JP2849991B2 - 磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム装置 - Google Patents

磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム装置

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JP2849991B2
JP2849991B2 JP22616395A JP22616395A JP2849991B2 JP 2849991 B2 JP2849991 B2 JP 2849991B2 JP 22616395 A JP22616395 A JP 22616395A JP 22616395 A JP22616395 A JP 22616395A JP 2849991 B2 JP2849991 B2 JP 2849991B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は模型走行体のゲーム
装置に係り、特にフィールド上を走行する自動車や馬な
どを模擬した競争ゲームに好適な磁力吸着式誘導車によ
る模型走行体のゲーム装置遊技装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゲーム装置には、自動
車、馬などの模型走行体を走行させる方法として2通り
の方法がある。第1の方法は、ワイヤまたはチェーンな
どで模型走行体を直接牽引する方法であり、また第2の
方法は、磁石などで間接的に牽引する方法である。
【0003】この第2の方法は、2つの走行面を上下2
層に設け、下層の走行面上に模型走行体牽引用の磁石な
どを具備したキャリヤと称する誘導車を載置して走行さ
せ、上層の走行面上に模型走行体を載置して走行させる
ものである。キャリヤと称する誘導車は光通信によって
移動し、誘導車の磁力により間接的に模型走行体を走行
させる方法である(例えば特開平1−94884号公報
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のゲーム装置、例えば複数の模型走行体を同時に走行さ
せてその着順を競うダービーゲーム機などにあっては、
従来技術として述べた第1の方法では、模型走行体が一
定の循環軌道上を周回するのみであり、実際のレース展
開とはかけ離れたものとなって臨場感に乏しく、迫力に
欠ける。
【0005】また、上記第2の方法によれば、この欠点
は解消するが、自在に移動すべきキャリヤに対して、光
通信により制御を行う場合、他のキャリヤが光線を遮る
ことがあるため、実際上は、フィールド内に複数の模型
走行体を独立に走行させ、フィールド上を自在に移動さ
せて実際のレース展開とほぼ同様な動きを与える競争ゲ
ーム装置を構成することは困難であった。
【0006】そこで、本出願人は、フィールド上を複数
の模型走行体がそれぞれ独立にしかも自在に走行し、実
際のレース展開とほぼ同様の走行を現出できる遊技装置
(特願平7−33859号参照)、および、フィールド
内の複数の走行体をそれぞれ独立に駆動し、しかも走行
体それぞれの走行路を自在に制御できる遊技制御装置
(特願平7−33858号参照)を提案し、その実施を
図っている。
【0007】その場合、上記第2の方法のように、模型
走行体を載置し走行させる走行面と、キャリヤを載置し
走行させる走行面とを、上下別々に設ける装置では、模
型走行体の走行面に複雑な傾斜を形成し、現実を模した
いわゆる山坂を走行させるためには、模型走行体とキャ
リヤとの間の距離の変動により、牽引する磁力にバラツ
キが生じたり、あるいは、模型走行体とキャリヤとがそ
れぞれ走行する上下2層の走行面間の距離を一定にして
山坂を形成するという、複雑で大がかりな装置構成にし
なければならないという問題があった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、山坂のある
フィールドを、複数の模型走行体がそれぞれ独立にしか
も自在に走行し、実際のレース展開とほぼ同様の走行を
現出できる磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム
装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の手段を採用した。請求項1に記載の発
明は、フィールドの上面を走行可能な模型走行体と、前
記フィールドの下面を移動可能な誘導車とが、前記フィ
ールドを挟んで互いに吸引し合う磁石を備え、前記磁石
の磁力によって前記誘導車が前記フィールド下面に移動
可能に吸着され、前記誘導車を駆動して前記フィールド
下面を移動させることにより、前記模型走行体が走行す
磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム装置にお
いて、前記誘導車の移動位置を案内するスポット光の投
射手段は、前記誘導車の移動状態を下方から視認し得る
所定の位置に固定されていることを特徴とする。その
め、下方から投射するスポット光を安定して確実に投射
できるので、誘導車の走行移動を安定化させることがで
きる。しかも、従来の模型走行体を誘導するキャリヤの
走行面が不要となり、装置構造が単純化する。また、誘
導車の走行面がフィールド下面の、いわゆる天井面であ
るため、塵埃がたまるような汚れがなく、装置の誤動作
を防止できる。請求項2に記載の発明は、前記誘導車の
移動位置を案内するスポット光の投射手段は、1台の誘
導車に対して複数個の投射手段が分散配置され、前記誘
導車の案内を分担して受け持つことを特徴とするため、
スポット光投射手段の分担配置によって、多人数が楽し
むことのできる大型の装置にすることができる。請求項
に記載の発明は、前記フィールド下面が、前記誘導車
を駆動する駆動電力を供給する給電面であることを特徴
とするため、誘導車が給電面に磁力によって吸着してい
るので、従来のパンタグラフが不要になり、フィールド
上下面にいわゆる山坂同様の傾斜が形成されていても、
誘導車および模型走行体の円滑な移動および走行が可能
である。請求項ないしに記載の発明は、前記フィー
ルド上面が、前記模型走行体の進行方向に向かって、あ
るいは、前記模型走行体の進行方向に垂直な方向に向か
って、登りまたは下りの傾斜が形成され、前記誘導車が
移動するフィールド下面は、前記フィールド上面の傾斜
に沿った傾斜が形成されていることを特徴とするため、
模型走行体が実際に模した山坂を走行することが可能と
なり、臨場感に溢れた迫力のあるゲームを楽しむことが
できる。請求項に記載の発明は、前記誘導車が、前記
フィールド下面に接触する車輪を有し、前記車輪を回転
させることにより前記フィールド下面上を移動すること
を特徴とするため、吸引された誘導車は車輪がフィール
ド下面上に接触し、この車輪を駆動するので、誘導車の
円滑な移動を実現できる。請求項に記載の発明は、前
記誘導車が、受光部に投射されるスポット光の受光位置
に追随して移動することを特徴とするため、従来のキャ
リヤを載置する走行面やその支持柱等がなく、下方から
投射するスポット光を遮る障害がない状態で受光するこ
とによりスポット光に対する誘導車の追随が安定して
でき。請求項に記載の発明は、前記フィールド上に
複数の模型走行体が配置され、それぞれの模型走行体に
組み合わされた誘導車が、誘導車毎の所定のプログラム
に基づいて移動することにより、前記模型走行体が前記
フィールド上を走行することを特徴とするため、山坂や
バンクを模したフィールドを、複数の模型走行体がそれ
ぞれ個別に自在に走行することができ、臨場感に溢れた
迫力のあるゲームを楽しむことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
参照して説明する。尚、この実施例は競馬ゲームに関す
るもので、図1は競馬ゲーム装置として構成した基本構
成図である。本実施例では模型走行体に馬の模型を使用
しているが、その他の動物、あるいは船舶、自動車、電
車、飛行機等、動くものならなんでも適用することがで
きる。
【0011】図1に示すように、本実施例は、模型走行
体4および誘導車6に、それぞれ磁石4aと磁石6aと
を具備し、フィールド2の上面を走行可能な模型走行体
4と、フィールド2の下面を移動可能な誘導車6とが、
互いに吸引し合うようになっている。この磁石4a、6
a間の磁力によって、誘導車6がフィールド下面に移動
可能に吸着され、誘導車6を駆動してフィールド下面を
移動させることにより、フィールド上面の模型走行体4
を走行させるようになっている。
【0012】フィールド2の下面は、誘導車6を駆動す
る駆動電力を供給する給電面12ともなっており、誘導
車6は、この給電面12(フィールド下面)から供給さ
れる電力で、車輪16、17、18、19を回転させる
ことによりフィールド下面上を移動する。一方、誘導車
6の移動方向は、受光部24に投射されるスポット光2
6の受光位置に追随して移動するようになっている。
【0013】この誘導車6の移動位置を案内するスポッ
ト光26の投射器28は、それぞれの誘導車ごとに所定
のスポット光投射器が底板30上に設けられ、誘導車6
の移動状態を下方から視認し得る所定の位置に固定され
ている。スポット光投射器28は、1台の誘導車に対し
て複数個の投射器が分散配置され、誘導車の案内を分担
して受け持つことができる。
【0014】このように、フィールド上に複数の模型走
行体が配置され、それぞれの模型走行体に組み合わされ
