の外観構成を
示す正面図である。
【図10】一実施例の模型自転車の外観構成を示す左側
面図である。
【図11】一実施例の模型自転車の外観構成を示す右側
面図である。
【図12】一実施例の模型自転車の外観構成を示す平面
図である。
【図13】一実施例の模型自転車の内部機構の一部を示
す断面図である。
【符号の説明】
80 模型自転車 81 メインフレーム 82 前輪 83 後輪 84 ドライブプーリ 85 クランクプーリ 86 ゴムベルト 87 クランクペダル 88 車手模型本体 89 脚部ユニット 91 上半身ユニット 92 ハンドルユニット 93 支持ローラ 94 永久磁石 98 揺動軸部材 99 係合軸部材 100 ピボット軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 31/08 A63H 31/08 E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行方向前後にそれぞれ配置された一対
    の車輪と;前記一対の車輪をそれぞれ回転自在に支持す
    る基台と;前記基台に支持された動物を模した模型体
    と;を備えた走行模型体であって:前記模型体は、前記
    車輪の一方の車軸の回転により運動する従動部を備え、 前記基台には前記車輪と別体の支持用車輪が回転自在に
    設けられ、この支持用車輪の下端は前記一対の車輪のそ
    れぞれの下端を結んだ線より下方に位置することを特徴
    とする走行模型体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の走行模型体において:
    前記支持用車輪は前記一対の車輪の間に配置され、 前記走行模型体全体の重心が、この走行模型体を平面的
    に見た状態で前記支持用車輪の車軸より前記一方の車輪
    側に寄った位置にあることを特徴とする走行模型体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の走行模型体にお
    いて:前記従動部は前記一方の車輪の車軸の回転により
    揺動するクランク機構を備え、 前記模型体は、 前記基台に固設された模型体本体と;前記車軸に直交す
    る方向に延在し、この延在方向の回りに回転自在に前記
    模型体本体に支持されるとともに、前記クランク機構の
    揺動に連れて揺動する軸部材と;前記軸部材に突設さ
    れ、この軸部材の延在方向に略直交する方向に延在する
    ピボット軸と;前記ピボット軸の軸回りに揺動自在に設
    けられた揺動部材と;を備えたことを特徴とする走行模
    型体。
  4. 【請求項4】 車輪を回転自在に支持する基台と;前記
    基台に支持された動物を模した模型体と;を備えた走行
    模型体において:前記模型体は、 前記車輪の車軸の回転により揺動するクランク機構と;
    前記基台に固設された模型体本体と;前記車軸に直交す
    る方向に延在し、この延在方向の回りに回転自在に前記
    模型体本体に支持されるとともに、前記クランク機構の
    揺動に連れて揺動する軸部材と;前記軸部材に突設さ
    れ、この軸部材の延在方向に略直交する方向に延在する
    ピボット軸と;前記ピボット軸の軸回りに揺動自在に設
    けられた揺動部材と;を備えたことを特徴とする走行模
    型体。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の走行模型体にお
    いて:前記揺動部材は前記基台に揺動自在に取り付けら
    れていることを特徴とする走行模型体。
JP7055228A 1995-02-21 1995-02-21 走行模型体 Expired - Fee Related JP3019137B2 (ja)

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