た誘導車が、誘導車毎の所定のプログラムに基づいてス
ポット光の投射方向を変化させ、そのスポット光の移動
に追随して誘導車が移動し、その誘導車の移動につれ
て、模型走行体が誘導車との間の磁力によってフィール
ド上を走行する。
【0015】図2は、誘導車6の側面図である。フィー
ルド2の下面は、絶縁層を介して適宜な給電線が張設さ
れ給電面12になっており、給電面12から電動の誘導
車6に電力を供給している。本実施例は、誘導車6が走
行する面はこの給電面12で、模型走行体との間の磁力
により、ちょうど天井面(給電面12、すなわちフィー
ルド2の下面)に吸着された状態で移動することにな
る。
【0016】誘導車6は、上部に設けた前後輪16、1
7、18、19を駆動して走行し、給電面12から電力
を受ける集電ユニット40と、模型走行体を誘導する磁
石6aとを備え、下部には、スポット光を受光する座標
を形成した受光部24を備えている。磁石6aは天井面
に移動可能に吸着できる程度の磁力を持てばよく、本実
施例では永久磁石を使用しているが、給電面からの電力
によって電磁石とすることももちろん可能である。、ま
た、誘導車6はフレーム構造を有し、このフレーム構造
の左右に前後輪を取り付けた4輪構成で、進行方向左側
の前輪16および後輪18をドライブギアを介して駆動
する走行用のパルスモータ42と、右側の前輪17およ
び後輪19をドライブギアを介して駆動する走行用のパ
ルスモータとを別個に取り付けてあり、左側の前後輪1
6、18からなる左側駆動輪44と、右側の前後輪から
なる右側駆動輪とを、左右それぞれ独立して取り付けて
ある。
【0017】また、受光部24はフレーム構造の底部
で、前輪と後輪との中心位置よりも所定の距離だけ前方
に設けている。誘導車6の前後面及び下面などには、こ
の誘導車6を制御するCPU、各種のICその他の回路
素子を搭載する回路基板46を配置するとともに、これ
によりフレーム構造の構造的強度を保持するようになっ
ている。
【0018】図3は、進行方向に向かって右側の駆動輪
を示す側面図である。前述の左側駆動輪44は、図2に
示したように、前輪16と後輪18とをドライブギアを
介して駆動用パルスモータ42に結合するが、図3に示
す進行方向右側の駆動輪45は、駆動用パルスモータ
(不示図)からの動力をモータ軸または伝達軸の軸心Q
を中心として、図中矢印で示すように、上下に揺動自在
な取付板15上に取付けている。
【0019】このように、左側駆動輪44はフレーム構
造に固定され、右側駆動輪45は揺動自在な取付板15
を介してフレーム構造に固定されることになり、4輪の
全てが誘導路14上に常に密接した状態で誘導車6が走
行できるようになっている。誘導車6のステアリング操
作を行う場合、制御される車輪が一時的にせよ接触面
(フィールド下面)から離れると制御が不確実になるこ
とがある。
【0020】本実施例ではかかることのないよう、片側
の駆動輪2個を、上下方向に揺動可能とすることによ
り、誘導車6が4輪構成でありながら、接触面に対して
安定した密着状態を保持しつつ走行するようにして、確
実なステアリング操作を保証している。なお、このよう
な揺動自在な動輪の取付構造は誘導車6の左右何れの側
であってもよい。
【0021】尚、駆動輪を誘導車6に直接取り付ける場
合、駆動輪の取付けに際し、若干の遊び(取付けガタ)
を生じさせ、この遊び部分によって、上記と同様の揺動
効果を得ることが可能であり、駆動輪を誘導車6に直接
取付け固定してもよい。また、本実施例の誘導車6は4
輪駆動であるが、左右の前輪あるいは後輪のみを駆動す
る2輪駆動方式でもよく、その場合、駆動力の伝達され
ない遊動輪を1輪とし、全体として3輪構成とすること
も可能である。
【0022】図4は、本実施例におけるスポット光投射
器の駆動部のブロック図である。図示するように、スポ
ット光投射器28は、模型走行体の走行プログラムに従
って、CPUに走行モードを設定し、その走行モードに
基づいて、スポット光26の投射方向がXY2次元方向
に移動できるように、X軸駆動部32およびY軸駆動部
34を、それぞれステッピングモータにより個別に作動
してスポット光26の投射方向を変化させる。本実施例
では、スポット光として、半導体レーザによる赤外光を
投射しているが、可視光でもよく、また、レーザによら
ない赤外光でもよい。
【0023】このようにして、図1に示すように、スポ
ット光26を、誘導車6の底面に設けた受光部24で受
け、スポット光26の所定位置からの位置ズレを検出
し、左右の駆動輪の回転差によるステアリングにより位
置補正を行い、常に受光部24の所定位置にスポット光
26が投射されるように、誘導車6の走行を追随制御し
ている。
【0024】このスポット光26が投射されるべき所定
位置は、本実施例では受光部24の中心であるように設
定している。通常の走行では誘導車6はスポット光26
が受光部24の中心に投射されて等速度運動するように
移動する。この場合、誘導車6の走行が摩擦等の理由に
より、スポット光26が投射される位置と、受光部24
上の中心位置との間に距離差が発生すると、この距離差
を0にするように、誘導車6は加速度運動するように制
御される。
【0025】誘導車6の走行中に何等かの原因により、
スポット光26が受光部24から逸脱した場合は、誘導
車6はその位置に停止し、誘導車6内の電子回路から給
電面12を介して、または光線あるいは無線により、誘
導車6のコード番号とともにアラーム信号を制御側へ送
出し、このアラーム信号を受信した制御装置は、アラー
ム信号を送出した誘導車6を判別し、この誘導車6を誘
導していたスポット光投射器28に対して、これまでの
誘導軌跡を逆に辿って誘導車6をキャッチするように制
御する。そしてスポット光投射器28からのスポット光
26が、受光部24の所定位置に投射されるようになる
と、誘導車6はスポット光26が受光部24に復帰した
ことを制御側に知らせ、これまでの正常な制御動作に復
帰するようになっている。
【0026】図5は、誘導車6の上部の集電ユニット4
0の上面図である。集電ユニット40は、絶縁物52の
中央に前述した模型走行体との間で吸引力を発生する磁
石6aが設置され、この磁石6aと同心円状で、かつ4
0度間隔で集電子56を9個設けている。この集電子5
6は、衝撃に対して対応できる上下方向のバネ圧を有す
る集電子であって、その先端が給電面12と常時接触し
ている。
【0027】次に、図6ないし図9を用いて、本実施例
のフィールド2について説明する。図6は、複数の模型
走行体4が競争するフィールド2の上面図、図7は、図
6のA−A断面図である。図6、図7に示すように、フ
ィールド2を形成する板体2aは、直線部分に登りおよ
び降りの坂が形成されている。
【0028】また、図8は、フィールド2の他の変形例
を示す上面図で、図9は、図8のB−B断面図である。
図8、図9に示すように、本例ではフィールド2の直線
部分の左右にバンクを設け、両側が高くなる傾斜が設け
られ中央が低く平坦なフィールドになるように、板体2
aを形成している。
【0029】これらの図に示すように、本実施例では、
模型走行体4と誘導車6とが磁力により吸引し合い、フ
ィールド板体2aを挟んで一体化して移動するので、フ
ィールド板体2aにうねりや山坂などの傾斜を形成して
も、模型走行体4および誘導車6の円滑な走行が可能と
なり、臨場感あふれる迫力に富んだゲームを構成でき
る。
【0030】以上説明したように本発明の実施例は、以
下のような構成を有する。 フィールド上面の模型走行体とフィールド下面の誘
導車とに強力な磁石を取付け、磁力で互いに吸引し合
い、誘導車が落下しないようにした。 誘導車は上部に駆動輪を有し、この駆動輪をフィー
ルド下面である天井面に接触させて走行する。 誘導車の駆動電力は、この天井面に設けられた給電
面から集電子により受電する。 誘導車の走行制御は、誘導車の底面に設けた光セン
サにレーザ光を下方から投射して行う。 模型走行体は磁力により誘導車の動きに合わせて一
体的に走行する。
【0031】そのため、以下のような作用効果がある。 (1)誘導車にパンタグラフが不要のため、円滑な走行
ができ、登りや降りの斜面の走行が可能になる。 (2)誘導車の走行面が天井面であるため、塵埃による
走行障害がなく、誤動作が防止できる。 (3)従来、誘導車を載置し走行させるために、誘導車
の下側に設けていた走行面やその支持構造物が不要にな
る。そのため、構造が極めて簡略化し、また、レーザ光
を遮るものもなくなる。 (4)磁石の磁力を調整することにより、誘導車が落下
せず、模型走行体と誘導車とが一体的になり、かつ、フ
ィールド面を移動可能とすることができるので、単純な
構造で走行ゲームを構成することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、模型走行
体の誘導車が磁力により天井面を走行するようにしたの
で、誘導車の床走行面が不要になり、模型走行体と誘導
車とが一体的に走行するので、傾斜やうねりのあるフィ
ールドでも、複数の模型走行体がそれぞれ独立にしかも
自在に走行し、実際のゲーム展開とほぼ同様の走行を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す基本構成図であ
る。
【図2】図2は本発明における磁力吸着式誘導車の側面
図である。
【図3】図3は本発明における磁力吸着式誘導車の揺動
可能な駆動輪を示す側面図である。
【図4】図4は本発明におけるスポット光投射器の駆動
部ブロック図である。
【図5】図5は本発明における磁力吸着式誘導車の集電
ユニットを示す上面図である。
【図6】図6は本発明におけるフィールドの一例を示す
平面図である。
【図7】図7は図6のA−A断面図である。
【図8】図8は本発明におけるフィールドの他の例を示
す平面図である。
【図9】図9は図8のB−B断面図である。
【符号の説明】
2 フィールド 2a フィールド板体 4 模型走行体 4a 磁石 6 誘導車6 6a 磁石 8 模型走行体車輪 10 台車 12 給電面 16 左側前輪 17 右側前輪 18 左側後輪 19 右側後輪 24 受光部(素子) 26 スポット光 28 スポット光投射器 30 底板 32 X軸駆動部 34 Y軸駆動部 40 集電ユニット 42 パルスモータ 44 左側駆動輪 45 右側駆動輪 46 回路基板 52 絶縁物 56 半固定集電子 58 可動集電子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 9/14 B60L 5/08

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールドの上面を走行可能な模型走行
    体と、前記フィールドの下面を移動可能な誘導車とが、
    前記フィールドを挟んで互いに吸引し合う磁石を備え、
    前記磁石の磁力によって前記誘導車が前記フィールド下
    面に移動可能に吸着され、前記誘導車を駆動して前記フ
    ィールド下面を移動させることにより、前記模型走行体
    が走行する磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム
    装置において、前記誘導車の移動位置を案内するスポッ
    ト光の投射手段は、前記誘導車の移動状態を下方から視
    認し得る所定の位置に固定されていることを特徴とする
    磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記誘導車の移動位置を案内するスポット光の投射手段
    は、1台の誘導車に対して複数個の投射手段が分散配置
    され、前記誘導車の案内を分担して受け持つことを特徴
    とする磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記フィールド下面は、前記誘導車を駆動する駆動電力
    を供給する給電面であることを特徴とする磁力吸着式誘
    導車による模型走行体のゲーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記フィールド上面は、前記模型走行体の進行方向に向
    かって、登りまたは下りの傾斜が形成されていることを
    特徴とする磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記フィールド上面は、前記模型走行体の進行方向に垂
    直な方向に向かって、登りまたは下りの傾斜が形成され
    ていることを特徴とする磁力吸着式誘導車による模型走
    行体のゲーム装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記誘導車が移動するフィールド下面は、前記フィール
    ド上面の傾斜に沿った傾斜が形成されていることを特徴
    とする磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記誘導車は、前記フィールド下面に接触する車輪を有
    し、前記車輪を回転させることにより前記フィールド下
    面上を移動することを特徴とする磁力吸着式誘導車によ
    る模型走行体のゲーム装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記誘導車は、受光部に投射されるスポット光の受光位
    置に追随して移動することを特徴とする磁力吸着式誘導
    車による模型走行体のゲーム装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記フィールド上に複数の模型走行体が配置され、それ
    ぞれの模型走行体に組み合わされた誘導車が、誘導車毎
    の所定のプログラムに基づいて移動することにより、前
    記模型走行体が前記フィールド上を走行することを特徴
    とする磁力吸着式誘導車による模型走行体のゲーム装
    置。
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JPH0966166A (ja) 1997-03-11

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